JPH03215168A - 多出力コンバータ及びその変調回路 - Google Patents
多出力コンバータ及びその変調回路Info
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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- H02M3/00—Conversion of dc power input into dc power output
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-
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
にスイッチング方式の多出力コンバータ及びその変調回
路に関する。
第12図に示すように、1つの入力電圧源51に対する
2つの出力のうち、一方の出力電圧をスイッチ素子49
の開閉のデューティの変化により安定化し、他方の非安
定出力側は、第11図の従来例では3端子レギュレータ
62にて、又、第12図に示す従来例では、主トランス
50の2次側巻線と直列に接続された可飽和リアクトル
69に流すリセット電流を誤差増幅器80の出力にて駆
動されるトランジスタ79のハイアス電圧を変化させる
ことにより変化し、可飽和リアクトル69の電圧阻止期
間を変化させることにて出力電圧を安定化させていた。
用いる場合には、非安定出力側は第11図の従来例と同
じように3端子レギュレー夕にて出力電圧を安定化させ
ていた。
させるために3端子レギュレー夕を用いる場合、この3
端子にレギュレー夕の損失が大きく、効率が低下したり
、又、効率の低下による損失か大きくなるためコンバー
タに付属のラジエー夕等の冷却部品が大きくなり、コン
バータ自体の形状が大きくなるという問題があった。又
、3端子レギュレー夕によって出力電圧及び安定度が決
定され、出力電圧及び定電圧精度を任意に設定すること
かできないという問題点があった。
ルを駆動するためのトランジスタおよび抵抗等の部品か
必要となり、がっ、これらトランシスタおよび抵抗によ
って生する損失にて効率が低下するという問題点があっ
た。また、可飽和リアクトルによって出力電圧の安定化
時に可飽和リアクトルの損失による効率の低下、及び、
可飽和リアクトルが主トランスの1次側に及ぼす影響に
よる回路の発振の問題があった。特にスイッチング周波
数を上げた時には、可飽和リアクトルの損失が増大し、
スイッチング周波数を上げられず、小型化できないとい
う問題があった。
アクトル用いることなく、スイッチ素子の開閉の制御だ
けで2つの出力回路の出力電圧を安定化できる多出力コ
ンバータを提供することにある。
ータはスイッチ素子の開閉のデューティのみならすスイ
ッチング周波数をも変化させる。
ントロールICを固定周波数で用いており、スイッチン
グのパルス幅を変化させるのみであった。そのため、パ
ルス幅だけでなくスイッチング周波数をも変化させよう
とすればコントロールICを用いずに個別のトランジス
タ、演算増幅等を組み合わせて回路を楕成するしかなく
、したがって、非常に大規模な回路を構成して制御を行
なうしかなかっな。
用のコントロールICに簡単な回路を付加し、スイッチ
素子のスイッチング周波数及びパルス幅を同時に変化で
きるようにした変調回路を提供することにある。
イッチ素子、前記入力電圧源がらみて逆方向に電流と流
すように前記スイッチ素子に並列に内蔵されるか又は外
付けされた第1の一方向性素子、ならびに、インタクタ
及びキャパシタがらなり前記スイッチ素子に流れる電流
を正弦波状にするように前記スイッチ素子に接続した共
振回路を有する共振スイ・lチ回路と、この共振スイッ
チ回路により入力かスイッチングされるように接続した
