JPH03205499A - マコモ及びその近縁類を含有する洗浄剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、マ］モ（Ｚｉｚａｎｉａ　ｌａｔｉｆｏｌｉ
ａ　Ｏ、Ｓｔａｐｆ）及びその近縁類を培地とし、Ｂａ
ｃｉｌｌｕｓ属の細菌（２） を培養した物を含ｈする洗浄剤（こ関勺る。

［従来技）Ｉ：ｉ　Ｉｔ シャンプー、台所「ｆ」洗剤、ベツ１〜用シＶ・ンブ１
］届川洗浄剤、洗１！Ｆ用洗剤等（よ、洗浄成分自体の
有害性の為、手荒れ、湿疹、皮膚炎、経皮吸収による山
臓疾忠を引起こ刃原囚となっている。この緩和の嵩、マ
イル１：剤や植物１−ギスの配合などの対策かとられで
いるか不充分であり、Ｊ１：た、メブルタウリン系やア
ミノ酸系などのマイルドな洗浄剤では、充分な洗浄力が
得られないのか現状てある。

［発明か解決しようとする問題点］ 従来のシャンプーや台所用洗剤、イ１ユ居用洗浄剤等は
、洗浄或分の刺激性、経皮吸収汚牲の為、皮＠障害か絶
λないという問題と、マイルドな洗浄剤で（は充分な洗
浄ｈか得られないという問題があ７ｋ０ 従って、本発明の目的は、皮膚障害か少なく、かつ充分
な洗浄力を持つ洗浄剤を提供することで゛ある。

１問題点を解決づる為の千段］ かかる問題を解決づる為、本発明は、マ］シ（１１ｚａ
ｎ＋ａ　ｌａｔｉｆｏｌｉａ　Ｏ．Ｓｔａｐｆ）及びそ
の近縁類を培地とし、Ｂａｃｉｌｌｕｓ属の細菌を培養
した物を含右づることを特徴とする洗浄剤を提案づるし
のである。

本発明による洗浄剤は、ｚ＝＋Ｌ（ｌｉｚａｎｉａ　ｌ
ａｔ丁ｏ１ｉａ　Ｏ．Ｓｔａｐｒ）及びその近縁類を培
地としッ、ＢａｃＵＳ属の細菌を培養した物を含有する
ことか必須（ある。

本発明に用いるマｘｑ−Ｅ（７ｉｚａｎｉａ　ｔａｔｉ
ｆｏｌｉａ　（１．Ｓｔａｐｆ）及びその近縁類を培地
とし、Ｂａｃｉｌｌｕｓ属の細菌を培養した物には、イ
ネ和の椎物マ」モ（／ｚａｎｉａ　ｌａｔｉｆｏｌｉａ
　Ｏ．ＳＩａｐｆ）及びその近縁類に、１３ａｃｉｌｌ
ｕｓ属の細菌を作用させ、５０−９５′Ｃの比較的高温
で培養した物を、適当な大きさに細断した物ヤ微粉末に
した物を用いる。必藍に応じて、水製工１−ス、流エキ
ス、Ｂａｃｉｌｌｕｓ属生菌甲体、酵素、脱酵素分画、
脱細菌分画などを用いることかできる。

本発明に田いるＢａｃｉｌｌｕｓ属の細菌は、肉牛芽胞
をつくる稈菌及ひ′球菌で、ＢａＣ１１１ａＣｅａｅ伺
の物であれほ′有用な物か多いか、特に、Ｂａｃｉ　ｌ
　ｌｕｓ　ｓｕｂｔｓ，　Ｂａｃｉｌｌｕｓ　ｓｕｂｔ
ｉｌｉｓ　ＯＮ−１　（Ｔ業技術院微生物技術胡究所寄
託．　ＦＥＲＮ−ＰＮｏ４６０８）　、Ｂａｃｉｌｌｕ
ｓＣｅｒｅｌＪＳ，　Ｂａｃｉｌｌｕｓ　ｍｅｇａｔｅ
ｒ’ｉｌＪｌｌｌ　，　ＢａＣｉｌｌｌＪＳ　ｐｏｌｙ
ｍｙｘａ，　Ｂａｃｉ　ｌ　ｌｕｓ　Ａｍｙｌｏｌ　ｉ
ｑｕｅｆａｃ１ｅｎｓなどが好ましい。

