JPH03204345A - トロリー線の着氷防止剤噴霧機 - Google Patents

トロリー線の着氷防止剤噴霧機

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Publication number
JPH03204345A
JPH03204345A JP1341499A JP34149989A JPH03204345A JP H03204345 A JPH03204345 A JP H03204345A JP 1341499 A JP1341499 A JP 1341499A JP 34149989 A JP34149989 A JP 34149989A JP H03204345 A JPH03204345 A JP H03204345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
icing agent
link frame
trolley wire
trolley line
spray chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP1341499A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Kobayashi
輝雄 小林
Hideo Yamada
秀夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TANABE KOGYO KK
Original Assignee
TANABE KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TANABE KOGYO KK filed Critical TANABE KOGYO KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は安全且つ効果的、衛生的に作業ができるトロリ
ー線の着氷防止剤噴霧機に関するものである。
〔従来の技術〕
冬期間においては、トロリー線の凍結、着氷による事故
防止の為に、トロリー線に着氷防止剤を塗布しているが
、その作業は電車や列車の運転間隔の間に作業員が、直
接トロリー線に手作業で塗布しているのが現状である。
この手作業による着氷防止剤の塗布は上方にあるトロリ
ー線に下方から着氷防止剤を塗布する作業である為トロ
リー線に着氷防止剤を満遍無く塗布する事が難しく、且
つ着氷防止剤がこぼれたりして作業員の衣服を汚したり
、また、寒中での不自然な姿勢による疲労、非安全な作
業となる。
そこで、近年、このような手作業による着氷防止剤の塗
布作業の問題点を解消すべく、特開昭62−18337
号、実公昭50−20412号に開示されているような
装置が提案されているが、いずれも着氷防止剤が周囲に
飛散し、該着氷防Il−剤の損失が多く、汚れによる環
境の悪化を招いたりする欠点がある。
また、該装置は、着氷防止剤の噴霧(散布)時にトロリ
ー線の上下左右の揺動に対して十分追従し得る機構を有
していない為、トロリー線に着氷防止剤が良好に噴霧(
散布)されないという欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はこのような欠点を解決したもので安全且つ効率
的に着氷防止剤を噴霧し得るトロリー線の着氷防止剤噴
霧機を提供しすることを技術的課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
移動体1の項部に上下方向に伸縮するリンク枠体2を設
け、このリンク枠体2の頂部にトロリー線3下面を支承
する回動ガイド体4を内装した噴霧室5を自在接合部l
Oを介して連設し、この噴霧室5に噴霧ノズル7を配設
し、この噴霧ノズル7の配設位置を回動ガイド体4がト
ロリー線3をガイドした際トロリー線3に着氷防止剤を
付着せしめられる位置に設定し、噴霧室5の両側壁に着
氷防止剤の飛散防止板8を」ユ方に突出状態に設け、こ
の飛散防止板8を適宜な手段により突没自在に設け、移
動体1が傾斜したときリンク枠体2を常に垂設状態に維
持する姿勢維持機構6を設げ、且つ回動ガイド体2を常
にトロリー線3下面に押圧する押上げ機構9をリンク枠
体2に設けた事を特徴とするトロリー線の着氷防止剤噴
霧機に係るものである。
〔作 用〕
移動体lを軌道11上に載置し、手押し又は牽弓車、若
しくは自走により走行させる。
押上げ機構9により回動ガイド体4は常にトロリー線3
に押圧されているから、トロリー線3の高さ位置が上下
に変位しても回動ガイド体4に常にトロリー線3の下面
に押圧状態となり、従って、トロリー線3は回動ガイド
体4にガイドされ常に回動ガイド体4上の所定位置上に
存することになる。
噴霧ノズル7が常にトロリー線3に着氷防止剤を噴霧す
る正しい位置に配されているから噴霧室5内において着
氷防止剤はトロリー線3に無駄なく確実に付着せしめる
ことになる。
更に、押上げ機構9により回動ガイド体4がトロリー線
3に下方から押圧され、■っ移動体1は軌道11上に載
置されている為、本機は、」二端と下端の二ケ所で保持
されて軌道11−1−を走行するから着氷防止剤の付着
作業が安全に行なわれる。
また、本機走行中に軌道11の巾、即ち走行方向に対し
て直角方向の傾斜により移動体1が傾斜しても姿勢維持
機構6によりリンク枠体2上の回動ガイド体4は常に垂
設状態を維持しようとし、押上げ機構9により回動ガイ
ド体4はトロリー線3を下方から押圧し、且つリンク枠
体2と噴霧室5との間の自在接合部工0により回動ガイ
ド体4はトロリー線3を常に適正位置でガイドすること
になる。
噴霧ノズル7による着氷防止剤の噴霧は飛散防止板8に
より周囲に飛散することなく、また、飛散防止板8が突
設自在に設けられている為、移動体1の走行によりトロ
リー線3の図示しない吊り金具に飛散防止板8が当接し
ても飛散防止板8が没入し、再び復帰する為移動体1の
走行を阻止しない。
〔実施例〕
図面は本発明の一実施例を示すもので以下に詳述する。
絶縁材料を用いて台形状に形成した移動体1の頂部に菱
形状のリンク機構を有する二枚構成のリンク枠体2を軸
着して移動体1の中方向即ち進行方向と直角方向に移動
体1に対してリンク枠体2が揺動するように設げ、この
軸着部に発条柁を介在せしめて移動体1が軌道11の傾
斜により傾斜してもリンク枠体2が常に垂直状態を維持
するように設ける。
リンク枠体2は対向辺同志間に発条13を架設し、リン
ク機構を有するリンク枠体2の頂部が常に上方へ押圧さ
れるように設ける。