第1の出力回路と、前記入力電圧源と前記スイッチ素子
との直列接続回路に並列に接続した第2の出力回路と、
あらかじめ定めた第1の電圧に対する前記第1の出力回
路の出力電圧の誤差である第1の誤差信号が小さくなる
ように周波数が変化しあらかじめ定めた第2の電圧に対
する前記第2の出力回路の出力電圧の誤差である第2の
誤差信号が小さくなるようにパルス幅が変化するパルス
信号を発生して前記スイッチ素子の開閉を制御する変調
回路とを備えている。
電界効果トランジスタであってもよい。
回路の入力側に逆電流阻止用の第2の一方向性素子を含
んでいてもよい。
と前記共振回路との間に接続した逆電流阻止用の第3の
一方向性素子を含み、この第3の一方向性素子と前記ス
イッチ素子との直列接続回路に並列に前記第1の一方向
性素子を接続するように構成してもよい。
出力回路は、トランスと、このトランスの2次側に接続
したフォワードコンバータとを含んでいてもよく、ある
いは、前記第1の出力回路は、降圧型コンバータ、昇圧
型コンバータ又は昇降圧型コンバータであってもよい。
出力回路は、トランスと、このトランスの2次側に接続
したフォワードコンバータとを含んでいてもよく、ある
いは、前記第2の出力回路は、降圧型コンバータ、昇圧
型コンバータ又は昇降圧型コンバータであってもよい。
路は、第1の端子に接続する素子の抵抗値によって周波
数が制御され第2の端子から入力するパルスのパルス幅
によってパルス幅が制御される前記パルス信号を発生す
る制御集積回路と、この制御集積回路が出力する前記パ
ルス信号に同期し第3の端子に接続する素子の抵抗値に
よってパルス幅が制御される前記パルスを発生して前記
第2の端子へ出力するパルス発生器と、前記第1の端子
に接続した第1の抵抗と、この第1の抵抗と並列又は直
列に接続され前記第1の誤差信号に応じて抵抗値が変化
する第1の可変抵抗素子と、前記第3の端子に接続した
第2の抵抗と、この第2の抵抗と並列又は直列に接続さ
れ前記第2の誤差信号に応じて抵抗値が変化する第2の
可変抵抗素子とを含んでいてもよい。
トランジスタであってもよい。
トランジスタであってもよい。
子と第1及び第2の出力回路とを有し、前記スイッチ素
子の開閉を制御するパルス信号を周波数変調することに
より前記第1の出力回路の出力電圧をあらかじめ定めた
第1の電圧に安定化させ、前記パルス信号をパルス幅変
調することにより前記第2の出力回路の出力電圧をあら
かじめ定めた第2の電圧に安定化させる多出力コンバー
タの前記パルス信号を発生する変調回路であって、第1
の端子に接続する素子の抵抗値によって周波数が制御さ
れ第2の端子から入力するパルスのパルス幅によってパ
ルス幅が制御される前記パルス信号を発生する制御集積
回路と、この制御集積回路が出力する前記パルス信号に
同期し第3の端子に接続する素子の抵抗値によってパル
ス幅が制御される前記パルスを発生して前記第2の端子
I\出力するパルス発生器と、前記第1の端子に接続し
た第1の抵抗と、この第1の抵抗と並列又は直列に接続
され前記第1の出力回路の出力電圧の前記第1の電圧に
対する誤差信号に応じて抵抗値か変化する第1の可変抵
抗素子と、前記第3の端子に接続した第2の抵抗と、こ
の第2の抵抗と並列又は直列に接続され前記第2の出力
回路の出力電圧の前記第2の電圧に対する誤差信号に応
じて抵抗値が変化する第2の可変抵抗素子とを備えてい
る、 実施例〕 次に、本発明について図面を参照して説明する。
す回路図である。
タによって実現されており、この電界効果トランジスタ
に内蔵される寄生ダイオード2が並列に接続されている
。この並列回路に入力電圧源6と平滑用コンデンサ5と
が接続されている。
用インダクタ3と共振用キャパシタ4とから成る共振回
路とも接続され、これら共振回路と並列回路とで共振ス
イッチ回路100を構成している。
第1の出力回路200のトランス7の1次側が接続され