また、酵素を用いる場合は、ゲルパーミツシ」ンク「１
７１〜グラフィーヤ〕膜分離、塩析、溶媒分離法なとて
精製した物か好ましいが、透析処理程度の粗製分画でも
使用可能である。酵素は、ブ「」アアーゼ、ポリノｊラ
クヂ−２口ノ−一ぜ、リバーセ、ベクチナーゼ、β−１
．３−グノレカナーヒ、アミラーセ゛４ｆどてあるか、
特に、ブ［１テアーヒとアミンーヒが有用である。

［作用・効果１ 本発明の洗浄剤においては、含有づる生菌、複合酵素、
多糖体、ボリフラボノイドなどの相乗効果により、通常
の洗浄剤よりも低毒性で皮膚刺激か少なく、かつ洗浄力
の強い洗浄剤を得ることか（５） できる。本理由は、マコモにＢａｃｉｌｌｕｓ属か作用
して生成するオリゴ糖やボリフ１ノール、ポリフラボノ
イト、ポリペブタイド等による皮膚保護作用と、同様に
して生成する複合酵素による洗浄力に起因寸るものと推
察される。

実施例１（シャンプー及び台所用洗剤）ラウリル１−−
デルｆａ酸ナトリウム　　３００　ｇラウリン酸ジＴタ
ノールアマイド　　　５０ｇクエン酸　　　　　　　　
　　　　　　　１ｇ以−１二を混合した物に、マコモ乾
燥物２００９と８ａｃｉｌｌｕｓ　ｓｕｂｔｉｌｉｓ，
　Ｂａｃｉｌｌｕｓ　ｃｅｒｅｕｓ　，　Ｂａｃ＋　　
ｕｓ　Ａｍｙｌｏｌ　ｉｑｕｅｆａｃｉｅｎｓを用い８
０゜Ｃて培養した物を水１Ｄで抽出し、その液を０．２
２μの膜モシコ−−ルフィルターでろ過し、そのろ液を
ポリスルフ４ン膜を用いて分子量１０００以下の物質を
除去した物全量（ＩＪゼインーフオーリン法で測定した
酵素単価として約２０万栄位を含む。本分画には生菌は
含有されない）と精製水をハＵえ混合溶解して、全量を
１０００ｍ１とした物。

比較例１ （６） ラウリルエーテル硫酸ナ１ヘリウム　　３００９ラウリ
ン酸シエタノールアマイ１〜　　　５０ｇク−［ン酸　
　　　　　　　　　　　　　　１９以土を混合した物を
、精製水で全５−１０００ｍとしｋ物。

実施例２（シャンプー及び台所用洗剤）２−ラウリノレ
ーＮ一カルポギシメブルーＮ−ヒトロ１シＪヂルイミダ
ゾリニウムベタイン　　３００　ｇ＼７シ脂肋酸シ−Ｊ
−タノールノノ７イド　　　５９ク■−ン酸　　　　　
　　　　　　　　　　５９スデアリン酸ジエヂノレアミ
ノ丁ヂノレフノミト２ｇ 以上を混合した物に、マ」モ乾燥物２００ｇとＢａｃｌ
ｌｌｕｓ　ｓｕｂｔ：１：ｓ，　Ｂａｃ１ｌｌｕｓ　Ｃ
ｅｒｅＵＳ　ＳＢａＣｉｌｌＵｓ　ＡｍｙｌＯｌ　ｉｑ
ｕｅｆａｃｉｅｎｓを用い８０゜Ｃて培養した物を水１
　．０で抽出し、その液を０．２２μの膜モジコールノ
イルターでろ過し、そのろ液をポ１ノスルフＡン膜を用
いて分子星１ｏｏｏ以下の物質を除去した物全量（カセ
インーフｌ−リン法で測定した酵素単価として約２０万
単位を含む、１本分画には生菌は含有されない）と粕製
氷を７Ｊ［ｌえ混合溶解して、全量を１　０００７とし
た物。

