JPH03205335A - セメントと樹脂材料の混合目地材 - Google Patents
セメントと樹脂材料の混合目地材Info
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- JPH03205335A JPH03205335A JP22228289A JP22228289A JPH03205335A JP H03205335 A JPH03205335 A JP H03205335A JP 22228289 A JP22228289 A JP 22228289A JP 22228289 A JP22228289 A JP 22228289A JP H03205335 A JPH03205335 A JP H03205335A
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- cement
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- silicone resin
- resin material
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- Pending
Links
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Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、タイルどうしの間に形威される目地空間へ充
填されるセメント系目地材へシリコン等の樹脂材料を混
合した混合目地材に関するものである。
填されるセメント系目地材へシリコン等の樹脂材料を混
合した混合目地材に関するものである。
タイルどうしの間に形戒される目地間隙へ充填される目
地材としては、セメント系目地材と、樹脂系目地材が公
知である。
地材としては、セメント系目地材と、樹脂系目地材が公
知である。
セメント系目地材は、例えば白セメントと、骨材として
の珪砂とを１：１等の比率で混合し、水を加えて混練し
たものである。このセメント系目地材は、強度的に強く
、安価であることから最も汎用されている。
の珪砂とを１：１等の比率で混合し、水を加えて混練し
たものである。このセメント系目地材は、強度的に強く
、安価であることから最も汎用されている。
一方、樹脂系目地材は、アクリル系やエポキシ系があり
、耐薬品性等に優れている。
、耐薬品性等に優れている。
ところが、セメント系目地材の場合には、その表面に微
細な凹凸が形威されており、しかも雑排水等が目地材の
内部へ浸透する。そのため、カビが発生し易く、また塵
埃やその他の汚れが付着し易いという欠点があり、更に
は付着発生したカビや汚れ等はその内部まで浸透した状
態で存在するので落し難いという欠点があった。
細な凹凸が形威されており、しかも雑排水等が目地材の
内部へ浸透する。そのため、カビが発生し易く、また塵
埃やその他の汚れが付着し易いという欠点があり、更に
は付着発生したカビや汚れ等はその内部まで浸透した状
態で存在するので落し難いという欠点があった。
これに対して樹脂系目地材は、その表面に微細な凹凸は
なく、また雑排水等は内部へ浸透しないので、前述した
通り、耐水性及び撥水性に優れている。然しなから、樹
脂系目地材は作業性が悪く、高価であるという欠点があ
った。
なく、また雑排水等は内部へ浸透しないので、前述した
通り、耐水性及び撥水性に優れている。然しなから、樹
脂系目地材は作業性が悪く、高価であるという欠点があ
った。
本発明は、従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去した
ものであって、カビの発生や汚れの付着が起こり難く、
しかも付着発生したカビや汚れを容易に洗い落とすこと
ができるようにしたセメントとシリコン樹脂材料との混
合目地材を提供せんとするものである。
ものであって、カビの発生や汚れの付着が起こり難く、
しかも付着発生したカビや汚れを容易に洗い落とすこと
ができるようにしたセメントとシリコン樹脂材料との混
合目地材を提供せんとするものである。
而して、前記課題を解決するために本発明が採用した第
一の手段は、セメントと骨材との混合物に対して有効或
分で０．１〜５ｗｔ％の範囲で液状，エマルジョン，粉
状等のシリコン樹脂材料を混合している。
一の手段は、セメントと骨材との混合物に対して有効或
分で０．１〜５ｗｔ％の範囲で液状，エマルジョン，粉
状等のシリコン樹脂材料を混合している。
また第二の手段は、セメントと骨材との混合物に対して
有効成分で０．１〜５ｗｔ％の範囲のシリコンオイル又
はシリコンエマルジョンを、予めセメント又は骨材に含
浸させて調合している。
有効成分で０．１〜５ｗｔ％の範囲のシリコンオイル又
はシリコンエマルジョンを、予めセメント又は骨材に含
浸させて調合している。
本発明の目地材は、セメントを基調とし、これに樹脂材
料を添加している。例えば、白セメントに骨材としての
珪砂をｌｊｌ等の適宜の割合で混合し、該混合物の全体
に対して液状．エマルジョン，粉状等のシリコン樹脂材
料を有効或分で０．１〜５ｗｔ％の範囲で混合している
。シリコン樹脂材料は、液状又はエマルジョンのものを
、予めセメント又は骨材に含浸させて混合してもよい。
料を添加している。例えば、白セメントに骨材としての
