JPH03201833A - コードレス電話方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はコードレス電話方式に関し、特に接続装置と携
帯電話機との間の制御信号に、サブキャリヤＭＳＫ信号
を使用するコードレス電話方式に関する。

［従来の技術］ 近年、接続装置を介して可搬型の携帯電話機に無線接続
し、接続装置周辺のある一定範囲内で、位置の制約を受
けることなく通話できるようにしたコードレス電話方式
が用いられている。

第４図は従来のコードレス電話方式に用いられる接続装
置および携帯電話機における制御信号の送信および受信
動作を示すフローチャトである。

受信手段である接続装置と送信手段である携帯電話機と
の無線回線接続は、制御信号の送受信により行なわれて
いる。そして、この制御信号としてサブキャリヤＭＳＫ
信号が用いられている。このサブキャリヤＭＳＫ信号は
、ビット同期信号、フレーム同期信号およびダイヤル（
データ）信号が順に連なった状態になっている。

そして、携帯電話機における通話ボタン（電源スィッチ
）かＯＮの状態にあるとき（以下１通話中という）の携
帯電話機における制御信号の送信動作は次のようになっ
ていた。

通話中に使用者がダイヤルキーを入力（ステップ３５１
）すると、音声信号をＯＦＦ　（ステップ３５２〉にし
、サブキャリヤＭＳＫ信号（主としてダイヤル信号）を
送出（ステップ３５５）する、送出終了（ステップ３５
６）後、再び音声をＯＮ（ステップ３５７）とし通話可
能な状態とする。・ 一方、接続装置における制御信号の受信動作は次のよう
になっていた。

初期状態では、トーン検出モード（ステップ３０１）と
なっており、復調信号からサブキャリヤＭＳＫ信号に相
当する周波数のトーンを検出（ステップ３０２）Ｌ／て
いる。トーンを検出すると、同期モード（ステップ３０
３）に切り替わり、復調信号からフレーム同期信号を検
出（ステップ３０４）する、フレーム同期信号を検出す
ると、データ受信モード（ステップ３０５）に切り替わ
り、サブキャリヤＭＳに信号（ダイヤル信号）をバッフ
ァ（メモリ）に格納（ステップ３０６）する、ダイヤル
信号を所定のビット長バッファに格納すると受信解析を
行ない（ステップ３０７）、その後は再びトーン検出モ
ード（スブップ３０１）に切り替わる。

［発明か解決しようとする課題］ 上述した従来のコードレス電話方式には、以下のような
問題があった。

第５図は、上述した従来のコードレス電話方式における
制御信号の送受信のタイミングを示すタイムチャートで
ある。

同図において、受信手段である接続装置は通話中であっ
てもサブキャリヤＭＳＫ信号に相当する周波数のトーン
検出を行なっているが、音声信号からサブキャリヤＭＳ
Ｋ！号と同じ周波数の信号か発生することがあり、この
場合音声信号からトーンが検出され、トーン検出モード
から同期モードに切り替わることがある（Ｔ　１　）　
、そして、まれに音声信号からフレーム同期信号と同じ
＠号が発生することがあり、同期モードから受信モート
に切り替わることかある（Ｔ２）、受信モードに替わる
と制御信号に左右されることなく自動的に、サブキャリ
ヤＭＳＫ信号中のダイヤル信号を所定のビット長分（Ｔ
２〜ＴＡ）バッファに格納する動作をなし、再びトーン
検出モードに切り替わる。

ここで、時刻Ｔ３て使用者か携帯電話機のダイヤルキー
を入力すると１時刻Ｔ５〜６の間携帯電話機から制御信
号としてのフレーム同期信号を送出されるが、接続装置
は時刻Ｔ２〜ＴＡの間受信モードなので、制御信号とし
てのフレーム同期信号を受信できず、受信ＮＧとなる。

