JPH03214458A - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JPH03214458A
JPH03214458A JP1036890A JP1036890A JPH03214458A JP H03214458 A JPH03214458 A JP H03214458A JP 1036890 A JP1036890 A JP 1036890A JP 1036890 A JP1036890 A JP 1036890A JP H03214458 A JPH03214458 A JP H03214458A
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JP
Japan
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gear
pickup
tray
disc
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP1036890A
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English (en)
Inventor
Junichi Nagahisa
長久 淳一
Kengo Adachi
安達 研吾
Toru Imai
亨 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、ディスクプレーヤに関し、特に、二つのディ
スクを装着できるように一対のディスクトレイを備える
ディスクプレーヤに関する。
[従来の技術] 従来のこの種のディスクプレーヤは、一対のディスクト
レイをプレーヤ本体より突出させ又プレーヤ本体のロー
ディング位置まで引き込む一対のローディング機構と、
再生情報の記録されているディスク側にピックアップを
移動させるピックアップ移動機構とを備えている。そし
て、各四ーディング機構及びピックアップ移動機構はそ
れぞれ各駆動モータにて独立して作動されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、このように各ローディング機構及びピックアッ
プ移動機構を独立して作動させるために、三つの駆動モ
ータを用いる場合にはディスクプレーヤが高価になって
しまう上にその設置スペースを確保する必要があるので
その分だけディスクプレーヤが大型化してしまう。また
、これらの機構と各駆動モータとの間には駆動モータの
駆動力を伝達するための歯車機構をそれぞれ別個に設け
る必要があるので、部品点数が非常に多くなってディス
クプレーヤ全体の構造が複雑化し、かつ組み立てに多犬
な手間と時間を要してしまう。
本発明はこのような点を解決するためになされたもので
、一つの駆動モータを用い、しかも簡単な構造でありな
がら一対のディスクトレイ及びピックアップをそれぞれ
独立させて作動させ、かつ正確に位置決めすることがで
きるディスクプレーヤを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、再生情報の記録されているディスクがそれぞ
れ載置される一対のディスクトレイと、各ディスクトレ
イをプレーヤ本体より突出させ及びローディング位置ま
で引き込む一対のローディング機構と、ピックアップを
ディスクの再生位置まで移動させる移動機構とを備える
ディスクプレーヤにおいて、駆動モータにて回転駆動さ
れる制御ギヤに、第1の回転モードで一方のローディン
グ機構を作動させ、第2の回転モードで他方のローディ
ング機構を作動させるトレイ用ギヤ部と、第3の回転モ
ードでピックアップを再生すべきディスク側に移動させ
るべく前記移動機構を作動させるピックアップ用ギヤ部
とを設け、かつ一対のトレイ位置検出器にてこの制御ギ
ヤの回転位置を検知して各ディスクトレイが所定の突出
位置及びローディング位置に位置決めされているか否か
を検出すると共に、ピックアップ位置検出器にて制御ギ
ヤの回転位置を検知してピックアップが所定の再生位置
に位置決めされているか否かを検出することを特徴とす
る。
〔作用1 制御ギヤを第1の回転モードで回転させ、トレイ用ギヤ
部にて一方のローディング機構のみを作動させることで
