JPH03212190A - 直流モータ駆動回路 - Google Patents

直流モータ駆動回路

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JPH03212190A
JPH03212190A JP2005401A JP540190A JPH03212190A JP H03212190 A JPH03212190 A JP H03212190A JP 2005401 A JP2005401 A JP 2005401A JP 540190 A JP540190 A JP 540190A JP H03212190 A JPH03212190 A JP H03212190A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電機子の回転速度に応して発生する誘導起電
力を検出して、直流モータの駆動を制御するようにした
誘導起電力感知形の直流モータ駆動回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、電圧比較器、駆動トランジスタおよびパルス
発生回路によって直流モータの拘束状態を判定するよう
に構成されている。
その一つの発明では、前記電圧比較器に入力される拘束
トルクの設定電圧の大きさと、前記パルス発生回路から
出力されかつ前記駆動トランジスタを周期的に瞬間オフ
にする遮断パルスとを調節手段により互いに同方向に変
化させることができる。従って、拘束トルクに関連して
モータの駆動状態を広範囲に制御することができる。
他の一つの発明では、前記パルス発生回路から出力され
かつ前記駆動トランジスタを周期的に瞬間オフにする遮
断パルスのデユーティサイクルを速度設定手段により変
化させることができる。従って、直流モータの速度制御
を簡単な構成でもって確実に行うことができる。
〔従来の技術〕
本発明者は、拘束トルクの制御が可能な誘導起電力感知
形の直流モータ駆動回路として、第3図に示す回路を先
に提案した。
第3図において、直流モータlは、直流電圧子■わが供
給される直流電源端子6に一端を接続され、他端を電界
効果トランジスタ(FET)2のトレインDに接続され
ている。このFET2側の直流モータ1の端子は、抵抗
R3を介して電圧比較器3の反転入力端子に接続されて
いる。FET2のソースは接地され、ゲートGはアンド
ゲート4の出力端子に接続されている。
抵抗R3、可変抵抗器VR,および抵抗R2から成る直
列回路の一端は直流電源端子6に接続され、この直列回
路の他端(抵抗R2側)は接地されている。可変抵抗器
VR,は抵抗R1とR2との間に接続されている。可変
抵抗器VR,の摺動接点は、電圧比較器3の非反転入力
端子に接続されている。従って、この電圧比較器3の非
反転入力端子には、直流電圧+■oを抵抗R+、Rzお
よび可変抵抗器VR,の抵抗値で分圧した設定電圧■2
が供給される。この設定電圧■2は直流モータ1の拘束
トルク(モータ1が拘束状態になったと判定してモータ
1を停止させるときの限界トルク)を設定する電圧であ
る。
電圧比較器3は、非反転入力端子に供給される設定電圧
■2と、反転入力端子に供給される電圧■9とを比較す
る。そして、電圧比較器3は、電圧■2か電圧■。より
も大きいときに高レベルの電圧■。を出力し、電圧■2
が電圧■9よりも小さいときに低レベルの電圧V。を出
力する。この電圧比較器3の出力端子は、アンドゲート
4の一方の入力端子に接続されている。
アンドゲート4の他方の入力端子は、発振器5の出力端
子に接続されている。アンドゲート4のこの入力端子は
、発振器5から遮断パルスP+を供給される。アンドゲ
ート4は、電圧比較器3の出力電圧■。と遮断パルスP
、との論理積をとって、出力信号をFET2のゲートG
に供給する。
そして、アンドゲート4の出力信号が高レベルのときに
FET2はオン状態となり、低レベルのときにFET2
はオフ状態となる。上述の遮断パルスP1は一定周期T
毎に一瞬だけ低レベルになる発振信号である。
次に、このような構成の第3図に示す直流モータ駆動回
路の動作を説明する。
直流モータ1の出力軸(図示せず)が外力で回転させら
れ、その電機子が回転したとする。この電機子の回転に
