JPH0320805Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0320805Y2 JPH0320805Y2 JP14793485U JP14793485U JPH0320805Y2 JP H0320805 Y2 JPH0320805 Y2 JP H0320805Y2 JP 14793485 U JP14793485 U JP 14793485U JP 14793485 U JP14793485 U JP 14793485U JP H0320805 Y2 JPH0320805 Y2 JP H0320805Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- optical
- wedge
- collimator
- substrate
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 51
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 51
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 34
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 20
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 19
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、光通信用フアイバの光結合器に関す
る。
る。
一般に光通信用部品として使用される光結合器
には光合分波器、光スイツチ、光カプラ等があ
る。
には光合分波器、光スイツチ、光カプラ等があ
る。
第3図は従来の光結合器を示す正面図、第4図
は同従来例の要部側面図である。
は同従来例の要部側面図である。
図において1a,1bは光フアイバ芯線、2
a,2bは集束性ロツドレンズを内蔵したコリメ
ータであり、該コリメータ2a,2bは伝送され
た光信号を平行ビームにする機能をもつ。
a,2bは集束性ロツドレンズを内蔵したコリメ
ータであり、該コリメータ2a,2bは伝送され
た光信号を平行ビームにする機能をもつ。
3は前記コリメータを定位置に固定支持するた
めのくさび形スペーサであり、前記コリメータ2
a,2bは該くさび形スペーサ3を介して仮固定
用接着剤4および本固定用接着剤5により基板6
に固定されている。
めのくさび形スペーサであり、前記コリメータ2
a,2bは該くさび形スペーサ3を介して仮固定
用接着剤4および本固定用接着剤5により基板6
に固定されている。
7は光の分波あるいは分岐等の機能を有する光
伝送媒体であり、基板6に固定されている。
伝送媒体であり、基板6に固定されている。
以上の構成により、コリメータ2aから出力さ
れた平行ビームは、光伝送媒体7により分波ある
いは分岐等の処理がなされ、コリメータ2bで受
けられる。
れた平行ビームは、光伝送媒体7により分波ある
いは分岐等の処理がなされ、コリメータ2bで受
けられる。
ここで、上述の構成の従来の光結合器の組立工
程においてまずコリメータ2a,2bを位置調整
治具にて構成部品内を通過する光信号の損失が最
小となるように調整する。この光学調整後、位置
調整治具を装着させたままでくさび形スペーサ3
を、硬化時間の非常に短い仮固定用接着剤4でコ
リメータ2a,2bおよび基板6に同時に仮固定
し、その後位置調整治具を取除いてから、すでに
仮固定用接着剤4にて仮固定されている各接着箇
所に接着強度信頼性の高い本固定用接着剤5にて
本固定する。
程においてまずコリメータ2a,2bを位置調整
治具にて構成部品内を通過する光信号の損失が最
小となるように調整する。この光学調整後、位置
調整治具を装着させたままでくさび形スペーサ3
を、硬化時間の非常に短い仮固定用接着剤4でコ
リメータ2a,2bおよび基板6に同時に仮固定
し、その後位置調整治具を取除いてから、すでに
仮固定用接着剤4にて仮固定されている各接着箇
所に接着強度信頼性の高い本固定用接着剤5にて
本固定する。
固定において仮固定用接着剤4を併用するの
は、強度信頼性の高い接着剤は一般に硬化するま
でに長時間あるいは高温度を必要とするため、仮
固定用接着剤を用いず、強度信頼性の高い本固定
用接着剤のみを使用した場合では、接着剤硬化ま
での間、コリメータの位置調整治具を装着したま
までなければならず、組立効率が低下すると共
に、外部からの振動等による光軸ずれが生じやす
くなるためである。
は、強度信頼性の高い接着剤は一般に硬化するま
でに長時間あるいは高温度を必要とするため、仮
固定用接着剤を用いず、強度信頼性の高い本固定
用接着剤のみを使用した場合では、接着剤硬化ま
での間、コリメータの位置調整治具を装着したま
までなければならず、組立効率が低下すると共
