JPH0320885A - カードテスト装置 - Google Patents
カードテスト装置Info
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- JPH0320885A JPH0320885A JP1155030A JP15503089A JPH0320885A JP H0320885 A JPH0320885 A JP H0320885A JP 1155030 A JP1155030 A JP 1155030A JP 15503089 A JP15503089 A JP 15503089A JP H0320885 A JPH0320885 A JP H0320885A
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- cards
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims abstract description 47
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はカードテスト装置、特にICカードのように所
定の温度条件下における動作特性のテストが必要なカー
ドについてテストを行う装置に関する。
定の温度条件下における動作特性のテストが必要なカー
ドについてテストを行う装置に関する。
現在普及している磁気カードに代わる新たな媒体として
、ICカードが注目を集めつつある。このICカードは
、カード自身が演算処理機能を有するため、製品として
出荷する前に十分な動作テストを行う必要がある。特に
、低温・高温下での動作を保証しているため、低温条件
下での正常動作、および高温条件下での正常動作を確認
するテストが必要である。従来は、カードを1枚ずつ恒
温槽などに入れ、加熱または冷却してカードがテストに
必要な温度に達するのを待ち、1枚ずつ動作テストを行
っていた。
、ICカードが注目を集めつつある。このICカードは
、カード自身が演算処理機能を有するため、製品として
出荷する前に十分な動作テストを行う必要がある。特に
、低温・高温下での動作を保証しているため、低温条件
下での正常動作、および高温条件下での正常動作を確認
するテストが必要である。従来は、カードを1枚ずつ恒
温槽などに入れ、加熱または冷却してカードがテストに
必要な温度に達するのを待ち、1枚ずつ動作テストを行
っていた。
しかしながら、従来のカードテスト装置では、大量のカ
ードを順次テストしてゆくことができないという問題が
ある。従来のように1枚ずつ加熱、冷却してからテスト
を行うというテスト方法では、非常に効率が悪く、大量
生産に追従することができず、ICカードが磁気カード
並みに普及した場合に到底対処することができない。
ードを順次テストしてゆくことができないという問題が
ある。従来のように1枚ずつ加熱、冷却してからテスト
を行うというテスト方法では、非常に効率が悪く、大量
生産に追従することができず、ICカードが磁気カード
並みに普及した場合に到底対処することができない。
そこで本発明は、所定の温度条件下における動作特性の
テストを効率良く行うことができ、大量のカードを連続
的に処理することのできるカードテスト装置を提供する
ことを目的とする。
テストを効率良く行うことができ、大量のカードを連続
的に処理することのできるカードテスト装置を提供する
ことを目的とする。
本発明は、カードテスト装置において、テスト対象とな
るカードを搬入する搬入手段と、搬入されたカードを収
容する温度制御室と、この温度制御室の室内温度を所定
温度に制御する温度制御手段と、 温度制御室内に、搬入方向に対して垂直な方向に伸びる
ように設置され、所定速度で回転運動をする回転軸と、 この回転軸に、その軸方向に対して垂直になるように、
かつ、両者の間隔が搬入されるカードの幅とほぼ等しく
なるように、固定された2枚の支持板と、 温度制御室内のカードを所定の搬送路に沿って搬送する
搬送手段と、 搬送路上のカードに対してテストを行うテスト手段と、 テストが終了したカードを、搬送路から搬出する搬出手
段と、 を設け、 2枚の支持板の間に複数のカードを放射状に支持するこ
とができるように、2枚の支持板の内側面にカードの側
辺を保持する手段を形成し、搬入されたカードが温度制
御室内に、支持板に保持されながら所定時間滞在しうる
ように構成したものである。
るカードを搬入する搬入手段と、搬入されたカードを収
容する温度制御室と、この温度制御室の室内温度を所定
温度に制御する温度制御手段と、 温度制御室内に、搬入方向に対して垂直な方向に伸びる
ように設置され、所定速度で回転運動をする回転軸と、 この回転軸に、その軸方向に対して垂直になるように、
かつ、両者の間隔が搬入されるカードの幅とほぼ等しく
なるように、固定された2枚の支持板と、 温度制御室内のカードを所定の搬送路に沿って搬送する