ている。トランス7の2次側はフォワードコンハー夕で
構成され、スイッチ素子1のスイッチング周波数を変化
させることで出力電圧を安定化する。第1の出力回路1
00の出力電圧を電圧検出用抵抗19.20で検出し、
この検出した値と基準電圧25の値との誤差電圧を誤差
電圧増幅器23が検出し、誤差電圧を変調回路400に
送ることでスイッチ素子1のスイッチング周波数を制御
して出力電圧を安定化する。
ッチ素子1,寄生ダイオード2の並列回路と前述した共
振回路との接続点と入力電圧源6との間に接続されてい
る。トランス8の2次側はフォーワードコンバータで構
成され、スイッチ素子1のパルス幅を変化させることで
出力電圧を安定化する。第2の出力回路300の出力電
圧を電圧検出用抵抗21.22で検出し、この検出した
値と基準電圧25の値との誤差電圧を誤差電圧増幅器2
4が検出し、誤差電圧を変調回路400に送り、スイッ
チ素子lのオン時間幅を変化することでパルス幅制御を
行ない、出力電圧を安定化する。
Vg、スイッチ素子1の両端電圧Vd、スイッチ素子1
に流れる電圧ID、共振用インダクタ3に流れる電流I
Lを中心に、第1図の実施例の動作について詳細に説明
する。
あり、両端には電圧Vi(入力電圧源6の電圧)が印加
されている。時間t2においてスイッチ素子1がオンに
なると、共振用インダクタ3と共振用キャパシタ4から
楕成される共振回路によりスイッチ素子1及び共振用イ
ンダクタ3に流れる電流■。及びIt.が正弦波状にな
る。これらの電流は、時間t2からt3の間スイッチ素
子1のドレインからソースに流れる。
されたエネルギーを放出するため、共振用インダクタ3
に流れる電流は逆方向に流れようとする。このため、寄
生ダイオード2を通し、(スイッチ素子1かオンであれ
ばスイッチ素子1を通しても)時間t3からt4の間に
逆方向電流か流れる。この間も、スイッチ素子1かオン
であればトランス8の一次側にはほぼ一定の順方向の電
流が流れる(第2図(c)参照)。
り制御されており、共振用インダクタ3に逆電流が流れ
ている時間t3からt4の間にスイッチ素子1をターン
オフすれば、第2図(a),(c)からわかるように電
圧波形と電流波形とのクロスする部分がなく、スイッチ
ング損失の少ないパルス幅制御か可能となる。パルス幅
制御におけるデューテイDは、スイッチ素子1のオンの
期間をton、スイッチング周期をTとすると、D =
t o’n 7′’ Tで表わされる。tonの期間
は時間t2からはじまり、ターンオフするのが時間t3
とt4との間となる。第2の出力回路300の電圧か高
くなった場合はt3寄りでスイ・ソチ素子】はターンオ
フし、逆に出力電圧が低くなった場合はt4寄りでター
ンオフするように制御される。
7周波数を変化することて出力電圧を制御するため、周
期Tか変化する。このとき、時間t2〜t3のオン期間
は固定しているので、周期Tが変化すれば周期Tに対す
る相対的なパルス幅であるデューティは(t3−t2)
/Tとなる。
合はスイッチング周波数が増加し、この結果、周期Tの
幅が狭くなるのでパルス幅が等価的に増加したのと同等
となり、出力電圧を上昇させる。出力電圧が高くなった
場合は、前記の場合と逆の制御を行ない出力電圧を安定
させる。
も、又、各出力の電流値が変化した場合にも対応でき、
出力電圧を安定に制御することができる。なお、変調回
路400については後述する。
ティの両方を変化することで、一方の出力回路の出力電
圧をスイッチング周波数の変化にて安定化し、他方の出
力回路の出力電圧はパルス幅を変化することで安定化す
るため、3端子レギュレー夕を使用したり、可飽和コイ
ルを使用し独自に制御するものと比較し、損失を少なく
部品点数も低減できることがら、高信頼性、高効率、低
価格の多出力コンバータが構成でき、又、スイッチング
