JPH03206058A - 水酸基含有化合物の製法 - Google Patents

水酸基含有化合物の製法

Info

Publication number
JPH03206058A
JPH03206058A JP1340904A JP34090489A JPH03206058A JP H03206058 A JPH03206058 A JP H03206058A JP 1340904 A JP1340904 A JP 1340904A JP 34090489 A JP34090489 A JP 34090489A JP H03206058 A JPH03206058 A JP H03206058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
acid
alcohol
aryl
arylalkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1340904A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Mukoyama
向山 光昭
Shigeru Isayama
諫山 滋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP1340904A priority Critical patent/JPH03206058A/ja
Publication of JPH03206058A publication Critical patent/JPH03206058A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 及里二韮逝世1 本発明はシリルバーオキドを用いて水酸基含有化合物を
製造する新規な方法に関する。
只1レi遺(]4象意 従来から、水酸基含有化合物1人 各種の溶剋有機化合
物製造原料あるいは反応中間体として使用されている。
このような水酸基含有化合物は、通常は、微生物を用い
た発酵法、炭化水素化合物の酸素酸化法、オレフィンへ
の水付加法あるいはカルボニル化合物の還元法などを利
用して製造されている。
しかしながら、例え!戴  発酵法で(L 用いる基質
の水類が限られることが多く、また、酸素酸化法で(九
 反応を行う際に高温高圧に反応条件を設定する必要が
ある。さら番; 水付加法で1転 濃硫酸のような危険
度の高い強酸触媒を使用する必要があり、また、カルボ
ニル酸化法で田 バナジウムのような高価な触媒を用い
る必要がある。
このように従来の水酸基含有化合物の製造方法は、それ
ぞれ課題を有しており、新たな方法の開発が望まれてい
九 及里立11 本発明+4  水酸基含有化合物を製造する新規な方法
を提供することを目的としている。
さらに詳しく番4 本発明は、極めて穏やかな条件で水
酸基含有化合物を効率よく製造することができる方法を
提供することを目的としている。
及里二旦1 本発明の水酸基含有化合物の製造方法は、酸触媒の存在
下に、次式[■]で表されるシリルバーオキシド: ・・[1] [ただし、上記式[r]において、RIS R2および
Rlは、それぞれ独立に、水素原子、低級アルキル瓜 
シクロアルキル五 アリールアルキル忍アリール五 低
級アルコキシカルボニル忍 カルボニル基およびアミノ
カルバモイル基よりなる群から選ばれる原子もしくは基
を表し、R4、R5およびR6は、それぞれ独立に、水
素原子、低級アルキル五 シクロアルキル忍 アリール
アルキル忍アリール基および低級アルコキシ基よりなる
群から選ばれる原子もしくは基を表し、かつR4、R5
およびReが、同時に水素原子になることない]と、水
および/または次式[II]で表されるアルコール゛ R7−○H           ・・・[n][ただ
し 上記式[n]において、炭素原子数1〜10の低級
アルキル五 アリールアルキル基およびアリール基より
なる群から選ばれる基を表す]とを接触させて次式[m
]で表されるハイドロバーオキシド: R R ・・・[m] [ただし、上記[m]において、Rl、R2およびR3
は、それぞれ独立に、水素原子、低級アルキル忍 シク
ロアルキル忍 アリールアルキル忍アリール振 低級ア
ルコキシカルボニル基 カルボニル基およびアミノカル
バモイル基よりなる群から選ばれる原子もしくは基を表
す]を生威させ、次いで該ハイドロバーオキサイドを還
元することを特徴としている。
上記の方法により製造される水酸基含有化合物は次式[
rv]で表すことができる。
R a ・・・[■] ただし、上記[m]において、R1、R2およびR3は