に、外部からの振動等による光軸ずれが生じやす
くなるためである。
しかしながら上述の構造では、先に塗布した硬
化時間の非常に短い仮固定用接着剤がコリメータ
およびび基板の接着面を既におおつてしまい。強
度信頼性の高い本固定用接着剤が実際には接着面
に塗布されず、これにより接着強度が低下してし
まうという問題があつた。
化時間の非常に短い仮固定用接着剤がコリメータ
およびび基板の接着面を既におおつてしまい。強
度信頼性の高い本固定用接着剤が実際には接着面
に塗布されず、これにより接着強度が低下してし
まうという問題があつた。
本考案は、光伝送媒体と、該光伝送媒体を介し
て光軸を一致させて対向する一対もしくは複数の
コリメータと、該コリメータを基板に接着固定す
るくさび形スペーサとを有する光結合器におい
て、前記くさび形スペーサのコリメータとの接着
面に、コリメータの軸方向と交差する方向に、接
着面を2分する溝を設け、かつ、前記くさび形ス
ペーサの基板との接着面に接着面を2分する溝を
設け、各接着面の2分された一方に仮固定用接着
剤を塗布し、他の一方に強度信頼性の高い接着剤
を塗布して前記コリメータを基板に接着固定した
ことを特徴とする。
て光軸を一致させて対向する一対もしくは複数の
コリメータと、該コリメータを基板に接着固定す
るくさび形スペーサとを有する光結合器におい
て、前記くさび形スペーサのコリメータとの接着
面に、コリメータの軸方向と交差する方向に、接
着面を2分する溝を設け、かつ、前記くさび形ス
ペーサの基板との接着面に接着面を2分する溝を
設け、各接着面の2分された一方に仮固定用接着
剤を塗布し、他の一方に強度信頼性の高い接着剤
を塗布して前記コリメータを基板に接着固定した
ことを特徴とする。
以上の構成により本考案は、位置調整治具を用
いてコリメータを光伝送媒体を介して光軸を一致
させた後、くさび形スペーサのコリメータとの接
着面と基板との接着面それぞれの2分された接着
面の一方に仮固定用接着剤を塗布し、他方に本固
定用接着剤を塗布し、これをコリメータおよび基
板間に挿入して接着を行うので、仮固定用接着剤
により迅速に仮固定が行われ位置調整治具を短時
間で取除くことができ、かつ、位置調整治具を取
除いた後仮固定用接着剤に本固定用接着剤がさま
たげられることなく本固定を行うことができる。
いてコリメータを光伝送媒体を介して光軸を一致
させた後、くさび形スペーサのコリメータとの接
着面と基板との接着面それぞれの2分された接着
面の一方に仮固定用接着剤を塗布し、他方に本固
定用接着剤を塗布し、これをコリメータおよび基
板間に挿入して接着を行うので、仮固定用接着剤
により迅速に仮固定が行われ位置調整治具を短時
間で取除くことができ、かつ、位置調整治具を取
除いた後仮固定用接着剤に本固定用接着剤がさま
たげられることなく本固定を行うことができる。
以下図面に従つて実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図であ
り、第2図は同実施例におけるくさび形スペーサ
の斜視図である。
り、第2図は同実施例におけるくさび形スペーサ
の斜視図である。
図において1a,1bは光フアイバ芯線、2
a,2bは集束性ロツドレンズを内蔵したコリメ
ータであり、該コリメータ2a,2bは伝送され
た光信号を平行ビームにする機能をもつものであ
る。
a,2bは集束性ロツドレンズを内蔵したコリメ
ータであり、該コリメータ2a,2bは伝送され
た光信号を平行ビームにする機能をもつものであ
る。
8は前記コリメータ2a,2bを定位置に固定
支持するためのくさび形スペーサであり、該くさ
び形スペーサ8は斜面8aすなわちコリメータ2
a,2bとの接着面に接着面を2分する溝9を有
し、底面8bすなわち、基板4との接着面に、接
着面を2分する溝10を有している。
支持するためのくさび形スペーサであり、該くさ
び形スペーサ8は斜面8aすなわちコリメータ2
a,2bとの接着面に接着面を2分する溝9を有
し、底面8bすなわち、基板4との接着面に、接
着面を2分する溝10を有している。
前記コリメータ2a,2bは、このくさび形ス
ペーサ8を介して硬化時間の非常に短い仮固定用
接着剤4及び接着強度信頼性の高い本固定用接着
剤5によつて基板6に固定される。
ペーサ8を介して硬化時間の非常に短い仮固定用
接着剤4及び接着強度信頼性の高い本固定用接着
剤5によつて基板6に固定される。
7は光を分波あるいは分岐する機能をもつ光伝
送媒体であり、基板6に固定されている。
送媒体であり、基板6に固定されている。
以上の構成による本実施例の組立工程は、ま
ず、位置調整治具を用いてコリメータ2a,2b
を光伝送媒体7を介して光軸を一致させる。
ず、位置調整治具を用いてコリメータ2a,2b
を光伝送媒体7を介して光軸を一致させる。
一方くさび形スペーサ8の斜面8aと底面8b
それぞれの2分された接着面の一方に仮固定用接
着剤4を塗布し、他方に本固定用接着剤5を塗布
