JPH03210389A - コークス炉のカーボン付着防止方法とその装置 - Google Patents

コークス炉のカーボン付着防止方法とその装置

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JPH03210389A
JPH03210389A JP562890A JP562890A JPH03210389A JP H03210389 A JPH03210389 A JP H03210389A JP 562890 A JP562890 A JP 562890A JP 562890 A JP562890 A JP 562890A JP H03210389 A JPH03210389 A JP H03210389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coke oven
coal
gas
carbon
charging port
Prior art date
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Pending
Application number
JP562890A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Tawara
田原 勉
Shinji Hasebe
長谷部 新次
Hirofumi Taketomi
武富 洋文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、コークス乾留中にコークス炉の炭化室の石
炭装入口周辺にカーボンが付着する。この付近のCガス
を攪拌し、且つコークス炉ガスの長期滞留を予防し、石
炭装入口付近を冷却する事によってこのカーボンの付着
を防止する方法とその装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の技術の一例として、特開昭59−25881号公
報に以下に述べる提案がある。第5図は特開昭59−2
5881号公報の提案の一実施例のコークス炉の炭化室
の竪固面を示す説明図である。
図において、1は炭化室である。2は石炭であるが、こ
の例においてはコークス化している。
8は付着カーボンである。15はブツシャ−の移動フレ
ームである。12は燃焼排ガスヘッダーである。13は
燃焼排ガスノズルである。14はガイド車である。プッ
シャーの移動フレーム15は、ブツシャ−台車上に、炭
化室1内へ前進(第5図では右に移動)及び後退(第5
図ては左に移動)自在に配室されており、ブツシャ−台
車は、各炭化室前に移動可能となっている。該ブツシャ
−の移動フレーム15の先端部に燃焼排ガスヘッダー1
2が設けられ、これに多数の燃焼排ガスノズル13が取
り付けられている。ブツシャ−の移動フレーム15によ
る、コークス化した石炭2を押し出す時に、燃焼排ガス
ノズル13から燃焼排ガスを噴出させると、煉瓦の付着
カーボン8と燃焼排ガスとが反応して、下式により、固
体の付着カーボン8かガス化され取り除がれる。
C+C○2 =2CO・ (1〉 C+H2O=C0+H2・・(2) C+2H20=CO□+2 H2・・ (3)然しこの
提案の方法とその装置によると、燃焼排ガスを製造する
燃焼炉を設けなければならず、コークス炉ガスの1立方
米当なりの発熱量を変化させてしまう。更にここに用い
られる水蒸気が、コークス炉の煉瓦に損傷を与える。
従来の技術の他の一例として、プッシャーの移動フレー
ムの先端部に空気噴出口を設けて、空気を噴出させて煉
瓦の付着カーボン取り除くエヤスカーフィングと呼ばれ
る方法もある。該実施例も特開昭59−25881号公
報の提案の一実施例も共に、プッシャーの移動フレーム
15前進後退時にのみ反応させるにすぎないので、除去
作業が不十分である。
[発明が解決しようとする課題] 燃焼排ガスを製造する燃焼炉等複雑な装置で操業に安全
上注意を必要とする設備を設ける事無く、コークス乾留
中にコークス炉の炭化室の石炭装入口周辺に付着するカ
ーボンを除去し、且つ除去作業によってコークス炉ガス
の1立方米当たりの発熱量を変化させる事がない方法と
その装置の提供が望まれていた。
[課題を解決するための手段] この発明に係る、コークス炉のカーボン付着防止方法と
その装置は、コークス炉の炭化室の石炭装入口に隣接し
て設けられたコークス炉ガス吹込管から、コークス炉カ
スを、吹込み炭化室の石炭装入口付近のコークス炉カス
を、攪拌し、且つコークス炉ガスの長期滞留を予防し、