対応する一方のディスクトレイをプレーヤ本体より突出
及びローディング位置まで引き込む。また、第3の回転
モードでビ・ンクア・ンブ用ギヤ部にて移動機構を作動
させ、ビ・ンクアツブを他方のディスクトレイ側のディ
スクの再生位置まで移動させる。この場合一方のトレイ
位置検出器により制御ギヤの回転位置を検知し、一方の
ディスクトレイが所定の突出位置又は所定のローディン
グ位置で位置決めされているか否かを検出すると共に、
ピックアップ位置検出器により同様に制御ギヤの回転位
置を検知し、ビツクア・ンブが他方のディスクトレイ側
のディスク再生位置に位置決めされているか否かを検出
する。
一方、制御ギヤを第2の回転モートで回転させ、トレイ
用ギヤ部にて他方のローディング機構のみを作動させる
ことで対応する他方のディスクトレイをプレーヤ本体よ
り突出及びローディング位置まで引き込む。また、第3
の回転モードでピックアップ用ギヤ部にて移動機構を作
動させ、ピックアップを一方のディスクトレイ側のディ
スクの再生位置まで移動させる。この場合他方のトレイ
位置検出器により制御ギヤの回転位置を検知し、他方の
ディスクトレイが所定の突出位置又は所定のローディン
グ位置で位置決めされているか否かを検出すると共に、
ピックアップ位置検出器により同様に制御ギヤの回転位
置を検知し、ピックアップが一方のディスクトレイ側の
ディスク再生位置に位置決めされているか否かを検出す
る。
従って、一つの駆動モータにて制御ギヤを第1,第2及
び第3のそれぞれの回転モードにて回転させるだけで、
一対のローディング機構とピックアップ用の移動機構と
をそれぞれ独立させて作動させることができる。また、
各ディスクトレイ及びピックアップが正確に所定位置に
位置決めされているか否かを検知することができるので
、ディスクプレーヤの誤動作を防止することが可能てあ
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図は本発明に係るディスクプレーヤの平面図、第2
図は同ディスクプレーヤをディスクトレイを除去して示
す平面図、第3図は同ディスクプレーヤの制御ギヤとデ
ィスク固定機構との関係を示す平面図、第4図は同ディ
スクプレーヤの制御ギヤとピックアップとの関係を示す
平面図である。
先ず、第1図において、■及び2はディスクトレイであ
り、一方のディスクトレイ2は図示の状態では既に突出
しているので二点鎖線で示してある。これらのディスク
トレイ1,2はプレーヤ本体に同一高さ位置で並列に配
され、図示しないディスクを載置するための中央部に再
生用の穴la,2aが設けられている。各ディスクトレ
イ1.2の外端側には伸長部IA,2A(第12図参照
)がそれぞれ一体的に形成されている。これらのディス
クトレイl及び2はその下方に配されているローディン
グ機構によりプレーヤ本体よりx1方向に突出され、又
ローディング位置までx2方向に引き込まれる。即ち、
第5図及び第12図にはディスクトレイl及び2をそれ
ぞれ動作させるための一対のローディング機構3及び4
が示されている。これらのローディング機構3.4はデ
ィスクトレイ1.2の下方に配されている断面コ字状の
移動体5を有し、これらの移動体5はプレーヤ本体を構
成しているシャーシの案内レール6に移動可能に装着さ
れている。各移動体5内には移動ラックギャ7が配され
、これら移動ラックギャ7には歯が一部欠けた構造のア
イドルギャ(欠歯ギャ)8が噛み合っている。また、各
移動体5の先端上面にはビニオンギャ9が取り付けられ
ている。これらのビニオンギャ9には案内レール6の上
方に固定されている固定ラックギャ10及びこの固定ラ
ックギャ10と平行に対向している他の移動ラックギャ
11がそれぞれ噛み合っている。他の移動ラックギャ1
1.11はディスクトレイl及び2の下面にそれぞれ固
定されている。尚、ディスクトレイl及び2はシャーシ
の図示しない他の案内レールに突出及び後退可能に装着
されている。
ディスクトレイ1,2の下方の中央部には、第1図及び
第2図に示すように、制御ギャ12が配されている。こ
の制御ギャ12の外周側下面には、第2図に示すように
、ギヤ部12aが設けられ、このギヤ部12aには小径
ギャ13が噛み合っている。この小径ギャ13には他の
