JPH03205551A - 超音波タイヤ試験方法及び装置 - Google Patents

超音波タイヤ試験方法及び装置

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JPH03205551A
JPH03205551A JP2097462A JP9746290A JPH03205551A JP H03205551 A JPH03205551 A JP H03205551A JP 2097462 A JP2097462 A JP 2097462A JP 9746290 A JP9746290 A JP 9746290A JP H03205551 A JPH03205551 A JP H03205551A
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tire
ultrasonic
receiver
signal
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JP2097462A
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Mirek Macecek
マイレック・マセセック
Dave Allan
デイブ・アラン
Leslie Bubik
レスリー・バビック
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Vulcan Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタイヤ非破壊検査、より詳しく言えば超音波に
よるタイヤの非破壊検査と試験に関する。
タイヤ業界では、タイヤの非破壊検査を行うことによっ
てタイヤの内部欠陥の有無とその位置を調べることは長
年認識されており、この必要性は自動車などの車両に取
付ける前の新製タイヤと、リトレッドする前の中古タイ
ヤの両者について認識されている。したがってタイヤに
踏み面(1・レッド)を付けた状態で内部欠陥を探査す
ることが好ましい。従来、このような所望の結果を達成
するための様々な技術が提案されているが、いずれも商
業的に不満足である。例えば、ホログラフィーを利用し
て、プライ(布層)の分離などの内部欠陥と孔とを調べ
ることができるが、高価な設備と特殊訓練を受けた運転
者とが必要である。
また、高圧アーク装置は限られた用途に用いられるが、
該装置はタイヤの内部欠陥を探査できない。
最後に、超音波装置は広汎に使用されているが、タイヤ
欠陥の正確なデータの収集と、試験結果の評価(一部の
従来装置ではオシロスコープ上に表示している)の双方
またはいずれか一方の困難性など、数々の欠点がある。
米国特許第4, 266, 428号、第4. 285
. 235号、及び第4, 275. 589号では、
超音波によるタイヤの非破壊試験装置とその装置とにつ
いて開示している。
より詳しく言えば、これらの米国特許では、好ましくは
パフ仕上げしたタイヤ、すなわちトレッドパターンを研
磨してリトレッド可能な状態にしたものの内部にビーム
幅90°の一対の超音波発信機を配置させている。該装
置では、タイヤの着脱時に該発信機を後退させて中央ボ
スに収納するとともに、試験時には該発信機をタイヤ内
に進入させる。これらの発信機は約40kHz以上、好
ましくは75kHx以上の高周波の超音波を発生する。
該発信機からの超音波を、約0.0105〜0. 01
26kg I/■2(約15ないし18psi)にイン
フレートしたタイヤの壁面に加える。タイヤの外側面上
には特定分の発信機からの超音波を受信するように多数
の超音波受信機が配置してある。該受信機は、タイヤ内
の発信機からの超音波信号を受領するほか、膨脹させた
タイヤの空気漏れをも検出する。
タイヤを超音波探傷するに当たり、これらの米国特許に
係る装置は、パルスバースト伝送モードで作動するもの
で、該モードにおいて、短い期間(例えば30ないしl
00)をもった音響波形がタイヤに加えられる。これら
米国特許によれば、パルスバースト伝送を利用すること
によって、タイヤ内の定在波または好ましくは残響効果
を減少させしめると記載している。膨脹させた回転可能
なタイヤ内に2個の発信機を配置した後、固有音波キャ
ンセレーション、定常波パターンあるいは類似の音波効
果による読みのひずみを防止するために、該発信機を別
々に励磁させる。
また、これらの米国特許では、発信機からの電気信号を
ゲート付き受信機回路を通過させることによって、各パ
ルスバーストの初期部分(たとえば最初の10サイクル
)における信号だけがタイヤ探傷に用いられるようにす
ることを開示している。
このように各パルスバーストの初期部分のみを利用する
と、受領した音響信号のエンベロープが内部反射、定在
波、音波キャンセレーション、などの音波効果によって
殆ど変化しないことになる。
ゲート付き受信機回路は、各受信機の信号処理チャンネ
ルに包含してあり、かつ自動利得制御(AGC)増幅器
を具備している。これらの米国特許の開示によれば、A
GC増幅器は同じタイヤにおける内厚の差異、及び異な
るタイヤ間の肉厚の差異をいずれも補正する役目をする
。またゲート付き受信機回路は整流回路と、各パルスバ
ーストの始期に数サイクル分の信号を平均する積分回路
とを具備している。SN比を更に向上するために、該装
置は、積分回路からの出力信号をディジタル的に変換す
るためのアナログーディジタル変換器を含有している。
また、これらの米国特許では、タイヤ探傷において二つ
の異なる周波数の超音波パルスを利用し、かつ好ましく
ない定在波効果などを回避するために、二つの異なる周
波数で得られる出力信号を組み合わせることが有利なこ
とを教示している。
上記米国特許に係る装置では複雑な信号処理回路と技術
を利用しながら、従来の実用機には運転上の欠点がある
ので用途が限られている。例えば、該装置は周囲の機器
で発生する騒音に極めて過敏であるので、他のタイヤ加
工設備から分離した特別な「静かな」部屋に該装置を隔
離する必要性が生じる。該装置は探査結果をオシロスコ
ープ上で視覚表示するものであるが、タイヤの不良品を
破棄し、良品を正確に見分けるには、経験ある高度熟練
作業者によってディスプレイを観測、分析する必要があ
る。また、該装置は、トレッド付きタイヤ、すなわちト
レッドパターンを保持してパフ仕上げタイヤよりも肉厚
が大きいものは正確に探傷できない。従来装置は超音波
探傷する前にパフ仕上げする必要性があるので、タイヤ
の欠陥を調べてリトレッドする前に、時間と費用をかけ
てタイヤをまずパフ仕上げしなければならない。
本発明は従来技術の問題点を克服したタイヤの超音波非
破壊試験方法とその装置に関する。本発明は、信頼性が
あり、利用者本位でかつ合理的な購入コストの設備に具
現される方法と装置を提供する。更に、タイヤのすべて
の欠陥、ネイル孔、プライの分離、内部ライナの分離、
リトレッドの分離、躊造欠陥などを本発明の実施によっ
て特定し、その位置を探査するものである。
従って、本発明の目的は、特別訓練した高級熟練作業員
による観察と分析とが不要な表示を行うタイヤの超音波
探査方法と装置を提供することにある。
本発明の別の目的は周囲の騒音に従来より過敏でないタ
イヤの超音波探傷装置を提供することにある。
本発明の更に別の目的はトレッドを完備した完全なタイ
ヤを正確に探査するタイヤの超音波探傷方法とその装置
とを提供することにある。
本発明の別の目的はパフ仕上げしたタイヤをより正確に
探査するタイヤの超音波探傷方法とその装置を提供する
ことにある。
本発明の更に別の目的は探査前のタイヤのパフ仕上が不
要となるタイヤの省力型超音波探傷方法とその装置を提
供する。
本発明の別の目的は、単純で、原価効率に優れ維持も容
易でかつ製作費が安いタイヤの超音波探傷装置を提供す
ることにある。
要するに、本発明に係るタイヤの非破壊試験方法は、タ
イヤの壁部の一側に配置した超音波発信機から超音波パ
ルスを発生せしめ、これをタイヤの壁部の他側に配置さ
れた超音波受信機に受信せしめるものである。このタイ
ヤ超音波探傷方法において、タイヤの壁部を通過する超
音波伝送はタイヤの円周方向に沿って複数個の位置で行
われることを特徴とする。この伝送特性は、超音波発信
機を用いてタイヤの壁部に一連の超音波パルスを逐次加
えた後、超音波受信機によって超音波出力を検出するこ
とによって得られる。次いで、タイヤの壁部を通過する
各超音波伝送特性がタイヤの円周方向の複数個所につい
て蓄積される。続いて本発明の方法に従って、タイヤの
壁部を通過する累積超音波伝送特性に存在する反復パタ
ーンを特定する。更に、この反復パターンを用いてタイ
ヤの欠陥位置を特定すると同時に、累積超音波伝送特性
を探索するようにする。
周囲の騒音への感受性を低下せしめるために、本発明の
方法は超音波受信機アレーをタイヤ内に挿入する工程を
含有する。超音波受信機アレーをタイヤ内部に挿入した
後、該アレーを軸線の周りに回転させて該アレーをタイ
ヤの側壁間に軸線方向に配置する。最後に、該超音波受
信機アレーをタイヤの内表面から予めセットした距離の
ところに配置させる。
本発明に係る非破壊タイヤ検査装置は、タイヤ回転を検
出する電子信号を発生する符号器を備えている。また、
本検査装置は、タイヤの外周方向に沿って分布された超
音波発信機群を励磁することによって、周期的に超音波
パルスを発生せしめる電子回路を含有している。本検査
装置の信号処理回路は超音波受信機から電子信号を受領
して、各超音波パルス毎に該信号値を測定する。次いで
、該信号処理回路はこれらの測定値を次の分析のために
保持する。本検査装置はコンピュータを含有していて、
該コンピュータは信号処理回路の蓄積値を検索して、該
蓄積値を分析することによって、タイヤ壁部を通過する
超音波伝送特性を該測定値から決定する。更に、コンピ
ュータはタイヤ壁部を透過する超音波特性からタイヤの
欠陥位置を特定する役目をする。
上記及びそれ以外の特徴、目的及び利点については添付
図面を参照して以下詳述する。
第1図は本発明に係るタイヤ非破壊検査装置(20)を
図示している。該検査装置(20)は開放型箱形タイヤ
支持フレーム(22)を含有する。該支持フレーム(2
2)の基底部は床(24)上に載置されていて、該フレ
ーム(22)の前後両側から外方に突出する三角形脚(
26)で安定化してある。
支持フレーム(22)の内部でかつ2本の定置型支持軸
(32^)   (32B)の対向端部上にタイヤ(3
4)を回転可能に装着する。タイヤ(34)を一対の回
転ハブ(36^)上に装着するとともに、該ハブ(36
A)を支持軸(32A) (32B)の内向延長端部上
に装着させる(第l図ではハブ(36A)を1個のみ図
示)。空気式または液圧式シリンダ(38)を用いて、
支持軸(32^)とハプ(36A)とを支持フレーム(
22)内に収容したタイヤ(34)に向かって横方向に
内方に移動させたり、またはタイヤ(34)から外方へ
後退させることができる。シリンダ(38)の励磁は、
支持フレーム(22)の一側に固着した制御盤(44)
上に装着される制御スイッチ(42)によって行う。
タイヤ(34)の内圧を開放した後、タイヤ(34)を
まず半円形スラストプレー} (46)を支持軸(32
人)から上方にかつ支持フレーム(22)の後部に向け
て回転させることによって、検査装置(2o)から取外
すことができる。スラストプレート(46)をこのよう
に弛緩させた後、制御スイッチ(42)を用いてシリン
ダ(38)を励磁して、支持軸(32^)とハブ(36
A)とをタイヤ(34)から外方に支持フレーム(22
)の一側に向けて後退させる。支持軸(32A)をタイ
ヤ(34)から十分に外方に移動させ、タイヤ(34)
をハプ(36A)から離脱すると、タイヤ(34)が他
方のハブ(36B)  (図示省略)だけで支持される
ようになる。このようにハブ(36^)をタイヤ(34
)から離間し支持フレーム(22)付近まで後退させる
ことによって、タイヤ(34)のハブ(36B)からの
離脱も容易になり、支持フレーム(22)から容易に取
外すことができる。
タイヤ(32)を支持フレーム(22)に取付ける手順
は上記のタイヤ(34)の取外し工程を逆にして行う。
タイヤ(34)を支持フレーム(22)上に取付ける場
合、シリンダ(38)を励磁して、支持軸(32A)と
ハブ(36A) とを支持フレーム(22)の中間に向
けて内方にいっぱいに延長させた後、スラストプレート
(46)が支持軸(32A)上で前方かつ下方に容易に
移動できる。次いで、制御盤(44)内のトグル弁(4
8)を介して、タイヤ(34)を加圧すると、タイヤ(
34)の内圧によってハブ(36A) と支持軸(32
A)  とが支持フレーム(22)に向けて外方に駆動
される。第2図について説明する。ハブ(36A)の外
方移動は、支持軸(32^)に環装された環状カラー(
52)がスラストプレート(46)の一方の端部と接触
して、該スラストプレート(46)の他端部を押圧して
支持フレーム(22)に圧接させた際に、停止する。従
って、支持軸(32^)がタイヤ(34)の外向力を支
持フレーム(22)に伝達するのではなく、スラスト軸
受(54A)と環状カラー(52)とが加圧タイヤ(3
4)の外向力をハブ(36^)から可動型スラストプレ
ート(46)に結合し、該スラスラトプレート(46)
が該外向力を支持フレーム(22)に直接伝達する。同
様に、スラスト軸受(54B)がタイヤ(34)からの
力をハプ(36B)を介して直接支持フレーム(22)
に伝達する。Oリング(56^) (56B)が支持軸
(32^) (32B)上にそれぞれ環装されており、
回転ハブ(36A) (36B)と、支持軸(32^)
 (32B)間の打止装置を呈する。
タイヤ(34)の回転は直流二速電動機(62)によっ
て行う。該電動機(62)は、第1図に示すように、支
持フレーム(22)の上方に突設してある。支持フレー
ム(22)の後部上に適当な伝達装置(図示省略)を用
いて、電動機(62)の垂直軸の回転を水平軸に伝達す
る。該水平軸上に小直径チェーン駆動スプロケット(図
示省略)が固着してあり、またシャフト角度エンコーダ
(64)が該水平軸の端部に固着してある。該小直径ス
プロケットはチェーン(66)と係合する一方、該チェ
ーン(66)はハブ(36B)に固着された大径スプロ
ケット(68)に巻着、係合している。
第2図に示すように、タイヤ(34)は壁部(72)を
