JPH0320711A - ホログラムディスク - Google Patents

ホログラムディスク

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Publication number
JPH0320711A
JPH0320711A JP15517589A JP15517589A JPH0320711A JP H0320711 A JPH0320711 A JP H0320711A JP 15517589 A JP15517589 A JP 15517589A JP 15517589 A JP15517589 A JP 15517589A JP H0320711 A JPH0320711 A JP H0320711A
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JP
Japan
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hologram
disk
light
laser beam
disk substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP15517589A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Tsunezawa
経澤 昌芳
Hiroshi Ishii
洋 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH0320711A publication Critical patent/JPH0320711A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザスキャナ等に備えられた光ビーム走査
装置に用いられるホログラムディスクに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、レーザスキャナ等に備えられた光ビーム走査装置
には、レーザビームを走査面に走査させるために、ポリ
ゴンミラーがよく用いられていた。このような光ビーム
走査装置では、レーザビームが回転するポリゴンミラー
により反射されて、走査面上の主走査方向へ走査するよ
うになっている。ポリゴンミラーにより反射されるレー
ザビームは、通常、ビーム収束用レンズや、走査面にお
けるレーザビームの走査の等速性をもたせるrθレンズ
、さらには、ポリゴンミラーの回転時の面振れを補正す
るレンズ等を介して走査面に達するので、光ビーム走査
装置には、上記の光学部品が必要であった● このため、ボリゴンξラーを用いる場合、光学部品の削
減に限界が生しており、近年では、ボリゴンミラーに代
わって、種々の光学機能を備えたホログラムディスクの
利用が提案されている。
ホログラムディスクは、適当な回折格子を有する複数の
ホログラムが設けられており、回転しながら上記回折格
子を介してレーザビーム等のコヒーレントな光を回折す
ることにより、ポリゴンミラー、レンズ、プリズム、ミ
ラーといった光学部品とほぼ同等な機能を果たすように
なっている。
例えば、ホログラムディスクの使用により、レーザビー
ムを所定の位置に収束させることが可能になる。また、
ポリゴンミラーを省いて、ポリゴンミラーの回転時の面
振れを補正するレンズも省くことができる。
このように、ホログラムディスクは、複数の光学機能を
備えうる可能性を有しており、これによって光学部品を
大幅に削減して、光ビーム走査装置のコストダウンや小
型化を図ることができるため、広く研究が進められてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来の技術では、上記のような機能をすべて
有する理想的なホログラムディスクは開発されておらず
、いくつかの光学機能を備えたものが提案されているに
すぎなかった。例えば、f一θレンズの機能を有したホ
ログラムは、すでに提案されているが、このようなホロ
グラムに他の光学機能を付加させようとしても、それら
の光学機能を満足しうるちのは、現在の技術では実現が
困難であった。それゆえ、ホログラムディスクが有する
光学機能も、何種類かの組み合わせに限られていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るホログラムディスクは、上記の課題を解決
するために、回転するディスク基板の厚み方向に直交す
る面にホログラムが設けられてなり、入射光を回折させ
ることにより光走査を行うホログラムディスクにおいて
、ディスク基板を透過してホログラムに入射する光を反
射させるように、ホログラムの開放面に反射部材を設け
、この反射部材とディスク基板とでホログラムを挟む構
造をなすとともに、反射部材により反射された入射光が
ディスク基板の曲面をなす側端部から出射するように、
ホログラムおよび反射部材が配されていることを特徴と
している。
〔作 用〕
上記の構戒によれば、ホログラムディスクに入射する入
射光は、ディスク基板内を透過しホログラムにより回折
され、さらに反射部材により反射されてディスク基板の
曲面をなす側端部から出射する。ホログラムの回折角は
、ホログラムディスクの回転に応じた光の入射位置によ
って異なり、このため、ホログラムにより回折された光
は、回折角によって異なる方向へ進み、ディスク基板の
側端部に達する。二〇側端部では、光が曲面の作用によ
り回折方向に応じて異なる方向へ屈折し、ここから出射
した光が、あたかもシリンドリカルレンズを通過した光
のように進む。
それゆえ、上記側端部は、f一θレンズを構威するシリ
ンドリカルレンズ群のうち、少なくとも1つのシリンド
リカルレンズとしての機能を有し、走査面における光走
査に等速性をもたせる補助的役割を果たすことになる。
従って、ディスク基板にf一θレンズの機能を一部代用
