JPH03202815A - 光信号路の切換装置 - Google Patents

光信号路の切換装置

Info

Publication number
JPH03202815A
JPH03202815A JP1340406A JP34040689A JPH03202815A JP H03202815 A JPH03202815 A JP H03202815A JP 1340406 A JP1340406 A JP 1340406A JP 34040689 A JP34040689 A JP 34040689A JP H03202815 A JPH03202815 A JP H03202815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical path
light
optical
wavelength
path conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1340406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2774630B2 (ja
Inventor
Nobuhiro Fujimoto
藤本 暢宏
Hiroyuki Mutsukawa
六川 裕幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP1340406A priority Critical patent/JP2774630B2/ja
Priority to US07/634,422 priority patent/US5274487A/en
Priority to DE69030163T priority patent/DE69030163T2/de
Priority to CA002033369A priority patent/CA2033369C/en
Priority to CA002126879A priority patent/CA2126879C/en
Priority to EP90125653A priority patent/EP0435307B1/en
Priority to CA002126878A priority patent/CA2126878C/en
Publication of JPH03202815A publication Critical patent/JPH03202815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2774630B2 publication Critical patent/JP2774630B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 多チャネルの光信号路のクロスコネクト、光分岐又は挿
入等を行うための光信号路の切換装置に関し、 多チャネルの光信号路のクロスコネクト、分岐又は挿入
等を高速かつ簡便に行うことができる光信号路の切換装
置を提供することを目的とし、複数の波長変換素子と、
各波長変換素子から出力された光ビームをその波長に応
じて異なる方向に偏向させて所定間隔で出力させるビー
ム偏向手段とを有する光路変換ボード列を直交して直列
に接続して構成し、 あるいは、複数の発光波長可変素子から出力された光の
うち任意の波長の光を任意の数だけ所定間隔で出力させ
る第1の光路変換ボード列と、入力光を任意の波長に分
けて所定間隔で出力させる波長選択手段を有する第2の
光路変換ボード列とを直交して直列に接続して構成する
〔産業上の利用分野〕
この発明は、多チャネルの光信号路のクロスコネクト、
光分岐又は挿入等を行うための光信号路の切換装置に関
する。
広帯域l5DNの普及期には、スルーブツト42.3G
bpsの伝送装置が必要になる。つまり、約272チヤ
ネルの155.520Mbpsのデータをクロスコネク
トあるいは分岐、挿入等できることが必要となる。
〔従来の技術〕
従来の多チャネルの光信号路のクロスコネクト、分岐又
は挿入装置では、光を受信した段階で一度電気信号に変
換してからクロスコネクト、分岐又は挿入の処理を行い
、端末あるいは加入者側および次ノードへは再び光信号
に変換し直して送受信を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、処理を電気で行う場合、高速信号を多数処理す
る超高性能のLSIが必要となり、それにはLSIの性
能が追いつかない。また、そのようなLSIがあったと
しても、その入出力ピン数や実装が極めて膨大なものと
なり、さらに、同軸ケーブルの配線なども膨大かつ煩雑
なものとなる。
そのため、今後ますます増大すると考えられる信号容量
に対応した光信号路の切換装置の実現は、非常に困難な
状況となっていた。
本発明は、そのような従来の問題点を解決し、多チャネ
ルの光信号路のクロスコネクト、分岐又は挿入等を高速
かつ簡便に行うことができる光信号路の切換装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の光信号路の切換装
