JPH03198626A - 配電系統操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は配電系統操作装置の配電系統設備データメンテ
ナンスの改良に関するものである。

（従来の技術） 従来技術を第５図を用いて説明する。第５図において４
は遠方監視装置であり、配電系統操作装置１に配電用変
電所からの情報、例えば、配電線出口しゃ断器の状態や
動作リレー情報等を入力する装置、３は同じく遠方監視
制御装置で、配電系統操作装置１に配電系統の開閉器の
状態を入力する装置、操作卓２はマンマシンインタフェ
ース装置である。

配電系統操作装置１は、監視・制御対象となる配電系統
の全ての機器情報、及び機器相互間の接続情報を記憶装
置部に配電系統設備データとして記憶しておき、配電系
統に事故が発生した時は、遠方監視装置４と遠方監視制
御装置３より入力される情報から事故の発生と事故区間
を検出する。

そして事故区間より負荷側の健全区間群に対する自動融
通操作を実施するために、配電系統の開閉器の操作すべ
く遠方監視制御装置３に操作信号を出力して、配電系統
の開閉器を操作する。又、運転員か操作卓２から指示す
る開閉器についても、自動融通操作と同様に遠方監視制
御装置３に操作信号を出力して、配電系統の開閉器を操
作する。

近年の配電系統の運用では、作業・工事時における停電
電力の極小化を目的に無停電作業工法を採用し、作業・
工事を施工している。前記無停電作業工法では、仮設開
閉器、バイパスグープル等の一時的に電力を供給・停止
可能な機器を使用して無停電作業を実現している。ここ
て、仮設開閉器とは配電系統に作業・工事期間に限り設
置される開閉器であり、バイパスケーブルとは作業・工
事期間に限り設置されるケーブルである。

前記した如く、配電系統操作装置１は、配電系統を構成
する全ての機器情報、及び機器相互間の接続情報を配電
系統設備データとして記憶し、配主系統の監視・制御を
行なう必要性があることから、配電系統を運用する運転
員は、配電系統操作装置１が記憶している配電系統設備
データを配電系統構成に合せるため、作業・工事開始前
には無停電作業工法て使用する機器を新たに登録するだ
めのメンテナンス件名を、又、作業・工事終了後には無
停電作業工法て使用した機器を撤去するだめのメンテナ
ンス件名を、それぞれメンテナンス情報入力手段である
操作卓２を使用して入力し、メンテナンスする必要があ
った。

（発明が解決しようとする課題） しかじなかり、無停電作業工法で使用する仮設開閉器、
バイパスケーブル等の機器は、前記した通り一時的に取
付ける機器てあり、作業・工事終了後には撤去する必要
かあるという点て他の配電系統を構成する機器とは、配
電系統を運用する運転員の扱いか異なり以下の問題があ
った。

■　配電系統を運用する運転員は、−時的に取付けられ
る機器に対しても他の配電系統を構成する機器と同様の
扱いを行なう必要があるため、機器の取付け／撤去各々
に対して配電系統設備データのメンテナンスのための入
力労務量が増える。

■　ひいては入力ミスで、配電系統と配電系統設備デー
タが不一致となり、配電系統の運用に支障をきたす場合
がある。

本発明は上記問題点を解決するためになされたちのてあ
り、メンテナンス件名て特定機器の新たな登録を指示さ
れたときは、その登録指示された特定機器を撤去するメ
ンテナンス件名を作成して運転員の入力労務量を減らし
、更には、作業・工事終了時の特定機器の撤去データの
入力ミスを無くすことが可能な、配電系統操作装置を提
供することを目自勺としている。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するための構成を第１図によって説明す
ると、配電系統を構成する機器情報を配電系統設備デー
タとして記憶しておき、配電系統の構成変化に対応して
設備データをメンテナンスして配電系統の運用を行なう
配電系統操作装置において、運転員による配電系統設備
データのメンテナンス情報を入力するだめのメンテナン
ス情報入力手段１１と、前記メンテナンス情報入力手段
にて入力したメンテナンス情報をメンテナンス件名１５
として管理し、かつ運転員から配電系統の工事の竣工に
合せて実行指示があるとき、前記メンテナンス件名をも
とに配電系統設備データ１４を修正するとともに、新た
に配電系統設備データとして記憶更新するメンテナンス
手段１２と、メンテナンス件名で特定機器の新たな登録
を指示されたとき前記指示された特定機器の撤去のため
にメンテナンス件名を作成する撤去件名作成手段１３と
から構成した。

（作　用） 第１図のように構成した操作装置１は、運転員が入力し
たメンテナンス情報をメンテナンス情報入力手段１１て
入力し、次に、入力したメンテナンス情報と現在記憶し
ている配電系統設備データ１４との整合性を確認し、メ
ンテナンス件名１５として管理するためメンテナンス手
段１２を実行する。更に、撤去件名作成手段１３を実行
し、メンテナンス件名１５に無停電作業工法て使用する
仮設開閉器。

バイパスケーブル等の特定機器の新設工事が入力されて
いるかをを検索して、特定機器の新設工事か入力されて
いる場合は、特定機器の撤去工事のメンテナンス件名を
作成する。このように構成すれば、運転員の配電系統設
備データのメンテナンスに関わる入力労務量を軽減でき
る。

（実施例） 以下、図面を参照して実施例を説明する。

第２図は本発明による配電系統操作装置の一実施例を示
す構成図である。第２図に示す如く配電系統操作装置は
、メンテナンス情報入力手段に相当するＣＲＴを具備し
た操作卓１００と、配電系統設備データ１４、及びメン
テナンス件名１５を記憶しておく記憶装置１０２と、計
算機ＣＰＵ１０３で構成される。

以上のように構成した操作装置の作用について説明する
。

配電系統を運用する運転員は、作業・工事等で日々系統
変更される配電系統構成に、記憶装置１０２に記憶して
いる配電系統設備データベースを合せるために、操作卓
１００より配電系統設備データのメンテナンス情報を入
力しておき、工事の竣工に合せて配電系統設備データを
記憶更新するためのメンテナンス実行の指示を操作卓１
００から計算機ＣＰＵ１０３へ与え、配電系統設備デー
タをメンテナンスしている。

ここで、運転員が配電系統設備データメンテナンスのた
めに入力するメンテナンス情報について、第３図（ａ）
と第３図（ｂ）の配電系統図で説明する。

第３図（ａ）は、無停電作業を実施する前後の配電系統
図であり、第３図（ｂ）は無停電作業実施中の配電系統
図である。各国において、Ｄｎは電柱、Ｋｎは高圧ケー
ブル、ＫＳ１４は無停電作業工法で使用する仮設開閉器
、ＢＰも同じく無停電作業工法で使用するバイパスクー
プルである。

運転員は、配電系統設備データベースを無停電作業実施
前の系統（第３図（ａ）に示す配電系統）を無停電作業
実施中の系統（第３図ｆｂ）に示す配電系統）に変更す
るため、操作卓１００より表−１に示すメンテナンス情
報を入力する。

表−１ 上記衣−１の内容は、第３図（ａ）に示す配電系統で無
停電作業を実施するため、電柱Ｄ１と電柱Ｄｎ間にバイ
パスクープルＢＰを新設する情報と、仮設開閉器ＫＳ−
をバイパスクープルＢＰ上であって電柱Ｄ１側に仮設開
閉器ＫＳＩ４を新設する情報である。

次に操作装置１は、前記入力したメンテナンス情報表−
１と現在記憶している配電系統設備データとの整合性を
確認し、メンテナンス件名として管理するため、メンテ
ナンス手段１２を実行する。

ここて、メンテナンス情報表−１と配電系統設備データ
との整合性の確認例を、第４図のフローチャートを用い
て説明する。

ステップ８１〜ステップ８７間のループはメンテナンス
情報数分ステップＳ２からステップＳ６を繰返す処理で
あり、ステップＳ２で処理対象のメンテナンス情報（Ｉ
＞の工事種別・機器種別・補助情報（名称）等を取出し
ておき、更に、ステップＳ３では機器種別をキーにして
機器毎の設備最大数を取出す。ステップ８４〜ステップ
８６間のループは前記ステップＳ３で取出した設備最大
数を上限に繰返す処理であり、ステップＳ５でステップ
Ｓ２の処理で取出した１番目の当該メンテナンス情報の
補助情報（名称）と、配電系統設備データベースで記憶
している５番目の比較対象設備の名称との重複をチエツ
クし、名称が重複している場合にはステップＳ９ヘジヤ
ンプし、名称が重複していないい場合は設備最大数分繰
返す。以上説明した処理で、全てのメンテナンス情報の
名称が配電系統設備データで記憶している名称と重複し
なければ、ステップＳ８で当該メンテナンス件名の件名
状態を実行可状態に、またメンテナンス情報のどれか１
つでも重複、すれば、ステップＳ９で当該メンテナンス
件名の件名状態を実行負荷状態に、それぞれ件名状態を
設定してメンテナンス件名として管理する。

運転員からの実行指示があれば、実行指示されたメンテ
ナンス件名の件名状態か実行可状態であることを条件に
、メンテナンス件名１５により配電系統設倫データを修
正し、新たな配電系統設備データとして配電系統設備デ
ータを記憶更新する。

更に、操作装置１はメンテナンス手段１２を実行後、撤
去件名作成手段１３を実行する。

撤去件名作成手段１３はメンテナンス手段１２より受渡
されたメンテナンス件名１５の中に、無停電作業工法で
使用する機器を新設する情報が有るかを検索し、無停電
作業工法で使用する機器を新設する情報が有る場合に限
り、無停電作業工法て使用する機器を撤去するだめのメ
ンテナンス情報を生成し、新たなメンテナンス件名とし
て登録する。

新たに登録したメンテナンス件名により、運転員からの
実行指示があれば配電系統設備データか修正される。す
なわち無停電作業工法で使用された機器が配電系統設備
データより削除される。

１ 撤去件名作成手段１３て無停電作業工法て使用する機器
かを特定する方法と、特定した機器を撤去するためのメ
ンテナンス情報の生成方法を、以下に説明する。

無停電作業工法で使用する機器かを特定する方法は、予
め機器を特定するための機器特定テーブル表−２に機器
種別を定義しておき、入力したメンテナンス件名１５の
中に、機器特定テーブル表２と同じ機器種別の機器を新
設するメンテナンス情報が有るかを検索すれば、無停電
作業工法て使用する機器かを特定てきる。

特定した機器を撤去するためのメンテナンス情報の生成
方法は、特定した機器のメンテナンス情報の工事種別を
、新設から撤去に変更することで生成てきる。運転員が
入力したメンテナンス情報の入力例表−１のメンテナン
ス件名から、無停電作業工法で使用する機器を撤去する
だめのメンテナンス情報を生成すると、表−３を得るこ
とができる。

表−３ 以」−説明したように本実施例によれば、配電系統を運
用する運転員が無停電作業工法て使用する機器の新設置
事のメンテナンス情報を操作装置に入力すると、操作装
置が無停電作業工法て使用する機器の撤去工事のメンテ
ナンス情報を自動的に作成することから、運転員は、操
作装置に対し撤去工事メンテナンス件名の実行指示のみ
与えれば良いことになる。

上記実施例では無停電作業工法て使用する機器に着目し
て撤去工事のメンテナンス件名を作成するようにしたが
、無停電作業工法で使用する機器以外に機器を取付すな
（新設）後に取外す（撤去）ことが明らかな機器の機器
種別を、機器特定テーブル表−２に追加して特定機器と
認識させ、無停電作業工法で使用する仮設開閉器、バイ
パスケーブル等の機器と同様に機器の撤去工事のメンテ
ナンス件名を作成するようにしても良い。

［発明の効果］ 以−１−説明したように本発明によれば、特定機器の撤
去工事のメンテナンス件名を自動的に作成するため、運
転員の入力労務量を軽減することがてき、もって、特定
機器の撤去工事のためのメンテナンス情報の入力ミスを
無くずことか可能な配電系統操作装置を提供することが
てきる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による配電系統操作装置の機能ブロック
構成図、第２図は本発明による配電系統操作装置の一実
施例構成図、第３図は本発明の実施例の作用を説明する
ための配電系統図、第４図はメンテナンス手段の整合性
の確認例を説明するだめのフローチャート、第５図は従
来技術を説明するための構成図であるう １・・・配電系統操作装置 １１・・・メンテナンス情報入力手段 １２・・・メンテナンス手段 １３・・・撤去件名作成手段 １４・・・配電系統設備データ １５・・・メンテナンス件名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 配電系統を構成する機器情報を配電系統設備データとし
   て記憶しておき、配電系統の構成変化に対応して設備デ
   ータをメンテナンスして配電系統の運用を行なう配電系
   統操作装置において、運転員による配電系統設備データ
   のメンテナンス情報を入力するためのメンテナンス情報
   入力手段と、前記メンテナンス情報入力手段にて入力し
   たメンテナンス情報をメンテナンス件名として管理し、
   かつ運転員から配電系統の工事の竣工に合せて実行指示
   があるとき、前記メンテナンス件名をもとに配電系統設
   備データを修正するとともに、新たに配電系統設備デー
   タとして記憶更新するメンテナンス手段と、メンテナン
   ス件名で特定機器の新たな登録を指示されたとき前記指
   示された特定機器の撤去のためにメンテナンス件名を作
   成する撤去件名作成手段とを備えたことを特徴とする配
   電系統操作装置。