JPH03197885A - 超伝導装置 - Google Patents
超伝導装置Info
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- JPH03197885A JPH03197885A JP1340964A JP34096489A JPH03197885A JP H03197885 A JPH03197885 A JP H03197885A JP 1340964 A JP1340964 A JP 1340964A JP 34096489 A JP34096489 A JP 34096489A JP H03197885 A JPH03197885 A JP H03197885A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/02—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
- G01R33/035—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using superconductive devices
- G01R33/0354—SQUIDS
- G01R33/0356—SQUIDS with flux feedback
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S505/00—Superconductor technology: apparatus, material, process
- Y10S505/825—Apparatus per se, device per se, or process of making or operating same
- Y10S505/842—Measuring and testing
- Y10S505/843—Electrical
- Y10S505/845—Magnetometer
- Y10S505/846—Magnetometer using superconductive quantum interference device, i.e. squid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
超伝導装置に関し、
測定の精度を維持しつつ、室温側の回路とつなぐ信号線
の数を十分に減らして実装を容易にすることのできる超
伝導装置を提供することを目的とし、 磁束を取り出す超伝導ループからなるピックアップコイ
ルに磁界結合され、取り出された磁束を交流バイアスに
よりパルス化して出力するディジタル超伝導量子干渉素
子ないし、アナログ動作する超伝導量子干渉素子に超伝
導コンパレータを接続し、パルスを出力するようにした
超伝導量子干渉素子の一方若しくは両方を複数配置する
とともに、各超伝導量子干渉素子から出力されたパルス
を計測し、この計測結果に応じた磁束量子を磁界結合を
通して各超伝導量子干渉素子の入力側にフィードバック
する複数の超伝導フィードバック手段と、各超伝導量子
干渉素子から出力されるパルスに基づいてピックアップ
コイルに鎖交する磁束を測定する処理を行う多チャンネ
ルディジタル方式の出力処理手段とを備えた超伝導装置
において、前記複数の超伝導量子干渉素子のうちの1つ
を順次選択して選択信号を出力する選択手段と、前記複
数の超伝導量子干渉素子からの出力パルスを選択手段か
らの選択信号に基づいて1つずつ順次選択して切り換え
て前記超伝導フィードバック手段および出力処理手段に
伝達する切換手段とを設け、前記出力処理手段は、切換
手段により選択された超伝導量子干渉素子からの出力パ
ルスを読み込んで測定処理を行うように構成する。
の数を十分に減らして実装を容易にすることのできる超
伝導装置を提供することを目的とし、 磁束を取り出す超伝導ループからなるピックアップコイ
ルに磁界結合され、取り出された磁束を交流バイアスに
よりパルス化して出力するディジタル超伝導量子干渉素
子ないし、アナログ動作する超伝導量子干渉素子に超伝
導コンパレータを接続し、パルスを出力するようにした
超伝導量子干渉素子の一方若しくは両方を複数配置する
とともに、各超伝導量子干渉素子から出力されたパルス
を計測し、この計測結果に応じた磁束量子を磁界結合を
通して各超伝導量子干渉素子の入力側にフィードバック
する複数の超伝導フィードバック手段と、各超伝導量子
干渉素子から出力されるパルスに基づいてピックアップ
コイルに鎖交する磁束を測定する処理を行う多チャンネ
ルディジタル方式の出力処理手段とを備えた超伝導装置
において、前記複数の超伝導量子干渉素子のうちの1つ
を順次選択して選択信号を出力する選択手段と、前記複
数の超伝導量子干渉素子からの出力パルスを選択手段か
らの選択信号に基づいて1つずつ順次選択して切り換え
て前記超伝導フィードバック手段および出力処理手段に
伝達する切換手段とを設け、前記出力処理手段は、切換
手段により選択された超伝導量子干渉素子からの出力パ
ルスを読み込んで測定処理を行うように構成する。
本発明は、高感度磁界センサとして用いられる超伝導装
置に係り、詳しくは、パルスを出力するS Q U I
D (、Superconducttng Quan
tum Interfe−rnce Device ;
超伝導量子干渉素子)センサを使用した多チャンネルデ
ィジタル方式の超伝導装置に関する。
置に係り、詳しくは、パルスを出力するS Q U I
D (、Superconducttng Quan
tum Interfe−rnce Device ;
超伝導量子干渉素子)センサを使用した多チャンネルデ
ィジタル方式の超伝導装置に関する。
生体磁気測定などの分野で5QUID(以下、スクイド
という)は不可欠のデバイスとして用いられており、こ
の分野では、脳や心臓などの臓器の磁界分布を短時間で
測定するため、スクイドを多数並べた多チヤンネルスク
イドシステムが要望され、開発が進められている。
という)は不可欠のデバイスとして用いられており、こ
の分野では、脳や心臓などの臓器の磁界分布を短時間で
測定するため、スクイドを多数並べた多チヤンネルスク
イドシステムが要望され、開発が進められている。
このような多チヤンネルスクイドを実現するためには、