置は、実施例を説明するための第1図及び第2図に示さ
れるように、光入力端を外方に向けて一平面の一端側に
所定間隔で配列されて入力光の波長を任意の波長に変換
して上記平面の内方に向けて出力する複数の波長変換素
子2と、上記各波長変換素子2から出力された光ビーム
をその波長に応じて異なる方向に偏向させて上記平面の
他端側から所定間隔で出力させるビーム偏向手段3.2
3とを有する一枚の光路変換ボードlを形成し、上記光
路変換ボード1を各々複数並列に配列した第1及び第2
の光路変換ボード列1a、1bを、第1の光路変換ボー
ド列1aからの出力光が第2の光路変換ボード列1bの
各波長変換素子2に入力するように、直交して直列に接
続したことを特徴とする。
また、実施例を説明するための第6図ないし第8図に示
されるように、一平面の一端側に配列されてその平面の
内方に向けて任意の波長の光を発光することができる複
数の発光波長可変素子4と、上記各発光波長可変素子4
から出力された光を合流させて複数に分ける分岐/合流
器15と、上記分岐/合流器15から出力された光のう
ち任意の波長の光を任意の数だけ上記平面の他端側から
所定間隔で選択的に出力させるための波長帯域選択手段
13とを有する第1の光路変換ボード11を設けると共
に、光入力端を外方に向けて一平面の一端側に所定間隔
で配列された光入力部16と、上記光入力部16から入
力された光を、任意の波長に分けて上記平面の他端側か
ら所定間隔で選択的に出力させるための波長選択手段1
7とを有する第2の光路変換ボード12を設け、上記第
1の光路変換ボードIIを複数並列に配列した第1の光
路変換ボード列11aと上記第2の光路変換ボード12
を複数並列に配列した第2の光路変換ボード列12aと
を、第1の光路変換ボード列11aからの出力光が第2
の光路変換ボード列12aの光入力部16に入力するよ
うに、直交して直列に接続したことを特徴とする。
また、実施例を説明するための第10図に示されるよう
に、一平面の一端側に配列されてその平面の内方に向け
て任意の波長の光を発光することができる複数の発光波
長可変素子4と、上記各発光波長可変素子4から出力さ
れた光ビームを各々複数に分岐するために、上記各発光
波長可変素子4に接続された光分岐器35と、上記平面
の他端側に所定間隔で設けられた複数の光出力位置の各
々に、上記の各光分岐器35からの出力光を合流させる
ように設けられた光合流器36と、上記各光分岐器35
から上記各光合流器36への光ビームの伝送を光路毎に
独立して選択的に断続させることができるように光路毎
に設けられた切換手段37と、を有する第1の光路変換
ボード11を設けると共に、光入力端を外方に向けて一
平面の一端側に所定間隔で配列された光入力部16と、
上記光入力部16から入力された光を、異なる波長ごと
に分けて上記平面の他端側から所定間隔で選択的に出力
させるための波長選択手段17とを有する第2の光路変
換ボード12を設け、上記第1の光路変換ボード11を
複数並列に配列した第1の光路変換ボード列11aと上
記第2の光路変換ボード12を複数並列に配列した第2
の光路変換ボード列12aとを、第1の光路変換ボード
列11aからの出力光が第2の光路変換ボード列12a
の光入力部16に入力するように、直交して直列に接続
したことを特徴とする。
〔作用〕
各光路変換ボードlの各波長変換素子2において波長変
換された光ビームは、ビーム偏向手段3゜23によって
、波長に応じて異なる方向に偏向され、その光路変換ボ
ードlの他端側から所定間隔で出力される。
そして、このような光路変換ボードlを複数並列に配列
した第1と第2の光路変換ボード列1a。
1bが直交して直列に接続されているので、第1の光路
変換ボード列1aに入力した光信号を、第2の光路変換
ボード列1bの任意の出力位置から出力させることがで
きる。
さらに第2の光路変換ボード列1bに対して第3の光路
変換ボード列1cを直交して直列に接続すれば、第1の
光路変換ボード列1a中の同じ光路変換ボードlから、
第3の光路変換ボード列IC中の同じ光路変換ボードl
に対して、第2の光路変換ボード列1b中の異なる光路
変換ボード1を経由して、いわゆるブロッキングなく光
信号を伝達することがきる。
また、第1の光路変換ボード列1aにおいて波長変換素
子2に代えて発光波長可変素子4を用いれば、第1の光
路変換ボード列1aを光送信部に一体化することができ
る。
請求項4の発明においては、第1の光路変換ボード列1
1aの各発光波長可変素子4から出力された光を合流さ
せた後、任意の波長の光を任意の数だけ光出力位置から
出力させることができ、請求項5の発明においては、第
1の光路変換ボード列11aの各発光波長可変素子4か
ら出力された光を各々複数に分岐した後、任意の波長の
光を任意の数だけ光出力位置から出力させることができ
、共に、同じ光出力位置から、複数の波長の光を出力す
ることができる。そして、それを第2の光路変換ボード
列12aの各波長選択手段17で選択することにより、
第1の光路変換ボード列11aの同じ光出力位置から出