珪砂をｌｊｌ等の適宜の割合で混合し、該混合物の全体
に対して液状．エマルジョン，粉状等のシリコン樹脂材
料を有効或分で０．１〜５ｗｔ％の範囲で混合している
。シリコン樹脂材料は、液状又はエマルジョンのものを
、予めセメント又は骨材に含浸させて混合してもよい。
シリコン樹脂材料の混合割合を限定した理由は、有効成
分で０．１ ｗｔ％を下回ると、混合して得られた目地
材にセメントの悪い性質が残るからである。即ち、目地
材の表面に微細な凹凸が形威され、カビや塵埃等のその
他の汚れが付着し易《なり、付着した場合の洗い落しが
困難になるからである。一方、セメントと骨材との混合
物に対するシリコン樹脂材料の混合割合が有効或分で５
ｔｎｔ％を越える場合は、目地材自体の強度が低下する
からであり、またコストアンプ．収縮による亀裂が発生
するからである。
分で０．１ ｗｔ％を下回ると、混合して得られた目地
材にセメントの悪い性質が残るからである。即ち、目地
材の表面に微細な凹凸が形威され、カビや塵埃等のその
他の汚れが付着し易《なり、付着した場合の洗い落しが
困難になるからである。一方、セメントと骨材との混合
物に対するシリコン樹脂材料の混合割合が有効或分で５
ｔｎｔ％を越える場合は、目地材自体の強度が低下する
からであり、またコストアンプ．収縮による亀裂が発生
するからである。
このように、セメントと骨材との混合物に所定の割合で
シリコン樹脂材料を混合することにより、セメントと骨
材との混合物の粒子同士が結合した後に形威される微細
な凹凸の、凹部分へ前記シリコン樹脂が入り込み、全体
を平滑にする。・そのため、耐水性及び撥水性が向上す
る。それ故、目地材の表面へカビが発生したり、汚れが
付着し難くなり、また付着発生したとしても容易に洗い
落とすことが可能である。
シリコン樹脂材料を混合することにより、セメントと骨
材との混合物の粒子同士が結合した後に形威される微細
な凹凸の、凹部分へ前記シリコン樹脂が入り込み、全体
を平滑にする。・そのため、耐水性及び撥水性が向上す
る。それ故、目地材の表面へカビが発生したり、汚れが
付着し難くなり、また付着発生したとしても容易に洗い
落とすことが可能である。
以下に、本発明の構或を具体的な配合例及び比較例に基
づいて説明すると次の通りである。尚、これらの配合例
及び比較例において、使用したセメントは白セメントで
あり、使用した骨材は８号珪砂である。そして、白セメ
ントと８号珪砂とを、１：１の割合で混合し、これをセ
メント混合物とする。次に、このセメント混合物に対し
て第１表に示す割合で、シリコン樹脂材料の混合割合を
変更し、目地材を製造した。そして、この製造した目地
材を、以下のタイルパネルに適用してその汚染性の効果
を確認した。タイルパネルは、１００角の大きさの内装
タイルを、縦に９列，横に９列並べて配置したものであ
り、３＋ｕ幅の目地間隙を形戒して前記目地材を該目地
間隙へ充填し、２日間養生して戒形した。汚染性の効果
の確認は、人為的な汚れとして朱色の墨汁をタイルパネ
ルの全面へ噴霧し、汚れの目地材への付着状況と、水洗
いによる汚れの剥離状況とを確認した。
づいて説明すると次の通りである。尚、これらの配合例
及び比較例において、使用したセメントは白セメントで
あり、使用した骨材は８号珪砂である。そして、白セメ
ントと８号珪砂とを、１：１の割合で混合し、これをセ
メント混合物とする。次に、このセメント混合物に対し
て第１表に示す割合で、シリコン樹脂材料の混合割合を
変更し、目地材を製造した。そして、この製造した目地
材を、以下のタイルパネルに適用してその汚染性の効果
を確認した。タイルパネルは、１００角の大きさの内装
タイルを、縦に９列，横に９列並べて配置したものであ
り、３＋ｕ幅の目地間隙を形戒して前記目地材を該目地
間隙へ充填し、２日間養生して戒形した。汚染性の効果
の確認は、人為的な汚れとして朱色の墨汁をタイルパネ
ルの全面へ噴霧し、汚れの目地材への付着状況と、水洗
いによる汚れの剥離状況とを確認した。
第１表
験ｔＸＪＩＳ Ｒ！ｌ）２０１
によった。
なお、第１表において、汚れにくさの欄の×は汚れが容
易に付着する場合であり、同欄の○は殆ど汚れが付着し
ない場合である。また汚れの除去し易さの欄の×は、水
洗いによっても汚れが剥離しない場合であり、同欄のＯ
は軽く水を流すだけでもとと同等になった場合である。
易に付着する場合であり、同欄の○は殆ど汚れが付着し
ない場合である。また汚れの除去し易さの欄の×は、水
洗いによっても汚れが剥離しない場合であり、同欄のＯ
は軽く水を流すだけでもとと同等になった場合である。
これらの結果から明らかなように、セメント系目地材の
材料に対して所定の範囲内でシリコン樹脂系の目地材料
を添加することにより、目地材への汚れの付着が生！．
；難＜、また付着した汚れを水洗いにより容易に除去す
ることが可能である。更には目地材自体の強度も実用上
十分なものである。
材料に対して所定の範囲内でシリコン樹脂系の目地材料
を添加することにより、目地材への汚れの付着が生！．
；難＜、また付着した汚れを水洗いにより容易に除去す
ることが可能である。更には目地材自体の強度も実用上
十分なものである。
ところで、本発明は上述した実施例に限定されるもので
はなく、例えばセメント材料は、他にもボルトランドセ
メントやその他の混和剤，顔料等を加えたものも可能で
ある。
はなく、例えばセメント材料は、他にもボルトランドセ