損失も少ないため、スイッチン周波数を高周波化するこ
とにより、小型の多出力コンバータを構成できる。
ても、寄生ダイオード2に逆電流が流れてスイッチ素子
1のドレイン・ソース間がすぐにはターンオフせず、第
2の出力回路300のパルス幅変調の可変範囲は小さく
なる。そのため、第1図に示す実施例では第2の出力回
路300の出力電圧の制御範囲は時間t3〜t4の幅に
相当する制御範囲より小さくなる。
施例の回路図を第3図に示す。
300の入力側に逆電流阻止用の一方向性素子26を付
加した第2の出力回路500によって第1図に示す実施
例の第2の出力回路300を置換えて構成されている。
電流がOになった後トランス8に蓄積されたエネルギー
を放出するために流れる逆電流が一方向性素子26によ
って阻止されるので、寄生ダイオード2を流れる逆電流
が小さくなり、その結果、信号Vgのターンオフからス
イッチ素子1のドレイン・ソース間のターンオフまでの
期間が短くなり、従って、第2の出力回路500の出力
電圧の制御範囲は第1図に示す実施例における第2の出
力回路300の出力電圧の制御範囲より広くなる。この
ほか、第3図に示す実施例は第1図に示す実施例につい
て述べた効果と同じ効果を有している。
3に逆電流を流すのに寄生ダイオード2を用いている。
して無視できれは、時間t4で逆電流はOになり、この
時スイッチ素子1は既にターンオフされているので期間
t4〜t5ではインダクタ3に電流は流れない。しかし
、逆回復時間が無視できないと、時間t4以降寄生ダイ
オード2を逆方向に通ってインダクタ3に順方向電流が
流れる。この様子を第2図(b)に破線の曲線で示す。
ススイッチングができなくなり、スイッチング損失が発
生する。
施例の回路図を第4図に示す。
ッチ回路100を共振スイッチ回路600で置換えて構
成されている。共振スイッチ回路6000は共振スイッ
チ回路100に一方向性素子27.28を付加して構成
されている,一方向性素子27は、スイッチ素子1の寄
生ダイオード(図示せず)に逆電流が流れるのを阻止す
るものであり、スイッチ素子1と共振用インダクタ3と
の間に接続する。一方向性素子28は逆電流を1荒すた
めのもであり、逆回復時間がスイッチ素子1の寄生ダイ
オードの逆回復時間より十分速いダイオードを用い、ス
イッチ素子lと一方向性素子27との直列接続回路に並
列に接続する。第2の出力回路500はスイッチ素子1
と一方向性素子27との接続点に接続する。
生ダイオードに逆電流は流れず、一方向性素子28とし
ては逆回復時間の十分短いものを選定できるので、スイ
ッチ素子1がターンオフした後共振用インダクタ3に順
方向に流れる電流を十分小さくでき、スイッチング損失
を小さくできる。又、一方向性素子26.27によって
寄生ダイオードに流れる電流が阻止されるので、スイッ
チ素子1は制御信号VgをOにするとすぐにターンオフ
し、第2の出力回路500の出力電圧の制御範囲は第3
図に示す実施例におけるより更に広くなる。そのほか、
第4図に示す実施例は第1図に示す実施例が有するのと
同じ効果を有している。
す回路図である。
力回路200及び第2の出力回路300をそれぞれ降圧
型コンバータである第1の出力回路700及び第2の出
力回路800で置換えて構成されている。
例は第1図に示す実施例とほぼ同様に動作し、その各部
の電圧,電流波形も第2図に示したのとほぼ同じである
。
素子1はオフ状態であり、この期間、降圧型コンバータ
の還流ダイオードであるダイオード29.32を介して
第1,第2の出力回路700,800の負荷に電流が供
給される。時間t2にスイッチ素子1がオンになると、
共振用インダクタ3及び共振用キャパシタ4から楕成さ
れる共振回路により、スイッチ素子1及び共振用インダ
クタ3に流れる電流ID及びI,は正弦波状になる。
力回路800に電流が流入し、この電流はスイッチ素子
