JPH0320170A - トラクタ用変速装置 - Google Patents

トラクタ用変速装置

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Publication number
JPH0320170A
JPH0320170A JP1150822A JP15082289A JPH0320170A JP H0320170 A JPH0320170 A JP H0320170A JP 1150822 A JP1150822 A JP 1150822A JP 15082289 A JP15082289 A JP 15082289A JP H0320170 A JPH0320170 A JP H0320170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
hydraulic clutch
clutch
hydraulic
switching valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1150822A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yano
矢野 泰宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Technica Inc
Original Assignee
Fuji Technica Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Technica Inc filed Critical Fuji Technica Inc
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Publication of JPH0320170A publication Critical patent/JPH0320170A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、切換弁による液圧クラッチの選択操作で定ま
るギア比により動力回転の変速を行なうトラクタ用変速
装置に関する。
[従来の技術] 従来、前進12段、後進2段というような多段の変速機
能を有するトラクタ用変速装置にあっては、液圧クラッ
チと1対1に設けた切換弁の作動によるクラッチ選択で
ギア比を決めるようにしている。
第4図は、前進12段、後進2段の変速機能を有する変
速装置のギアトレインを示したもので、エンジンからの
動力回転が入力する第1軸1から動力を車輪側に取出す
第5軸5までの5軸を備え、ギア比の選択は液圧クラッ
チ1F,1R,2F,2R,4F,4R,5F,5Rの
8台を使用し、ギア61〜G16の16個の噛合いを選
ぶことで実現している。
更に、前進12段、後進2段の変速を行なうクラッチ選
択は、液圧クラッチ1F〜5Rに1対1に設けた切換弁
81〜B8により行なう。
そして、第5図に示すように各変速段の切換は、○印で
示す切換弁の作動とクラッチ選択によって行なわれる。
ここで、切換弁B5と液圧クラッチ4Fの間にモジュレ
ータバルブM1が設けられており、切換弁B5の開動作
に従って第6図に示すような特性のクラッチ液圧Pcを
液圧クラッチ4Fに供給するようにしている。即ち、モ
ジュレータバルブM1によれば、第6図に示すように切
換弁B5がクラッチ液圧の供給を開始(図中の時点to
)すると、モジュレータバルブM1から液圧クラッチ4
Fに供給されるクラッチ液圧Pcは非直線的に緩やかに
増加し始め、或る時点(図中の時点tm)で切換弁B5
の出力液圧Pmと等しい液圧に急上昇し、このような非
直線的な特性のクラッチ液圧により滑らかなクラッチ接
続を行なうことにより、滑らかな前進1速の発進を可能
にしている。尚、第5図のクラッチ選択の表中で、◎印
は液圧クラッチ4FがモジュレータバルブM1からの液
圧で作動することを示し、モジュレータバルブは、特開
昭63−26429号に示されたもの等が適用されてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながらこのような従来のトラクタ用変速装置にあ
っては、前進1速からの滑らかな加速を可能にするが、
それより上の変速段からの滑らかな発進を行なうことが
できない問題があった。即ち、トラクタを一般公道で運
転する等の場合には、前進1速から次第に上の変速段へ
シフト操作していくのは極めて煩雑であり、それよりも
上の変速段で発進する方が便利であるが、従来のトラク
タ用変速装置にあっては、高トルク高相対回転での上位
のシフトポジションではクラッチ容量が足りず、多板ク
ラッチの焼付けを起こす等の問題を招来し、又、夫々の
クラッチ容量を増加してこのような問題を解決しようと
すると、クラッチ板の数を増やさなければならないこと
から、装置が大型になる等の問題を生じる。
本発明は、このような課題に鑑みて成されたものであり
、前進1速ないし前進6速の間のいずれの変速段からで
も発進することができ運転操作性の向上を図ることがで
きるトラクタ用変速装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために本発明は、第1軸から
動力を車輪側に取出す第5軸までの5軸1. 2.  
