JPH03197993A - 触知情報表示装置 - Google Patents

触知情報表示装置

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JPH03197993A
JPH03197993A JP33625289A JP33625289A JPH03197993A JP H03197993 A JPH03197993 A JP H03197993A JP 33625289 A JP33625289 A JP 33625289A JP 33625289 A JP33625289 A JP 33625289A JP H03197993 A JPH03197993 A JP H03197993A
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JP
Japan
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tactile
thermal expansion
expansion material
display
display element
Prior art date
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Pending
Application number
JP33625289A
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English (en)
Inventor
Matsuo Takashima
高島 松雄
Tomohito Koyama
智史 小山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は触知情報表示装置、特に文字、図形その他所定
の情報を触知情報として出力する触知情報表示装置に関
するものである。
[従来の技術1 従来より視覚障害者に対して文字や図形情報を、点字、
物体の表面に形成した突起物などを介して触知情報とし
て伝達する方法が知られている。
点字、突起などの表示を形成する方法としては、点字プ
リンタなどの電磁ソレノイドによって駆動される押点素
子による圧力で紙に凹凸の形状を形成するようにした方
法、また、リアルタイムでこれらを表示する方法として
は圧電素子によって駆動されるビンの上下変位によって
表示する方法などが用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記第1の方法はリアルタイム表示が不
可能で用紙を不可避的に消費し、また表示の修正や消去
が困難である。
また、前記第2の方法はリアルタイムであるが、圧電素
子を使用するため隣りあう点の間隔を小さくすること、
すなわち高密度もしくは高解像度の表示が困難であり、
また装置が高価になってしまう。
従って、この方法で1次元または2次元の高解像度の表
示装置を構成すると、大型で高価なものとなるという欠
点があった。
本発明の課題は、以上の問題を解決し、簡単安価に実施
でき、またリアルタイムで可変の触知情報表示を行なえ
る触知情報表示装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 以−Eの課題を解決するために、本発明においては、文
字、図形その他所定の情報を触知情報として出力する触
知情報表示装置において、表示面において所定パターン
で配置され使用者により触知される触知表示素子と、所
定の熱膨張物質を内蔵し、この熱膨張物質の膨張力によ
りその駆動部を介して前記表示面に対する触知表示素子
の変位を制御する駆動素子と、この駆動素子内部の熱膨
張物質を加熱することにより前記触知表示素子の表示面
に対する突出量を制御する加熱制御手段からなる構成、
あるいはさらに、前記駆動素子に、内部の熱膨張物質の
膨張力をほぼ前記駆動部の機械的変位として変換する手
段を設けた構成、あるいはさらに、前記加熱制御手段が
、エネルギービーム発生手段と、このエネルギービーム
発生手段が発生するエネルギービームを前記表示面に関
して所定の位置に配置された所定の駆動素子に印加する
エネルギービーム走査手段からなる構成を採用した。
[作 用] 以上の構成によれば、熱膨張物質を内蔵した駆動素子を
加熱制御することにより、触知表示素子の表示面での突
出、すなわち触知表示を制御できる、駆動素子に、内部
の熱膨張物質の膨張力をほぼ前記駆動部の機械的変位と
して変換する手段を採用することにより効率的な触知表
示を行なえる、また、エネルギービームを前記表示素子
の制御に利用することにより多数かつ高密度に実装され
た触知表示素子を制御できる。
[実施例1 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明の詳細な説明
する。
第1図は本発明による熱膨張物体を利用した点表示素子
を示している。
図において符号lは点表示素子で、図の上下方向に後述
の方法で駆動素子りにより駆動され、表示面を構成する
基板2に設けられた透孔を介して表面に突出ないし没入
するように駆動される。触知表示素子lは、表示する文
字(点字あるいは通常文字パターン)、図形に応じて必
要な数だけ基板2−1−に複数、マトリクス状に配置さ
れる。
視覚障害者などの触知者は、たとえば指lOにより触知
表示素子lの上下方向の変位を感知する。
第1図左側では触知表示素子lの先端は基板2の上面よ
り低い位置にあって指IOでは触知できないが、第1図
