JPH032008A - 部品取り出し装置 - Google Patents

部品取り出し装置

Info

Publication number
JPH032008A
JPH032008A JP13767689A JP13767689A JPH032008A JP H032008 A JPH032008 A JP H032008A JP 13767689 A JP13767689 A JP 13767689A JP 13767689 A JP13767689 A JP 13767689A JP H032008 A JPH032008 A JP H032008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevating body
shaft
rack
guide member
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13767689A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Okamura
岡村 功雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EE I TEC KK
Original Assignee
EE I TEC KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EE I TEC KK filed Critical EE I TEC KK
Priority to JP13767689A priority Critical patent/JPH032008A/ja
Publication of JPH032008A publication Critical patent/JPH032008A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は装置の簡略化、コスト低減化を図ることのでき
る部品取り出し装置に関する。
(従来の技術) プラスチック成形金型内から成形品やランナーを取り出
す装置、その他電子部品などを取り出し、搬送する装置
などの部品取り出し装置には種々のものがある。
第5図は小型の部品取り出し装置の一例を示す。
同図に示す装置では、ガイドシャフト1上に昇降動自在
に設けた昇降体2に無端ベルト3を連結し、無端ベルト
3をモータにより正逆駆動させて昇降体2を昇降動しう
るようにし、昇降体2上にはキックシリンダ4によって
前後動しうるキックブロック5を設け、さらにキックブ
ロック5に、エアによって開閉しうるチャックを備えた
シリンダ機構からなるチャック装置6を設けている。ま
た、モータによって回転する無端ベルト7によってガイ
ドシャフト1を正逆回転させ、これによりチャック装置
6をガイドシャフトlを中心に旋回しうるようになって
いる。
したがって上記の部品取り出し装置では、例えば成形金
型内のスプルーを取り出す場合に、まず昇降体2を下降
させてチャック装置6を成形金型内に進入させ、次いで
キックシリンダ4を作動させてチャック装置6をスプル
一方向に前進させ、シリンダ機構からなるチャック装置
6によりスプルーを把持し、キックシリンダ4によりチ
ャック装置6を後退させ、次いで昇降体2と共にチャッ
ク装置6を上昇させてスプルーを成形金型上方に取り出
し、無端ベルト7を作動させてチャック装置6を成形金
型外方に旋回させて、この位置でスプルーを落下させる
という一連の動作によりスプルーを成形金型外に取り出
すことができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記部品取り出し装置では次のような問題
点がある。
すなわち、上記部品取り出し装置では、大損りなレール
上を走行する走行体に部品取り出し用のシリンダ装置を
取り付けた大型装置に比して小型に形成できるが、両無
端ベルト3.7を駆動するモータが2台必要になるし、
またモータとは全く駆動系を別個にするシリンダ装置2
基およびその駆動系や配管が必要となるので、装置が複
雑となり、またコスト高となる問題点がある。
さらに、2台のモータ、2基のシリンダ装置のシーケン
シャルな制御が複雑となる問題点を有する。
そこで本発明は上記問題点を解決すべくなされたもので
あり、その目的とするところは、駆動モータが1台でよ
く、装置が簡略化されて安価に提供しうると共に、電気
的な制御も簡略化される部品取り出し装置を提供するに
ある。
(課題を解決するための手段) 上記目的は本発明によれば次の構成により達成される。
すなわち、基台と、該基台に取り付けられた駆動モータ
と、該駆動モータによって回転する回転軸と、基台に設