1がオフになるまで継続する。
路700の負荷に流れる電流と等しくなるまで立上ると
、ダイオード29もオフになり共振用キャパシタ4は充
電される。時間t3〜t4の期間、寄生タイオード2を
通って、逆電流が流れ、この間にスイッチ素子1をター
ンオフすれば時間t4以降共振用インダクタ3に流れる
電流は0になる。時間t3以降、共振用キャパシタ4が
放電して第1の出力回路700に電流の供給を続け、時
間t4の後、この放電が終了するとダイオード29がオ
ンになり、以降、ダイオード29を介して第1の出力回
路700の負荷に電流が供給される。
て第1の出力回路700の出力電圧が安定化でき、デュ
ーティを制御して第2の出力回路800の出力電圧の安
定化かできる。これら制御は第1図に示す実施例におけ
るとまったく同様に行なわれる。
同じ効果を有している. ところで、第5図に示す実施例において、スイッチ素子
1がオンからオフになるとダイオーダ32を介して第2
の出力回路800の負荷に電流が供給されるが、ダイオ
ード32を流れる電流の一部が寄生ダイオード2を通っ
て逆流し、損失をもたらす。
施例の回路図を第6図に示す。
800の入力側に逆電流阻止用の一方向性素子35を付
加した第2の出力回路900によって第5図に示す実施
例の第2の出力回路800を置換えて楕成されている. 第6図に示す実施例では、ダイオード32に流れる電流
は、一方向性素子35に阻止されて寄生ダイオード2の
方向に逆流することはなく、すべて第2の出力回路90
0の負荷の方に流れるので、第5図に示す実施例におけ
るより損失が小さい。このほか、第6図に示す実施例は
第5図に示す実施例が有するのと同じ効果を有する6第
7図は本発明の多出力コンバータの第6の実施例を示す
回路図である。
ッチ回路100を第4図における共振スイッチ回路60
0で置換えて構成されている。
イッチ回路600で置換えることにより第4図にす実施
例ではスイッチンク損失が第1図に示す実施例おけるよ
り小さくなったのとまったく同じ理由で、第7図に示す
実施例のスイッチ損失は第5図に示す実施例におけるよ
り小さい。このほか、第7図に示す実施例は第5図に示
す実施例が有するのと同じ効果を有する。
ードコンバータとからなる場合、ならびに、共に降圧型
コンハー夕からなる場合について本発明の多出力コンバ
ータのいくつかの実施例について説明したが、2つの出
力回路の一方がトランスとフォワードコンバータとから
なり他方が降圧型コンハー夕からなる場合、2つの出力
.回路の一方もしくは両方が入力側に並列ダイオードで
なく直列ダイオードを有する昇圧型コンバータからなる
場合、又は、直流電圧源からエネルギー蓄積用インダク
タを介してスイッチ素子に接続される形の昇降圧型コン
バータを2つの出力回路の一方もしくは両方に用いる場
合にも、本発明を適用して第1図に示す実施例について
述べた効果と同じ効果を得ることができる。
共振用キャパシタ4を、第1の出力回路200又は70
0と並列でなく、スイッチ素子1と共振用インダクタ3
との直列接続回路、又は、スイッチ素子1と一方向性素
子27と共振用インダクタ3との直列接続回路に並列に
接続した共振スイッ−チ回路を用いる場合にも、本発明
を適用して第1図に示す実施例について述べた効果と同
じ効果を得る二とかできる。
である。
7図に示した各多出力コンバータに変調回路400とし
て用いられている回路であり、第8図にはこれら多出力
コンバータから出力誤差電圧を検出する誤差増幅器23
.24及びそれらの入力側の回路をも付記した。
ング制御用IC38は通常パルス幅変調用に用いられて
いるものであり、例えば、米国ユニトロード社製のUC
3825である。スイッチング制御用IC38の発振周
波数は外付けされる抵抗41.42とコンデンサ40と
によって決定されるか、この抵抗42に対して並列に可