、それぞれ独立に、水素原子、低級アルキル忍 シクロ
アルキル基 アリールアルキル忍 アリール忍 低級ア
ルコキシカルボニル五 カルボニル基およびアミノカル
パモイル基よりなる群がら選ばれる原子もしくは基を表
す。
本発明の水酸基含有化合物の製法によれ1!、シリルバ
ーオキシドを原料として使用しているため、穏和な条件
で、安全にしかも効率よく水酸基含有化合物を製造する
ことができる。
日の 体的な説日 次に本発明の水酸基含有化合物の製法について具体的に
説明する。
本発明の製法において原料として使用されるシリルバー
オキシドは、次式[I]で表される化合物である。
・・・[r] ただし、上記式[r]において、R1、R2およびR 
3 i1  それぞれ独立に 水素原子、低級アルキル
忍 シクロアルキル忍 アリールアルキル瓜アリール五
 低級アルコキシカルボニル五 カルボニル忍 アミノ
カルバモイル基よりなる群がら選ばれる原子もしくは基
を表す。
なお、低級アルキル基は、通常IL  炭素原子数がl
〜1α 好ましくは1〜6の範囲内にあるアルキル基を
意味する。また、低級アルコキシカルボニル基を形戒す
る低級アルコキシ基広 通常眠 炭素原子数が1〜IQ
,  好ましくは1〜4の範囲内にあるアルコキシ基を
意味する。これらのアルキル基あるいはアルコキシカル
ボニル基眠 直鎖状であっても、分岐状であっても良い
また、R4、RSおよびR6広 それぞれ独立に、水素
原子、低級アルキル本 シクロアルキル忍アリールアル
キル五 アリール基および低級アルコキシ基よりなる群
から選ばれる原子もしくは基を表す。
なお、低級アルキル基鷹 通常+1  炭素原子数が1
〜1α 好ましくは1〜6の範囲内にあるアルキル基を
意味する。また、低級アルコキシ基4丸 通常1九 炭
素原子数が1〜IQ.好ましくは1〜6の範囲内にある
アルコキシ基を意味する。これらのアルキル基あるいは
アルコキシ基6も 直鎖状であっても、分岐状であって
も良い。
上記式[rlにおいて、RJ、RSおよびR●1転同時
に水素原子になることなく、本発明において原料として
ケイ素原子に三個の水素原子が直接結合している化合物
は使用することができない。
本発明において、反応に寄与するシリルパーオキシ基山
 式[I]で表されるように、化合物を構威する主鎖の
末珠 あるいは末端近傍に位置していてもよいし また
末端以外の部分、例えば主鎖の中心近傍に位置していて
もよく、また側鎖にシリルバーオキシ基が位置していて
もよい。
また、上記式[I]において、R1〜R6で表される基
iL  さらに置換基としてシリルバーオキシ基を有し
ていてもよく、従って、本発明において原料として使用
されるシリルパーオキシド(4 二個以上のシリルパー
オキシ基を有していてもよい。
この場合、同一分子内に含まれるシリルパーオキシ基眠
 同一の反応性を有している必要はない。
上記の式[I]で表されるシリルバーオキシドをRl,
  R2およびR3の種類によって分類すると、本発明
において原料として使用されるシリルバーオキシド山 
脂環族炭化水素系シリルバーオキシド、脂環族シリルパ
ーオキシド、芳香族シリルバーオキシド、カルボン酸誘
導体のシリルバーオキシドおよびカルボニル化合物のシ
リルパーオキシドに分類される。
本発明において原料として使用されるシリルパーオキシ
ドについて、上記分類に従って示すと、脂環族炭化水素
系シリルパーオキシドの具体的な例としては、 2−トリメチルシリルパーオキシプロパン、2−1・リ
エチルシリルパーオキシプロパン、2−トリメチルシリ
ルパーオキシブタン、2−トリエチルシリルパーオキシ
ブタン、2−,メチル−2−トリメチルシリルパーオキ
シプロパ2−メチル−2−トリエチルシリルパーオキシ
プロパ2−トリメチルシリルパーオキシヘキサン、2−
トリエチルシリルパーオキシヘキサン、2−トリメチル
シリルパーオキシオクタン、2−トリエチルシリルパー
オキシオクタン、2−}リメチルシリルバーオキシデカ
ン、2−トリエチルシリルバーオキシデカン、5−トリ
メチルシリルパーオキシデカン、5−トリエチルシリル
パーオキシデカン、2−フエニルシリルパーオキシプロ
パン、2−ジエチルフェニルシリルバーオキシプロパン
、2−ジエチルシリルバーオキシブタン、2−フエニル
シリルパーオキシブタン、2−メチル−2−ジメチルシ
リルパーオキシプロパン、2−メチル−2一ジエチルシ
リルパーオキシプロパン、2−フヱニルシリルバーオキ
シヘキサン、2−ジエチルシリルパーオキシヘキサン、
2−フェニルシリルパーオキシオクタン、2−ジエチル
