JPH0319883A

JPH0319883A - リボン用インク補給装置

Info

Publication number: JPH0319883A
Application number: JP14016990A
Authority: JP
Inventors: Jeffrey H Paterra; ジエフリイ・ハワード・パテラ; Donald K Rex; ドナルド・カール・レツクス
Original assignee: International Business Machines Corp
Current assignee: International Business Machines Corp
Priority date: 1989-06-01
Filing date: 1990-05-31
Publication date: 1991-01-29
Also published as: EP0400412A3; DE69011954D1; EP0400412B1; CA2016938A1; CA2016938C; EP0400412A2; DE69011954T2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ａ．産業上の利用分野本発明は、一般的に、コンピュータのプリンタやタイブ
ライタ等に用いられるリボンカートリッジの分野に係り
、特に、文字を生成するために印刷機構によって打撃さ
れるエンドレス・リボンにインクを繰返し補給するイン
ク供給装置に関する．エンドレス・リボンはその寿令を
伸ばすために種々の技法によりインクの補給がなされる
。この装置は、リボン上の全体ではなくインクが枯渇し
た領域すなわちリボン・プリント・トラックにのみイン
クを補給することにより、リボンの寿命を伸ばすために
用いられる。

Ｂ．従来の技術従来、エンドレス・リボンの使用寿命を伸ばすために、
インクの補給を行なう種々の方法がとられている。一般
に、リボンは、ガイド手段によりカートリッジから印刷
機構へ導びかれ、その後、再びカートリッジに戻される
。カートリッジに戻される時、リボンに接触している装
置によりインクを供給することによって、リボンにイン
クが補給される。従来技術にあっては、リボンのプリン
ト・トラックだけが印刷機構で打撃され、その領域のみ
インクが枯渇しているにもかかわらず、インクがリボン
の全表面に供給される。リボン材料は通常よく知られた
ナイロンの織物で作られているが、他の適当な生地を用
いてもよい。印刷媒体、通常は紙、と接触するようにリ
ボンが印刷機構で打撃されたとき、織物はゆがめられ、
リボン全体にインクを分配しにくくなる。

技術用語によれば、リボンはその毛細管能力（ｗｉｃｋ
ｉｎｇ　ａｂｉｂｉｔｙ）を失なう。その結果、リボン
がその寿命に近づくと、インクはリボンのプリント・ト
ラックの端の領域に集中する傾向がある。

この領域は、印字のための打撃のなされるところであり
、文字はその上、下端が濃く、中央は薄い、不均一な状
態に印刷される。

米国特許４，０　７　１，１　３　３では、この問題を
解決するために、インクをしみ込ませたローラにリボン
を接触させるように付勢するばね機構を用い、ローラと
ばね機構の間にリボンを通し、ローラからリボンにイン
クを分配するようにしている．芯（ｗｉｃｋ）とフエル
トのチップとがインク補給ユニット内のインクと連絡し
、ローラの表面に一様にインクを塗布する．変形例とし
ては、文字を印刷するために打撃する領域であるプリン
ト・トラックに接触するローラ上の領域付近にインクを
分配するフォーク型の塗布器がある。

他の解決策が米国特許４，７　４　７，７　１　１に示
されている。これは、エンドレス・リボンを保持するカ
ートリッジ内にインク補給装置を設けたものである。こ
の例では、歯車がリボンと接触するよう付勢され、リボ
ンをリボンカートリッジ内の貯蔵室内に移動させるよう
に動作する．貯蔵器は毛細管作用でインクを歯車の１つ
に供給し、この歯車はリボンに接触してインクを塗布す
ると共にリボンをカートリッジ内の貯蔵室に進ませる。

更に、他の解決策が米国特許４，６　５　３．９　４　
７に示されている．これは、前記特許に関して述べたカ
ートリッジ内にエンドレスのリボンを収容したものであ
る。この例では、インクをしみ込ませた多孔質のピンチ
・ローラによりインクを供給されるピンチ・ローラを含
む一対のピンチ・ローラによって、エンドレスのリボン
にインクが補給される。ピンチ・ローラはばねによって
リボンに接触するように付勢され、ローラがリボンをカ
ートリッジの貯蔵室内へリボンを進ませる時、一様にイ
ンクを塗布する．エンドレス印刷リボンの寿命を伸ばすために必要な、こ
れらの解決策は、リボンの全表面にインクを塗布するも
のである。前記米国特許４，０　７　１，１３３に示さ
れた唯一の例外において、リボンは、文字印刷トラック
付近のリボン部分にインクが補給される．しかし、どの
従来例も、インクが枯渇してしまったリボンの打撃領域
にのみ選択的にインクを補給するものはない。リボンの
全体にインクを補給するのは、印刷によって枯渇した領
域だけにインクを補給するのに比べて、有効なインクを
多量に浪費することになる。