含有していて、該壁部(72)はハブ(36^) (3
6B)で封止した状態で加圧すべき外面(74)と内面
(76)とを有している。また、タイヤ(34)は、一
対のアダプタリング(82A) (82B)と組合せ係
合し得る一対の側壁(78)を備えている。アダプタリ
ング(82A) (82B)は、ハブ(36A) (3
681の外径と並設され、かっ被包的に係合している。
大径Oリング(84^)   (84B)はハブ(36
A)   (36B)上に環装されていて、ハブ(36
A)   (36B)  と、アダプタリング(82A
)   (82B)の間を封止している。異径アダプタ
リング(8 2 A )(82B)をハブ(36A) 
(36B)上に環装することによって、検査装置(22
)を様々なサイズのタイヤの試験に適合せしめることが
可能になる。
Oリング(56A) (56B)、及び(84A) (
84B)は、タイヤ(34)の加圧時の漏れを防止する
ために、ハブ(36^) (36B)とアダプタリング
(82A) (82B)の間をそれぞれ封止する役目を
する。
極めて小さい漏れが生じても、タイヤ(34)の検査時
と同一の周波数範囲の超音波が大量に発生することから
、この種のすべての漏洩源を十分に封止してこの種の漏
れを排除しておくことは検査の必須条件である。
第2図に示すように、16個の超音波発信機(94)の
平面状アレ−(92)がタイヤ(34)の壁部(72)
の外面(74)の上方に配置されかつ各側壁(78)に
向けて下方に延設してある。超音波発信機(94)は好
ましくは約200の比較的狭いビーム角度を有しており
、好ましくは約40kHxの音響エネルギーを発生する
ように設計してある。村田が製造した超音波発信機型式
M^40A5Sを、超音波発信機(94)として使用で
きる。
第1図に示すように、タイヤ(34)の外面(74)に
対して発信機アレ−(92)を昇降させる機械駆動装置
(96)が支持フレーム(24)の上部に配置されてい
る。発信機アレー(92)はタイヤ(34)の外面(7
4)との接触時に作動する機械スイッチ(図示省略)を
備えている。従って、機械駆動装置(96)によって発
信機アレ−(92)が降下してタイヤ(34)の外面(
74)と接触すると検査装置(22)が検出する。また
、機械駆動装置(96)は発信機(92)がタイヤ(3
4)の外面(74)に向けて下降するのを測定する電子
センサを備えている。タイヤ(34)の回転中心と支持
7L/−ム(24)の頂部との間隔は支持71ノーム(
24)の製作時に決定されるので、機械駆動装置(96
)による発信機アレ−(92)の下降を電子測定すれば
、検査装置(22)が試験前のタイヤ(34)の直径を
決定することができる。タイヤ(34)の外面(74)
との接触によってタイヤ(34)の直径を最終決定した
後、検査装置(22)は超音波発信機(94)をタイヤ
の外面から約24.5mm(約1′)上方に配置する。
第2図に示すように、16個の超音波受信機(104)
の平面状アレ−(102)が、タイヤ(34)の側壁(
78)間でかつ内面(76)付近に配設される。超音波
受信機(104)は好ましくは約20°の比較的狭いビ
ーム角度を有しており、かつ約40kHxの音響エネル
ギーを受領するように設計されることが好ましい。超音
波受信機(104) として、村田が製作した超音波受
信機型式MA40A5Rを使用できる。
受信機アレ−(+02)は、支持軸(32B)の一方の
端部に固着した機械駆動装ffi (+06)を介して
、タイヤ(34)の内面(76)付近に支持してある。
機械駆動装置(106)はステップモータ(+08)を
含有しており、ステップモータ(108)は該機械駆動
装置(106)を励磁して、タイヤ(34)の内面(7
2)に対して受信機アレー(102)を伸縮させるもの
である。
タイヤ(34)をハプ(36A) (36B)から除去
する前に、機械駆動装置(106)の作用によって、受
信機アレ−(1112)をタイヤ(34)の内面(76
)から下方に後退させて、受信機アレ−(102)をハ
ブ(36^) (36B)の外径以内に配置する。受信
機アレー(102)をタイヤ(34)の側壁(78)間
に配置すると、その距離は側壁(78)のアダプタリン
グ(82^)(82B)との接合部間距離よりも広いこ
とから、受信機アレー(1.02)は電動機(110)
を具備しており、該アレー(102)を回転してタイヤ
(34)の側壁(78)と実質的に平行な位置になると
、機械駆動装置(106)が作動して受信機アレー(1
fl2)をタイヤ(34)から後退せしめるようにして
ある。タイヤ(34)をハプ(36A)(36B)上に
装着した状態で検査する手順は上記の方法と逆に行う。
従って、機械駆動装置(106)を延長して受信機アレ
−(102)をタイヤ(34)内に挿入し、かっ該アレ
ー(102)を内面(76)に近接させると同時に、タ
イヤ(34)の側壁(78)間に挿入された受信機アレ
ー(102)が電動機(110)によって回転するので
ある。
受信機ア1ノー(102)は、タイヤ(34)の内面(
76)と接触時に作動する機械スイッ(図示省略)を含
有している。従って、機械駆動装置(106)が受信機
アレ−(102)を挿入してタイヤ(34)の内面(7
6)と接触させると検査装置(22)が検知する。しか
し、機械駆動装置(106)は、機械駆動装置(96)
と異なり、タイヤ(34)の内面(76)に対する受信
機アレー(102)の距離を測定する電子センサを備え
ていない。受信機アレ−(102)の伸縮動作はステッ
プモータ(108)によって行われるので、機械スイッ
チがタイヤ(34)の内面(76)と接触した後、アレ
ー(102)をステップモータ(108)の予めセット
したステップだけ後退させるだけで、受信機群(+04
)をタイヤ(34)の内面(76)から約12.7mm
(約1/2’ )の適性距離だけ隔置することができる
超音波発信機(94)と、超音波受信機(1041  
とは、発信機アレ−(92)と受信機アレー(102)
  とに組合せになってそれぞれ固着してあり、各対の
受信機(94)と受信機(104)とは互に整合してい
る。従って、超音波受信機(104)は、対応する発信
機(94)からの超音波がタイヤ(34)の壁部(72
)を透過して発生する超音波を受領するように構成して
ある。
第1図を再び参照すると、信号ケーブル(114)を介
して支持フレーム(22)に連結された制御盤(+12
)が、支持フレーム(22)の左側に図示してある。支
持フレーム(22)上に装着された種々の装置相互間に
受け渡す信号(詳細は後述する)はケーブル(+14)
を介して制御盤(112)へ出入する。
従って、例えば、ケーブル(114)の導体が電動機(
62)の運転制御信号を提供することによって、タイヤ
(34)の回転制御を行う。また、ケーブル(+14)
の導体が軸角度符号器(64)からの電気信号を制御盤
(112)へ運んでいる。同じく、第2図に示すように
、信号ケーブル(114)の導体が超音波受信機(10
4)から信号を超音波発信機(94)に運んだ後、電動
機(108) (110)へ搬送する。タイヤ(34)
に配置された超音波受信機(104)と電動機(108
)   (110)とに到達するために、制御ケ7プル
は支持軸(32B)の中空部に挿通され開口(116)
を貫通する。また、中空支持軸(32B)を用いて圧縮
空気をタイヤ(34)に注入し、加圧したり、または圧
力開放したりすることができる。従って、支持軸(32
B)のハブ(36B)から離隔した外端部は信号ケーブ
ル(114)と支持軸(32B)間の封止シール(図示
省略)を備えている。更に支持軸(32B)の上記外端
部は、圧縮空気を中空支持軸(32B)に導入する開口
(図示省略)を含有している。
パーソナルコンピュータ(122)が制御盤(+12)
の下半分に全閉してあり、強固な前方パネル(118)
で被覆されている。コンピュータ(122)と連動する
CRT表示装置(124)が制御盤(112)の上半分
に配置してある。パーソナルコンピュータ(122)は
好ましくは2[IMH2のクロック速度で作動するイン
テル製マイクロプロセッサ型式803116及びフロー
ティングポイントコプロセツサチツプ型式80387を
具備する。CRT表示装置(124)は好ましくは文字
と画像を様々なカラーで最大解像度640 x480ピ
クセルまで表示できるものとする。
タイヤ検査装置(20)は、タイヤ(34)の着脱と加
圧のために、上記の構成に加えて、様々な運転者用イン
ジケータと制御装置を具備している。従って、タイヤ(
34)を装着し、検査を始める前に、運転者は支持フレ
ーム(22)の前方の床(24)上に配置された足踏み
スイッチ(12B)を踏むことによって、タイヤ(34
)を回転させて目視検査することができる。タイヤ検査
手順を始めるために、運転者は、まず制御盤(112)
の前方に配置された始動スイッチ(13(1)を押す。
始動スイッチ<130)を押した後、タイヤ検査手順が
開始され、制御盤(112)上の赤ランプ(132)が
点灯する。該ランプ(132)はタイヤ(34)の超音
波検査中を通じて点灯している。タイヤ(34)の超音
波検査が完了し、検査手順のデータ分析工程を開始する
と、制御盤(I l 2)上の琥珀色ランプ(134)
が点灯する。データ分析が完了するとCRT表示装置(
124)上にタイヤ(34)の欠陥位置を示すグラフィ
ックディスプレイが運転者のために自動的に表示される
第3図に示すように、CRTディスプレー(124)上
の画像はディスプレー(124)の頂部から底部にかけ
て延長し、ディスプレー(124)の右像部に沿って位
置する細長い長方形の区域(+36)を有する。この細
長い長方形の区域(136)はあたかもタイヤ(34)
がその幅1/2に切断されて平坦に延ばされたような状
態でのタイヤのトレッド区域(34)の全円周を表して
いる。長方形の区域(136)は黄色のような背景色で
表され、タイヤの欠陥個所は赤のような異なった色彩の
小さな長方形区域(+38)として表される。
CRTディスプレー(124)の長方形区域(+361
の左側にかけて実質的にディスプレーの残余の部分を占
めているのは今一つの長方形区域(142)であり、そ
の区域の中心には水平線(144)が記されている。長
方形区域([6)に表れる水平ストリップの拡大像が長
方形区域(142)に表れる。長方形区域(136)の
すぐ左に位置する2個の矢印(146a ,146b)
 は小さい区域(136)内に表されたタイヤ(34)
の円周の画像に対する拡大区域(142)を横切ったズ
ーム区域(144)の位置を示す。長方形区域(+36
)に示される画像は長方形区域(136)に示された画
像の拡大像であるから、長方形区域(+42)内の画像
の背景には長方形区域(136)の背景と同一の色が示
され、欠陥区域(138)の色も長方形区域(l36、
142)の色と同一に表れる。
再び第1図を参照する。欠陥区域(+38)がCRTデ
ィスプレー(124)に最初に示されると、制御コンソ
ール(112)に緑色のランプ(1523が点灯される
。緑色ランプ(152)が点灯すると、操作者は制御+
ンソール(112) にある継続スイッチ(154) 
ヲ押しても良いことが示される。最初に欠陥区域(13
8)が操作者に示され、第1の欠陥区域(1311)の
拡大像が長方形区域(1.42)に示され、操作者がそ
の欠陥個所を容易に点検し得るようにタイヤ(34)を
回転する。操作者は継続スイッチ(154)を押しなが
ら一つの欠陥区域(138)から別の欠陥区域へと長方
形区域(142)に示される画像を前進させていく。各
欠陥区域(138)が連続的に示されていくと、矢印(
145)は長方形区域(136)の左側に沿って漸次下
降し、同時にタイヤ(34)が回転して対応する欠陥区
域を操作者が見やすい位置にもたらす。このようにして
操作者はテスト手順によって確認した各欠陥区域の位置
を点検する。操作者がすべての欠陥区域を点検し終えて
タイヤ(34)の点検を終了しようとする場合には、完
了スイッチ(1 5 6)を押してテスト手順を終了す
る。
制御コンソール(11.21には2位置式のスピード●
スイッチ(131)  も取付けられている。スイッチ
(131)はモータ(62)の速度を制御し、超音速テ
ストを行う間にはタイヤ(34)を検出するための第1
−速度で駆動し、更に欠陥区域が確認されるとタイヤ(
34)を定位置にもたらす第2速度で駆動する。
好ましくは第2速度は第1速度よりも速い。
多分超音速でタイヤを点検する場合に生じることである
が、もし何らかの理由でテストを中断しなければならな
くなった場合には、操作者は緊急停止スイッチ(158
)を押す。緊急停止スイ・ソチ(158)を押すと、タ
イヤの回転を含むすべてのテスト装置(20)が直ちに
停止する。操作者はスイッチ(15B)を手でリセット
することによって緊急停止状態からテストを再開しても
よい。
デジタル・インターフェース●カード 第4図はコンピュータ(122) とこれに関連するC
RTディスプレー(124)を含むテスト装置(20)
の種々の機能的な要素を示している。デジタル・コンピ
ュータ(122:l 内にはデジタル人力/出力([1
10)ボード(162)  とアナログ入力(AI)ボ
ード(164)がある。クア・テク・ピーエックスビ−
241.  (QuaTech PXB241)である
このDIOボード(1.62)は38ビットの入力/出
力ボートとインタラプトを含む。
アダプ1・ロニックス・ピーシーテイーアールl60(
Adaptronics PCTRI60)であるAI
ボード(164)はアナログ・デジタル・コンバータ(
ADC) を含む。
第4図に示すように、マルチ信号デジタル・データ母線
(166)がDIOボード(162)をデジタル・イン
ターフェース●カード(158) に接続する。
デジタル・インターフェース・カード(1.68)はモ
ータ・エンコーダ信号母線(+72)によって電気モー
タ(62)と軸アングル・エンコーダ(64)に接続さ
れている。同様にトランスミツタ・レシーバ位置信号母
線(174)がデジタル・インターフェース・カード(
168)をモータ(108、1lO)を有する機械的駆
動装置(96 、106)に接続する。種々のランプ(
132、134 、152)がランプ信号母線(176
) によってデジタル・インターフェース・カード(1
6B)に接続される。コンピュータ(122)内のDI
Oボード(1.62)からデジタル・データ母線(1.
