JPH03212376A - コーヒーバッグ - Google Patents

コーヒーバッグ

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Publication number
JPH03212376A
JPH03212376A JP2003270A JP327090A JPH03212376A JP H03212376 A JPH03212376 A JP H03212376A JP 2003270 A JP2003270 A JP 2003270A JP 327090 A JP327090 A JP 327090A JP H03212376 A JPH03212376 A JP H03212376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
coffee
sheet
hot water
water permeability
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003270A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Motomura
正 元村
Yoshikazu Suzuki
鈴木 嘉一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanaka Industry Co Ltd
Original Assignee
Yamanaka Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamanaka Industry Co Ltd filed Critical Yamanaka Industry Co Ltd
Priority to JP2003270A priority Critical patent/JPH03212376A/ja
Publication of JPH03212376A publication Critical patent/JPH03212376A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/808Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package for immersion in the liquid to release part or all of their contents, e.g. tea bags

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコーヒー等嗜好飲料バッグに関するものである
。特にコーヒーのように熱湯をそそいだ時に微粉末が外
部にもれ出して味をそこねたり、或いは内部の空気や発
生したガスのため抽出不充分となり易い場合に効果的な
バッグに関するものである。
〔従来の技術〕
近年紅茶、緑茶等を紙や不織布のバッグに充填し、これ
に熱湯をそそぐ飲用法が急速に増加している。コーヒー
バッグについても多くの方法が開示されているが、現在
量も広(用いられているネルドリップ法或いはペーパー
フィルター法にくらべて尚問題点が多く、紅茶や緑茶の
バッグのようには普及していない。
これはコーヒー粉末をティーバッグ方式で使用する場合
、紅茶等と同様に紙や不織布が使用されているが、熱湯
をそそいだ時、微粉末がもれ出し、或いは油脂がカップ
の表面に浮き、味やコクを損ねるためである。
またこれを防ぐために厚手の濾過布を使用するとバッグ
の内部に湯がなかなか浸透せず、バッグがカップの表面
に浮き上がることが多く、その間に湯温か急速に低下す
るため、抽出効果が不充分となる。これはバッグ内の残
存空気及びコーヒー粉末が熱湯にふれて発生する炭酸ガ
スによるためである。従って、バッグ内のガスを抜は易
(して、熱湯が急速に内部に浸透できるようにする必要
がある。
このために、効果的なフィルター素材として実開昭55
−129667号公報では紙、不織布、織布等で「網目
の孔の長辺で測定し80μ以上の孔の数を6個1ctl
r以下とし、かつ通気度50〜130042/min 
/ l 00cnrJを使用するとコーヒーの微小粉末
のもれ出しが防止でき充分な抽出効果が得られる行違べ