力された光を第2の光路変換ボード列12aの異なる光
出力位置から出力させることができ、したがって、第1
と第2の光路変換ボード列11a、11bの接続だけで
、ブロッキングのないルーティングを行うことができる
〔実施例〕
図面を参照して実施例を説明する。
第1図は、−枚の光路変換ボードlを示している。光路
変換ボード1は光の導波材からできており、全体として
平面状に形成されている。
光路変換ボードlの一端側(図では左端側)には、入力
光の波長を任意に変換して出力することができる複数(
例えば16又は17個)の波長変換素子2が、光入力端
を外方(左方)に向け、光出力端を光路変換ボード1の
内方(右方)に向けて、所定の一定間隔で配列されてい
る。波長変換素子2としては、印加電流等を制御するこ
とにより入力光の波長を自由に変えて出力させることの
できる波長変換レーザダイオードなどを用いることがで
きる。
5は、全ての波長変換素子2からの出力光を一つにまと
めて偏向器(ビーム偏向手段)3に出力する集光器であ
る。集光器5は例えば光カプラであり、光路変換ボード
lの中はどに設けられていて、各波長変換素子2の出力
端と集光器5との間は、導波路又は光ファイバなどの導
光手段9によって光学的に接続されている。
偏向器3は原理的にはプリズムの屈折作用などを利用す
ることができ、集光器5から入力した光ビームを、波長
に応じて異なる方向に偏向させて、光路変換ボードlの
右端側から、各光ビームを所定の一定間隔で出力させる
したがって、光路変換ボードlの左端側の各波長変換素
子2に入力した光は、各波長変換素子2で変換された波
長に応じて、光路変換ボードlの右端側の異なる位置(
先出力位りから出力される。
つまり、各波長変換素子2における波長制御によって、
各光ビームを光路変換ボードl右端の任意の光出力位置
から出力させることができる。
そして、本発明においては、第2図に示されるように、
上述のような光路変換ボードlを複数並列に配列して、
光路変換ボード列を形成している。
第1の光路変換ボード列1aは、例えば16枚の光路変
換ボードlを互いに平行に垂直に配列し、第2の光路変
換ボード列1bは例えば17枚の光路変換ボードlを互
いに平行に水平に配列し、第3の光路変換ボード列1c
は16枚の光路変換ボードlを互いに平行に垂直に配列
している。
このようにして、第1の光路変換ボード列1aの各光入
力端(波長変換素子2)は、光送信部lO1の例えば1
6(横)x17(縦)の272個のチャネルの光出力位
置に合致するように配置されている。そして、第1の光
路変換ボード列1aの各光出力位置と第2の光路変換ボ
ード列1bの各光入力端(波長変換素子2)とが合致す
るように、第1と第2の光路変換ボード列1a、、1b
は直交して直列に接続されている。
また、同様に、第2の光路変換ボード列1bの各光出力
位置と第3の光路変換ボード列1cの光入力端(波長変
換素子2)とが合致するように、第2と第3の光路変換
ボード列1b、Icが直交して直列に接続されている。
そして、第3の光路変換ボード列1cの各光出力位置が
、光受信部102の光入力端の各チャネルに合致するよ
うになっている。なお、このような構成においては、第
1と第3の光路変換ボード列1a、Icでは、各光路変
換ボードlに波長変換素子2を17個ずつ配列し、第2
の光路変換ボード列1bでは各光路変換ボードlに16
個ずつ配列すればよい。
このように構成された実施例装置によれば、各光路変換
ボード列1a、1b、1cの波長変換素子2において、
出力光の波長を個々に調整することによって、光送信部
101の各光通信チャネルから出力された光信号を光受
信部102の各光通信チャネルに各々任意に導くことが
できる。
なお、上記実施例の光信号路の切換装置は光送信部10
1と光受信部102に対して、90度単位で回転させて
、第1と第3の光路変換ボード列1a、1cを水平に、
第2の光路変換ボード列1bを垂直に配置してもよい。
また、後で詳細に説明するいわゆるブロッキングを許容
する場合には、第3の光路変換ボード列1cは省略して
、第1と第2の光路変換ボード列1a、1bだけの2段
接続構成にしてもよいが、第1図のように3段接続構成
にすることによって、ブロッキングのない光信号のルー
ティングが可能である。
また、第1の光路変換ボード列1aにおいては、第3図
に示されるように、任意の波長の光を発光することがで
きる発光波長可変素子4を、各波長変換素子にかえて設
けて、第1の光路変換ボード列1aを光送信部101と
一体化することもできる。発光波長可変素子4としては
、例えば、印加電流を変化させることによって異なる波
長のレーザ光を発生する波長チューナプルレーザダイオ
ードなどを用いることができる。
また、各光路変換ボード列1a、1b、1cにおいて、
第4図に示されるように、集光器5として光カプラを用
い、偏向器(ビーム偏向手段)として音響光学素子(A
OD)23を用いることもできる。6は、光カブラ5か
ら出力された光を平行光に整えるコリメータ。7は、音
響光学素子23での光損失を補うために設けられた光増
幅器。
8は、光ビームを光出力位置で集束させるためのレンズ