66)を経、続いてデジタル●インターフェース・カー
ド(+68)を通って更に種々の母線(172、174
 、+76)を経て流れる電気信号はモータ(62)を
付勢、消勢してタイヤ(34)の回転を制御する。更に
同電気信号はトランスミッタ●アレー(92)とレシー
バ・アレー(102)をタイヤ(34)の壁(72)に
関して接近、離隔するように伸張、収縮させるように機
械的駆動装置(96 、1116)を作動させ、レシー
バ・アレ−(102)を回転すると同時に種々のランプ
(132、+34、152)を点灯させたり消灯させた
りする。
操作者用の制御信号母線(+78)が種々の操作者用の
スイッチ(l30、154 、156、l58)をデジ
タル・インターフェース・カード(+68)に接続する
種々の操作者用制御スイッチ(l30、l54、l56
、158)からの電気信号は母線(17g)を通ってデ
ジタル・インターフェース・カード(168)、デジタ
ル・データ母線(166)を経、コンピュータ(+22
)内の010ボード(+62)に達する。母線(166
、172、174 、176 、178)上を先行する
信号に応答するようにデジタル・インターフェース・カ
ード内の電気回路はすべて従来の回路であるので、これ
以上説明する必要はないであろう。
超音波の伝達 上述の機能に加えて、デジタル●,インターフェース・
カード(168)は、トランスミッタ・セレク夕回路(
1B2)としレシーバ・マルチプレキシング回路(18
4)に伝達された信号によって、超音波トランスミッタ
(94)と超音波レシーハ(104)の作動に協働して
作動する。第5図を参照すると、超音波トランスミッタ
(94)、超音波レシーバ(104)及びトランスミッ
タ・セレクタ回路(182)の作動に協働するデジタル
・インターフェース・カード(168)の部分用の電子
回路図が示されている。第5図に示されているように、
コンピュータ(+22)内のD10ボード(162)は
マルチ信号母線(+66)に含まれているエンコーダ・
カウント母線(1118)を経て、デジタル・インター
フェース・カード(168)に含まれているエンコーダ
・カウンタ(192)に4つの信号を供給する。エンコ
ーダ・カウント母線(188)の信号はエンコーダ・カ
ウンタ(192)をプリセットするために用いられる。
エンコーダ・カウンタ(192)はタイヤ(34)が回
転している間にエンコーダ信号線(193)を経て軸ア
ングル◆エンコーダ(64)から受信したパルスをも受
信し、カウントする。軸アングル・エンコ−ダ(64)
からのパルス数が、エンコーダ・カウンタ(192)が
コンピュータ(122)によってプリセ・ソトされるパ
ルス数に一致すると、エンコーダ●カウンタ(192)
  に含まれるフリツプーフロツプがセ・ントされる。
エンコーダ・カウンタ(192)に含まれているフリッ
プーフロツプがセットされると、デジタル・インターフ
ェース・カード(168)はマルチ信号母線(166)
内のエンコーダ割込み信号線(194)を経て信号をD
IOボード(162)の割込み入力側に伝送する。01
0ボード(162)に割込み信号が伝送されると同時に
エンコーダ●カウンタ(192)はそのときにエンコー
ダ・カウント母線(18g)上のカウントに再びプリセ
ットされる。従ってエンコーダ・カウンタ(192) 
 は直ちに軸アングル・エンコーダ(64)からのパル
スを数え始めてタイヤ(34)の幅に対する次の超音速
走査備えられる。
エンコーダ割込み信号線(194)の信号に応答してコ
ンピュータ(122) はトランスミツタ●アレー(9
2)内のすべてである16の超音速トランスミツタ(9
4)の超音速走査を開始する。従ってエンコーダ●カウ
ント母線(188)を経てコンピュータ(+22)から
エンコーダ・カウンタ(192)に伝達されるパルス数
はタイヤ(34)の円周に沿って連続的に超音速走査を
する上でのタイヤの角度的間隔、従ってタイヤの円周の
間隔を制御する。本発明の好ましい実施例では、エンコ
ーダ・カウンタ(192)に伝達されたパルス数はタイ
ヤ(34)の測定した直径値を用いて、タイヤ(34)
の円周の約1/4インチ(0.6肛)毎に間隔を保って
連続的に超音速走査を行うように計算される。
デジタル・インターフェース・カード(IN)はチビッ
トのトランスミッタ●レシーバ・カウンタ(202)を
有する。トランスミッタ・レシーバ・カウンタ(202
)は信号をデジタル・インターフェース●カード(16
8)からトランスミッタ・レシーバ・セレクタ母線(2
04)を経てトランスミツタ・セレクタ回路(182)
内のトランスミツタ・セレクタ・マルチプレクサ(20
6)に伝達する。トランスミッタ・レシーバ●セレクタ
母線(204)の4つの信号は超音速トランスミッタ(
94)の16の出力信号線(208)にある信号によっ
て超音速トランスミッタ(94)中の一つのトランスミ
ッタを選択するように制御される。
エンコーダ割込み信号線(194)からの信号に応答し
て超音速走査を開始するに当たってコンピュータ(12
2)はAIボード(164)を付勢し作動する。AIボ
ード(164)が付勢されるとAIボード(164) 
 はサンプリング・レートを625 kHxに設定し、
1024個の試料を収集するように特定される。
^1ボード(164)はコンピュータ(122)によっ
て付勢されると直ちに超音速レシーバ(104)中の一
つのレシーバからの信号をサンプリングし始める。
データ・サンプリングが開始されると、AIボード<1
64)は信号をマルチ信号母線(166)内のデータ・
サンプリング制御信号線(212)を経てデジタル・イ
ンターフェース・カード(15g)に伝達し始める。デ
ータ・サンプリング制御信号線(212)に信号が達す
ると、デジタル●インターフェース・カード(IH)内
のマルチ・パイブレ3−タ(214)が単一の100マ
イクロ秒の間隔の超音速パルスを伝送する。マルチ●バ
イプレータ(214)からのこの出力パルスはトランス
ミッタ・セレクタ回路(182)内のパルス間隔信号線
(216) 、及びインバータ(218)を経てトラン
スミッタ・セレクタ・マルチプレクサ(206)に伝達
される。パルス間隔信号線(216) ニIOOマイク
ロ秒のパルスが発生すると、トランスミッタ・セレクタ
・マルチプレクサ(206)はトランスミッタ・レシー
バ・セレクタ母線(204)に存在する信号によって特
定された一つの出力信号線(2H3 に100マイクロ
秒のパルスを伝達する。
トランスミッタ・セレクタ・マルチプレクサ(206)
の選択した出力信号線(208)にあるこの100マイ
クロ秒のパルスは、インバータ(222)抵抗(224
)を経てトランジスタ(226)のベースに印加される
。トランジスタ(226)のエミッタはアースされてい
て、コレクタは抵抗(332) とキャパシタ<334
)の接続部分に接続される。トランスミッタ●セレクタ
・マルチプレクサ(206)の出力信号線(20B)に
パルスが無くなると、トランジスタ(226)は消勢さ
れ抵抗(332)  とキャパシタ(334)の接続部
分は340ボルトになり、この電圧は抵抗(332)の
他の端末に加えられる。所定の出力信号線(208)に
パルスが生じると、トランジスタ(226)は付勢され
キャパシタ(334) と抵抗(332)の接続点はア
ースされキャパシタ(334)は放電される。
キャパシタ(334)が放電されると、トランスミツタ
●ドライブ信号母線(2311)内の16対のリード線
(236)中の1対のリード線に−340ボルトのスパ
イクが加えられる。トランスミッタ・ドライブ信号母線
(238)はトランスミッタ●セレクタ回路(182)
をトランスミッタ・アレ−(92)内の超音速トランス
ミッタ(94)に接続している。−340ボルトのスパ
イクが生じると、リード線(234)が接続されている
超音速トランスミツタ(94)が付勢させられて約40
kHxの周波数をもった超音速パルスを発生する。
AIボード(164)がこの超音速のパルスに関して1
024のデータ試料をすべて収集すると、AIボード(
164) はデータ・サンプリング制御信号線(212
)に存在する信号を除去する。データ・サンプリング制
御信号線(212)の信号がなくなると、トランスミッ
タ・レシーバ・カウンタ(202)内のカウントが一つ
だけ増分する。トランスミッタ・レシーバ・カウンタ(
202)内のカウントが増分すると、トランスミッタ・
レシーバ・セレクタ母線(204)の信号が変化する。
トランスミッタ・レシーバ・セレクタ母線(204)の
信号が変化すると、AIボード(164)が再びデータ
を収集し、再びデータ・サンプリング制御信号線(21
2)を経て信号をデジタル●インターフェース・カード
(168)に伝達する際に、トランスミッタ●セレクタ
・マルチプレクサ(2[IB)が別の超音波トランスミ
ッタ(94)を付勢するために前記別の超音波トランス
ミッタを選択する。
第5図では単にl個のインバータ(222) 、抵抗(
224)   }ランジスタ(226) 、抵抗(23
2) 、キャパシタ(234)   1対のリード線(
236)を示したに過ぎないが、トランスミッタ・セレ
クタ回路(182)は実際にはこれら諸要素を16組持
っている。従ってこれらの諸要素中の一組がドライブ信
号をトランスミッタ・アレ−(92)内の各超音速トラ
ンスミッタ(94)に提供する。
A1ボード(164)が超音速の16のすべてのパルス
に関してl024のデータ試料を収集し終わると、01
0ボード(162) は信号をエンコーダ・インタラプ
ト・クリア信号線(240)を経てエンコーダ・カウン
タ(192)  とトランスミッタ●レシーバ・カウン
タ(202)に送る。エンコーダ割込みクリア信号線(
240)の信号はエンコーダ・カウンタ(192)に含
まれているフリップーフロップをリセットしてDIOボ
ード(162)の入力側から割込み信号を除去し、もっ
てエンコーダ・カウンタ(192)は次の割込み信号を
010ボード(162)に送る。エンコーダ割込みクリ
ア信号線(240)内の信号もトランスミッタ●レシー
バ・カウンタ(202)をリセットし、これによって超
音速のパルスは常に同一の超音速トランスミッタ(94
)によって開始されることになる。
超音速パルスの受信 第4図に概略的に示すように、超音速トランスミッタ(
94)から逐次放出される超音速のパルスは、トランス
ミッタ(94)が対をなして接続されている超音速レシ
ーバ(104)が指向しているタイヤ(34)の壁部(
72)の区域に向けて衝突する。従って各超音波トラン
スミッタ(94)によってタイヤ(34)の壁部(72
)の一方の側部に印加された超音波のいくらかの部分は
、トランスミッタ(94)が対状に接続されている超音
波レシーバ(104)に向けて壁部(72)の他の側部
から放出される。このような超音速に応答して超音波レ
シーバ(104)が発生した出力信号はブリ・増幅器入
力母線(242)を経てレシーバ・プリ増幅器回路(2
44)に伝達される。
次に第6図を参照すると、前置増幅器の概略回路図が示
されている。前置増幅器は前置増幅器入力母線(242
)に含まれているシールド線(246)を経て超音波レ
シーバ(104)から出力信号を受信する。レシーバ・
アレー(102)内には16個の超音速レシーバ(10
4)が存在するので、前置増幅器入力母線(242)内
には16本のシールド線(246)があり、レシーバ・
プリ増幅器回路(244)内には16個のプレ増幅器が
ある。レシーバ前置増幅器回路(244)内ではシール
ド線(246)にある超音速レシーバ(104)からの
信号はFET }ランジスタ(252)のベースに直接
加えられる。抵抗(254)がFETのベースとアース
の間に接続される。並列に接続された抵抗(256)と
キャパシタ(258)  も同様にFET(252)の
エミッタをアースしている。1対の直列に接続された抵
抗(262、264)がFET(252)のコレクタを
正の15ボルトの電源供給源に接続される。
キャパシタ(266)が抵抗(262) と抵抗(26
2)の接続部分とアース間に接続される。従って16個
の各レシーバ(l(l4)からの出力信号は、レシーバ
前置増幅器回路(244)に含まれている16個の前置
