JPH0321204Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321204Y2 JPH0321204Y2 JP1986042636U JP4263686U JPH0321204Y2 JP H0321204 Y2 JPH0321204 Y2 JP H0321204Y2 JP 1986042636 U JP1986042636 U JP 1986042636U JP 4263686 U JP4263686 U JP 4263686U JP H0321204 Y2 JPH0321204 Y2 JP H0321204Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical fiber
- thin tube
- lens
- tooth root
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 24
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 7
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 7
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
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- 210000000214 mouth Anatomy 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 210000005239 tubule Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、歯科治療において歯根内の状況を観
察するためのキヤナルスコープに関する。
察するためのキヤナルスコープに関する。
従来技術
歯科治療においては、歯根を切削、成形、洗浄
した後、該歯根内に詰め物をする等の治療を行う
が、その場合、歯根が適確に切削、形成されてい
るか否かを観るためにキヤナルスコープ(歯根
鏡)を使用する。而して、従来のキヤナルスコー
プは、単に口腔内に鏡を入れて歯根を観るもので
あり、非常に使いにくく、また、歯根内が暗いた
め、よく観ることができなかつた。
した後、該歯根内に詰め物をする等の治療を行う
が、その場合、歯根が適確に切削、形成されてい
るか否かを観るためにキヤナルスコープ(歯根
鏡)を使用する。而して、従来のキヤナルスコー
プは、単に口腔内に鏡を入れて歯根を観るもので
あり、非常に使いにくく、また、歯根内が暗いた
め、よく観ることができなかつた。
上述のごとき実情に鑑みて、本出願人は、先
に、歯根内に光を照射するとともに、該歯根内に
対物レンズを挿入し得るようにし、もつて、歯根
内の状況を正確に観察し得るようにしたキヤナル
スコープについて提案した。
に、歯根内に光を照射するとともに、該歯根内に
対物レンズを挿入し得るようにし、もつて、歯根
内の状況を正確に観察し得るようにしたキヤナル
スコープについて提案した。
第3図は、本出願人が先に提案したキヤナルス
コープの一例を説明するための全体構成図で、図
中、1は鏡軸筒体、2は該鏡軸筒体1の外周面に
沿つて配設された光導体、3は前記鏡軸筒体1の
一端に配設された歯根鏡先端部、4は該歯根鏡先
端部に設けられた細管部で、該細管部4の直径は
歯根内に十分に挿入し得る程度の直径に形成され
ている。5は対物レンズ、6aはミラー、6bは
リレーレンズ、7は接眼レンズ、8は光導体、9
は光源接続プラグ、10はカツプリングで、使用
時、光導体8はカツプリング10によつて鏡軸筒
体1に沿つて配設された光導体2に接続され、光
源接続プラグ9より導入された光は、光導体8及
び2を通して伝送され、該光導体2の先端より放
出される。歯根鏡先端部3が前述のように歯根内
に挿入されるのに十分な細さの細管4に形成さ
れ、その先端には対物レンズ5が配設されてい
る。従つて、使用時、前記細管4を歯根内に挿入
し、光源接続プラグ9より光導体8内に光を導入
すると、光導体2の先端部より光が放出されて歯
根内が照明され、歯根内の像が対物レンズ5及び
リレーレンズ6bを通して接眼レンズ7に伝達さ
れ、歯根内の様子を正確に観測することができ
る。なお、光導体2としては、例えば、光フアイ
バー束を使用し、該光フアイバー束を細管4の近
傍において解束し、細管4の外周部に略均等に配
設し、光放出端より放出された光を対物レンズ5
を通すことなく放出するようにしたり、或いは、
細管4の内周部に略均等に配設し、光放出端より
放出された光を対物レンズ5を通して放出するよ
うにしている。
コープの一例を説明するための全体構成図で、図
中、1は鏡軸筒体、2は該鏡軸筒体1の外周面に
沿つて配設された光導体、3は前記鏡軸筒体1の
一端に配設された歯根鏡先端部、4は該歯根鏡先
端部に設けられた細管部で、該細管部4の直径は
歯根内に十分に挿入し得る程度の直径に形成され
ている。5は対物レンズ、6aはミラー、6bは
リレーレンズ、7は接眼レンズ、8は光導体、9
は光源接続プラグ、10はカツプリングで、使用
時、光導体8はカツプリング10によつて鏡軸筒
体1に沿つて配設された光導体2に接続され、光
源接続プラグ9より導入された光は、光導体8及
び2を通して伝送され、該光導体2の先端より放
出される。歯根鏡先端部3が前述のように歯根内