右側の駆動素子りは触知表示素子lを図示のように基板
2表面から突出させており、この触知表示素子lは指1
0により触知できる。
駆動素子りは、内部に熱膨張物質が封入されており、こ
の熱膨張物Ir[12を膨張させることにより触知表示
素子lを基板2表面に突出させる。
この加熱手段としては、発熱抵抗体その他種々の加熱手
段を利用できるが、本発明では、レーザ光を例示する。
すなわち1図示のようにミラー7を介してレーザ発振器
9から発生されるレーザ光8をミラーなどにより、駆動
素子りの後部の加熱部に導き、熱膨張物質の膨張により
生じた駆動素子の所定部分(後述)の変位を触知表示素
子lに伝達し、触知表示素子lを上方に押し上げ、触知
表示素子lの先端を基板2の表面から突出させる。
駆動素子りの構造例を、第2図(A)〜(C)の断面図
に示す。
第2図(A)〜(C)に示した駆動素子りは、熱膨張物
質12を封入した容器として構成されている。駆動素子
りはたとえば筒状の剛性体5の上部、および下部に、駆
動部材4および加熱部材6を取り付けた容器として構成
されている。触知表示素子lは、下端にフランジ部1a
を有し、このフランジ部1aを介して駆動部材4上に当
接している。
第2図(A)では触知表示素子lは下に位置し、その先
端は基板2の上面よりも低い位置にある。
駆動素子りの加熱部材6は、金属板、セラミックなど熱
吸収性のよい物質から構成され、また、駆動部材4は薄
い金属板、合成樹脂などの弾性部材から構成される。
駆動素子り内には、熱膨張物質12、例えば加熱による
気化によって急激な体積膨張を生じるフロン113また
は141bを封入してお(。
このような構成において、ミラー7を介してレーザ発゛
振器9(例えばCO2レーザ)からレーザ光8を照q−
1すると、加熱部材6を介して、駆動素子り内の熱膨張
物質12が加熱され、第2図(B)に示すように駆動部
材4が変形し、触知表示素子lがフランジ部1aを介し
て上方向に押し上げられ、また基板2の透孔2aにガイ
ドされつつ1腎する。
これにより、触知表示素子lの先端が基板2の上面より
上に突出し、これに指lOで触知できるようになる。
容器内の熱膨張物質12が冷却すると駆動部材4は下方
向に変位し、触知表示素子lの先端は基板2の上面より
下に位置するようになって指10で触知されな(なる。
なお、第1図(C)に示すように基板2と点表示素子基
底部間にスプリング11を設け、これによって触知表示
素子1の下方向への復帰を早めることも可能である。
また、加熱部材6として、発熱抵抗体を使用し、これを
通電することによって駆動素子り内の熱膨張物質12を
膨張させることも考えられる。
第3図に、第1図、第2図の触知情報表示装置をマトリ
クス状に配置する構成を例示する。
第3図では、前述の基板2にmXn個のマトリクス状に
透孔2aが設けてあり、このそれぞれの下部に触知表示
素子lを配置している。各触知表示素子lは、前述の駆
動素子りによりそれぞれ個別に駆動される。
各駆動素子りは、ガラスなどの透明基板15上に配列さ
れており、これらを駆動するには、レーザ発振器9のレ
ーザ光8をビームスキャナー13で2次元方向に走査す
ることにより行なう。
ビームスキャナー13は、モータ14の軸に傾斜して取
り付けられており、モータ14によりビームスキャナー
13の回転角度を変更し、あるいはレーザ発振器9のビ
ームスキャナー13に対する入射角度を変すすることに
より、マトリクス状に配置された所望の触知表示素子l
に対応する駆動素子りを駆動することができ、したがっ
て、触知表示素子lのマトリクスにより文字、図形その
他の触知情報を表示することができる。
第1図、第2図に示した触知表示素子lおよび駆動素子
りからなる表示素子は、ソレノイドや圧電素子などを用
いた従来の表示素子よりも構造が簡1)i−であり、小
型軽量に構成できる。したがって、第3図のようにマト
リクス状に配置する場合には、従来の素子よりも高密度
な実装が可能であり、より解像度の高い触知情報の表示
を行なうことができる。
また、第3図の構造では、レーザ光を+lI用するため
、各駆動素子りに対する結線が不要であり、駆動素子お
よび触知表示素子の実装密度を容易に向上でき、装置を
より小型軽量かつ簡単安価に構成できる。
上記構成によれば、触知表示素子lの突出壁をデジタル
的(すなわち、突出または非突出)に制御することがで
きるほか、駆動素子Diつあたりのレーザ照射時間、あ
るいは駆動エネルギーを調節することにより触知表示素
子lの突出量をアナログ的に制御することも考えられる
次に以上に示した基本構成の変形例につき考察する。
まず、熱膨張物質12としては、フロンなどを例示した
が、メチルアルコール、エチルアルコール、アセトンな
どを利用することも可能であり、さらに安全な物質とし
ては水を利用することも考えられる。
また、熱膨張物質12は、空気であってもよい。熱膨張
物質12が空気、木香などの場合には、駆動素子り内に
完全に封入することなく、たとえば、駆動素子りの駆動
部材4、剛性体5、加熱部材6の一部に適当な大きさの
開閉可能な小孔を設けておき、これにより駆動素子り内
の圧力を調節して、触知表示素子lの上界あるいは復帰
速度などを任意に設定できる。
また、駆動素子りは、駆動部材4.剛性体5、加熱部材
6から構成するものとしたが、その全部が同一の材料で
構成されていてもよい。ただし、前述のように変位する
部分を駆動素子りの一部とで得られる触知表示素子lの
変位を大きくでき、駆動効率を向上できるのはいうまで
