JPH0320300Y2 - - Google Patents

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JPH0320300Y2
JPH0320300Y2 JP2090685U JP2090685U JPH0320300Y2 JP H0320300 Y2 JPH0320300 Y2 JP H0320300Y2 JP 2090685 U JP2090685 U JP 2090685U JP 2090685 U JP2090685 U JP 2090685U JP H0320300 Y2 JPH0320300 Y2 JP H0320300Y2
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JP
Japan
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cap
leaf spring
protrusion
groove
vertical groove
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JP2090685U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はキヤツプ付き容器に関し、特にキヤツ
プ締付時および締付解放時に音を発するよう構成
したキヤツプ付き容器に関する。
「従来の技術」 例えば実開昭58−103739号公報が示すように、
容器体胴部とキヤツプ周壁の各横断面形状を非真
円形状としておき、容器体口頸部に対してキヤツ
プを螺合して締付けたとき、その容器体胴部とキ
ヤツプ周壁とが面一に停止するよう、容器体口頸
部の下端部に第1ストツパーを、かつキヤツプ周
壁の下端部に、その第1ストツパーに接してキヤ
ツプの螺動を停止させる第2ストツパーと、第1
ストツパーを弾性変形により乗越えして第1スト
ツパーの背面側に係合して、上記第2ストツパー
とで第1ストツパーを挟持する弾性子とを付設し
た容器が知られている。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来容器は、キヤツプ締付けにより第2ス
トツパーが第1ストツパーに接し、かつ弾性子が
第1ストツパーを弾性乗越えしてその背面側に接
したとき小音を発する。、該小音はキヤツプ締付
け完了時とキヤツプを弛め方向へ回し始めたとき
発するか、その音を大きくすれば、容器を見なく
てもキヤツプ締付けの完了とキヤツプの弛め始め
とを知ることが出来る筈である。
本案は上記音を大きくして、上記キヤツプ締付
けの完了とキヤツプ弛め方向への回動開始とを知
り得るよう設けたものである。
「課題を解決するための手段」 容器体1と、該容器体口頸部に嵌合させたキヤ
ツプ3とからなり、該キヤツプは口頸部に螺合さ
せた内キヤツプ4と、該内キヤツプ外面へ嵌合さ
せた外キヤツプ9とで形成し、上記内キヤツプ4
は、その周壁上部外面へ巾広の縦溝6を、かつ該
縦溝上部中間に一端を開口させて、頂壁上面へ横
溝8を、それぞれ穿設すると共に、上記縦溝内
へ、横溝開口端の横巾よりも巾狭の板バネ12端
部を突出させて横溝8内へ板バネ12を嵌着して
形成し、又外キヤツプ9は、周壁10内面に付設
した突条11が上記縦溝6内をキヤツプ回動方向
へ移動可能に形成し、上記内キヤツプ4と外キヤ
ツプ9とは、キヤツプ3を口頸部2に対して正逆
両方向へ回動させる際に、突条11が板バネ端部
を弾性変形させることで強制乗越え可能とすると
共に、該強制乗越えによる弾性復元で板バネ12
が横溝8端部の側壁を強打するよう設け、更に上
記強制乗越え後に突条11が縦溝6の側壁へ係合
可能に形成した。
「作用」 第1図、第2図はキヤツプ締付け完了前の状態
を示すもので、該図示状態から外キヤツプ9を時
計回りに回動させると、突条11が板バネ12端
部をその弾性に抗して横溝8端部の時計回り側の
側壁部分へ押し付け、よつて内キヤツプ4は口頸
部2に対して螺進する。締付けが進行するに伴
い、口頸部と内キヤツプ4との摩擦抵抗が増大
し、板バネ端部への押圧力も増大して弾性変形す
る。或る時点で突条11は板バネ端部を強制乗こ
えし、同時に板バネ端部は弾性復元して上記押し
付けられていた横溝側壁と対向する側の側壁を強
打し、打撃音を発する。
開蓋の際は、外キヤツプ9を反時計回りに回動
させるとまず突条11が板バネ端部を反時計回り
側の横溝側壁に圧接し、更に回すことで上記のよ
うに板バネ端部を突条11が強制乗越えして、同
時に弾性復元により板バネ端部が横溝側壁を打つ
て音を発する。続いて外キヤツプを回すことで突
条11は縦溝6の反時計回り方向側の側壁に接し
て内キヤツプを弛める。
「実施例」 本考案のキヤツプ付き容器は口頸部2を有した
容器体1と、該容器体口頸部に螺合させたキヤツ
プ3とから構成される。
上記キヤツプ3は、容器体口頸部に螺合させた
内キヤツプ4と該内キヤツプ外面に嵌合させた外
キヤツプ9とを有する。
内キヤツプ4は、その頂壁7周縁から周壁5を
垂下し、その周壁上部の前後左右に上面および外
面開口の巾広の縦溝6…を有し、又その縦溝上端
の中間に開口させて頂壁7に横溝8を十字形状に
横設している。該横溝は中央部を狭く、両端部を
やゝ広く、又上記中央部と両端部との間を最も広
く設けている。更にその周壁下部外面には係合凹
