JPH0319890Y2 - - Google Patents

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JPH0319890Y2
JPH0319890Y2 JP13721587U JP13721587U JPH0319890Y2 JP H0319890 Y2 JPH0319890 Y2 JP H0319890Y2 JP 13721587 U JP13721587 U JP 13721587U JP 13721587 U JP13721587 U JP 13721587U JP H0319890 Y2 JPH0319890 Y2 JP H0319890Y2
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far
infrared rays
electric heater
infrared
natural ore
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JP13721587U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、主に健康の維持や回復を目的として
用いられる遠赤外線放射装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来のこの種の遠赤外線放射装置としては、金
属酸化物系セラミツクス(パイプ状または板状)
を電熱ヒーターで加熱させるタイプのものと、ス
テンレススチール等(パイプ状または板状)の表
面に金属酸化物を蒸着若しくは溶射したものを電
熱ヒーターで加熱させるタイプのものとが知られ
ている。
そして、遠赤外線は、可視光線や近赤外線とは
異なつてその深遠力により人体の皮下にまで十分
にはいり体の内部から温めて有機体である人体を
分子レベルで活性化する力がある。
即ち、遠赤外線の光の震動数は人体分子内の震
動数とほぼ同じ範囲内にあるため、遠赤外線を受
けると、分子の中で共鳴現象が起き、分子の中の
震動が激しくなるにつれて電磁的エネルギーが高
まり、これが活性化エネルギーとなるのである。
このため、遠赤外線を人体に照射することによ
つて、皮下深層の温度上昇による毛細血管の拡
張及び血液循環の促進作用、新陳代謝の強化作
用、細胞組織の再生能力の強化作用、自立神
経の機能調整作用等が生じることが明らかにされ
ている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、遠赤外線であればいかなる領域
の波長であつてもよいというわけではなく、各治
療目的に応じた最も効果的な波長領域というもの
があり、治療目的によつてその波長領域もそれぞ
れ異なつてくる。そして何の治療にはどの領域の
波長がきくかという点に関しては現在のところ明
らかではない。
ところが、従来の遠赤外線放射装置の場合、放
射される遠赤外線の波長領域は加熱温度により変
動はするが、その範囲は限られたものであり、広
範囲の遠赤外線領域をカバーできるものではな
く、従つて、十分な治療効果が得られない場合が
多いという問題点があつた。
また、加熱温度の調整のために熱源である電熱
ヒーターをオン・オフ制御するようにした方式の
ものにあつては、電熱ヒーターが切れている間は
遠赤外線の放射がストツプしてしまうという問題
点もあつた。
そこで本考案ではかかる問題点を解消し、広範
囲な領域の遠赤外線を放射させる事によつて全て
の治療目的を満足させると共に、電熱ヒーターが
切れている間でも遠赤外線を連続的に放射させる
ことができる遠赤外線放射装置を提供せんとする
ものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 前記目的を達成するための手段として本考案で
は多数の開口部を有する複数本の筒状容器内に、
4ミクロン以上の遠赤外線を放射する天然鉱石の
粗粒体を多数収容し、該筒状容器の後方には反射
板を備えた電熱ヒーターを有すると共に、各筒状
容器相互の間隔が両端部で互いに相違するように
配置させた構成とした。
(ホ) 作用 本考案では上記構成より成るため、電熱ヒータ
ーで筒状容器内の天然鉱石の粗粒体が加熱される
ことによつて、該鉱石の粗粒体から遠赤外線が放
射されることになる。
そして、遠赤外線放射体が天然鉱石の粗粒体で
あるため鉱石内の孔が大小不均一であり、従つて
各粗粒体自体で広範囲の波長が発生し、しかも各
筒状容器相互の間隔が両端部で互いに相違するよ
うに配置されたことによつて、天然鉱石の粗粒体
の加熱温度に差が生じ、この温度差による波長領
域の拡大も加わるので、非常に広範囲な領域に亘
る遠赤外線が同時に放射されることになる。
また、天然鉱石の粗粒体は熱容量が大きいの
で、電熱ヒーターをオン・オフ制御する方式のも
のであつても、電熱ヒーターが切れている間でも
その余熱によつて連続的に遠赤外線を放射させる
ことが出来ることになる。