小径ギャ14Aが噛み合い、小径ギャ14Aの取り付け
られている軸には大径ギヤ14Bが同軸的に取り付けら
れている。この大径ギヤ14Bは更に小径のギャ15A
に噛み合い、このギャ15Aの取り付けられている軸に
は他の大径ギヤ15Bが同軸的に取り付けられている。
この大径ギヤ15Bは駆動モータ16のシャフトに取り
付けられている小径ギャ16aに噛み合っている。従っ
て、駆動モータ16を駆動すると、これらのギヤ列を介
して制御ギャ12が回転駆動される。
制御ギャ12の外周側上面にはトレイ用ギヤ部17が設
けられている。このトレイ用ギヤ部17は円弧状に形成
され、後述するように、上記したアイドルギャ8,8と
噛み合ってローディング機構3,4を作動させる。
ディスクトレイ1,2と制御ギャ12との間には、第1
図に示すように、信号を再生するためのピックアップl
8が配されている。このピックアップ18は、第4図に
示すように、移動機構19を構成しているエレベータベ
ース2o上に載置されている。エレベータベース2oの
一端はピックアップ18と共に回動中心軸21に回動可
能に取り付けられている。そして、エレベータベース2
oの上面より突出する係合突起20aは、ピックアップ
18のL字状穴18aを上方に貫通してその縁部に係止
している。エレベータベース20の係合突起20a近傍
の下面にはセクタギャ部22が設けられている。このセ
クタギャ部22は上述した制御ギャ12のピックアップ
用ギヤ部23と噛み合う位置に設けられている。
ピックアップ用ギヤ部23は制御ギャ12の内径側の上
面にトレイ用ギヤ部17に対して180度の間隔を有し
て設けられ、エレベータベース20を回動させるために
用いられる。また、移動機構19は第1図及び第4図に
示すように、ディスクトレイ1,2を跨がった扇形の案
内板24を備えている。この案内板24は外端に円弧状
の立ち上がり壁24aを有し、この立ち上がり壁24a
には、第6図(A)に示すように、円周方向に沿って案
内溝25が形成されている。一方、ピックアップ18の
他端側の先端面からは案内突起18bが突出し、この案
内突起18bが案内溝25に係入されている。更に、移
動機構19は、第4図に示すように、エレベータベース
20の略中夫の下面より突出するカム突起26を有し、
このカム突起26は制御ギャ12の上面に設けられてい
るベース保持用カム溝27に係入されている。このペー
ス保持用カム溝27は円弧状のベース保持カム溝部27
aと、このカム溝部27aの両端に内側に向かって連続
して形成されているヘース回動力ム溝部27bと、これ
らカム溝部27bに連続して形成されている幅の大きな
ベース通過カム溝部27cとから成る。
エレベータベース20の先端及び案内板24の両端には
一対のピックアップ位置決め機構28が設けられている
。これらのピックアップ位置決め機構28は、第6図(
A),(B)に示すように、案内板24(立ち上がり壁
24a)の案内溝25端部に上方に向かって連続的に形
成されている上方案内溝29と、立ち上がり壁24aの
端部上方に一端が取り付けられているコイルバネ30と
、このコイルバネ30の他端が取り付けられている押下
部材31とを有し、この押下部材31はコイルバネ30
の取付側の近傍部が立ち上がり壁24aの端部下方に回
動可能に枢支され、通常は同図(A)に示すように、コ
イルバネ30が収縮した状態で略水平に保持されている
。また、ピックアップ位置決め機構28は、エレベータ
ベース20の先端の立ち上がり壁20bに設けられてい
るV字状溝32を有している。そして、案内突起18b
はこのV字状溝32を貫通して案内溝25に係大してい
る。
尚、上記したカム突起26及びベース回動力ム溝部27
bとはピックアップ位置決め機構28の位置決め回動手
段としても用いられる。
エレベータベース20の下方には、第1図及び第3図に
示すように、トレイ固定機構33が設けられている。こ
のトレイ固定機構33は、一対のロツクレバー34.3
5を備えている。これらのロツクレバー34.35は八
字状に配されてアイドルギャ8.8の上方まで伸長して
おり、幅の狭い一端側か長孔34a,35aを介して制
御ギャ12の回転中心軸に長手方向へ移動可能に取り付
けられ、他端側の先端に押付片36が取り付けられてい