である。
第4図において、fは音響光学素子23に入力するRF
周波数である。音響光学素子23は、回折角θが、 θ=f・λ/ν で表わされる。λは波長、νは音響光学媒体中での音速
である。
したがって、θを変化させるためには、fを変化させる
かλを変化させればよく、種々の波長の光が音響光学素
子23に入力されると、RF周波数fを変えることなく
、入力光は波長に応じた回折角をとって、各々異なる方
向に偏向される。したがって、適当なRF周波数fを選
択しておくことによって、入力光を光路変換ボードlの
右端から波長別に所定の一定間隔で出力させることがで
きる。
この実施例の場合にも、第1の光路変換ボード列1aに
おいては、第5図に示されるように、各波長変換素子に
かえて発光波長可変素子4を設けてもよい。
また、各入力光を各々異なる音響光学素子23に入力さ
せて、各音響光学素子23に異なるRF周周波数奇与え
ることによっても、所定の光出力位置に光ビームを偏向
させることができる。
また、ビーム偏向手段としては、回折格子やホログラム
などを用いることもでき、音響光学素子23に代えて波
長分波器を用いて、光ファイバなどにより、その後の光
を所定の光出力位置へ導いてもよい。
また、音響光学素子23に代えて、大屈折率結晶を用い
、その結晶に例えば上下に45度ずつの角度をつけた光
ビームを両側方から照射することによって回折格子を生
成してもよい。
以上に説明した各実施例においては、光路変換ボード列
を2段接続しただけでは、総ての入力位置から総ての出
力位置へ自由に光信号を導くというわけにはいかず、い
わゆるブロッキングが発生する。したがってノンプロフ
キングな光信号のルーティングを行うためには、光路変
換ボード列を3段接続する必要がある。
これを入出力が各々3×3の9ボートからなる簡単な例
で説明すると、第12図の2段接続の場合には、aとb
から出力側のGとHへ行きたい場合には、101のボー
ドと102のボードとを接続するルートが太い線で示し
たルート−本しかないので、いずれか一つのデータしか
目的のボートへ行けない(ブロッキング発生)。これに
対して第13図の3段接続の場合には、2段目で別々の
光路変換ボードを通すことにより、ルートが確保されて
、201のボードのaとbとを202のボードのGとH
とに導くことができる。
しかし、以下に説明する実施例においては、光路変換ボ
ードの2段接続によって、ブロッキングのない光信号路
の切換装置を提供するものである。
第6図及び第7図は、その第1段目及び第2段目の光路
変換ボードを示している。4は、すでに説明したのと同
様の、任意の波長の光を発生することができる発光波長
可変素子であり、第1の光路変換ボード11の中央に設
けた分岐/合流器15によって、総ての発光波長可変素
子4から出力された光が合流して混合され、その混合状
態の光が各光出力位置に導かれる。
各光出力位置には、入力される混合光の中の任意の波長
帯域の光を選択して出力させることができる帯域可変波
長チューナブルフィルタ13(波長帯域選択手段)が設
けられている。したがって、1カ所毎の光出力位置から
、任意の波長の光を任意の数だけ出力させ、或いは、全
く出力させないようにすることができる。
2段目の光路変換ボード12の光入力端側には、入力光
を受は入れるだけのための光入力部I6を所定の一定間
隔で配列し、出力端側には入力光の中の任意の波長の光
を選択して出力させることができる波長フィルタ17(
波長選択手段)が所定の一定間隔で配列されている。
第1段目と第2段目の光路変換ボード11.12をこの
ように構成することにより、第1の光路変換ボード11
の同じ光出力位置から出た複数の光ビームを、第2の光
路変換ボード12において分離して異なる光出力信号か
ら出力することができる。したがって、第8図に示され
るような、光路変換ボード列の2段接続によって、光送
信部lO1から光受信部102へ、ブロッキングを起こ
すことなく光信号をルーティングすることができる。
なお、帯域可変チューナブルフィルタ13の具体的な構
成例としては、例えば第11図に示されるように、光ス
ターカブラ(光分岐器)13aで入力光を複数に分岐し
、各分岐光を、各々任意の波長の光を選択して出力させ
ることができる別々の波長フィルタ(波長選択手段)1
3bに通した後、光スターカプラ(光合流器)13cで
再び一つに合流させればよい。
波長フィルタ13bは、例えば入力光に含まれる波長の
数だけ設けておき、それらを個別に制御して、各々異な
る波長の光を通過させるか又は全く通過させないように
することにより、任意の波長の光を任意の数だけ通過さ
せることができる。
第9図は、上述の第1段目の光路変換ボード11の波長
帯域選択手段として、帯域可変波長チューナブルフィル
タ13に代えて、音響光学素子(AOD)23を用い、
その変調周波数f(L。
fz、・・・f17)を多重してドライブするようにし
たものである。15は分岐/合流器である光カプラ。
6はコリメータ。7は、音響光学素子23での光損失を
補うために設けられた光増幅器。8は、光ビームを光出
力位置で集束させるためのレンズである。この場合、2