させることにより、ホログラムに他の光学機能を新たに
備えさせることが可能となり、光ビーム走査装置におけ
る光学部品を削減することができる。
〔実施例1〕 本発明の第1実施例を第1図および第2図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
第1図(a)および(b)に示すように、ホログラムデ
ィスク1は、レーザビーム5を透過させるディスク基板
2の厚み方向に直交する一方の面の外周部に、複数のホ
ログラム3・・・が設けられている。ホログラム3は、
図示はしないが、所定の光学機能に応じた回折格子が形
成されており、この回折格子によりレーザ光源4から出
射されたレーザビーム5を入射角および入射位置に応し
た回折角で回折するようになっている。
また、ディスク基板2におけるホログラム3・・・が設
けられている面には、全面にホログラム3・・・の開放
面3a・・・を覆うようにして、反射部材となる反射層
6が蒸着等により形威されている。上記のように、ホロ
グラムディスク1は、ホログラム3・・・がディスク基
板2と反射層6とで挾まれる構造をなしている。また、
ホログラム3・・・および反射層6は、レーザビーム5
がディスク基板2の曲面をなす側端部2aから出射する
ように配されている。
上記の構戒において、ホログラムディスク1に、ホログ
ラム3・・・が設けられていない面からレーザビーム5
が入射すると、レーザビーム5は、ホログラム3・・・
によって回折される。回折されたレーザビーム5は、反
射層6により反射されてディスク基仮2の側端部2aか
ら出射し、第1図(a)の図中矢印方向へ進む。
回転しているホログラムディスク1に、第2図(a)の
紙面上におけるディスク基仮2の半径方向から出射され
たレーザビーム5がホログラム3の回転方向の先行側端
部近傍に入射すると、このレーザビーム5は、第2図(
a)に示すように回折され反射された後、ディスク基板
2の側端部2aに進む。そして、レーザビーム5は、側
端部2aにおいて図中紙面内で屈折して出射し、感光体
等の走査面7上に照射される。
次に、レーザビーム5がホログラム3の中央部に入射す
ると、このレーザビーム5は、第2図(b)に示すよう
に、回折された後も図中紙面内においてディスク基板2
の半径方向へ進むので、上記側端部2aにおいて図中紙
面内で屈折せずそのまま出射し、走査面7上に照射され
る。
さらに、レーザビーム5がホログラム3の回転方向の遅
れ側端部近傍に入射すると、このレーザビーム5は、第
2図(C)に示すように回折され反射された後、上記側
端部2aにおいて図中紙面内で屈折して出射し、走査面
7上に照射される。
このようにして、走査面7上にレーザビーム5が照射さ
れることにより光走査が行われ、走査線8が形威される
上記のように、レーザビーム5のホログラム3への入射
位置がホログラム3の回転方向の先行側または遅れ側の
端部に近いほど、レーザビーム5が大きい回折角で回折
され、さらに、上記側端部2aにより大きく屈折する。
つまり、レーザビーム5をディスク基板2の側端部2a
から出射させることにより、レーザビーム5が、あたか
もシリンドリカルレンズを通過したかのように屈折する
〔実施例2〕 続いて、本発明の第2実施例を第3図に基づいて説明す
る。なお、前記第1実施例と同様のa能を有する部材に
は、同一の番号を付記する。
第3図(a)および(b)に示す第2実施例では、ホロ
グラム3・・・およびホログラム3′・・・が、ディス
ク基板2の厚み方向に直交する一方の面上において、均
等に区画された4つの領域にそれぞれ設けられている。
各領域において、ホログラム3・・・は、ディスク基板
2における内周部に配され、ホログラム3′・・・は、
ディスク基板2における外周部に配されている。また、
ホログラム3およびホログラム3′は、図示しないが、
それぞれ異なる光学機能を備えており、それに応じた回
折格子が形成されている。
さらに、ディスク基板2のホログラム3・・・およびホ
ログラム3′・・・が設けられた面には、ホログラム3
・・・の開放面3a・・・およびホログラム3′・・・
の開放面3’ a・・・を覆うように、全面に反射層6
が形或されている。また、ディスク基板2のホログラム
3・・・および3′が設けられていない面には、ホログ
ラム3・・・に入射し反射層6により反射されたレーザ
ビーム5をホログラム3′・・・に入封させるように反
射する反射層9が形戒されている。
上記の構或では、ホログラムディスク1に入射したレー
ザビーム5は、ホログラム3により回折されて、反射N
6により反射され、さらに反射層9により反射されてホ
ログラム3′に導かれる。
ホログラム3′により回折されたレーザビーム5は、再
度反射層6により反射されてディスク基板2の側端部2
aから出射し、第3図(b)の図中矢印方向へ出射する
本実施例の場合、ホログラムディスクlの1回転当たり
のホログラム3・3′の数が少なくなっているが、ディ
スク基vi2の内周部および外周部にホログラム3・3
′を設けることにより、回折角の大きいホログラムディ
スク1を容易に構成することができる。
本実施例および前記第1実施例では、レーザビーム5を
ディスク基板2の側端部2aから出射させることにより
、レーザビーム5が、あたかもシリンドリカルレンズを
通過したかのように屈折するので、上記側端部2aが、
走査面7上におけるレーザビーム5の走査に等速性をも
たせる補助的役割を果たすことになる。それゆえ、上記
側端部2aをf一θレンズを構或するシリンドリカルレ
ンズ群のうち、少なくとも1つのシリンドリ力ルレンズ
として利用することができ、ホログラムディスク1にf
一θレンズの機能を一部代用させることができる。また
、f−θレンズの残りの機能も、ホログラム3・3′で
補うことができる可能性があることから、f一θレンズ
の機能を全てホログラムディスク1に備えさせることも