けられたシャフトと、該シャフト上に昇降自在に設けら
れた第1の昇降体と、前記シャフトと平行に配設され、
伝達系を介して前記回転軸に連繋されて回転するねじ桿
と、前記第1の昇降体に移動自在に摺合されると共に、
前記ねじ環上に螺合され、ねじ桿の回転によりねじ環上
を昇降する第2の昇降体と、前記第1の昇降体に前記シ
ャフトと直交する方向に移動自在に設けられた第1のラ
ックと、前記第2の昇降体に前記ねじ桿と平行に設けら
れた第2のラックと、前記第1の昇降体に回転自在に軸
承され、前記第1および第2のラックに歯合するビニオ
ンと、前記第1のラックに連結され、第1のラックと連
動して移動する移動体と、該移動体と平行に、かつ移動
体と同方向に移動すべく前記第1の昇降体に支持された
ガイド部材と、該ガイド部材に設けられた支持部に固定
され、下端にチャック等の把持手段を有する把持装置と
、前記第1の昇降体を挟んでガイド部材上に固定され、
ガイド部材の動きを規制する第1のストッパ、および第
2のストッパと、前記ガイド部材側に設けた適宜部材と
前記移動体に配設された適宜部材との間に弾装され、移
動体を所定方向に付勢する第1のスプリングと、前記ガ
イド部材側に設けた適宜部材と前記移動体上に配設され
た適宜部材との間に弾装され、移動体を前記第1のスプ
リングとは逆方向に付勢する第2のスプリングと、前記
移動体がガイド部材に対して移動することにより、前記
把持装置の把持部での部品の把持もしくは解放を制御す
る制御手段と、前記第1の昇降体のシャフト上での下降
、上昇をそれぞれ規制する第3のストッパおよび第4の
ストッパとを具備することを特徴としている。
また、第1の昇降体にカムを、基台側に該カムが係合す
る螺旋状の案内部を設け、シャフトを回転軸と同軸に設
けて、第1の昇降体が上昇する際に、把持装置側をシャ
フトを中心に所定角度範囲内で旋回させるようにすると
好適である。
(作用) 作用について述べる。
駆動モータによって回転軸が回転し、これにより伝達系
を介してねじ桿が回転され、第2の昇降体が下降し、こ
れに伴って第1の昇降体が下降して、把持装置が例えば
成形金型内に進入する。
所定位置まで下降すると第1の昇降体は第3のストッパ
に当接して下降が停止されるが、第2の昇降体はなおも
下降する。したがって第2のラックによってピニオンが
回転され、第1のラック、および移動体が移動し、した
がってガイド部材および把持装置が同方向に移動し、把
持装置は取り出すべき部品方向に移動することとなる。
第2のストッパが第1の昇降体に当接するとガイド部材
、したがって把持装置の移動が停止され、第1のスプリ
ングが圧縮されて移動体がなおも同方向に移動する。
この移動体の移動により、例えばスイッチが投入されて
把持装置の例えばチャック部が閉じ、部品を把持する。
この時点で駆動モータが逆回転され、第2の昇降体が上
昇し、ピニオンが逆回転して移動体が逆の方向に移動し
、さらに各スプリングの作用により第1のストッパが第
1の昇降体に当接するまでガイド部材が前記と逆の方向
に移動し、したがって把持装置は部品を把持したまま、
例えば金型面から所定距離離れるまで移動する。
第2の昇降体がなおも上昇すると今度は第1の昇降体も
上昇し、したがって把持装置も部品を把持したまま上昇
する。
第1の昇降体が第4のストッパに当接するとその上昇が
停止され、第2の昇降体がなおも上昇すると、第2のラ
ック、ビニオン、第1のラックを介して、移動体が移動
する。その際第2のスプリングが圧縮される。この移動
体の移動により例えばスイッチが投入されて把持装置の
チャック部が開かれ、部品を例えばシュート上に落下さ
せて取り出すことができる。
なお、カム機構により把持装置をシャフトを中心として
旋回させれば、部品を所定の外方に取り出すことができ
る。
(実施例) 以下本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本発明に係る部品取り出し装置の全体の概略を
示す。
回において、10はコの字状をなす基台であり、該基台
10には、駆動モータ12が取り付けられている。11
は駆動モータ12によって回転される回転軸、13はシ
ャフトであり、回転軸11と同軸に、かつ支持台58を
回転自在に挿通して支持台58に支持されている。
シャフト13上にはブロック状の第1の昇降体14が昇
降動自在に配置されている。
15はシャフト13と平行に連結環16.17を介して
シャフト13に支持されたボールねじであり、このボー
ルねじ15上にはブロック状の第2の昇降体1日が、ボ
ールねじ15が回転することにより移動自在に螺合され
ている。
第1の昇降体14と第2の昇降体18とは相対的に上下
方向に移動自在に摺合されているが、第1の昇降体14
は、後述するラックとピニオンとの係合およびスプリン