3.  4. 5を備え、第1軸1には第1ギアctを
固着すると共に、第2ギアG2を有する第1液圧クラッ
チ1Fと第3ギアG3を有する第2液圧クラッチ1Rを
設け、第2軸2には第1ギアGlと噛合する第4ギアG
4を固着すると共に、第5ギアG5を有する第3液圧ク
ラッチ2F,第3ギアG3に噛合する第6ギアG6及び
該第6ギア6Gと一体回転する第7ギアG7を有する第
4液圧クラッチ2Rを設け、第3軸3には第5ギアG5
に噛合する第8ギアG8、第9ギアG9、第7ギアG7
に噛合する第10ギアGi11を設け、第4軸4には第
11ギアG11を固着すると共に、第9ギア69に噛合
する第12ギアG12を有する第5液圧クラッチ4F,
第10ギアG10に噛合する第13ギアG13を有する
第6液圧クラッチ4R及び第14ギアG14を設け、第
5軸5には第11ギアG11に噛合する第15ギアGl
5を有する第7液圧クラッチ5F,第14ギアG14に
噛合する第16ギアG16を有する第8液圧クラッチ5
Rを設け、更に、第1液圧クラッチ1Fを制御する第1
切換弁B1、第2液圧クラッチ1Rを制御する第2切換
弁B2、第3液圧クラッチ2Fを制御する第3切換弁B
3、第4液圧クラッチ2Rを制御する第4切換弁B4、
第−5液圧クラッチ4Fを制御する第5切換弁B5及び
第1のモジュレータバルブM1、第6液圧クラッチ4R
を制御する第6切換弁B6、第7液圧クラッチ5Fを制
御する第7切換弁B7及び第2のモジュレータバルブM
2、第8液圧クラッチ5Rを制御する第8切換弁B8を
備える。
そして、前進1速、2速又は3速の発進時には、上記第
1,第2.第3,第4液圧クラッチ1F,1R,2F,
2Rの制御に加えて第5.第7液圧クラッチ4F,5F
の制御をモジュレータバルブM1、M2を介して行ない
、前進4速、5速又は6速の発進時には、上記第1.第
2,第3,第4液圧クラッチ1F.1R.2F,2Hの
制御に加えて第7液圧クラッチ5Fの制御をモジュレー
タバルブM2を介して行なうこととした。
[作用] このような構造を有するトラクタ用変速装置にあっては
、前進1速ないし前進3速は第5,第7切換弁B5,B
7及び第1,第2のモジュレータバルブM1、M2の制
御により第5,第7液圧クラッチ4F,5Fを作動させ
るので、高トルク高相対回転を抑えて滑らか発進を行な
い、前進4速ないし前進6速は第7切換弁B7及び第2
のモジュレータバルブM2の制御により第7液圧クラッ
チ5Fを作動させるので、高トルク高相対回転を抑えて
滑らか発進を行なうことができ、この結果、前進1速な
いし前進6速の間のいずれの変速段からの発進でも多板
クラッチの焼付け等の問題を生ずることなく滑らかな発
進を可能にする。又、クラッチ容量を増加するためにク
ラッチ板を増やさなくて済む。
[実施例] 第1図は、前進12段、後進2段の変速機能を有する変
速装置のギアトレインを示したもので、エンジンからの
動力回転が入力する第1軸1から動力を車輪側に取出す
第5軸5までの5軸を備え、ギア比の選択は液圧クラッ
チ1F,  1R,  2F,2R.4F,4R,5F
,5Rの8台を使用し、ギアGl−GI6の16個の噛
合いを選ぶことで実現している。
更に、前進12段、後進2段の変速を行なうクラッチ選
択は、液圧クラッチ1F〜5Rに1対1に設けた切換弁
B1〜B8により行なう。
ここで、第5切換弁B5と第5液圧クラッチ4Fの間に
モジュレータバルブM1、第7切換弁B7と第7液圧ク
ラッチ5Fの間に第2のモジュレータバルブM2が夫々
設けられており、夫々の液圧クラッチ4F,5Fに対し
て切換弁B5.  BTの開動作に従って第6図に示す
ような特性のクラッチ液圧Pcを供給するようにしてい
る。
尚、切換弁B5とB7による液圧クラッチ4Fと5Fの
制御は互いに独立に行なうことができるが、いずれか一
方の切換弁が開動作するときはモジュレータバルブM1
、M2は同時に作動するように構成されている。
そして、第2図に示すように、各変速段の切換えは、○
印で示す切換弁の開動作とクラッチ選択によって行なわ
れる。尚、図中の◎印はモジュレータバルブM1,M2
が切換弁B5,B7と同時に作動することでクラッチ4
F,5Fが制御されることを示す。又、ギアトレインの
表中、括弧で囲うギア同士が噛合することを示す。前進
1速を代表して述べると、切換弁B2,B5,B7及び
モジュレータバルブM1、M2によって液圧クラッチ1
R.4F,5Fが作動することにより、ギアG3,G6
、ギアG1. GIO、ギアG9, G12、ギアG1
1,Gl5が夫々噛合して、前進1速のギア比を得るこ
とができる。
このような構成にすると、前進1速ないし前進3速から
の発進時には、モジュレータバルブM1及びM2の作用
による第6図に示した液圧が供給されることで、液圧ク
ラッチ4Fと5Fが滑らかに接続し、その結果、滑らか
な発進が可能となる。
前進4速ないし前進6速からの発進時には、第2のモジ
ュレータバルブM2の作用による第6図に示した液圧が
供給されることで、第7液圧クラッチ5Fが滑らかに接
続し、その結果、滑らかな発進が可能となる。
もし仮に、従来の様に第1のモジュレータバルブM1だ
けを設け、一方の第2のモジュレータバルブM2を設け
ない場合には、前進4速から前進6速までは不可能であ