搬送手段と、 搬送路上のカードに対してテストを行うテスト手段と、 テストが終了したカードを、搬送路から搬出する搬出手
段と、 を設け、 2枚の支持板の間に複数のカードを放射状に支持するこ
とができるように、2枚の支持板の内側面にカードの側
辺を保持する手段を形成し、搬入されたカードが温度制
御室内に、支持板に保持されながら所定時間滞在しうる
ように構成したものである。
本発明のカードテスト装置では、搬入手段によってテス
ト対象となるカードを連続的に搬入することができる。
ト対象となるカードを連続的に搬入することができる。
搬入されたカードは、2枚の支持板の間に順次保持され
てゆく。この支持板はカードの搬送周期に比べて十分に
遅い速度で回転してゆく。したがって、カードの1搬送
周期に支持板が回転する回転角だけ隔てて、複数のカー
ドが放射状に順次保持されることになり、カード同士は
互いに干渉しあうことなく、整然と並ぶことになる。カ
ードはこの支ntHにより所定時間保持された後、搬送
路へと取り込まれてテストされる。
てゆく。この支持板はカードの搬送周期に比べて十分に
遅い速度で回転してゆく。したがって、カードの1搬送
周期に支持板が回転する回転角だけ隔てて、複数のカー
ドが放射状に順次保持されることになり、カード同士は
互いに干渉しあうことなく、整然と並ぶことになる。カ
ードはこの支ntHにより所定時間保持された後、搬送
路へと取り込まれてテストされる。
支持板は温度制御室内に設けられているため、カードは
支持板に保持されている時間だけ温度制御室に滞在する
ことになる。すなわち、支持板によってカードを温度制
御室内に一時的にとどめておくことにより、カードのI
C部の温度をテスト温度にまで到達させることができる
。各カードは温度制御室内に一時的にとどまっているに
もかかわらず、この系全体としては連続的に動き続けて
いることになる。したがって、大量のカードを連続的に
処理することが可能となる。
支持板に保持されている時間だけ温度制御室に滞在する
ことになる。すなわち、支持板によってカードを温度制
御室内に一時的にとどめておくことにより、カードのI
C部の温度をテスト温度にまで到達させることができる
。各カードは温度制御室内に一時的にとどまっているに
もかかわらず、この系全体としては連続的に動き続けて
いることになる。したがって、大量のカードを連続的に
処理することが可能となる。
以下本発明を図示する実施例に基づいて説明する。ここ
で述べる実施例は、本発明をICカードのテスト装置に
適用した例である。第1図はこの実施例の内部構造を示
す概略図である。この装置は、外部筐体10と内部筐体
20とによって囲まれた二重構造になっている。テスト
対象となる複数のICカードは搬入カセット31によっ
て供給される。搬入カセット3l内では複数のICカー
ドが図の上下方向に積層されている。搬入カセット31
から取り出されたICカードは、搬入口11からテスト
装置内部に取り込まれ、搬送レール41.42.43を
経て、搬出口12から搬出力セット32へと納められる
。搬入カセット31および搬出力セット32は、それぞ
れ上下移動するようになっており、カセットの所定位置
にICカードを搬出人することが可能である。搬送レー
ル42上には、ICカード51〜56がのっている状態
が示されている。搬送レール41,42.43上のIC
カードは、搬送機構(図示せず)によって図の左から右
へと搬送される。この搬送機構としては、たとえば、ベ
ルトコンベヤを用いてもよいし、カードの後端部を爪で
ひっかけて押し出すような機構を用いてもよい。また、
搬入カセット31から搬送レール41へ、ICカードを
搬入させる機構(図示せず)としては、たとえば、図の
搬入カセット31の左方から、ICカードをシャフトな
どで右方へと押し出す機構を用いればよい。要するに、
これらの搬送系によって、搬入力セット31内のICカ
ードが1枚ずつテスト装置内に搬入され、搬送レール4
1.42.43上を図の右方へと搬送され、最後に搬出
力セット32内へと搬出されることになる。
で述べる実施例は、本発明をICカードのテスト装置に
適用した例である。第1図はこの実施例の内部構造を示
す概略図である。この装置は、外部筐体10と内部筐体
20とによって囲まれた二重構造になっている。テスト
対象となる複数のICカードは搬入カセット31によっ
て供給される。搬入カセット3l内では複数のICカー
ドが図の上下方向に積層されている。搬入カセット31
から取り出されたICカードは、搬入口11からテスト
装置内部に取り込まれ、搬送レール41.42.43を
経て、搬出口12から搬出力セット32へと納められる
。搬入カセット31および搬出力セット32は、それぞ
れ上下移動するようになっており、カセットの所定位置
にICカードを搬出人することが可能である。搬送レー
ル42上には、ICカード51〜56がのっている状態
が示されている。搬送レール41,42.43上のIC
カードは、搬送機構(図示せず)によって図の左から右