ディジタルスクイドが有益と考えられている。これは、
従来の多数のスクイドが、いわゆるdc−3QUIDで
、アナログ動作であったのに対し、ディジタルスクイド
はパルスを出力するものであり、出力S/Nを増やし、
そのままディジタル処理が可能であるという利点がある
。
ディジタルスクイドが有益と考えられている。これは、
従来の多数のスクイドが、いわゆるdc−3QUIDで
、アナログ動作であったのに対し、ディジタルスクイド
はパルスを出力するものであり、出力S/Nを増やし、
そのままディジタル処理が可能であるという利点がある
。
また、フィードバック回路を超伝導回路で実現した、い
わゆるワンチップスクイドを本出願人は先に提案してお
り(特開昭62−177515号参照)、これはフィー
ドバック回路をスクイドセンサと同一チップ上に集積化
したもので、室温側とのフィードバック線を無くし、チ
ャンネル間のクロストークを減らすという利点を持って
いる。
わゆるワンチップスクイドを本出願人は先に提案してお
り(特開昭62−177515号参照)、これはフィー
ドバック回路をスクイドセンサと同一チップ上に集積化
したもので、室温側とのフィードバック線を無くし、チ
ャンネル間のクロストークを減らすという利点を持って
いる。
従来の超伝導装置でアナログ動作スクイドを多チャンネ
ル化する方法としては、例えばスクイドセンサと同数の
フィードバック回路を室温側に用意し、各々の出力をプ
ロセッサなどによって処理し、結果を表示するものがあ
る。この場合、センサ数をnとすると、1本の出力線と
、1本のフィードバック線を必要とする。出力線を減ら
す方法として、各スクイドセンサを周波数変調して出力
線を1本に多重化し、室温側で復調した後、センサと同
じ数のフィードバック回路に信号を分配するという方法
が提案されている。この方法では、フィードバック線数
が1本、出力線数は1本ですむ。
ル化する方法としては、例えばスクイドセンサと同数の
フィードバック回路を室温側に用意し、各々の出力をプ
ロセッサなどによって処理し、結果を表示するものがあ
る。この場合、センサ数をnとすると、1本の出力線と
、1本のフィードバック線を必要とする。出力線を減ら
す方法として、各スクイドセンサを周波数変調して出力
線を1本に多重化し、室温側で復調した後、センサと同
じ数のフィードバック回路に信号を分配するという方法
が提案されている。この方法では、フィードバック線数
が1本、出力線数は1本ですむ。
一方、ディジタル動作するスクイドとしては、2接合量
子干渉素子からなるスクイドセンサを交流バイアスし、
パルス出力するスクイド(文献:Fujimaki e
t al、 IEEE Trans、 Electro
n Devices+vo1.35. No、12.(
198B) pp、2412−2418 )やアナログ
動作するdc−スクイドの電圧出力を超伝導コンパレー
タ若しくは1ビツトのA/D変換器に加えてパルス出力
を得るものが知られている(例えば、技術文献としては
り、 Drung、 Cryogenics vol。
子干渉素子からなるスクイドセンサを交流バイアスし、
パルス出力するスクイド(文献:Fujimaki e
t al、 IEEE Trans、 Electro
n Devices+vo1.35. No、12.(
198B) pp、2412−2418 )やアナログ
動作するdc−スクイドの電圧出力を超伝導コンパレー
タ若しくは1ビツトのA/D変換器に加えてパルス出力
を得るものが知られている(例えば、技術文献としては
り、 Drung、 Cryogenics vol。
26pp、623−627.1986参照)。
これらのディジタル動作スクイドに超伝導フィードバッ
ク回路など、低温環境下にフィードバック回路を設ける
ことは、室温からのフィードバック線を無くすものであ
り、これを多チャンネル化する方法としては、例えば第
9図に示すような従来装置がある。この装置では、スク
イドセンサ1a〜1n、超伝導のフィードバック回路2
a〜2nおよび0本のフィードバック線3a〜3nを低
温側に設け、室温側にはフィードバック回路2a〜2n
からの出力を0本の出力線4a〜4nで受ける出力処理
・表示回路5を配装置している。
ク回路など、低温環境下にフィードバック回路を設ける
ことは、室温からのフィードバック線を無くすものであ
り、これを多チャンネル化する方法としては、例えば第
9図に示すような従来装置がある。この装置では、スク
イドセンサ1a〜1n、超伝導のフィードバック回路2
a〜2nおよび0本のフィードバック線3a〜3nを低
温側に設け、室温側にはフィードバック回路2a〜2n
からの出力を0本の出力線4a〜4nで受ける出力処理
・表示回路5を配装置している。
これに対して、出力線を減らすものとしては、例えば第
10図に示すようなものもあり、この装置は外部フィー
ドバック方式での多チヤンネルスクイドなるもので、ス
クイドセンサla〜1nの出力を多重化回路(マルチプ
レクサ)11で受けてセンサ出力を順に1つのフィード
バック回路12に送り、さらにフィードバック回路12
の出力をメモリ13で処理(前回との差などの記憶処理
)して再び0本のフィードバック線14a〜14nを介
してそれぞれのスクイドセンサ1a〜1nに返している
。
10図に示すようなものもあり、この装置は外部フィー
ドバック方式での多チヤンネルスクイドなるもので、ス
クイドセンサla〜1nの出力を多重化回路(マルチプ
レクサ)11で受けてセンサ出力を順に1つのフィード
バック回路12に送り、さらにフィードバック回路12
の出力をメモリ13で処理(前回との差などの記憶処理
)して再び0本のフィードバック線14a〜14nを介
してそれぞれのスクイドセンサ1a〜1nに返している
。
これらの制御は制御回路15によって行われ、メモ17
13の出力は1本の出力vA16を介して出力処理・表
示回路17に送られる。そして、スクイドセンサ1a〜
inおよびフィードバック綿14a〜14n以外は室温
側に配置し、特にフィードバンク回路の数を減らし1つ
にするという利点を得ている。
13の出力は1本の出力vA16を介して出力処理・表
示回路17に送られる。そして、スクイドセンサ1a〜
inおよびフィードバック綿14a〜14n以外は室温
側に配置し、特にフィードバンク回路の数を減らし1つ