シリルバーオキシオクタン、2−フェニルシリルパーオ
キシデカン、2−ジエチルシリルパーオキシデカン、5
−フェニルシリルバーオキシデカン、および 5−ジエチルシリルパーオキシデカンを挙げることがで
きる。
脂環式炭化水素系シリルパーオキシドの具体的な例とし
ては、 トリメチルシリルパーオキシシクロペンタン、トリエチ
ルシリルパーオキシシクロペンタン、トリメチルシリル
バーオキシシクロヘキサン、トリエチルシリルパーオキ
シシク口ヘキサン、メチル−2−トリメチルシリルパー
オキシシクロベンタン、 メチル−2−トリエチルシリルパーオキシシクロベンク
ン、 1・リメチルシリルパーオキシシクロオクタン、トリエ
チルシリルパーオキシシクロオクタン、1−メチル−1
−トリメチルシリルパーオキシシクロへブタン、 1−メチル−1−トリエチルシリルバーオキシシク口へ
ブタン、 トリメチルシリルパーオキシシクロデカン、1−トリエ
チルシリルバーオキシシクロデカン、ジエチルフェニル
シリルパーオキシシク口プロパン、 ジエチルシリルパーオキシシク口ペンタン、フエニルシ
リルバーオキシシクロベンタン、1−メチル−1−ジメ
チルシリルパーオキシシクロオキサン、 1−メチル−1−ジエチルシリルパーオキシシク口オキ
サン、 フエニルシリルパーオキシシクロヘキサン、フエニルシ
リルパーオキシシクロオクタンおよび フェニルシリルパーオキシシクロデカンを挙げることが
できる。
芳香族炭化水素系シリルパーオキシドの具体的な例とし
ては、 1−フェニル−1−トリメチルシリルパーオキシエタン
、 1−フェニル−1−トリエチルシリルパーオキシエタン
、 1−フェニル−1−ジエチルシリルバーオキシエタン、
1−フェニルー1−フエニルシリルバーオキシエタン、
1−ナフチル−2−トリメチルシリルパーオキシプロパ
ン、 ■−フエニル−1−トリエチルシリルバーオキシプロパ
ン、 および 1−フェニル−1−フェニルシリルバーオキシプロバン
を挙げることができる。
カルボン酸誘導体のシリルパーオキシドの具体的な例と
しては、 2−トリエチルシリルバーオキシプロピオン酸メチルエ
ステル、 2−トリジエチルシリルバーオキシプロビオン酸エチル
エステル、 2−ジエチルシリルバーオキシプロピオン酸プロビルエ
ステル、 2−ジエチルシリルパーオキシプロピオン酸フエニルエ
ステル、 2−ジエチルシリルバーオキシプロビオン酸ナフチルエ
ステル、 2−ジエチルシリルパーオキシプロビオン酸ジメチルア
ミド、 2−ジエチルシリルバーオキシプロピオン酸ジエチルア
ミド、 2−ジエチルシリルパーオキシプロビオン酸メチルフエ
ニルアミド、 2−ジエチルシリルパーオキシプロビオン酸メチルアミ
ド、 2−ジエチルシリルパーオキシプロピオン酸エチルアミ
ド、 2−ジエチルシリルパーオキシ酪酸メチルエステル、 2−ジエチルシリルバーオキシ酪酸エチルエステル、 2−ジエチルシリルバーオキシ酪酸プロビルエステル、 2−ジエチルシリルバーオキシ酪酸フェニルエステル、 2−ジエチルシリルバーオキシ酪酸ナフチルエステル、 2−ジエチルシリルバーオキシ酪酸ジメチルアミド、 2−ジエチルシリルパーオキシ酪酸ジエチルアミド、 2−ジエチルシリルバーオキシ酪酸メチルフエニルアミ
ド、 2−ジエチルシリルパーオキシ酪酸メチルアミド、2−
ジエチルシリルバーオキシ酪酸エチルアミド、3−ジエ
チルシリルパーオキシ酪酸メチルエステル、 3−ジエチルシリルパーオキシ酪酸エチルエステル、 3−ジエチルシリルバーオキシ酪酸プロビルエステル、 3−ジエチルシリルパーオキシ酪酸フエニルエステル、 3−ジエチルシリルバーオキシ酪酸ナフチルエステル、 3−ジエチルシリルバーオキシ酪酸ジメチルアミド、 3−ジエチルシリルバーオキシ酪酸ジエチルアミド 3−ジエチルシリルバーオキシ酪酸メチルフエニルアミ
ド、 3−ジエチルシリルバーオキシ酪酸メチルアミド、3−
ジエチルシリルパーオキシ酪酸エチルアミド、2−トリ
エチルシリルパーオキシヘキサン酸メチルエステル、 3−トリエチルシリルパーオキシヘキサン酸メチルエス
テル、 2−トリエチルシリルバーオキシノナン酸メチルエステ
ル、 3−トリエチルシリルパーオキシオクタン酸メチルエス
テル、 および 3−トリエチルシリルパーオキシ−3−フェニルプロピ
オン酸エチルエステルを挙げることができる。
カルボニル化合物のシリルバーオキシドの具体的な例と
しては、 1−トリエチルシリルバーオキシ−1.3−ジフエニル
−3−プロバノン、 1−トリエチルシリルパーオキシ−1−フェニルー3一
ブタノン、 1−トリエチルシリルバーオキシー1−フェニル−3−
