JPH0320083A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH0320083A JPH0320083A JP1155426A JP15542689A JPH0320083A JP H0320083 A JPH0320083 A JP H0320083A JP 1155426 A JP1155426 A JP 1155426A JP 15542689 A JP15542689 A JP 15542689A JP H0320083 A JPH0320083 A JP H0320083A
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Links
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Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は半導体装置の装置構造に関するもので、特に高
機能を有するMID(金属絶縁膜半導体)、MO8(金
属酸化膜半導体)の装置構造に関するものである。
機能を有するMID(金属絶縁膜半導体)、MO8(金
属酸化膜半導体)の装置構造に関するものである。
従来の技術
半導体素子(装置)、とりわけMOS}ランジスタを用
いた装置では、システムの高機能化、大容量化から1す
ます微細化と高速化が要求されている。その結果1μm
以下の寸法を有する素子も実用化されている。しかし素
子構造は従来のまlではなく、新たな構造や、より複雑
な製造工程が採用されている。
いた装置では、システムの高機能化、大容量化から1す
ます微細化と高速化が要求されている。その結果1μm
以下の寸法を有する素子も実用化されている。しかし素
子構造は従来のまlではなく、新たな構造や、より複雑
な製造工程が採用されている。
例えば、微細化に伴い、ゲート酸化膜を薄くする必要が
あるが、その結果チャネル付近の不純物濃度は高くなる
。分離領域の微細化にょυ基板(あるいはウェル)の濃
度も上昇する。これらのことからドレイン近傍のPN接
合付近では、大きな電界が発生し、その電界により生じ
たホットキャリア(大きなエネルギーを持った荷電粒子
、多くの場合は電子なのでホットエレクトロント呼フ事
が多い)がゲート酸化膜に飛び込みゲート酸化膜のTD
DB(時間に依存した破壊,急激な破壊ではなく徐々に
劣化する現象)が発生する。
あるが、その結果チャネル付近の不純物濃度は高くなる
。分離領域の微細化にょυ基板(あるいはウェル)の濃
度も上昇する。これらのことからドレイン近傍のPN接
合付近では、大きな電界が発生し、その電界により生じ
たホットキャリア(大きなエネルギーを持った荷電粒子
、多くの場合は電子なのでホットエレクトロント呼フ事
が多い)がゲート酸化膜に飛び込みゲート酸化膜のTD
DB(時間に依存した破壊,急激な破壊ではなく徐々に
劣化する現象)が発生する。
第2図に従来例のトランジスタ構造を示す。
基板(N型)1′にPウェA/2’が形成され、ゲート
電極5とソース●ドレインeからなるトランジスタが形
戒されている。配線8は、コンタクトホール9を介して
トランジスタと接続されている。
電極5とソース●ドレインeからなるトランジスタが形
戒されている。配線8は、コンタクトホール9を介して
トランジスタと接続されている。
発明が解決しようとする課題
素子の微細化のみでは限界が近いので、素子の機能の向
上をはかる必要がある。例えばこれまでのMOS}ラン
ジスタは、ONかOFFの2値( 1BIT)の情報し
か持ち得なかったが多値論理が可能になれば1つのトラ
ンジスタでこれまでのトランジスタの2〜3つ分の働き
をさせられるので実効的に素子面積の減少がはかれる。
上をはかる必要がある。例えばこれまでのMOS}ラン
ジスタは、ONかOFFの2値( 1BIT)の情報し
か持ち得なかったが多値論理が可能になれば1つのトラ
ンジスタでこれまでのトランジスタの2〜3つ分の働き
をさせられるので実効的に素子面積の減少がはかれる。
課題を解決するための手段
通常MOS}ランジヌタは、ドレインに電流が流れるか
流れないかという2つの状態しかない。
流れないかという2つの状態しかない。
その2つの状態を区別しているのが、ゲート電圧である
。しきい値と呼ばれるある電圧以上にゲート電圧がなっ
ていればドレインに電流が流れ、そのしきい値以下であ
ればドレインに電流は流れない。もしこのしきい値が、
2つの値を取り得れば3つの状態を表示できる。
。しきい値と呼ばれるある電圧以上にゲート電圧がなっ
ていればドレインに電流が流れ、そのしきい値以下であ
ればドレインに電流は流れない。もしこのしきい値が、
2つの値を取り得れば3つの状態を表示できる。
トランジスタのしきい値には、基板バイアス効果(基板
のバイアスによってしきい値が変化する現象)が知られ
ている。通常トランジスタの基板(あるいはウェ/L/
)はソースと同じ電位になるが1つずつのトランジスタ
を単独のウェルの中に置けばその基板電位は自由に電位
を設定できる。すなわち基板にある電位をかける場合と
かけない場合で、しきい値が2つの値をとる事ができる
。
のバイアスによってしきい値が変化する現象)が知られ
ている。通常トランジスタの基板(あるいはウェ/L/
)はソースと同じ電位になるが1つずつのトランジスタ
を単独のウェルの中に置けばその基板電位は自由に電位
