JPH03199429A - 耐熱針布用基布 - Google Patents

耐熱針布用基布

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JPH03199429A
JPH03199429A JP34007089A JP34007089A JPH03199429A JP H03199429 A JPH03199429 A JP H03199429A JP 34007089 A JP34007089 A JP 34007089A JP 34007089 A JP34007089 A JP 34007089A JP H03199429 A JPH03199429 A JP H03199429A
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JP
Japan
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heat
resistant
fiber
sheet
cloth
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JP34007089A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Iijima
飯島 博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカーシート、ベルベット、衣料等の起毛に用い
る織物の毛羽整理加工に適した耐熱針布用基布に関する
もので、耐熱性、耐薬品性、耐候性にすぐれ、高強度で
弾性にすぐれた針布用基布を得ることを目的としたもの
である。
(従来の技術及びその課題) 近年、織物や編物に付加価値をもたせるため起毛装置に
より起毛加工が行われ、この起毛加工後ブラッシング機
、シャーリング機、整毛機等の仕上機によって編織物の
起毛面を剪毛又は押圧して立毛又は伏毛させ編織物に所
望の外観、風合、電性及び形態を整えてより豪華にし、
触感を高めることが行なわれている。
これらの仕上加工は編織布に対し通常200〜250℃
の熱風又は蒸気を吹きつけ布地の繊維を軟化させなから
整毛作業が行なわれる。
従って、かかる仕上加工機に用いる針布用機布は耐熱性
の外、高温状態における寸法安定性、耐疲労性が要求さ
れる。この要求を満たすものとして、例えば表層をシリ
コンゴム層とし、基層を芳香族ポリアミド繊維からなる
布地をシリコン樹脂接着剤で一体に積層してなるものが
見られるが、かかる針布用基布は高強力、高弾性の芳香
族ボリアミド繊維のみで形成されているが、かかる芳香
族ポリアミド繊維の連続使用温度は200℃が限界であ
り、また所定の基布中への裁断が容易でなく、植針時の
開孔にも問題があり、針列が乱れるなどの種々の問題点
がある。
また上記針布用基布の層間はシリコン樹脂接着剤で接合
されているため、眉間の剥離強度が不十分で基布を構成
した時の伸度も高温度下では満足されるに至っていない
(課題が解決するための手段) 本発明の針布用基布は上記従来の問題点を解消するもの
で、少くとも一層にマトリックス用熱可塑性樹脂繊維糸
を少なくとも縦糸とした織布を用いてなる基層と、表層
として耐熱温度が200度以上のゴム、樹脂エラストマ
ーシートを用い一体に積層し成型加硫を行うことにより
耐熱性が良好で、連続使用温度200℃以上300″C
以下の温度条件下でも連続使用が可能となした高融点高
耐熱性、耐薬品性にすぐれる耐熱針布用基布を得ること
により上記問題点を解消したものである。
なお上記マ) IJックス用熟熱可塑性樹脂繊維糸して
はPEEK、PEI、PPS、PET、、PBT、PA
、PP等を用いることができ、上記樹脂繊維糸には補強
繊維としてカーボンファイバー、グラスファイバー、ア
ラ呉ドファイバー、炭化硅素ファイバー、アル逅ナファ
イバー等を用いることができる。
(実施例) 以下本発明の1実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は夫々本発明の実施の1例を示す耐熱
針布用基布の構成断面図であり、(1)は耐熱シートで
、この耐熱シート(1)は、例えば未加硫シリコンゴム
シート又はフッ素ゴムシート或は芳香族ポリイミドシー
ト、ガラス繊維入りポリエーテルエーテルケトンシート
(PEEK) 、四弗化エチレンシート等から成る。(
2)は補強繊維としてカーボンファイバーを含み、PE
EKをマトリックス用樹脂繊維とする混交織布である。
上記カーボンファイバーとPEEKとの混交織布(2)