すなわち、音声信号から発生するフレーム同期信号と同
じ信号を誤検出することにより、正しい制御信号を受信
できなくなるという問題かあった。

本発明は上記した問題点にかんがみてなされたものて、
通話中に制御信号を送信する場合に、通話中における音
声信号からフレーム同期信号に相当する信号を誤検出し
た場合であっても、確実に制御信号を受信できるコード
レス電話方式を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を遠戚するために、本発明は、電話回線に接続
された接続装置と、前記接続装置と無線回線を介して接
続される携帯電話機とにより構成され、前記接続装置と
前記携帯電話機との制御信号にサブキャリヤＭＳＫ信号
を使用し、前記サブキャリヤＭＳＫ信号相当する周波数
のトーンを検出する手段と、トーンの検出後またはトー
ン検出中にフレーム同期信号を検出する手段と、フレー
ム同期信号の検出後はサブキャリヤＭＳＫ信号を所定の
ビット長バッファに格納する手段と、格納後再びトーン
検出を行なう手段を有するコードレス電話方式において
。

前記接続装置または前記携帯電話機が通話中に制御信号
を送出する場合において、制御信号の送信前にある一定
時間該制御信号を無変調状態にする手段を有した構成と
しである。

そして好ましくは、一定時間制御信号を無変調状態にす
る手段が、音声信号および制御信号をそれぞれ遮断する
スイッチ手段で構成しである。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は１本発明の一実施例に係るコードレス電話方式
の構成を示すブロワつてある。

同図において、接続装置ｌは有線電話回線と接続される
入力端子７と、ハイブリッド２を介して入力端子７と各
々接続される無線部３および制御部４と、無線部３およ
び制御部４と接続されるトーン検出回路５とから構成さ
れる。

また、携帯電話機１０１は無線回線で接続装置１と接続
される無線部１０３と、無線部１０３とそれぞれ接続さ
れる制御部１０４．第一スイッチ１０６および第二スイ
ッチ１０７と、制御部１０４とそれぞれ接続されるキー
ボード１０５およびサブキャリヤＭＳＫ信号発生回路１
０８と、第一スイッチ１０６と接続されるハンドセット
１０２とから構成されている。

第２図は通話中の接続装置および携帯電話機における制
御信号の送信および受信動作を示すフローチャト、第３
図は同じく制御信号の送受信のタイミングを示すタイム
チャートである。

ここで、通話中の携帯電話機から接続装置への制御信号
の送信は、次のようにして行なわれる。

通話中は、第一スイッチ１０６がＯＮ、第二スイッチ１
０７がＯＦＦの状態で、使用者の音声かハンドセット１
０２で音声信号に変換され、第一スイッチを通り無線部
１０３で変調されアンテナ１０９より発信される０発信
された音声信号は接続装置のアンテナ６で受信され、無
線部３において復調される。復調された音声信号はハイ
ブリッド２を通り、入力端子７を介して有線電話回線に
送出される。

一方、音声信号は通話中においてもトーン検出回路５を
介して制御部４へ入力されている。第２図および第３図
に示すように、接続装置における制御信号の受信モード
は通常トーン検出モード（ステップ２０１）になってい
るか、音声信号からサブキャリヤＭＳＫ信号と同じ周波
数の信号（ｍ分）か発生すると、トーン検出回路５は音
声信号からトーンを検出（ステップ２０２）し、トーン
検出モートから同期モードに切り替わる（時刻ＴＩ、ス
テップ２０３）。さらに、まれにてはあるが、音声信号
からフレーム同期信号を検出（時刻Ｔ２、ステップ２０
４）すると、同期信号モートから受信モードに切り替わ
る（ステップ２０５）。

このように音声信号からフレーム同期信号を誤検出した
場合、使用者か時刻Ｔ３て携帯電話機のキーボード１０
５を押すと（ステップ２５１）。

第一スイッチをＯＦＦ　（ステップ２５２）Ｌ／、時刻
Ｔ４まで制御信号の発信を待つ（ステップ２５３）。こ
の場合、第二スイッチもＯＦＦの状態であるため、ある
一定時間（時刻Ｔ３〜Ｔ４）の間は制御信号は無変調状
態になる。