段目の光路変換ボード列12は上述の第7図と同様のも
のを用いることができ、このように構成しても、2段接
続でブロッキングのない光信号のルーティングを行うこ
とができる。
第10図は、第1段目の光路変換ボー、ド11内で光ビ
ームを分岐した後に合流するように構成したものである
図中、35は、各発光波長可変素子4から出力された光
を各々複数(例えば17)に分岐するために、各発光波
長可変素子4の光出力端に接続された光分岐器である。
第1段目の光路変換ボード11の右端側には複数(例え
ば17)の光出力位置が所定の一定間隔で設けられてお
り、その光出力位置の各々に、各光分岐器35からの出
力光を合流させるように17個の光合流器36が設けら
れている。これら光分岐器35と光合流器36としては
、共に光スターカブラなどを用いることができる。
また、各光分岐器35から各光合流器36への光ビーム
の伝送を光路毎に独立して選択的に断続させることがで
きる切換手段37が、光路毎に設けられている。この切
換手段37としては、光スイッチ又は光ゲート回路など
を用いることができる。
このように構成された第10図の光路変換ボード11に
おいては、切換手段37を選択的に切換えることによっ
て、分岐光路毎に光ビームの断又は続を制御し、1カ所
毎の光出力位置から、任意の波長の光を任意の数だけ出
力させ、或いは、全く出力させないようにすることがで
きる。
したがって、第10図の光路変換ボード11を第1段目
に並べて、第7図に示される第2段目の光路変換ボード
12の列に接続することにより、第8図に示したのと全
く同様にして、ブロッキングのない光信号のルーティン
グを行うことができる。
なお、これまでに説明した各実施例において、光路変換
ボード間の接続は、光路変換ボードどうしを直接接触さ
せているが、光ファイバや光フアイババンドルなどを介
して接続してもよい。またその途中に、光増幅機能を有
する例えば半導体LD増幅器やErドープファイバなど
を挿入すれば、各光路変換ボードでの光損失を回復させ
て受信側の光受信回路の特性を確保することなどができ
る。
また、上述の各実施例においては、いわゆるクロスコネ
クトを例にとって説明したが、入力チャネル又は出力チ
ャンネルの一部を分岐すれば、いわゆる挿入及び分岐等
も容易に行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明の光信号路の切換装置によれば、光信号のまま自
在に信号のルーティングを行うことができるので、非常
に多くのチャネルを有するような光信号路においても高
速に困難なく光信号のクロスコネクト、分岐又は挿入等
を行うことができ、これから予想される信号容量の大規
模化などにも容易に対応することができる優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の光路変換ボードの略本図、第2図は実
施例の光路変換ボード列の配列図、第3図は第2の実施
例の1段目の光路変換ボードの略本図、 第4図は第3の実施例の光路変換ボードの略本図、 第5図は第4の実施例の1段目の光路変換ボードの略本
図、 第6図は第5の実施例の1段目の光路変換ボードの略本
図、 第7図は第5の実施例の2段目の光路変換ボードの略本
図、 第8図は、第5の実施例の光路変換ボード列の配列図、 第9図は、第6の実施例の1段目の光路変換ボードの略
本図、 第10図は、第7の実施例の1段目の光路変換ボードの
略本図、 第11図は、帯域可変チューナブルフィルタの構成例を
示す略本図、 第12図は、2段接続の説明図、 第13図は、3段接続の説明図である。 図中、l・・・光路変換ボード、 1a・・−第1の光路変換ボード列、 1b・・・第2の光路変換ボード列、 Ic・・・第3の光路変換ボード列、 2・−・波長変換素子、 3・−・ビーム偏向手段、 4・・−発光波長可変素子、 11・・−第1の光路変換ボード、 11a・・・第1の光路変換ボード列、12・・・第2
の光路変換ボード、 12a・・・第2の光路変換ボード列、13・・・波長
帯域選択手段、 15・・・分岐/合流器、 I6・・・光入力部、 17・・・波長選択手段、 23・・・ビーム偏向手段、 35・・・光分岐器、 36・・・光合流器、 37−・切換手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光入力端を外方に向けて一平面の一端側に所定間隔
    で配列されて入力光の波長を任意の波長に変換して上記
    平面の内方に向けて出力する複数の波長変換素子(2)
    と、 上記各波長変換素子(2)から出力された光ビームをそ
    の波長に応じて異なる方向に偏向させて上記平面の他端
    側から所定間隔で出力させるビーム偏向手段(3、23
    )と を有する一枚の光路変換ボード(1)を形成し、上記光
    路変換ボード(1)を各々複数並列に配列した第1及び
    第2の光路変換ボード列(1a、1b)を、第1の光路
    変換ボード列(1a)からの出力光が第2の光路変換ボ
    ード列(1b)の各波長変換素子(2)に入力するよう