ペンタノン、 l一トリエチルシリルバーオキシー1−フェニル−1−
メチル−3−プロパノン、 1−ジエチルシリルバーオキシー1.3−ジフェニル−
3−ブロパノン、 1−ジエチルシリルバーオキシ−1−フエニル−3−ブ
タノン、 1−トリエチルシリルパーオキシ−1−フェニルー3ー
ペンタノン、 1−ジエチルシリルバーオキシー1,3−ジフェニル−
3−プロパノン、 および 1−ジエチルシリルバーオキシー1−フェニルー1−メ
チル−3−プロパノンを挙げることができる。
本発明の方法においては、上記のようなシリルバーオキ
シドを酸触媒の存在下に、水および/または特定のアル
コールと反応させる。
ここで使用される酸触媒に特に制限はなく、種々の酸性
戒分を使用することができる。このような酸触媒の例と
して屯 硫酸、塩酸および硝酸のような鉱酸筑 酢酸お
よびトリクロロ酢酸のような有機酸a  並びに アン
バーリストおよびヘテロポリリン酸のような固体酸を挙
げることができる。これらの酸触媒は単独で使用するこ
ともできる獣 組み合わせて使用することもできる。
このような酸触媒(ム シリルパーオキシド1モルに対
して、通常IL  0.01〜10モル、好ましくは0
.1〜1.0モルの割合で使用される。
上記のような酸触媒の存在下&共 シリルパーオキシド
と、水あるいはアルコールとを反応させる。
ここで使用されるアルコールは、次式[n]で表される
化合物である。
R?−OH       ・・・[■コ上記式[n]に
おいて、R7は、炭素原子数1〜10のアルキル基 シ
クロアルキル忍 アリールアルキル基およびアリール基
の内から選ばれる基を表す。なお、これらの基はさらに
置換基を有していてもよい。
本発明において使用することができるアルコールの具体
的な例として{戴 メタノール、エタノール、n−プロバノール、2−プロ
バノール、2−ブタノール、 t−プタノール、ペンタ
ノール、n−ヘキサノールおよびデカノールのような低
級炭化水素系アルコール、 シクロベンタノール、シクロヘキサノールおよびシクロ
オクタノールのようなシクロアルカノール、 ベンジルアルコールおよびナフチルアルコールのような
アリールアルキルアルコール、並びに フェノール、メチルフェノールおよびレゾルシンのよう
な芳香族アルコールを挙げることができる。
これらのアルコールは単独で使用することもできるし、
組み合わせて使用することもできる。
さらに 本発明においては、上記のようなアルコールの
他に あるいはアルコールととも↓; 水を使用するこ
ともできる。
従って、上記のようなアルコール14  水を含んでい
てもよい。
上記のようなアルコールあるいは水は、シリルバーオキ
シド1モルに対して、通常は1モル以上の割合で使用さ
札 さらに過剰に使用することもできる。例えばシリル
バーオキシドとアルコールとの反応に際して、上記アル
コールを過剰に添加してこのアルコールを反応溶媒とし
ても利用することができる。さら磯 シリルバーオキシ
ドと反応するアルコールあるいは水(む 他の成分ある
いは触媒と別個に反応系に添加することもできるレ他の
威分中に含有されているものであってもよい。
例えばシリルパーオキサイドと反応する水1も 酸触媒
として反応系に触媒威分とともに反応系に添加された水
であってもよい。
また、このシリルパーオキシドとアルコールと鷹 反応
溶媒を使用せずに反応させることもできるし、反応溶媒
を使用して反応させることもできる。反応溶媒を使用す
る場合には、上記反応の進行を阻害することがない溶媒
であれば特に制限なく使用することができる。このよう
な溶媒の例として+t  ジメチノレフエニノレアミド
およびジメチJレスルフオオキシドのような極性溶菰 
テトラヒドロフラン、エーテルおよびジオキサンのよう
なエーテル系溶孤 酢酸エチルおよび酢酸メチルのよう
なエステル系溶孤 並び&へ ジクロロメタンおよびク
ロロホルムのようなハロゲン化炭化水素系溶媒を挙げる
ことがことができる。これらの溶媒は単独で使用するこ
ともできるし 組み合わせて使用することもできる。さ
ら&へ 反応溶媒としてアルコールあるいは水を用いる
場合、アルコールあるいは水と上記のような溶媒とを組
み合わせて使用することもできる。
上記のようなシリルパーオキサイドとアルコールあるい
は水との反応&九 通常は−30〜100℃、好ましく
はO〜50℃の範囲内の温度で行われる。このような温
度条件において、上記の反応は、通常は1分〜20時間
、好ましくは30分〜IO時間で終了する。なお、この
反応1本 減圧、常圧及び加圧のいずれの圧力条件でも
行うことができる。
