JPH0319874Y2 - - Google Patents

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JPH0319874Y2
JPH0319874Y2 JP1988123995U JP12399588U JPH0319874Y2 JP H0319874 Y2 JPH0319874 Y2 JP H0319874Y2 JP 1988123995 U JP1988123995 U JP 1988123995U JP 12399588 U JP12399588 U JP 12399588U JP H0319874 Y2 JPH0319874 Y2 JP H0319874Y2
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shaped
lids
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、空気中の酸素の酸化作用により発熱
する発熱剤の熱を利用する温灸体に関し、体質、
症状等に応じて良好な治療効果を得ることの出来
る温灸体の考案である。
b 従来の技術 近時、酸素による酸化作用により発熱する発熱
剤を用いて点灸効果を有する温灸体が、古来より
のモグサ灸に代わつて、その簡便性、煙が発生し
ない、火傷の恐れが少ない等の理由から、多く提
供若しくは開発されている。
例えば特開昭55−130668号、実公昭63−23087
号等があるが、これらは何れも通気性の上包材と
非通気性の下包材との間に酸素ガスとの接触によ
り発熱する発熱剤を封入して、下包材の外側に設
けた熱不良導体層を介して皮膚に粘着する如くし
たものであり又、実開昭61−188746号の如く、非
通気性の発熱剤を収容する中空環体と中空台座と
よりなる容器本体の上側に通気構造を有する上蓋
を被着した構造である。
即ち、上記考案中の磁石、薬草等は本願考案の
関与しないところであるが発熱剤に対する酸素の
供給は全て上包体(又は上蓋)の通気性部よりな
されるものである。
従つて皮膚粘着面と酸素供給面とは常に一定で
あり、灸体の上下の形状も、下面鍔状、上面円孤
状等のものが多く加工性、包装形態にも難点が多
かつた。
c 考案が解決しようとする問題点 本考案は、上記のような従来温灸体を改良し、
極めて加工性に優れ、かつ円盤状のシンプルな形
状であるから包装等も合理的で簡便に行うことが
出来るのみならず、上下の外被蓋を非通気性と
し、而も両外被蓋の熱伝導性を相違させて、使用
者の症状、皮膚の体質等に応じて選択使用するこ
とが出来る新規な温灸体を開発することを目的と
してこれを完成したものである。
d 問題点を解決するための手段 本考案の構成を実施の例を示した図面に基づい
て具体的に説明する。
1はリング状の本体で、通気性を有し、内部に
発熱体を封入して上下両面を非通気性の蓋体2,
3を熱溶着又は接着した際には空気(酸素を含
む)はリング状本体の外周面11より流入して内
容物を発熱させるのである。
このリング本体1としては、ヒートシールの容
易な、或いは接着適性の良い素材を利用するが、
例えばポリプロピレン系の不織布等を螺旋状にリ
ング加工してカツテイングしたもの、又は合成樹
脂の連続発泡成形品を利用し、或いは同じくマツ
ト状の通気性板を打抜加工等して作製する。
次に非通気性の蓋体2,3は通気性のリング状
本体1とシートシール又は接着剤による接着の良
好なフイルム状体であることを要し、例えばポリ
プロピレンフイルム(PP)(単体)、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)/アルミニウム箔/
無延伸ポリプロピレン(CPP)の三層ラミネー
トフイルム、又は不織布/CPP、PET/CPP等
の二層ラミネートフイルム等を使用することが出
来る。
即ち通気性本体1に通常の酸素による発熱剤
(例えば鉄粉、アルカリ金属硫化物等を主剤とす
る発熱剤など)を封入した状態となるよう、上記
非通気性シート状蓋体2,3を熱溶着若しくは接
着剤による接着を行う。
次に通常は蓋体2,3の外側に粘着剤層4,6
を介して剥離紙5,7を貼付して後に不通気性の
温灸体包装材に収容され、使用に際して包装袋等
により取出し一面の剥離紙5又は7を剥して患部
に粘着されるものであるが、温灸体を不通気包装
をして保管中は粘着層4,6及び剥離紙5,7
を、貼付せず別添若しくは同封して、包装体を開
封し使用する際に貼付することも出来る。
尚両面に使用する上下の酸素ガス非通気性の蓋
体2及び3は、熱伝導性の異なる材質のフイル
ム、例えば一面はアルミニウム箔を主体とするラ
ミネートフイルム、他面は不織布とCPPのラミ
ネートフイルム等を使用することによつて、症状
或いは皮膚の体質に応じて選択使用することが出
来る。
又、上下両面が同一形状、同一面積であるか
ら、対皮膚面は通常の剥離紙7を用い他の面の面
5は剥離紙に代えて非伝熱性の材質を貼付して更
に温灸効果の向上と永続性を保持させることも出
来る。
更に、第3図aに示すように、対皮膚面をアル
ミ箔等を主とした高伝熱部21と周囲の不織布等
の高粘着部22として温灸効果を高めることも出
来る。
e 作用 リング状本対全体を通気性としたことにより、
空気は本体外周11面より浸入して発熱作用を行
い、従つて上下両面を非通気性とすると共に伝熱
性に差を付けることによつて、この両者を選択し
て適当な温灸効果を発揮させることが出来る。
f 考案の効果 本考案に係る温灸体は、発熱剤を収容する本体
はリング状であつて、酸素はその外周壁よりのみ
浸入する為上下両面の非通気面は上下同形、同面
積であり、上下両面を伝熱性の異なる対皮膚面と
して選択使用出来る。
又本体及び両蓋体はヒートシール等が容易完全
に行うことが出来るから加工性が優れている。
尚形状がシンプルなボタン状又はコイン状等で
あるから取扱いが極めて容易であつて、更に従来
品のように上面に通気孔があり、下面は鍔状広面
積部よりなるものに比し、生産、包装等も著しく
合理化することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案に係る温灸体実施例の各部分
斜視図である。第1図bは同じく組立体縦断面図
である。第2図は従来品の一例の斜視図である。
第3図は他の実施例のaは一面斜視図、bは同じ
く他面の斜視図である。 図中、1……リング状本体、11……酸素流入
面、2……上面蓋体、21……高伝熱部、22…
…高粘着部、3……下面蓋体、4,6……粘着剤
層、5,7……剥離紙又は不伝熱フイルム、8…
…発熱体、9……上面通気部、10……鍔状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通気性を有するリング状本体1の上下面に非通
    気性のシート状蓋体2,3を熱溶着又は接着し、
    リング状本体内に酸素により発熱する発熱剤を封
    入し、蓋体の外面の一面又は両面に粘着剤と剥離
    材を貼付してなる温灸体において、非通気性のシ
    ート状蓋体2及び3を熱伝導性の異なる材質によ
    り構成せしめ、必要に応じて皮膚接触面を選択使
    用することを特徴とする温灸体。
JP1988123995U 1988-09-21 1988-09-21 Expired JPH0319874Y2 (ja)

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JPH0245742U JPH0245742U (ja) 1990-03-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54166196U (ja) * 1978-05-15 1979-11-21
JPS62125538U (ja) * 1986-01-31 1987-08-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0245742U (ja) 1990-03-29

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