1乃至複数枚と上記耐熱シート(1)の1乃至複数枚と
を夫々交互に重ね、上記耐熱シート(1)が最表層とな
るようにして加熱加圧により一体成型し積層接着された
耐熱針布用基布(3)を形成したものである。
第3図はこのようにして形成した針布用基布(3)に針
部材として断面形状が円形、楕円形、三角形、菱形、平
形等より選ばれる硬鋼線又は合金鋼線よりなる略U字形
の針(4)を植針し、毛羽整理加工用の針布を形成した
ものである。
ところで、上記実施例に於ては耐熱シート(1)は未加
硫シートを使用したが、加硫シートを使用してもよく、
この際には基布の積層層間は、耐熱性の接着剤例えばシ
リコン系、アクリル系、フェノール系等その他の耐熱性
接着剤を用いることにより一体に接着することができる
。また上記耐熱性シートにはガラス繊維、アラミド繊維
、芳香族ポリエステル繊維、耐炎繊維、炭素繊維、フェ
ノール繊維、金属繊維、黒鉛繊維、セラ旦ツクス繊維、
チタン酸カリウム繊維等を混入し、更に耐熱性及び耐引
裂強度を高めることができる。
更に上記実施例に於て耐熱性織布として用いた織布は縦
糸・横糸共に補強繊維としてカーボンファイバーを含み
、PEEKをマトリックス用樹脂繊維とする糸を用いた
が、横糸に芳香族ボリアミド繊維糸、芳香族ポリエステ
ル繊維系、フェノール繊維糸、ガラス繊維糸、耐炎繊維
糸、炭素繊維糸、綿糸、ポリエステル繊維糸又はこれら
の繊維の混紡糸を用いて織布を形成することもできる。
また、表層としてカーボンファイバーとPEEKとの混
交織布(2)を複数枚用いるときには、少なくとも1枚
のカーボンファイバーとPEEKとの混交織布(2)と
他の耐熱性化学繊維織布とを組合して用いることもでき
る。
ところで、最下層に織布層が位置する基布構成の場合は
第4図に示す如くU字形針(4)の植針後に耐熱性の樹
脂接着剤(例えばシリコン樹脂等)を塗布により耐熱性
樹脂接着剤層(5)を設けて、針の固定と巻着するロー
ル表面との滑りを防止することもできる。この際には耐
熱性樹脂接着剤中にガラス粉、ガラスピーズ、シラス等
の無機質粉粒体をl昆人せしめると更に上記効果が高め
られる。
また最下層が耐熱性シートの場合にも同様に処理を行う
ことも可能である。
(発明の効果) 本発明は上記の構成としたから、200〜300℃常用
高温度条件下での織編物の毛羽整理加工に於て熱的老化
を生じることなく連続使用ができ、を示す針布用基布の
構成断面図、第3図は同植針を施した針布の断面図、第
4図は同地の実施例を示す断面図である。
(1)・・・・・・耐熱シート、(2)・・・・・・カ
ーボンファイバーとPEEKとの混交織布、(3)・・
・・・・針布用基布、(4)が発生しない。また一体戒
型により基布を構成したことにより層間の接着力が向上
し、低伸度で強度の高いものが得られるなどの優れた効
果を有する発明である。
【図面の簡単な説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マトリックス用熱可塑性樹脂繊維糸を少なくとも
    縦糸とした織布を少なくとも一層と、耐熱温度200℃
    以上のゴム、樹脂シートよりなる耐熱シートを少なくと
    も一層組合わせ使用し、一体に積層接着してなる耐熱針
    布用基布。
  2. (2)上記熱可塑性樹脂繊維がPEEK、PEI、PP
    S、PET、PBT、PA、PPから選ばれた一種より
    形成されてなることを特徴とする請求項1記載の耐熱針
    布用基布。(3)上記マトリックス用熱可塑性樹脂繊維
    に、補強繊維としてカーボンファイバー、グラスファイ
    バー、アラミドファイバー、炭化硅素ファイバー、アル
    ミナファイバーより選ばれた一種を用いてなることを特
    徴とする請求項1、又は2記載の耐熱針布用基布。
JP34007089A 1989-12-27 1989-12-27 耐熱針布用基布 Pending JPH03199429A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102965769A (zh) * 2012-12-10 2013-03-13 吴江市科时达纺织有限公司 一种高效、耐用的梳棉机清理器
CN103774288A (zh) * 2014-01-24 2014-05-07 南通惠通纺织器材有限公司 硬性针布
CN105209672A (zh) * 2013-03-06 2015-12-30 格拉夫及西有限公司 用于梳理机的针布的底布

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