にするという利点を得ている。
しかしながら、このような従来の超伝導装置にあっては
、次のような理由から、測定の精度を維持しつつ、室温
側の回路とつなぐ信号線の数を十分に減らすことができ
ず、実装を容易にすることが困難であるという問題点が
あった。
、次のような理由から、測定の精度を維持しつつ、室温
側の回路とつなぐ信号線の数を十分に減らすことができ
ず、実装を容易にすることが困難であるという問題点が
あった。
すなわち、スクイドセンサは液体ヘリウム温度などの低
温環境下におかれるため、多チヤンネルシステムにおい
て、特に100チャンネル以上の多チャンネルなどの場
合、液体ヘリウムの消費量を減らし、実装を容易にする
ためには室温側の回路とつなぐ信号線の数を十分に減ら
すことが必要とされる。
温環境下におかれるため、多チヤンネルシステムにおい
て、特に100チャンネル以上の多チャンネルなどの場
合、液体ヘリウムの消費量を減らし、実装を容易にする
ためには室温側の回路とつなぐ信号線の数を十分に減ら
すことが必要とされる。
しかし、第10図に示す外部フィードバック回路を用い
るものの場合、多重化回路を超伝導回路によって実現し
、出力線数を1本に減らしたとしても、フィードバック
線の数はやはりn本必要であり、問題点を解決できない
。
るものの場合、多重化回路を超伝導回路によって実現し
、出力線数を1本に減らしたとしても、フィードバック
線の数はやはりn本必要であり、問題点を解決できない
。
一方、フィードバック回路をスクイドセンサと同一チッ
プ上に含むワンチップスクイドなど、いわゆる内部フィ
ードバック方式では室温側からのフィードバンク線が不
要となり、この点では有利である。ところが、この内部
フィードバック方式において、出力を多重化する方式を
用いようとしても、選択されていないスクイドセンサの
パルス出力は無視され、その間内蔵するフィードバック
回路が動作してフィードバック量が変化するため、情報
が失われ正しい測定はできず、精度が保てない。したが
って、第10図のような出力の多重化による方法は内部
フィードバック方式には使えない。
プ上に含むワンチップスクイドなど、いわゆる内部フィ
ードバック方式では室温側からのフィードバンク線が不
要となり、この点では有利である。ところが、この内部
フィードバック方式において、出力を多重化する方式を
用いようとしても、選択されていないスクイドセンサの
パルス出力は無視され、その間内蔵するフィードバック
回路が動作してフィードバック量が変化するため、情報
が失われ正しい測定はできず、精度が保てない。したが
って、第10図のような出力の多重化による方法は内部
フィードバック方式には使えない。
そこで本発明は、測定の精度を維持しつつ、室温側の回
路とつなぐ信号線の数を十分に減らして実装を容易にす
ることのできる超伝導装置を提供することを目的として
いる。
路とつなぐ信号線の数を十分に減らして実装を容易にす
ることのできる超伝導装置を提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段]
本発明による超伝導装置は上記目的達成のため、磁束を
取り出す超伝導ループからなるピックアンプコイルに磁
界結合され、取り出された磁束を交流バイアスによりパ
ルス化して出力するディジタル超伝導量子干渉素子ない
し、アナログ動作する超伝導量子干渉素子に超伝導コン
パレータを接続し、パルスを出力するようにした超伝導
量子干渉素子の一方若しくは両方を複数配置するととも
に、各超伝導量子干渉素子から出力されたパルスを計測
し、この計測結果に応じた磁束量子を磁界結合を通して
各超伝導量子干渉素子の入力側にフィードバックする複
数の超伝導フィードバック手段と、各超伝導量子干渉素
子から出力されるパルスに基づいてピックアップコイル
に鎖交する磁束を測定する処理を行う多チャンネルディ
ジタル方式の出力処理手段とを備えた超伝導装置におい
て、前記複数の超伝導量子干渉素子のうちの1つを順次
選択して選択信号を出力する選択手段と、前記複数の超
伝導量子干渉素子からの出力パルスを選択手段からの選
択信号に基づいて1つずつ順次選択して切り換えて前記
超伝導フィードバック手段および出力処理手段に伝達す
る切換手段とを設け、前記出力処理手段は、切換手段に
より選択された超伝導量子干渉素子からの出力パルスを
読み込んで測定処理を行うように構成している。
取り出す超伝導ループからなるピックアンプコイルに磁
界結合され、取り出された磁束を交流バイアスによりパ
ルス化して出力するディジタル超伝導量子干渉素子ない
し、アナログ動作する超伝導量子干渉素子に超伝導コン
パレータを接続し、パルスを出力するようにした超伝導
量子干渉素子の一方若しくは両方を複数配置するととも
に、各超伝導量子干渉素子から出力されたパルスを計測
し、この計測結果に応じた磁束量子を磁界結合を通して
各超伝導量子干渉素子の入力側にフィードバックする複
数の超伝導フィードバック手段と、各超伝導量子干渉素
子から出力されるパルスに基づいてピックアップコイル
に鎖交する磁束を測定する処理を行う多チャンネルディ
ジタル方式の出力処理手段とを備えた超伝導装置におい
て、前記複数の超伝導量子干渉素子のうちの1つを順次
選択して選択信号を出力する選択手段と、前記複数の超
伝導量子干渉素子からの出力パルスを選択手段からの選
択信号に基づいて1つずつ順次選択して切り換えて前記
超伝導フィードバック手段および出力処理手段に伝達す
る切換手段とを設け、前記出力処理手段は、切換手段に
より選択された超伝導量子干渉素子からの出力パルスを
読み込んで測定処理を行うように構成している。
また、前記超伝導フィードバック手段は、ワンチップで
超伝導量子干渉素子とともに構成されることを特徴とし
、前記超伝導フィードバンク手段は、超伝導インダクタ
と、これに磁束量子を加える超伝導ゲートを含むことを
特徴とする。
超伝導量子干渉素子とともに構成されることを特徴とし
、前記超伝導フィードバンク手段は、超伝導インダクタ
と、これに磁束量子を加える超伝導ゲートを含むことを
特徴とする。
本発明では、複数の超伝導量子干渉素子からの出力パル
スは選択手段からの選択信号に基づき切換手段により1
つずつ順次選択して切り換えられ、超伝導フィードバッ
ク手段および出力処理手段に伝達される。そして、出力