へと搬送される。この搬送機構としては、たとえば、ベ
ルトコンベヤを用いてもよいし、カードの後端部を爪で
ひっかけて押し出すような機構を用いてもよい。また、
搬入カセット31から搬送レール41へ、ICカードを
搬入させる機構(図示せず)としては、たとえば、図の
搬入カセット31の左方から、ICカードをシャフトな
どで右方へと押し出す機構を用いればよい。要するに、
これらの搬送系によって、搬入力セット31内のICカ
ードが1枚ずつテスト装置内に搬入され、搬送レール4
1.42.43上を図の右方へと搬送され、最後に搬出
力セット32内へと搬出されることになる。
搬送レール42の上方には、テスト装置60が設けられ
ている。このテスト装置60からは、テスト端子61が
導出されている。このテスト端子61の直下に位置する
ICカード53は、上方移動機構(図示せず)によって
図の上方へと持ち上げられる。これによって、ICカー
ド53の入出力端子がテスト端子61と電気的に接触し
テストが行われる。すなわち、テスト装置60は、IC
カード53に対してテスト端子61を通じて所定のデー
タを入力し、これに対するICカード53の出力データ
を解析することによって、ICカード53が正常か否か
を判断する。テストが完了すると、ICカード53は再
び搬送レール42まで降ろされる。その後、ICカード
53は図のICカード54の位置まで搬送され、同時に
、図のICカード52が新たにテスト端子6lの直下位
置にくることになる。こうして、この実施例の装置では
、ICカードが1枚ずつテストされては、図の右方へと
搬送されてゆくことになる。
ている。このテスト装置60からは、テスト端子61が
導出されている。このテスト端子61の直下に位置する
ICカード53は、上方移動機構(図示せず)によって
図の上方へと持ち上げられる。これによって、ICカー
ド53の入出力端子がテスト端子61と電気的に接触し
テストが行われる。すなわち、テスト装置60は、IC
カード53に対してテスト端子61を通じて所定のデー
タを入力し、これに対するICカード53の出力データ
を解析することによって、ICカード53が正常か否か
を判断する。テストが完了すると、ICカード53は再
び搬送レール42まで降ろされる。その後、ICカード
53は図のICカード54の位置まで搬送され、同時に
、図のICカード52が新たにテスト端子6lの直下位
置にくることになる。こうして、この実施例の装置では
、ICカードが1枚ずつテストされては、図の右方へと
搬送されてゆくことになる。
以上がこの装置の動作の概略であるが、本発明の特徴は
、搬入口11の後段に設けられた温度制御室70にある
。この温度制御室70内には温度制御手段71が設けら
れている。温度制御手段71には、ヒーターなどの加熱
機構と、冷却機構とが組み込まれており、温度制御室7
0内を所定の温度に保つことができる。この実施例の装
置では、温度制御室70内は一定の温度に制御され恒温
室として機能する。温度制御室70は、外側筐体10と
内側筐体20とによって二重に囲まれているため、断熱
効果が得られている。温度制御室70の中央付近には回
転支持体80と、これを回転させるための駆動装置90
とが組み込まれている。
、搬入口11の後段に設けられた温度制御室70にある
。この温度制御室70内には温度制御手段71が設けら
れている。温度制御手段71には、ヒーターなどの加熱
機構と、冷却機構とが組み込まれており、温度制御室7
0内を所定の温度に保つことができる。この実施例の装
置では、温度制御室70内は一定の温度に制御され恒温
室として機能する。温度制御室70は、外側筐体10と
内側筐体20とによって二重に囲まれているため、断熱
効果が得られている。温度制御室70の中央付近には回
転支持体80と、これを回転させるための駆動装置90
とが組み込まれている。
回転支持体80は、その部分斜視図が第2図に示されて
いるように、回転軸81と、2枚の支持板82.83を
有する。回転軸81は、ICカードの搬入方向(第1図
右方)に対して垂直な方向(第1図の紙面に垂直な方向
)に伸びるような向きに設けられており、第1図におい
て時計回りの方向に回転する。一方、2枚の支持板82
. 83は、この回転軸81の軸方向に対して垂直にな
るように(第1図の紙面に平行になるように)、回転軸
81に固定されている。しかも、2枚の支持板82.8
3の間隔が、ICカードの幅にほぼ等しくなるように固
定されている。第2図に明示されているように、2枚の
支持板82.83の内側面には、それぞれ溝82a.8
3aが形成されている。この溝82a.83aは、中心
に向かって放射状に複数(この例では36組)設けられ
ており、対向する1組の溝82aおよび83aによって
、1枚のICカードの両側辺を保持することができるよ
うになっている。別言すれば、2枚の支持板82.83
の間隔は、ICカードの幅よりわずかに小さく設計され
ており、ICカードの両側辺を対向する1組の溝82.
