JPH03199920A - 光―変位トランスデューサおよびセンサ - Google Patents

光―変位トランスデューサおよびセンサ

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JPH03199920A
JPH03199920A JP33940189A JP33940189A JPH03199920A JP H03199920 A JPH03199920 A JP H03199920A JP 33940189 A JP33940189 A JP 33940189A JP 33940189 A JP33940189 A JP 33940189A JP H03199920 A JPH03199920 A JP H03199920A
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JP
Japan
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light
displacement
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thickness
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JP33940189A
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Noriyoshi Nanba
憲良 南波
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、光−変位トランスデユーサおよびこれを用い
て変位や、応力ないし圧力を検知するセンサに関する。
〈従来の技術〉 従来、光−変位トランスデユーサの1例としての応力な
いし圧力センサとしては、単結晶ないし多結晶St等の
半導体を用い、そのひずみによる抵抗変化(ピエゾ抵抗
効果)を利用した半導体センサ、水晶振動子の圧電効果
や光弾性効果などを利用したクォーツセンサ、 光ファイバの変形による電機光の位相の変化を利用した
光フアイバセンサ等が知られている。
また、変位センサとしては、ホール素子、磁気抵抗素子
などの半導体を応用した半導体センサ、 磁性体の磁性を利用した磁性体センサ、光ファイバの受
光強度を利用した光フアイバセンサなどが知られている
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、従来のこれらセンサでは、光−変位変換材料の
構造が複雑であり、量産性、コストの点で未だ不十分で
あり、微小変位の検知に際し、精度が低い等の欠点があ
る。
本発明の主たる目的は、構成が簡易で、微小変位に精度
よく追随できる新規な光−変位トランスデユーサおよび
変位センサや、応力あるいは圧力センサを提供すること
にある。
く課題を解決するための手段〉 このような目的は、下記(1)〜(5)の本発明によっ
て達成される。
(1)吸収層と反射層との間に弾性体層を設け、前記弾
性体層の膜厚変化によって反射光の光学特性が変化する
ように構成したことを特徴とする光−変位トランスデユ
ーサ。
(2)基板上に吸収層、弾性体層および反射層をこの順
に設層し、照射光の前記基板を通しての光反射率が変化
するように構成した上記(1)に記載の光−変位トラン
スデユーサ。
(3)前記吸収層が色素層である上記(1)または(2
)に記載の光−変位トランスデユーサ。
(4)上記(1)ないしく3)のいずれかに記載の光−
変位トランスデユーサにより変位を検出するように構成
したセンサ。
(5)上記(1)ないしく3)のいずれかに記載の光−
変位トランスデユーサにより応力または圧力を検出する
ように構成したセンサ。
〈作用〉 本発明のトランスデユーサおよびセンサは、塗布等によ
って形成した積層膜を光−変位変換材料としており、そ
の構成はきわめて簡易なものとなる。
そして、積層膜を構成する吸収層と反射層との間に弾性
体層を設け、その膜厚変化を反射光の光反射率や位相変
化に変換するので、微小な変位に追随することができる
〈具体的構成〉 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明の光−変位トランスデユーサは、吸収層と反射層
との間に弾性体層を介在させたものである。
