JPH03199441A - 導電糸 - Google Patents
導電糸Info
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- JPH03199441A JPH03199441A JP33848789A JP33848789A JPH03199441A JP H03199441 A JPH03199441 A JP H03199441A JP 33848789 A JP33848789 A JP 33848789A JP 33848789 A JP33848789 A JP 33848789A JP H03199441 A JPH03199441 A JP H03199441A
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Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、導電性を有する糸に関し、更に詳しくは電磁
波シールド、静電気シールド用の織布等に用いられる導
電糸に関する。
波シールド、静電気シールド用の織布等に用いられる導
電糸に関する。
織布に電磁波シールド効果や静電気シールド効果を発揮
させるために、従来１次のような種々の方法が試みられ
ている。
させるために、従来１次のような種々の方法が試みられ
ている。
イ、織布に金属被覆を施し、或いは有機系帯電防止剤を
含浸させて導電化する方法。
含浸させて導電化する方法。
口、糸にＮｉやＣｕＳの被覆を設け、或いはカーボンブ
ラックを混合し、又は有機系帯電防止剤を含浸させて導
電化する方法。
ラックを混合し、又は有機系帯電防止剤を含浸させて導
電化する方法。
ハ、 ＣｕやＳＵＳの金属繊維、或いはカーボン繊維を
糸に加工する方法。
糸に加工する方法。
ところが、織布を導電化する方法（上記イ）は、導電性
の程度を調節するのが難しく、また金属被覆を施すもの
は装飾加工が困難であり、有機系帯電防止剤の含浸効果
には信頼性が乏しい。糸を導電化する方法（上記０）は
、Ｎｉ被覆やＣｕＳ被覆に問題がある。Ｎｉ被覆はアレ
ルギー性、発癌性等の危険性が指摘されており人体に接
触する部材の材料に適さない。ＣｕＳ被覆は導電性が不
十分であり静電気シールドの用途に限られる。更にこれ
らの金属被覆は暗色であり、白色や着色を必要とする用
途には使用できない。またカーボンブラックを混合した
ものは黒色であるため用途が限定され、また導電性の調
整が難しい。有機系帯電防止剤を含浸させたものはその
効果が湿度の影響を大きく受けるので信頼性に乏しい。
の程度を調節するのが難しく、また金属被覆を施すもの
は装飾加工が困難であり、有機系帯電防止剤の含浸効果
には信頼性が乏しい。糸を導電化する方法（上記０）は
、Ｎｉ被覆やＣｕＳ被覆に問題がある。Ｎｉ被覆はアレ
ルギー性、発癌性等の危険性が指摘されており人体に接
触する部材の材料に適さない。ＣｕＳ被覆は導電性が不
十分であり静電気シールドの用途に限られる。更にこれ
らの金属被覆は暗色であり、白色や着色を必要とする用
途には使用できない。またカーボンブラックを混合した
ものは黒色であるため用途が限定され、また導電性の調
整が難しい。有機系帯電防止剤を含浸させたものはその
効果が湿度の影響を大きく受けるので信頼性に乏しい。
更にこれら導電糸はその導電性が小さく用途が静雷気シ
ールドに限定される。一方、金属繊維やカーボン繊維を
糸に加工したもの（上記ハ）は、紡糸加工が煩雑であり
、しかも有機繊維との馴染みが悪いため織布の風合を損
なう問題がある。
ールドに限定される。一方、金属繊維やカーボン繊維を
糸に加工したもの（上記ハ）は、紡糸加工が煩雑であり
、しかも有機繊維との馴染みが悪いため織布の風合を損
なう問題がある。
本発明者等は、導電性に優れると共にその調整が容易で
あり、信頼性、安全性に優れ、白色であり着色性を有す
る汎用性を具えた導電糸について検討し、銀被覆有機繊
維と被覆を有しない有機繊維とを混合することにより所
望の導電糸を得られることを見出した。
あり、信頼性、安全性に優れ、白色であり着色性を有す
る汎用性を具えた導電糸について検討し、銀被覆有機繊
維と被覆を有しない有機繊維とを混合することにより所
望の導電糸を得られることを見出した。
本発明によれば、銀を被覆した有機繊維０．２重量％〜
９０重量％を、銀を被覆しない有機繊維に混合し、紡糸
したことを特徴とする導電糸が提供される。またその好
適な態様として、銀被覆有機繊維の銀の被覆量が５〜５
０重量％である上記導電糸が提供される。
９０重量％を、銀を被覆しない有機繊維に混合し、紡糸
したことを特徴とする導電糸が提供される。またその好
