JPS62160590A - 文字読取装置のフオ−マツト生成方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 文字読取装置のフォーマット生成方式であって、複数の
文字枠を１つの外枠で囲むことによって、その複数の文
字枠相互に関連するフォーマット情報を生成できるよう
にし、文字読取装置の読み取り性能を向上させることが
できる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は文字読取装置のフォーマットを生成する方式に
関するものである。

文字読取装置で読み取る帳票の寸法、文字行の位置、特
定条件の文字を認識するため記入した文字枠の位置、そ
の文字枠内の文字種等を規定する各種パラメータを予め
入力しておき、そのパラメータが指定する読み取りフォ
ーマットに基づいて、文字読取装置は入力した帳票画像
から文字データを処理する。

従って、読み取りフォーマット（以下、フォーマットと
称する）は読み取り仕様の変更の都度、例えば、帳票が
変わる度に指定をし直す必要がある。

そのために、読み取り仕様を正確に指定でき、且つでき
るだけ簡易な方法でフォーマントを生成できるようにす
る方法が要望されている。

〔従来の技術〕

従来、文字読取装置におけるフォーマット生成は、上記
した帳票読み取りのための諸条件、即ち各種パラメータ
を装置固有のパラメータ記述方式に従って作成したデー
タを、キーボード等から装置に入力して、フォーマット
を生成する方式ががある。

あるいは、文字位置を設定するために、予め読み取るべ
き位置に文字枠を印刷したフォーマット生成用シートを
作成し、これを帳票読み取りに先立って文字読取装置に
読み込んで、フォーマットを生成する方式がある。

第３図は従来例の後者の方式の文字読取装置のブロック
図を示す。

帳票と同じようにフォーマット生成用シートを光学的に
走査して、帳票画像をセンサで読み取り、その画素を２
値化回路１によって２値化してメモリのビット単位に画
像メモリ２に格納する。

画像メモリ２のデータを文字枠検出回路３に出力して文
字枠が検出され、その位置情報がフォーマット情報処理
部４に蓄積される。

そして、帳票が読み取られた時、この位置情報に基づい
て画像メモリ２のデータが処理されることになる。

なお、制御部５は装置を構成する各回路間のデータの送
受を制御するものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

これら従来の方式では、上記した前者の方式では各種パ
ラメータを逐一指定しなければならず、極めて煩雑であ
る。

一方、後者のフォーマット生成用シートで指定する方式
は、煩雑さはないものの細かなパラメータの指定ができ
ない。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであって
、文字枠相互間の関連情報をフォーマット情報処理部に
生成できるようにしたフォーマット生成方式を提供する
ことを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図のブロック図に示すように、文字枠を囲む外枠検
出回路６を設け、画像メモリ２に外枠検出回路６を接続
し、その出力を文字枠検出回路３に導き、外枠検出回路
６と文字枠検出回路３のデータをフォーマット情報処理
部４でフォーマット情報を生成して蓄積する。

〔作用〕

外枠検出回路によって文字枠を囲む外枠位置が検出され
、その外枠位置データからその外枠内部にある文字枠の
位置が検出されるとともに、それら文字枠内の文字デー
タが相互に関連するデータであることがフォーマット情
報処理部でそれら文字枠位置データとともに認識される
。

従って、外枠で囲むことによって、相互に関連する文字
データをもつ文字枠群の位置は、関連文字データの存在
位置として、それぞれの位置を改めて登録する必要はな
くなる。

即ち、本発明によって、関連データをもつ文字枠群のフ
ォーマット生成が簡単にしかも明確に指定されることに
なる。

〔実施例〕

第１図は本発明の文字読取装置のフォーマット生成方式
の一実施例のブロック図、 第２図はフォーマント生成シートを示す。

なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

上記した手順に従って画像メモリ２に読み込まれた第２
図のフォーマット生成用シートは外枠検出回路６によっ
て先ず外枠位置が認識され、次いで文字枠検出回路３で
それぞれの文字枠位置が認識される。

そして、その位置データとともに文字データの関連情報
をフォーマット情報処理部４に入力し、その帳票のフォ
ーマント情報として生成する。

例えば、読み取るべき帳票上の処理すべき情報としての
文字データを文字枠１、関連データとして外枠１．２に
囲まれた文字枠をそれぞれ１１゜１２．２１．２２とす
る。

この文字枠１は従来と同じようにフォーマット生成され
る。

そして例えば、外枠ｌには住所を記入する枠とし、文字
枠１１には都県基Ａ、文字枠１２には区市町村名Ｂを記
入する枠とする。

このような情報が第２図のフォーマット生成用シートに
よって、フォーマント情報としてフォーマット情報処理
部４に格納されているとすると、記入誤りがあっても、
それをエラーとして指摘するばかりでなく、いずれかを
修正することも可能である。

更に具体的に説明すると、文字枠１１に「東京」、文字
枠１２に「川崎」と記入された帳票の誤記入は、文字読
取装置の図示されない後段における出力として、文字枠
１１が「神奈川」と修正されることになる。

また、外枠２を姓名記入枠とし、文字枠２２に漢字Ｃ１
文字枠２１にそのフリガナＤを記入するものとし、漢字
Ｃの一部が読み取れない場合、そのフリガナＤによって
その漢字の認識を補完することができる。

なお、上記した外枠は２重枠であったが、更に複数の外
枠を囲む第２の外枠を設置して外枠相互を関連ずけるよ
うに多重の枠構成とすることも可能である。

〔発明の効果〕

以上述べてきたように、本発明によれば、外枠検出回路
を設け、相互関連情報をもつ複数の文字枠を囲む外枠を
読み取ることによって、より詳細にフォーマットを簡易
な方法で生成することができ、実用的には極めて有用で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の文字読取装置のフォーマット生成方式
の一実施例のブロック図、 第２図はフォーマント生成用シート、 第３図は従来例のブロック図である。 図において、 ２は画像メモリ、 ３は文字枠検出回路、 ４はフォーマット情報処理部、 ６は外枠検出回路である。 ＋発明司処腋例の７−１］−７０ 第　１　図 ７ブー７・ント壬ｊへ′１用し一ト ｅｊＳ２　　因

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 帳票上の画像を画像メモリ（２）に格納する手段と、該
   画像メモリ（２）から前記帳票上に記入された文字枠を
   検出する手段（３）と、検出した該文字枠によって該帳
   票の読み取りフォーマットを生成する手段（４）を備え
   た文字読取装置において、前記画像メモリ（２）から帳
   票上の複数の文字枠を囲む外枠を検出する手段（６）を
   設け、 前記帳票の読み取りフォーマット生成に際して、前記外
   枠に囲まれた文字枠相互間に関連するフォーマット情報
   を認識するようにしたことを特徴とする文字読取装置の
   フォーマット生成方式。