る。これらの押付片36は、ディスクトレイ1,2の下
面に固定されているストッパ一部材37に押し付けられ
、これによりディスクトレイ1,2を固定する。ロツク
レバー34.35の先端には切り込み部34b,35b
が形成され、これら切り込み部34b,35b内にはア
イドルギャ8.8の回転中心軸が非接触の状態で位置し
ている。従って、アイドルギャ8.8がロツクレバー3
4.35にて回転が妨げられるのを防止することができ
る。また、ロツクレバー34.35の先端側の一側には
凹部34c,35cが設けられ、これら凹部34c.3
5cにはディスクトレイ1,2の固定時に各アイドルギ
ャ8の上面に突設した回転阻止突起8aが係入される(
第3図では一方の凹部34cに回転阻止突起8aが係入
されている)。更に、ロツクレバー34.35の一端側
下面からはカム突起38が突出し、これらのカム突起3
8は制御ギャl2の上面に設けられているレバー変位用
カム溝39に係入されている。このレバー変位用カム溝
39は制御ギャ12の内径側に設けられており、約24
0度の円弧状に形成されている固定溝部39aと、この
溝部39aの両端に連続して形成されている小径円弧状
の変位溝部39bとから成る。この変位溝部39bはト
レイ用ギヤ部17の内側に位置しており、上述したベー
ス保持用カム溝27のベース通過カム溝部27cに連通
し、これによって後述するようにエレベータベース20
のカム突起26(第4図参照)が通過する際にも利用さ
れる。
再び第2図に戻って説明すると、制御ギャ12の近傍に
は、一対のトレイ位置検出器40.41及びピックアッ
プ位置検出器42がそれぞれ配されている。一方のトレ
イ位置検出器40はディスクトレイ1の位置検出に用い
られ、軸43aを中心として回動される回動体43と、
この回動体43の基部に操作用のレバー44aが係入さ
れいているトグルスイッチ44とを含んでいる。他方の
トレイ位置検出器41はディスクトレイ2の位置検出に
用いられ、軸45aを中心として回動される回動体45
と、この回動体45の基部に操作用のレバー46aが係
入されているトグルスイッチ46とを含んでいる。ピッ
クアップ位置検出器42は軸47aを中心として回動さ
れる回動体47と、この回動体47の基部に操作用のレ
バー48aが係入されているトグルスイッチ48とを含
んでいる。一方、制御ギャl2の周面には、トレイ用ギ
ヤ部17位置でこのギヤ部17よりも外方に突出してい
る操作突起4つと、その反対位置で略180度に跨がっ
て外方に突出している環状の操作突起50とが設けられ
ている。これらの操作突起49.50は一対のトレイ位
置検出器40.41の一部を構成しており、後述するよ
うに回動体43.45の各先端に当接してこれらを回動
させ、トグルスイッチ44.46を切り換えるために用
いられる。また、制御ギャ12の外周側の上面にはトレ
イ用ギヤ部17の両端より円弧状に伸長し、かつ突出す
る操作突起51.52が設けられている。これらの操作
突起51.52はピックアップ位置検出器42の一部を
構成しており、後述するように回動体47の先端に当接
して回動させ、トグルスイッチ48を切り換えるために
用いられる。
次に、本発明のディスクプレーヤの動作を説明する。
ところで、制御ギャ12が第1図乃至第3図の位置まで
反時計方向に回転すると、第5図に示すように、トレイ
用ギヤ部17がローディング機構4側のアイドルギャ8
と噛み合ってこのアイドルギャを時計方向に回転させる
。アイドルギャ8が回転すると、ローディング機構4が
作動し、移動ラックギャ7と共に移動体5が矢印で示す
方向に移動する。移動体5が移動すると、ビニオンギャ
9は固定ラックギャ10と噛み合っていることから、反
時計方向に回転する。従って、ビニオンギャ9に噛み合
っている移動ラツクギャ11が移動するので、ディスク
トレイ2がシャーシ、即ちプレーヤ本体よりX+方向に
突出する。この場合ビニ才ンギャ9、移動ラックギャ7
.11及び固定ラックギャ10は相互間で所定の歯数比
に設定されているので、例えば、移動体5の移動量に対
してディスクトレイ2は二倍の量だけ突出する。
方、ディスクトレイ2が所定位置まで突出すると、制御
ギャ12が第2図に示す位置まで回転し、操作突起49
の一端を回動体45に当接させてこの回動体45を回動