可能であると考えられる。
なお、前記第1実施例および本実施例においては、レー
ザビーム5をディスク基板2の側端部2aから出射させ
ればよく、ホログラム3・3′反射層6・9の配置位置
や範囲、個数などは、ホログラムディスク1に備えさせ
る光学機能に応じて任意に選択することができる。また
、これに伴い、レーザビーム5の入射および出射位置、
また、レーザビーム5の入射および出射方向が限定され
ないのは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明に係るホログラムディスクは、以上のように、回
転するディスク基板の厚み方向に直交する面にホログラ
ムが設けられてなり、入射光を回折させることにより光
走査を行うホログラムディスクにおいて、ディスク基板
を透過してホログラムに入射する光を反射させるように
、ホログラムの開放面に反射部材を設け、この反射部材
とディスク基板とでホログラムを挟む構造をなすととも
に、反射部材により反射された入射光がディスク基板の
曲面をなす側端部から出射するように、ホログラムおよ
び反射部材が配されている構成である。
これにより、曲面をなすディスク基板の側端部から出射
した光が、あたかもシリンドリカルレンズを通過した光
のように屈折して進む。それゆえ、上記側端部をf−θ
レンズを構或するシリンドリカルレンズ群の少なくとも
Iつとして利用することにより、f−θレンズの機能を
ディスク基板に部分的に備えさせることができ、その結
果として、ホログラムに他の光学機能を新たに備えさせ
ることができる。従って、光学部品の削減を図り、光ビ
ーム走査装置を安価に構或することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示すもので
ある。 第1図(a)はホログラムディスクの要部およびレーザ
ビームの光路を示す縦断面図である。 第1図(b)はホログラムディスクの構或およびレーザ
ビームの光路を示す下面図である。 第2図(a)ないし(C)はホログラムディスク回転時
におけるレーザビームの光路を示す説明図である。 第3図は本発明の第2実施例を示すものである。 第3図(a)はホログラムディスクの構戒および光ビー
ムの光路を示す平面図である。 第3図(b)はホログラムディスクの構或および光ビー
ムの光路を示す縦断面である。 2はディスク基板、2aは側端部、3・3′はホログラ
ム、3a・3’  aは開放面、6は反射層(反射部材
)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転するディスク基板の厚み方向に直交する面にホ
    ログラムが設けられてなり、入射光を回折させることに
    より光走査を行うホログラムディスクにおいて、 ディスク基板を透過してホログラムに入射する光を反射
    させるように、ホログラムの開放面に反射部材を設けて
    、この反射部材とディスク基板とでホログラムを挟む構
    造をなし、反射部材により反射された入射光がディスク
    基板の曲面をなす側端部から出射するように、ホログラ
    ムおよび反射部材が配されていることを特徴とするホロ
    グラムディスク。
JP15517589A 1989-06-16 1989-06-16 ホログラムディスク Pending JPH0320711A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15517589A JPH0320711A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 ホログラムディスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15517589A JPH0320711A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 ホログラムディスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0320711A true JPH0320711A (ja) 1991-01-29

Family

ID=15600135

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15517589A Pending JPH0320711A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 ホログラムディスク

Country Status (1)

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JP (1) JPH0320711A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4317140A1 (de) * 1993-05-22 1994-11-24 Andreas Biedermann Variables Farbfilter
US7634966B2 (en) 2003-02-04 2009-12-22 Hydro-Quebec Remote-controlled vehicle which travels on conductors and which can pass over obstacles by means of temporary support rotors

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4317140A1 (de) * 1993-05-22 1994-11-24 Andreas Biedermann Variables Farbfilter
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