増幅器によって個別に増幅された上、レシーバ・マルチ
プレクサ母線(274)内の16本のリード線(272
)を経てレシーバ●マルチプレクシング回路(184)
に伝達される。
レシーバ・マルチプレクシング回路(184)では、超
音速レシーバ(104)からの増幅された出力信号はリ
ード線(272)を経て入力増幅マルチプレクサ(27
6)に伝達される。各入力増幅マルチプレクサ(276
)は4個の独立した増幅器をもっていて、同増幅器は一
つの超音波レシーバ(104)から増幅された出力信号
を受信する。マルチプレクサ入力制御信号母線(284
)を経て光学アイソレータ(282)から入力増幅マル
チプレクサ(27(1)にもたらされた制御信号は出力
信号が与えられた4個の超音速トランスミッタ(104
)中のーっのトランスミッタからの出力信号を選定して
これを各入力増幅マルチプレクサ(276)によって増
幅して再び伝送する。
各入力増幅マルチプレクサ(276)からの出力信号は
キャパシタ(292)を経て増幅器(294)の入カ側
に加えられる。抵抗(296)が増幅器(294)の入
力側を回路のアースに接続している。僅かに1個のキャ
パシタ(292) 、増幅器(294) 、及び抵抗(
296)を第6図では示したが、実際にはレシーバ・マ
ルチプレクシング回路(184)はこのような要素を4
組持っていて、一組の要素が4個の入カ増幅マルチプレ
クサ(276)中の一つのマルチプレクサからの出力信
号を受信するようになっている。
4個の増幅器(294)の各々からの出カ信号は出カ増
幅マルチプレクサ(302)の個々の入カに各々印加さ
れる。マルチプレクサ制御信号母線(304)を経て光
学アイソレータ(282)から出カ増幅マルチプレクサ
(302)に伝達された制御信号は、4個の増幅器(2
94)中の1個の増幅器からの出カ信号を選んで出力増
幅マルチプレクサ(276)によってこの出力信号を再
伝達する。
入力増幅マルチプレクサ(276)に供給されたIG個
のトランスミッタからの出カ信号中のどの信号をレシー
バ・マルチプレクシング回路(184)がら伝達すべき
かを選択する信号は、トランスミッタ・レシーバ・セレ
クタ母線(204)を経てデジタル・インターフェース
・カード(168)内のトランスミッタ・レシーバ・カ
ウンタ(2G2)からレシーバ・マルチプレクシング回
路(184)内の光学アイソレータ(282)に伝達さ
れる。従ってレシーバ(104)からの出力信号はAI
ボード(164)が信号をデータ・サンプリング制御信
号線(2+2)内で維持して各超音波パルスに関する1
o24のすべてのデータ試料を収集する全時間帯を通じ
てレシーバ・マルチプレクシング回路(184)から伝
達される。AIボード(164)がデータ収集作業を完
了したときにトランスミッタ・レシーバ・セレクタ母線
(204)に信号の変化が生じると、レシーバ・マルチ
プレクシング回路(184)が他の超音波レシーバ(1
04)からの出力信号を直ちに選択し、その出カ信号を
出カ増幅マルチプレクサ(302)から伝達する。従っ
て超音波トランスミッタ(94)とレシーバ(104)
を正しく構威しておくと、トランスミッタ・セレクタ回
路(182)が協調して作動して1個の超音波1・ラン
スミッタ(92)を付勢して1個の超音波パルスを発生
し、他方レシーバ・マルチプレクサ回路(184)はト
ランスミッタ(94)が対状に接続されている超音速レ
シーバ(104)から同時に出カ信号を伝送する。
レシーバ●マルチプレクシング回路(184) に含ま
れている出力増幅マルチプレクサ(3fl2)からの出
力信号はレシーバ●マルチプレクサ出カ信号線(306
)を経てレシーバ信号調節回路(312)の入力側にも
たらされる。この出力信号はレシーバ信号調節回路(3
12)内では直接増幅マルチプレクサ(31.6)の入
力側(314)に伝達される。直列に接続された3個の
抵抗(322、324、326)が増幅マルチプレクサ
(316) と回路のアース間に接続され、抵抗(32
2、324)と抵抗(324、326)の接続部分は増
幅マルチプレクサ(316)の他の人力側に接続されて
いる。従ってレシーバ・マルチプレクシング回路(18
4)から連続的に得られる出力信号の微少部分が増幅マ
ルチプレクサ(316)内の他の増幅器の入力側に各々
伝達される。増幅マルチプレクサ(316)の他の入力
側には精密な正弦波基準電圧(328)の出力が接続さ
れる。精密正弦波基準電圧(328)を選択することに
よってコンピュータ(122)がレシーバ信号調節回路
(31.2)の作動がテストされ測定される。
入力信号選択母線(334)を経て制御信号が光学アイ
ソレータ(332)から増幅マルチプレクサ<316)
に伝達される。ここで第4図を参照すると、レシーバ信
号調節回路(312)に含まれている光学アイソレータ
(332)は信号調節制御信号母線(336)を経てデ
ジタル・インターフェース・カード(168)から制御
信号を受信する。このデジタル・インターフェース・カ
ード(168)はマルチ信号母線(166)を経てコン
ピュータ(122)から同一の制御信号を受信する。従
って再び第6図を参照すると、コンピュータ(122)
は増幅マルチプレクサ(316)からの出力信号として
レシーバ●マルチプレクシング回路(184)からの出
力信号に関して3つの異なった利得、又は精密正弦波基
準電圧からの出力信号を直接選択することができる。
増幅マルチプレクサ(316)からの出力信号は増幅器
(344)を有する帯域フィルタ回路(342)の入力
側にもたらされる。帯域フィルタ回路(342)は約4
0kHxの中心周波数、4kHxのバンド帯、8oの利
得、0.498の制動率、及び10のQを持っている。
AIボード(1641  1個の超音波パルスに関する
データを収集し終わったときーこのときレシーバ・マル
チプレクシング回路(184)が一つの超音波レシーバ
(104)から他のレシーバ(104)に転換する一と
次の超音波パルスに関するデータを収集し始めるときの
間にかなりの時間帯が経過するので、帯域フィルタ回路
(342)内のすべての有意のリンギング( ring
ing)は次の超音波パルスに関するデータを収集し始
める前に退化してしまう。
帯域フィルタ回路(342)からの出力信号は増幅器(
348)を有する対数増幅回路(346)の入力側にも
たらされる。対数増幅回路(346)は振幅が大きく異
なる超音波レシーバ(104)からの出力信号とともに
タイヤ装置(20)を作動させる。従って対数増幅器は
超音波トランスミッタ(94)と超音波レシーバ(10
4)の動作中の変動を補償する。加えて対数増幅回路(
346)は、タイヤ(34)のトレッドによる厚さの変
化を含む種々の厚さの壁部(74)を具えた個々のタイ
ヤ(34)をテストし、更に種々の厚さをもった様々な
形態のタイヤ(34)をテストするように装置(20)
を作動する。
対数増幅回路(346)からの出力信号は、利得調節可
能で、オフセットを調節し得るクリッピング増幅器(3
52)にもたらされる。テスト装置(20)を組立てる
間に増幅器(352)の利得とオフセットは回路(24
4、184、3l2)の他の部分の動作の変動を補償し
得るように調節される。タイヤをテストするために装置
(20)を作動する間、増幅器(352)は対数増幅器
(346)から単極性の出力信号を与える。
増幅器(352)によって伝達された単極性の出力信号
は単位利得バッファ増幅器(354)に伝達される。
第4図に示すように、増幅器(354)はアナログ入力
信号線(356)を経、更に120kHxのカットオッ
フ周波数、1.0の利得、及び1.0の制動率をもった
低域フィルタ(357)を経て出力信号を送り、この出
力信号はコンピュータ(122)内の^lボード(16
4)のアナログ入力に伝達される。
第4図に示すように、レシーバ・アレ−(102)レシ
ーバ・プリ増幅器回路(244)   レシーバ・マル
チプレクシング回路(184)、及びレシーバ信号調節
回路(312)は好ましくはすべて加圧タイヤ(34)
の壁部(72)内に収納される。これらの種々の要素を
このようにして物理的に遮蔽しておくとテスト装置(2
0)の作動時における音響学的、電気的なノイズの影響
を減少することができる。パルス超音テストを行う間の
回路(244、184、312)の通常の作動利得は約
40. 000であるから、前述のような音響学的、電
気的ノイズは非常に有害である。
タイヤ(34)内にレシーバ・アレ−(102)を埋封
しておくと音響学的ノイズの影響が減少する。なぜなら
タイヤ(34)の膨脹した壁部(72)が周囲の音響学
的ノイズを隣接する装置から著しく消去するからである
。超音速レシーバ(104) と様々な電子回路(24
4、184、312)間の距離が短いので、電気的ノイ
ズ作用を減少し得る。更に、光学アイソレータ(283
、332)を使用しているので、電気的グラウンドルー
プが生じない。
下記の表は上述のデジタル・インターフェース・カード
(16g)   }ランスミッタ・セレクタ回路(18
2)   レシーバ・プリ増幅器回路(244)  レ
シーバ・マルチプレクシング回路(184) 、及びレ
シーバ信号調整回路(312)に用いる様々な形態の電
気的要素を示す。
−}−?  いぺ レ^ レ ▼ムV緊ボ貴狂鍬緊野タ
イヤのテスト 次に第7A図、第7B図を参照する。両図面にはタイヤ
(34)をテストする場合にコンピュータ(+22)が
遂行する様々な段階が示されている。第7A図に示され
ているように、タイヤ(34)のテストは、タイヤ(3
4)をテスト装置(20)に取付けて膨脹させる工程(
402)から開始される。タイヤ(34)を取付けて加
圧した後、タイヤから空気の漏れがないかを走査する。
空気漏れの走査は最初に行わなければならない。なぜな
らどんなに僅かな空気漏れであっても、テスト装置(2
0)の40kHxの作動周波数で相当量の音響学的エネ
ルギを発生するからである。もしタイヤ(34)に空気
漏れが発見されたら超音速パルステストを行う前にタイ
ヤ(34)を修理しておかなければならない。
タイヤ(34)の空気漏れテストは主に三つの処理段階
を含む。空気漏れ発見の第1の処理段階(4tl4)は
、タイヤ(34)を回転しながらl6のすべての超音速
レシーバ(It]4)からの信号をモニタすることにあ
る。超音速レシーバ(104)からの信号が空気漏れを
モニタしている間は超音速トランスミッタ(94)は作
動しない。空気漏れは40kHχで莫大な量の音響学的
エネルギを発生するので、もしテスト装置(20)がそ
の40.000の最大利得で作動しているとすると、超
音速レシーバ(104)からの信号は非常に大きくてレ
シーバ信号調整回路(312)を飽和状態にしてしまう
。回路(312)が飽和状態になると、テスト装置(2
0)が空気漏れの場所を発見できなくなる恐れがある。
従ってもしレシーバ信号調整回路(3 1 2)が飽和
状態になった場合には、コンピュータ(122)は増幅
マルチプレクサ(31G) とともに低い利得を選択す
る。
タイヤ(34)の空気漏れテストは、もし空気漏れが発
見された場合に空気漏れの位置を画像としてディスプレ
ーする処理段階(405) 、及び発見されたすべての
空気漏れの位置に関して画像ディスプレーを段階的に移
動する処理段階(4t18)をも含む。
処理段階(406、408)で遂行される操作、及び処
理段階(404)に含まれる処理操作は以下に記載する
超音速パルステストの説明から明らかになると思うので
、これらの処理段階についてはこれ以上の説明は行わな
い。
超音速パルスによる欠陥テスト タイヤ(34)の空気漏れテストを十分行った後、タイ
ヤは第7B図に示す過程に従って超音速ノくルスを用い
てその欠陥のテストを受ける。同図に示すように、タイ
ヤ(34)の円周全体に関するデータを収集するために
、決定段階(412)が超音速ノくルスをタイヤ(34
)の円周全体に発して処理する。このデータはタイヤ(
34)の幅を横切るようにした連続したシーケンスの走
査によって得られる。
前述したようにタイヤ(34)の幅を横切るようにした
単一走査に関する16個の超音速レシー)< (104
)からのデータ収集は、エンコーダ◆カウンタ(192
)からの割込みによって開始される。エンコーダ・カウ