    に、直交して直列に接続したことを 特徴とする光信号路の切換装置。 2、上記第2の光路変換ボード列(1b)に対して、さ
    らに第3の光路変換ボード列(1c)を、第2の光路変
    換ボード列(1b)の出力光が第3の光路変換ボード列
    (1c)の各波長変換素子(2)に入力するように、直
    交して直列に接続した請求項1記載の光信号路の切換装
    置。 3、上記第1の光路変換ボード列(1a)の波長変換素
    子(2)に代えて、任意の波長の光を発光することがで
    きる発光波長可変素子(4)を設けた請求項1又は2記
    載の光信号路の切換装置。 4、一平面の一端側に配列されてその平面の内方に向け
    て任意の波長の光を発光することができる複数の発光波
    長可変素子(4)と、 上記各発光波長可変素子(4)から出力された光ビーム
    を合流させて複数に分ける分岐/合流器(15)と、 上記分岐/合流器(15)から出力された光のうち任意
    の波長の光を任意の数だけ上記平面の他端側から所定間
    隔で選択的に出力させるための波長帯域選択手段(13
    )と を有する第1の光路変換ボード(11)を設けると共に
    、 光入力端を外方に向けて一平面の一端側に所定間隔で配
    列された光入力部(16)と、 上記光入力部(16)から入力された光を、任意の波長
    に分けて上記平面の他端側から所定間隔で選択的に出力
    させるための波長選択手段(17)と を有する第2の光路変換ボード(12)を設け、上記第
    1の光路変換ボード(11)を複数並列に配列した第1
    の光路変換ボード列(11a)と上記第2の光路変換ボ
    ード(12)を複数並列に配列した第2の光路変換ボー
    ド列(12a)とを、第1の光路変換ボード列(11a
    )からの出力光が第2の光路変換ボード列(12a)の
    光入力部(16)に入力するように、直交して直列に接
    続したことを 特徴とする光信号路の切換装置。 5、一平面の一端側に配列されてその平面の内方に向け
    て任意の波長の光を発光することができる複数の発光波
    長可変素子(4)と、 上記各発光波長可変素子(4)から出力された光ビーム
    を各々複数に分岐するために、上記各発光波長可変素子
    (4)に接続された光分岐器(35)と、 上記平面の他端側に所定間隔で設けられた複数の光出力
    位置の各々に、上記の各光分岐器(35)からの出力光
    を合流させるように設けられた光合流器(36)と、 上記各光分岐器(35)から上記各光合流器(36)へ
    の光ビームの伝送を光路毎に独立して選択的に断続させ
    ることができるように光路毎に設けられた切換手段(3
    7)と、 を有する第1の光路変換ボード(11)を設けると共に
    、 光入力端を外方に向けて一平面の一端側に所定間隔で配
    列された光入力部(16)と、 上記光入力部(16)から入力された光を、異なる波長
    ごとに分けて上記平面の他端側から所定間隔で選択的に
    出力させるための波長選択手段(17)と を有する第2の光路変換ボード(12)を設け、上記第
    1の光路変換ボード(11)を複数並列に配列した第1
    の光路変換ボード列(11a)と上記第2の光路変換ボ
    ード(12)を複数並列に配列した第2の光路変換ボー
    ド列(12a)とを、第1の光路変換ボード列(11a
    )からの出力光が第2の光路変換ボード列(12a)の
    光入力部(16)に入力するように、直交して直列に接
    続したことを 特徴とする光信号路の切換装置。 6、光入力端を外方に向けて一平面の一端側に所定間隔
    で配列されて入力光の波長を任意の波長に変換して上記
    平面の内方に向けて出力する複数の波長変換素子(2)
    と、 上記各波長変換素子(2)から出力された光ビームをそ
    の波長に応じて異なる方向に偏向させて上記平面の他端
    側から所定間隔で出力させるビーム偏向手段(3、23
    )と を有することを特徴とする光路変換ボード。 7、上記ビーム偏向手段(3)が偏向器である請求項6
    記載の光路変換ボード。 8、上記ビーム偏向手段(23)が音響光学素子である
    請求項6記載の光路変換ボード。9、一平面の一端側に
    配列されてその平面の内方に向けて任意の波長の光を発
    光することができる複数の発光波長可変素子(4)と、 上記各発光波長可変素子(4)から出力された光ビーム
    を合流させて複数に分ける分岐/合流器(15)と、 上記分岐/合流器(15)から出力された光のうち任意
    の波長の光を任意の数だけ上記平面の他端側から所定間
    隔で選択的に出力させるための波長帯域選択手段(13
    )と を有することを特徴とする光路変換ボード。 10、上記波長帯域選択手段(13)が、混合光の中の
    任意の波長帯域の光を選択して出力させることができる
    帯域可変チューナブルフィルタである請求項9記載の光