ここで「ある一定時間」とは、受信モード時間（Ｔ２〜
ＴＡ）からビット同期信号発信時間（Ｔ４〜Ｔ５）を引
いた値より長い時間であることが好ましい。

その後、時刻Ｔ４で第二スイッチをＯＮ（ステップ２５
４）Ｌ／、サブキャリヤＭＳＫ信号（主としてダイヤル
信号〉を無線部を介して接続装置へ送出する（ステップ
２５５）。

接続装置においては、時刻ＴＡて無変調状態のサブキャ
リヤＭＳＫ信号等におけるダイヤル信号を所定のビット
長受信（ステップ２０６）し、受信解析（ステップ２０
７）を行ない、接続装置の制御信号受信モードはトーン
検出モード（ステップ２０１）に切り替わる。

時刻ＴＡでは、携帯電話機はすでに制御信号（ビット同
期信号）を送信しているので、すぐにトーン検出回路で
検出され（ステップ２０２）、同期モード（ステップ２
０３）に切り替わる。

フレーム同期信号は携帯電話機から時刻ＴＡ以降（時刻
Ｔ５〜Ｔ６）に送信されるため、接続装置においてフレ
ーム同期信号を正しく受信できる。

このように、通話中に制御信号を送信する場合において
、制御信号の送信前に、送信信号と受信モードを合わせ
るために、ある一定時間制御信号を無変調状態にしてか
ら制御信号を送信すれば、正しい制御信号の受信直前に
音声信号から発生するフレーム同期信号と同じ信号を誤
検出しても、送信信号と受信モートとの間にずれを生ず
ることなく確実に制御信号を受信てきる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるのもではなく、
適宜変形実施か可能である。

たとえば上述した、制御信号の送信前に一定時間該制御
信号を無変調状態にする手段を接続装置側に設けること
も可能である。このようにすると、制御信号を接続装置
から携帯電話機へ確実に送信するとかできる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明のコードレス電話方式によ
れば１通話中に携帯電話機と接続装置の間で制御信号を
送信する場合において、制御信号を送信する前に、ある
一定時間制御信号を無変調状態にしてから制御信号を送
信することにより、接続装置において正しい制御信号の
受信直前に音声信号から発生するフレーム同期信号と同
じ信号を誤検出しても、確実に制御信号を受信できる効
果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るコードレス電話方式の
構成を示すブロック図、第２図は同じく通話中の制ｉｆ
信号の送信および受信動作を示すフローチャト、第３図
は同じく制御信号の送受信のタイミングを示すタイムチ
ャート、第４図は同じ〈従来のコードレス電話方式にお
ける通話中の制御信号の送信および受信動作を示すフロ
ーチャト、第５図は同じ〈従来の制御信号の送受信のタ
イミングを示すタイムチャートである。 １：接続装置　　　　３：無線部 ４：制御部　　　　　５：トーン検出回路６：有線電話
回線 １０１：携帯電話機　１０２　：ハンドセット１０３：
無線部　　　１０４：制御部 １０５：キーボード １０６二第−スイ・ンチ　１０７：第二スイ・フチ１０
８：サブキヤリヤ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電話回線に接続された接続装置と、前記接続装置
   と無線回線を介して接続される携帯電話機とにより構成
   され、前記接続装置と前記携帯電話機との制御信号にサ
   ブキャリヤＭＳＫ信号を使用し、前記サブキャリヤＭＳ
   Ｋ信号に相当する周波数のトーンを検出する手段と、ト
   ーンの検出後またはトーン検出中にフレーム同期信号を
   検出する手段と、フレーム同期信号検出後はサブキャリ
   ヤＭＳＫ信号を所定のビット長バッファに格納する手段
   と、格納後再びトーン検出を行なう手段を有するコード
   レス電話方式において、 前記接続装置または前記携帯電話機が通話中に制御信号
   を送出する場合において、制御信号の送信前に一定時間
   該制御信号を無変調状態にする手段を有することを特徴
   とするボタンコードレス電話方式。
2. （２）一定時間制御信号を無変調状態にする手段が、音
   声信号および制御信号をそれぞれ遮断するスイッチ手段
   である請求項１記載のコードレス電話方式。