JPH0321229Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321229Y2 JPH0321229Y2 JP5134285U JP5134285U JPH0321229Y2 JP H0321229 Y2 JPH0321229 Y2 JP H0321229Y2 JP 5134285 U JP5134285 U JP 5134285U JP 5134285 U JP5134285 U JP 5134285U JP H0321229 Y2 JPH0321229 Y2 JP H0321229Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- forceps
- affected area
- treatment
- heating
- Prior art date
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- Expired
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、癌治療等に際してハイバーサミヤ法
を適用するに極めて有効な加熱治療器具の改良に
関するものである。
を適用するに極めて有効な加熱治療器具の改良に
関するものである。
従来の技術
従来、この種の加熱治療器具としてはバイオプ
シイや注射針等の先端の尖つた円筒状の針状体を
備え、その先端側中空内または近傍の軸径内に正
特性サーミスタ等の発熱素子を埋込んで外部から
通電可能に装着することにより、この発熱を生体
内に刺入れる針状体に伝達して患部に作用するも
のが知られている(特公昭59−23809号参照)。
シイや注射針等の先端の尖つた円筒状の針状体を
備え、その先端側中空内または近傍の軸径内に正
特性サーミスタ等の発熱素子を埋込んで外部から
通電可能に装着することにより、この発熱を生体
内に刺入れる針状体に伝達して患部に作用するも
のが知られている(特公昭59−23809号参照)。
考案が解決しようとする問題点
然し、この加熱治療器具では上述した如く生体
内に刺入れる針状体を発熱体として構成するた
め、その加熱作用が針状体を突刺した部分に局所
的に集中し、患部が若干広範に亘るときには比較
的長い時間を掛けて熱を敷延させるようにしなけ
ればならない。
内に刺入れる針状体を発熱体として構成するた
め、その加熱作用が針状体を突刺した部分に局所
的に集中し、患部が若干広範に亘るときには比較
的長い時間を掛けて熱を敷延させるようにしなけ
ればならない。
問題点を解決するための手段
本考案に係る加熱治療器具においては、内視鏡
チユーブの先端に設けられた出入れ穴から操作線
で突出させて患部を摘まむ鉗子や患部を擦るブラ
シの如き比較的広範な患部に施療可能な治療器具
において、その治療器具の操作線が連結される基
部に絶縁被覆した発熱素子を外部から通電可能に
装着することにより構成されている。
チユーブの先端に設けられた出入れ穴から操作線
で突出させて患部を摘まむ鉗子や患部を擦るブラ
シの如き比較的広範な患部に施療可能な治療器具
において、その治療器具の操作線が連結される基
部に絶縁被覆した発熱素子を外部から通電可能に
装着することにより構成されている。
作 用
この加熱治療器具では、比較的広範な患部に施
療可能な鉗子やブラシの如き治療器具を発熱体と
して構成するため、患部が若干大きくても、その
患部に対して加熱作用を短時間で効果的に加え得
るようになる。
療可能な鉗子やブラシの如き治療器具を発熱体と
して構成するため、患部が若干大きくても、その
患部に対して加熱作用を短時間で効果的に加え得
るようになる。
実施例
以下、添付図面を参照して説明すると、第1図
で示す加熱治療器具はグラスフアイバーを光学的
視管に応用し、生体内の患部を検査するフアイバ
ースコープ(内視鏡)として構成するものに装備
されている。その体内に挿入する内視鏡チユーブ
1には照明窓、観察窓の他に、所与の施療に必要
な鉗子、ブラシ、洗浄・造影チユーブ等の如き治
療器具2が装備されている。これら治療器具2は
内視鏡チユーブ1の径内を通してスコープ本体の
操作部とステンレス製のスプリングやロープ等の
操作線3で連繋することにより、チユーブ先端の
出入れ穴1aから突出操作自在に取付けられてい
る。その治療器具2のうち、鉗子やブラシの如き
広範な患部に施療可能な治具20には操作線3を
連結する基部側に正特性サーミスタやニクロム線
等の発熱素子4を取付けて発熱体として兼用可能
に構成されている。この発熱素子4としては正特
性サーミスタを用いると、自動的に一定温度に温
度設定できて温度補償するよう動作させ得るとこ
ろから好ましい。この正特性サーミスタを用いる
ときはリング状に成形して治具20の基部に絶縁
樹脂を介して嵌着固定することができ、またブロ
ツク状に形成したものを絶縁樹脂で基部内に貼着
固定してもよい。その発熱素子4にはチユーブ1
の径内に配線するリード線5,6を接続し、スコ
ープ本体側の給電路から通電可能に取付けられて
いる。また、この発熱素子4は表面をテフロン等
の極薄な絶縁被膜7で被覆して生体との電気的絶
縁を図るよう構成されている。
で示す加熱治療器具はグラスフアイバーを光学的
視管に応用し、生体内の患部を検査するフアイバ
ースコープ(内視鏡)として構成するものに装備
されている。その体内に挿入する内視鏡チユーブ
1には照明窓、観察窓の他に、所与の施療に必要
な鉗子、ブラシ、洗浄・造影チユーブ等の如き治
療器具2が装備されている。これら治療器具2は
内視鏡チユーブ1の径内を通してスコープ本体の
操作部とステンレス製のスプリングやロープ等の
操作線3で連繋することにより、チユーブ先端の
出入れ穴1aから突出操作自在に取付けられてい
る。その治療器具2のうち、鉗子やブラシの如き
広範な患部に施療可能な治具20には操作線3を
連結する基部側に正特性サーミスタやニクロム線
等の発熱素子4を取付けて発熱体として兼用可能
に構成されている。この発熱素子4としては正特
性サーミスタを用いると、自動的に一定温度に温