られている。これはフィルターに小数の比較的大きな網
目をつくり、熱湯が急速に内部に浸透できるようにした
ためと考えられる。その他、不織布を使用したバッグが
多数開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は紅茶等にくらべてコーヒーバッグが広く使用さ
れない理由となっている、熱湯がバッグ内に急速に浸透
しないこと、内部に残存した空気及びコーヒー粉末が熱
湯にふれて発生する炭酸ガスが容易に抜けないためバッ
グが浮き上がり抽出が不充分となること、更にコーヒー
粉末の微粒子及び油脂がもれ出して、味やコクを損なう
ことを解消しようとするものである。これによって味、
コクがすぐれ、かつ清澄なコーヒー液を得ようとするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等はバッグに熱湯をそそいだとき急速に内部に
浸透させる方法及びフィルターの材質について種々研究
した。その結果、繊度が0.6〜1デニ一ル位のやや薄
い透水度が高い不織布にコーヒー粉末を包んで熱湯をそ
そぐと、急速に内部に浸透し、残存空気及び発生した炭
酸ガスが抜けて内部が熱湯で置換され且つ、コーヒーの
微粉が殆ど外へもれ出さないことを見出した。更にコー
ヒー粉末を熱湯で繊度0.05〜0.1デニールの極細
繊維を含む不織布を通して抽出すると、油脂がコーヒー
表面に浮かないことを見出し、これに基づいて本発明に
到達した。
すなわち、繊度が約0.2デニール以下の極細繊維を含
むフィルターシートからなる袋の1部分或いはかなり広
い部分を透水度がそのフィルターシートの約2倍以上の
シートで構成せしめてなるコーヒー等嗜好飲料バッグで
ある。
また、繊度が約0.2デニール以下の極細繊維を含む不
織布からなる袋に開口部を設け、透水度がその不織布の
約2倍以上の不織布で、その開口部を覆うように接着せ
しめてなるコーヒー等嗜好飲料バッグである。
以下本発明について詳しく説明する。本発明のコーヒー
等嗜好飲料バッグは繊度が約0.2デニル以下の極細繊
維を含むフィルターシート(以下ベースシートという)
と透水度が高いシートの2つの部分から構成されている
。ベースシート及び透水度が高いシートの組成は、紙、
織布、編物及び不織布でもよく、またその素材は天然繊
維、合成繊維或いはこれらの複合物でもよい。しかして
ベースシートは繊度が約0.2デニール以下の極細繊維
を含んでいることが必要である。実施例1の記載の中で
ベース不織布に繊度0.1デニールの極細繊維の代わり
に0.5デニールとした場合、コーヒーの表面に油脂の
痕跡が認められやや不充分であった。また同一目付の不
織布で極細繊維を含むもの及び含まないもので、コーヒ
ー粒子を抽出すると、後者はコーヒーの表面に油脂がは
っきり浮いていることが認められ、味及びコクが著しく
損なわれただ。しかし、繊度0.2デニール以下の極細
繊維を含有する場合はコーヒーの表面に油脂が浮かず味
やコクもすぐれている。これは極細繊維束中の強い毛細
管現象により油脂分が吸着補そくされるためと考えられ
る。油脂の補そく力は繊度か細い程高くなる。従って繊
度は好ましくは0.1デニール以下、より好ましくは0
.01〜0,05デニールである。
次に、袋のベースシート以外の部分すなわち、透水度の
高い部分はベースシートに対し透水度を約2倍以上とす
る必要がある。ここで透水度とは同一条件で水を浸透さ
せたときの通過量の比率を指しているが、ここでは本発
明者は常温で水深1−、濾過面積0.5dの10秒間の
通過量を透水度として表示している。
透水度が約2倍以下の場合は、バッグに熱湯をそそいだ
とき、内部への浸透速度及び内部のガスが抜けて熱湯と
置換される迄の時間が長くかかり、その間に湯温か急速
に低下するため抽出速度すなわちコーヒーのでかたが著
しく悪くなる。バッグに熱湯をそそいだ時、いかに急速
に内部に浸透させ、且つガスを抜いて内部を熱湯で置換
するかがコーヒーのでかだの支配点要因である。しかし
て、ベースフィルターとして、コーヒーの微粒子及び油
脂が外へもれ出さず、味やコクがすぐれたコーヒー液が
得られるフィルターを基準として、上記に述べたように
充分にその機能を発揮させるためには透水度が高い部分
は、ベースフィルターの約2倍以上の透水度をもたせる
必要がある。透水度は高い程好ましいが、余り高くなる