よって、直流モータlの両端に、第3図に示すように、
電機子の回転速度に比例した誘導起電力E9が発生する
。このため、FET2のトレインDには、次式で表わさ
れる電圧V9が生じる。
VM=VCEs この電圧V。は電圧比較器3の反転入力端子に供給され
る。そして、誘導起電力E、が大きくなって、電圧■9
が設定電圧■2よりも小さくなると、電圧比較器3は出
力電圧■。を低レベルから高レベルに変化させる。この
ため、アンドゲート4の出力信号として、遮断パルスP
1がFET2のゲートGに供給される。そして、FET
2は遮断パルスP1が高レベルのときにオン状態となる
従って、直流モータ1に直流電圧+V。が印加されて、
直流モータ1の出力軸は回転を継続する。
直流モータ1の出力軸が回転を継続している間にも、遮
断パルスP1は周期的に瞬時に低レベルになる。このた
め、FET2も同様に周期的に瞬時にオフ状態となる。
このFET2のオフ状態の期間において、電圧■。が設
定電圧■2よりも小さければ、アンドゲート4の出力信
号として遮断パルスP、がFET2のゲートGに継続し
て供給される。従って、FET2は継続してオン状態と
オフ状態とを繰返す。逆に、FET2のオフ状態のとき
に電圧■8が設定電圧■2よりも大きくなっていれば、
電圧比較器3の出力電圧V。が低レベルに変化する。従
って、アンドゲート4の出力信号は継続して低レベルに
なるので、FET2はオフ状態を継続して給電遮断状態
になる。
なお、モータ1が回転を持続できるか、或いはFET2
がオフ状態をm続して給電遮断状態になるかの境界時に
直流モータ1に流れる電流I4は、直流モータ1の内部
抵抗をr4とすると、次式で表わされる。
[M =Vz /r、4 (= (vc −E+ )/
r+ )従って、電圧■2を制御することによって、直
流モータ1の拘束トルクを制御して、その駆動状態を制
御することができる。そして、この電圧V2の制御のた
めに、可変抵抗器VR,が調節される。
〔発明が解決しようとする課題〕
第3図に示す上述の直流モータ駆動回路の場合には、遮
断パルスP1の周期Tが一定であるために、直流モータ
1の拘束トルクの可変幅が狭いという問題があった。即
ち、FET2がオン状態になるためには、誘導起電力が
所定値以上であることが必要であり、周期Tが短いと、
拘束トルクを最大にするために可変抵抗器V R+を抵
抗R,側に設定しても、最大駆動電流I。′ (=Vc
/rH)を得るのが困難であるという問題があった。こ
れとは逆に、周期Tが長いと、拘束トルクを小さくする
ために可変抵抗器VR,を抵抗R2側に設定しても、拘
束トルク時の駆動電流IMを充分に小さくすることがで
きないという問題があった。
本発明は、このような欠点を解消して、直流モータの駆
動状態を広範囲に制御し得る直流モータ駆動回路を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明による直流モータ駆動回路は、直流モータの端子
に生じる誘導起電力と予め設定された設定電圧とを比較
する電圧比較器と、この電圧比較器の出力信号に応じて
オンとなり、前記直流モータに駆動電圧を与える駆動ト
ランジスタと、この駆動トランジスタを周期的に瞬間オ
フにするための遮断パルスを発生するパルス発生回路と
を備えている。
そして、その一つの発明では、前記設定電圧の大きさと
前記遮断パルスの周期の大きさとを互いに同方向に変化
させる調節手段を備えている。
即ち、前記調節手段を調節することによって、前記設定
電圧の大きさと前記遮断パルスの周期の大きさとを同時
に大きくしたり、これとは逆に、同時に小さくしたりす
ることができる。
また、他の一つの発明では、前記遮断パルスのデユーテ
ィサイクルを変化させる速度設定手段を備えている。
また、さらに他の−の発明では、前記パルス発生回路は
、前記駆動トランジスタに入力される前記遮断パルスに
応して鋸波状電圧を形成する鋸波形成回路と、この鋸波
形成回路の出力電圧と前記設定電圧とを比較する第2の
電圧比較器と、前記鋸波形成回路の前記出力電圧と予め
設定された基準電圧とを比較する第3の電圧比較器と、
前記第2の電圧比較器の出力信号と前記第3の電圧比較
器の出力信号とから前記遮断パルスを形成するパルス形
