JPH03212779A - 文字認識装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、手書き文字等が書かれた書面を光学的に走査
して読み取った文字を認識する文字認識装置に関し、特
に、装置の認識動作の効率向上を図るものである。

〈従来の技術〉 一般的に、書面に書かれた手書き文字等を光学的”に読
み取った文字が何であるかを認識する動作においては、
完全な認識は期待できず、いかにして誤認識を減らすか
が重要な課題となっている。

従来の文字認識装置の誤認識低減方法を第３図のフロー
チャートに示し、説明する。

尚、文字認識の方式として、大きく、特徴抽出法、パタ
ーン・マツチング法の２つに分けられる。

更に、これら２つの方式にあっても、例えば認識速度を
重視するもの、速度より高い認識率を重視するもの、小
型機に設置するもの、大型機に設置するもの等、基本的
には同じ方式にあっても数々の種類のものが提案、採用
されている。

さて、第３図にて認識すべき文字が装置に入力されると
、第１の方式による認識が行われ、その結果がＲ１とし
て格納される。続いて第２の方式による認識が行われ、
その結果がＲ２として格納される。

次に、異なる認識方式による、認識結果Ｒ１と認識結果
Ｒ２とを比較し、一致（Ｒ１＝Ｒ２）する場合は認識結
果Ｒ１を正しい認識結果として出力し、不一致（Ｒ１≠
Ｒ２）の場合はりジェツト（認識不能）として出力する
。

このように、異なる２つの方式を１つの文字について行
うことにより、誤認識を検出している。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、本来、文字の誤認識は認識対象文字余て
について生ずるという性質のものではなく、例えば認識
対象文字が英数字の場合には、１とＩ、２とｚ、８とＢ
、６とＧ、７と９、ＨトＭＵとＶ等、特定の文字を認識
する際に発生することがほとんどである。

従って、認識対象文字余てについて２つの方式により別
々に認識を行う従来の装置は、認識処理文字数が多い場
合に無駄があり、その処理量が増大し、処理速度が遅く
なるという問題があった。

本発明は、このような問題を解決することを課題とし、
認識処理文字数が多い場合であっても処理速度の遅延を
防止するとともに認識動作の効率向上を図ることを目的
とする。

く課題を解決するための手段〉 上記の課題を解決した本発明は、入力された文字につい
て第１の認識部と第２の認識部の双方で文字認識を行う
文字認識装置において、予め誤認識しやすい類似文字情
報を格納した誤認識候補リスト・テーブルと、前記第１
の認識部で認識した結果が前記誤認識候補リスト・テー
ブルに存在する場合は当該文字を前記第２の認識部で認
識し前記第１の認識部の認識結果と一致する場合はその
まま認識結果として出力し不一致の場合はりジェツトと
して出力する制御部とを設けたことを特徴とする文字認
識装置である。

く作用〉 本発明の文字認識装置は、入力された文字について第１
の方式で認識処理し、その認識結果が誤認識候補リスト
・テーブルに含まれる場合は、第２の方式により再び認
識処理し、第１の方式による認識結果と一致する場合は
この認識結果を出力し、不一致の場合は誤認識とする。

第１の方式による認識結果が誤認識候補リスト・テーブ
ルに含まれない場合は、この認識結果をそのまま出力す
る。

〈実施例〉 第１図は本発明を実施した文字認識装置の構成を表わす
ブロック図である。

光電変換部１は、光学式ラインセンサを有してセットさ
れた手書き文字等が書かれた書面りを読み取り、画ｆｊ
Ａ信号を出力するものである。

画像メモリ２は、光電変換部１から出力された画像信号
を原パターンとして格納するメモリ部である。

第１の認識部３は、画像メモリ２からの原パターンＲＩ
について文字認識を行う部分である。

第２の認識部４は、文字認識を行う部分であるが、第１
の認識部４とは別の方式を内蔵するものである。

制御部５は、入出力１１Ｊｌｌとともにこの装置全体の
制御を行う部分である。

誤認識候補リスト・テーブル５は、文字認識処理におい
て、例えば、１と１．２と２．８とＢ、６とＧ、７と９
、ＨとＭ、Ｕとｖ等、誤ａｉ　を発生しやすい特定の文
字情報をテーブル形式で格納するものである。

このように構成された本発明の文字認識装置の動作を第
２図のフローチャートを用いて説明する。

はじめに、手書き文字等が書かれた書面りは光電変換部
１で読み取られ、その画ｆｊＡ信号は原パターンとして
画像メモリ２に格納される。

制御部５の指示により画像メモリ２から文字ＲＩが読み
込まれ、第１の認識部４で第１の方式により文字認識さ
れ、その認識結果Ｒ１は制御部５に格納される。

次に、制御部５は誤認識候補リスト・テーブル６を参照
し、認識結果Ｒ１がこのリスト・テーブルに含まれるか
否かを判断する。

認識結果Ｒ１がこのリスト・テーブルになければ、この
認識結果Ｒ１を認識出力ＲＯとして出力する。

認識結果Ｒ１がこのリスト・テーブルにあった場合は、
原パターンＲＩは第２の認識部５に送信され、第２の方
式により、認識処理される。

第２の認識部４の認識結果Ｒ２は制御部３に格納され、
制御部３は認識結果Ｒ１と認識結果Ｒ２とを比較する。

認識結果Ｒ１と認識結果Ｒ２とが一致しない場合は、誤
認識発生としてリジェクト出力を行う。

このように、誤認識を発生しやすい文字のみを再度第２
の方式で認識するなめ、その分、処理速度か向上する。

〈発明の効果〉 以上のようにして、本発明装置は、第１の方式で文字認
識した結果Ｒ１を誤認識候補リスト・テーブルに含まれ
るか否かを参照し、なければこの認識結果Ｒ１を認識結
果として出力し、含まれる場合は第２の方式で再び文字
認識するので、認識処理文字数が多い場合であっても、
処理速度の遅延を防止でき、効率の良い認識処理を実現
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の文字認識装置の構成ブロック図、第２
図は本発明装置の動作を表わすフローチャート、第３図
は従来の文字認識装置の動作を表わすフローチャートで
ある。 １・・・光電変換部、２・・・画像メモリ、３・・・第
１の認識部、４・・・第２の認識部、５・・・制御部、
６・・・誤認識候補リスト・テーブル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力された文字について第１の認識部と第２の認
   識部の双方で文字認識を行う文字認識装置において、予
   め誤認識しやすい類似文字情報を格納した誤認識候補リ
   スト・テーブルと、前記第１の認識部で認識した結果が
   前記誤認識候補リスト・テーブルに存在する場合は当該
   文字を前記第２の認識部で認識し前記第１の認識部の認
   識結果と一致する場合はそのまま認識結果として出力し
   不一致の場合はリジェクトとして出力する制御部とを設
   けたことを特徴とする文字認識装置。