Ｃ．発明が解決しようとする課題本発明の第１の目的は、エンドレス・リボンの寿命を伸
ばすために、その印刷トラックに対してのみインクを補
給することにある。

本発明の他の目的は、リボンの使用寿命を通じて印刷文
字の品質を確保することにある。

本発明の他の目的は、リボン上の選択されたトラックに
コーティングする多機能の手段を提供することにある。

Ｄ．課題を解決するための手段本発明は、リボン部材に対するコーティングの選択的な
塗布を提供する。コンピュータ・プリンタやタイプライ
タ等の分野において、紙のような記録媒体にイメージを
付与するための印刷機構にインクを供給するために、エ
ンドレス・リボンが用いられる。普通の構或として、リ
ボンを含むカートリッジと、カートリッジに接続され、
リボンをカートリッジから印刷の行なわれる領域へ案内
し、更にこのリボンをカートリッジへ戻す、固定もしく
は可撓性のガイドがある。リボンが繰返し使用されるの
に伴なってインクが失なわれるので、その印刷品質を保
持するためにインクの補給が必要となる。インクは、プ
リント・トラックとして知られるリボン上の帯に沿って
なくなる。印刷機構によってプリント・トラックを繰返
し打撃するとリボンが変形し、圧縮され、その結果、リ
ボン内でインクをプリント・トラックに移動させる毛細
管能力が低下する。本発明の装置によれば、・インクを
印刷トラック上にのみ塗布しインクを保存する。

カートリッジ内にリボンが収納されており、このリボン
は、ガイドに添って印刷領域へ引出される。駆動ローラ
と転送ローラの組合せ体が他のローラとの間にリボンを
扶持している。これらのローラは、歯を有し、あるいは
尾根状の外周面を有し、それによって、駆動、転送ロー
ラの回転に伴ない、リボンをつかみ前進させるべく、互
に噛み合う。ある実施例では、駆動、転送ローラは軸方
向に積み重ねたセグメントを有している。インク貯蔵器
は、回転可能な多孔質で通常円筒状のポデイとして構成
されており、その外周に１つ以上の高くした突出部分を
有し、この高い突出部分が駆動、転送ローラの１つ以上
のセグメントと係合する。

そして、駆動、転送ローラの１つ以上のセグメントにイ
ンクが供給される。このセグメントは、駆動、転送ロー
ラとビンチ：ローラ間を進むリボンのプリント・トラッ
クに対応した位置にある。

その結果、インクはリボンのプリント・トラックに対し
てのみ塗布される。

Ｅ．実施例第１図に、上カバーの外されたエンドレス・リボン・カ
ートリッジ２と、このカートリッジ内に収容されたエン
ドレス・リボン４とが示されている。エンドレス・リボ
ン４のインクを印刷媒体、通常は紙、に移すために、こ
のエンドレス・リボン４はリボン・ガイドによって図示
されていない印刷機へ供給される。リボン・ガイドは、
可撓性の、よく知られたものである。エンドレス・リボ
ン・カートリッジ内に配置されたローラ・システム８（
詳細は第４図）は、エンドレス・リボンをリボン・ガイ
ド６に沿って進めそしてエンドレス・リボン・カートリ
ッジ２の本体内に詰め込むように作用する。

第２図に、エンドレス・リボン４を進めるローラ・シス
テム８をより明瞭に示すため、エンドレス・リボン・カ
ートリッジ２の拡大平面図が示されている。第３図は第
２図のＡ−Ａ断面に沿ったローラ・システム８の正面図
である。実施例に示されているように、ローラ・システ
ム８は、理解し易いように駆動転送ローラ１０とピンチ
・ローラとして説明される一対の歯車ローラ１０、１２
を含む３つの主要構成からなっている。第３図により明
瞭に示されているように、駆動転送ローラ１０は、鋸歯
状の表面を有し適当な動力手段に係合し駆動される駆動
軸１４を有する。ローラ・システム８の第３の構成は駆
動転送ローラ１０に近接して配置されたインク貯蔵器ｌ
６である。インク貯蔵器１６は駆動転送ローラ１０の回
転軸に平行な軸に回転可能に取付けられており、かつエ
ンドレス・リボン・カートリッジ内において駆動転送ロ
ーラｌＯに近接して配置され、このローラと接触してイ
ンクを供給する。