aおよび83aに外部より挿入することにより、ICカ
ードは支持板82および83によってしっかりと保持さ
れることになる。複数の溝が放射状に形成されているた
め、複数のICカードが互いに干渉することなく、放射
状に整然と並ぶように保持されるのである。
いるように、回転軸81と、2枚の支持板82.83を
有する。回転軸81は、ICカードの搬入方向(第1図
右方)に対して垂直な方向(第1図の紙面に垂直な方向
)に伸びるような向きに設けられており、第1図におい
て時計回りの方向に回転する。一方、2枚の支持板82
. 83は、この回転軸81の軸方向に対して垂直にな
るように(第1図の紙面に平行になるように)、回転軸
81に固定されている。しかも、2枚の支持板82.8
3の間隔が、ICカードの幅にほぼ等しくなるように固
定されている。第2図に明示されているように、2枚の
支持板82.83の内側面には、それぞれ溝82a.8
3aが形成されている。この溝82a.83aは、中心
に向かって放射状に複数(この例では36組)設けられ
ており、対向する1組の溝82aおよび83aによって
、1枚のICカードの両側辺を保持することができるよ
うになっている。別言すれば、2枚の支持板82.83
の間隔は、ICカードの幅よりわずかに小さく設計され
ており、ICカードの両側辺を対向する1組の溝82.
aおよび83aに外部より挿入することにより、ICカ
ードは支持板82および83によってしっかりと保持さ
れることになる。複数の溝が放射状に形成されているた
め、複数のICカードが互いに干渉することなく、放射
状に整然と並ぶように保持されるのである。
搬入されたICカードが、この回転支持体8oによって
どのように保持されるかは、第3図により詳しく示され
ている。この第3図は、第2図に示す回転支持体80を
、支持板82と83の間で切断して示した1111断面
図に相当する。回転$11181は図に示すように、駆
動装置90によって時計回りの方向に回転する。いま、
第3図(a)に示すように、搬送レール41上を1枚目
のICカード50aが右方に搬送されてきたものとする
。このとき、溝83gが図のようにICカード50aの
搬送方向前方に位置していれば、搬送されてきたICカ
ード50aはそのまま溝83a(および図示されていな
い溝82a)によって両側辺を保持されることになる。
どのように保持されるかは、第3図により詳しく示され
ている。この第3図は、第2図に示す回転支持体80を
、支持板82と83の間で切断して示した1111断面
図に相当する。回転$11181は図に示すように、駆
動装置90によって時計回りの方向に回転する。いま、
第3図(a)に示すように、搬送レール41上を1枚目
のICカード50aが右方に搬送されてきたものとする
。このとき、溝83gが図のようにICカード50aの
搬送方向前方に位置していれば、搬送されてきたICカ
ード50aはそのまま溝83a(および図示されていな
い溝82a)によって両側辺を保持されることになる。
ここで、回転軸81の回転速度と、ICカードの搬入速
度とを同期させれば、第3図(b)に示すように、連続
して搬入したICカード50a〜50gを、それぞれ隣
接する溝に挿入してゆくことができる。たとえば、この
実施例では、溝は10″おきに36組設けられているか
ら、回転軸81が10″回転するごとに、新たなICカ
ードを搬入してゆくようにすればよい。こうして、搬入
されたICカ一ド50は、しばらくの間、この回転保持
体80によって保持され、温度制御室70内に滞在する
ことになる。そして、搬入位置から180°隔たったと
ころで、回転保持体80から取り出され、搬送レール4
2上を図の右方へと搬送されることになる。第3図(C
)はこの状態を示したものである。このように、図の右
方ではICカードが回転保持体80から取り出されるが
、同時に図の左方では新たに搬入されたICカードが回
転保持体80へと挿入される。
度とを同期させれば、第3図(b)に示すように、連続
して搬入したICカード50a〜50gを、それぞれ隣
接する溝に挿入してゆくことができる。たとえば、この
実施例では、溝は10″おきに36組設けられているか
ら、回転軸81が10″回転するごとに、新たなICカ
ードを搬入してゆくようにすればよい。こうして、搬入
されたICカ一ド50は、しばらくの間、この回転保持
体80によって保持され、温度制御室70内に滞在する
ことになる。そして、搬入位置から180°隔たったと
ころで、回転保持体80から取り出され、搬送レール4
2上を図の右方へと搬送されることになる。第3図(C