ンタ(192)からの割込みに応じて、決定段階(41
4)が反復して処理段階(416)を実行する。処理段
階(41.6)はAIボード(64)を作動して超音速
トランスミッタ(94)を付勢し、トランスミ・ンタ(
94)が対状に接続されている超音速レシーバ(104
)から1024の出力信号の試料を収集する。決定段階
(414)は、タイヤ(34)の横幅に関するl6のす
べてのレシーバ(104)からデータが収集されるまで
、処理段階(416)を反復して実行する。
第8図は、処理段階(416)中に、デジタル・インタ
ーフェース・カード(168) 、送信機選出回路(1
112)および超音波送信機(94)の組合せによりタ
イヤ(34)に加えられる超音波の単一パルスに対する
タイミングを示す。データ標本化制御信号ライン(21
2)上のAIボード(164)からの信号に応答して、
マルチバイプレータ(214)がパルス間隔信号ライン
(216)上の長さ100マイクロセカンドのパルスを
送信後、受信マルチプレクサ出力信号ライン(306’
)上の信号が当該超音波パルスに応答する前に、送信機
(94)からタイヤ(34)の壁(72)を通して受信
機(104)に超音波を送信するためには遅延を要する
。第8図に示す受信マルチプレクサ出力信号ライン(3
06)に対する信号及び回路線は一例として示したに過
ぎない。ライン(306)上の信号の形状は、信号がタ
イヤ(34)の幅を横切って走査する間16の受信機間
で大きく変化すると共に、タイヤ(34)の全周に亘っ
て単一の受信機(104)に対して変化する。超音波パ
ルスが発生されてから比較的長時間に亘り約1、6ミリ
セカンド毎に、^1ボード(164)は、アナログ入力
信号ライン(356)上にある超音波受信機(104)
からの信号を、AIボード(16.4)にあるメモリに
記憶される、デジタル数に繰返し変換する。AIボード
(164)は、標本化周波数625kHxで超音波受信
機(104)から1024の標本信号を収集するので、
超音波送信機(94)により発生される各4QkHx信
号の周期中に10以上の標本および当該40kHx信号
の約65周期に対するデータが収集される。
AIボードが送信機(94)及び受信機(+04)の各
対に対するデータを収集する時、当該データは当初AI
ボード(164)内の局部バッファに記憶される。
1024の標本すべてがA1ボード(1 6 4)によ
って集められた後、コンピュータ(122)によって実
行されるプログラムにより、次の送信機“(94)及び
受信機(1(14)の対に対するデータ収集を開示する
前に、当該データはAIボード(164)からコンピュ
ータ(122)のメモリーに転送される。AIボード(
164)とコンピュータ(122)間のデータ転送に要
する時間間隔は、次の超音波パルスに対するデータ収集
が始まる前に、帯域フィルタ回路(342)におけるす
べての有意な呼出し信号が減少し得る間隔である。デー
タがAIボード(164)のメモリからコンピュータ(
122)のメモリーに転送された直後に、次の対の送信
機(94)及び受信機(+04)に対するデータを集め
るようにコンピュータ(+22)によりAIボード(1
64)が作動される。
l6の超音波受信機(104)のすべてに対しデータ収
集が完了し、AIボード(164)のメモリーからコン
ピュータ(122)のメモリーに転送された後、データ
は第9図に示すアレー(422)中に記憶される。アレ
−(422)は各超音波受信機(104)からのデータ
の各々に対する16の列を持つ。データがアレ−(42
2)に記憶されると、同様に9図に示すアレー(424
)に記憶させるために、唯一のデータ値、すなわち各受
信機に対する最大振幅値を選択する処理段階(424)
がプログラムによって実行される。
アレ−(422)中に記憶されるデータを探索するに当
たって、超音波が送信機(94)からタイヤ(34)の
壁(72)を通して受信機(104)に達する迄に要す
る遅れのために、コンピュータプログラムは125から
開始する。この単一の数を16の受信機(104)の各
々につきアレー(422)からアレー(4261 に転
送することにより、16の受信機(104)の各々につ
き収集する1024の標本すべてに対してタイヤ(34
)の壁(72)を通して行われる超音波の送信がコンビ
ュータプーログラムによって特性付けられる。
l6の超音波受信機(1(14)に対するすべてのデー
タから最大値が選ばれて記憶された後、エンコーダ・カ
ウンタ(192)に含まれるフリップーフロップをリセ
ットする、エンコーダ割込み信号解除ライン(240)
を介して、コンピュータ(122)により010ボード
(162)から当該信号が送信される。エンコーダ・カ
ウンタがエンコーダ割込み信号ライン(194)を通し
て次の信号を010ボード(162)に送信すると、コ
ンピュータは送信機(94)及び受信機(+04)の1
6の対すべてにつき、タイヤ(34)の幅を横切って行
う前述の走査を繰返す。このタイヤ(34)の幅を横切
って行う繰返し走査は、タイヤ(34)の外周につき走
査が完全に行われ、アレー(426)がデータで満たさ
れる迄続く。
第7B図の(4l2、414、416)および(424
)の各段階で説明されるデータ収集のための前述のプロ
グラムは、プログラムの論理流れの一部として実行され
るものとして示されているが、このデータ収集は当該特
殊目的のために設定される割込みルーチンによって実際
に行われる。この割込みルーチンが設定される一方で、
主プログラムは、割込みルーチンが全タイヤ(34)に
対するデータ収集を行うのを待機する、ポーリングルー
プに継続して入る。このようにして主プログラムにより
割込みルーチンとポーリングとが組合わせて実行され第
7B図に示される操作が行われる。
欠陥領域に対するデータ探索 第7B図に示すように、全タイヤ(34)に対するデー
タが収集された後にコンピュータプログラムが決定段階
(42B)を実行する。決定段階(428)によって、
処理段階(432、434、436、438)および(
440)を通して、アレー(426)の各列に記憶され
る、受信機(+04)の各々に対するデータの繰返し処
理がコンピュータプログラムにより行われるようにされ
る。
一つの受信機(104)からの信号に対するトレッドパ
ターンの影響は次に隣接する受信機(104)からのも
のと大きく異なるので、各受信機(104)からの信号
は夫々別個に分析される。各受信機(104)に対する
データは、タイヤ(34)の周囲に沿う最初の走査に対
するデータから最後の走査に対するデータ迄連続する細
長いストリップとして処理される。更に各タイヤ(34
)に対するデータは、トレッドパターンの有無に拘らず
、すなわちタイヤ(34)が研磨されたか否かに拘らず
同一に処理される。研磨されたタイヤ(34)に対する
超音波送信データが、しばしば明らかにタイヤ(34)
の内部構造に基づくパターンを示すことが発見されてる
処理段階(432)では、コンピュータプログラムによ
り、アレー(426)の単一列内のデータにあるパター
ンの長さが見出される。パターンの長さを見出した後、
アレー(426)中の各対のデータ間の値を計算し、第
9図に示すベクトル(446)中に混合される実際のデ
ータと内挿値の双方を記憶することによって、処理段階
(434)におけるデータの分解能をプログラムにより
増加させる。このようにして、ベクトル(446)に含
まれるデータ値は走査数の2培より1丈少ない。コンピ
ュータプログラムでは、処理段階(434)における内
挿値を計算するために標準立方スプラインルーチンを用
いる。
処理段階<436)において、コンピュータプログラム
によりベクトル(446)の分解能を向上させたデータ
でパターンの長さを計算する。分解能増大データでパタ
ーン長さを見出した後、コンピュータプログラムでベク
I・ル(446)内の分解能増大データを探索し、アレ
−(4483の列内における欠陥の可能性を示すデータ
を記憶することにより、タイヤ(34)上の考えられる
欠陥位置を確認する。
欠陥の可能性を示すデータをアレー(448)の列に記
憶させた後、処理段階(4411)で現在の受信機(+
04)に対するアレ−(448)の列中にあるものをコ
ンピュータプログラムで圧縮し、ベクトル(446)の
評価上内挿値が計算された位置における数値を捨てる。
パターン長の発見 第10図のフローチャートに示すように、受信機(10
4)のデータ内のパターンの発見すなわち第7B図の処
理段階(432)及び(436)が、開始段階(452
)から始まる。開始段階(452)において、5のよう
な最低テストパターン長が受信機(104)からのデー
タの初期比較値として用いるために指定される。若し現
在のテストパターン長が最大値を越えないなら、決定段
階(454)により現テストパターン長を用いて受信機
(104)に対するデータが処理されるようにされる。
処理段階(4 !i 6)で、現行のテストパターン長
で区分されるデータ内の連続値間の差の大きさがコンピ
ュータにより決定される。第11図は、テストパターン
長が5の場合にデータ値の差の大きさを決定するのに用
いるデータ値の選択を図式的に示す。第11図の各U字
ライン(458)で示すように、5つの離れた位置のデ
ータ値間の差の大きさが決められる。従って例えば、1
と6のデータ値、2と7のデータ値、3と6のデータ値
間の差の大きさなどが決められる。データ値間の差の大
きさは当該データ値間の差の絶対値を計算して決められ
る。
現パターン長のデータ値間の差の大きさが決まった後、
処理段階(462)においてこれらの大きさが閾値を越
えるかどうかを決めるために比較される。各大きさが比
較される閾値は定数の和で、装置(20)の全体付シス
テムノイズを表わす値に、当該大きさが決定された対の
最初のデータ値の2%を加えたものを表わす。このよう
にして各大きさが比較される閾値は、大きさが計算され
たデータ値に依存する。処理段階(464)で処理段階
(456)で計算される大きさの総数を計算する。
処理段階(466)において、コンピュータ(122)
により実行されるプログラムにより、夫々処理段階(4
62)及び(464)で累積される二つの計数の比が計
算される。この比は常に1以下でかつ0.0を下回って
はならない。処理段階(465)で計算される比が次に
決定段階(468)において、当該テストパターン長の
先行の数値に対して決められる同一比に対する最低値と
比較される。若し現テストパターン長に対する比がすべ
ての先行テストパターン長に対する比を下回るなら、現
行の比及びテストパターン長が処理段階(472)で保
管される。
若し受信機(10’4)に対するデータ内にパターンが
あれば、そのパターン長で分けられるデータ値間の差は
平均して小さくなる傾向がある。従って若し受信機(1
04)からのデータに対しテストパターン長が実際のパ
ターン長と同一なら、大きさが若干の閾値を越えるテス
トパターンで分けられるデータ対間の差は殆んどないで
あろう。大きさが或る閾値を越える差を計数し、差の総
数に対する当該計数値の比を計算することにより、この
ようにして得られる比により、テス”トパターン長が受
信機(104)からのデータ内のパターンといかに適合
していないかが分かる。従って大きな比はテストパター
ン長がデータ内のパターン長に適合しないことを示す一
方、テストパターン長に対する小さい比はデータのパタ
ーン長に良く適合することを示す。
処理段階(472)においていずれにせよ当該比および
テストパターン長が保管され、その後コンピュータプロ
グラムにより処理段階(474)でテストパターン長を
1丈増加し、処理段階(454)に戻る。処理段階(4
54)で、最大許容テストパターン長を越えるかどうか
を決めるために、コンピュータにより新しいより長いテ
ストパターン長が再び試験される。若しテストパターン
長が最大長を越えるなら、コンピュータプログラムによ
り終止プログラム段階(476)が実行され、処理段階
(472)に記憶されるパターン長の最後の数値を、現
行受信機(104)に対して処理されるデータのパター
ン長として呼び出し手続に戻す。
パターン長の発見手順は、パターンがアレー(426)
の列に記憶される受信機(104)からのデータ内で直