処理手段は切換手段により選択された超伝導量子干渉素
子からの出力パルスを読み込んで測定処理を行う。
スは選択手段からの選択信号に基づき切換手段により1
つずつ順次選択して切り換えられ、超伝導フィードバッ
ク手段および出力処理手段に伝達される。そして、出力
処理手段は切換手段により選択された超伝導量子干渉素
子からの出力パルスを読み込んで測定処理を行う。
したがって、内部フィードバック方式となって室温側か
らのフィードバック線がな(なるとともに、出力が少な
い線数に多重化され、しかも選択されない超伝導フィー
ドバック手段にはフィードバック量が入力されないので
、選択されない間に情報が捨てられることもなく、測定
の精度を維持しつつ、室温側の回路とつなぐ信号線の数
が減る。
らのフィードバック線がな(なるとともに、出力が少な
い線数に多重化され、しかも選択されない超伝導フィー
ドバック手段にはフィードバック量が入力されないので
、選択されない間に情報が捨てられることもなく、測定
の精度を維持しつつ、室温側の回路とつなぐ信号線の数
が減る。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜4図は本発明に係る超伝導装置の第1実施例を示
す図である。第1図は本装置のブロック図であり、この
図において、21a〜21nはスクイドセンサ(超伝導
量子干渉素子)、22a〜22nは超伝導のフィードバ
ンク回路(超伝導フィードバック手段に相当)、23a
〜23nは超伝導の切換回路(切換手段に相当)、24
a〜24nはフィードバック線、25a〜25nは出力
線で、途中に抵抗26a〜26nが介挿されるとともに
、その後1つにまとめられて出力線27として出力処理
・表示回路(出力処理手段に相当)28に接続されるも
の、29a〜29mは各切換回路23a〜23nに選択
回路(選択手段に相当)30からの制御信号1〜nをそ
れぞれ送る制御線であり、これらは低温側に設けられて
いる。一方、出力処理・表示回路28および選択回路3
0は高温側に設けられている。
す図である。第1図は本装置のブロック図であり、この
図において、21a〜21nはスクイドセンサ(超伝導
量子干渉素子)、22a〜22nは超伝導のフィードバ
ンク回路(超伝導フィードバック手段に相当)、23a
〜23nは超伝導の切換回路(切換手段に相当)、24
a〜24nはフィードバック線、25a〜25nは出力
線で、途中に抵抗26a〜26nが介挿されるとともに
、その後1つにまとめられて出力線27として出力処理
・表示回路(出力処理手段に相当)28に接続されるも
の、29a〜29mは各切換回路23a〜23nに選択
回路(選択手段に相当)30からの制御信号1〜nをそ
れぞれ送る制御線であり、これらは低温側に設けられて
いる。一方、出力処理・表示回路28および選択回路3
0は高温側に設けられている。
スクイドセンサ21a〜21nとしてはデジタル動作す
るものが用いられ、超伝導のフィードバック回路22a
〜22nとワンチップ化されており、その具体的回路は
第2図のように示される。第2図は1つのスクイドセン
サ21aおよびフィードバック回路22aを示すもので
ある。第2図において、31a、31bは超伝導ループ
からなり測定したい磁束(被測定磁束)をピックアップ
するためにループ内に鎖交する磁束を取り出す一対のピ
ックアップコイル、32は入力コイルでピックアップコ
イル31a、31bと共に超伝導ループ33を構成して
いる。
るものが用いられ、超伝導のフィードバック回路22a
〜22nとワンチップ化されており、その具体的回路は
第2図のように示される。第2図は1つのスクイドセン
サ21aおよびフィードバック回路22aを示すもので
ある。第2図において、31a、31bは超伝導ループ
からなり測定したい磁束(被測定磁束)をピックアップ
するためにループ内に鎖交する磁束を取り出す一対のピ
ックアップコイル、32は入力コイルでピックアップコ
イル31a、31bと共に超伝導ループ33を構成して
いる。
入力コイル32はスクイドセンサ21aの一部を構成し
、超伝導ループ33に生じた磁束をスクイドセンサ21
aに付与する。
、超伝導ループ33に生じた磁束をスクイドセンサ21
aに付与する。
スクイドセンサ21aは2接合量子干渉素子を交流バイ
アスするものが用いられ、超伝導ループ34にジョセフ
ソン接合J+ 、Jtおよび超伝導インダクタンス35
を含んで構成され、入力コイル32から付与された被測
定信号磁束ΦS (結合係数はM、)とフィードバック
磁束Φ□の差を受け、これを交流バイアス36によりパ
ルス化して入力磁束(ΦS−Φ2.)に応した電流パル
スを切換回路23aを介してフィードバック回路22a
に出力する。
アスするものが用いられ、超伝導ループ34にジョセフ
ソン接合J+ 、Jtおよび超伝導インダクタンス35
を含んで構成され、入力コイル32から付与された被測
定信号磁束ΦS (結合係数はM、)とフィードバック
磁束Φ□の差を受け、これを交流バイアス36によりパ
ルス化して入力磁束(ΦS−Φ2.)に応した電流パル
スを切換回路23aを介してフィードバック回路22a
に出力する。
フィードバック回路22aとしては、例えば超伝導ルー
プ37にジョセフソン接合J3 、J4および第1のイ
ンダクタンス38を含むとともに、第1のインダクタン
ス38と磁界結合(結合係数はM、)する第2のインダ
クタンス39を有し、スクイドセンサ21aから切換回
路23aを介して送られるパルスを磁束量子に変換する
書込みゲート40と、書込みゲート40を通過したパル
スを磁束量子に変換して蓄える超伝導インダクタ41か
らなる超伝導の蓄積ループ42を用いたものが使用され
る。また、超伝導インダクタ41の磁束量子は磁界結合
しているフィードバックループ43を通してフィードバ
ンク磁束としてスクイドセンサ21aの入力側に戻され
る。したがって、フィードバック回路22aはスクイド
センサ21aから出力されるパルスを計測し、この計測
結果に応じた磁束量子をフィードバックループ43によ
る磁界結合を通してスクイドセンサ21aの入力側にフ
ィードバックする。
プ37にジョセフソン接合J3 、J4および第1のイ
ンダクタンス38を含むとともに、第1のインダクタン
ス38と磁界結合(結合係数はM、)する第2のインダ