度設定できて温度補償するよう動作させ得るとこ
ろから好ましい。この正特性サーミスタを用いる
ときはリング状に成形して治具20の基部に絶縁
樹脂を介して嵌着固定することができ、またブロ
ツク状に形成したものを絶縁樹脂で基部内に貼着
固定してもよい。その発熱素子4にはチユーブ1
の径内に配線するリード線5,6を接続し、スコ
ープ本体側の給電路から通電可能に取付けられて
いる。また、この発熱素子4は表面をテフロン等
の極薄な絶縁被膜7で被覆して生体との電気的絶
縁を図るよう構成されている。
なお、上述した治具20には鉗子として第2図
で示す標準生検鉗子の他に、第3図a〜cで示す
ワニロ異物鉗子21、三本爪回収鉗子22、バス
ケツト型回収鉗子23等がある。また、ブラシに
は第4図a〜cで示す先込細胞診ブラシ24、元
込細胞診ブラシ25、首振りブラシ26などがあ
つて、これらのいずれにも発熱素子4を取付けて
発熱体として兼用するよう構成することができ
る。
で示す標準生検鉗子の他に、第3図a〜cで示す
ワニロ異物鉗子21、三本爪回収鉗子22、バス
ケツト型回収鉗子23等がある。また、ブラシに
は第4図a〜cで示す先込細胞診ブラシ24、元
込細胞診ブラシ25、首振りブラシ26などがあ
つて、これらのいずれにも発熱素子4を取付けて
発熱体として兼用するよう構成することができ
る。
このように構成する加熱治療器具では、施療用
治具20として鉗子を用いるときには患部を摘ま
んで発熱素子4に通電することにより鉗子で摘ま
める範囲の比較的広範な患部に加熱治療を施すこ
とができ、またブラシを用いるときには患部を擦
りながら発熱素子4の熱伝導で患部に加熱治療を
施すことができるから広範な施療が行えるように
なる。その施療範囲は43±1℃で5分間程度の加
熱で10〜15mm幅に亘つて可能であり、これを一回
当たりとして癌の種類によつて数日または数週間
施療を繰返すことにより癌組織を破壊することが
できる。
治具20として鉗子を用いるときには患部を摘ま
んで発熱素子4に通電することにより鉗子で摘ま
める範囲の比較的広範な患部に加熱治療を施すこ
とができ、またブラシを用いるときには患部を擦
りながら発熱素子4の熱伝導で患部に加熱治療を
施すことができるから広範な施療が行えるように
なる。その施療範囲は43±1℃で5分間程度の加
熱で10〜15mm幅に亘つて可能であり、これを一回
当たりとして癌の種類によつて数日または数週間
施療を繰返すことにより癌組織を破壊することが
できる。
考案の効果
以上の如く、本考案に係る加熱治療器具に依れ
ば、鉗子やブラシの如き治療器具に発熱素子を取
付けて癌細胞等の組織破壊に適用可能な発熱体を
構成するため、同程度の施療時間内で相対的に広
範な患部の組織を破壊できるものである。
ば、鉗子やブラシの如き治療器具に発熱素子を取
付けて癌細胞等の組織破壊に適用可能な発熱体を
構成するため、同程度の施療時間内で相対的に広
範な患部の組織を破壊できるものである。
第1図は本考案に係る加熱治療器具の概略的構
成を示す説明図、第2図は同器具に装備可能な施
療治具の一部切欠側面図、第3図a〜c及び第4
図a〜cは同施療器具の具体例を示す説明図であ
る。 1:内視鏡のチユーブ、1a:出入れ穴、2
0,21〜26:治療器、4:発熱素子、5,
6:通電用リード線、7:絶縁被膜。
成を示す説明図、第2図は同器具に装備可能な施
療治具の一部切欠側面図、第3図a〜c及び第4
図a〜cは同施療器具の具体例を示す説明図であ
る。 1:内視鏡のチユーブ、1a:出入れ穴、2
0,21〜26:治療器、4:発熱素子、5,
6:通電用リード線、7:絶縁被膜。
Claims (1)
- 内視鏡チユーブの先端に設けられた出入れ穴か
ら操作線で突出させて患部を摘まむ鉗子や患部を
擦るブラシの如き比較的広範な患部に施療可能な
治療器具において、その治療器具の操作線が連結
される基部に絶縁被覆した発熱素子を外部から通
電可能に装着したことを特徴とする加熱治療器
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5134285U JPH0321229Y2 (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5134285U JPH0321229Y2 (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61165726U JPS61165726U (ja) | 1986-10-14 |
JPH0321229Y2 true JPH0321229Y2 (ja) | 1991-05-09 |
Family
ID=30570298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5134285U Expired JPH0321229Y2 (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0321229Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013516281A (ja) * | 2010-01-05 | 2013-05-13 | キュロ メディカル, インコーポレイテッド | 自己制御式電気加熱要素を有する医療用加熱デバイスおよび方法 |
-
1985
- 1985-04-05 JP JP5134285U patent/JPH0321229Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013516281A (ja) * | 2010-01-05 | 2013-05-13 | キュロ メディカル, インコーポレイテッド | 自己制御式電気加熱要素を有する医療用加熱デバイスおよび方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61165726U (ja) | 1986-10-14 |
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