接発見されるか、若しくはベクトル(446)内に記憶
される分解能増加データで発見されるかに拘らず依然と
して変わらない。アレ−(426)およびベクトル(4
46)内に記憶されるデータに対するパターン発見の唯
一の相異は、テストパターン長の最少及び最大値である
。大体のパターン長がベクトル(446)に記憶される
分解能増加データに対しては既知なので、分解能増加デ
ータ対するパターン長を得るためには、極く僅かのテス
トパターン長に対する比を比較するのみでよい。
可能な欠陥領域の確認 第12A図及び第12B図は、7B図の処理段階(43
8)に示すように、タイヤ(34)上の可能な欠陥位置
を確認する段階を説明している。タイヤ(34)の可能
な欠陥位置の発見は終止段階(4112)から始まる。
終止段階(482)では、可能な欠陥位置を確認するた
めに分解能増加データを処理するに当っては現パターン
長を用いることを要す。可能な欠陥位置確認はベクトル
(446)の第1位置から始まる。終止段階(482)
の直後の決定段階(484)では、終止段階(486)
の呼出し手続に戻る前に、ベクトル(446)に記憶さ
れる分解能増加データ内のすべて′のデータ値を処理し
なければならない。従って最初から最後までベクトル(
446)内のすべての位置が決定段階(484)を通し
て処理される。
若しベクトル(446)内のデータのすべてが処理され
なかった場合には、決定段階(484)によって決定段
階(488)が実行されるようにされる。決定段階(4
8g)は、現位置がベクトル(446)のいずれかの終
端の1パターン長内にあるかどうかを決定する。若し現
行値がベクトル(446)のいずれかの終端の1パター
ン長内にも入らない場合には、決定段階(492)が実
行される。決定段階(492)ではベクトル(446)
内の現位置にあるデータを、現位置のいずれかの側にあ
る1パターン長の数値の双方と比較する。若し分解能増
加データのパターン長が20と分かり、現位置が40で
あれば、40の位置にある数値が、20及び60の位置
にある数値の双方と比較される。
データ内のパターン長発見処理と同様に、決定段階(4
92)ではコンピュータプログラムにより、ベクトル(
446)内の現位置におけるデータ値と現位置のいずれ
かの側にある1パターン長の数値との差の双方の大きさ
が計算される。各々の絶対値を取ってこれらの二つの差
の大きさを計算した後、これらの大きさが閾値と比較さ
れる。パターン長の発見と同様に、各大きさが比較され
る閾値は定数の和で、試験装置(20)に対して指定さ
れる欠陥レベルに現行位置におけるデータ値の2%を加
えたものである。従って再び、各大きさが比較される閾
値は、大きさが計算されるデータの数値に応じて比較さ
れる。若しこれらの二つの大きさのいずれかが閾値を下
回る場合には、アレー(448)に記憶するために処理
段階(494)において一数値が割り当てられる。これ
によりベクトル(446)内の当該位置が無欠陥である
ことを表わす。すなわちアレー(448)に記憶するた
めにOの数値が指定される。
第13A図は決定段階(492)により′処理段階(4
94)が実行されるようにする条件を示す。同図におい
て点(496)は現位置のデータを表わす。水平線(4
98)は当該データの数値を示し、番号0の上方に伸び
る垂直な線(502)はベクトル(446)内のデータ
位置を示す。水平破線(504A , 504B)は大
きさが比較される線(4911)によって示される値の
上下にある夫々の閾値レベルを表わす。
若・し点(506A)のデータ値が、上下の閾値(5C
l4A)及び(504B)間に伸びる垂直な二重矢印に
沿って、現データ位置より1パターン長rPJ下方(−
)にあるか、2は点(506)が、上下の閾値(5o4
^)及び(504B)間に伸びる垂直な二重矢印に沿っ
て、現データ位置より1パターン長rPJ上方(+)に
ある場合には、決定段階(492)により処理段階(4
94)が実行されるようにされる。
従ってベクトル(446)の終端から1パターン長を越
える位置に対しては、若し1パターン長現位置のいずれ
かの側にあるデータ値が、閾値のプラス又はマイナス以
内にあれば、現位置は無欠陥と表わされる。従って若し
1パターン長現位置のいずれかにあるデータ値のいずれ
かに対する傾斜が十分平坦な場合には、現位置は無欠陥
と表わされる。
再び第12A図を参照すると、若し1パターン長現位置
のいずれかの側にある、両データ値に対する夫々の傾斜
が十分平坦でない場合には、決定段階(492)により
別の決定段階(512)が実行されるようにされる。従
って決定段階(512)は、決定段階(492)におい
て当該二つの大きさが共に決定段階(492)における
閾値より大きいことが決定される場合にのみ実行される
第13B図は決定段階(512)が実行される条件を示
す。第13B図の参照番号には第13図Aと同一のもの
に「′」を付している。決定段階(512)が実行され
るためには、現データ位置から1パターン長rPJ下方
(−)のデータ値は、上方閾値(504^′)の上で上
向きの垂直な矢印(514AU)に沿うか又は下方閾値
の下で下向きの垂直な矢印(514AL)のいずれかに
沿っていなければならない。
又現データ位置から1パターン長rPJ上方(+)のデ
ータ値は上方閾値の上で上向きの垂直な矢印(514B
U)に沿うか、又は下方閾値の下で下向きの垂直な矢印
(514BL)のいずれかに沿わなければならない。従
って決定段階(512)は、現位置が上方矢印(514
AU)上の或る位置から点(496’ )を通って下方
印(514BL)上の或る位置迄伸びるデータ値の傾斜
上にあるか、下方矢印(5].JAL)から点(496
’ )を通って上方矢印(514Btl)上の或る位置
迄伸びるデータ値の傾斜上にあるか、データ値のrVJ
の最下点でかつ他の二つのデータ値が夫々上方矢印(5
14AL)及び(514BU)上の或る位置にあるか、
又は、逆rVJの頂上で、他の二つのデータ値が夫々下
方矢印(514^L)及び(514BL)上の或る位置
にある場合にのみ実行される。
再び第12A図を参照すると、決定段階(512)では
、現位置の1パターン長下方(−)及び1パターン長方
向(+)の二つのデータ値間の差の大きさが、決定段階
(492)で用いるものと同一の閾値を越えるかどうか
を決定することにより、現位置のデータ値が最少か最大
かを決定する。若!,この差の大きさが当該閾値を越え
ない場合には、処理段階(516)が実行される。従っ
て処理段階(516)は、現位置の1パターン長下方(
一l)及び1パターン長上方(+)データ値に対して、
若し現位置がデータ値において最低か又は最高である場
合及び、1パターン長下方(−)及び1パターン長上方
(+)のデータ値間の傾斜が十分平坦な場合にのみ実行
される。
処理段階(516)が実行される場合には以下の数値が
アレー(448)の現位置に割り当てるために計算され
る(絶対値)。
現位置の値−(1周期現位置下方(−1)の値+1周期
現位置上方(+)の値/2 若し現位置が、現位置の1パターン長下方(−)及び1
パターン長上方(+)の値に対してデータ値内に最少、
最大がない場合、又は、最少又は最大であっても、1パ
ターン長下方(−)及び1パターン長上方(+)のデー
タ値間に過大な傾斜がない場合には、決定段階(512
)により決定段階(518)が実行されるようにされる
。.決定段階(5 1 8)により、現位置に関して1
パターン長丈離れている位置及び多パターン長だけ相殺
される位置のベクトル(446)内の連続対のデータ値
間の差の大きさが、一閾値で次々に連続して比較される
ようにされる。例えば先の例で分解能増加データ内のパ
ターン長が20と分かり、かつ現位置が40である場合
には、実際データ値に応じて決定段階(51B)が以下
のデータ位置につき当該差の大きさが閾値と比較される
ようにすることができる。
位置 60−8 閾値 指定欠陥レベル+ 位置60のデータ値の2% 指定欠陥レベル+ 位置80のデータ値の2% 指定欠陥レベル士 位置100のデータ値の2% 指定欠陥レベル+ 位置120のデータ値の2% 80−100 100−120 120−140 これらの連続位置の差の大きさが対応閾値より大きい限
り、決定段階(51B)によって、現位置から益々離れ
た位置に関して対応する閾値と当該異の大きさとの比較
が継続して行われる。決定段階(518)によるこの処
理は、大きさが当該閾値を下回るデータ値の差が発見さ
れる時か、若しくは、ベクトル(466)内のデータ限
界に達する時にのみ停止する。更にこれ迄述べて来たよ
うに、現位置がベクトル(446)の両端から1パター
ン長以上あるもの対しては、決定段階(581)により
前述の方法で現位置の下方(−)及び上方(+)が探索
される。
決定段階(518)により対応する閾値を下回る大きさ
、即ち平坦な点が発見される場合には、プログラムによ
り処理段階(522)が実行される。処理段階(522
)では、アレ−(448)の現位置に割り当てるために
、当該平坦な点のデータ値で現位置のデータ値の加重差
が計算される。若し平坦点が現位置から双方に発見され
るなら、アレ−(448)の現データ位置に割り当てる
ために最も近いものにつき加重差が計算される。決定段
階(5 1 8)で平坦点が発見される場合には、アレ
−(448)の現位置に割り当てるために計算される数
値は以下のようになる(絶対値)。
現位置の値−(平坦位置に近い値+平坦位置から遠い値
)/2 決定段階(518)で対応閾値を下回る大きさ、即ち平
坦点が発見されない場合には、プログラムにより処理段
階(494)が実行される。前述の通り、処理段階(4
94)によりアレー(448)内の当位置の無欠陥を表
わす値、アレ−(448)に記憶する0の数値を指定す
る。
第12^、12B図に示すように、これ迄記述したよう
なベクトル(446)の端から1パターン長以上ある現
位置に対しては、処理段階(494、516)又は(5
22)を実行後、コンピュータプログラムにより処理段
階(526)が実行される。(526)段階の実行に当
っては、処理段階(494) に割り当てられる数値又
は処理段階(516)又は(522)で計算される加重
差のいずれかが、アレ−(44B)の現位置に記憶され
る。処理段階(526)で当該データ値をアレー(44
11)内に記憶後、コンピュータプログラムにより処理
段階(528)が実行され、ベクトル(446)にある
分解能増加データ内の次のデータ位置に進める。
次のデータ値の位置に進んだ後、再びコンピュータプロ
グラムにより、ベクトル(446)内のすべてのデータ
値が処理されたかどうかを決めるために決定段階{48
4}が実行される。決定段階(484)に関して前述の
通り、すべてのデータ値が処理されていなかった場合に
は決定段階(488)が実行される。現位置がベクトル
(446)のいずれかの端から1パターン長以内にある
場合には、決定段階(488)により、決定段階(49
2)よりはむしろ決定段階(532)が実行されるよう
にされる。決定段階(532)では、現位置がベクトル
(446)の第1端の1パターン長以内にあるかどうか
を決定する。
若し、現位置がベクトル(446)の第1端の1パター
ン長以内にあるなら、現位置は当該データの第1パター
ン内にあり、決定段階(5,34)が実行される。若し
現位置がベクトル(446)第1端の1パターン長以内
にないなら、現位置はベクトル(446)内の最終パタ
ーンの1パターン長以内になければならず、決定段階(
536)が実行される。
決定段階(534)は、現位置の1パターン長上方(+
)のデータ値を持つ差の大きさのみが閾値と比較される
ことを除き、決定段階(496)  と類似している。
同様に、決定段階(5 3 6)は、現位置の1パター
ン長下方(−)のデータ値を持つ差の大きさが閾値と比
較されることを除き、決定段階(492)と同様である
。決定段階(534、536)に対する閾値は、決定段
階(492)の閾値と全く同一の方法で決められる。決
定段階(492)におけるように、決定段階(534)
又は(536)において、現位置のlパターン長上方(
+)又は下方(−)の各データ値に対する傾斜が夫々十
分平坦な場合には、処理段階(494)と同一の処理段