成回路とを有し、前記設定電圧の大きさと前記遮断パル
スの周期の大きさとを互いに同方向に変化させる調節手
段をさらに備えている。また、この場合、前記鋸波形成
回路は、前記鋸波状電圧の上昇速度と下降速度とを互い
に逆方向に変化させる速度設定手段を有していてもよい
。即ち、前記速度設定手段を調節することによって、前
記上昇速度と前記下降速度とを同時に大きくシ1こり、
これとは逆に、同時に小さくしたりすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する
第1図は本発明の直流モータ駆動回路の一実施例を示す
回路図である。第1図において、第3図と同一の符号は
同一のものを示す。そして、第3図の説明との重複を避
けるために、第3図の構成と異なる部分についてのみ、
以下において説明する。
第1図において、FET(駆動トランジスタ)2のゲー
トGには、鋸波形成回路12の入力端子が接続されてい
る。この鋸波形成回路12は、抵抗R4、R9、可変抵
抗器(速度設定部)VR,、ダイオードD+、Dzおよ
びコンデンサCIから成っている。即ち、FET2のゲ
ートGと可変抵抗器■R2の摺動接点との間には、抵抗
R6が接続されている。可変抵抗器VR2の一端は抵抗
R5の一端に接続され、抵抗R3の他端はダイオードD
、のアノードに接続され、ダイオードD1のカソードは
コンデンサC0に接続されている。可変抵抗器VR2の
他端はダイオードD2のカソードに接続され、ダイオー
ドD2のアノードはコンデンサCIに接続されるととも
に、ダイオードD1のカソードに接続されている。つま
り、コンデンサC2の一端はダイオードD1 とD2と
に接続され、コンデンサC1の他端は接地されている。
コンデンサCIとダイオードD、 、D2との接続点は
鋸波形成回路12の出力端子となっている。
鋸波形成回路12の出力端子は、電圧比較器7の反転入
力端子と電圧比較器8の非反転入力端子とに接続されて
いる。電圧比較器7の非反転入力端子はトルク制御用の
可変抵抗器VR,の摺動接点に接続されている。従って
、この電圧比較器7の非反転入力端子には、設定電圧■
2が供給される。従って、電圧比較器7は、設定電圧V
2と鋸波形成回路12の出力電圧VNとを比較する。そ
して、この電圧比較器7は、設定電圧■2が出力電圧■
、よりも大きいときに高レベルHの電圧■3を出力し、
電圧■2が電圧■8よりも小さいときに低レベルLの電
圧■3を出力する。この電圧比較器7の出力端子は、パ
ルス形成回路11のセット入力端子SETに接続されて
いる。
電圧比較器8の反転入力端子には、直流電圧+Vcを抵
抗R6およびR7の抵抗値で分圧した基準電圧V、が供
給される。従って、この電圧比較器8は、非反転入力端
子に供給される電圧■、と、反転入力端子に供給される
基準電圧■1とを比較する。そして、この電圧比較器8
は、電圧VNが電圧■1よりも大きいときに高レベルH
の電圧■。
を出力し、電圧■8が電圧■1よりも小さいときに低レ
ベルLの電圧■4を出力する。この電圧比較器8の出力
端子は、パルス形成回路11のリセット入力端子RES
に接続されている。
パルス形成回路11は、本実施例では、ナントゲート9
.10から成るRSフリップフロップがら構成されてい
る。従って、ナンドケート9側のセット入力端子SET
とナントゲート10側のリセット入力端子RESとが共
に高レベルの電圧に設定されると、パルス形成回路11
の出力端子(ナントゲートlOの出力端子)は高レベル
Hの電圧P2を出力する。この状態でセント入力端子S
ETの人力が一瞬でも低レベルになると、パルス形成回
路11の出力端子は低レベルLの電圧P2を出力してそ
の状態を保持する。また、リセット入力端子RESの入
力が低レベルになると、パルス形成回路11の出力端子
は高レベルHの電圧P2を出力する。このパルス形成回
路11の出力端子はアントゲート4の一方の入力端子に
接続されている。アンドゲート4のこの入力端子には、
第3図では、発振器5が接続されているが、第1図では
、第3図の発振器5に代えて、制波形成回路12、比較
器7.8、パルス形成回路11などから成るパルス発生
回路が接続されている。
次に、このような構成の第1図に示す直流モータ駆動回