上記のようにしてシリルバーオキサイドと、アルコール
および/または水とを酸触媒の存在下に接触させること
により次式[m]で表されるハイドロバーオキサイドが
生威する。
R R ・・・[m] ただし、上記式[m]において、R1、R2およびR 
3 +L  それぞれ独立&共 水素原子、低級アルキ
ル五 シクロアルキル忍 アリールアルキル基アリール
基 低級アルコキシカルボニル本 カルボニル基および
アミノカルバモイル基よりなる群から選ばれる原子もし
くは基を表す。
本発明の製法においては、上記のようにして生成したハ
イドロパーオキサイドを還元することにより、本発明に
おける目的生戒物である水酸基含有化合物を得ることが
できる。ここでハイドロバ一オキサイドは、上記反応に
まり生威したハイドロバーオキサイドを反応液から分離
して用いることもできるカ\ 通常眠 上記の反応液を
そのまま使用する。すなわち、上記の反応で使用した酸
触t yK料であるシリルパーオキサイドおよびアルコ
ール等が反応液中に残存しても、還元反応1転これらの
存在によって影響を受けにくい。
本発明において、上記のようにして生戒したハイドロバ
ーオキサイドjL  バーオキサイド化合物の還元法と
して一般に採用されている方法を利用して還元すること
ができる。すなわち、本発明において1転 還元剤を用
いる還元方法および水素ガスを用いる還元方法等を採用
することができる。
還元剤を用いる還元方法を採用する場合、使用すること
ができる還元剤の例として(4 チオ硫酸ソーダ、亜硫
酸ソーダ、重亜硫酸ソーダおよびジメチルスルフイドの
ような低原子価イオウ化合叡亜リン酸ソーダ、重亜リン
酸ソーダ、亜リン酸、トリメチルホスファイト、 トリ
エチルホスファイトおよびトリフエニルホスファイトの
ような低原予価リン化合轍 ナトリウムボロンヒドリド
およびボロンのような還元性ホウ素化合叡 亜鉛、スズ
およびアルミニウムのような金属を挙げることができる
このような還元剤6転 ハイドロバーオキサイド1モル
に対して、通常IL  1当量以ム 好ましくは1.2
当量以上の量で使用される。
また、水素ガスを使用する還元方法を採用する場合、上
記のようなハイドロバーオキサイドと水素とを水素添加
触媒の存在下に接触させる。ここで水素添加触媒として
(丸 ラネ一ニッケルおよび白金系水添触媒など通常の
水添触媒を使用することができる。
上記のような還元の際の温度条件iL  採用する還元
方法および使用する還元剤あるいは水添触媒の種類等を
考慮して適基設定されることができるカー 通常は−3
0〜100℃、好ましくはO〜50℃の範囲内の温度に
設定される。
上記のようにして反応させることにより、式[m]で表
されるハイドロバーオキサイド+4  還元されて次式
[■]で表される水酸基含有fヒ合物が生或する。
λ R ・・[■] ただし、]二記式[rv]において、Rl,  R2お
よびR3は、それぞれ独立に、水素原子、低級アルキル
忍 シクロアルキル五 アリールアルキル忍γリール忍
 低級アルコキシカルボニル五 カルボニル基j3よび
アミノカルバモイル基よりなる群から選ばれる原子もし
くは基を表す。
こうして生戒した水酸基含有化合物は、濾過、抽出など
公知の分離方法を利用して反応液から分離することがで
きる。
本発明の方法により製造された水酸基含有化合物は、溶
剤、有機化合物製造原料あるいは反応中間体として使用
されている。
発明の効果 本発明の水酸基含有化合物の製法によれば、シノルパー
オキシドを原料として使用することにより、穏和な条件
で、安全にしかも効率よく水酸基含有化合物を製造する
ことができる。
次に本発明の実施例を示して本発明を説明するが、本発
明はこれら実施例によって限定的に解釈されるべきでは
ない。
実施例1 フエネチルアルコールの合或 1−トリエチルシリルバーオキシ−1−フェニルエタン
252g(1ミリモル)を10mlのメタノールに溶解
しらこのメタノール溶液に、10%塩酸水溶液1mlを
加え20℃で30分間攪拌し九 次いで、この反応溶液E,  激しく攪拌しながら10
%チオ硫酸ソーダ水溶液50mlを加えて1時間攪拌を
続けtら 1時間経過後、反応液に酢酸エチルを加えて反応生或物
を抽出し、さらに薄層クロマトグラフィで精製すること
により、100mgのフェネチルアルコールを得tユ 
収率 82% 実施例2〜15 実施例1において、1−}リエチルシリルパーオキシー
1−フェニルエタン(1ミリモル)の代わりに、表1に
示すシリルパーオキシド(1ミリモル)を使用した以外