溝14を周設している。上記横溝内へは、両端部
を既述縦溝6内へ突出させて板バネ12を固着す
る。該板バネはその中間を横溝中央部で挟持させ
ており、端部は折返し、上記中央部と端部との間
を屈曲させている。板バネ端部の巾は横溝端部の
溝巾よりも小とする。
上記内キヤツプ4外面へは外キヤツプ9を回動
可能に嵌合させる。該外キヤツプは既述縦溝6内
へキヤツプ回動方向への移動が可能に嵌合させた
突条11をその周壁上部内面に付設し、又係合凹
溝14内へ回動可能に、かつ抜出し不能に係合さ
せた抜出し防止突条13を有する。
内キヤツプ4に対して外キヤツプ9は、正逆回
動方向において、一定範囲内で回動可能とする。
その範囲は突条11の左右両側面が、縦溝6の左
右両側面に接することで定まる。突条11は縦溝
6の一方側面から他方側面へ移動する途中で板バ
ネ12端部に接し、該板バネ端部に突条11が強
く圧接したとき板バネが弾性変形して突条11が
その板バネ端部を強制乗越え可能に設ける。板バ
ネ端部は上記突条11が強制乗越えすると同時に
弾性復元して横溝8の端部側壁を打ち、打撃音を
発するよう設けておく。
尚既述縦溝6は単数でもよい。
「考案の効果」 本案は既述構成としたから、口頸部2と内キヤ
ツプ4との摩擦抵抗が少ない間は板バネ端部と突
条11との係合により内キヤツプが回され、、又
上記摩擦抵抗が大きい場合は、突条11と縦溝6
の側壁との係合により内キヤツプが回されること
となるため、結局締付け完了時とキヤツプ弛め時
に突条11が板バネ端部を弾性変形させて強制乗
越えすることとなり、そのとき板バネ端部が横溝
側壁を強打し打撃音を発するから、その打撃音に
よりキヤツプ締付けの完了とその弛め開始とを音
によつて確認できる便利がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案容器の一実施例を示す一部切欠
正面図、第2図はその作用状態を示す要部横断面
図、第3図はキヤツプの分解斜視図である。 1……容器体、3……キヤツプ、4……内キヤ
ツプ、9……外キヤツプ、12……板バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器体1と、該容器体口頸部に嵌合させたキヤ
    ツプ3とからなり、該キヤツプは口頸部に螺合さ
    せた内キヤツプ4と、該内キヤツプ外面へ嵌合さ
    せた外キヤツプ9とで形成し、上記内キヤツプ4
    は、その周壁上部外面へ巾広の縦溝6を、かつ該
    縦溝上部中間に一端を開口させて、頂壁上面へ横
    溝8を、それぞれ穿設すると共に、上記縦溝内
    へ、横溝開口端の横巾よりも巾狭の板バネ12端
    部を突出させて横溝8内へ板バネ12を嵌着して
    形成し、又外キヤツプ9は、周壁10内面に付設
    した突条11が上記縦溝6内をキヤツプ回動方向
    へ移動可能に形成し、上記内キヤツプ4と外キヤ
    ツプ9とは、キヤツプ3を口頸部2に対して正逆
    両方向へ回動させる際に、突条11が板バネ端部
    を弾性変形させることで強制乗越え可能とすると
    共に、該強制乗越えによる弾性復元で板バネ12
    が横溝8端部の側壁を強打するよう設け、更に上
    記強制乗越え後に突条11が縦溝6の側壁へ係合
    可能に形成したことを特徴とするキヤツプ付き容
    器。
JP2090685U 1985-02-15 1985-02-15 Expired JPH0320300Y2 (ja)

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JP2090685U JPH0320300Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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JP2090685U JPH0320300Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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JPS61137544U JPS61137544U (ja) 1986-08-26
JPH0320300Y2 true JPH0320300Y2 (ja) 1991-05-01

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ID=30511822

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JP2090685U Expired JPH0320300Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006224775A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Fuji Heavy Ind Ltd 燃料タンクキャップ

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JPS61137544U (ja) 1986-08-26

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