と微粒子がコーヒー液中にもれ出し味を損なうおそれが
ある。
また本発明に使用するベースフィルター及び透水度の高
いフィルターはその組成が紙、織物、編物或いは不織布
のいづれの場合も略均−な構造を有するもので、従来の
技術で引用した実開昭55129667号に記載されて
いるように特定の大きさの細孔を数ケ/d以下含ませそ
れによって熱湯の浸透を促進させようとするものではな
く、均一な組成で且つ透水度の高い部分を設けて、熱湯
を急速に内部に浸透させるようにしたことが本発明の要
部である。
特許請求の範囲第2項はベースシート及び透水度が高い
フィルターを共に不織布とすることを必須要件としてい
る(不織布を使用した場合ベースシートを以下ベース不
織布という)。最近繊度0.01〜0.04デニールの
ような極細繊維が開発されまた不織布製造技術の進歩と
相まって、コーヒーの抽出に使用する場合もネルドリッ
プに匹敵するような品質のコーヒーが得られ、且つ抽出
速度を非常に速くすることが可能となった。
実施例1のバッグはベース不織布に0.1デニルの極細
合成繊維と1〜2デニールの繊維をそれぞれ日付9〜1
0g/耐及び13〜14g/イの不織布を使用し、透水
度が高い部分は1〜2デニールの合成繊維で目付18〜
20g/nl’の不織布を使用したものであるが、極め
て香りが高いコーヒーが得られた。ベース不織布には合
成繊維と紙の複合不織布も好適で、目付は20〜35g
/rr?で、25g/nf前後が特に好適である。透水
度が高い不織布も合成繊維の他、天然繊維、紙或いはこ
れらの複合物も使用可能である。
本実施例はバッグの中央部の楕円形の開口部を1ケ有す
るものであるが、開口部を上側にしてバッグをカップの
底におき、熱湯をそそぐと、開口部を通って、コーヒー
粒子の中に急速に浸透するため、従来品のようにバッグ
が浮き上がることがなく、コーヒー粒子の抽出がスムー
スにでき且つ、バッグ内部の残存空気及び発生した炭酸
ガスも開口部より急速に抜けるため、スムースに良質な
コーヒーが得られる。
またベース不織布には開口部を設ける必要がある。開口
部の数は特に限定せず、1ケでもまたは多数でもよい。
開口部の面積は特に限定しない。
また面積が大きな開口部と小さなものが混在してもよい
。また形状は特に限定せず、円形、構形、四角、三角、
多角形等いづれでもよい。しかし、バッグの底部にはコ
ーヒーの微粉末がたまり易く、熱湯をそそいだとき外部
へもれ出し、味を損ねるため、底部近くは避ける方が好
ましい。
次に透水度が高い不織布でその開口部を覆うように接着
させる必要がある。ここで開口部を覆うように接着させ
るとは、開口部より面積が大きな透水度が高い不織布を
開口部が完全にかくれるようにあて、その当て布の縁の
部分のみベースフィルターと接着せしめるようにするこ
とを指している。この当て布は袋の外側からあててもよ
(また内側からでもよい。
しかして、実施例2、第6図に示すように、バッグに熱
湯をそそいだ時、当て布と開口部周辺が密着せず、成る
程度の間隔があるときは、開口部の面積が大きくなった
のと同様な効果を示し、抽出効果が促進される。
さらに本発明には次の態様も含まれている。バッグをカ
ップに入れた場合、バッグ上部の透水度が高い部分がカ
ップの水面より上に出ていて、お湯をそそいだ時バッグ
内部の空気及び発生した炭酸ガスを抜く空気抜きの作用
をするような構造とした場合も含まれているものである
通常コーヒー、紅茶等のバッグはカップに入れた時通常
カップの底に横たわる形となるが、本発明の場合はバッ
グが通常のカップの高さよりも長く、また少なくともコ
ーヒー粉末の間隙部分が完全に熱湯で置換される迄の間
はバッグの上部がカップの水面の上に出ているように保
持する必要がある。また水面から出ている部分に透水度
が高い部分を有することが必要である。このようにバッ
グを立てておく考案は現在公知技術として多数知られて
いて利用可能である。
また熱湯がバッグの中へ浸透するための入口となる透水
度が高い部分が水面下に設けである必要がある。
すなわち、比較的長い形をしたバッグで中間部と上部に
透水度が高い部分を設けておき、中間部は熱湯の浸透口
として使用され、上部は空気抜きとして使用される形態
のもの或いは実施例5に示すように袋を折重ね両サイド
を接着したもので袋の外側は全面ベースフィルター、内
側は全面透水度が高いフィルターで、バッグを使用する
場合円筒状に開いてカップの中に立て、円筒の内部に熱
湯をそそぐようにしたものである。この場合、水面下の
円筒内面は全部熱湯の浸透口となり、円筒内面の水面上
にある部分は全面空気抜きの作用を有するため、熱湯が
急速に内部に浸透し、内部で抽出されたコーヒー液は円
筒外部のベースフィルターで濾過されてカップの中にた
まる。
〔発明の効果〕
本発明は従来品とくらべて、カップ内にバッグを入れ熱
湯をそそいだとき、熱湯が急速にバッグ内に浸透し、且
つ内部のガスを抜く作用を著しく早めであるため、コー
ヒー粉子の間隙が急速に熱湯で置換される顕著な抽出効
果を示すものである。
更にバッグ内部で抽出されたコーヒーは濾過作用及び油
脂分離能力が高い、極細繊維を含むフィルターで濾過さ
れて、味、コクがすぐれたコーヒーとなる。
また以上上として、コーヒーバッグについて述べたが、
紅茶、緑茶等にも本願発明のすぐれた効果は充分に適用
可能である。しかし、紅茶、緑茶等は薄い葉の細片から
抽出するため、粉子状のコーヒーより遥かに抽出が容易
であり、また微粒子がもれ出すことも殆どない。従って
、本発明を最も効果的に適用できるのはコーヒーバック
である。
〔実施例〕
以下実施例をあげて本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はこれによって何等限定されるものではない。
実施例I 第1図にばい煎したコーヒー豆を粉砕した粒子を充填し
たバッグを示す。第2図はバッグの断面図を示す。バッ
グはベース不織布に0.1デニールの極細合成繊維と1
〜2デニールの繊維をそれぞし日付9〜IOg/zrr
及び13〜14g/Hrを複合した不織布を使用し、透
水度が高い部分は1〜2デニールの合成繊維で目付18
〜20g/nfの不織布を使用した。両者の透水度の比
率は先に述べた測定法で測定した結果、ベース不織布1
としたとき、透水度の高い不織布は5.5であった。
バッグを第4図に示すように、開口部を上にしてカップ
の底におき、熱湯をそそぐと、開口部を通って急速に内
部に浸透し、コーヒー粒子が抽出されてコーヒー液がベ
ース不織布を通して外部へしみ出してきた。この際バッ
グ内部の残存空気及び発生した炭酸ガスは開口部から容
易に抜けた。
従来品バッグは内部の残存空気が容易に抜けずしばしば
バッグが浮き上がり、抽出不良となったが、本発明のバ
ッグはスムースに抽出され濃いコーヒー液が得られた。
また微粉のもれ出しも殆どなく、表面に浮いた油脂は認
められず、味、コクともに良好であった。この抽出試験
でベース不織布として繊度0.1デニールの極細繊維の
代わりに繊度を0.5デニールとした場合、コーヒーの
表面に油脂の痕跡が認められた。またベース不織布とし
て目付は同一であるが、極細繊維を含まない不織布を使
用した場合は表面にかなり油脂が浮くのが認められ、ま
たこのため味は大巾に損なわれた。また透水度が高い不
織布として、同一組成で目付を多くした透水度約2倍の
ものを使用したときは、熱湯をそそぐと最初バッグは少
し浮くような挙動を示した。
尚第2図に示したように、ベース不織布と透水性の高い
不織布を密着させず、成る程度の間隔を保つようにして
、熱湯をそそぐとバッグ内部への浸透速度が促進され、
コーヒーの抽出はよりスムースとなる。これは第2図か
らも明らかなように実質的に開口部が大きくなったのと
同様の作用によるためと考えられる。
第3図は開口部をバッグの表裏両面に設けた場合で抽出
効果は一層促進される。
実施例2 第6図は第5図のバッグの断面図を示したものである。
開口部と透水度が高い不織布を密着させず、成る程度の
間隔を保持するために透水度が高い不織布として、湯温
か80℃以上になると10〜20%膨張する素材或いは
反対に10〜20%収縮する素材を使用した場合を示し
たもので、第6図9は矢印で示したように膨張により変
形した透水度が高い不織布の状態を示す。このような状
態になったときは抽出効果は一層高くなる。
実施例3 第7図はベースシートに極細繊維をすき込んだ紙を、透
水度が高いシートには非常に薄く粗な紙を使用したもの
である。開口部は3のような切り込みを設けたもので、
上から熱湯をそそいだ場合開口部切れ込みは9の矢印の
ように変形して抽出効果が促進される。
また第9図はベースシートに切り抜いた開口部と切れ込