(ヘ) 実施例 第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもの
であり、この実施例の遠赤外線放射装置は、装置
本体1の前方に、多数の開口部20を有する2本
の筒状容器2,2が設けられ、該容器内には4ミ
クロン以上の遠赤外線を放射する天然鉱石の粗粒
体3が多数収容されると共に、両筒状容器2,2
相互の間隔がその両端部で互いに相違するように
配置され、各両端部が受け金具21,21で装置
本体1の前面に取付けられている。
また、前記筒状容器2,2の後方である装置本
体1部分には電熱ヒーター4の役目をなす遠赤外
線ヒーター40を備え、且その後面には反射板5
を備えた構成となつている。そして前記遠赤外線
ヒーター40としては、ニクロム線41を内臓し
たステンレススチールパイプ42の表面に金属酸
化物43を蒸着したものが用いられている。
この実施例では上記構成より成るため、電源を
入れるとまず遠赤外線ヒーター40が加熱されて
それ自体から遠赤外線が放射され、次いでこの遠
赤外線ヒーター40を熱源としてその前方にある
2本の筒状容器2,2内の天然鉱石の粗粒体3が
直接的にまたは筒状容器2,2を介して間接的に
加熱されるので、この加熱によつて天然鉱石の各
粗粒体3からも遠赤外線が放射されることにな
る。
そして、天然鉱石内の孔は大小不均一であるた
め、各粗粒体3自体で広範囲の波長が発生し、し
かも各筒状容器2,2相互の間隔が両端部で互い
に相違するように配置されたことによつて、天然
鉱石の粗粒体3の加熱温度に差が生じ、この温度
差による波長領域の拡大も加わつて、非常に広範
囲な領域に亘る遠赤外線が同時に放射されること
になり、従つて全ての治療目的を満足させること
ができるようになるのである。
また、天然鉱石の粗粒体3は熱容量が大きいの
で電熱ヒーター4をオン・オフ制御する方式のも
のであつても、電熱ヒーター4が切れている間で
もその余熱によつて連続的に遠赤外線を放射させ
ることができ、従つて効果的な治療が可能にな
る。
(ト) 考案の効果 以上詳細に説明した如く本考案の遠赤外線放射
装置によれば、非常に広範囲な領域の遠赤外線を
同時に放射し、しかもオン・オフ制御方式の電熱
ヒーターを用いた場合であつても連続的に遠赤外
線を放射させることが出来るので、この装置のみ
で全ての治療目的を効率良く達成できるように成
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は同底面図、第3図は第1図1−1線における
拡大断面図である。 2:筒状容器、3:天然鉱石の粗粒体、4:電
熱ヒーター、5:反射板、20:開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の開口部を有する複数本の筒状容器内に、
    4ミクロン以上の遠赤外線を放射する天然鉱石の
    粗粒体を多数収容し、該筒状容器の後方には反射
    板を備えた電熱ヒーターを有すると共に、各筒状
    容器相互の間隔が両端部で互いに相違するように
    配置させたことを特徴とする遠赤外線放射装置。
JP13721587U 1987-09-07 1987-09-07 Expired JPH0319890Y2 (ja)

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JP13721587U JPH0319890Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

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JP13721587U JPH0319890Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

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JPS6442057U JPS6442057U (ja) 1989-03-14
JPH0319890Y2 true JPH0319890Y2 (ja) 1991-04-26

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JP2739908B2 (ja) * 1989-05-10 1998-04-15 公一 西川 遠赤外線機能を有する健康粒子とその応用
JPH07236698A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 O G Giken Kk 遠赤外線治療器の照射部

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JPS6442057U (ja) 1989-03-14

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