ローラ・システム８の動作をより分り易くするために、
第４図に立体図を示している。駆動転送ローラ１０とピ
ンチ・ローラ１２が噛み合っていることが理解されよう
。ローラ１０と１２は円筒形でその表面は平滑であった
り、ローレット加工されていたり、ざらざらであったり
等種々の形態が考えられ、それによって、ローラ１０と
１２の表面の協同的な回転により、リボン４と係合して
これを前進させるのに必要な摩擦力を与える。

ピンチ・ローラ１２は駆動転送ローラｌＯと接触するよ
うに押圧されたエンドレスのリボン４と噛合うように付
勢されており、そこでリボンは、駆動転送ローラ１０と
ピンチ・ローラ１２の噛合っている歯の間に把持される
。ピンチ・ローラ１２は突出アーム２０に回転可能に装
着され、突出アーム２０の先端はエンドレス・リボンカ
ートリッジ２の本体に形戒されたソケット２２に係合す
るような丸いベアリング表面となっており、このベアリ
ング面がブラケットｌ８の回転中心をなしている。ばね
２４がカートリッジ２の本体とブラケット１８の間に介
装され、ブラケット１８、従ってその上に装着されたピ
ンチ・ローラ１２を駆動転送ローラｌＯに係合させるよ
うに付勢し、それによって、ローラ１０と１２の歯は噛
み合い、従って、両ローラ間のエンドレス・リボン４が
しっかりと接触状態に保たれる。

駆動軸ｌ４の回転により駆動転送ローラ１０が時計方向
に回転し、それに伴ってエンドレス・リボン４をエンド
レス・リボン・カートリッジ２内へ進ませ、同時に、駆
動転送ローラｌＯと接触しているインク貯蔵器１６を回
転させる。

第６図、第７図の実施例に示されている通り、駆動転送
ローラ１０は、軸方向に３分割された歯車を有する円筒
状に形成されている。同様に、ピンチ・ローラ１２は第
３図、第４図に示す如く、３分割された歯車を有する。

両ローラの各歯車は各々対応関係にあり、ローラ１０、
１２がエンドレス・リボンカートリッジに装着された時
に噛合う。インク貯蔵器１６は第２図、第３図及び第７
図に示されているとおり、駆動転送ローラ１０と回転可
能に接触している．第７図に最もよく示されているよう
にローラ１０はエンドレス・リボン４のプリント・トラ
ック２８と接触する中央歯車２６を有しており、プリン
ト・トラック２８だけに繰り返しインクを供給する。

第７図から判るように、インク貯蔵器ｌ６は、駆動転送
ローラ１０の中央歯車２６と対応する突出面３０を有す
る。

インク貯蔵器ｌ６からのインクの移送は、突出面３０と
中央歯車２６との接触によって達戒され、この中央歯車
がエンドレス・リボン４のプリント・トラック２８と接
触する．本発明の特徴は、インクを真に必要とされてい
る部分にのみ供給することにある。これと異なり、比較
の目的で第６図に示す従前のインク補給法では、円筒状
のインク貯蔵器３２が駆動転送ローラｌＯの歯車の全体
にインクを塗り、その結果、本発明で得られるよりもず
っと多量にエンドレス・リボン４の表面にインクを塗る
ことになる．発明の理解を助けるための参考として示す第６図におい
て、インク補給構造では、駆動転送ローラ１０の３つの
歯車全体にインクを供給し、その結果、エンドレス・リ
ボン４のプリント・トラック２８のみならず、隣接する
領域にもインクが供給される．この構造では、織物の芯
による毛細管効果（ｗｉｃｋｉｎｇ　ｅｂｂｅｃｔ）で
インクをプリント・トラック２８の方へ移動させる。こ
のプリント・［・ラック２８へのインクの移動はやがて
、使用が進むにつれてエンドレス・リボンの毛細管効果
が減少するため、プリント・トラックを横切る方向にお
ける印刷品質の差異を引起し、プリント・トラックの端
にインクの層を形成することになる。この状態が進むと
、印刷された文字は濃い上、下端と薄い中央部分のある
縞状を呈し、受け入れ難い印刷品質のものとなり、エン
ドレス・リボン４の使用寿命を終了させるにいたる。