路の動作を、第2図に示すタイムチャートと共に説明す
る。ここで、第2図は第1図の直流モータ駆動回路の主
要部の電圧波形を示すタイムチャートである。
まず、直流モータ1が静止状態にある場合について説明
する。直流モータ1が静止しているときには、誘導起電
力E、はゼロであるので、電圧■イは直流電圧子■。の
値となっている。従って、電圧■イが設定電圧■2より
も大きいので、電圧比較器3の出力電圧■。は低レベル
になっている。
このため、アンドゲート4の出力信号も低レベルになっ
ているので、FET2のドレイン−ソース間はオフ状態
になっている。また、アンドゲート4の出力信号が低レ
ベルであるので、制波形成回路12の出力電圧■8も低
レベルの電圧(OV)になっている(第2図の時点L1
以前の状態である)。
この場合、コンデンサC1に電荷が多少あったとしても
、ダイオードD2、可変抵抗器■R2および抵抗R4か
ら成る経路を介して、コンデンサCIの電荷は放電して
しまう。
制波形成回路12の出力電圧■8が低レベルの電圧にな
っていると、電圧比較器7の出力電圧V:lは高レベル
Hの電圧になっている。また同様に、電圧比較器8の出
力電圧■4は低レベルLの電圧になっている。このため
、パルス形成回路11のセット入力端子SETには高レ
ベルHの電圧■3が供給され、リセット入力端子RES
には低レベルLの電圧■4が供給される。パルス形成回
路11は、リセット入力端子RESに供給される電圧V
4が低レベルLになっているので、第2図(d)の時点
1.に示すように、その出力端子に高レベルHの出力信
号P2を出力する。この高レベルHの出力信号P2は、
アンドゲート4の入力端子に供給される。
つぎに、直流モータ1の出力軸(図示せず)が外力で回
転させられ、この出力軸に接続されている電機子が回転
したとする。この電機子の回転によって、第3図の場合
に述べたように、直流モータ1の両端に誘導起電力EH
が発生する。このため、電圧VMは直流電圧+V、の値
から低下する。
そして、この電圧VMが設定電圧V2よりも小さくなる
と、電圧比較器3は出力電圧■。を低レベルから高レベ
ルに変化させる。このときには、パルス形成回路11の
出力信号P2は高レベルHの電圧になっているので、ア
ンドゲート4の両入力電圧は高レベルになる。従って、
アンドゲート4の出力信号は高、レベルの電圧となるの
で、FET2のドレイン−ソース間はオン状態となる。
この結果、直流モータ1に直流電圧+Vcが印加されて
、直流モータ1の出力軸は回転を継続する。
一方、アンドゲート4の出力信号が高レベルの電圧にな
ると、制波形成回路12では、抵抗R4、可変抵抗器■
R2、抵抗R3およびダイオードD1から成る経路を電
流が流れて、コンデンサCIが充電されていく(第2図
(a)の時点L1からt2の期間)。従って、制波形成
回路12の出力電圧■8は徐々に上昇する。そして、こ
の電圧VNが基準電圧Vlの値に達すると、電圧比較器
8は出力電圧■4を低レベルLから高レベルHに変化さ
せる(第2図の時点tz)。パルス形成回路11は、リ
セット入力端子RESに供給される電圧■4が高レベル
Hになるので、リセット状態を解除される。ただし、こ
の場合、パルス形成回路11の出力信号P2は依然とし
て高レベルの電圧になっている。
時点t2以後においても、鋸波形成回路12の出力電圧
■8は徐々に上昇を続ける。そして、この電圧■、が設
定電圧■2の値に達すると、電圧比較器7は出力電圧■
3を高レベルHから低レベルLに変化させる(第2図(
b)の時点t3)。
電圧〜′、が低レベルLになると、パルス形成回路11
は、セント入力端子SETの入力が低レベルの電圧とな
るので、その出力信号P2を低レベルLの電圧にしてこ
の状態を保持する。このため、アンドゲート4は、その
一方の入力信号が低レベルになるので、その出力信号は
低レベルになる。
従って、FET2はオフ状態になる。
アンドゲート4の出力信号が低レベルになると、コンデ
ンサC1に充電されていた電荷は、ダイオードD2、可
変抵抗器■R2および抵抗R4から成る経路を介して、
直ちに放電を開始する。このため、鋸波形成回路12の
出力電圧■9は、すくに設定電圧V2の値よりも低下す
る。従って、電圧比較器7は出力電圧■3を再び低レベ
ルLから高レベルHに変化させる。このとき、パルス形
成回路11の出力信号P2は低レベルLの電圧に保持さ
れている(第2図(d)の時点t3とt4の間) このように、パルス形成回路11の出力信号P2が低レ
ベルLの電圧のときには、FET2はオフ状態になって
おり、直流モータ1が拘束状態になったか否かが検知さ
れる。この場合、電圧V1.Iが設定電圧■2よりも大
きければ、電圧比較器3の出力電圧V。が低レベルに変
化する。従って、アンドゲート4の出力信号は低レベル
になるので、FET2はオフ状態を継続する。この結果
として、直流モータ1には直流電圧+vcが印加されな
くなるので、直流モータ1の出力軸は回転を停止する。
一方、パルス形成回路11の出力信号P2が低レベルの
電圧のときに、電圧vMが設定電圧V2よりも小さけれ
ば、電圧比較器3の出力電圧■。
は高レベルを保持する。
前述のとおり、第2図の時点t3とt、との間では、コ
ンデンサCIに充電されていた電荷は放電され続けてい
るので、電圧■、は低下し続けている。そして、電圧■
9が基準電圧■1の値に達すると、電圧比較器8は出力
電圧V4を高レベルHから低レベルLに変化させる(第
2図(C)の時点t4)。パルス形成回路11は、リセ
ット入力端子RESに供給される電圧■4が低レベルに
なるので、リセット状態となる。即ち、パルス形成回路
11の出力信号P2は高レベルHの電圧になる。
アンドゲート4は、両方の入力信号が高レベルHの電圧
になるので、その出力信号を再び高レベルにする。この
ため、FET2のドレイン−ソース間は再びオン状態に
なるので、直流モータ1の出力軸は回転を継続する。ア
ンドゲート4の出力信号が高レベルの電圧になると、鋸
波形成回路12では、抵抗R4、可変抵抗器VR2、抵
抗R7およびダイオードD1から成る経路を介して、コ
ンデンサCIが直ちに充電を開始する。このため、鋸波
形成回路12の出力電圧■8は、すくに基準電圧V、の
値よりも上昇する。従って、電圧比較器8は出力電圧■
4を再び低レベルLから高レベルHに変化させる。
以後、パルス形成回路11の出力信号P2が低レベルL
のときに、電圧■8が設定電圧■2よりも小さければ、
第2図に示すように、時点t2から時点t4までを一周
期として、同様の動作が繰返される。
この場合、出力信号P2は、第3図に示す発振器5が出
力する遮断パルスP1に相当している。
しかしながら、本実施例においては、電圧比較器7は、
電圧■9と設定電圧■2とを比較して出力信号P2の高
レベルHの期間を設定するようにしている。従って、本
実施例では、直流モータ1の拘束トルクを広範囲に制御
することができる。
例えば、拘束トルク制御用の可変抵抗器VR。
を抵抗R1側(高トルク側)に設定すると、設定電圧■
2が大きな値になる。このため、直流モータ1の出力軸
の回転数が多少下がっても、電圧比較器3の出力電圧■
。は高レベルを保持するから、FET2はオン状態を継
続する。これと同時に、電圧比較器7の非反転入力端子
に供給される電圧が大きくなるので、設定電圧■2の大
きくなるのに応して出力信号P2の高レベルの期間が長
くなる。つまり、この出力信号(遮断パルス)R2の周
期が長くなるから、拘束トルクを必要に応して充分大き
くして最大駆動電流IM  ′−(vc/rイを容易に
得ることができる。
これとは逆に、可変抵抗器VR,を抵抗R2側(低トル
ク側)に設定すると、直流モータ1の出力軸の回転数が
少し下がっただけでも、FET2がオフ状態になる。こ
れと同時に、出力信号P2の周期も短くなるから、拘束
トルク時の駆動電流1、を必要に応じて充分小さくする
ことが可能である。
次に、制波形成回路12中の可変抵抗器■R2) は、出力電圧■8の電圧上昇速度と電圧下降速度とを同
時に互いに逆方向に変えて、直流モータ1の出力軸の回
転数(速度)の制御を行なうためのものである。つまり
、可変抵抗器V R2の抵抗値を変えることによって、
出力電圧■8の電圧上昇速度(第2図の時点L2から時
点も3までの時間の逆数に比例)と、電圧下降速度(第
2図の時点t、から時点し4までの時間の逆数に比例)
とを同時に互いに逆方向に変えることができるから、出
力信号P2のデユーティサイクルを変えることができる