クタンス39を有し、スクイドセンサ21aから切換回
路23aを介して送られるパルスを磁束量子に変換する
書込みゲート40と、書込みゲート40を通過したパル
スを磁束量子に変換して蓄える超伝導インダクタ41か
らなる超伝導の蓄積ループ42を用いたものが使用され
る。また、超伝導インダクタ41の磁束量子は磁界結合
しているフィードバックループ43を通してフィードバ
ンク磁束としてスクイドセンサ21aの入力側に戻され
る。したがって、フィードバック回路22aはスクイド
センサ21aから出力されるパルスを計測し、この計測
結果に応じた磁束量子をフィードバックループ43によ
る磁界結合を通してスクイドセンサ21aの入力側にフ
ィードバックする。
切換回路23aは論理積ゲート44および論理和ゲート
45.46により構成され、選択回路30からの制御信
号lが“1”であるとき、論理積ゲート44を開いてス
クイドセンサ21aからの出力パルスをフィードバック
回路22aおよび出力処理・表示回路28に伝達する。
45.46により構成され、選択回路30からの制御信
号lが“1”であるとき、論理積ゲート44を開いてス
クイドセンサ21aからの出力パルスをフィードバック
回路22aおよび出力処理・表示回路28に伝達する。
再び第1図に戻り、選択回路30はスクイドセンサ21
a〜21nのうちの1つを順次選択して選択信号を出力
するもので、例えばn=256としてスクイドセンサ2
1a〜2inが256個あるとすると、制御線29a〜
29nを256本とし、制御信号1−nを切換回路23
a〜23nにそれぞれ出力する。また、選択回路30は
出力処理・表示回路28に対しても上記同様に8ビツト
のパスライン51a〜51mと52a〜52mを介して
接続されている。出力処理・表示回路28は切換回路2
3a〜23nによって選択されたスクイドセンサ21a
〜21nのうちの1つの出力パルスを順次読み込んでピ
ックアップコイル31a131b近傍の磁束を測定する
処理を行う。
a〜21nのうちの1つを順次選択して選択信号を出力
するもので、例えばn=256としてスクイドセンサ2
1a〜2inが256個あるとすると、制御線29a〜
29nを256本とし、制御信号1−nを切換回路23
a〜23nにそれぞれ出力する。また、選択回路30は
出力処理・表示回路28に対しても上記同様に8ビツト
のパスライン51a〜51mと52a〜52mを介して
接続されている。出力処理・表示回路28は切換回路2
3a〜23nによって選択されたスクイドセンサ21a
〜21nのうちの1つの出力パルスを順次読み込んでピ
ックアップコイル31a131b近傍の磁束を測定する
処理を行う。
ここで2選択回路30の詳細は第3図のように示され、
選択回路30は256個の選択ゲートQ、 −Q26.
を有しており、各選択ゲートQ1〜Q25.にはA1−
A1からなる8ビツトの信号が人力され、これらの8ビ
ット信号A1〜A、から256個を選択可能な制御信号
1〜n(A、〜A、の論理積)が生成される。−例とし
て1つの選択ゲートQIの構成は第4図のように示され
、選択ゲートQ1は4ビツトの信号A1〜A、(本来は
8ビツトであるが、4ビツトのみ示すもの)をそれぞれ
論理和ゲート61〜64で受けるとともに、内部に論理
和ゲート65〜67・・・・・・および論理積ゲート7
1.72・・・・・・を有し、A、−A、の論理積から
なる信号を生成する。
選択回路30は256個の選択ゲートQ、 −Q26.
を有しており、各選択ゲートQ1〜Q25.にはA1−
A1からなる8ビツトの信号が人力され、これらの8ビ
ット信号A1〜A、から256個を選択可能な制御信号
1〜n(A、〜A、の論理積)が生成される。−例とし
て1つの選択ゲートQIの構成は第4図のように示され
、選択ゲートQ1は4ビツトの信号A1〜A、(本来は
8ビツトであるが、4ビツトのみ示すもの)をそれぞれ
論理和ゲート61〜64で受けるとともに、内部に論理
和ゲート65〜67・・・・・・および論理積ゲート7
1.72・・・・・・を有し、A、−A、の論理積から
なる信号を生成する。
以上の構成において、スクイドセンサ212〜21nは
加えられた磁束に依存するパルス列を生じ、このパルス
列はそれぞれ切換回路23a〜23nに送られるが、こ
のとき選択回路30によって1つのみを選択する制御信
号が切換回路(23a〜23nのうちの1つ)および出
力処理・表示回路28に与えられ、該切換回路によって
室温側の出力処理・表示回路28には選択されたスクイ
ドセンサの出力のみが送られるとともに、同じく選択さ
れたスクイドセンサの出力のみがフィードバック回路に
送られる。そして、スクイドセンサの出力パルスはフィ
ードバック回路によってカウントされ、その結果に比例
した磁束はスクイドセンサにフィードバックされる。し
たがって、フィードバックループはビソクア・ノブコイ
ル31a、31bが拾う被測定磁束を、常にフィードバ
ック磁束で打ち消すように動作し、フィードバック量を
見ると、被測定磁束の大きさがわかり、これは出力線2
5a〜25nおよび途中の抵抗26a〜26nを介して
その後1つにまとめられた出力線27を通して出力処理
・表示回路28に送られ、ここで選択された1つのスク
イドセンサによる測定磁束として算出される。
加えられた磁束に依存するパルス列を生じ、このパルス
列はそれぞれ切換回路23a〜23nに送られるが、こ
のとき選択回路30によって1つのみを選択する制御信
号が切換回路(23a〜23nのうちの1つ)および出
力処理・表示回路28に与えられ、該切換回路によって
室温側の出力処理・表示回路28には選択されたスクイ
ドセンサの出力のみが送られるとともに、同じく選択さ
れたスクイドセンサの出力のみがフィードバック回路に
送られる。そして、スクイドセンサの出力パルスはフィ
ードバック回路によってカウントされ、その結果に比例
した磁束はスクイドセンサにフィードバックされる。し
たがって、フィードバックループはビソクア・ノブコイ
ル31a、31bが拾う被測定磁束を、常にフィードバ
ック磁束で打ち消すように動作し、フィードバック量を
見ると、被測定磁束の大きさがわかり、これは出力線2
5a〜25nおよび途中の抵抗26a〜26nを介して
その後1つにまとめられた出力線27を通して出力処理
・表示回路28に送られ、ここで選択された1つのスク