する。
それぞれの2分された接着面の一方に仮固定用接
着剤4を塗布し、他方に本固定用接着剤5を塗布
する。
上述の光学調整後、位置調整治具を装着させた
ままで、仮固定用接着剤4と本固定用接着剤5を
分離して塗布したくさび形スペーサ8を、コリメ
ータ2a,2bおよび基板6間に挿入して同時に
接着する。
ままで、仮固定用接着剤4と本固定用接着剤5を
分離して塗布したくさび形スペーサ8を、コリメ
ータ2a,2bおよび基板6間に挿入して同時に
接着する。
ここで、仮固定用接着剤4の作用により、迅速
に仮固定され位置調整治具は取外し可能となる。
に仮固定され位置調整治具は取外し可能となる。
仮固定後、位置調整治具を取除き、本固定用接
着剤5が硬化してくさび形スペーサ8がコリメー
タ2a,2bと基板6に本固定するのを待つ。
着剤5が硬化してくさび形スペーサ8がコリメー
タ2a,2bと基板6に本固定するのを待つ。
尚、以上の如くして組立てられた本実施例の光
結合器としての動作は従来例と同様である。
結合器としての動作は従来例と同様である。
以上詳細に説明したように、本考案によれば、
コリメータと基板とを固定するくさび形スペーサ
の接着面に溝を設け、一つの接着面の中で仮固定
用接着剤を塗布する箇所と、強度信頼性の高い本
固定用接着剤を塗布する箇所とを分離したので、
本固定用接着剤が仮固定用接着剤にさまたげられ
ることなく接着面に塗布されるため、接着強度が
向上する。
コリメータと基板とを固定するくさび形スペーサ
の接着面に溝を設け、一つの接着面の中で仮固定
用接着剤を塗布する箇所と、強度信頼性の高い本
固定用接着剤を塗布する箇所とを分離したので、
本固定用接着剤が仮固定用接着剤にさまたげられ
ることなく接着面に塗布されるため、接着強度が
向上する。
これにより、コリメータの固定支持の信頼性が
高まり、光学的に安定した光結合器を得ることが
できるという効果を有する。
高まり、光学的に安定した光結合器を得ることが
できるという効果を有する。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図であ
り、第2図は同実施例におけるくさび形スペーサ
の斜視図、第3図は従来例を示す正面図、第4図
は同従来例の要部側面図である。 2a,2b……コリメータ、6……基板、7…
…光伝送媒体、8……くさび形スペーサ、9,1
0………溝。
り、第2図は同実施例におけるくさび形スペーサ
の斜視図、第3図は従来例を示す正面図、第4図
は同従来例の要部側面図である。 2a,2b……コリメータ、6……基板、7…
…光伝送媒体、8……くさび形スペーサ、9,1
0………溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 光伝送媒体と、 該光伝送媒体を介して光軸を一致させて対向す
る一対もしくは複数のコリメータと、 該コリメータを基板に接着固定するくさび形ス
ペーサとを有する光結合器において、 前記くさび形スペーサのコリメータとの接着面
に、コリメータの軸方向と交差する方向に、接着
面を2分する溝を設け、 かつ、前記くさび形スペーサの基板との接着面
に接着面を2分する溝を設け、 各接着面の2分された一方に仮固定用接着剤を
塗布し、他の一方に強度信頼性の高い接着剤を塗
布して前記コリメータを基板に接着固定したこと
を特徴とする光結合器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14793485U JPH0320805Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14793485U JPH0320805Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6257212U JPS6257212U (ja) | 1987-04-09 |
JPH0320805Y2 true JPH0320805Y2 (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=31061748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14793485U Expired JPH0320805Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0320805Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP14793485U patent/JPH0320805Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6257212U (ja) | 1987-04-09 |
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