グ機構の力のバランス等により、通常は第2の昇降体1
5に支持されているものであり、第2の昇降体15の昇
降動に対応して昇降動する。
またボールねじ15は、ベルト20により回転軸11の
回転が伝達されて回転する。
連結環16.17にはボールねじ15が遊挿され、これ
によりシャフト13とボールねじ15とが所定の距離を
保って連結されている。したがってボールねじ15は連
結環16.17と共にシャフト13を中心として旋回可
能である。
第1の昇降体14には、第2図および第3図から明確な
ように、シャフト13と直交する方向に第1のラック2
1が移動自在に設けられている。
図示の例では、第1のラック21は後記するガイドビン
26上にベアリング29.29を介して移動自在に設け
られている。なお第1のラック21は例えば第1の昇降
体14上面にアリ溝係合させることで移動自在にするこ
ともできる。
第1のラック21には、第1の昇降体14上面に設けた
軸受22に回転自在に支持されたビニオン23が歯合し
ている。また第2の昇降体18にはボールねじ15と平
行に第2のラック24が固定され、この第2のラック2
4には、上記のピニオン23と同軸上に固定されたビニ
オン25が歯合している。
26.27はガイド部材たるガイドビンであり、第1の
昇降体14を前記第1のラック21の移動方向と同一の
方向に移動自在に挿通している。28.29.30はベ
アリングである。
ガイドビン26.27の一端側は第1のストッパとなる
連結板31により連結され、また先端側にはほぼコの字
状をなす支持部たる支持板32が固定されている。この
支持板32には支持枠33がガイドビン26.27と垂
直になるよう固定され、この支持環33下端には第4図
に示すように把持装置としてのトグル式のチャック35
が固定されている。チャック35は2つのチャック片3
6.37が軸38によって軸着され、スプリング39に
よって通常はそのチャック部が閉じている状態に付勢さ
れている。チャック片36.37にはそれぞれトグルビ
ン40.41の一端が軸着され、またこの2つのトグル
ビン40.4工の他端の連結部には駆動環42の下端が
軸着されている。駆動環42が押し下げられて2つのト
グルビン40.41が伸長状態になると、チャ・ンク3
5のチャック部は開いた状態を維持する。
駆動環42上部は第2図から明確なように前記コの字状
の支持板32を移動自在に挿通し、また支持板32内に
位置する部位に所定間隔をおいて押圧用の駒43.44
が固定されている。
またガイドビン27上には、第1の昇降体14壁面と支
持板32壁面との間に弾装される第3のスプリング45
が装着されている。
次に47は移動体たるロッドであり、一端において連結
体48を介して第1のラック21に連結されて、第1の
昇降体14、連結板31および支持板32を移動自在に
挿通して、第1のラック21と動きを共にする。
ロッド47の連結板31、支持板32を挿通する部位は
所定範囲に亘って細径部に形成され、この各々の細径部
上には受はワ・ソシャ49.50がそれぞれ移動自在に
配置されると共に、各々の細径部上には、受はワッシャ
49と連結板31壁面との間、受はワッシャ50と支持
板32壁面との間にそれぞれ第1のスプリング51、第
2のスプリング52が弾装されている。
この2つのスプリングのうち少なくとも第1のスプリン
グ51は、ガイドピン27上に弾装されている前記第3
のスプリング45よりはその弾性力が大となるように設
定されている。
54はL字状をなすレバーであり、屈曲部において支持
板32内に延出しているガイドピン27先端に回動自在
に軸着され、一端がロッド47先端に回動自在に軸着さ
れ、他端が駆動環42に固定した駒43.44の間に伸
びている。したがってロッド47がガイドピン27に対
して移動することによってレバー53が回動され、レバ
ー先端が対応する駒43.44を押圧して駆動環42が
昇降する。
54はガイドピン26上に設けられた第2のストッパで
あり、該第2のストッパ54が第1の昇降体14壁面に
当接することによってガイドピン26の第2図上左方へ
の移動を規制する。
また、前記シャフト13上の所定位置にも、第1の昇降
体14の下降を規制する第3のストッパ55、上昇を規
制する第4のストッパ56(第1図)が設けられている
次に、57はカム筒であり、第1図に示すように、基台
10に固定されて、シャフト13を回転自在に支持する
支持台58下面に設けられており、その外周面には案内
部たる略180°の回転角を有する螺旋状のカム溝59
が形成されている。このカム溝59には、第1の昇降体
14から上方に延出するアーム60端部に形成されたカ
ム61が、第1の昇降体14が所定位置まで上昇された
際にカム溝59に係合し、カム溝59に規制されて、シ