に挿入されるのに十分な細さの細管4に形成さ
れ、その先端には対物レンズ5が配設されてい
る。従つて、使用時、前記細管4を歯根内に挿入
し、光源接続プラグ9より光導体8内に光を導入
すると、光導体2の先端部より光が放出されて歯
根内が照明され、歯根内の像が対物レンズ5及び
リレーレンズ6bを通して接眼レンズ7に伝達さ
れ、歯根内の様子を正確に観測することができ
る。なお、光導体2としては、例えば、光フアイ
バー束を使用し、該光フアイバー束を細管4の近
傍において解束し、細管4の外周部に略均等に配
設し、光放出端より放出された光を対物レンズ5
を通すことなく放出するようにしたり、或いは、
細管4の内周部に略均等に配設し、光放出端より
放出された光を対物レンズ5を通して放出するよ
うにしている。
しかし、上記キヤナルスコープは、光フアイバ
から放出される光の位置が不変であり、観察した
い箇所のみを照明することができず、観察しにく
い等の欠点があつた。
から放出される光の位置が不変であり、観察した
い箇所のみを照明することができず、観察しにく
い等の欠点があつた。
目 的
本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、特に、歯根内の所望の箇所のみを照明し
得るようにして、歯根内の観察をよりし易くする
ようにすることを目的としてなされたものであ
る。
もので、特に、歯根内の所望の箇所のみを照明し
得るようにして、歯根内の観察をよりし易くする
ようにすることを目的としてなされたものであ
る。
構 成
第1図は、本考案によるキヤナルスコープの一
実施例を説明するための全体構成図、第2図は、
第1図の部の詳細を示す図で、図中、第3図に
示したキヤナルスコープと同様の作用をする部分
には第3図の場合と同一の参照番号が付してあ
る。而して、本考案は、第3図に示した従来のキ
ヤナルスコープにおいて、光フアイバ束8と2と
を連結するカツプリング部10に遮蔽機構11を
設け、光フアイバ8から光フアイバ2に伝達され
る光の経路を変更し得るようにしたものである。
実施例を説明するための全体構成図、第2図は、
第1図の部の詳細を示す図で、図中、第3図に
示したキヤナルスコープと同様の作用をする部分
には第3図の場合と同一の参照番号が付してあ
る。而して、本考案は、第3図に示した従来のキ
ヤナルスコープにおいて、光フアイバ束8と2と
を連結するカツプリング部10に遮蔽機構11を
設け、光フアイバ8から光フアイバ2に伝達され
る光の経路を変更し得るようにしたものである。
第2図は、本考案の動作原理を説明するための
構成図で、光フアイバ束8はカツプリング10側
において、該光フアイバ束8の各光フアイバ8′
が、第2図Aに示すように、円環状に配列されて
いる。また、光フアイバ束2もカツプリング10
側において、該光フアイバ束2の各光フアイバ2
1,22,……2oが、第2図Cに示すように、円
環状に配列されている。この光フアイバ束2は、
前述のように、鏡軸筒体1に沿つて配設され、細
管4の周囲から光が放出されるように構成されて
いるが、本考案によると、各光フアイバ21〜2o
は、第2図Dに示すように、第2図Cに示したカ
ツプリング10側の配列に対応して配列されてい
る。光フアイバ束8とフアイバ束2との間には、
第2図Bに示すような遮蔽板11が設けられてお
り、該遮蔽板11は光フアイバ束8と2との間で
回転可能となつており、かつ、前述のごとく円環
状に配列された光フアイバ21〜2oのうち、該円
環状の任意半分の光フアイバにのみ光を伝達(1
1a部)し、残り半分の光フアイバには光を導入
しないようになつている(11b部)。従つて、
図示例の場合、光フアイバ21〜2nには光が導入
されず、2n+1〜2oの光フアイバにのみ光が導入
され、細管4側において、該細管4の片側半分に
配設された光フアイバ2n+1〜2oの光フアイバの
みから光が放出されて照明に供給される。斯様
に、本考案においては、細管4の片側半分の光フ
アイバのみから光が放出されるが、この片側半分
は、遮蔽板11を回転することによつて任意所望
の片側半分とすることが可能であり、これによつ
て、細管4の任意所望の片側半分のみを照明する
ことができる。
構成図で、光フアイバ束8はカツプリング10側
において、該光フアイバ束8の各光フアイバ8′
が、第2図Aに示すように、円環状に配列されて
いる。また、光フアイバ束2もカツプリング10
側において、該光フアイバ束2の各光フアイバ2
1,22,……2oが、第2図Cに示すように、円
環状に配列されている。この光フアイバ束2は、
前述のように、鏡軸筒体1に沿つて配設され、細
管4の周囲から光が放出されるように構成されて
いるが、本考案によると、各光フアイバ21〜2o
は、第2図Dに示すように、第2図Cに示したカ
ツプリング10側の配列に対応して配列されてい
る。光フアイバ束8とフアイバ束2との間には、
第2図Bに示すような遮蔽板11が設けられてお
り、該遮蔽板11は光フアイバ束8と2との間で
回転可能となつており、かつ、前述のごとく円環
状に配列された光フアイバ21〜2oのうち、該円
環状の任意半分の光フアイバにのみ光を伝達(1
1a部)し、残り半分の光フアイバには光を導入
しないようになつている(11b部)。従つて、
図示例の場合、光フアイバ21〜2nには光が導入
されず、2n+1〜2oの光フアイバにのみ光が導入
され、細管4側において、該細管4の片側半分に
配設された光フアイバ2n+1〜2oの光フアイバの
みから光が放出されて照明に供給される。斯様