させる。従って、トグルスイッチ46のレバー46aが
切り換え操作されるので、トグルスイッチ46がON 
(又はOFF )状態に切り換わる。これにより、図示
しない動作制御部がディスクトレイ2が所定位置まで突
出したと判定し、駆動モータ16を停止させる。よって
、制御ギャ12の回転が第2図に示す位置で停止し、デ
ィスクトレイ2が第5図に示すように、所定の位置に突
出した状態で保持される。
また、制御ギャ12が第2図に示す位置で停止している
間は、第3図に示すように、ロツクレバー35のカム突
起38はレバー変位用カム溝39の変位溝部39bに入
り込んでいるので、ロツクレバー35が長手方向、即ち
制御ギャ12の中心側に変位している。従って、押付片
36がディスクトレイ2のストッパ一部材37より離間
しているので、ディスクトレイ2の固定が解除された状
態に保持されている。
更に、制御ギャ12が第2図に示す位置で停止している
間は、第1図に示すように、ピックアップ18がローデ
ィング位置のディスクトレイ1側でディスク再生位置で
ある所定の高さ位置に位置決めされ、ディスクトレイ1
上の図示しないディスクの再生が可能な状態に保持され
ている。そして、ピックアップ位置検出器42の回動体
47は第2図に示す位置に保持され、トグルスイッチ4
8がON (又はOFF )状態に維持されているので
、図示しない動作制御部はピックアップ18がディスク
トレイl側の所定の再生位置に位置決めされていると判
定する。
このような状態において、ディスクトレイ2にディスク
を載置し、図示しない操作部の閉釦を押圧すると、駆動
モータ16が逆方向に駆動され、小径ギャ16a,15
A,14A,13及び大径ギヤ15B,14Bから成る
ギア列を介して制御ギャ12が、第5図に示すように、
時計方向に回転を始める。従って、この制御ギャ12の
トレイ用ギヤ部17がローディング機構4側のアイトル
ギャ8を逆の反時計方向に回転させるので、ローディン
グ機構4が上述したとは逆の動作を開始する。よって、
突出していたディスクトレイ2はプレーヤ本体のローデ
ィング位置(第1図の二点鎖線で示す位置)まで引き込
まれる。
また、制御ギャ12が第7図に示す位置まで回転すると
、環状の操作突起5oの一端がトレイ位置検出器41の
回動体45の先端に当接してこの回動体45を逆方向に
回動させる。従って、トグルスイッチ46のレバー46
aが切り換え操作されるので、トグルスイッチ46がO
FF (又はON)状態に切り換わる。これにより、図
示しない動作制御部はディスクトレイ2が所定のローデ
ィング位置に位置決めされたと判定する。
更に、制御ギャ12が第7図に示す位置まで回転すると
、第4図に示すように、エレベータベース20のカム突
起26がベース保持用カム溝27のベース保持カム溝部
27aよりベース回動力ム溝27bに入り込み、このカ
ム溝部27bにて強制的に反時計方向に回動変位される
。従って、エレベータベース20が反時計方向に回動し
、そのセクタギャ部22が制御ギャ12のピックアップ
用ギヤ部23に噛み合う。よって、エレベータベース2
oはピックアップ18と共に回動中心軸21を中心とし
て案内板24に沿って反時計方向に回動を始める。そし
て、この場合ピックアップ18の案内突起18bは案内
溝25に沿って案内される。制御ギャl2が第8図で示
す位置まで回転すると、エレベータベース20の回動に
伴ってカム突起26はベース保持用カム溝29のベース
通過カム溝部27cを通過し、レバー変位用カム溝部3
9bに入り込む。制御ギヤが更に約60度回転し、第9
図に示す回転位置までくると、カム突起26が変位溝部
39bを通過して他のベース通過カム溝部27cに入り
込み、同時にエレベータベース20がピックアップl8
と共に案内板24に案内されてその端部まで回動し、第
9図に示す位置でその回動が停止する。つまり、ピック
アップ用ギヤ部23とセクタギャ部22との噛み合いが
外れる。この状態においてピックアップ18は、ディス
クトレイ2の下方に位置しているが、その光ピックアッ
プ部18cは所定の高さ位置に対して下方に位置[第6
図(A)で示す位置コしている。
引き続いて制御ギャl2が矢印八方向に若干回転すると
、第10図に示すように、エレベータベース20のカム
突起26がベース通過カム溝部27cよりベース回動力