第５Ａ図〜第５Ｅ図に一連のインク移転ローラを示す。

これらの典型的なインク貯蔵器は、インク貯蔵器の本体
が駆動転送ローラに係合して回転するとき、インクを貯
蔵し、分配するために、多孔質の材料で形成されている
。これらのインク貯蔵器用の適切な材料は、ボレロン（
Ｐｏｒｅｌｏｎ）社によって製造された（商標権のある
）商品名ポリオレフイン（Ｐｏｌｙｏｌｅｆｉｎ）から
作られる。

インクの貯蔵と分配の目的にかなう他の適当な多孔質材
料を用いてもよい。

第５Ａ図に戻って、その構造についてはすでに述べた、
インク貯蔵器ｌ６が示されている。インク貯蔵器１６は
、その外周に駆動転送ローラ１０の中央歯車２６と整列
された突出面をその外周に備えており、中央歯車がイン
ク貯蔵器１６と接触してインクをエンドレス・リボン４
のプリント・トラック２８に移動させる。インク貯蔵器
の他の形状として第５Ｂ図に示すように、ローラ・シス
テム８に配置された時ローラ１０の中央歯車２６に接触
するように配列され、プリント・トラック２日にインク
を供給すべく、突出した表面３６を有する、たる形３４
がある．第５Ｃ図のたる形インク貯蔵器３８もまた、ローラ・シ
ステム８内に置かれたとき、その最も巾の広い部分（中
央付近）が中央歯車とコンタクトし、ローラ１０の中央
歯車にインクを供給する。

さらに、各々２つの突出外表面を有する例として、第５
Ｄ図に内筒形のインク貯蔵器４０、第５Ｅ図にたる形の
インク貯ａ器４２が示されている。

これらの２つの突出外表面を備えたインク貯蔵器は、相
対するローラ１０の２個の歯車にインクを供給し、次に
エンドレス・リボン４の２つのプリント・トラック２８
にインクを供給する。駆動転送ローラ１０に必要な数の
歯車を形成し、インク貯蔵器に対応する数の突出外表面
を上記歯車と接触するようにして形成し、インクをエン
ドレス・リボンの対応する印刷トラックに移動させるこ
とによって、複数の印刷トラックにインクを供給するこ
とかできる．同様に、インク貯蔵器１６の単一の突出表面により、駆
動転送ローラ１０の複数の歯車にインクを供給し、これ
らの歯車に対応する単一のプリント・トラックにインク
を供給することもできる。

図には示していないが、他の例として、駆動転送ローラ
を分割し、駆動ローラは、リボンを推動推進させるため
にピンチ・ローラと係合し、転送ローラは、通常円筒状
のインク貯蔵器からインクを受取るために駆動ローラか
ら離れた位置にあり、接触によってリボンのプリント・
トラックにインクを供給する、すなわちインクの転送（
もしくは転写）の機能を実行させるものも考えられる。

転送ローラとしては、種々のものが考えられるが、いず
れも、エンドレス・リボンのプリント・トラックの数に
対応した数の突出外表面を有する．本発明は、リボンに
コーティングする広い適用も可能である．すべに述べた
ローラ・システムを用いて、駆動転送ローラの一つもし
くは複数がコーティング貯蔵器からコーティング材料を
受取り、対応するリボンのトラックに選択的にコーティ
ングするよう動作する。このようにして、リボンのプリ
ント・トラックをコーティングすることによって、リボ
ンに永久的な記録を残すことができる。

あるいはまた、リボンからステンシルやホット・メルト
印刷プロセス等の他の目的物に転写することもできる．以上述べたように、エンドレス・リボンのプリント・ト
ラックにインクを繰返し補給する構戒が、リボンカート
リッジに装着されたローラ・システムによりもたらされ
る。