    路変換ボード。 11、上記帯域可変チューナブルフィルタが、入力光を
    複数に分岐する光分岐器(13a)と、その光分岐器(
    13a)で分岐された各光ビーム別に、任意の波長の光
    を選択して通過させることができる複数の波長選択手段
    (13b)と、その複数の波長選択手段(13b)を通
    過した光ビームを一つに合流させる光合流器(13c)
    とにより構成されている請求項10記載の光路変換ボー
    ド。 12、一平面の一端側に配列されてその平面の内方に向
    けて任意の波長の光を発光することができる複数の発光
    波長可変素子(4)と、 上記各発光波長可変素子(4)から出力された光ビーム
    を各々複数に分岐するために、上記各発光波長可変素子
    (4)に接続された光分岐器(35)と、 上記平面の他端側に所定間隔で設けられた複数の光出力
    位置の各々に、上記の各光分岐器(35)からの出力光
    を合流させるように設けられた光合流器(36)と、 上記各光分岐器(35)から上記各光合流器(36)へ
    の光ビームの伝送を光路毎に独立して選択的に断続させ
    ることができるように光路毎に設けられた切換手段(3
    7)と、 を有することを特徴とする光路変換ボード。 13、上記切換手段(37)が、光スイッチ又は光ゲー
    ト回路である請求項12記載の光路変換ボード。
JP1340406A 1989-12-29 1989-12-29 光信号路の切換装置 Expired - Fee Related JP2774630B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1340406A JP2774630B2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 光信号路の切換装置
US07/634,422 US5274487A (en) 1989-12-29 1990-12-27 Photonic switching system
CA002033369A CA2033369C (en) 1989-12-29 1990-12-28 Photonic switching system
CA002126879A CA2126879C (en) 1989-12-29 1990-12-28 Photonic switching system
DE69030163T DE69030163T2 (de) 1989-12-29 1990-12-28 Photonisches Vermittlungssystem
EP90125653A EP0435307B1 (en) 1989-12-29 1990-12-28 Photonic switching system
CA002126878A CA2126878C (en) 1989-12-29 1990-12-28 Photonic switching system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1340406A JP2774630B2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 光信号路の切換装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02136798A Division JP3285811B2 (ja) 1998-02-03 1998-02-03 光信号路の切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03202815A true JPH03202815A (ja) 1991-09-04
JP2774630B2 JP2774630B2 (ja) 1998-07-09

Family

ID=18336645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1340406A Expired - Fee Related JP2774630B2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 光信号路の切換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2774630B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6496289B1 (en) 1998-02-20 2002-12-17 Fujitsu Limited Optical exchanger
JP2004078195A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Fujitsu Ltd 導波路内を伝播する光信号の経路を変更する方法、光スイッチング装置、光信号を第1の導波路から第2の導波路に切り替える方法、光信号を導波路から送り出すシステム、及び三次元多層光スイッチ
