JPH03212089A - エンファシスまたはディエンファシス特性切換回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分灯 本発明は、時分割圧縮多重信号を記録再生する方式の記
録再生装置に採用するエンファシスまたはディエンファ
シス特性切換回路に関する。

（ロ）従来の技術 高品位映像信号を記録する小型ビデオテープレコーダは
、各水平同期期間の輝度信号に先行して時間軸圧縮した
カラー信号を時間軸圧縮多重した映像信号をＦＭ変調し
て記録再生する規格を採用しており、記録側と再生側に
エンファシス回路とディエンファシス回路を使用してい
る。

従って、記録に際しては高域成分が強調され、再生時に
際しては高域ノイズと共に高域成分が元通り押庄される
。

（ハ）発明が解決しようとする課題 ヒ述する従来技術は、信号路にそれぞれ１ｇづつのエン
ファシス回路とディエンファシス回路を設けているが、
適切なエンファシス量は水平同期期間内の信号成分の種
類に応じて異ならしめた方がよい。

（ニ）課題を解決するための手段 そこで、本発明は、記録回路に複数のエンファシス回路
を配して水平同期期間内の信号成分の種類に応じてエン
ファシス特性を切り換え、再生回路に複数のディエンフ
ァシス回路を配して水平同期期間内の信号成分の種類に
応じてディエンファシス特性を切り換えるものである。

（ホ）作用 よって、本発明によれば、信号成分の種類に応じてエン
ファシスまたはディエンファシスが為される。

（・＼）実施例 以下、ハイビジョン信号を記録再生する小型ＶＴＲに本
発明を採用する実施例に従い説明する。

本実施例の小型〜”ＴＲは、ハイビジョン信号を水平同
期周期単位で２系列に分離し、分離した輝度信号Ｙの水
平ブランキング期間に時間軸圧縮したカラー信号成分Ｃ
とバースト信号成分Ｂとを時分割多重してＴＣＩ映像信
号（第３図Ｔ参照、を２系列分形成し、それぞれＦ　Ｍ
変調記録再生するものである。

第１図と第２図は、それぞれｌ系列分のＴＣＩ映像信号
を記録し再生する記録回路ブロック図と再生回路ブロッ
ク図を示す。

第１図より明らかな様に、記録回路で：よＴＣＩ映像信
号が、エンファシス量の大きい第１エンファシス回路１
１と、エンファシス量の比較的大きい第２エンファシス
回路１２と、エンファシス量の小さい第３エンファシス
回路１３に入力されている。

各エンファシス出力は、記録側スイッチング回路１４の
信号入力端子に供給される。この記録側スイッチング回
路１４は、スイッチング制御信号により入力信号を選択
導出する。スイッチング制御信号は、ＴＣＩ同閘同号信
号３図ｎ）を基準入力とするスイッチング制御信号発生
回路１５より導出される。

その結果、前記記録側スイッチング回路１４は、各信号
成分発生期間に合わせて対応する信号成分を選択をする
ことになり、まず期間１に於て第１エンフアシス出力を
、また期間２に於て第２エンフアシス出力を、更に期間
３に於て第３エンフアシス出力を、それぞれ順に選択導
出する（第３図Ｉｌｌ参照）。

スイッチング出力は、更にメインエンファシス回路１６
を経てＦＭ変調回路１７に入力されて変調された後、記
録ビデオヘッドに１８供給されて磁気記録が為される。

一方、再生に際しては、第２図に図示する様にまず、再
生ビデオへラド２８より変調再生信号が得らｔＬ、Ｆ〜
１復調回路２７で復調される。

再生復調出力は、メインディエンファシス回路２　ｆｉ
で一律のデイエンファスシス烟埋が為され。

第１エンファシス回路１１と対を為す第１ディエンファ
シス回路２１と、第２エンファシス回路１２と対を為す
第２ディエンファシス回路２２と、第３エンファシス回
路１３と対を為す第３ディエンファシス回路２３にそれ
ぞれ入力される。

前記第２デイエンフアシス出力は、スイッチング制御信
号発生回路２５に入力され、再生水平同明信号に同期す
るスイッチング制御信号に変換される。

このスイッチング制御信号は、記録回路中のスイッチン
グ制御信号と共通であるので詳細な説明は、割愛する。

このスイッチング制御信号を制御入力とし、各ディエン
ファシス出力を信号入力とする再生側スイッチング回路
２４は、水平同期期間内に所定のスイッチングを為し、
元通りの周波数特性を持つ再生ＴＣＩ映像信号が導出さ
れる。

本実施例において、各エンファシス回路や、各ディエン
ファシス回路は非線形の周波数特性を与えるものとする
っ また、各エンファシス回路やディエンファシス回路の具
体的構成は、第４図や第５図に示す時定数回路により形
成されており、スイッチング回路はこの時定数を切り換
えるものである。

尚、第１図と第４図は、スイッチング回路とエン７１２
１回路の接続を関係を異にするが、ｙ丸の回路も本発明
に陰まれるものとする。また、第２図と第５図のスイッ
チング回路とディエンファシス回路の接続を関係に付い
てら同様である。

（ト）発明の効果 よって、本発明によれば、信号成分毎に最適なエンファ
シスとディエンファシスが為され、記録再生に伴う８人
比を確実に改善でき、その効果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る記録回路ブロック図、第
２図は本発明の実施例に係る再生回路ブロック図、第３
図は信号波形説明図、第４図は記録回路の要部の具体例
回路図、第５図は再生回路の要部の具体的回路図を、そ
れぞれ示す。 １１　、　１２．　１３−−−−−−−−一第１・第２
・第３エンファシス回路 ２１　、２２．２３．−−−−−−−一第１・第２・第
３ディエンファシス回路

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）バースト信号と時間軸圧縮カラー信号と輝度信号
   とを水平同期期間内に時分割多重して成る映像信号をＦ
   Ｍ変調記録し、再生時に再生映像信号中の再生圧縮カラ
   ー信号を時間軸伸長して成る再生カラー信号と再生輝度
   信号とを同時化処理する記録再生装置に於て、 エンフアシス特性を特定するための複数の時定数回路と
   、 水平同期期間内の各信号成分毎に異なる時定数回路を介
   して導出せしめるスイッチング回路とを それぞれ記録装置内に配して成るエンフアシス特性切換
   回路。
2. （２）バースト信号と時間軸圧縮カラー信号と輝度信号
   とを水平同期期間内に時分割多重して成る映像信号をＦ
   Ｍ変調記録し、再生時に再生映像信号中の再生圧縮カラ
   ー信号を時間軸伸長して成る再生カラー信号と再生輝度
   信号とを同時化処理する記録再生装置に於て、 ディエンファシス特性を特定するための複数の時定数回
   路と、 水平同期期間内の信号成分毎に異なる時定数回路を介し
   て導出せしめるスイッチング回路とを、それぞれ再生装
   置内に配して成るディエンファシス特性切換回路。