比較例２ ２−ラ『ンリノレーＮ一力ノレｉＩ＼キシメチノレーＮ
−ヒト［１キシエヂルイミタ゛ゾリニウムベタイン　　
３００　ｇヤシ脂肋酸ジエタノールアマイト　　　５ｑ
クエン酸　　　　　　　　　　　　　　　５ｇステアリ
ン酸ジエチルアミン−Ｆチルアミド２３ 以］−を況合した物を、＊へ製氷で全ξｉ５１０００ｍ
とし１こ物。

実施例３（住居用洗浄剤） ポリオキシエチレン（１０モル）ラウリルエテル　　　
　　　３００ｍ１ ブチルジエチレングリ］一ル工−テル ９５− リモネン　　　１− 以上を混合した物に、マ］モ乾燥物２００　’ｊとＢａ
ｃｉｌｌｕｓ　ｓｕｂｔｉｌｉｓ，　Ｂａｃｉｌｌｕｓ
　ｃｅｒｅｕｓ　ＸＢａｃ１ｌｌｕＳ　Ａｍｙ１０１　
ｉｑｕｅｆａｃｉｅｎｓを用い８０’Ｃて培養した物を
水１　．０で抽出し、その液を０．２２μの膜−Ｅジュ
・−ルフィルターでろ過し、そのろ液をポリスルフオン
膀を用いて分子量１０００以下の物質を除去した物全量
（カゼインーフｔ−ワン法で測定した酵素単価として約
２０万単位を含む。本分画には生菌は含有されない）と
＠製氷を７Ｊ［］え混合溶解して、全量をｉｏｏｏｒｄ
とした物。

比較例３ ポリオキシエチレン（１０モル）ラウリルエーテル　　
　　　　　３００ｄ プチルジエヂレングリ］一ルエーテル ９５ｄ リモネン　　　１ｍＡ 以上を混合した物を、精製水で全量１００（７とした物
。

実施例４（クレンジングクリーム） 固形パラフィン　　　　　　　５０９ セタノール　　　　　　　　　３０ｇ ワセリン　　　　　　　　　２００ｇ 流動パラフィン　　　　　　３００　（ｊ『ｑ） セチル硫酸ナトリウム　　　　３０ｇ ボリオキシエチレン（１６モル）ソルビタンモノラウリ
ン酸エステル　　　　　　ａｏｇ１，３−ブチレングリ
コール　　　６Ｊ７香料　　　　　　　　　　　　５ｇ プチルパラベン　　　　　　　１５９ 以上を混合した物に、マ」モ乾燥物２００９とＢａｃ＋
ｌｌｕｓ　ｓｕｂｔｉｌｉｓ，　Ｂａｃｉｌｌｕｓ　ｃ
ｅｒｅｕｓ　，　Ｂａｃｉｌｌｕｓ　Ａｍｙｌｏｌ　ｉ
ｑｕｅｆａｃｉｅｎｓを用い８０’Ｃで培養した物を水
１Ｄで抽出し、その液を０．２２μの膜モジュールフィ
ルターでろ過し、そのろ液をポリスルフＡン膜を用いて
分子量１０００以下の物質を除去した物全量（カゼイン
ーフォーリン法で測定した酵素単価として約２０万単位
を含む。本分画には生菌は含有されない〉と精製水を加
え混合溶解して、全量を１０００９とした物。

比較例４ 固形パラフィン　　　　　　　５０９ セタノール　　　　　　　　　３０９ ワセリン　　　　　　　　　２００ｇ （１０） 流動パラフィン　　　　　　３００　ｇセチル硫酸ナ１
〜リウム　　　　３０ｇポリオキシエチレン（１６モル
〉ソルビタンモノラウリン酸エステル　　　　　　４０
９１，３−ブチレングリコ一ル　　　６０９香料　　　
　　　　　　　　　５ｇ プチルパラベン　　　　　　　１５ｇ 以上を混合した物を、精製水で全量１０００９とした物
。