適な態様として、銀被覆有機繊維の銀の被覆量が５〜５
０重量％である上記導電糸が提供される。
本発明に用いられる有機繊維とは、天然および合成の有
機物繊維、即ち綿、麻、再生セルロース、ポリアミド、
アクリル、ポリオレフィン、ポリエステル等の繊維であ
る。有機繊維の太さは０．１〜１５ｄ（デニール）が好
ましく ０．１ｄより細いと銀の被覆量を多く必要とし
、全体の重量が増す。また繊維の太さが１５ｄより太い
と銀の被覆量は減少できるが、繊維が硬くなり可撓性が
失われる。
機物繊維、即ち綿、麻、再生セルロース、ポリアミド、
アクリル、ポリオレフィン、ポリエステル等の繊維であ
る。有機繊維の太さは０．１〜１５ｄ（デニール）が好
ましく ０．１ｄより細いと銀の被覆量を多く必要とし
、全体の重量が増す。また繊維の太さが１５ｄより太い
と銀の被覆量は減少できるが、繊維が硬くなり可撓性が
失われる。
銀を被覆する方法としては無電解メツキ法、真空蒸着性
等を適用できる。尚、これらの被覆方法のうち無電解メ
ツキ方法が量産性に優れている。
等を適用できる。尚、これらの被覆方法のうち無電解メ
ツキ方法が量産性に優れている。
銀の被覆量は５〜５０重量％が好ましい。５重量％より
少ないと繊維を充分に被覆できず、充分な導電性を発揮
できない。また銀被覆量が５０重量％より多いと全体の
重量が重くなり導電性も頭打ちになる。
少ないと繊維を充分に被覆できず、充分な導電性を発揮
できない。また銀被覆量が５０重量％より多いと全体の
重量が重くなり導電性も頭打ちになる。
本発明の導電糸は上記銀被覆有機繊維と銀を被覆しない
有Ｉａｗｔ維とを混合し、紡糸して造られる。
有Ｉａｗｔ維とを混合し、紡糸して造られる。
銀被覆有機繊維の混合量は０．２〜９０重量％である。
０．２重量％よりも少ないと導電性が大幅に低下する。
一方、９０重量％を越えると導電性が頭打ちになり、ま
た銀被覆による金属光沢が強くなる可能性があるので好
ましくない。糸に加工する手段としては通常の紡糸方法
を適用できる。
た銀被覆による金属光沢が強くなる可能性があるので好
ましくない。糸に加工する手段としては通常の紡糸方法
を適用できる。
白色ないし着色を施すための漂白や染色は、紡糸工程を
経た後でも良く、また上記有機繊維を混合する際に予め
漂白し、染色しても良い。
経た後でも良く、また上記有機繊維を混合する際に予め
漂白し、染色しても良い。
本発明の実施例を比較例と共に以下に示す。なお、以下
の実施例は本発明の範囲を限定するものではない。
の実施例は本発明の範囲を限定するものではない。
アクリル繊維（１、５ｄ Ｘ ３８ｍｍ）、芳香族ポリ
アミド繊維（２ｄ Ｘ ５１ｍｍ）に、無電解めっき法
により銀を３０重量％被覆した。具体的には、先づ繊維
を精練剤に浸漬、水洗後、塩化第一スズ１０ｇ／Ｌ塩酸
２０ｍ＋２／Ｑを含んだ水溶液に浸漬、水洗して、無電
解銀めっきに対する触媒性を付与した後、下記組成のめ
っき液を所定量用いて銀を被覆した。めっき液中の銀イ
オンはすべて還元析出されるので、被覆量に相当する量
の銀イオンを含むめっき液を使用した。
アミド繊維（２ｄ Ｘ ５１ｍｍ）に、無電解めっき法
により銀を３０重量％被覆した。具体的には、先づ繊維
を精練剤に浸漬、水洗後、塩化第一スズ１０ｇ／Ｌ塩酸
２０ｍ＋２／Ｑを含んだ水溶液に浸漬、水洗して、無電
解銀めっきに対する触媒性を付与した後、下記組成のめ
っき液を所定量用いて銀を被覆した。めっき液中の銀イ
オンはすべて還元析出されるので、被覆量に相当する量
の銀イオンを含むめっき液を使用した。
無電解銀めっき液（銀１０ｇ分、液温２５°Ｃ）エチレ
ンジアミン四酢酸四ナトリウム ２００ｇ／２ Ｑ水
酸化ナトリウム ５０ｇ／２氾
ホルマリン １００ｍＲ／２
Ｑ硝酸銀 ３１．６
ｇ ＩＱ に溶解して滴下 アンモニア水 １０（７得ら
れた銀被覆繊維を銀を被覆していない繊維と混合し２０
番手の糸に加工し、織布とした。比較のためにその他の
方法で作成した導電糸で同様に織布を作成し、これらの
導電性を測定した。その結果を織布の色調と共に表土に
示す。
ンジアミン四酢酸四ナトリウム ２００ｇ／２ Ｑ水
酸化ナトリウム ５０ｇ／２氾
ホルマリン １００ｍＲ／２
Ｑ硝酸銀 ３１．６
ｇ ＩＱ に溶解して滴下 アンモニア水 １０（７得ら
れた銀被覆繊維を銀を被覆していない繊維と混合し２０
番手の糸に加工し、織布とした。比較のためにその他の
方法で作成した導電糸で同様に織布を作成し、これらの
導電性を測定した。その結果を織布の色調と共に表土に
示す。
本発明の導電糸は、実施例から明らかなように。
少ない銀被覆量で優れた導電性を具えており、被覆量な
いし混合量の増減によって容易に導電性を調節できる。