本発明の光−変位トランスデユーサの1例が第1図に示
される。
第1図に示される光−変位トランスデユーサ1は、基板
ll上に、吸収層12、弾性体層13および反射層14
を順次設層して構成され、さらに、反射層14上には保
護層15が設けられている。
そして、通常、基板11裏面側から光を照射し、その基
板11を通しての反射光を検知する。
反射光の検知には、通常反射率の変化を検出すればよい
が、その他、位相変化を検出してもよい。
照射光は、紫外光、可視光、赤外光いずれであってもよ
いが、発光および受光素子が小型化するという点で、可
視〜近赤外光を用いることが好ましい。
このうち、光源としては、半導体レーザ、発光ダイオー
ド等を用いることが有利である。
従って、用いる照射光の波長は、500〜1.500n
m、特に700〜8500m程度が好ましい。
吸収層12、弾性体層13、反射層14は、通常基板1
1上に設層される。
般に直接基板11上に設層される吸収層12は、照射光
に対し、適当な吸収および反射特性をもつ必要がある。
この場合、好ましくは700〜850 nmの照射光波
長における吸収層12の屈折率nは1.8〜4.0、特
に1.8〜3.6、より好ましくは2.2〜2.8であ
ることが好ましい。
また、消衰係数には0.05〜0,2、特に0.08〜
0.15であることが好ましい。
nおよびkを上記範囲とすることにより、弾性層の膜厚
変化により、十分大きな光反射率等の変化を得ることが
できる。
吸収層構成材料に特に制限はなく、上記のようなnおよ
びkを有するものから選択すればよいが、上記の物性が
得易いこと、塗工が可能で量産性が高くなることなどか
ら、色素を用いることが好ましい。
用いる色素に特に制限はないが、シアニン系、フタロシ
アニン系、ナフタロシアニン系、アントラキノン系、ア
ゾ系、トリフェニルメタン系、ピリリウムないしチアピ
リリウム塩系、金属錯体色素系等が好ましい。
シアニン色素としては、インドレニン環を有するシアニ
ン色素であることが好ましい。
また、色素をクエンチャ−と混合して混合物として用い
てもよく、このとき、クエンチャ−は色素としても機能
する。 さらに、色素カチオンとクエンチャ−アニオン
とのイオン結合体を色素として用いてもよい。
上記の場合において、色素としてはインドレニン環を有
するシアニン色素が、クエンチャ−としてはビスフエニ
ルジチオール金属錯体等の金属錯体色素が好ましい。
好ましい色素、クエンチャ−1結合体の詳細については
特開昭59−24692号、同59−55794号、同
59−55795号、同59−81194号、同59−
83695号、同60−18387号、同60−195
86号、同60−19587号、同60−35054号
、同60−36190号、同60−36191号、同6
0−44554号、同60−44555号、同60−4
4389号、同60−44390号、同60−4706
9号、同60−20991号、同60−71294号、
同6q−54892号、同60−71295号、同60
−71296号、同60−73891号、同60−73
892号、同60−73893号、同60−83892
号、同60−85449号、同60−92893号、同
60−159087号、同60−162691号、同6
0−203488号、同60−201988号、同60
−234886号、同60−234892号、同61−
16894号、同61−11292号、同61−112
94号、同61−16891号、同61−8384号、
同61−14988号、同61−163243号、同6
1−210539号、特願昭60−54013号等に記
載されている。
本発明では、上記のような色素、色素−クエンチャ−混
合物、色素−クエンチャ−結合体から上記範囲のnおよ
びkを有するものを選択するか、あるいは新たに分子設
計を行ない合成することもできる。
なお、色素の照射光であるレーザ光に対するkは、その
骨格や置換基によりO〜2程度まで種々変化しているた
め、上記範囲のkを有する色素を選定するに際しては、
その骨格や置換基に制限がある。 このため、塗布溶媒
に制限を生じたり、基板材質によっては塗工できないこ
ともある。 あるいは気相成膜できないこともある。 
また、新たに分子設計を行なう場合、設計および合成に
大きな労力を必要とする。
一方、本発明者らの実験によれば、2種以上の色素を含