ャフト13を中心として、第1の昇降体14、第2の昇
降体18、ボールねじ15、チャック35等が略180
°の範囲で旋回可能となっている。
なお図示しないがカム筒57の下方には直線状のレール
が配設されて、カム61が該レールに案内されることに
よって第1の昇降体14等は非旋回状態で昇降動する。
続いて上記実施例の取り出し装置の動作について説明す
る。
取り出し装置は、例えばプラスチックのスプルーを取り
出す場合には、成形金型の所定位置に取り付けられる。
初期の状態において、チャック35のチャック部はトグ
ルピン40.41が伸長状態にあることで開いた状態に
維持されている。
まず、駆動モータ12が駆動されると回転軸11が軸線
を中心として回転され、ベルト20により回転が伝達さ
れてボールねじ15が回転し、これにより第2の昇降体
18が下降する。
第1の昇降体14は、第3のスプリング45、支持板3
2、連結板31、第1のスプリング51、第2のスプリ
ング52、ロッド47、連結体48、第1のラック21
、ピニオン23、ピニオン25、第2のラック24等を
介して第2の昇降体18に支持されているので、第2の
昇降体18の下降に伴って下降し、したがってチャック
35も下降して成形金型内に進入する。
第1の昇降体14は第3のストッパ55に衝止すること
によってその下降が停止されるが、第2の昇降体18は
ボールねじ15が回転することによってなおも下降する
。したがって第2のランク24もさらに下降し、これに
歯合するピニオン25が回転され、これと同軸のピニオ
ン23も第2図上左方向に回転されて、第1のラック2
1が矢Y方向に移動する。
第1のラック21が矢Y方向に移動するとロッド47も
同方向に移動し、第1のスプリング51を圧縮しようと
するが、第3のスプリング45の方が第1のスプリング
51の弾発力よりも弱く設定されているので、まず第3
のスプリング45が圧縮され、したがって、ロッド47
と共にガイドピン26.27、支持板32、チャック3
5が同方向に移動し、第2のストッパ54が第1の昇降
体14に当接する。この位置でチャック35は例えばス
プルーの取り出し位置まで移動している。
次いでなおも第2の昇降体18が下降すると、もはやガ
イドビン26.27は移動しないから、今度は第1のス
プリング5Iが圧縮されて、ロッド47がガイドピン2
6.27に対してさらに同方向に移動される。これによ
り、レバー53が第2図上反時計方向に回動され、レバ
ー53が駒44を上方に押圧して駆動環42が上昇され
る。これによりトグルビン40.41の伸長状態が解除
され、スプリング39の付勢力によりチャック35のチ
ャック部が閉じてスプルーを挟持するものとなる。
この位置で第2の昇降体18が図示しないリミットスイ
ッチを投入し、駆動モータ12が逆駆動される。
したがって第2の昇降体18が上昇され、ビニオン23
が前記とは逆方向に回転されて、第1のラック21、ロ
ッド47が矢Yとは逆方向に移動され、また前記把持動
作の際に圧縮された第3のスプリング45、第1のスプ
リング51が伸長するから、第1のラック21、ガイド
ビン26.27、支持板32、チャック35等は第2図
図示の位置まで移動し、スプルーは金型面から離反した
位置まで搬送される。
この状態でなおもボールねじ15が逆回転されると第2
の昇降体18と共に第1の昇降体14、したがってチャ
ック35がスプルーを把持したまま上昇し、カム61が
カム溝59に係合すると、該カム溝59に規制されて第
1の昇降体14、したがってチャック35がポールねじ
15側と共にシャフト13を中心として略180°旋回
され、チャック35は スプルー放出位置に至る。
ここで第1の昇降体14が第4のストッパ56に当接し
、その上動が規制され、−力筒2の昇降体18はなおも
上昇するから、第2のラック24によりビニオン25、
ビニオン23が第2図の矢X方向とは逆方向に回転され
、第1のラック21したがってロッド47が第2図上右
方に移動されてレバー53が第2図上時計方向に回動さ
れ、駆動環42が押し下げられてトグルピン40.41
を伸長させ、チャック35を開くので、スプルーが下方
に落下されるのである。
チャック35はトグルビン40.41が伸長状態にある
から、開放状態を維持する。こうして部品取り出しの1
サイクルが終了する。
上記実施例ではガイドビンは2本で示したが、軸線を中
心として回転しなければよく、例えば第1の昇降体14
にスプライン係合させるなどすれば1本でもよい。
またチャック35は例えば電磁チャックを用い、この電
磁チャックの開閉を、前記ロッド47の左右動に対応し
て投入されるスイッチによって行うようにすることもで
きる。
また把持装置はチャック式のものでな(、エアによる吸
