JPH03214554A - 電子ビーム加工装置 - Google Patents

電子ビーム加工装置

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JPH03214554A
JPH03214554A JP763990A JP763990A JPH03214554A JP H03214554 A JPH03214554 A JP H03214554A JP 763990 A JP763990 A JP 763990A JP 763990 A JP763990 A JP 763990A JP H03214554 A JPH03214554 A JP H03214554A
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JP
Japan
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electron
electron beam
workpiece
optical column
mirror
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Application number
JP763990A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kawase
河瀬 豊
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は被加工物に電子ビームを照射し、金属等の接合
、孔明け、アニール等の加工を行なう電子ビーム加工装
置に関し、特に電子ビーム発生装置に関する. 〔従来の技術〕 一般に電子ビーム加工装置における電子ビーム発生装置
は電子銃を内蔵した電子光学柱と、被加工物を収納する
加工室、電子光学柱及び加工室を排気する真空ポンプと
から構成される.次に、従来の電子ビーム加工装置にお
ける電子ビーム発生装置を図面を参照して詳細に説明す
る.第4図は従来の電子ビーム発生装置の構成図である
.図において、電子ビーム発生装置は電子光学柱1およ
び加工室2に大別される.t子光学柱1は電子ビーム発
生源であるカソード(図示せず》を内蔵した電子銃3、
集束コイル4、偏向コイル5、観察望遠鏡6等により構
成されている.加工室2は被加工物14を収納するとと
もに、これらを平面的に正確に走行および位置決めを行
なうための移動ステージ15を備えている.電子ビーム
13は電子銃3で生成、加速された後、集束コイル4及
び偏向コイル5により集束並びに偏向され、被加工物1
4上に照射される.被加工物14に電子ビーム13を照
射する際に電子光学柱1内に取り付けられた倍率数倍程
度の観察望遠鏡6で観察しながら移動ステージ15の位
置を調整し被加工物の加工部の位置決めをし加工を行な
う.電子光学柱1及び加工室2はそれぞれ真空ボンプ1
6および17で真空に排気される.電子ビーム13を照
射した加工部のクラック、アンダーカット等の加工性評
価を行なうためには、電子ビーム照射した被加工物14
は加工室2を一旦大気圧にリークした後、加工室2から
取り出されて電子ビーム加工装置とは別に用意された数
ミクロン程度の分解能を有する光学顕微鏡(図示せず)
によりその表面状態を観察していた.従って、前記クラ
ック、アンダーカット等の欠陥の無い加工条件の最適化
はこの評価作業を繰り返して行なう必要があった.また
、この初期的な加工性の評価の結果、電子銃3内のカソ
ード(図示せず)の取り付け形状が不適あるいは消耗が
激しいため最適加工形状が得られないと認められたとき
は該カソードの交換を行なっていた.これらの初期的な
評価後、場合によって必要となる詳細な評価は再度電子
ビーム加工を行い、加工面の断面マクロおよびミクロ写
真を観察することにより行なわれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した電子ビーム加工装置での加工性の評価は、被加
工物を一旦加工室から取り出して行なう必要があり、加
工室の真空排気、リーク工程を繰り返すこと、また加工
室の真空を頻繁にリークするため加工室を清浄な雰囲気
に保つことが困難であること、更には所定の真空度が得
られにくいこと等のため、IjLl!1条件を求めるの
に多大な時間を必要とすること、またカソードの使用状
態を観察する手段がないためカソードの取り付け形状の
変形あるいは消耗度を直接的に判断することができず、