有する混合吸収層のkは、用いる各色素単独から構成さ
れる吸収層のkに応じ、その混合比にほぼ対応する値に
なることが判明した。 従って、本発明では、吸収層は
2種以上の色素を相溶して形成されてもよい。
この際、はとんどの色素の混合系で混合比にほぼ比例し
たkが得られるものである。 すなわち、i種の色素の
混合分率およびkをそれぞれCiおよびkiとしたとき
、kは、はぼΣC1kiとなる。 従って、kの異なる
色素同士を混合比を制御して混合することにより、上記
範囲のkを有する吸収層を得ることができる。 このた
め、きわめて広い範囲の色素群の中から用いる色素を選
択することができる。
この結果、塗布溶媒等の制約など成膜法に制限はなくな
り、また、合成が容易で安価な色素の使用や、特性の良
好な色素の使用や、難溶性の色素の使用をも可能とする
ことができる。
吸収層を混合吸収層とする場合、用いる色素は、n=1
.5〜6.O,に=0.03〜0.4の範囲内のものか
ら選択すればよい。
また、吸収層12は、上記nおよびkが得られるように
、2層以上を積層してもよい。
なお、nおよびkの測定に際しては、所定の透明基板上
に吸収層を例えば400〜800Å程度の厚さに実際の
条件にて設層して、測定サンプルを作製する。 次いで
、基板を通しての、あるいは吸収層側からの絶対反射率
を測定する。 反射率は記録再生光波長を用いて鏡面反
射(5°程度)にて測定する。 また、サンプルの透過
率を測定する。 これらの測定値から、例えば、県立全
書「光学」石黒浩三P168〜178に準じ、n、kを
算出すればよい。
吸収層の厚さは、700〜2,000人であることが好
ましい。 700Å未満では、反射率は十分であるが吸
収率が不十分となり、変化率を大きく得ることが困難と
なる。 また、この範囲を超えると、所定の反射率を得
ることが困難となる。
吸収層の設層方法に特に制限はないが、本発明では、色
素選択や、素子設計や、製造上の自由度や容易さがより
拡大する点で、塗工によって設層することが好ましい。
1 2 吸収層の塗設には、ケトン系、エステル系、エーテル系
、芳香族系、ハロゲン化アルキル系、アルコール系等の
各種溶媒を用いることができる。 塗布方法としては、
スピンコード、ローラコート等を用いればよい。
このような吸収層上には、密着して弾性体層13が設け
られる。
この弾性体層13は、弾性体から構成されており、照射
光波長、特に700〜850 nmにおけるnは1,4
〜1.7、特に1.45〜1.55であることが好まし
い。
また、kは0〜0.01、特にOであることが好ましい
このように、弾性体層13は、照射光に対し、実質的に
透明(好ましくは透過率80%以上)である。
弾性体層13を構成する弾性体としては、上記の光学特
性を示すものであって、さらに外力(変形、応力ないし
圧力等)によりその力の大きさに応じて膜厚が変化する
ものであれば構成材料に特に制限はないが、ゴム系の樹
脂弾性体であることが好ましい。
吸収層上へ直接塗工できるからである。
弾性体材質のヤング率は、107〜108108dyn
”の範囲のゴム弾性領域のものであることが好ましい。
このような弾性体としては、具体的には、シリコーンゴ
ム、ウレタンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレ
ン酢ビゴム、スチレンゴム、ポリエステルゴム、エピク
ロルヒドリンゴム、ニトリルイソプレンゴム、ニトリル
ゴム、クロロスルフォン化ポリエチレンゴム、ブタジェ
ン−スチレン共重合体、ブタジェン−イソプレン共重合
体、エチレン−プロピレンゴム等が挙げられる。
なお、この弾性体層13の厚さは、1000〜5X10
’人、特に5X10’〜5X10’人とすることが好ま
しい。
弾性体層13上には、直接密着して反射層14が設層さ
れる。
反射層13としては、80%程度以上の反射率が得られ
ればその材質に特に制限はなく、A4、Au、Al2M
g合金、Aj2N i合金、Ag、PtおよびCu等の
高反射率金属を用いればよい。 これらのうちでは、低
コストであり、また腐食しにくいことから、八4、An
Mg合金、AnN i合金等を用いることが好ましい。
 なお、A4Mg合金中のMg含有率は3〜7wt%程
度であることが、また、Al2N i合金中のNi含有
率は3〜4wt%程度であることが好ましい。