石炭装入口付近を冷却して Cva H2Il= m C+ 、n H2等で示され
る化学反応式の反応を予防してカーホンの付着を防止す
る方法と、コークス炉の炭化室の石炭装入口に隣接して
設けられたコークス炉ガス吹込管とを特徴とする。
[作用] コークス炉の炭化室の石炭装入口付近の温度を炉内の平
均温度より低くすることによって、C,H2fi=mC
+ n H2 等で示される化学反応式の反応を予防してカーボンの付
着を防止する事ができる9 [実施例] 第2図はコークス炉の竪固面図である。炉体下部は蓄熱
室22となっている。蓄熱室22の上に炭化室1と燃焼
室21とが交互に設けられており、図において破断線の
左側は、手前の燃焼室21を示し、破断線の右側は、内
側の炭化室1を示している。第3図は従来の前述の炭化
室]の上部の詳細を示す。2はコークス化されつつある
石炭である。3は上昇管である。5はベント管である。
6は圧力制御弁である。8は付着カーボンである。11
は装炭口である。装炭口11近傍は、比較的に煉瓦の温
度が低く付着カーボン8が厚く付着する。第4図は従来
の炭化室1に装炭している状況を示す。区において9は
石炭ホッパーである。10は装入装置である。11は装
炭口である。付着カーボン8が厚く付着して装炭に障害
を生じている状況を示す。
この発明の一実施例を図を参照しながら説明する。第1
図はこの発明のカーボン付着防止方法とその装置を取り
付けた炭化室1の上部の詳細を示す。図において2はコ
ークス化されつつある石炭である。3は上昇管である。
4はブロワ−である。5はベント管である。6は圧力制
御弁である。7はコークス炉ガス吹込管である。8は付
着カーボンである。コークス炉ガスは上昇管3を経て、
更にベント管5を経て、ドライメインへ送られるが、そ
の途中で掻く一部がブロワ−4によって、吸引される。
このコークス炉ガスはブロワ−4の出口において高圧に
なり、各装炭口11に隣接して設けられたコークス炉ガ
ス吹込管7を通して、炭化室1に吹込まれ装炭口11付
近のコークス炉ガスが攪拌されて、且つコークス炉ガス
の長期滞留を予防し、石炭装入口付近を冷却してCrm
   )(2+1=  m  C+   n  H2等
で示される化学反応式の反応を予防してカーボンの付着
を防止することができる。
[発明の効果] この発明以上のように構成されているので、操業に安全
上注意を必要とする燃焼排ガス製造燃焼炉が不要であり
、且つコークス炉ガスの1立方米当たりの発熱量を変化
させる事無く石炭装入口周辺の付着カーボンを除去する
事ができるので、操業費が節約でき且つ副生されるコー
クス炉ガスの利用価値が向上した。更に水蒸気による煉
瓦の損傷も回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の装置を取り付けた炭化室の上部を示
す説明図、第2図はコークス炉の竪断面図、第3図は従
来の炭化室の上部の竪断面図、第4図は従来の炭化室に
装炭している状況を示す説明図、第5図は従来の技術の
一実施例のコークス炉の炭化室の竪固面を示す説明図で
ある。 1・・炭化室、2・・・石炭、3・・上昇管、4・ブロ
ワ−15・・・ベント管、6・・・圧力制御弁、7・・
・コークス炉ガス吹込管、8・・・付着カーボン、9・
・石炭ホッパー、10・・・装入装置、11・・・装炭
口、12・・燃焼排ガスヘッダー、13・・燃焼排ガス
ノズル、14・・ガイド車、15・・・ブツシャ−の移
動フレーム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コークス炉の炭化室の石炭装入口に隣接して設け
    られたコークス炉ガス吹込管から、コークス炉ガスを吹
    込み炭化室の石炭装入口付近のコークス炉ガスを攪拌し
    、且つコークス炉ガスの長期滞留を予防し、石炭装入口
    付近を冷却して C_mH_2_n=mC+nH_2 等で示される化学反応式の反応を予防してカーボンの付
    着を防止することを特徴とするコークス炉のカーボン付
    着防止方法。
  2. (2)コークス炉の炭化室の石炭装入口に隣接して設け
    られたコークス炉ガス吹込管からなることを特徴とする
    コークス炉のカーボン付着防止装置。
JP562890A 1990-01-12 1990-01-12 コークス炉のカーボン付着防止方法とその装置 Pending JPH03210389A (ja)

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