ム溝部27bに入り込み、このカム溝部27bにて強制
的に反時計方向に回動変位される。従って、エレベータ
ベース20が反時計方向に回動するが、この場合ピック
アップ18は、第6図(B)に示すように、案内突起1
8bが案内溝25の端部に当接するので、その回動が規
制されて僅かに回動するだけである。よって、その後は
エレベータベース20のみが回動する。一方、このよう
にエレベータベース20のみが回動すると、第6図(B
)に示すように、案内突起18bはエレベータベース2
oのV字状溝32によって持ち上げられるので、案内溝
25に運通している上方案内溝29内を強制的に上動さ
れる。従って、ピックアップ18は案内突起18bが上
方案内溝29の上端に当接するまで上動し、その位置で
停止するので、光ピックアップ部18cが所定の高さに
位置決めされることになる。よって、その後はディスク
トレイ2のディスクの再生が可能となる。尚、案内突起
18bは押下部材31をコイルバネ3oの弾性力に抗し
て持ち上げつつ上方案内溝29内を上動する。
ところで、制御ギャ12が第5図に示す位置、即ち、デ
ィスクトレイ2かローディング位置に位置決めされてか
ら時計方向に約120度回転する間は、ロツクレバー3
4.35のカム突起38は、第8図に示すように、レバ
ー変位用カム溝39の固定溝部39aに係大している。
従って、両ロツクレバー34.35か変位しないので、
ピックアップ18を回動位置決めする間はディスクトレ
イ1,2を固定しておくことができる。
一方、制御ギャ12が第10図に示す位置まで回転し、
ピックアップ18が再生位置に位置決めされると、第1
1図に示すように、制御ギャ12の操作突起51の先端
がピックアップ位置検出器42の回動体47に当接し、
この回動体47を回動させる。従って、トグルスイッチ
48のレバー48aが切り換え操作されるので、トグル
スイッチ48がON (又はOFF )状態に切り換わ
る。これにより、図示しない動作制御部はピックアップ
18がディスクトレイ2側の所定の再生位置に位置決め
されたと判定し、駆動千ータ16を停止させて制御ギャ
12を第11図で示す位置で停止させる。よって、上述
したようにディスクトレイ2側のディスクの再生が可能
となる。
制御ギャl2が第10図に示す位置から更に時計方向に
回動すると、ロツクレバー34のカム突起38は、第1
2図に示すように、レバー変位用カム溝39の変位溝部
39bに入り込み、ロツクレバー34を矢印で示すよう
に、長手方向、即ち制御ギャ12の中心側に変位させる
。従って、押付片36がディスクトレイ1のストッパ一
部材37より離間するので、ディスクトレイ1の固定が
解除され、又同時にロックレバー34の凹部34cより
アイドルギャ8の回転阻止突起8aが外れるので、アイ
ドルギャ8の回転が可能となる。
制御ギャ12が引き続いて回動すると、第12図に示す
ように、トレイ用ギヤ部17がローディング機構3側の
アイドルギャ8と噛み合い、このアイドルギャ8を反時
計方向に回転させる。アイドルギャ8が回転すると、ロ
ーディング機構3が作動を開始し、移動ラックギャ7と
共に移動体5が矢印で示す方向に移動する。移動体5が
移動すると、ビニ才ンギャ9は固定ラックギャ10と噛
み合っていることから、時計方向に回転し、移動ラック
ギャ11を移動させるので、上述したと同様にディスク
トレイ1がプレーヤ本体より矢印X2方向に突出する。
制御ギャ12が第13図に示す位置まで回転すると、ト
レイ用ギヤ部17とアイドルギャ8との噛み合いが終了
する。一方、制御ギャ12が第13図に示す位置まで回
転すると、制御ギャ12の操作突起49の他端がトレイ
位置検出器4oの回動体43に当接し、この回動体43
を回動させる。従って、トグルスイッチ44のレバー4
4aが切り換え操作されるので、トグルスイッチ44が
ON (又はOFF )状態に切り換わる。これにより
、図示しない動作制御部はディスクトレイ1が所定の位
置まで突出していると判定し、駆動モータ16の駆動を
停止する。従って、ディスクトレイ1が所定量だけプレ
ーヤ本体より突出した状態に保持されるので、このディ
スクトレイ1に他のディスクを載置することが可能とな
る。
ディスクを載置した後に、図示しない操作部の閉釦を押