階(494’ )が実行される。
逆に決定段階(534)又は(536)において、現位
置の1パターン長上方(+)又は下方(=)の各データ
値に対する傾斜が夫々過大な場合には、決定段階(54
2)又は(544)が実行される。決定段階(542)
及び(544)は、現位置の下方(−)又は上方(+)
の双方を探索するよりはむしろ、決定段階(542)に
おいては現位置の数パターン長上方(+)のみを探索し
、決定段階(544)においては現位置の数パターン長
下方(−)のみを探索することを除き、決定段階(5 
] 8)と類似している。決定段階(542)において
、現位置の上方(+)に平坦点が発見される場合には、
処理段階(522)と同様な処理段階(522’ )が
実行される。従って若し決定段階(544)で現位置の
下方(−)に平坦点が発見されるなら、処理段階(52
2) と類似の処理段階(522′)が同様に実行され
る。若し決定段階(542)又は(544)のいずれか
が平坦点を発見しないなら、決定段階(5 1 8)に
類似の処理段階(494’ )が実行される。
上述の方法で現受信機(104)につきベクトル(44
6)内に記憶される分解能増加データに対するすべての
数値が、処理段階(436)で発見されるパターン長を
用いて処理される。
欠陥箇所の選定及び表示 再び第7B図を参照すると、各受信機(IN)のデータ
が各処理段階(432、434、436、438)及び
(440)を経て処理されてしまうと、計算機(122
)で実行されたプログラムは、処理段階(552)を実
行する。処理段階(552)は、第12A図及び第12
B図に詳述するように、処理段階(438)においてデ
ータ値が割り当てられ、さらに、処理段階(440)に
おいて全部が放棄されたアレ−(448)を探索する。
第9図に示すように、欠陥をアレ−(448)において
発見すると、処理段階(552)は、プールアレ−(5
54)内で欠陥のある箇所に印をつけ、さらに、欠陥の
ある面積の大きさを確認した後で、他のエントリーを欠
陥のある面積のリンクリスト(556)に加える。
ブールアレ−(554)  とリンクリスト(556)
  とが処理段階(552)において生威された後、ブ
ールアレ−(554) は、上述したように、また、第
7B図の処理段階(562)に示したように、欠陥の位
置を示す図形表示を表すのに用いられる。その後、処理
段階(564)において、プールアレー(554)  
とリンクリスト(556) とは、タイヤ(34)を検
査位置に一致するように回転させている間、連続する欠
陥全体を図形表示がステップするように用いられる。
オペレータコンソール(+12)の説明に関連して上述
したように、タイヤ(34)の検査は、すべての欠陥の
範囲を検査してしまったとき、又は、操作者が停止スイ
ッチ(+56)を押すと終了する。これらの2つの処理
項目のいずれかが進められると、コンピュータ(+22
)によって実行されているプログラムが、タイヤテスト
を終わらせる終了段階を実行するようになる。
第14図には、第7B図に示された、処理段階(552
、562)及び(564)において遂行される様々な処
理段階が示されている。第14図に示すように、可能な
欠陥を明確にし、第12A図及び12B図に示された処
理段階に割り当てられて計算処理されたデータを含むア
レ−(44g)を検索することは、終了処理段階(57
2)によって開始される。アレー(4411)において
すべての位置が処理されてしまわない場合には、終了段
階(572)においては、決定段階(574)が他の決
定段階(576)を順に実行するように実行される。決
定段階(576)は、アレ−(448)内に現在記憶さ
れている値と、第12A図及び12B図の記載に関連し
て上記の通り検討した様々なしきい値として使用される
割り当てられた欠陥の程度を示す値とを比較する。電流
データ値が、割り当てられた欠陥の程度を示す値以下に
なると、決定段階(576)によって処理段階(5?l
l)が実行される。処理段階(578)はアレー(44
8)の次の位置まで進み、その後決定段階(574)を
実行するまで戻る。
しかし、電流データ値が、割り当てられた欠陥の程度示
す値を超えると、その後決定段階(576)によって、
他の決定段階が実行される。決定段階(582) は、
プールアレ−(554)をチェックして欠陥がすでにア
レー(448)の現在の位置において発見されたかどう
かを決定する。
欠陥がその位置にいまだ発見されていない場合には、そ
の後決定段階(582)は、処理段階(584)を実行
して新たな検査範囲の処理を実行する。処理段階(58
4)は欠陥があるとプールアレ−(554)に現在の位
置を印す。処理段階(548)がプールアレー(554
)に印を付けてしまうと処理段階(586)は、現在の
欠陥の位置に隣接してアレ−(44111 内ですべて
の欠陥の位置を発見するように実行される。各隣接する
欠陥の位置が処理段階(586)で発見されると、その
位置は、プールアレー(554)内に印され、さらに、
それらの欠陥の範囲を記録するデータ値が保持される。
すべての隣接する欠陥の位置が処理段階(586)内で
発見された後で、処理段階(511B)は、現在ある欠
陥のある区域を示す他の印をリンクリスト(556)に
加える。一旦この欠陥のある区域を示す印がリンクリス
トに加えられると、処理段階(578)がアレ−(44
g)内で次の位置に進むように実行される。
アレー(448)内のすべての位置が処理段階された後
で、決定段階(574)によって、第7B図の処理段階
(562)に含まれた処理段階(592)が実行される
。処理段階(592)は、ブールアレ−(554)に記
憶されたデータを使用して、上述したようにCRT表示
装置(124)の細長い長方形の区域(+36)内にタ
イヤ(34)を表示する。この長方形の区域(136)
内にタイヤの表面が表示されると、コンピュータ(12
2)によって実行されたプログラムは、その後、処理段
階(594)を実行して長方形の区域(142)内にリ
ンクリスト(566)にある拡大された第1の欠陥をう
けた区域を表示する。欠陥のある領域が処理段階(59
4)によって表示された後、処理段階(596)は、C
RT表示装置上の長方形の区域(136)の左側に直ち
に矢印(146)を付すように実行される。テスト装置
(20)の操作者のためにCRT表示装置上で完全に図
形表示が行われると、上記の通りコンピュータ(122
)によって実行されたプログラムは、操作者が継続スイ
ッチ(154)又は停止スイッチ(156)を押すのを
処理段階(598)内で待つ。
操作者が継続スイッチ(151)又は停止スイッチ(1
56)のいずれかを押すと、コンピュータプログラムは
決定段階(602)を実行し、決定段階(6(12)は
、リンクリスト(556)をチェックしてすべての欠陥
のある区域が表示されたか否かを判断する。
すべての欠陥のある区域が表示されると、決定段階(6
02)によって終了段階(608)が呼び出し手続に戻
るように実行される。逆にいうと、リンクリスト内のす
べての欠陥のある区域が表示されなかったとすると、決
定段階(602)によって決定段階(606)が実行さ
れる。決定段階(606)は、その後、操作者が停止ス
イッチを押したか否かを判断する。停止スイッチが押さ
れないと、プログラムの実行は処理段階(594)に戻
ってリンクリスト(556)内の次の欠陥のある区域の
表示を行う。逆にいうと、停止スイッチ(156)が押
されなかったときには、終了段階(608)が実行され
てタイヤのテストが終了する。
本願発明は現在最も好ましい実施例として説明されたが
、このような開示は、単に例示的なものであり、限定的
に解釈されるべきではない点を理解すべきである。した
がって、本願発明の精神や範囲に反すること無く、様々
な互換や変形、さらに、又は、本願発明の選択的な出願
は、疑いなく、開示手続きをした後で、当業者に提案さ
れる。それゆえ、後述する特許請求の範囲は、本願発明
の4 真の精神や範囲内にあるのと同じく、すべての互換、変
形、又は選択的な出願は包含されていると解釈すべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るタイヤ非破壊検査装置において
、超音波発信機及び受信機と、CRT表示装置及び該検
査装置の運転制御を行うコンピュータとを具備した制御
盤とを含有するものを示す図面、第2図は第1図の線2
−2についてのタイヤ検査装置の一部分において、該装
置上に装着したタイヤの一部分と、該装置の超音波発信
機及び受信機とを示す部分断面図、第3図はタイヤ上の
欠陥位置を表示するCRT表示装置上の画像を示す図面
、第4図は第1図に示す装置において、コンピュータと
、該コンピュータによって制御されかつ該コンピュータ
が対応する種々の装置、例えばデジタル・インターフェ
ース●カードと、発信機選択回路と、超音波発信機及び
受信機と、受信機前置増幅器回路と、受信機マルチプレ
クサ回路と、受信機信号調整回路とを含有するものの機
能ブロック線図、第5図は第4図に示すデジタル・イン
ターフェース・カードの一部分と、発信機選択回路を示
す回路図、第6図は第4図に示す受信機前置増幅器回路
と、受信機マルチプレクサ回路と、受信機信号調整回路
とを示す回路図、第7A図と第7B図とは第1図に示す
タイヤ検査装置を用いて実施するタイヤ検査工程におい
て、超音波パルスによるタイヤ検査時でのデータ収集工
程と、タイヤの欠陥位置を特定するために、該データに
基く分析工程と、該分析結果の画像表示工程とを含有す
るもののフローシート、第8図は各超音波パルスをタイ
ヤに加える毎に関連する種々の電子波形を示すタイミン
グ図、第9図は第7A図と第7B図に示すプログラムを
実行するに当り、第1図のコンピュータの様々なデータ
記憶構造を示す図面、第lO図は第7B図に示すデータ
分析中の超音波パルスデータパターンの探索工程を示す
フローシ一ト、第11図は第10図に示すパターン長さ
を決定するためのデータ値の選択を示す線図、第12A
図と第12B図とはタイヤの欠陥位置を探査するための
第7B図に示すデータ分析工程を示すフローシ一ト、第
13A図と第13B図は第l2^図と第12B図に示す
手順に従ってタイヤの欠陥位置を探査する場合に使用さ
れる、データ値間の種々の関係を示す図面、第14図は
タイヤの欠陥位置を特定する第7B図に示すデータ分析
工程と、該分析結果を図形表示する工程とを示すフロー
シ一トである。 20・・・・・・・・・・・・タイヤ非破壊検査装置2
2・・・・・・・・・・・・支持フレーム24・・・・
・・・・・・・・床 26・・・・・・・・・・・・脚 32A, 32B・・・支持軸 34・・・・・・・・・・・・タイヤ 36^36B・・・ハブ 38・・・・・・・・・・・・シリンダ42・・・・・
・・・・・・・制御スイッチ44・・・・・・・・・・
・・制御盤 図面の浄書(内容に変更なし) FIG. 4 FIG. 7A FIG.13B FIG. 12B 手 続 ネf0 正 書 平e.2年 7月 f日

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイヤ壁の一方の側面に置かれた超音波送信機か
    ら前記タイヤ壁の反対側の側面に置かれた超音波受信機
    に送信された超音波パルス信号を使用してタイヤを検査
    する非破壊的な方法であって、前記タイヤ壁が外面と、
    シールされたときに圧力をうける内面とを有しており、
    前記方法が、 前記超音波送信機から前記タイヤ壁に連続的に超音波の
    一列のパルス信号を供給して、前記タイヤの周囲の複数
    の位置の周りにおいて前記タイヤ壁を通過する前記超音
    波の送信信号から特性付けしたデータを発生させ、前記
    タイヤ壁から発生する超音波を前記超音波受信機で検出
    し、さらに、前記超音波発生信号に応答して前記超音波
    受信機で生成した信号を処理する段階置に対し特性付け
    たデータを蓄積する段階と、前記蓄積されたデータ内で
    反復的パターンを決定する段階と、 前記蓄積されたデータから欠陥の可能性ある区域を探索
    するときに繰り返しのパターンを利用して前記タイヤに