イドセンサによる測定磁束として算出される。
一方、他の切換回路238〜23nには制御信号のレベ
ルとして“O”が与えられるので、他のフィードバック
回路22a〜22nには非選択のスクイドセンサ21a
〜21nの出力パルスが入力されない。
ルとして“O”が与えられるので、他のフィードバック
回路22a〜22nには非選択のスクイドセンサ21a
〜21nの出力パルスが入力されない。
したがって、フィードバック量が変化せず、選択されな
い間に情報が捨てられることがなく、測定の精度を十分
に維持することができる。
い間に情報が捨てられることがなく、測定の精度を十分
に維持することができる。
したがって、内部フィードバック方式となって室温側か
らのフィードバック線がなくなるとともに、出力が少な
い線数(1つの出力線27のみ)に多重化され、かつ制
御線51a〜51mと52a〜52mの16本ですみ、
しかも選択されない超伝導フィードバック回路22a〜
22nにはフィードバック量が入力されないので、選択
されない間に情報が捨てられることもなく、測定の精度
を維持しつつ、室温側の回路とつなぐ信号線の数を大幅
に減らすことができ、実装を容易にすることができる。
らのフィードバック線がなくなるとともに、出力が少な
い線数(1つの出力線27のみ)に多重化され、かつ制
御線51a〜51mと52a〜52mの16本ですみ、
しかも選択されない超伝導フィードバック回路22a〜
22nにはフィードバック量が入力されないので、選択
されない間に情報が捨てられることもなく、測定の精度
を維持しつつ、室温側の回路とつなぐ信号線の数を大幅
に減らすことができ、実装を容易にすることができる。
なお、選択回路30は室温側にあってもよく、この場合
、室温と低温側の間をつなぐ制御線数が多いが、パルス
信号を伝える線であるため、フィードバック線などに比
べ、クロストークを減らす利点を有する。
、室温と低温側の間をつなぐ制御線数が多いが、パルス
信号を伝える線であるため、フィードバック線などに比
べ、クロストークを減らす利点を有する。
次に、第5図は本発明の第2実施例を示す図であり、本
実施例は従来型のdc−3QUIDセンサのアナログ出
力を超伝導コイパレータに入力し、パルスを得るものに
適用した例である。
実施例は従来型のdc−3QUIDセンサのアナログ出
力を超伝導コイパレータに入力し、パルスを得るものに
適用した例である。
第1実施例と共通部分には同一符号を付している。本実
施例では、スクイドセンサ81にはdcSQUIDが用
いられ、スクイドセンサ81は超伝導ループ34にジョ
セフソン接合J1、J2、抵抗82.83 および超
伝導インダクタンス35を含んで構成され、入力コイル
32から付与された被測定信号磁束ΦS(結合係数はM
+)とフィードバック磁束Φ2.の差を受け、これを直
流バイアス84により電圧出力に変え抵抗85を介して
超伝導コンパレータ86に送る。超伝導コンパレータ8
6は超伝導ループ87にジョセフソン接合Js、Jbお
よび第1のインダクタンス88を含むとともに、第1の
インダクタンス88と磁界結合(結合係数はM:l)す
る第2のインダクタンス89を有し、スクイドセンサ8
1の出力を交流バイアス90に応答して比較し、ディジ
タルの電流パルスを切換回路23aを介して出力処理・
表示回路28および超伝導ディジタルフィードバック回
路91に出力する。超伝導ディジタルフィードバック回
路91は超伝導コンパレータ86から出力されるパルス
を計測し、この計測結果に応じた磁束量子をフィードバ
ックループ92による磁界結合を通してスクイドセンサ
81の入力側にフィードバックするもので、例えば、ジ
ョセフソン回路などにより構成したアップダウンカウン
タやD/A変換器を含むものであり、さらに必要に応じ
てフィルタなどの回路を含むことも可能である。
施例では、スクイドセンサ81にはdcSQUIDが用
いられ、スクイドセンサ81は超伝導ループ34にジョ
セフソン接合J1、J2、抵抗82.83 および超
伝導インダクタンス35を含んで構成され、入力コイル
32から付与された被測定信号磁束ΦS(結合係数はM
+)とフィードバック磁束Φ2.の差を受け、これを直
流バイアス84により電圧出力に変え抵抗85を介して
超伝導コンパレータ86に送る。超伝導コンパレータ8
6は超伝導ループ87にジョセフソン接合Js、Jbお
よび第1のインダクタンス88を含むとともに、第1の
インダクタンス88と磁界結合(結合係数はM:l)す
る第2のインダクタンス89を有し、スクイドセンサ8
1の出力を交流バイアス90に応答して比較し、ディジ
タルの電流パルスを切換回路23aを介して出力処理・
表示回路28および超伝導ディジタルフィードバック回
路91に出力する。超伝導ディジタルフィードバック回
路91は超伝導コンパレータ86から出力されるパルス
を計測し、この計測結果に応じた磁束量子をフィードバ
ックループ92による磁界結合を通してスクイドセンサ
81の入力側にフィードバックするもので、例えば、ジ
ョセフソン回路などにより構成したアップダウンカウン
タやD/A変換器を含むものであり、さらに必要に応じ
てフィルタなどの回路を含むことも可能である。
第6図は本発明の第3実施例を示す図であり、本実施例
はパルス動作するスクイドセンサ21aに前記実施例と
同様の超伝導ディジタルフィードバック回路91を付け
た例である。超伝導ディジタルフィードバック回路91
は室温側においても本発明の方法は使えるが、超伝導デ
ィジタルフィードバック回路91を内蔵する内部フィー
ドバック方式ではフィードバック線の数を減らせるとい
う利点がある。一方、選択回路も室温回路であってもか
まわないが、室温からの選択信号線数を減らすためには
超伝導回路などにより、スクイドセンサ21aと同じ液
体ヘリウム中で動作することが好ましい。
はパルス動作するスクイドセンサ21aに前記実施例と
同様の超伝導ディジタルフィードバック回路91を付け
た例である。超伝導ディジタルフィードバック回路91
は室温側においても本発明の方法は使えるが、超伝導デ
ィジタルフィードバック回路91を内蔵する内部フィー
ドバック方式ではフィードバック線の数を減らせるとい
う利点がある。一方、選択回路も室温回路であってもか
まわないが、室温からの選択信号線数を減らすためには