変抵抗素子としての電界効果トランジスタ(FET)3
6が接続してある。多出力コンバータの第1の出力回路
の出力電圧は抵抗19.20で検出され、この検出電圧
は基準電源電圧25と誤差増幅器23により比較され、
誤差電圧として抵抗43.44を通してFET36をバ
イアスする。
、スイッチング制御用IC38のスイッチング周波数を
変化させる。
C74HC1 23ACである.パルス発生器39はス
イッチング制御用IC38と相互接続されて同期して発
振し、発生するパルス幅は外付けの抵抗46.47とコ
ンデンサ45とにより決定されるが、この抵抗47に対
して並列に可変抵抗素子としてのバイボーラトランジス
タ37が接続してある。多出力コンバータの第2の出力
回路の出力電圧は、抵抗21.22で検出され、この検
出電圧と基準電圧25とは誤差増幅器24により比較さ
れ、誤差電圧として抵抗48を通してバイボーラトラン
ジスタ37をバイアスする。バイボーラトランジスタ3
7はこのハイアス電圧に応駐て抵抗値を変え、パルス発
生器39のパルス幅を変化させる。パルス発生器39か
ら入力するパルスによってスイッチング制御用IC38
の出カパルスのパルス幅も決定される。
イッチング周波数fsの変化を示した図である。第10
図はバイボーラトランジスタ37のバイアス電圧又は電
流によるパルス幅tonの変化を示した図である。
スされるが、第1の出力回路の出力電圧が高くなり、バ
イアス電圧がOとなった場合は、FET36はオフして
おり、この場合、スイッチング周波数f smlnは、
コンデンサ40の値を01とし、抵抗41.42の値を
Rl,R2とするとK となる。但し、Kは定数である。
3 6のバイアス電圧が高くなった場合は、FET3
6か完全にオンとなり、抵抗42は短絡される。ことき
のスイッチング周波数f6ゆ,Xはf i+s+ax一 。1,R1 “゜“(2)?なる。
T36のバイアス電圧を変化することでスイッチング周
波数が変化する。又、スイッチング周波数は第9図に示
すようにf asalnがらf.■まで連続的に変化す
ることができ、周波数の上限及び下限は式(1) ,
(2)で決定される。
れ、出カ電圧に応じてバイボーラトランジスタ37はバ
イアスされる。第2の出カ回路の出力電圧が低くなると
、バイボーラトランジスタ37に印加されるバイアス電
圧は低くなり、バイアス電圧が0になるとバイボーラト
ランジスタ37はオフとなる。この場合のパルス幅t。
をR.3.R4とすると t onwa■=α−C2・ (R3+R4) −・
・(3)となる。但し、αは定数である。
ジスタ37に印加されるバイアス電圧は高くなり、バイ
ボーラトランジスタ37は完全にオンになり、抵抗47
は短絡される。このとき、パルス幅t。amInは jonmln=α− C 2 − R3
・(4)となる。
ーラトランジスタ37のバイアス電圧及び電流を変化す
ることでパルス幅tonが変化し、パルス幅制御が行な
える。又、パルス幅は第10図に示すようにt。11■
8からt。amInまで連続的に変化することができ、
パルス幅の上限及び下限は式(3) , (4)で決定
される。
幅tonが変化することより、どちらが一方が変化して
もデューティD=ton/T(Tはスイッチング周期)
か等価的に変化することになり、2つの出力を制御でき
るようになる。このことから、周波数制御とパルス幅制
御の同時制御を行なうことかでき多出力コンバータのス
イッチング制御回路として利用できる。
23から入力する誤差電圧により出力するパルス信号の
周波数を制御でき、誤差増幅器24から入力する誤差電
圧により出力するパルス信号のパルス幅を制御できるの
で、本発明の多出力コンバータの変調回路のみならず、
周波数制御及びパルス幅制御によって2つの出力電圧を
別々に制御する方式のすべての多出力コンバータの変調
回路として使用できる。