)はこの状態を示したものである。このように、図の右
方ではICカードが回転保持体80から取り出されるが
、同時に図の左方では新たに搬入されたICカードが回
転保持体80へと挿入される。
さて、ここで再び第1図を参照する。結局、搬入カセッ
ト31から取り出されたICカードは、回転保持体80
によって、しばらく温度制御室70内に滞在させられる
ことになる。この実施例の場合、ICカードの搬入周期
でいえばちょうど18R期分の時間だけ温度#I御室7
0内に滞在することになる。この間に、ICカードは十
分に加熱あるいは冷却され、テスト温度にまで到達する
ことができる。このように、1枚のICカードに着目す
れば、搬入後に温度制御室70において一時的に搬送が
停止していることになるが、装置全体を系としてみれば
、常に一定の速度で動き続けていることになる。すなわ
ち、ICカードは一定の周期で常に装置内に搬入されつ
づけ、テストは一連の流れとして継続されているのであ
る。このように、回転保持体80は、系の流れを止める
ことなしに、各ICカードが所定のテスト温度に到達す
るまで温度制御室にとどめておくことを可能にするので
ある。温度を一定に制御し、恒温室にしておけば、IC
カードの温度上昇あるいは下降は所定値で飽和する。回
転保持体80を用いずに同様の効果を得るためには、温
度制御室内に非常に長い搬送路を設ける必要が生じ、装
置全体が非常に大きなものとなってしまうはずである。
ト31から取り出されたICカードは、回転保持体80
によって、しばらく温度制御室70内に滞在させられる
ことになる。この実施例の場合、ICカードの搬入周期
でいえばちょうど18R期分の時間だけ温度#I御室7
0内に滞在することになる。この間に、ICカードは十
分に加熱あるいは冷却され、テスト温度にまで到達する
ことができる。このように、1枚のICカードに着目す
れば、搬入後に温度制御室70において一時的に搬送が
停止していることになるが、装置全体を系としてみれば
、常に一定の速度で動き続けていることになる。すなわ
ち、ICカードは一定の周期で常に装置内に搬入されつ
づけ、テストは一連の流れとして継続されているのであ
る。このように、回転保持体80は、系の流れを止める
ことなしに、各ICカードが所定のテスト温度に到達す
るまで温度制御室にとどめておくことを可能にするので
ある。温度を一定に制御し、恒温室にしておけば、IC
カードの温度上昇あるいは下降は所定値で飽和する。回
転保持体80を用いずに同様の効果を得るためには、温
度制御室内に非常に長い搬送路を設ける必要が生じ、装
置全体が非常に大きなものとなってしまうはずである。
本発明は、装置を大型化することなしに、大量のICカ
ードを連続的にテストすることができるという意味で、
極めて有益である。なお、回転保持体80を通過するこ
とによって、搬入したICカードは裏返しの状態になる
。したがって、搬入カセット31には、ICカードをテ
ストに用いる人出力端子が下向きになるようにセットす
ることになる。
ードを連続的にテストすることができるという意味で、
極めて有益である。なお、回転保持体80を通過するこ
とによって、搬入したICカードは裏返しの状態になる
。したがって、搬入カセット31には、ICカードをテ
ストに用いる人出力端子が下向きになるようにセットす
ることになる。
以上、本発明を図示する一実施例に基づいて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるわけではない。たと
えば、支持[82.83に溝を設ける代わりに、ICカ
ードを保持するための突起部を設けるようにしてもよい
。また、上述の実施例では、1組の支持板82.83の
みを用いているが、回転軸81上に複数組の支持仮を並
列に用意し、複数枚のICカードを同時に搬入するよう
にしてもよい。この場合は、搬送レールも複数組を平行
に並べることになり、テスト装置60によるテストも複
数枚のICカードに対して同時に行うことになる。また
、本発明はICカードのテストだけに限らず、要するに
所定の温度条件下における動作特性のテストを行う必要
があるカードであれば、どのようなカードのテスト装置
にも適用可能である。
、本発明はこの実施例に限定されるわけではない。たと
えば、支持[82.83に溝を設ける代わりに、ICカ
ードを保持するための突起部を設けるようにしてもよい
。また、上述の実施例では、1組の支持板82.83の
みを用いているが、回転軸81上に複数組の支持仮を並
列に用意し、複数枚のICカードを同時に搬入するよう
