JPH0320892A - 販売機の表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 くイ）産業上の利用分野 本発明は、自動販売機あるいはショーケース等、いわゆ
る販売機の表示装置に関する。

（口）従来の技術 従来、前面に透明パネルにて覆われた表示室を設け、該
表示室内にロゴマークやパターン等による表示を施した
表示板を配設して或る販売機が知られており、例えば実
開昭６２−１４６２８２号公報に示されている． しかしながら、かかるような表示は平面的であり、顧客
の注目度が低く、集客力が弱いという欠点があるため、
最近では特開昭６３−２２１４９６号公報に示されるよ
うに、モータを使用して多数並設した表示体を可動する
、動くディスプレイ等を表示室内に設置した販売機が見
られるようになった。

（ハ）発明が解決しようとする課題 上記の、表示体を可動するようにした表示装置の場合は
、顧客の注目度は高くなるものの表示装置が複雑かつ高
価となるとともに、電力消費量が大幅に増大ずる等の問
題が生じる。

本発明はこのようなことから、′ｎ車な構成により立体
感があり注目度の高い特異な販売機の表示装置を提供す
るものである。

ク二）課題を解決するための手段 本発明は、前面に透明パネルにて覆われた表示室を設け
、該表示室内にロゴマークやパターン等による表示を施
した販売機において、前記表示室内に、前記表示を施し
た透明板と、該透明板に施した表示と略同等の表示を施
した表示パネルとを、互いの表示が所定間隔を有して前
後に重なり合うように透明板を前面側にして並設すると
ともに、表示パネルの表示の明度を透明板の表示の明度
よりも暗くしたものである。

（＊〉作用 かかる構成による本発明は、販売機の斜め前方から表示
室内を見たときに、透明板を透して見える表示パネルの
表示が透明板の表示と少しズレた状態にて重なり合って
見える．このとき、表示パネルの表示は透明板の表示よ
りも明度が暗いため、その明度差によって表示があたか
も厚みがあるような錯覚を顧客に与え、立体感ある表示
を行なうことができる． （へ）実施例 各図は本発明の実施例を示すものであり、第１図は表示
室部分の縦断側面図、第２図は透明板と表示パネルの関
係斜視図、第３図は本発明の表示装置を設置した販売機
の斜視図である。

（１）は自動販売機本体であり、前面には前面を透明パ
ネル（２）にて覆われた表示室（３〉を設けるとともに
、多数並設した商品選択ボタン（４〉、貨幣を投入する
投入０（５）、及び商品取出口〈６）等を配設している
． 展示基体（７）は前記商品選択ボタン（４〉の後部に対
応して設置するとともに、各商品選択ポタン（４〉に対
応して上面に商品サンプル（８〉を多数並設展示してい
る． 《９）は表示室《３〉内に垂設配置した透明樹脂から成
る透明板であり、裏面にロゴマークやパターン等を印刷
あるいはシール貼りした表示（１０）を施している． （１１〉は前記透明板（９〉の裏面側に所定間隔を有し
て並設した表示パネルであり、透明板（９）に施した表
示＜１０）の全部あるいは一部と略同等の形状及び寸法
をした表示（１２〉を前面に印刷またはシール貼り処理
し、かつ該表示（１２〉を透明板（９〉の表示（１０〉
の後方に重なり合うように対応位置させている．そして
この表示バネル（１１〉の表示《１２〉は、透明板（９
）の表示（１０）と同系色にてかつ該表示（ｌＯ）の明
度よりも暗くした明度に施している．また、透明板（９
）と表示バネル（１１）との所定間隔は、例えば第２図
に示すように表示（１０）（１２）が文字である場合は
、その文字の太さ寸法（Ａ＞よりも小さい寸法間隔とす
ることが好ましいが、表示室（３〉の斜め前方から透明
板（９）を見たときに、透明板（９）を透して見える表
示パネル（１１〉の表示（１２〉が、透明板（９）の表
示（１０〉とズした状態にて重なり合って見ることがで
きる所定間隔に並設すればよい． すなわち、ロゴマークやパターン等の表示（１０〉を施
した透明板（９）と、この透明板（９〉の表示（１０〉
と略同等の表示（１２〉を施した表示バネル（１１〉と
を、互いの表示（１０）（１２）が所定間隔を有して前
後に重なり合うように、透明板（９〉を前面側にして表
示室（３〉内に並設し、かつ表示パネル（１１）の表示
（ｌ２）の明度を透明板（９）の表示（１０〉の明度よ
りも暗く明度差を有するように設定している．したがっ
て、表示室（３〉の斜め前方から該表示室〈３〉内を見
たとき、明度差の開係から、透明板（９〉の表示（１０
）にズレた状態で重なり合って見える表示パネル〈１１
〉の表示（１２）が、透明板（９）の表示（ｌＯ〉の厚
み部分のように見え、あたかも立体の表示物が存在する
ような錯覚を与えることができる． （１３）は表示室（３〉内の上部に設けた照明装置とし
ての螢光灯であり、透明板（９〉、表示バネル（１１）
、及び商品サンプル（８〉を照明する。

なお、本実施例による表示パネル（１１）の表示（１２
）は、透明板（９）の表示（１０）と同一形状及び同一
寸法に形成したものであるが、透明板（９）の表示（１
０）の形状と略同等であれば良く、また寸法は積極的に
大きくあるいは小さく形成することにより、台形状の立
体の表示物が存在するような錯覚を与えることもできる
。

また更に、透明板（９〉に施した表示（１ｏ）と表示パ
ネル（１１）に施した表示（１２）とが、全て同等の形
状及び寸法及び配置である必要はなく、立体的な表示を
表現したい部分の表示（１０）（１２）を略同等の表示
に施せばよい。

第４図吐他の実施例を示すもので、前記した透明板（９
〉と表示パネル（１１）との間に、前記と同様の所定間
隔を持って更に透明板（ｌ４）を介在させ、この透明板
（ｌ４）の表示（１５）を透明板（９〉の表示〈１０）
と表示パネル（１１）の表示（１２〉との中間の明度に
施して、立体感を更に強調させるようにしたものである
． ＜ト〉発明の効果 本発明は上記したように構成したものであるから、簡単
な構成にて立体感のある注目度の高い表示を行なうこと
ができるとともに、立体表示物を展示するものに比べて
極めて低コストにて同等の効果を得ることができるもの
である。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示すものであり、第１図は表示
室部分の縦断側面図、第２図は透明板と表示パネルの関
係斜視図、第３図は本発明の表示装置を設置した販売機
の斜視図、第４図は他の実施例による透明板と表示パネ
ルの関係斜視図である。 （３）・・・表示室、　（９）・・・透明板、　（１０
〉・・・表示、（１１）・・・表示パネル、　（１２）
・・・表示。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、前面に透明パネルにて覆われた表示室を設け、該表
   示室内にロゴマークやパターン等による表示を施した販
   売機において、前記表示室内に、前記表示を施した透明
   板と、該透明板に施した表示と略同等の表示を施した表
   示パネルとを、互いの表示が所定間隔を有して前後に重
   なり合うように透明板を前面側にして並設するとともに
   、表示パネルの表示の明度を透明板の表示の明度よりも
   暗くしたことを特徴とする販売機の表示装置。