いし混合量の増減によって容易に導電性を調節できる。
また湿度に対して極めて安定であり高い信頼性を有する
。更に白色ないし白銀色であり優れた着色性を有する。
。更に白色ないし白銀色であり優れた着色性を有する。
また人体に接触してもアレルギー等を生しることがなく
、安全性が高い。
、安全性が高い。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、銀を被覆した有機繊維０．２重量％〜９０重量％を
、銀を被覆しない有機繊維に混合し、紡糸したことを特
徴とする導電糸。 ２、銀被覆有機繊維の銀の被覆量が５〜５０重量％であ
る第１請求項の導電糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1338487A JP3020972B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 導電糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1338487A JP3020972B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 導電糸 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03199441A true JPH03199441A (ja) | 1991-08-30 |
| JP3020972B2 JP3020972B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=18318619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1338487A Expired - Lifetime JP3020972B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 導電糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3020972B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1087793C (zh) * | 1999-08-25 | 2002-07-17 | 九采罗彩棉产业有限公司 | 天然彩色棉均匀混色加工工艺 |
| CN104452003A (zh) * | 2015-01-09 | 2015-03-25 | 俞尧芳 | 一种抗静电混纺纱线及其制备方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6011401A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-21 | Showa Denko Kk | α−シアノケトン類誘導体を有効成分として含有する農園芸用殺菌剤 |
| JPS63183284U (ja) * | 1987-05-14 | 1988-11-25 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1338487A patent/JP3020972B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6011401A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-21 | Showa Denko Kk | α−シアノケトン類誘導体を有効成分として含有する農園芸用殺菌剤 |
| JPS63183284U (ja) * | 1987-05-14 | 1988-11-25 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1087793C (zh) * | 1999-08-25 | 2002-07-17 | 九采罗彩棉产业有限公司 | 天然彩色棉均匀混色加工工艺 |
| CN104452003A (zh) * | 2015-01-09 | 2015-03-25 | 俞尧芳 | 一种抗静电混纺纱线及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3020972B2 (ja) | 2000-03-15 |
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Legal Events
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