JP2009145838A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Canon Inc レーザビーム走査装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60103835A (ja) * 1983-11-11 1985-06-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光スイツチ構成方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60103835A (ja) * 1983-11-11 1985-06-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光スイツチ構成方式

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6496289B1 (en) 1998-02-20 2002-12-17 Fujitsu Limited Optical exchanger
JP2004078195A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Fujitsu Ltd 導波路内を伝播する光信号の経路を変更する方法、光スイッチング装置、光信号を第1の導波路から第2の導波路に切り替える方法、光信号を導波路から送り出すシステム、及び三次元多層光スイッチ
JP2009145838A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Canon Inc レーザビーム走査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2774630B2 (ja) 1998-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2285128C (en) Switch for optical signals
CN109001865B (zh) 多路传送的波长选择开关
US20160360301A1 (en) Contentionless NxM Wavelength Cross Connect
US6271949B1 (en) Optical communication system using wavelength-division multiplexed light
US9172488B2 (en) Optical terminating apparatus for optical path network
US6188817B1 (en) Photonics system
US10284932B2 (en) Method and apparatus for optical node construction using software programmable ROADMs
US11372163B2 (en) Wavelength switching apparatus and system
US10135560B2 (en) Optical devices for the construction of compact optical nodes
US6845185B2 (en) High-speed wavelength channel selector and high-speed photonic integrated circuit-type space and wavelength multiplexed channel selector employing the same
CA2033369C (en) Photonic switching system
US6347168B1 (en) Optical switch and optical switch system
JP2774630B2 (ja) 光信号路の切換装置
JP2007232991A (ja) 光モジュールおよび光スイッチ装置
US9998253B2 (en) Use of wavelength selective switch for a few-mode fiber
JP2017062390A (ja) 光信号処理装置
US10254625B2 (en) Optical signal processing device
JP3285811B2 (ja) 光信号路の切換装置
JPH0293436A (ja) 波長選択性空間スイッチ
US7266294B2 (en) Coupler-based optical cross-connect
US9638865B2 (en) Switch device
JPH1066112A (ja) 光マトリクススイッチ
CA2126879C (en) Photonic switching system
JP2658114B2 (ja) 波長変換スイッチ
JPH0276497A (ja) 光交換機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees