JPH031986Y2 - - Google Patents

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JPH031986Y2
JPH031986Y2 JP3710884U JP3710884U JPH031986Y2 JP H031986 Y2 JPH031986 Y2 JP H031986Y2 JP 3710884 U JP3710884 U JP 3710884U JP 3710884 U JP3710884 U JP 3710884U JP H031986 Y2 JPH031986 Y2 JP H031986Y2
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JP
Japan
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main body
cable
pair
reinforcing part
holes
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JP3710884U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、段ボールにより形成する巻展自在の
段ボール製ブラインドに関する。
従来、一般にブラインドは窓等に沿つて配設さ
れ主として遮光のためにのみ用いられ、ブライン
ドで室内等の間仕切りや壁面等の装飾をという思
想はなかつたし、またできなかつた。
本考案は、上記事実を考慮してなされたもの
で、従来窓の遮光はブラインドで、間仕切りはカ
ーテンを用い、壁面は壁紙等を貼着するものとい
う用途区分を解消することを目的とする。
すなわち本考案は、ライナー部の片面に中芯部
を設けてなる片面段ボールで長方形状等の任意形
状に形成し、かつ、該中心部の段方向に沿つた上
端部を中芯部側へ少なくとも二重に折曲して補強
部を設け、該補強部の左右にこれを貫通した一対
の結索孔及び該補強部の少なくとも二重に折曲し
た部分を貫通した一対の吊索孔を備えた本体と、
該一対の吊索孔に該補強部の内部より外部へ向け
て挿通し、ついで中芯部と交差状に沿わせて垂下
せしめ、前記本体の下端部でライナー部側へ回り
込ませて配設して前記一対の結索孔で結索した吊
索とよりなり、該吊索の中央部で上下操作するこ
とにより該本体を巻展自在に形成したことを要旨
とする。
以下、上記した本考案の要旨をさらに明確にす
るため、その一実施例を挙げ図面を利用して説明
する。
第1図は、本考案の段ボール製のブラインドB
の展吊状態を示したもので、本体1は方形状の中
芯部11とライナー部12とからなる片面段ボー
ルで、段方向に平行な上端部を中芯部11側へ数
センチメートル幅で二重に折曲し補強部13とす
る。該補強部13の左右部に吊索孔131,13
1を穿設し鳩目等で補強する。次いで該補強部1
3に、吊索孔131,131の略上部へ結索孔1
32,132を穿設し鳩目等で補強する。
なお、上記手順により穿設された吊索孔13
1,131は補強部13の二重折部分のみを貫通
するが、結索孔132,132は三重部分の全て
を貫通して形成されている。さらに本体1の総丈
(段方向と直角方向の長さ)の5〜6倍の吊索2
により、一端を一方の結索孔132に結索し、該
本体1のライナー部12側から下端部14を介し
て中芯部11側へ回り込み、さらに中芯部11側
を上昇し、先に一端を結索した側の吊索孔131
を前側から挿通し、他側の吊索孔131を裏側か
ら挿通したのち、再び中芯部11側を下降して下
端部14をライナー部12側へ回り込み、ライナ
ー部12側を上昇して他側の結索孔132で結索
する。
以上のようにして形成されたブラインドBを環
133,133等を用いて壁等の上部へ懸吊し、
吊索2の中央部21をゆるめると第1図の展吊状
態となる。
第2図は、吊索2の中央部21を引いてブライ
ンドBを巻上げた状態を示したもので、中央部2
1を引くことによつて吊索孔131,131から
先の吊索2が相対的に短くなるので、その程度に
応じて挾吊する本体1を巻上げるのである。
なお、材料は通常のパルプ材のみならず合成紙
等によればより折曲性が良好となり、さらに耐水
性が良好になる等の効果がある。また実施例では
長方形状のものについて説明したが、これは懸吊
場所や色彩等を考慮して長方形状以外の多角形状
や円弧状とすることも可能であり、また補強部は
折曲げでなくとも別部材を付設するもよく、これ
らの変更は本考案の目的、効果の達成される範囲
において、何ら本考案の要旨を変更するものでな
いことは申すまでもない。
以上説明したように本考案は、片面段ボールと
いう素材を利用したブラインドであるため断熱
性、遮光性、防音性、吸湿による調湿性等に優
れ、また色彩等も自由に施せるので、室内等の間
仕切りや壁面等の装飾は勿論、冬期夜間の保温の
みならば窓カーテンとして使用できるため、前述
のような用途区分に制約されることもなくなる。
また季節等に応じ夏は寒色系、冬は暖色系で間仕
切りや壁装飾を統一することも生活に潤いをもた
す重要な要因ともなり得る有用な考案といわねば
ならない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案段ボール製ブラインドの一実施例
を示し、第1図は展吊状態を示す斜視図、第2図
は巻上げ状態を示す斜視図である。 1……本体、11……中芯部、12……ライナ
ー部、13……補強部、131……吊索孔、2…
…吊索。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ライナー部の片面に中芯部を設けてなる片面段
    ボールで長方形状等の任意形状に形成し、かつ、
    該中心部の段方向に沿つた上端部を中芯部側へ少
    なくとも二重に折曲して補強部を設け、該補強部
    の左右にこれを貫通した一対の結索孔及び該補強
    部の少なくとも二重に折曲した部分を貫通した一
    対の吊索孔を備えた本体と、該一対の吊索孔に該
    補強部の内部より外部へ向けて挿通し、ついで中
    芯部と交差状に沿わせて垂下せしめ、前記本体の
    下端部でライナー部側へ回り込ませて配設して前
    記一対の結索孔で結索した吊索とよりなり、該吊
    索の中央部で上下操作することにより該本体を巻
    展自在に形成したことを特徴とする段ボール製ブ
    ラインド。
JP3710884U 1984-03-14 1984-03-14 段ボ−ル製ブラインド Granted JPS60148496U (ja)

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JP3710884U JPS60148496U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 段ボ−ル製ブラインド

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JP3710884U JPS60148496U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 段ボ−ル製ブラインド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60148496U JPS60148496U (ja) 1985-10-02
JPH031986Y2 true JPH031986Y2 (ja) 1991-01-21

Family

ID=30542901

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3710884U Granted JPS60148496U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 段ボ−ル製ブラインド

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JP (1) JPS60148496U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020183622A1 (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 オリンパス株式会社 光学系及びそれを備えた光学装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020183622A1 (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 オリンパス株式会社 光学系及びそれを備えた光学装置

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Publication number Publication date
JPS60148496U (ja) 1985-10-02

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