引式のものであってもよい。この場合には電磁弁をロッ
ド47の左右動に対応して制御すればよい。
なお上記実施例では、把持装置をシャツ)13を中心と
して旋回できるようにしたが、必ずしも旋回動させなく
ともよい。この場合には回転軸11とシャフト13とは
同軸でなくともよい。
さらに、第3のスプリング45も必ずしも必要としない
。この場合、第1の昇降体14側が第2の昇降体18に
対して自重により下降するが、これによりビニオン23
が第2図上反時計方向に回転し、第1のラック21、ロ
ッド47、ガイドビン26.27が、第1のストッパで
ある連結板31が第1の昇降体14に当接するまで右方
に移動する。ロッド47はなおも右方に移動しようとす
るが、第2のスプリング52と均衡する位置で停止する
ことになる。
また上記実施例では第2のストッパ54をガイドピン2
6上に設けたが、第1のラック21を第1の昇降体重4
上にアリ溝係合させて移動するように設定し、支持板3
2を第1の昇降体14に当接させるようにして、支持板
32を第2のストッパとして兼用させることもできる。
以上、本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発
明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るの
はもちろんのことである。
(発明の効果) 以上のように本発明に係る部品取り出し装置によれば、
1台の駆動モータの作動により、機械的部材を介してチ
ャックの昇降動、前後動、さらには旋回動もさせること
ができ、またロッドの左動、中立、右動も機械的にモー
タの駆動により行え、これによりチャック等の把持装置
を制御できるので、装置が簡略になり、安価に提供でき
るし、また制御もほとんど駆動モータの正逆駆動を制御
するだけでよいから簡単に、したがって正確に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は部品取り出し装置の概略正面図、第2図はその
要部を示す断面図、第3図は横断平面図、第4図はチャ
ックの正面図を示す。 第5図は従来の部品取り出し装置の説明図である。 10・・・基台、  11・・・回転軸、12・・・駆
動モータ、  13・・・シャフト、14・・・第1の
昇降体、15・・・ボールねじ、16・・・ベルト、 
 18・・・第2の昇降体、21・・・第1のランク、
  23.25・・・ガイドビン、 31・・・連結板
、 32・・・支持板、 35・・・チャック、 45
・・・第3のスプリング、 47・・・ロッド、 51
・・・第1のスプリング、 52・・・第2のスプリン
グ、  53・・・レバー  55・・・第3のストッ
パ、  56・・・第4のストッパ、59・・・カム溝
、  61・・・カム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基台と、 該基台に取り付けられた駆動モータと、 該駆動モータによって回転する回転軸と、 基台に設けられたシャフトと、 該シャフト上に昇降自在に設けられた第1の昇降体と、 前記シャフトと平行に配設され、伝達系を介して前記回
    転軸に連繋されて回転するねじ桿と、 前記第1の昇降体に移動自在に摺合されると共に、前記
    ねじ桿上に螺合され、ねじ桿の回転によりねじ桿上を昇
    降する第2の昇降体と、 前記第1の昇降体に前記シャフトと直交する方向に移動
    自在に設けられた第1のラックと、 前記第2の昇降体に前記ねじ桿と平行に設けられた第2
    のラックと、 前記第1の昇降体に回転自在に軸承され、 前記第1および第2のラックに歯合するピニオンと、 前記第1のラックに連結され、第1のラックと連動して
    移動する移動体と、 該移動体と平行に、かつ移動体と同方向に移動すべく前
    記第1の昇降体に支持されたガイド部材と、 該ガイド部材に設けられた支持部に固定され、下端にチ
    ャック等の把持手段を有する把持装置と、 前記第1の昇降体を挟んでガイド部材上に固定され、ガ
    イド部材の動きを規制する第1のストッパ、および第2
    のストッパと、 前記ガイド部材側に設けた適宜部材と前記移動体上に配
    設された適宜部材との間に弾装され、移動体を所定方向
    に付勢する第1のスプリングと、 前記ガイド部材側に設けた適宜部材と前記移動体上に配
    設された適宜部材との間に弾装され、移動体を前記第1
    のスプリングとは逆方向に付勢する第2のスプリングと
    、 前記移動体がガイド部材に対して移動することにより、
    前記把持装置の把持部での部品の把持もしくは解放を制
    御する制御手段と、前記第1の昇降体のシャフト上での