反射層13の厚さは、500Å以上であることが好まし
く、蒸着、スパッタ等により設層すればよい。 また、
厚さの上限に特に制限はないが、コスト、生産作業時間
等を考慮すると、1000入程度以下であることが好ま
しい。
反射層14上には、保護層15を設層することが好まし
い。 保護層を設層することによって、積層体の損傷や
劣化等を防止することができる。
保護層は、例えば紫外線硬化樹脂等の各種樹脂材質から
、一般に100〜1000−程度の厚さに設層すればよ
い。 保護層は、層状であってもシート状であってもよ
い。
この他、剛性体を保護層としてもよい。
用いる基板11は、照射光に対し、実質的に透明(好ま
しくは透過率89%以上)な樹脂あるいはガラスから形
成される。
基板材質としては、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹
脂、アモルファスポリオレフィン、TPX、PET等の
熱可塑性樹脂やガラスが好適である。
基板11の照射光に対するnは1.4〜1.6、kはほ
ぼOであることが好ましい。
基板の形状に特に制限はなく、目的・用途に応じて種々
のものとすることができる。
基板の厚さは、通常0.2〜5mm程度とすればよい。
基板のサイズ、すなわち、検知面積は11nff12以
上任意であるが、検出素子の大きさから、検 5 6 出可能面積はIC−程度までである。
このような積層体に照射光を照射することにより、弾性
体層12の膜厚に対応し、反射光の反射率や位相が変化
する。
照射光の強度としては、十分な反射光の光学特性変化が
検知できる程度のものであれば特に制限はない。
また、反射光の検知に際しては、通常の受光素子により
反射率を検出したり、位相差を検出したりすればよい。
従って、好ましくは保護層14を外系と対接させ、外力
により生じる弾性体層の膜厚変化によって、変位や、応
力あるいは圧力を検出センサが実現する。
本発明のトランスデユーサおよびセンサは、0〜104
人の変位量の変化、50〜100人程度の精度で検出す
ることができる。
この際、反射率および位相は、第2図に示されるように
、1.000〜3,000人程度の膜厚変化で定周期で
変化するので、大変位については、反射率等の変化のピ
ーク値や、最小値等の回数を測定することによって、容
易に測定することができる。
この場合、本発明のトランスデユーサは、積層膜から構
成されるので、検知部は曲面とすることもできる。
〈発明の効果〉 本発明の光−変位トランスデユーサは、外力により生じ
た弾性体層の膜厚変化を反射光の反射率や位相変化に変
換するものである。
この結果、きわめて小さな変位量から大きな変位量に至
るまで、精度よく変位を検出することができる。
しかも、トランスデユーサ構成は、きわめて簡単であり
、量産性にとみ、コストも低廉である。
また、検知面積もきわめて大面積から小面積まで可能で
ある。
本発明者は、これらの効果を確認するために、種々実験
を行った。 以下、−例を示す。
実験例1 第1図に示される態様の光−変位トランスデユーサ(素
子1)を以下のようにして作製した。
厚さ1.1mmのガラス基板(50mmx50mm)上
に、下記の色素(A)のシクロヘキサノン(2wt%)
溶液をスピンコードにより塗布し、乾燥膜厚で700A
となるように吸収層12を設層した。
色素(A) 波長780 nmにおける吸収層の屈折率(n)および
消衰係数(k)は下記の通りであつた。
n=2. 6 、 k=1 吸収層のnおよびkは、上記色素を含有する溶液を測定
用基板上に乾燥厚さ600Åに成膜して被検吸収層とし
、この被検吸収層のnおよびkを測定することにより求
めた。 なお、この測定は、「光学」 (石黒浩三著、
県立全書〉第168〜178ページの記載に準じて、反
射率と透過率の測定値から逆算する方法により行なった
。 また、溶媒には、エチルセルソルブ、測定用基板に
はガラス基板を用いた。
次に、色素層12上にシリコーンRTV (シルボット
184:ダウコーニング■製)を触媒と混合した後、ス
ピンコードにより塗布設層して弾性体層13を設けた。
 弾性体層の厚さは2X105入とした。
この弾性体層のnおよびkは(780nm、以下向)は
、それぞれ、1.46および0であった。
さらに、この弾性体層上にAuを蒸着して反射層14を
形成した。 反射層の厚さは600λとした。 この反
