JPH03213314A - 合成樹脂の注型装置 - Google Patents

合成樹脂の注型装置

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JPH03213314A
JPH03213314A JP815290A JP815290A JPH03213314A JP H03213314 A JPH03213314 A JP H03213314A JP 815290 A JP815290 A JP 815290A JP 815290 A JP815290 A JP 815290A JP H03213314 A JPH03213314 A JP H03213314A
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ultraviolet curing
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尾崎 滋
Yoshio Yamaguchi
山口 義夫
Katsutaka Noguchi
野口 勝孝
Kazuyoshi Azeyanagi
和好 畔柳
Koji Ginyama
孝司 銀山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は合成樹脂の成形装置に係り、特に紫外線硬化型
液状樹脂を用いての注型装置に関するものである。
(従来技術) 合成樹脂の成形方法の1つに、液状樹脂を型に注入した
後硬化させ成形品とする注型法があり、これはマスター
のRTVシリコーンゴムでの型取りにより容易に型を形
成できるので、試作、多品種少量生産等において盛んに
利用されるようになった。
従来の注型法では注型用樹脂として、ポリウレタン、エ
ポキシといった主剤と硬化剤とから成る2液反応型の液
状樹脂が利用され、シリコーンゴム型に注入された液状
樹脂を50〜80°C−数時間で加熱硬化させて成形品
としていた。
このような注型法は、完全硬化迄時間が非常に長いとい
う欠点を持つとともに、2液混合型の樹脂の場合は2液
混合の際に空気が混入し易く、しかも2液混合後直ちに
硬化反応が始まり可使時間が1分以内と極めて短く混入
した空気を除くための真空脱泡を完全に行うことは難し
いので、成形品中に気泡が混入し易いという欠点を持っ
ている。
そこで、最近前記したような2液反応型に代って紫外線
硬化型液状樹脂を注型に利用することが試みられるよう
になり、この紫外線硬化型液状樹脂は!波型で可使時間
や空気の混入を心配することなく容易に取り扱え、しか
も硬化時間は数分以下と極めて短くなる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら紫外線硬化型液状樹脂の従来の主な用途は
塗料、インク等であって注型には殆とfll用されてい
なかったので、この紫外線硬化型液状樹脂の型への注入
、紫外線硬化等の一連の注型作業を円滑に行わせるのに
最適の注型装置は開発されていなかっfこ。
本発明は、前記したような従来技術の課題を解決するた
め、如何なる複雑形状の成形品に対しても注型作業を円
滑に進めることのできる注型装置を提供することを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) すなわち本発明は、紫外線ランプを収納する紫外線照射
室と、紫外線硬化型液状樹脂が注入された型を載せる回
転及び上下動自在の型載什テーブルを持つ密閉型の紫外
線硬化室と、前記画室の互に対向する紫外線透過窓に対
し開閉自在のシャッターとより成ることを特徴とする合
成樹脂の注型装置である。
(作用) 本発明は前記したように構成され、先ず紫外線硬化室が
密閉室として形成されているので、この紫外線硬化室を
利用することによって室内を真空状態としての真空注型
或は圧搾空気にて加圧状態としての加圧注型により注型
作業を行うことかできるので、成形品の形状が如何に複
雑であっても樹脂液を型の隅々まで容易に注入すること
ができる。
次に前記したように注型作業が紫外線硬化室を利用して
行われ、しかも紫外線硬化室内への紫外線照射をンヤッ
ター操作によって容易に行うことができるので、注型作
業から紫外線硬化作業へ円滑に移行でき、さらに型を載
せたテーブルが回転及び上下動自在であるので、如何な
る形状の成形品でも紫外線を均一に照射して硬化を進め
ることができる。
また、紫外線硬化室に対する紫外線照射の断続がシャッ
ターの開閉により行われるので、紫外ランプが点滅の繰
り返しによって寿命が短くなるようなことはなく、さら
に紫外線硬化室内を窒素ガスのような不活性ガスで置換
し酸素による硬化阻害を防止して、より一層効果的に硬
化反応を進めさけることかできる。
(実施例) 本発明の実施例は、第1図〜第4図に示す通りてあり、
第1図は正面図、第2図は扉を取り除きかつ一部切り欠
いた状態の正面図、第3図は平面図、第4図は安全装置
を持つシャッター機構を示す図である。
lは装置を一体的に配備するための機台てあり、この機
台lの天板3上に紫外線照射室4、紫外線硬化室10、
制御盤23、樹脂液タンク24等が配備され、台板2上
には真空ポンプ25、窒素ガスボンベ26等が配備され
、図示されていないが、装置の近くにはコンプレッサー
も配備されている。
紫外線照射室4には、1つの側面を切り欠いて形成した
開口としての紫外線透過窓8が設けられ、紫外線は反射
させるが熱線は透過させるコールドミラー6によって紫
外線が紫外線透過窓方向に向うよう覆われた紫外線ラン
プ5が収納され、紫外線ランプ5と紫外線透過窓8との
間には紫外線を遮断するための開閉自在のンヤノタ−7
が設けられている。
9:よ紫外線透過窓8がら空気を取り入れ、紫外線、f
@射室4内の排気と紫外線ランプ5の冷却を行うため紫
外線照射室4に取り付けられた排気ダクトである。
紫外線硬化室10は、紫外線カツトガラスを嵌めた覗き
窓14を設けた開閉自在の扉13が正面に取り付けられ
、側面の紫外線照射室4の紫外線透過窓8に対向する位
置に紫外線透過ガラスを嵌め込んだ紫外線透過窓r2が
設けられ、内面に紫外線反射板11の貼られた密閉室で