Ｆ．効果本発明によれば、カートリッジのインク貯蔵器内のイン
クを、長期間リボンの寿命を伸ばすために使用できる。

本発明を実施すれば、リボンの寿命を少くとも１５％伸
ばすことができ、かつリボンの使用期間中を通じて高い
印字品質を得ることができる．

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に基づくリボン・インク補
給機構の要部斜視図である．第２図は、本発明が適用さ
れるエンドレス・リボン・カートリッジを示すもので、
カートリッジの蓋を外した外観斜視図である．第３図は
、インク補給機構を備えたカートリッジの平面図である
．第４図は、第３図のＡ−Ａ断面図である．第５Ａ図〜
第５Ｅ図は、各々本発明のインク貯蔵器の実施例を示す
、正面図である．第６図は、本発明との比較のために示
す、円筒状インク貯蔵器を備えたインク補給機構の要部
拡大正面図である．第７図は、本発明の実施例のインク
貯蔵器を備えたインク補給機構の要部拡大正面図である
．符号の説明２・・・・・・リボン・カートリッジ、４・・・・・・
エンドレス・リボン、１０・・・・・・駆動転送ローラ、１２・・・・・・ピンチ・ローラ、１４・・・・・・駆動軸、１６・・・・・・インク貯蔵器、３０・・・・・・突出面． ′ｌＩＥ１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）エンドレス・リボンを収納するための空所と、該
エンドレス・リボンを受け入れ、あるいは送り出すため
の開口を有するハウジングと、上記ハウジングからエン
ドレス・リボンを繰り出すためのガイド手段と、上記エンドレス・リボンを上記ハウジング内の空所に受
け入れる手段と、上記エンドレス・リボンのプリント・トラックに選択的
にインクを補給する手段、とを備えていることを特徴とするリボン用インク補給装
置。
（２）上記エンドレス・リボンのプリント・トラックに
選択的にインクを補給する手段は、上記ハウジングに回
転可能に取付けられ、外表面を有する駆動転送ローラと
、上記ハウジングに回転可能に取付けられ、かつ上記駆動
転送ローラの回転軸と平行に配置された回転軸を有し、
上記駆動転送ローラとの間に上記エンドレス・リボンを
挟持するように上記駆動転送ローラの方向へ付勢された
ピンチ・ローラと、上記エンドレス・リボンを前進させ
るために上記駆動転送ローラを駆動する手段と、上記ハウジング内に回転可能に取付けられ、かつ上記駆
動転送ローラの軸と平行な回転軸を有し、該駆動転送ロ
ーラの外表面のセグメントに係合して、上記エンドレス
・リボンに供給するインクを該駆動転送ローラに塗布す
るインク貯蔵器、とを備えていることを特徴とする請求
項（１）記載のリボン用インク補給装置。
（３）上記インク貯蔵器は、上記駆動転送ローラにイン
クを塗布するために、該駆動転送ローラの外周と接する
突出外表面を有し、そして、上記駆動転送ローラの外表
面のセグメントが上記エンドレス・リボンのプリント・
トラックに接するよう構成されている、ことを特徴とする請求項（２）記載のリボン用インク補
給装置。
（４）上記駆動転送ローラは、軸方向に積層された複数
のローラからなり、これら複数のローラの１つが上記イ
ンク貯蔵器の突出外表面と接している、ことを特徴とす
る請求項（３）記載のリボン用インク補給装置。
（５）上記インク貯蔵器が多孔質の材料で形成されてい
ることを特徴とする請求項（２）記載のリボン用インク
補給装置。
（６）エンドレス・リボンを収納するための空所と、該
エンドレス・リボンを受け入れ、あるいは繰り出すため
の開口を有するハウジングと、上記ハウジングから上記
エンドレス・リボンを供給し、かつハウジングへ該エン
ドレス・リボンを復帰させるガイド手段と、上記ハウジングの上記エンドレス・リボンを受け入れる
開口付近に回転可能に取付けられた駆動転送ローラと、上記駆動転送ローラを回転させる手段と、上記ハウジングに回転可能に取付けられ、かつ、上記駆
動転送ローラの回転軸と平行にかつ、該駆動転送ローラ
に近接して配置された回転軸を有し、上記エンドレス・
リボンを上記ハウジングの空所へ進ませるために、上記
駆動転送ローラとの間に上記エンドレス・リボンを挟持