は同様に操作して対応する水酸基含有化合物を合或し九 得られた水酸基含有化合物及び収率を表lに記載する。
失議04上』 2−ヒドロキシブタン酸エチルエステルおよび3一ヒド
ロキシブタン酸エチルエステルの合或(1)  シルロ
バーオキシドの合或 クロトン酸エチル(114m  1ミリモル)、トリエ
チルシラン(228嘔2ミリモル)、t− B u O
 O H (4.5na  O.05ミリモル)および
ビス(アセチルアセトナト)コバルト[nl錯体(13
喝 0.05ミリモル)を1.2−ジクロロエタン5m
lに溶解し、 1気圧の酸素雰囲気下、室温で21時間
攪拌しtら 21時間経過後、減圧下に揮発或分を留去し シリルバ
ーオキシドを含む混合物を得九 (2)上記のようにして得られたシリルバーオキシドを
含む混合物を10mlのエタノールに溶解しこの溶液に
濃硫酸100mgを加えて20℃で1時間攪拌しあ 次いで、この溶液に10%チオ硫酸ソーダ水溶液50m
lを加え、さらに1時間攪拌を続&フ九1時間経過後、
上記のエタノール溶液に酢酸エチルを添加して抽出操作
を行い、抽出物についてガスクロマトグラフィーを用い
て分析したところ、2−ヒドロキシブタン酸エチルエス
テルおよび3−ヒドロキシブタン酸エチルエステルがそ
れぞれ58%および6%の収率で生或していた 例17〜21 実施例11において、クロトン酸エチルの代わり&へ 
表2に記載するカルボン酸を用いた以外は同様に操作し
て水酸基含有化合物を合或し丸得られた水酸基含有化合
物およびその収率を表2に併せて記載する。
去1u生l』二−25 実施例1lにおいて、 トリエチルシランの代わり&ス
 フェニルシランを用いた以外は同様に操作して水酸基
含有化合物を合成しん 得られた水酸基含有化合物およびその収率を表3に記載
する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸触媒の存在下に、次式[ I ]で表されるシリ
    ルバーオキシド; ▲数式、化学式、表等があります▼ ・・・[ I ] [ただし、上記式[ I ]において、R^1、R^2お
    よびR^3は、それぞれ独立に、水素原子、低級アルキ
    ル基、シクロアルキル基、アリールアルキル基、アリー
    ル基、低級アルコキシカルボニル基、カルボニル基およ
    びアミノカルバモイル基よりなる群から選ばれる原子も
    しくは基を表し、R^4、R^5およびR^6は、それ
    ぞれ独立に、水素原子、低級アルキル基、シクロアルキ
    ル基、アリールアルキル基、アリール基および低級アル
    コキシ基よりなる群から選ばれる原子もしくは基を表し
    、かつR^4、R^5およびR^6が、同時に水素原子
    になることない]と、水および/または次式[II]で表
    されるアルコール; ▲数式、化学式、表等があります▼・・・[II] [ただし、上記式[II]において、炭素原子数1〜10
    の低級アルキル基、アリールアルキル基およびアリール
    基よりなる群から選ばれる基を表す]とを接触させて次
    式[III]で表されるハイドロバーオキシド; ▲数式、化学式、表等があります▼ ・・・[III] [ただし、上記[III]において、R^1、R^2およ
    びR^3は、それぞれ独立に、水素原子、低級アルキル
    基、シクロアルキル基、アリールアルキル基、アリール
    基、低級アルコキシカルボニル基、カルボニル基および
    アミノカルバモイル基よりなる群から選ばれる原子もし
    くは基を表す]を生成させ、次いで該ハイドロバーオキ
    サイドを還元することを特徴とする次式[IV]で表され
    る水酸基含有化合物の製法; ▲数式、化学式、表等があります▼ ・・・[IV] [ただし、上記[III]において、R^1、R^2およ
    びR^3は、それぞれ独立に、水素原子、低級アルキル
    基、シクロアルキル基、アリールアルキル基、アリール
    基、低級アルコキシカルボニル基、カルボニル基および
    アミノカルバモイル基よりなる群から選ばれる原子もし
    くは基を表す]。