メントやその他の混和剤，顔料等を加えたものも可能で
ある。
以上説明したように本発明にあっては、セメントと骨材
との混合物に、所定の割合でシリコン樹脂を添加するこ
とにより、セメジトと骨材との粒子どうしの間の間隙へ
前記シリコン樹脂が入り込んでこれを塞ぎ、全体を平滑
にする。そのため、目地材の耐水性及び撥水性を向上さ
せることができ、目地材の表面へカビが発生したり、汚
れが付着するのを抑止することが可能である。また付着
発生した汚れ等を容易に洗い落とすことが可能である。
との混合物に、所定の割合でシリコン樹脂を添加するこ
とにより、セメジトと骨材との粒子どうしの間の間隙へ
前記シリコン樹脂が入り込んでこれを塞ぎ、全体を平滑
にする。そのため、目地材の耐水性及び撥水性を向上さ
せることができ、目地材の表面へカビが発生したり、汚
れが付着するのを抑止することが可能である。また付着
発生した汚れ等を容易に洗い落とすことが可能である。
更には耐水性及び撥水性の向上により、吸水率を低下さ
せることができ、凍害防止上も優れている。
せることができ、凍害防止上も優れている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、セメントと骨材との混合物に対して有効成分で０．
１〜５ｗｔ％の範囲で液状、エマルジョン、粉状等のシ
リコン樹脂材料を混合したことを特徴とするセメントと
樹脂材料の混合目地材。 ２、セメントと骨材との混合物に対して有効成分で０．
１〜５ｗｔ％の範囲のシリコンオイル又はシリコンエマ
ルジョンを、予めセメント又は骨材に含浸させて調合し
たことを特徴とするセメントと樹脂材料の混合目地材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22228289A JPH03205335A (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | セメントと樹脂材料の混合目地材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22228289A JPH03205335A (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | セメントと樹脂材料の混合目地材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03205335A true JPH03205335A (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=16779929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22228289A Pending JPH03205335A (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | セメントと樹脂材料の混合目地材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03205335A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009001818A (ja) * | 2008-08-20 | 2009-01-08 | Inax Corp | 塗り目地用目地材及び塗り目地工法 |
| KR100954482B1 (ko) * | 2005-04-05 | 2010-04-22 | 주고꾸 도료 가부시키가이샤 | 오르가노폴리실록산계 방오도막용 타이 코트, 복합도막, 및이 도막으로 피복된 선박, 수중구조물 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5641966A (en) * | 1979-09-10 | 1981-04-18 | Tanto Kk | Method of tiling on wall inside bath room and before sink |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP22228289A patent/JPH03205335A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5641966A (en) * | 1979-09-10 | 1981-04-18 | Tanto Kk | Method of tiling on wall inside bath room and before sink |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100954482B1 (ko) * | 2005-04-05 | 2010-04-22 | 주고꾸 도료 가부시키가이샤 | 오르가노폴리실록산계 방오도막용 타이 코트, 복합도막, 및이 도막으로 피복된 선박, 수중구조물 |
| JP2009001818A (ja) * | 2008-08-20 | 2009-01-08 | Inax Corp | 塗り目地用目地材及び塗り目地工法 |
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