前記加工性の評価結果から該カソードの交換の要否を推
測して行なわねばならないという欠点があった. 本発明の目的は上記問題点を解決し、カソードの使用状
態をミクロスケールで常時観察を行えるとともに短時間
に加工性評価を行える長焦点顕微鏡を備えた電子ビーム
加工装置を提供することにある. 〔課題を解決するための手段〕 前記目的を達成するため、本発明に係る電子ビーム加工
装置においては、電子銃を内蔵した電子光学柱と、被加
工物を収納する加工室とを連通させて装備し、前記電子
光学柱内部及び加工室内部を真空排気した状態で前記電
子銃よりの電子ビームを加工室内の被加工物に照射する
ことにより該被加工物の加工を行なう電子ビーム加工装
置であって、 前記電子光学柱内の電子銃と加工室内の被加工物との間
に形成される電子ビーム照射軸上に配置される反射鏡と
、 前記反射鏡を先端に保持し、前記電子ビーム照射軸に対
し直交する軸方向に前後動ずるとともに、前記反射鏡の
向きを前記電子銃と被加工物側に選択的に切替える機能
をもつ鏡筒と、 前記鏡筒の後端に取付けられ、前記反射鏡にて映出され
た被加工物及び電子銃の像を光学的に観察する長焦点顕
微鏡とを有するものである。
〔原理・作用〕
本発明は、電子光学柱部に伸縮自在且つ回転可能とした
鏡筒を配置し、該鏡筒の前記電子光学柱内部先端に反射
鏡を取り付け、その反射鏡の反対端部に長焦点顕微鏡を
取り付け、電子ビームによる加工時には前記反射鏡を含
めた鏡筒を電子ビーム照射軸より退避させることにより
支障なく電子ビームの照射を行なうとともに、加工後被
加工物を加工室から取り出すことなく電子ビームで加工
した状態のまま保持し、前記反射鏡を電子ビーム照射軸
上に移動させ被加工物をミクロンサイズで観察し、被加
工物の加工性の評価を行なうこと、および前記鏡筒を回
転させ、被加工物面と対向する位置にある電子銃のカソ
ードの取り付け状態、消耗状態を観察することにより、
常にカソードの状態を監視できる. 〔実施例〕 次に本発明を図面を参照して詳細に説明する.第1図は
本発明の実施例を示す構成図である。
図において、本発明に係る電子ビーム発生装置は電子光
学柱1および加工室2に大別される。電子光学柱1は電
子ビーム発生源であるカソード(図示せず)を内蔵した
電子銃3、集束コイル4、閤向コイル5、観察望遠鏡6
、鏡筒7、該鏡筒7の先端に取り付けられた反射fi8
、該鏡筒7の後端に反射鏡8に対向して設けられた長焦
点票微鏡9等により構成されている.該鏡筒7には伸縮
機構10および回転機構11を有しており、電子ビーム
加工時に9A筒7は伸縮機構10により、電子銃3と被
加工物14との間に形成される電子ビーム照射軸に対し
直交する軸方向に後進されて反射鏡8を電子ビーム照射
軸から退避し、加工後fi簡7は前進されて反射鏡8を
電子ビーム照射軸上に配置する.また、鏡筒7は回転機
構により回転させられて反・射鏡8の向きを電子銃3或
いは被加工物14側に選択的に切替える.回転機構11
には気密保持手段としてのシール材12を有している.
加工室2は被加工物14を複数個収納するとともに、こ
れらを平面的に正確に走行および位置決めを行なうため
の移動ステージ15を備えている.′r4子ビーム13
は電子銃3で生成、加速された後、集束コイル4及び偏
向コイル5により集束並びに偏向される.電子ビーム1
3を加工室2内の被加工物14に照射する際には前記反
射鏡8を含めた鏡筒7を電子ビーム照射軸より退避させ
ることにより支障なく照射を行なうとともに電子光学柱
1内に取り付けられた倍率数倍程度の観察望遠鏡6で観
察しながら被加工物の加工部の位置決めをし加工を行な
う.t子光学柱1および加工室2はそれぞれ真空ボンプ
16および17で真空に排気される。次に電子ビーム1
3を照射された被加工物14の加工部のクラック、アン
ダーカット等の加工性評価は、電子ビームを照射した後
、前記加工室2をリークさせることなく真空排気状態の
まま保持し、前記鏡1’l8の伸縮機構10を用いて前
記反射fi8を電子ビーム照射軸上に移動させ長焦点顕
ffifi9を用いてミクロンスケールでi察し行なう
.この構成では、前記クラック、アンダーカット等の欠
陥の無い最適形状が得られる加工条件のaw化は予め複
数個の被加工物14を加工室2に取り付けておくことに
より被加工物14を加工した都度、鏡筒7の移動のみに
より行なうことができ、結果的に加工室2の真空雰囲気
を清浄に保つことができ高信頼性の加工を実現できる.