るが、第6切換弁B6と第6液圧クラッチ4Rの間にモ
ジュレータバルブM3を設けた場合で仮定すると、第3
図中の点線の外側領域、即ち、高相対回転且つ高伝達ト
ルクでもって前進2速ないし前進6速(同図中、×印で
示す)のシフト動作が行なわれるので、多板クラッチ容
量の不足が問題となるが、一方この実施例によれば、ク
ラッチ容量の限界領域を示す上記点線の内側領域で前進
1速ないし前進6速(同図中、●印で示す)を行なうこ
とができることとなり、相対回転及び伝達トルクを抑制
することができて、多板クラッチの容量増加が必要なく
、しかも滑らかな発進が可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、前進1速ないし前
進6速の切換えに関わる液圧クラッチにモジュレータバ
ルブを介して液圧を供給するようにしたので、液圧クラ
ッチの限界範囲以内での相対回転及び伝達トルクで発進
することが可能となり、その結果、多板クラッチ容量を
増加することなく、滑らかな発進を前進1速ないし前進
6速のいずれの段からでも行なうことができ、運転性能
の向上をもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す説明図;第2図
は実施例における前進1.2段、後進2段のクラッチ選
択及びギアトレインを示した説明図;第3図は実施例に
おける前進1速ないし前進6速での相対回転数及び伝達
トルクの特性を示す説明図; 第4図は従来例の構成を示す説明図; 第5図は従来例におけるクラッチ選択及びギアトレイン
を示した説明図; 第6図はモジュレータバルブの特性を示す説明図である
。 1F,  1R,2F,  2R, 4F.4R,5F,5R;液圧クラッチ61〜616;
ギア 81〜B8;切換弁 M1、M2 .モジュレータバルブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1軸から動力を車輪側に取出す第5軸までの5軸(1
    、2、3、4、5)を備え、 第1軸(1)には第1ギア(G1)を固着すると共に、
    第2ギア(G2)を有する第1液圧クラッチ(1F)と
    第3ギア(G3)を有する第2液圧クラッチ(1R)を
    設け、 第2軸(2)には第1ギア(G1)と噛合する第4ギア
    (G4)を固着すると共に、第5ギア(G5)を有する
    第3液圧クラッチ(2F)、第3ギア(G3)に噛合す
    る第6ギア(G6)及び該第6ギア(G6)と一体回転
    する第7ギア(G7)を有する第4液圧クラッチ(2R
    )を設け、 第3軸(3)には第5ギア(G5)に噛合する第8ギア
    (G8)、第9ギア(G9)、第7ギア(G7)に噛合
    する第10ギア(G10)を設け、 第4軸(4)には第11ギア(G11)を固着すると共
    に、第9ギア(G9)に噛合する第12ギア(G12)
    を有する第5液圧クラッチ(4F)、第10ギア(G1
    0)に噛合する第13ギア(G13)を有する第6液圧
    クラッチ(4R)及び第14ギア(G14)を設け、 第5軸(5)には第11ギア(G11)に噛合する第1
    5ギア(G15)を有する第7液圧クラッチ(5F)、
    第14ギア(G14)に噛合する第16ギア(G16)
    を有する第8液圧クラッチ(5R)を設け、更に、第1
    液圧クラッチ(1F)を制御する第1切換弁(B1)、
    第2液圧クラッチ(1R)を制御する第2切換弁(B2
    )、第3液圧クラッチ(2F)を制御する第3切換弁(
    B3)、第4液圧クラッチ(2R)を制御する第4切換
    弁(B4)、第5液圧クラッチ(4F)を制御する第5
    切換弁(B5)、第6液圧クラッチ(4R)を制御する
    第6切換弁(B6)、第7液圧クラッチ(5F)を制御
    する第7切換弁(B7)、第8液圧クラッチ(5R)を
    制御する第8切換弁(B8)を設けたトラクタ用変速装
    置において、 前記第5切換弁(B5)と前記第5液圧クラッチ(4F
    )の間に第1のモジュレータバルブ(M1)を設けると
    共に、前記第7切換弁(B7)と前記第7液圧クラッチ
    (5F)の間に第2のモジュレータバルブ(M2)を設
    け、 前進1速、2速又は3速の発進時には、前記第1、第2
    、第3、第4液圧クラッチ(1F、1R、2F、2R)
    の制御に加えて前記第5、第7液圧クラッチ((4F、
    5F)の制御を第1、第2のモジュレータバルブ(M1
    、M2)を介して行ない、前進4速、5速又は6速の発
    進時には、上記第1、第2、第3、第4液圧クラッチ(
    1F、1R、2F、2R)の制御に加えて上記第7液圧
    クラッチ(5F)の制御を第2のモジュレータバルブ(
    M2)を介して行なうことを特徴とするトラクタ用変速
    装置。
JP1150822A 1989-06-14 1989-06-14 トラクタ用変速装置 Pending JPH0320170A (ja)

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