みを併用した態様を示す。また切れ込みだけを設けたバ
ッグは未使用で保存する場合、切れ込み部分が開口部の
蓋のような機能を果たし、微粉のもれを防止できる。
実施例4 第10図及び第11図は細長いバッグの中間部及び上部
に開口部を設けた態様を示す。ベース不織布及び透水度
が高い不織布は実施例1で使用したものと同じである。
本態様では熱湯をそそいだとき、上部開口部はカップの
水面より上に出ており、中間部の開口はカップの水面下
にあるため、中間部の開口部より急速に内部に浸透し、
バッグ内部の残存空気及び発生した炭酸ガスは上部開口
部を通って抜け、抽出されたコーヒー液はベース不織布
で濾過されて外へしみ出すので、気液のカウンターカー
レントによる妨害が起こらず抽出効果は一層促進される
実施例5 第13図は第12図A−Bの断面図を示したものである
。これは細長いバッグの表面及び裏面にそれぞれ実施例
1で使用したベース不織布及び透水性が高い不織布を使
用し、コーヒー粒子を充填した後、表面のベース不織布
が外側になるように2つ折りとし、両サイドを接着して
拡げると円筒形となるようにした態様を示す。これをカ
ップ中に上部が水面の上に出るように置き、円筒内部に
上から熱湯をそそぐと円筒の内部は全面透水性が高い不
織布であり、その面積も他の実施例で示した態様とくら
べて著しく大きいため、熱湯は極めて急速に内部に浸透
し、また内部のガスも同様な理由で水面上部にある円筒
内側の部分から極めて急速に抜けるため、著しく抽出効
果が促進される。
しかして、抽出されたコーヒー液は円筒外部のべ一ス不
織布で濾過されて外部にしみ出すが、この場合は全量ベ
ース不織布で濾過されたコーヒーで、味を阻害する微粒
子及び油脂は完全に除去されているため、味、コク共に
極めて良好である。
他の態様の場合、熱湯がバッグ内部に浸透した後、内部
で抽出されたコーヒー液の1部は透水性の高い開口部を
通してカップ内へしみ出すので、その際ごく小量ではあ
るが微粒子及び油脂が混入して味を損なうおそれがある
ことを考慮すれば本実施例は極めてすぐれた抽出効果を
示す。
【図面の簡単な説明】
第1図、第5図、第7図、第9図、第10図及び第12
図はそれぞれ本発明の1態様を示す。第2図及び第3図
は第1図の、第6図は第5図の、第11図は第10図の
、第13図は第12図ABの断面図を示す。第4図は第
1図バッグを使用した時の見取図を、また第8図は第7
図バッグを使用した時の開口部変形状態の見取図を示す
。 l−ベースシート    5−・−接着部2−透水度高
いシート  6−シール部3−−−−開口部     
   7−・−・吊具4−−−−コーヒー粒子    
8−・一つまみ9−矢印は移動方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊度が約0.2デニール以下の極細繊維を含むフ
    ィルターシートからなる袋の1部分或いはかなり広い部
    分を透水度がそのフィルターシートの約2倍以上のシー
    トで構成せしめてなるコーヒー等嗜好飲料バッグ。
  2. (2)繊度が約0.2デニール以下の極細繊維を含む不
    織布からなる袋に開口部を設け、透水度がその不織布の
    約2倍以上の不織布で、その開口部を覆うように接着せ
    しめてなるコーヒー等嗜好飲料バッグ。
JP2003270A 1990-01-09 1990-01-09 コーヒーバッグ Pending JPH03212376A (ja)

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JP2003270A JPH03212376A (ja) 1990-01-09 1990-01-09 コーヒーバッグ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011420A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Daiki Shoji Kk ドリップバッグ
JP2009273776A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Towa:Kk コーヒーバッグ

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