もない。
レーザ発′振器9の走査には、第3図に示した構造の他
、ポリゴンミラーなどを利用してもよい。
なお、以上では、レーザ発振器9を用いるものとしたが
、駆動素子り内の熱膨張物質12を膨張させるために、
発熱抵抗体を利用する場合には、各駆動素子りの発熱抵
抗体を個別に制御すればよい。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば1文字、図形
その他所窓の情報な触知情報として出力する触知情報表
示装置において、表示面において所定パターンで配置さ
れ使用者により触知される触知表示素子と、所定の熱膨
張物質を内蔵し、この熱膨張物質の膨張力によりその駆
動部を介して前記表示面に対する触知表示素子の変位を
制御する駆動素子と、この駆動素子内部の熱膨張物質を
加熱することにより前記触知表示素子の表示面に対する
突出量を制御する加熱制御手段からなる構成、あるいは
さらに、前記駆動素子に、内部の熱膨張物質の膨張力を
ほぼ前記駆動部の機械的変位として変換するト段を設け
た構成、あるいはさらに、前記加熱制御手段が、エネル
ギービーム発生手段と、このエネルギービーム発生手段
が発生するエネルギービームを前記表示面に関して所定
の位置に配置された所定の駆動素子に印加するエネルギ
ービーム走査手段からなる構成を採用しているので、熱
膨張物質を内蔵した駆動素子を加熱制御することにより
、触知表示素子の表示面での突出、すなわち触知表示を
制御できる、駆動素子に、内部の熱膨張物質の膨張力を
ほぼ前記駆動部の機械的変位として変換する手段を採用
することにより効率的な触知表示を行なえる、また、エ
ネルギービームを前記表示素子の制御に利用することに
より多数かつ高密度に実装された触知表示素子を制御で
きるなどの作用効果を有し、簡単安価かつ小型軽重で、
リアルタイムの触知表示が可能な優れた触知情報表示装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用した触知情報表示装置の表示素子
の構成を示す断面図、第2図(A)〜(C)は第1図の
触知情報表示装置の表示素子の駆動系を示した断面図、
第3図は本発明を採用した2次元表示を行なう触知情報
表示装置を示す斜視図である。 1・・・触知表示素子  2・・・基板4・・・駆動部
材    6・−・加熱部材7・・・ミラー     
9−・−レーザ発振器lO・・・指      12・
・・熱膨張物質13・・・ビームスキャナー !4−・・モータ    15−・・透明基板D・・・
駆動素子 角th¥#@ムj、仏屓のま汀1図 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)文字、図形その他所定の情報を触知情報として出力
    する触知情報表示装置において、表示面において所定パ
    ターンで配置され使用者により触知される触知表示素子
    と、 所定の熱膨張物質を内蔵し、この熱膨張物質の膨張力に
    よりその駆動部を介して前記表示面に対する触知表示素
    子の変位を制御する駆動素子と、この駆動素子内部の熱
    膨張物質を加熱することにより前記触知表示素子の表示
    面に対する突出量を制御する加熱制御手段からなること
    を特徴とする触知情報表示装置。 2)前記駆動素子に、内部の熱膨張物質の膨張力をほぼ
    前記駆動部の機械的変位として変換する手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項第1項に記載の触知情報表示装置
    。 3)前記加熱制御手段が、エネルギービーム発生手段と
    、このエネルギービーム発生手段が発生するエネルギー
    ビームを前記表示面に関して所定の位置に配置された所
    定の駆動素子に印加するエネルギービーム走査手段から
    構成されることを特徴とする請求項第1項または第2項
    に記載の触知情報表示装置。
JP33625289A 1989-12-27 1989-12-27 触知情報表示装置 Pending JPH03197993A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000112329A (ja) * 1998-10-06 2000-04-21 Sony Corp 触覚提示装置
FR2849257A1 (fr) * 2002-12-19 2004-06-25 Commissariat Energie Atomique Dispositif d'affichage tactile actionne thermiquement
WO2004059597A3 (fr) * 2002-12-19 2004-09-02 Commissariat Energie Atomique Interface tactile

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JP2000112329A (ja) * 1998-10-06 2000-04-21 Sony Corp 触覚提示装置
FR2849257A1 (fr) * 2002-12-19 2004-06-25 Commissariat Energie Atomique Dispositif d'affichage tactile actionne thermiquement
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