にしてもよい。この場合は、搬送レールも複数組を平行
に並べることになり、テスト装置60によるテストも複
数枚のICカードに対して同時に行うことになる。また
、本発明はICカードのテストだけに限らず、要するに
所定の温度条件下における動作特性のテストを行う必要
があるカードであれば、どのようなカードのテスト装置
にも適用可能である。
以上のとおり本発明によれば、連続して搬入されるカー
ドを、回転保持体によって温度制御室内に一時的にとど
めるようにしたため、所定の温度条件下におけるカード
の動作特性のテストを効率良く行うことができ、大量の
カードを連続的に処理することができるようになる。
ドを、回転保持体によって温度制御室内に一時的にとど
めるようにしたため、所定の温度条件下におけるカード
の動作特性のテストを効率良く行うことができ、大量の
カードを連続的に処理することができるようになる。
83・・・支持板、82a,83a・・・清、90・・
・駆動装置。
・駆動装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 テスト対象となるカードを搬入する搬入手段と、搬入さ
れたカードを収容する温度制御室と、前記温度制御室の
室内温度を所定温度に制御する温度制御手段と、 前記温度制御室内に前記搬入方向に対して垂直な方向に
伸びるように設けられ、所定速度で回転運動をする回転
軸と、 この回転軸に、その軸方向に対して垂直になるように、
かつ、両者の間隔が搬入されるカードの幅とほぼ等しく
なるように、固定された2枚の支持板と、 前記温度制御室内のカードを所定の搬送路に沿って搬送
する搬送手段と、 前記搬送路上のカードに対してテストを行うテスト手段
と、 前記テストが終了したカードを、前記搬送路から搬出す
る搬出手段と、 を備え、 前記2枚の支持板の間に複数のカードを放射状に支持す
ることができるように、前記2枚の支持板の内側面にカ
ードの側辺を保持する手段を形成し、搬入されたカード
が前記温度制御室内に、前記支持板に保持されながら所
定時間滞在しうるように構成したことを特徴とするカー
ドテスト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1155030A JP2701071B2 (ja) | 1989-06-17 | 1989-06-17 | カードテスト装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1155030A JP2701071B2 (ja) | 1989-06-17 | 1989-06-17 | カードテスト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0320885A true JPH0320885A (ja) | 1991-01-29 |
JP2701071B2 JP2701071B2 (ja) | 1998-01-21 |
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JP1155030A Expired - Fee Related JP2701071B2 (ja) | 1989-06-17 | 1989-06-17 | カードテスト装置 |
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JP (1) | JP2701071B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0466U (ja) * | 1990-04-17 | 1992-01-06 |
-
1989
- 1989-06-17 JP JP1155030A patent/JP2701071B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0466U (ja) * | 1990-04-17 | 1992-01-06 |
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Publication number | Publication date |
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JP2701071B2 (ja) | 1998-01-21 |
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