。そして、出力信号P2のデユーティサイクルを変える
ことにより、直流モータ1の速度制御を行うことができ
る。
〔発明の効果〕
本発明は、電圧比較器、駆動トランジスタおよびパルス
発生回路によって直流モータの拘束状態を判定するよう
にしたので、その構成が簡単で動作が確実であって、発
熱によって発火の危険や電力ロスがない。
また、請求項I及び3に記載の発明によれば、拘束トル
クの設定電圧の大きさと遮断パルスの周期の大きさとを
調節手段により互いに同方向に変化させるようにしたか
ら、必要に応して、直流モータの最大駆動電流を充分大
きくしたり、これとは逆に、拘束トルク時の駆動電流を
充分小さくしたりすることができる。
また、請求項2および4に記載の発明によれば、遮断パ
ルスのデユーティを速度設定手段により変化させるよう
にしたから、直流モータの速度制御を簡単な構成でもっ
て確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の直流モータ駆動回路の一実施例を示す
回路図、第2図は第1図の直流モータ駆動回路の主要部
の電圧波形を示すタイムチャート、第3図は先に提案さ
れた直流モータ駆動回路を示す回路図である。 なお、図面に用いられた符号において、1−−−−−−
一・−−−−−−−・−直流モータ 78 11− ・ 工2 VR。 VR。 である。 電界効果トランジスタ 電圧比較器 パルス形成回路 制波形成回路 可変抵抗器(設定電圧および 遮断パルス周期の調節手段) 可変抵抗器(速度設定手段) (FET) 埋入 上屋 勝 主要部のタイム+ヤード 第2図 直う走モータ便動回路 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直流モータの端子に生じる誘導起電力と予め設定さ
    れた設定電圧とを比較する電圧比較器と、この電圧比較
    器の出力信号に応じてオンとなり、前記直流モータに駆
    動電圧を与える駆動トランジスタと、 この駆動トランジスタを周期的に瞬間オフにするための
    遮断パルスを発生するパルス発生回路と、前記設定電圧
    の大きさと前記遮断パルスの周期の大きさとを互いに同
    方向に変化させる調節手段とを備えたことを特徴とする
    直流モータ駆動回路。 2、直流モータの端子に生じる誘導起電力と予め設定さ
    れた設定電圧とを比較する電圧比較器と、この電圧比較
    器の出力信号に応じてオンとなり、前記直流モータに駆
    動電圧を与える駆動トランジスタと、 この駆動トランジスタを周期的に瞬間オフにするための
    遮断パルスを発生するパルス発生回路と、前記遮断パル
    スのデューティサイクルを変化させる速度設定手段とを
    備えたことを特徴とする直流モータ駆動回路。 3、直流モータの端子に生じる誘導起電力と予め設定さ
    れた設定電圧とを比較する第1の電圧比較器と、 この第1の電圧比較器の出力信号に応じてオンとなり、
    前記直流モータに駆動電圧を与える駆動トランジスタと
    、 この駆動トランジスタを周期的に瞬間オフにするための
    遮断パルスを発生するパルス発生回路とを備え、 前記パルス発生回路は、前記駆動トランジスタに入力さ
    れる前記遮断パルスに応じて鋸波状電圧を形成する鋸波
    形成回路と、 この鋸波形成回路の出力電圧と前記設定電圧とを比較す
    る第2の電圧比較器と、 前記鋸波形成回路の前記出力電圧と予め設定された基準
    電圧とを比較する第3の電圧比較器と、前記第2の電圧
    比較器の出力信号と前記第3の電圧比較器の出力信号と
    から前記遮断パルスを形成するパルス形成回路とを有し
    、 前記設定電圧の大きさと前記遮断パルスの周期の大きさ
    とを互いに同方向に変化させる調節手段をさらに備えた
    ことを特徴とする直流モータ駆動回路。 4、請求項3において、前記鋸波形成回路は、前記鋸波
    状電圧の上昇速度と下降速度とを互いに逆方向に変化さ
    せる速度設定手段を有することを特徴とする直流モータ
    駆動回路。
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