超伝導回路などにより、スクイドセンサ21aと同じ液
体ヘリウム中で動作することが好ましい。
この回路は同一チップ上でもよいし、また別チップに作
ってもよい。
ってもよい。
第7図は本発明の第4実施例を示す図であり、本実施例
は選択回路の変形例である。
は選択回路の変形例である。
第7図は1つの2相ないし3相電源で駆動される選択ゲ
ートを示し、8ビツトの信号A1〜A1は抵抗93a〜
93mを介して論理和ゲート94に伝えられ、論理和ゲ
ート94は抵抗95を介して供給されるニないし三相ク
ロックのうちのΦ1で動作し、論理和ゲート94の出力
は抵抗96を介して供給されるニないし三相クロックの
うちのΦ2で動作するタイムド・インバータ97から8
ビット信号A、〜A、の論理積として出力される。本実
施例では選択回路のゲートの数が少なくて済むという利
点がある。なお、選択回路としては、例えば半導体の回
路であっても液体ヘリウムで動作すれば、これを用いて
もよい。この場合も室温側からの選択信号線は少なくて
すむ。
ートを示し、8ビツトの信号A1〜A1は抵抗93a〜
93mを介して論理和ゲート94に伝えられ、論理和ゲ
ート94は抵抗95を介して供給されるニないし三相ク
ロックのうちのΦ1で動作し、論理和ゲート94の出力
は抵抗96を介して供給されるニないし三相クロックの
うちのΦ2で動作するタイムド・インバータ97から8
ビット信号A、〜A、の論理積として出力される。本実
施例では選択回路のゲートの数が少なくて済むという利
点がある。なお、選択回路としては、例えば半導体の回
路であっても液体ヘリウムで動作すれば、これを用いて
もよい。この場合も室温側からの選択信号線は少なくて
すむ。
第8図は本発明の第5実施例を示す図であり、本実施例
はスクイドセンサ21a〜21nの出力を直ちに室温側
に伝えるのではなく、例えばジョセフソン回路からなる
アップダウンカウンタ100に伝え、さらにジョセフソ
ンプロセッサ101を用いてデータ処理も液体ヘリウム
で行い、処理後のデータのみを室温側に送るものである
。液体ヘリウム内でどの処理を行うかは、いろいろな可
能性がある。例えば、フーリエ変換や磁界源の逆算、あ
るいは各種の測定における補正などが可能である。
はスクイドセンサ21a〜21nの出力を直ちに室温側
に伝えるのではなく、例えばジョセフソン回路からなる
アップダウンカウンタ100に伝え、さらにジョセフソ
ンプロセッサ101を用いてデータ処理も液体ヘリウム
で行い、処理後のデータのみを室温側に送るものである
。液体ヘリウム内でどの処理を行うかは、いろいろな可
能性がある。例えば、フーリエ変換や磁界源の逆算、あ
るいは各種の測定における補正などが可能である。
本発明によれば、磁束測定の精度を維持しつつ、室温側
の回路とつなぐ信号線の数を大幅に減らすことができ、
実装を容易にすることができる。
の回路とつなぐ信号線の数を大幅に減らすことができ、
実装を容易にすることができる。
第1〜4図は本発明に係る超伝導装置の第1実施例を示
す図であり、 第1図はその構成図、 第2図はそのスクイドセンサおよびフィードバック回路
の回路図、 第3図はその選択回路の構成図、 第4図はその選択回路における1つの選択ゲートの回路
図、 第5図は本発明に係る超伝導装置の第2実施例のスクイ
ドセンサおよびフィードバック回路の回路図、 第6図は本発明に係る超伝導装置の第3実施例のスクイ
ドセンサおよびフィードバック回路の回路図、 第7図は本発明に係る超伝導装置の第4実施例の選択回
路における1つの選択ゲートの回路図、第8図は本発明
に係る超伝導装置の第5実施例の構成図、 第9図は従来の超伝導装置の構成図、 第10図は従来の超伝導装置の他の構成図である。 21a〜21n、81・・・・・・スクイドセンサ(超
伝導量子干渉素子)、 22a〜22n・・・・・・フィードバック回路(超伝
導フィードバック手段)、 23a〜23n・・・・・・切換回路(切換手段)、2
4a〜24n・・・・・・フィードバック線、25a〜
25n・・・・・・出力線、 27・・・・・・出力線、 28・・・・・・出力処理・表示回路(出力処理手段)
、29a〜29m・・・・・・制御線、 30・・・・・・選択回路(選択手段)、31a、31
b・・・・・・ピックアップコイル、32・・・・・・
入力コイル、 33.34.37.87・・・・・・超伝導ループ、3
5・・・・・・超伝導インダクタンス、38.88・・
・・・・第1のインダクタンス、39.89・・・・・
・第2のインダクタンス、40・・・・・・書き込みゲ
ート、 41・・・・・・超伝導インダクタ、 42・・・・・・超伝導の蓄積ループ、43.92・・
・・・・フィードバックループ、44.71.72・・
・・・・論理積ゲート、45.46.61〜64.94
・・・・・・論理和ゲート、86・・・・・・超伝導コ
ンパレータ、91・・・・・・超伝導ディジタルフィー
ドバック回路、97・・・・・・タイムド・インバータ
、100・・・・・・アップダウンカウンタ、101・
・・・・・ジョセフソンプロセッサ。 第1実施例の選択回路の構成図 r−−−一−−−−−−−−− 第1実施例の選択回路における1つの選択ゲートの回路
図6n 低温 φ−−室温→ 従来の超伝導装置の構成図 第 図
す図であり、 第1図はその構成図、 第2図はそのスクイドセンサおよびフィードバック回路
の回路図、 第3図はその選択回路の構成図、 第4図はその選択回路における1つの選択ゲートの回路
図、 第5図は本発明に係る超伝導装置の第2実施例のスクイ
ドセンサおよびフィードバック回路の回路図、 第6図は本発明に係る超伝導装置の第3実施例のスクイ
ドセンサおよびフィードバック回路の回路図、 第7図は本発明に係る超伝導装置の第4実施例の選択回
路における1つの選択ゲートの回路図、第8図は本発明
に係る超伝導装置の第5実施例の構成図、 第9図は従来の超伝導装置の構成図、 第10図は従来の超伝導装置の他の構成図である。 21a〜21n、81・・・・・・スクイドセンサ(超
伝導量子干渉素子)、 22a〜22n・・・・・・フィードバック回路(超伝
導フィードバック手段)、 23a〜23n・・・・・・切換回路(切換手段)、2
4a〜24n・・・・・・フィードバック線、25a〜
25n・・・・・・出力線、 27・・・・・・出力線、 28・・・・・・出力処理・表示回路(出力処理手段)