電流の変化および入力電圧の変化による第1の出力回路
の出力電圧の変動をスイッチング周波数を変えることで
安定化し、第2の出力回路の出力電圧の変動をスイッチ
ングのデューティを変える二とによって安定化すること
により、3端子レキュレー夕や可飽和リアクトルを用い
ることなく横成できる効果があり、又、スイッチ素子に
流れる電流が正弦波状のため零クロススイッチが実現で
き、スイッチング損失が少ないという効果があり、更に
、可飽和リアクトルを用い−ないのでスイッチング周波
数を高周波化することができ、かつ、少ない部品数で構
成できるので、小型化、高信頼性化、低価格化ができる
効果がある。
きるスイッチングコンバータ用制御IC及びパルス発生
器の周波数決定用抵抗,パルス幅決定用抵抗にそれぞれ
可変抵抗素子を付加し、多出力コンバータの2つの出力
回路の出力電圧の変化に応じてそれぞれの可変抵抗素子
を制御することにより、少ない部品数でスイッチング周
波数とパルス幅の同時制御を行うことができる効果かあ
る。
す回路図、第2図(a),(b)(c),(d)は第1
図におけるスイッチ素子lの両端電圧Vdの波形,同じ
く共振用インダクタ3に流れる電流ILの波形,同じく
スイッチ素子1に流れる電流Inの波形,同じくスイッ
チ素子1を制御する信号Vgの波形をそれぞれ示す図、
第3図,第4図,第5図,第6図,第7図は本発明の多
出力コンバータの第2の実施例,同じく第3の実施例,
同じく第4の実施例,同じく第5の実施例,同じく第6
の実施例をそれぞれ示す回路図、第8図は本発明の変調
回路の一実施例を示すブロック図、第9図は第8図に示
す実施例のスイッチング周波数fSの変化を示す図、第
10図は同じくパルス幅の変化を示す図、第11図及び
第12図は従来の多出力コンバータの第1の例及び第2
の例をそれぞれ示す回路図である。 1・・・スイッチ素子、2・・・寄生ダイオード、3・
・・共振用インダクタ、4・・・共振用キャパシタ、5
・・・入力平滑用コンデンサ、6・・・入力電圧源、7
.8・・・トランス、9,10,14.15・・・ダイ
オード、1.1.16・・・チョークコイル、1.2.
17・・・コンテンサ、13.18・・・フィルタ、1
9〜22・・・電圧検出用抵抗、23.24・・・誤差
増幅器、25・・・基準電圧源、26〜28・・・一方
向性素子、29.32・・・還流ダイオード、30.3
3・・・チョークコイル、31.34・・・コンデンサ
、35・・・一方向性素子、36・・・電界効果トラン
ジスタ、37・・・ノくイポーラトランジスタ、38・
・・スイ・lチング制御用IC、39・・・パルス発生
器、40.45・・・1ン7ンサ、41〜44.46〜
48・・・抵抗、100,600・・・共振スイッチ回
路、200.700・・・第1の出力回路、300,5
00,800,900・・・第2の出力回路、400・
・・変調回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、入力電圧源に接続したスイッチ素子、前記入力電圧
源からみて逆方向に電流を流すように前記スイッチ素子
に並列に内蔵されるか又は外付けされた第1の一方向性
素子、ならびに、インダクタ及びキャパシタからなり前
記スイッチ素子に流れる電流を正弦波状にするように前
記スイッチ素子に接続した共振回路を有する共振スイッ
チ回路と、この共振スイッチ回路により入力がスイッチ
ングされるように接続した第1の出力回路と、前記入力
電圧源と前記スイッチ素子との直列接続回路に並列に接
続した第2の出力回路と、あらかじめ定めた第1の電圧
に対する前記第1の出力回路の出力電圧の誤差である第
1の誤差信号が小さくなるように周波数が変化しあらか
じめ定めた第2の電圧に対する前記第2の出力回路の出
力電圧の誤差である第2の誤差信号が小さくなるように
パルス幅が変化するパルス信号を発生して前記スイッチ