を設定できる。すなわち基板にある電位をかける場合と
かけない場合で、しきい値が2つの値をとる事ができる
。
第3図にしきいf11が基板バイアスによって変わる様
子を示す。第3図では、基板バイアスがないときはしき
い値は、かよそ0.7vであり、基板バイアスがかかっ
た状態では、およそ2.8vになっている。従って仮に
、ゲートに2vの電位がかかっていても基板バイアスが
あれば、ドレイン電流は流れない。
子を示す。第3図では、基板バイアスがないときはしき
い値は、かよそ0.7vであり、基板バイアスがかかっ
た状態では、およそ2.8vになっている。従って仮に
、ゲートに2vの電位がかかっていても基板バイアスが
あれば、ドレイン電流は流れない。
以上を1とめると次の第1表のように女る。
第 1 表
作 用
基板バイアスの有無によってしきい値が2つの値をとる
ので、1つのトランジスタで3つの状態を表わすことが
できる。情報量としては、従来の1.6倍に相当する。
ので、1つのトランジスタで3つの状態を表わすことが
できる。情報量としては、従来の1.6倍に相当する。
その分単位面積あたりの情報量が増大する。
実施例
トランジスタそのものの構造としては、従来と同じであ
る。従来でもソース電位が基板(ウェlv)と異なる場
合は、基板バイアス効果を抑制するために1つのトラン
ジスタでも1つのウェルに入れて、ソースと基板(ウェ
lv)電位を同じにしている。ただしそのような配置で
は集積度が低下するため普通は1つのウェルにできるだ
け多くのトランジスタを配置しウェルの電位も頻繁には
取らない。本発明では、必ず1つのウヱル内に1つのト
ランジスタを配置し、ソース電位と基板(ウェtV)電
位を別々に取り出す。入出力やその他の周辺回路などで
は、従来通りでかまわない。
る。従来でもソース電位が基板(ウェlv)と異なる場
合は、基板バイアス効果を抑制するために1つのトラン
ジスタでも1つのウェルに入れて、ソースと基板(ウェ
lv)電位を同じにしている。ただしそのような配置で
は集積度が低下するため普通は1つのウェルにできるだ
け多くのトランジスタを配置しウェルの電位も頻繁には
取らない。本発明では、必ず1つのウヱル内に1つのト
ランジスタを配置し、ソース電位と基板(ウェtV)電
位を別々に取り出す。入出力やその他の周辺回路などで
は、従来通りでかまわない。
本発明はN型トランジスタまたはP型トランジスタのみ
を形成する場合には1つたく問題なく配置のみで実施可
能である。しかしCMOS(相浦型MOS,PbよびN
型のトランジスタが同時に用いられる)トランジスタの
場合にはその筐1では不可能である。
を形成する場合には1つたく問題なく配置のみで実施可
能である。しかしCMOS(相浦型MOS,PbよびN
型のトランジスタが同時に用いられる)トランジスタの
場合にはその筐1では不可能である。
CMOS回路で基板バイアスをトランジスタ毎に設定す
るためには、ウェルの中にウエルをつくる必要が生ずる
。ここでは大きなウエル(外側のウェ/L/)を深いウ
ェルと呼び(深さは3μ喝度)、トランジスタ毎に設け
られた小さなウェ/L/(深さは1μm程度)を浅いウ
ェルと呼ぶことにする。
るためには、ウェルの中にウエルをつくる必要が生ずる
。ここでは大きなウエル(外側のウェ/L/)を深いウ
ェルと呼び(深さは3μ喝度)、トランジスタ毎に設け
られた小さなウェ/L/(深さは1μm程度)を浅いウ
ェルと呼ぶことにする。
M@vにも達する高エネルギーのイオン注入が可能にな
っているので、深いウェルの中に浅いウェルを形成する
ことは可能である。深いウェルの形成方法は、従来のウ
ェルの形成方法と同じでよく、浅いウェルは、高加速イ
オン注入によりそのウェルの中にそれぞれ形成する。そ
の場合深,いウェルと同電型のウェ1v(深いPウェル
の場合浅いPウェノレが相当)は、実際にはトランジス
タがつくられる事はなく、トランジスタ間の分離を形成
している。この様子を第4図に示す。第4図では、P型
基板につくられた太い実線に囲まれた深いNウェ)v
13 (まわりは深いPウェ/L/)の中に、浅いPウ
ェIv12と浅いNウェ〃11が形成されている。浅い
Nウェルは浅いPウェル中のN型トランジスタの分離に
使われている。逆にP型基板の中では、浅いPウヱルは
浅いNウェル中につくられたP型トランジスタの分離に
用いられている。
っているので、深いウェルの中に浅いウェルを形成する
ことは可能である。深いウェルの形成方法は、従来のウ
ェルの形成方法と同じでよく、浅いウェルは、高加速イ
オン注入によりそのウェルの中にそれぞれ形成する。そ
の場合深,いウェルと同電型のウェ1v(深いPウェル
の場合浅いPウェノレが相当)は、実際にはトランジス
タがつくられる事はなく、トランジスタ間の分離を形成
している。この様子を第4図に示す。第4図では、P型
基板につくられた太い実線に囲まれた深いNウェ)v
13 (まわりは深いPウェ/L/)の中に、浅いPウ
ェIv12と浅いNウェ〃11が形成されている。浅い
Nウェルは浅いPウェル中のN型トランジスタの分離に
使われている。逆にP型基板の中では、浅いPウヱルは
浅いNウェル中につくられたP型トランジスタの分離に
用いられている。
第1図に本発明のトランジスタ構造を示す。
基板(P型)1に深いNウェ/I/2が形成され、その
内部に、浅いPウエ/I/3と浅いNウエ1v4が形威
されている。浅いNウェlv4は、浅いPウェル3内に
つくられたN型トランジスタの分曙をしている。N型ト