、29a〜29m・・・・・・制御線、 30・・・・・・選択回路(選択手段)、31a、31
b・・・・・・ピックアップコイル、32・・・・・・
入力コイル、 33.34.37.87・・・・・・超伝導ループ、3
5・・・・・・超伝導インダクタンス、38.88・・
・・・・第1のインダクタンス、39.89・・・・・
・第2のインダクタンス、40・・・・・・書き込みゲ
ート、 41・・・・・・超伝導インダクタ、 42・・・・・・超伝導の蓄積ループ、43.92・・
・・・・フィードバックループ、44.71.72・・
・・・・論理積ゲート、45.46.61〜64.94
・・・・・・論理和ゲート、86・・・・・・超伝導コ
ンパレータ、91・・・・・・超伝導ディジタルフィー
ドバック回路、97・・・・・・タイムド・インバータ
、100・・・・・・アップダウンカウンタ、101・
・・・・・ジョセフソンプロセッサ。 第1実施例の選択回路の構成図 r−−−一−−−−−−−−− 第1実施例の選択回路における1つの選択ゲートの回路
図6n 低温 φ−−室温→ 従来の超伝導装置の構成図 第 図
Claims (1)
- (1)磁束を取り出す超伝導ループからなるピックアッ
プコイルに磁界結合され、取り出された磁束を交流バイ
アスによりパルス化して出力するディジタル超伝導量子
干渉素子ないし、 アナログ動作する超伝導量子干渉素子に超伝導コンパレ
ータを接続し、パルスを出力するようにした超伝導量子
干渉素子の一方若しくは両方を複数配置するとともに、 各超伝導量子干渉素子から出力されたパルスを計測し、
この計測結果に応じた磁束量子を磁界結合を通して各超
伝導量子干渉素子の入力側にフィードバックする複数の
超伝導フィードバック手段と、 各超伝導量子干渉素子から出力されるパルスに基づいて
ピックアップコイルに鎖交する磁束を測定する処理を行
う多チャンネルディジタル方式の出力処理手段とを備え
た超伝導装置において、 前記複数の超伝導量子干渉素子のうちの1つを順次選択
して選択信号を出力する選択手段と、前記複数の超伝導
量子干渉素子からの出力パルスを選択手段からの選択信
号に基づいて1つずつ順次選択して切り換えて前記超伝
導フィードバック手段および出力処理手段に伝達する切
換手段とを設け、 前記出力処理手段は、切換手段により選択された超伝導
量子干渉素子からの出力パルスを読み込んで測定処理を
行うように構成したことを特徴とする超伝導装置。 2)前記超伝導フィードバック手段は、ワンチップで超
伝導量子干渉素子とともに構成されることを特徴とする
請求項1記載の超伝導装置。 3)前記超伝導フィードバック手段は、超伝導インダク
タと、これに磁束量子を加える超伝導ゲートを含むこと
を特徴とする請求項1記載の超伝導装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1340964A JP2761067B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 超伝導装置 |
EP90314253A EP0435652B1 (en) | 1989-12-26 | 1990-12-24 | Superconducting quantum interference magnetometer having a plurality of channels |
DE69032266T DE69032266T2 (de) | 1989-12-26 | 1990-12-24 | Mehrkanalige Squidmagnetometer |
US07/633,340 US5155434A (en) | 1989-12-26 | 1990-12-26 | Superconducting quantum interference magnetometer having a plurality of gated channels |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1340964A JP2761067B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 超伝導装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03197885A true JPH03197885A (ja) | 1991-08-29 |
JP2761067B2 JP2761067B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=18341936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1340964A Expired - Fee Related JP2761067B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 超伝導装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5155434A (ja) |
EP (1) | EP0435652B1 (ja) |
JP (1) | JP2761067B2 (ja) |
DE (1) | DE69032266T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0660126A3 (en) * | 1993-12-20 | 1997-01-22 | Hitachi Ltd | Josephson type signal detector. |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5532592A (en) * | 1993-02-02 | 1996-07-02 | Conductus, Inc. | Squid control apparatus with non-cryogenic flux-locked loop disposed in close proximity to the squid |
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