実施例５（洗濯用洗剤） 米ぬか脂肪酸ナトリウム　　　　　　３００　（Ｊヤシ
脂肪酸ナトリウム　　　　　　　２５０ｇラウリン酸ジ
エタノールアマイド　　　５０３パルミチル硫酸ナトリ
ウム　　　　　１００９炭酸ナト１ノウム　　　　　　
　　　　　２３０（ｊメタケイ酸ナトリウム　　　　　
　　　ｓｏｇ以上を混合した物に、マコモ乾燥物２００
　’；Ｊと８ａｃｉｌｌｕｓ　ｓｕｂｔｉｌｉｓ，　Ｂ
ａｃｉｌｌｕｓ　ＣｅｒｅＬＩＳ　ＸＢａＣｉｌｌｕＳ
　ＡＪｆｌＯｌ　ｉｑｕｅｆａｃｉｅｎｓを用い８０℃
で培養した物を水１Ｂで抽出し、その液を０．２２μの
膜モジュール（１１） フィルターでろ過し、そのろ液をポ１ノスルフォン膜を
用いて分子量１０００以下の物質を除去した物全量（カ
ゼインーフォーリン法で測定した酵素単価として約２０
万単位を含む。本分画には生菌は含有ざれない〉を乾燥
した物２０ｇ以上を加え、均一に混合した物。

比較例５ 米ぬか脂肪酸ナトリウム　　　　　　３００　９ヤシ脂
肪酸ナトリウム　　　　　　　２５０９ラウリン酸ジエ
タノールアマイド　　　５０ｇパルミチル［Ｍナトリウ
ム　　　　　１００９炭酸ナトリウム　　　　　　　　
　　　２５０ｇメタケイ酸ナトリウム　　　　　　　　
５０ｇ以上を均一に混合した物。

比較例６ 米ぬか脂肪酸ナトリウム　　　　　　３００　ｇヤシ脂
肪酸ナトリウム　　　　　　　２５０ｇラウリン酸ジエ
タノールアマイド　　　５０９パルミチル硫酸ナトリウ
ム　　　　　１００ｇ炭酸ナトリウム　　　　　　　　
　　　１７０ｇ（１２） メタケイ酸ナトリウム　　　　　　　　ｓｏｇ以上を混
合した物に、市販洗濯用酵素プロテアゼ２ＪＪ、アミラ
ーゼ２０９、リパーゼ２０３、セルラーゼ２０ｇを加え
、均一に混合した物。

実施例６（住居用洗浄剤） ポリオキシエチレン（１０モル）ラウリルエーテル　　
　　　　３００７ ブチルジエチレングリコールエーテル ９５ｄ リモネン　　　１一 以上を混合した物に、マコモ乾燥物２００　ｇと８ａｃ
ｉｌｌｕｓ　ｓｕｂｔｉｌｉｓ，　Ｂａｃｉｌｌｕｓ　
ｃｅｒｅｕｓ　，　８ａｃｉｌｌｕ−Ｓ　Ａｍｙ１０１
　ｉｑｕｅｆａｃｉｅｎｓを用い８０℃で培養した物を
水１毬で抽出した液を、ポリスルフォンと酢酸セルロー
ス複合膜モジュールを用いて分子量５０００以下の分画
ろ液とし、これをｉｏｏ　ｙに濃縮した物全量（本分画
には酵素は含有されない〉を加え、精製水で全量を１０
００−とした物。

実験例１ 上記実施例及び比較例で得られた各洗剤を、５（１３） 人のパネラーが１５日間使用し、肌荒れを５段階に評価
した。洗浄力は、人工汚染皿法による皿の洗浄枚数、人
工汚染布法による洗浄効率で表示した。

なお汚染皿は、牛脂８０部、大豆油２０部、Ｓｎｄａｎ
　ＩＩ）０．２部からなる汚垢１９をφ６ｃｍの時計皿
に塗布した物である。人工汚染布法はＪＩＳに準じ、洗
剤１９／．Ｑで使用し、３０℃時と８５゜Ｃ時の２種類
の温度で洗浄した。