ランジスタは、ゲート電極6とソース●ドレイン6から
なり、配線8は、コンタクトホーA/9を介してトラン
ジスタと接続されている。
内部に、浅いPウエ/I/3と浅いNウエ1v4が形威
されている。浅いNウェlv4は、浅いPウェル3内に
つくられたN型トランジスタの分曙をしている。N型ト
ランジスタは、ゲート電極6とソース●ドレイン6から
なり、配線8は、コンタクトホーA/9を介してトラン
ジスタと接続されている。
このトランジスタでは通常用いられるチャネルストッパ
ー層のかわりに浅いNウェpが使われているためトヲン
ジスタ製造工程は、マスク1枚程度の増加で済むため、
ほとんど変わらない。また実施例では、N型トランジス
タについて説明したが、P型トランジスタの場合も1つ
たく同様に適用できる。
ー層のかわりに浅いNウェpが使われているためトヲン
ジスタ製造工程は、マスク1枚程度の増加で済むため、
ほとんど変わらない。また実施例では、N型トランジス
タについて説明したが、P型トランジスタの場合も1つ
たく同様に適用できる。
トランジスタ毎に基板バイアスを任意に設定できる利点
は、このような多値論理ばかりでなく、次Oような応用
がある。
は、このような多値論理ばかりでなく、次Oような応用
がある。
0)最適のしきい値電圧を基板バイアスによって調整す
る。特にN型,P型のトランジスタのパヲンス調整が必
要な回路には有利である。
る。特にN型,P型のトランジスタのパヲンス調整が必
要な回路には有利である。
@)基板バイアスがあることにより、トランジスタ間の
分離がより低い不純物濃度で可能になる。
分離がより低い不純物濃度で可能になる。
発明の効果
素子の微細化のみでは限界が近く、素子の機能の向上を
はかる必要があるが、本発明の素子構造では多値論理が
可能になるので1つのトランジスタでこれ筐でのトラン
ジスタの2つ分の働きをさせられる。その結果実効的に
素子面積の減少がはかれる。筐た回路の最適化がはかれ
る。
はかる必要があるが、本発明の素子構造では多値論理が
可能になるので1つのトランジスタでこれ筐でのトラン
ジスタの2つ分の働きをさせられる。その結果実効的に
素子面積の減少がはかれる。筐た回路の最適化がはかれ
る。
第1図は本発明の一実施例を説明するための平面図,断
面図、第2図は従来例を説明するための平面図,断面図
、第3図はドレイン電流の基板バイアス,ゲート電圧依
存性を説明するための特性図、第4図は本発明の配置例
を説明する図である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・深いNウェル、3
・・・・・・浅いPウェル、4・・・・・・浅いNウェ
ル、6・・・・・・ゲート電極、6・・・−・−ソーヌ
●ドレイン、8・・・・・・配線。
面図、第2図は従来例を説明するための平面図,断面図
、第3図はドレイン電流の基板バイアス,ゲート電圧依
存性を説明するための特性図、第4図は本発明の配置例
を説明する図である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・深いNウェル、3
・・・・・・浅いPウェル、4・・・・・・浅いNウェ
ル、6・・・・・・ゲート電極、6・・・−・−ソーヌ
●ドレイン、8・・・・・・配線。
Claims (1)
- 金属絶縁膜半導体において、1導電型の1つのトランジ
スタ毎に1つの別の導電型を有する浅いウェルが形成さ
れ、前記別の導電型を有する浅いウェルは、前記トラン
ジスタと同じ導電型の浅いウェルで分離され、前記別の
導電型を有する浅いウェルは、必ず電位を取り出す端子
を有し、その端子は前記トランジスタのソースとは、異
なる配線に依って接続されていることを特徴とする半導
体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1155426A JPH0320083A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1155426A JPH0320083A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0320083A true JPH0320083A (ja) | 1991-01-29 |
Family
ID=15605752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1155426A Pending JPH0320083A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0320083A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100283839B1 (ko) * | 1995-06-06 | 2001-04-02 | 니시무로 타이죠 | 반도체집적회로장치 |
-
1989
- 1989-06-16 JP JP1155426A patent/JPH0320083A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100283839B1 (ko) * | 1995-06-06 | 2001-04-02 | 니시무로 타이죠 | 반도체집적회로장치 |
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