圧すると、駆動モータ16が逆方向に駆動され、制御ギ
ャ12を反時計方向に回転させる。そして、制御ギャ1
2が第14図に示す位置まで回転されて第10図で示す
元の位置まで回転すると、トレイ用ギヤ部17にてアイ
ドルギャ8が逆方向に回転されるので、ローディング機
構3が上述したとは逆方向に作動し、ディスクトレイ1
が第1図で示すローディング位置まで引き込まれる。ま
た、カム突起38が変位溝部39bより固定溝部39a
に入り込むので(第12図参照)、ロツクレバー34が
元の位置に変位して押付片36がストッパ一部材37に
当接され、かつ凹部34cに回転阻止突起8aが係入さ
れる。
よって、第3図に示すようにローディング位置でディス
クトレイ1が固定され、又アイドルギャ8の回転が阻止
される。
一方、制御ギャ12が第14図に示す位置まで逆方向に
回転すると、制御ギャ12の環状の操作突起50の他端
がトレイ位置検出器40の回動体43に当接し、この回
動体43を逆方向に回動させる。従って、トグルスイッ
チ44のレバー44aが切り換え操作されるので、トグ
ルスイッチ44がOFF (又はON)状態に切り換わ
る。これにより、図示しない動作制御部はディスクトレ
イ1が所定のローディング位置に位置決めされたと判定
し、駆動モータ16を停止させる。
ところで、制御ギャ12が時計方向に回転してディスク
トレイ1が突出し、又その後に制御ギャ12が反時計方
向に回転して第14図に示す位置まで戻り、ディスクト
レイ1がローディング位置まで引き込まれる間は、カム
突起26がベース保持用カム溝27のベース保持カム溝
部27aに係太し、このカム溝部27aにて第10図で
示す一定位置で固定されている。従って、エレベータベ
ース20が第10図で示す位置で固定的に保持されるの
で、ピックアップ18がそのままディスク再生位置で位
置決めされている。よって、ディスクトレイ1の動作時
でもディスクトレイ2側のディスクを再生することがで
きる。
尚、ディスクトレイ1の突出及び引き込み動作時には、
第12図に示すように、他方のロックレハ−35のカム
突起38はレバー変位用カム溝39の固定溝部39aに
係大しているだけなので、ディスクトレイ2及びローデ
ィング機構4は固定状態に保持されている。
一方、制御ギャ12を第14図に示す位置より反時計方
向に約120度だけ回転させると、エレベータベース2
0がピックアップ18と共にディスクトレイ1側に回動
し、同様にピックアップ18が案内板24の他端側で位
置決めされる。ところで、ピックアップ18は案内突起
18bが押下部材3lをコイルバネ30の弾性力に抗し
て持ち上げた状態で位置決めされている。従って、エレ
ベータベース3oがディスクトレイ1側に回動を始めた
時点では、案内突起18bはV字状溝32によって上方
案内溝29内にて下動されるだけでなく、コイルバネ3
0の弾性力を介して押下部材31にて押し下げられる。
よって、案内突起18bを上方案内溝29内で円滑に下
動させて案内溝25に導くことができるので、ピックア
ップ18を円滑に回動動作させることができる。
また、制御ギャ12を更に約120度だけ反時計方向に
回動させると、ロツクレバー35がカム突起38を介し
て変位し、第3図に示すように、ディスクトレイ2及び
アイドルギャ8の固定が解除され、更にローディング機
構4が同様に作動されてディスクトレイ2がプレーヤ本
体より突出し、第1図に示す状態に保持される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、駆動モータにて
制御ギヤを第1,第2及び第3の回転モードで回転させ
、制御ギヤのトレイ用ギヤ部にて一対のローディング機
構をそれぞれ作動させると共に制御ギヤのピックアップ
用ギヤ部にてピックアップの移動機構を作動させ、しか
も一対のトレイ位置検出器にて各ディスクトレイが所定
の突出位置及びローディング位置に位置決めされている
か否かを検出し、更にピックアップ位置検出器にてピッ
クアップが所定の再生位置に位置決めされているか否か
を検出するようにしたので、一つの駆動モータを用いる
だけで一対のローディング機構及び移動機構をそれぞれ
独立に作動させることができる上に駆動モータの駆動力
を伝達する歯車機構が一つで済む。また、ディスクトレ