JP1340904A 1989-12-29 1989-12-29 水酸基含有化合物の製法 Pending JPH03206058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1340904A JPH03206058A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 水酸基含有化合物の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1340904A JPH03206058A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 水酸基含有化合物の製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03206058A true JPH03206058A (ja) 1991-09-09

Family

ID=18341380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1340904A Pending JPH03206058A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 水酸基含有化合物の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03206058A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN114133350B (zh) 一种抗新冠药物Paxlovid中间体的制备方法
Zhang et al. Montmorillonite clay catalysis XI1: protection and deprotection of hydroxyl group by formation and cleavage of trimethylsilyl ethers catalysed by montmorillonite K-10
EP0022735B1 (fr) Procédé de préparation de l'acétaldéhyde
WO1999042211A1 (fr) Catalyseur d'oxydation et procede d'oxydation via ce catalyseur
EP0157657A2 (fr) Complexes peroxydiques de métaux, leur préparation et leur utilisation dans les réactions d'oxydations d'hydrocarbures en alcools et/ou cetone
JPH03206058A (ja) 水酸基含有化合物の製法
TWI433726B (zh) 用於醇類醯化反應或酯化反應之可回收催化劑
CN109438238B (zh) 一种二氢肉桂酸酯类化合物的合成方法
CN113980028A (zh) 一种手性螺环吲哚酮类化合物的制备方法
CN108017579B (zh) 一种可见光协同催化四氢喹啉类化合物氧化脱氢合成喹啉类化合物的方法
JP4524404B2 (ja) エポキシ基含有リン化合物の製造方法
JP2003212880A (ja) フラーレン誘導体の製造方法
Jiang et al. Preparation of fullerenol, fullerenone, and aminofullerene derivatives through selective cleavage of fullerene C–H, C–C, C–N, and C–O bonds in fullerene-mixed peroxide derivatives
CN110229180B (zh) 一种选择性制备烯基硅烷的方法
US6589903B2 (en) Method of synthesizing complexes of platinum and alkenylpolysiloxane, especially of platinum and divinyltetramethyldisiloxane
JP2653706B2 (ja) シリルパーオキシドの製造方法
JP2801692B2 (ja) シリルパーオキシドの製造方法
JPS62263140A (ja) α−フエニルプロピオン酸誘導体の製造法
JPS6139294B2 (ja)
JPH05155815A (ja) グリセロール誘導体の製造方法
JP2739728B2 (ja) シリルパーオキシドおよび/または水酸基含有化合物の製造方法
CN111875524A (zh) 一种碱催化制备异硫氰酸酯的方法
JPH08245499A (ja) エーテルカルボン酸の製法
JP5981747B2 (ja) アザディールス−アルダー反応用触媒、それを用いたテトラヒドロピリジン化合物の製造方法
JP4825969B2 (ja) 第3級アルコールの製造方法