するように付勢されたピンチ・ローラと、上記駆動転送ローラに係合するように上記ハウジング内
に装着され、上記エンドレス・リボンのプリント・トラ
ックと接した上記駆動転送ローラの外表面のセグメント
にインクを塗布し、それによつて上記エンドレス・リボ
ンのプリント・トラックにインクを供給するインク供給
手段、とを備えていることを特徴とするリボン用インク補給装
置。
（７）上記インク供給手段は、その回転軸に直角な方向
における複数の半径によつて輪郭が与えられた外表面を
有する回転体を備え、該回転体は、上記エンドレス・リ
ボンのプリント・トラックに接する駆動転送ローラのセ
グメントと接する、突出した外表面を有する、ことを特
徴とする請求項（６）記載のリボン用インク補給装置。
（８）上記インク供給手段は、その回転軸に直角な方向
の複数の半径によつて輪郭が与えられた外表面を有する
回転体を備え、該回転体は、インクを塗布すべき上記駆
動転送ローラの外周の複数のセグメントに接する複数の
突出外表面を有し、上記駆動転送ローラ外表面の複数の
セグメントは上記エンドレス・リボンの複数のプリント
・トラックと接している、ことを特徴とする請求項（６
）記載のリボン用インク補給装置。
（９）インク供給手段は多孔質の材料で形成されている
ことを特徴とする請求項（６）記載のリボン用インク補
給装置。
（１０）上記駆動転送ローラは、軸方向に積層された複
数のローラを有し、これら複数のローラは上記インク供
給手段の回転体の複数の突出外表面と接し、それによつ
てインクを受取り、そして、上記エンドレス・リボンの
複数のプリント・トラックにインクを塗布するよう構成
されている、ことを特徴とする請求項（８）記載のリボ
ン用インク補給装置。
（１１）上記駆動転送ローラ及びピンチ・ローラは各々
歯車であることを特徴とする請求項（１）もしくは請求
項（６）記載のリボン用インク補給装置。
（１２）ハウジングと、上記ハウジングに回転可能に取付けられた駆動転送ロー
ラと、上記ハウジングに回転可能に取付けられ、かつ上記駆動
転送ローラの回転軸と平行にかつ該駆動転送ローラに近
接して配置された回転軸を有し、織物リボンを進ませる
ために、上記駆動転送ローラとの間に上記織物リボンを
狭挟するように上記駆動転送ローラの方へ付勢されたピ
ンチ・ローラと、上記駆動転送ローラに係合するように上記ハウジング内
に装着され、上記織物リボンのトラックと接した上記駆
動転送ローラの外表面のセグメントにインクを塗布し、
それによつて上記織物リボンのトラックにインクを塗布
するインク供給手段、とを備えていることを特徴とする
織物リボン用インク塗布器。
（１３）上記インク供給手段は、その回転軸に直角な方
向における複数の半径により輪郭が与えられた外表面を
有する回転体を備え、該回転体は、インクを塗布すべき
上記織物リボンのトラックに接している上記駆動転送ロ
ーラの表面と接する突出した外表面を有している、こと
を特徴とする請求項（１２）記載のインク塗布器。
（１４）上記駆動転送ローラは、軸方向に積層された複
数のローラを有し、これら複数のローラの１つは、イン
クを塗布されるようインク貯蔵器の１つの突出外表面と
接し、それによつて上記織物リボンの１つのトラックに
インクを塗布するよう構成されていることを特徴とする
請求項（１２）記載のインク塗布器。
（１５）上記回転体は、上記織物リボンのトラックにイ
ンクを塗布するために、各々上記駆動転送ローラの積層
体と接する複数の突出外表面を有する、ことを特徴とす
る請求項（１４）記載のインク塗布器。
（１６）上記駆動転送ローラは、軸方向に積層された複
数のローラを有し、これら複数のローラはインク貯蔵器
の複数の突出外表面と接し、それによつて上記織物リボ
ンの複数のトラックにインクを塗布するよう構成されて
いることを特徴とする請求項（１５）記載のインク塗布
器。
（１７）上記回転体が多孔質材料で形成されていること
を特徴とする請求孔（１３）又は請求項（１４）記載の
インク塗布器。
（１８）上記駆動転送ローラ及びピンチ・ローラが歯車
であることを特徴とする請求項（１２）記載のインク塗
布器。