に、本考案においては、細管4の片側半分の光フ
アイバのみから光が放出されるが、この片側半分
は、遮蔽板11を回転することによつて任意所望
の片側半分とすることが可能であり、これによつ
て、細管4の任意所望の片側半分のみを照明する
ことができる。
効 果
以上の説明から明らかなように、本考案による
と、歯根内を挿入される細管の任意所望の片側半
分側のみを照明することができ、従つて、観察し
たい部分のみを照明して観察することができるの
で、余分の部分を観察することがなく、非常に観
察しやすいキヤナルスコープを提供することがで
きる。
と、歯根内を挿入される細管の任意所望の片側半
分側のみを照明することができ、従つて、観察し
たい部分のみを照明して観察することができるの
で、余分の部分を観察することがなく、非常に観
察しやすいキヤナルスコープを提供することがで
きる。
第1図は、本考案によるキヤナルスコープの一
実施例を説明するための全体構成図、第2図は、
本考案の動作原理を説明するための構成図、第3
図は、本出願人が先に提案したキヤナルスコープ
の一例を示す全体構成図である。 1……鏡軸筒体、2……光導体、3……歯根鏡
先端部、5……対物レンズ、6a……ミラー、6
b……リレーレンズ、7……接眼レンズ、8……
光導体、9……光源接続プラグ、10……カツプ
リング、11……遮蔽板。
実施例を説明するための全体構成図、第2図は、
本考案の動作原理を説明するための構成図、第3
図は、本出願人が先に提案したキヤナルスコープ
の一例を示す全体構成図である。 1……鏡軸筒体、2……光導体、3……歯根鏡
先端部、5……対物レンズ、6a……ミラー、6
b……リレーレンズ、7……接眼レンズ、8……
光導体、9……光源接続プラグ、10……カツプ
リング、11……遮蔽板。
Claims (1)
- 鏡軸筒体と、該鏡軸筒体の一端に設けられた対
物レンズと、該鏡軸筒体の他端に設けられた接眼
レンズと、前記対物レンズの像を前記接眼レンズ
に伝達するためのリレーレンズと、前記鏡軸筒に
沿つて配設された多数本の光フアイバとを有し、
前記対物レンズは前記鏡軸筒体の一端において歯
根内に挿入し得る程度の直径を有する細管の先端
に配設され、前記光フアイバは一端から光が導入
され、他端から光が放出されるよう構成され、光
放出端から放出された光が前記歯根内を照明する
よう構成されているキヤナルスコープにおいて、
前記多数本の光フアイバはその光放出端が前記細
管の周囲に略均等に分散されて配設されており、
該細管の任意片側の半分の光フアイバのみから光
が放出されるよう前記光フアイバに導入する光を
調整する調整機構を有することを特徴とするキヤ
ナルスコープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986042636U JPH0321204Y2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986042636U JPH0321204Y2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62155806U JPS62155806U (ja) | 1987-10-03 |
JPH0321204Y2 true JPH0321204Y2 (ja) | 1991-05-09 |
Family
ID=30858734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986042636U Expired JPH0321204Y2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0321204Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004024494B4 (de) * | 2004-05-16 | 2019-10-17 | Dürr Dental SE | Medizinische Kamera |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6118102B2 (ja) * | 1978-08-04 | 1986-05-10 | Nippon Denso Co |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6069102U (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-16 | 長田電機工業株式会社 | 口腔内観察用スコ−プ |
JPS6118102U (ja) * | 1984-07-06 | 1986-02-01 | 住友電気工業株式会社 | 歯根内視鏡の先端部 |
-
1986
- 1986-03-24 JP JP1986042636U patent/JPH0321204Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6118102B2 (ja) * | 1978-08-04 | 1986-05-10 | Nippon Denso Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62155806U (ja) | 1987-10-03 |
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