その結果は、以下の表に示す通りである。

（以下余白〉 （１４） （１５） 肌荒れ感：◎・・・全員が手荒れを感じない○・・・１
人が手荒れを感じた Δ・・・２人が手荒れを感じた ■・・・３人が手荒れを感じた Ｘ・・・４人以上が手荒れを感じた 以上の結果から、手荒れの起こりやすい洗浄剤を著しく
マイルド化する作用が認められ、洗浄力も向上すること
を認めた。マイルド化は、酵素を含まない分画にも認め
られる。市販の洗剤用酵素よりも強い洗浄力増強効果が
認められ、特に、８５℃の高温時でも洗浄力増強効果が
あることは優れた特徴である。マイルドでかつ洗浄力が
強く、高温下でも高い洗浄力があるなど相反する要素が
高いレベルで一致できていることが証明された。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）マコモ（Ｚｉｚａｎｉａ　ｌａｔｉｆｏｌｉａ　
   Ｏ．Ｓｔａｐｆ）及びその近縁類を培地とし、Ｂａｃｉ
   ｌｌｕｓ属の細菌を培養した物を含有する洗浄剤。
2. （２）マコモ（Ｚｉｚａｎｉａ　ｌａｔｉｆｏｌｉａ　
   Ｏ．Ｓｔａｐｆ）及びその近縁類を培地とし、Ｂａｃｉ
   ｌｌｕｓ属の細菌を培養して得た酵素を含有する洗浄剤
   。
3. （３）マコモ（Ｚｉｚａｎｉａ　ｌａｔｉｆｏｌｉａ　
   Ｏ．Ｓｔａｐｆ）及びその近縁類を培地とし、Ｂａｃｉ
   ｌｌｕｓ属の細菌を培養して得た物から酵素を除いた分
   画を含有する洗浄剤。
4. （４）マコモ（Ｚｉｚａｎｉａ　ｌａｔｉｆｏｌｉａ　
   Ｏ．Ｓｔａｐｆ）及びその近縁類を培地とし、Ｂａｃｉ
   ｌｌｕｓ属の細菌を培養して得た物から、Ｂａｃｉｌｌ
   ｕｓ属の生菌を単離した物を含有する洗浄剤。
5. （５）マコモ（Ｚｉｚａｎｉａ　ｌａｔｉｆｏｌｉａ　
   Ｏ．Ｓｔａｐｆ）及びその近縁類を培地とし、Ｂａｃｉ
   ｌｌｕｓ属の細菌を培養して得た物から、Ｂａｃｉｌｌ
   ｕｓ属の生菌を除いた物を含有する洗浄剤。
6. （６）Ｂａｃｉｌｌｕｓ属の細菌が、Ｂａｃｉｌｌｕｓ
   　ｓｕｂｔｉｌｉｓＢａｃｉｌｌｕｓ　ｓｕｂｔｉｌｉ
   ｓ　ＯＮ−１（工業技術院微生物技術研究所寄託、ＦＥ
   ＲＮ−ＰＮｏ４６０８）、Ｂａｃｉｌｌｕｓ　ｃｅｒｅ
   ｕｓＢａｃｉｌｌｕｓ　ｍｅｇａｔｅｒｉｕｍ、Ｂａｃ
   ｉｌｌｕｓ　ｐｏｌｙｍｙｘａ、Ｂ−ａｃｉｌｌｕｓ　
   Ａｍｙｌｏｌｉｑｕｅｆａｃｉｅｎｓの中から選ばれた
   物の内、一種類以上を含む物である特許請求の範囲第（
   １）項から第（５）項に記載の洗浄剤。
7. （７）酵素が、プロテアーゼ、ポリガラクチュロナーゼ
   、ペクチナーゼ、β−１，３−グルカナーゼ、リパーゼ
   、アミラーゼの内、一種類以上を含む特許請求の範囲第
   （２）項に記載の洗浄剤。
8. （８）界面活性剤、包接ホスト化合物、無機塩、キレー
   ト剤、アルカリ剤、酸性剤、有機溶剤の内一種類以上と
   混合して成る特許請求の範囲第（１）項から第（７）項
   に記載の洗浄剤。