これらの評価後、場合によって必要となる詳細な評価は
再度電子ビーム加工を行い加工面の断面マクロおよびミ
クロ写真を観察することにより行うことができる.また
、前記鏡筒7の回転機4llI11を使用し前記反射8
8の仰視方向を前記電子銃3の方向に設定することによ
り前記カソード(図示せず)の近傍をミクロンサイズで
観察することができ、取り付け形状あるいは消耗度の確
認ができ、これらが不適と認められたときには実際の加
工とは全く独立にカソードの交換を行なうζとができる
. なお、上記例では反射鏡8を含めた鏡筒7を退避したの
みで電子ビームの照射を行なうように述べたが、これを
電子ビームの出力が大きいとき等には第2図に示したよ
うに開閉可能な導電性金属製の仕切り板18を設けるこ
とにより反射鏡8に電荷がたまり電子ビーム13の不安
定性を惹起するのを防止するように構成しても同様に本
発明を実施することができる.また、上記例では鏡筒7
の先端に取付けた反射鏡8として平面鏡を用いたが、こ
の平面鏡に代えてプリズムを反射鏡8として用いてもよ
い.また、前記鏡筒7の回転機構11を第3図に示すよ
うに前記反射鏡8の仰視角を被加工物14面および該被
加工物14面と対向位置にある電子銃3面に簡単にしか
も正確に位置決めするように回転角度位置決め機構19
を設けてもよい.〔発明の効果〕 以上述べたとおり本発明は、電子光学柱内部先端に反射
鏡を配置し該反射鏡の反対端部に長焦点順微鏡を配置し
た伸縮自在且つ回転可能な鏡筒を電子光学柱部に取り付
けることにより、被加工物の加工性の検査及び電子銃の
カソードの検査を加工室および電子光学柱から取り出す
ことなく必要に応じて短時間で行なうことができ、更に
加工室を清浄な雰囲気に保持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図および
第3図は第1図に示した鏡筒部の別の実施例を示す構成
図、第4図は従来装置を示す構成図である. 1・・・電子光学柱    2・・・加工室3・・・電
子銃      4・・・集束コイル5・・・偏向コイ
ル    6・・・観察望遠鏡7・・・鏡筒     
  8・・・反射鏡9・・・長焦点顕微鏡   10・
・・伸縮機構11・・・回転機構     12・・・
シール材13・・・電子ビーム    14・・・被加
工物15・・・移動ステージ   1ft, 17・・
・真空ボング18・・・仕切り板 19・・・回転角度位置決め機構 第 1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子銃を内蔵した電子光学柱と、被加工物を収納
    する加工室とを連通させて装備し、前記電子光学柱内部
    及び加工室内部を真空排気した状態で前記電子銃よりの
    電子ビームを加工室内の被加工物に照射することにより
    該被加工物の加工を行なう電子ビーム加工装置であって
    、 前記電子光学柱内の電子銃と加工室内の被加工物との間
    に形成される電子ビーム照射軸上に配置される反射鏡と
    、 前記反射鏡を先端に保持し、前記電子ビーム照射軸に対
    し直交する軸方向に前後動するとともに、前記反射鏡の
    向きを前記電子銃と被加工物側に選択的に切替える機能
    をもつ鏡筒と、 前記鏡筒の後端に取付けられ、前記反射鏡にて映出され
    た被加工物及び電子銃の像を光学的に観察する長焦点顕
    微鏡とを有することを特徴とする電子ビーム加工装置。
JP763990A 1990-01-17 1990-01-17 電子ビーム加工装置 Pending JPH03214554A (ja)

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