イ及びピックアップが所定位置に正確に位置決めされて
いるか否かを判定することができる。従って、駆動モー
タと歯車機構の設置スペース及び部品点数を少なくする
ことができる上に誤動作を確実に防止することができる
ので、小型で構造が簡単な上に故障及び誤動作が少なく
、しかも組み立て作業が容易で安価なディスクプレーヤ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係るディスクプレーヤの平
面図とディスクトレイを除去して示す平面図、第3図及
び第4図は同ディスクプレーヤのトレイ固定機構及びピ
ックアップを制御ギヤとの関係でそれぞれ示す平面図、
第5図は同ディスクプレーヤの一方のローディング機構
の動作を制御ギヤとの関係で示す平面図、第6図(A)
,(B)は本発明に係るピックアップ位置決め機構の動
作をそれぞれ示す正面図、第7図は本発明に係る一方の
トレイ位置検出器の動作を制御ギヤとの関係で示す平面
図、第8図乃至及び第10図は同ディスクプレーヤのピ
ックアップの回動動作を制御ギヤの回転位置との関係で
それぞれ示す平面図、第11図は本発明に係るピックア
ップ位置検出器の動作を制御ギヤとの関係で示す平面図
、第12図は他方のローディング機構の動作を制御ギヤ
との関係で示す平面図、第13図及び第14図は本発明
に係る他方のトレイ位置検出器の動作を制御ギヤの回転
位置との関係でそれぞれ示す平面図である。 1.2・・・ディスクトレイ、3.4・・・ローディン
グ機構、8・・・アイドルギャ、12・・・制御ギヤ、
16・・・駆動モータ、17・・・トレイ用ギヤ部、1
8・・・ピックアップ、18b・・・案内突起、19・
・・移動機構、20・・・エレベータベース、22・・
・セクタギャ部、23・・・ピックアップ用ギヤ部、2
5・・・案内溝、26.38・・・カム突起、27・・
・ベース保持用カム溝、28・・・ピックアップ位置決
め機構、32・・・V字状溝、33・・・トレイ固定機
構、34.35・・・ロツクレバー 36・・・押付片
、37・・・ストッパ一部材、39・・・レバー変位用
カム溝、40.41・・・トレイ位置検出器、42・・
・ピックアップ位置検出器、43,45.47・・・回
動体、44,46.48・・・トグルスイッチ、49,
50,51.52・・・操作突起。 じニニ゛ (A) 第6 CB)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 再生情報の記録されているディスクがそれぞれ載置され
    る一対のディスクトレイと、前記各ディスクトレイをプ
    レーヤ本体より突出させ及びローディング位置まで引き
    込む一対のローディング構造と、ピックアップを前記デ
    ィスクの再生位置まで移動させる移動機構とを備えるデ
    ィスクプレーヤにおいて、 駆動モータにて回転駆動され、第1の回転モードで前記
    一方のローディング機構を作動させ、かつ第2の回転モ
    ードで前記他方のローディング機構を作動させるトレイ
    用ギヤ部と、第3の回転モードで前記ピックアップを再
    生すべきディスク側に移動させるべく前記移動機構を作
    動させるピックアップ用ギヤ部とが設けられている制御
    ギヤと、 前記制御ギヤの回転位置を検知して前記各ディスクトレ
    イが所定の突出位置及びローディング位置に位置決めさ
    れているか否かを検出する一対のトレイ位置検出器と、 前記制御ギヤの回転位置を検知して前記ピックアップが
    所定の再生位置に位置決めされているか否かを検出する
    ピックアップ位置検出器とを含むことを特徴とするディ
    スクプレーヤ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7305682B2 (en) * 2004-09-03 2007-12-04 Lite-On It Corporation Sensor mechanism for detecting tray in/out motion

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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