リンク枠体2の中心部には支持杆14を伸縮自在に設け
、支持杆14の頂部に自在接合部10として(球体15
と球体15と同形状の凹部とで構成される自在継手)を
介して噴霧室5を連設する。
噴霧室5の下部とリンク枠体2の頂部とを四本の湾曲発
条16で連設し、噴霧室5が常に上方を押圧するように
設ける。図面の実施例は、噴霧室5がリンク枠体2に対
して傾斜状態となっても回動ガイド体4が良好に上方を
押圧するように湾曲発条16を採用している。
噴霧室5は底部に傾斜面を設けた箱体とし、前後に回動
ガイド体4として断面画状のローラを回動自在に設け、
噴霧室5の両側面に飛散防止板8を発条17を介して軸
着することで箱体両側面に対し飛散防止板8を突没自在
に設け、回動ガイド体4のほぼ中央に位置するトロリー
線3に斜め方向から着氷防止剤が噴霧されるように着氷
防止剤貯液タンク迅と連設された噴霧ノズル7を対向状
態に配設し、噴霧室5の底部の最下位置に残余した着氷
防止剤を排出する排出孔19を設け、この排出孔19に
排出管20を連設し、排出管20と着氷防止剤貯液タン
ク8を連設した構造である。
回動ガイド体4が断面画状に形成されている為トロリー
線3が左右に動いてもV溝部22斜面を滑って常に回動
ガイド体4のV溝部22底に位置せしめられ、従って、
噴霧ノズル7の配設位置を予め適正位置に設定しておけ
ば、トロリー線3が左右方向に動くことなく、常に適正
位置での散布が実現される。即ち、回動ガイド体4は常
に上方へ押圧されている為、トロリー線3が上下方向に
動くことも、また、前述の通り左右方向にも動くことは
ないから、着氷防止剤の噴霧位置が移動体1の走行に伴
い不適正な位置となることはない。
噴霧ノズル7は、図示した通りトロリー線3の左右から
斜め方向に噴霧することが望ましい。
図中符号21は車輪、符号nは導液管、符号Uは吊紐で
、吊紐24は本機を軌道11から離脱させる際に使用す
る。吊紐Uを下方に引動することでリンク枠体2を縮め
て本機を軌道11から離脱させる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成したから、安全且つ効率的に
着氷防止剤をトロリー線に噴霧することができるトロリ
ー線の着氷防止剤噴霧機を提供することになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
の正面図、第2図は本発明の側面図、第3図は本発明の
要部の正面図、第4図は本発明の要部の断面図、第5図
は本発明の要部の平面図である。 1・・移動体、2・・リンク枠体、3 ・トロリー線、
4・・回動ガイド体、5・・・噴霧室、6 姿勢維持機
構、7・・噴霧ノズル、8・飛散防止板、9・押上げ機
構、10・自在接合部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 移動体の頂部に上下方向に伸縮するリンク枠体を設け、
    このリンク枠体の頂部にトロリー線下面を支承する回動
    ガイド体を内装した噴霧室を自在接合部を介して連設し
    、この噴霧室に噴霧ノズルを配設し、この噴霧ノズルの
    配設位置を回動ガイド体がトロリー線をガイドした際ト
    ロリー線に着氷防止剤を付着せしめられる位置に設定し
    、噴霧室の両側壁に着氷防止剤の飛散防止板を上方に突
    出状態に設け、この飛散防止板を適宜な手段により突没
    自在に設け、移動体が傾斜したときリンク枠体を常に垂
    設状態に維持する姿勢維持機構を設け、且つ回動ガイド
    体を常にトロリー線下面に押圧する押上げ機構をリンク
    枠体に設けた事を特徴とするトロリー線の着氷防止剤噴
    霧機。
JP1341499A 1989-12-29 1989-12-29 トロリー線の着氷防止剤噴霧機 Pending JPH03204345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1341499A JPH03204345A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 トロリー線の着氷防止剤噴霧機

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JP1341499A JPH03204345A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 トロリー線の着氷防止剤噴霧機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03204345A true JPH03204345A (ja) 1991-09-05

Family

ID=18346534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1341499A Pending JPH03204345A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 トロリー線の着氷防止剤噴霧機

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JP (1) JPH03204345A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05178131A (ja) * 1991-12-26 1993-07-20 Toubu Densetsu Kogyo Kk トロリ線塗油機
US5411121A (en) * 1994-03-22 1995-05-02 Laforte; Jean-Louis Deicing device for cable
US6207939B1 (en) 1997-08-01 2001-03-27 Hydro-Quebec Device and method for de-icing an elongated structural element

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05178131A (ja) * 1991-12-26 1993-07-20 Toubu Densetsu Kogyo Kk トロリ線塗油機
US5411121A (en) * 1994-03-22 1995-05-02 Laforte; Jean-Louis Deicing device for cable
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