ある。
紫外線硬化室10に配備された紫外線を照射する型を載
せる型載せテーブル15は、載せられた型の大きさの如
何にかかわらず紫外線照射を均一に行うため回転及び上
下動自在となっている。
すなわち、型載せテーブル15は、中間に伝達歯車19
の固着された回転軸16の一端が固着され、伝達歯車I
9がモータ17のモータ歯車18と咬み合っているので
、モータ17の駆動によって回転自在であり、さらに回
転軸I6の他の一端が昇降板22に固着され、昇降板2
2にはモータ20のモータ歯車と咬み合い上下動される
ラック軸21の他の一端が固着されているのて、モータ
20の駆動によって上下動自在となっている。
24は注型用の紫外線硬化型樹脂を貯蔵する樹脂液タン
クであり、紫外線硬化室10の型載せテーブルI5の上
に載せられた注型用型に液量器28を介して所定量の樹
脂液を送り注型を行う。
また注型用型に対する樹脂液の注入は、紫外線硬化室に
装着された外部操作によって左右方向の摺動及び回転自
在のポリカップ保持具27に、所定量の樹脂液を入れた
ポリカップを保持させて行うことも可能である。
制御盤23はスイッチ操作によって、シャッター7の開
閉、紫外線ランプ5に対する印加電圧の調節による出力
調節、型載せテーブル15の上下及び回転運動、樹脂液
タンク24の温度調節、真空ポンプ25の作動及び紫外
線硬化室lOの吸排気切換弁32等の開閉等装置全体の
作動を制御するものである。
シャッター開閉機構は第4図に示す通りてあり、シャッ
ター7はモータ駆動により回動するチェーン31に固着
され、モータの駆動により開閉される折り畳み式のもの
であり、ツヤブタ−枠3oにはリミットスイッチ29が
装着されていて、シャッター7が当接した際に作動して
、紫外線硬化室10のn13のロックを解く。
したがってシャッター7が開いて紫外線硬化室10に紫
外線が照射されている際には扉I3はロックされていて
開かないので安全性が保たれる。
前記したように構成される装置を利用しての注型作業は
次のような手順で進められる。
(り透明シリコーンを用いてマスターを型取りして注型
用の透明シリコーンゴム型を形成する。
(2)注型用型を紫外線硬化室10の型載せテーブル1
5の上に載せる。
(3)樹脂液吐出具を注型用型の樹脂液注入口に合わせ
てセットするか或はポリカップに所定量の樹脂液を計量
しポリカップ保持具27に保持さ仕た後扉13を閉し紫
外線硬化室10を密閉する。
(4)吸排気切換弁32を排気状態に切り換え真空ポン
プ25を作動させて紫外線硬化室10内を真空にする。
(5)液量器28を介して樹脂液吐出具によって所定量
の樹脂液を吐出させるか、或はポリカップ保持具27の
操作によってポリカップ中の樹脂液を樹脂液注入口に注
ぐかして樹脂液を注型用型内に注入する。
(6)覗き窓14から紫外線硬化室内を観察しつつ所定
時間真空状態を続け、型内に樹脂液が完全に注入された
段階で真空ポンプ25の作動を停止させるとともに吸排
気切換弁32を吸気状態に切り換え紫外線硬化室lO内
を大気圧に戻す。
(7)必要ならばコンプレッサーの作動により紫外線硬
化室lO内に圧搾空気を送り室内を所定時間加圧状態と
して樹脂液の型内への注入を完全とした後紫外線を照射
する。
(8)また、酸素による硬化阻害心配される場合は紫外
線硬化室内に窒素ホンへ26から窒素を送り込んで室内
を窒素雰囲気に置き換える。
(9)シャッター7を開き紫外線型載せテーブル15を
回転及び上下動させつつ3〜4分程程度外線を照射する
(lO)紫外線照射が終った後シャッタ−7を閉じ、紫
外線硬化室10から注型用型を取り出し、型を開いて成
形品を取り出して作業を終り、次の操作のために注型用
型を再び紫外線硬化室lO内にセットする。
以上の操作において、樹脂液が1液型であるので樹脂液
の混合、攪拌等は行われず樹脂液中への空気の混入は殆
ど無いが、仮に混入していても可使時間の心配が無いの
で真空注型の際に完全に脱泡することができ、したがっ
て気泡の混入の全く無い良好な成形品が10分程度と極
めて短い時間の注型作業で得られる。
(効果) 本発明は前記したような構成及び作用のものであり、従
来の2液反応型樹脂を利用した注型法の欠点を解消した
紫外線硬化型樹脂を利用した注型法に対し、極めて効果
的な注型装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は扉を取り外し一部切り欠きのある正面図、
第3図は平面図、第4図はシャッター機構を示す図であ
る。 4・・・紫外線照射室、5・・・紫外線ランプ、7・・
・シャッター、訃・・紫外線透過窓、lO・・・紫外線
硬化室、12・・・紫外線透過窓、15・・・型載せテ
ーブル、17・・・型載せテーブル回転モータ、20・
・・型載せテーブル上下動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紫外線ランプを収納する紫外線照射室と、紫外線硬化型
    液状樹脂が注入された型を載せる回転及び上下動自在の
    型載せテーブルを持つ密閉型の紫外線硬化室と、前記両
    室の互に対向する紫外線透過窓に対し開閉自在のシャッ
    ターとより成ることを特徴とする合成樹脂の注型装置。
JP2008152A 1990-01-19 1990-01-19 合成樹脂の注型装置 Expired - Fee Related JP2984293B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5965170A (en) * 1996-10-24 1999-10-12 Shonan Design Co., Ltd. Cast molding apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5965170A (en) * 1996-10-24 1999-10-12 Shonan Design Co., Ltd. Cast molding apparatus

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