（１９）ハウジングと、上記ハウジングに回転可能に装着された駆動転送ローラ
と、上記ハウジングに回転可能に取付けられ、かつ、上記駆
動転送ローラの回転軸と平行でかつ該駆動転送ローラに
近接して配置された回転軸を有し、リボンを進ませるた
めに、上記駆動転送ローラとの間に上記リボンを狭持す
るように付勢されたピンチ・ローラと、上記駆動転送ローラに係合するように上記ハウジング内
に装着され、上記リボンのトラックに接する上記駆動ロ
ーラの外表面にコーティング材を塗布し、それによつて
上記リボンのトラックにコーティングを施すコーティン
グ手段、とを備えていることを特徴とするコーティング塗布器。
（２０）上記コーティング手段は、その回転軸に直角な
方向における複数の半径により輪郭が与えられた外表面
を有する回転体を備え、該回転体は、コーティング材を
塗布すべき上記リボンのトラックに接している上記駆動
転送ローラの表面と接する、突出した外表面を有してい
る、ことを特徴とする請求項（１９）記載のコーティン
グ塗布器。
（２１）上記駆動転送ローラは、軸方向に積層された複
数のローラを有し、これら複数のローラの１つは、上記
コーティング手段の回転体の外表面と接し、それによつ
て上記リボンの１つのトラックにインクを塗布するよう
構成されていることを特徴とする請求項（２０）記載の
コーティング塗布器。
（２２）上記回転体は、上記リボンのトラックにコーテ
ィング材を塗布するために、各々上記駆動転送ローラの
積層体と接する複数の突出外表面を有する、ことを特徴
とする請求項（２１）記載のコーティング塗布器。
（２３）上記駆動転送ローラは、軸方向に積層された複
数のローラを有し、これら複数のローラは、上記コーテ
ィング手段の回転体の突出外表面と接し、それによつて
上記リボンのトラックに１つのコーティングを施す、こ
とを特徴とする請求項（２２）記載のコーティング塗布
器。
（２４）上記コーティング手段の回転体は多孔質の材料
にて形成されていることを特徴とする請求項（１９）記
載のコーティング塗布器。
（２５）上記駆動転送ローラ及びピンチ・ローラは各々
歯車であることを特徴とする請求項（１９）記載のコー
ティング塗布器。
（２６）エンドレス・リボンを収納するための空所と、
該エンドレス・リボンを受け入れ、あるいは送り出すた
めの開口を有するハウジングと、上記ハウジングの空所
から上記エンドレス・リボンを出し入れするためのガイ
ド手段とを備え、該エンドレス・リボンの一つのプリン
ト・トラックにインクを補給するものにおいて、上記エンドレス・リボンの１つのプリント・トラックに
インクを補給する１個のローラ・システムを有し、上記
ローラ・システムは、上記ハウジングに回転可能に取付けられ、外表面を有す
る駆動転送ローラと、上記ハウジングに回転可能に取付けられ、かつ上記駆動
転送ローラの回転軸と平行に配置された回転軸を有し、
上記駆動転送ローラとの間に上記エンドレス・リボンを
狭持するように上記駆動転送ローラの方向へ付勢された
ピンチ・ローラと、上記エンドレス・リボンを前進させ
るために上記駆動転送ローラを駆動する手段と、上記ハウジング内に回転可能に取付けられ、かつ上記駆
動転送ローラの軸と平行な軸を有し、該駆動転送ローラ
の外表面に係合して、上記エンドレス・リボンに供給す
るインクを該駆動転送ローラに塗布するインク貯蔵器、とを備えていることを特徴とするインク補給カートリッ
ジ。
（２７）上記インク貯蔵器は、上記駆動転送ローラにイ
ンクを塗布するために、該駆動転送ローラの外周のセグ
メントと接する突出外表面を有し、かつ、上記駆動転送ローラの外表面のセグメントが上記エンド
レス・リボンのプリント・トラックと接し、該エンドレ
ス・リボンにコーティング材を補給するよう構成されて
いる。ことを特徴とする請求項（２６）記載のインク補給カー
トリッジ。
（２８）上記駆動転送ローラは、軸方向に積層された複
数のローラからなり、これら複数のローラの１つが上記
インクの貯蔵器の突出外表面と接している、ことを特徴
とする請求項（２７）記載のインク補給カートリッジ。
（２９）上記インク貯蔵器が多孔質の材料で形成されて
いることを特徴とする請求項（２６）記載のインク補給
カートリッジ。