    ある欠陥の区域を確認する段階からなる方法。
  2. (2)請求項1に記載の方法において、前記タイヤ壁を
    通過させた超音波の送信信号から前記特性付けたデータ
    を発生する段階の前に、さらに、前記タイヤの前記外面
    から既定の距離に前記超音波送信機を配置する段階と、 前記タイヤの前記内面から既定の距離に前記超音波受信
    機を配置する段階とを有する方法。
  3. (3)請求項2に記載の方法において、複数の超音波受
    信機が、前記タイヤの内面の断面に一致するように形成
    されたアレー内に配置されており、さらに、前記タイヤ
    壁の内面から既定の距離において前記超音波受信機を配
    置する段階の前に、前記超音波受信機の前記アレーを前
    記タイヤ壁の内面に向けて挿入する段階と、 前記タイヤの両側面を横切るよう前記アレーを回転させ
    て配置する段階とを有する方法。
  4. (4)請求項1に記載の方法において、さらに、前記タ
    イヤの直径を測定する段階と、 前記測定した直径から前記超音波パルス信号を供給する
    位置の数を決定する段階とを有する方法。
  5. (5)請求項1に記載の方法において、さらに、前記タ
    イヤの内面をシールする段階と、前記タイヤのシールさ
    れた内面に圧力をかける段階を有する方法。
  6. (6)請求項5に記載の方法において、さらに、前記タ
    イヤ壁の全体にわたる複数の位置における前記超音波受
    信機からの信号を処理して前記タイヤの圧力を受けてい
    る内面から前記タイヤ壁を通過する空気漏れを指摘する
    段階と、前記空気漏れが確認された位置を検査しやすい
    位置に前記タイヤを移動させる段階を有する方法。
  7. (7)請求項1に記載の方法において、前記特性あるデ
    ータが、前記超音波受信機によって発生した信号の最大
    振幅を測定することによって、前記タイヤの周囲の各位
    置の周りに生成される方法。
  8. (8)請求項7に記載の方法において、前記超音波受信
    機から生じた前記信号の振幅が、前記超音波送信機が前
    記タイヤへの超音波の供給を終了した後に継続する一定
    の時間間隔の間に測定される方法。
  9. (9)請求項7に記載の方法において、前記超音波受信
    機から生じた前記信号の振幅が、前記超音波送信機によ
    って前記タイヤ壁に供給された超音波の1サイクルあた
    り数回測定される方法。
  10. (10)請求項9に記載の方法において、前記超音波受
    信機から生じた前記信号の振幅が、少なくとも1サイク
    ルあたり10回測定される方法。
  11. (11)請求項1に記載の方法において、前記蓄積され
    たデータ内の反復的なパターンの表示が、パターンの長
    さを見ることによって決定される方法。
  12. (12)請求項11に記載の方法において、蓄積された
    データ内の前記反復的パターン表示の長さが、第1の特
    定な距離によってすべてが分離されている複数の対とな
    った位置に対する特性あるデータ対の間での違いの大き
    さを決定する段階と、 しきい値を超えた大きさの前記違いの数を数える段階と
    、 すべての前記違いの数を数える段階と、 前記違いの総数に対する前記しきい値を超えた違いの数
    の割合を決定する段階と、 前記割合が、この結果、前記第1特定な距離と異なる他
    の特定な距離に置いて得た他の割合以下であるか否かを
    決定する段階と、 前記違いの数の総数に対して前記しきい値を超えた違い
    の数が最も小さな割合を有する特定の距離をパターン長
    さとして割り当てる段階とから、 明確にされる方法。
  13. (13)請求項1に記載の方法において、前記反復的パ
    ターンに対して同一の位置にある蓄積されたデータの比
    較対を選択することによって欠陥の区域を探索する段階
    に、前記反復的パターンが用いられる方法。
  14. (14)請求項1に記載の方法において、さらに、前記
    タイヤ上の欠陥が明確に示された位置を表示する図形表
    示を表す段階を有する方法。
  15. (15)タイヤ壁の一方の側面に置かれた複数の超音波
    送信機から前記タイヤ壁の反対側の側面に置かれた複数
    の超音波受信機に送信された超音波パルス信号を使用し
    てタイヤを検査する非破壊的な方法であって、前記複数
    の超音波受信機が、前記タイヤの内面の断面に一致する
    ように形成されたアレー内に配置され、前記タイヤが回
    転する外面とシールされたときに圧力をうける内面とを
    有しており、 前記超音波受信機の前記アレーを前記タイヤの内面に向
    けて挿入する段階と、 前記タイヤの内側に前記超音波受信機のア レーを配置した後で前記アレーを軸の周りに回転して前
    記超音波受信機を前記タイヤの両側面間を横切るよう配
    置する段階と、 前記タイヤの前記内面から既定の距離に前 記超音波受信機を配置する段階とからなる方法。
  16. (16)請求項15に記載の方法において、さらに、前
    記タイヤの内面をシールする段階と、前記タイヤのシー
    ルされた内面に圧力をかける段階を有する方法。
  17. (17)請求項16に記載の方法において、さらに、前
    記タイヤ壁の全体にわたって分散された複数の位置にお
    ける超音波受信機からの信号を処理して前記タイヤの圧
    力を受けている内面から前記タイヤ壁を通過する空気漏
    れによって生じる超音波を検出する段階と、 前記タイヤの壁を通過した空気漏れによって超音波が生
    じた位置を検査しやすい位置に前記タイヤを移動させる
    段階を有する方法。
  18. (18)非破壊的なタイヤ検査装置であって、タイヤの
    回転を指示する電気信号を生成するエンコーダ装置と、 電気信号による励起状態で超音波信号を発生する超音波
    送信機と、 前記エンコーダ装置からの電気信号に応答して前記超音
    波送信機を周期的に励起して、タイヤの周囲の様々な位
    置で超音波のパルス信号を発生させる装置と、 超音波信号を受信し、さらに、該超音波信号に応答して
    電気信号を出力する超音波受信機であって、前記超音波
    送信機と離隔されて配置されてそれらの間に単一のタイ
    ヤ壁が通過することを許容する超音波受信機と、 前記超音波受信機からの前記電気信号を受信し、タイヤ
    壁を通過する前記超音波信号の送信を特性付ける前記受
    信した電気信号値を計測し、さらに、該計測値を蓄積す
    る信号処理装置と、 該信号処理装置に蓄積された前記計測値を呼び出し、タ
    イヤの周囲に分散された複数の位置において前記計測値
    からタイヤ壁通過する超音波信号の転送の特性を決定し
    、さらに、タイヤ壁を通過して送信された超音波信号の
    特性からタイヤ上の欠陥の位置を特定するデータ処理装
    置とからなる装置。
  19. (19)請求項18に記載の装置において、さらに、複
    数の超音波送信機において、前記超音波送信機の励起装
    置が、励起するために次々に前記超音波送信機を選択し
    て前記超音波送信機が一組の超音波パルスを出力するよ
    うにし、該一組の超音波パルスがタイヤの周囲の様々な
    位置で前記エンコーダ装置からの電気信号に応答して周
    期的に出力される装置と、 複数の超音波受信機とを有する装置。
  20. (20)請求項18に記載の装置において、前記複数の
    超音波送信機が前記複数の超音波受信機と等しく設けら
    れ、前記超音波送信機と前記超音波受信機とが対として
    グループ化されており、さらに、 前記電気信号を前記超音波受信機から前記信号処理装置
    に結合し、かつ前記送信選択装置と同期して作動する多
    重受信装置であって、前記送信選択装置によって励起さ
    れるよう選択された前記超音波送信機と対となる前記超
    音波受信機からの前記電気信号を前記信号処理装置に選
    択的に結合する多重受信装置を有する装置。
  21. (21)請求項19に記載の装置において、前記複数の
    超音波受信機が、タイヤの内面の断面と一致するように
    形成されたアレー内に配置されており、さらに、 タイヤの取り付け又は取り外しをする間では、前記超音
    波受信機の前記アレーを後退させ、さらに、タイヤを検
    査する間では前記超音波受信機の前記アレーをタイヤの
    内面に向くようにタイヤ内に挿入する受信機配置装置で
    あって、前記超音波受信機がタイヤの両側面を横切るよ
    うに前記アレーをタイヤ内に挿入した後に、前記超音波
    受信機の前記アレーを軸の周りに回転させる受信機配置
    装置を有する装置。
  22. (22)請求項18に記載の装置において、さらに、タ
    イヤの外面に接触してタイヤの直径を計測するタイヤ感
    知装置と、 前記送信機励起装置と協働して前記超音波送信機が励起
    されるであろうタイヤの周囲にある位置を確定するパル
    ス制御装置とを有する装置。
  23. (23)請求項18に記載の装置において、さらに、圧
    力を受けるようにタイヤをシールするタイヤ搭載装置で
    あって、タイヤの両側にあるハブと、外形の異なる種々
    のリングと有して様々の異なるサイズのタイヤの使用に
    適合することができ、1個の前記リングが個々に前記各
    ハブの周りに並置され、さらに、タイヤが圧力を受けた
    ときに前記リングと前記各ハブとの間で空気漏れが生じ
    ないように前記リングがシールされるタイヤ搭載装置を
    有する装置。
  24. (24)請求項18に記載の装置において、前記信号処
    理装置が、前記信号処理装置の感度を変更する前記デー
    タ処理装置によって利得が制御される可変利得増幅器を
    有する装置。
  25. (25)請求項18に記載の装置において、前記信号処
    理装置が、異なる振幅の広いレンジを有する前記超音波
    受信機からの電気信号を処理するよう前記信号処理装置
    を適合させる対数増幅器を備える装置。
  26. (26)請求項18に記載の装置において、前記超音波
    送信機が前記タイヤ壁への超音波の供給を終了した後に
    継続する一定時間に、前記受信した電気信号に特性付け
    た値を測定する装置。
  27. (27)請求項18に記載の装置において、前記超音波
    送信機が、該超音波送信機から生じた超音波信号の1サ
    イクルあたり数回にわたって前記受信した電気信号に特
    性付けた値を測定する装置。
  28. (28)請求項27に記載の装置において、前記超音波
    送信機が、該超音波送信機から生じた超音波信号の1サ
    イクルあたり10回も前記受信した電気信号に特性付け
    た値を測定する装置。
  29. (29)請求項18に記載の装置において、前記データ
    処理装置によって決定された特性が、前記超音波送信機
    から発生した単一のパルスに応答して前記超音波受信機
    から受信された前記電気信号の最大増幅値である装置。
  30. (30)請求項18に記載の装置において、さらに、タ
    イヤ上の欠陥が確定された位置を示す図形表示を表す表
    示装置を有する装置。
  31. (31)非破壊的にタイヤを検査する方法であって、1
    組のパルス列をタイヤの外側の面の周囲に沿った複数の
    位置に供給する段階と、 該パルスを供給した結果、前記タイヤの内側の面から発
    生した超音波伝送信号を受信する段階と、 受信した前記超音波伝送信号から特性ある データを発生する段階と、 前記特性あるデータから前記タイヤ内の欠陥の区域を示
    す出力信号を発生する段階と、 前記出力信号に応答して前記欠陥の区域を絵を用いた表
    現で表示する段階とからなる方法。
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