射層のnおよびkは、それ 9 0 ぞれ1.59および4.7であった。
なお、弾性体層および反射層のnおよびkの測定に際し
ては、実際の設層条件と同一にして行った。
この反射層の上に、オリゴエステルアクリレートを含有
する紫外線硬化型樹脂の塗膜を紫外線硬化して保護層1
5を形成した。 保護層の厚さは200−とした。
なお、上記において、各層の設層後の膜厚は、光干渉膜
厚計またはエリプソメータにより測定した。
このトランスデユーサに、保護層側15に当接した基準
板を変位させ、この変位量と光反射事変化との関係を調
べた。
基準板の変位量は、エリプソメータによって測定した。
なお、光反射率(絶対反射率/%)は、基板裏面側から
半導体レーザ(波長780 r+m)を照射して求めた
値である。
この結果を第2図に示す(図中、Oで示す)。
なお、第2図の横軸は、前記変位量に応じて変化した弾
性体層の膜厚(入)である。
第2図に示されるように、弾性体層の膜厚変化によって
光反射率が変化することが確認される。
なお、これとは別に、各層のn、におよび膜厚をもとに
、下記式に従い反射率R0を算出した。
R= l ro  I ” rO。
(m=1) (ただし、j=1〜3である。) なお、上記において、 γ、=(4π/λ)DJη4 −  (ηj −ηJ◆■ ) ρ用J + I l −(η、+η1,1)η、=n、
、+ik、  ・第4層の複素屈折率λ二人射光波長 DJ :第4層の厚さ j=o、基板11 j=1:吸収層12 j=2;弾性体層13 j=3;反射層14 この際、弾性体層13の膜厚を変化させて、Rを算出し
たところ、第2図の結果ときわめて良好に合致した(図
中、理論曲線として実線で示す)。
実験例2 実験例1において、吸収層の色素を下記の色素(B)に
かえて、蒸着により膜形成するほかは、同様にして素子
2を作製した。
なお、吸収層のnおよびkは、それぞれ、2.8および
0.16であった。
このものでも、実験例1と同様の、変位量に応じた光反
射率変化が得られた。
色素(B) 実験例3 実験例1の素子1において、吸収層の色素を下記の色素
(C)と色素(D)との1:10混合物(重量比)にか
えるほかは同様にして素子3を作製した。
なお、吸収層のnおよびkは、それぞれ、2.5および
0.15であった。
このものでも、実験例1と同様、変位量に応じた光反射
率変化が得られた。
 3 4 色素(C) 色素(D)
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の光−変位トランスデユーサの構成を
示す断面図である。 第2図は、本発明の光−変位トランスデユーサの変位量
にもとづく弾性体層の膜厚と光反射率変化との関係を示
すグラフである。 実験例4 実験例1の素子1に、光反射率を検出しこれを電圧に出
力するような公知のデバイスを設置してセンサを構成し
た。 このセンサを用いて、変位、圧力ないし応力を測定した
ところ、いずれも精度よく測定することができた。 符号の説明 1・・・光−変位トランスデユーサ 12・・・吸収層 13・・・弾性体層 14・・・反射層 出 願 人 ティーデイ−ケイ株式会社代  理  人
  弁理士   石  井  隔間     弁理士 
  増  1) 達  哉FIG、1 1 F I G、 2 変イヒした月莫、簡t (云 )

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)吸収層と反射層との間に弾性体層を設け、前記弾
    性体層の膜厚変化によって反射光の光学特性が変化する
    ように構成したことを特徴とする光−変位トランスデュ
    ーサ。 (2)基板上に吸収層、弾性体層および反射層をこの順
    に設層し、照射光の前記基板を通しての光反射率が変化
    するように構成した請求項1に記載の光−変位トランス
    デューサ。(3)前記吸収層が色素層である請求項1ま
    たは2に記載の光−変位トランスデューサ。(4)請求
    項1ないし3のいずれかに記載の光−変位トランスデュ
    ーサにより変位を検出するように構成したセンサ。 (5)請求項1ないし3のいずれかに記載の光−変位ト
    ランスデューサにより応力または圧力を検出するように
    構成したセンサ。
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