素子の開閉を制御する変調回路とを備えたことを特徴と
する多出力コンバータ。 2、前記スイッチ素子が電界効果トランジスタであるこ
とを特徴とする請求項1記載の多出力コンバータ。 3、前記第2の出力回路の入力側に逆電流阻止用の第2
の一方向性素子を含むことを特徴とする請求項2記載の
多出力コンバータ。 4、前記スイッチ素子と前記共振回路との間に接続した
逆電流阻止用の第3の一方向性素子を含み、この第3の
一方向性素子と前記スイッチ素子との直列接続回路に並
列に前記第1の一方向性素子を接続したことを特徴とす
る請求項2又は3記載の多出力コンバータ。5、前記第
1の出力回路は、トランスと、このトランスの2次側に
接続したフォワードコンバータとを含むことを特徴とす
る請求項2、3又は4記載の多出力コンバータ。 6、前記第1の出力回路は、降圧型コンバータ、昇圧型
コンバータ又は昇降圧型コンバータであることを特徴と
する請求項2、3又は4記載の多出力コンバータ。 7、前記第2の出力回路は、トランスと、このトランス
の2次側に接続したフォワードコンバータとを含むこと
を特徴とする請求項5又は6記載の多出力コンバータ。 8、前記第2の出力回路は、降圧型コンバータ、昇圧型
コンバータ又は昇降圧型コンバータであることを特徴と
する請求項5又は6記載の多出力コンバータ。 9、前記変調回路は、第1の端子に接続する素子の抵抗
値によって周波数が制御され第2の端子から入力するパ
ルスのパルス幅によってパルス幅が制御される前記パル
ス信号を発生する制御集積回路と、この制御集積回路が
出力する前記パルス信号に同期し第3の端子に接続する
素子の抵抗値によってパルス幅が制御される前記パルス
を発生して前記第2の端子へ出力するパルス発生器と、
前記第1の端子に接続した第1の抵抗と、この第1の抵
抗と並列又は直列に接続され前記第1の誤差信号に応じ
て抵抗値が変化する第1の可変抵抗素子と、前記第3の
端子に接続した第2の抵抗と、この第2の抵抗と並列又
は直列に接続され前記第2の誤差信号に応じて抵抗値が
変化する第2の可変抵抗素子とを含むことを特徴とする
請求項7又は8記載の多出力コンバータ。 10、前記第1の可変抵抗素子はトランジスタであるこ
とを特徴とする請求項9記載の多出力コンバータ。 11、前記第2の可変抵抗素子はトランジスタであるこ
とを特徴とする請求項9記載の多出力コンバータ。 12、入力電圧源に接続したスイッチ素子と第1及び第
2の出力回路とを有し、前記スイッチ素子の開閉を制御
するパルス信号を周波数変調することにより前記第1の
出力回路の出力電圧をあらかじめ定めた第1の電圧に安
定化させ、前記パルス信号をパルス幅変調することによ
り前記第2の出力回路の出力電圧をあらかじめ定めた第
2の電圧に安定化させる多出力コンバータの前記パルス
信号を発生する変調回路であって、第1の端子に接続す
る素子の抵抗値によって周波数が制御され第2の端子か
ら入力するパルスのパルス幅によってパルス幅が制御さ
れる前記パルス信号を発生する制御集積回路と、この制
御集積回路が出力する前記パルス信号に同期し第3の端
子に接続する素子の抵抗値によってパルス幅が制御され
る前記パルスを発生して前記第2の端子へ出力するパル
ス発生器と、前記第1の端子に接続した第1の抵抗と、
この第1の抵抗と並列又は直列に接続され前記第1の出
力回路の出力電圧の前記第1の電圧に対する誤差信号に
応じて抵抗値が変化する第1の可変抵抗素子と、前記第
3の端子に接続した第2の抵抗と、この第2の抵抗と並
列又は直列に接続され前記第2の出力回路の出力電圧の
前記第2の電圧に対する誤差信号に応じて抵抗値が変化
する第2の可変抵抗素子とを備えたことを特徴とする変
調回路。
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