    下降、 上昇をそれぞれ規制する第3のストッパおよび第4のス
    トッパと を具備することを特徴とする部品取り出し装置。 2、前記第1の昇降体に設けたカムと、前記基台上部に
    設けられ、第1の昇降体が上昇する際に前記カムが係合
    して、第1の昇降体、第2の昇降体、ねじ桿、把持装置
    を前記シャフトの回りに略所定角度範囲内で旋回させる
    螺旋状の案内部とを具備し、前記シャフトが回転軸と同
    軸に設けられていることを特徴とする請求項1記載の部
    品取り出し装置。
JP13767689A 1989-05-31 1989-05-31 部品取り出し装置 Pending JPH032008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13767689A JPH032008A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 部品取り出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13767689A JPH032008A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 部品取り出し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH032008A true JPH032008A (ja) 1991-01-08

Family

ID=15204214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13767689A Pending JPH032008A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 部品取り出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH032008A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111452313A (zh) * 2019-01-18 2020-07-28 恩格尔奥地利有限公司 塑化单元和注塑机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111452313A (zh) * 2019-01-18 2020-07-28 恩格尔奥地利有限公司 塑化单元和注塑机
CN111452313B (zh) * 2019-01-18 2021-12-10 恩格尔奥地利有限公司 塑化单元和注塑机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5346351A (en) Postal robot
US3051327A (en) Automatic manipulator apparatus
US4415305A (en) Handling apparatus
JPH032008A (ja) 部品取り出し装置
US3270487A (en) Multi-unit bottle set-up machine
JP2022101793A (ja) ハンド装置および物品移送装置
US4096536A (en) Device for gripping and translating a cassette in tape
CN106409569B (zh) 限位开关头部组装机
CN108067537A (zh) 一种切边机
CN210175188U (zh) 一种物料排列装置
EP1295840B1 (en) Linear capper and capping method
CN108657811A (zh) 一种料盘自动输送装置
CN101352288A (zh) 电动升降橱柜
CN207839732U (zh) 一种切边机
JPS6246316B2 (ja)
CN109989697A (zh) 全自动开闭门设备
KR20090080936A (ko) 2개의 클램프를 형성하는 3개의 조를 구비한 그리퍼
CN218142343U (zh) 一种灭菌剂生产加工的打包装置
CN220097420U (zh) 一种机械抓手
CN220011257U (zh) 一种手套夹取及传送机构
CN215090302U (zh) 应用于冲压模模内机械手移载装置
JPH0776302A (ja) 包装物の箱詰め装置
NO135156B (ja)
JPS583670Y2 (ja) ワ−ク搬入搬出装置
SU1516431A1 (ru) Устройство дл подачи изделий в вертикальный накопитель