JPH0319749Y2 - - Google Patents

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JPH0319749Y2
JPH0319749Y2 JP1985144852U JP14485285U JPH0319749Y2 JP H0319749 Y2 JPH0319749 Y2 JP H0319749Y2 JP 1985144852 U JP1985144852 U JP 1985144852U JP 14485285 U JP14485285 U JP 14485285U JP H0319749 Y2 JPH0319749 Y2 JP H0319749Y2
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JP
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trap
cockroach
present
top plate
plate
Prior art date
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JP1985144852U
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JPS6253685U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はゴキブリ捕獲器に関する。
[従来の技術] 近年、床と家具などの隙間に設置しうるゴキブ
リ捕獲器としては、たとえば特公昭53−23677号
公報に記載されているように、高さを調節するた
めの折り目が設けられたものが知られている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前記のような従来の捕獲器に
は、その高さを低くするためにいつたん折り目で
折り曲げてしまつたばあいには、折り癖がつき、
もとの高さに回復させて使用することができない
という問題点や、たとえば家具と家具との隙間に
挿入したばあいには転倒するため、ゴキブリなど
の捕集効率がわるいという問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、かかる問題点を解決するためになさ
れたものであり、2枚の天面板を接続して形成さ
れた捕獲器本体を有するゴキブリ捕獲器であつ
て、一方の天面板に複数の差し込み口が設けら
れ、他方の天面板に差し込み片が設けられ、かつ
側面を下にして立てうる手段が設けられたことを
特徴とするゴキブリ捕獲器に関する。
[作用および実施例] 本考案のゴキブリ捕獲器は、2枚の天面板を接
続して形成された捕獲器本体を有し、一方の天面
板に複数の差し込み口が設けられ、他方の天面板
に差し込み片が設けられ、かつ側面を下にして立
てうる手段が設けられたものである。
本考案において、容器形態の捕獲器本体の形
状、材質および大きさは踏み板が形成されるかぎ
り任意である。
該捕獲器本体としては、たとえば断面が台形
状、逆台形状、長方形状、三角形状ないし多角形
状、半円形状あるいは正方形状をした筒状体、箱
状体などがあげられる。捕獲器本体の材質は紙、
プラスチツク、ゴム、金属、木などがあげられ、
これらのものを単独または組み合わせることによ
り用いられる。捕獲器本体の大きさは、あまりに
も大きくなりすぎると使用性がわるくなるととも
にコストが高くなるので、幅は50cm以下、また長
さは50cm以下であるのが好ましい。また、捕獲器
本体の開口部の底面部、側面部あるいは天面部に
は踏み板が前記捕獲ないし防除手段とは段違いに
かつ高く形成されているのが好ましい。
本考案において、捕獲器本体内に使用する捕獲
ないし防除手段としては、たとえば通常使用され
ている粘着剤、誘引性粘着剤、毒餌などがあげら
れ、これらのものを単独または組み合わせて捕獲
器本体内にあらかじめあるいは使用に際し塗布あ
るいは設置して用いられる。
本考案のゴキブリ捕獲器は、差し込み口を適宜
選択して差し込み片を差し込むことによつて底面
部から天面部までの高さの調節が可能であり、も
との高さに回復しうる構造を有しているため、天
面部までの高さをもつとも低くして組立てれば床
と家具の間などのわずかな隙間にも該ゴキブリ捕
獲器を差し込んで設置することができるものであ
る。
つぎに本考案を図面に基づいてさらに詳細に説
明する。
第1図は本考案のゴキブリ捕獲器の一実施例を
示す斜視図、第2図はその底面図、また第3図は
第1図に示したゴキブリ捕獲器を2つに分離した
ばあいの一方の状態を示す斜視図である。
第1図において、捕獲器本体1の右天面板2、
左天面板3、右側面板4、左側面板5および底面
板6には、ガイド7が設けられている。また各側
面には開口部8が設けられており、該開口部8の
底面には踏み板9を有し、該踏み板9と捕獲器本
体1の底面板6とのなす角度は任意であるが、害
虫などが侵入しやすく、かつ逃亡しにくい点を考
慮すると約15〜90°、なかんづく約15〜75°で踏み
板9と底面板6とは段違いで高く、また踏み板の
奥行きは略々0.5〜3cmであるのが好ましい。踏
み板9には害虫などが登りやすいようにその表面
にミシン目などの凹凸を設けてもよい。また踏み
板9は捕獲器本体1と一体に形成させてもよく、
また捕獲器本体1から取り外しうるごとく構成さ
せてもよい。
さらにゴキブリの足に水あるいは油が付着して
いるばあい、粘着層の粘着性が低下するので、吸
水性あるいは吸油性をもつ和紙などを踏み板9の
部分に設けるか、あるいはそのような和紙自体で
踏み板9の部分を構成せしめるのが好ましい。
さらに踏み板9は第4図に示されるように捕獲
器本体1の開口部の全周あるいは開口部の上下に
設けもよい。このばあい、踏み板9を有する面で
あればすべてこれを底面として使用できるので有
利である。
また前記ガイド7は底面のみならず、天面ある
いは側面にも設けるのが好ましい。
前記ガイド7としては、捕獲器本体1の分離箇
所付近に切り目、厚さ方向に対して1/2〜1/3程度
の深さを有する切り込み、ミシン目、分断線、鋏
で切り取るための印、切り取り線などがあげられ
る。
このようにガイド7を設けるばあいには、捕獲
器本体1の素材としては通常紙類が用いられる
が、鋏などの切断手段を用いることなくガイドに
よる切断を容易に行なわしめるために引き裂きや
すいフイルム、シート、紙あるいは不織布などの
素材を用いるようにしてもよい。
第2図に示された捕獲器本体1の底面部6に
は、折り目10およびガイド7が設けられてい
る。使用に際し、たとえば奥行きが浅く、幅が狭
い床と家具などの隙間に挿入して用いるばあい、
第1図に示された捕獲器本体1を該隙間に挿入し
ても完全には入りきらないので、ガイド7で捕獲
器本体1を2つに分離し、さらに底面板6と右折
り込み片11および左折り込み片12とをそれぞ
れ折り目10で折り曲げて第3図に示されるよう
に組立てて使用することができる。このばあい、
折り曲げられた右折り込み片11および左折り込
み片12は、踏み板9を形成する。
また、天面板あるいは底面板などには、差し込
み片および差し込み口が設けられ、捕獲器本体1
の高さを調節しうるように構成されている。たと
えば、第1図に示されるように天面板に差し込み
口15および差し込み片16を設けたばあい、差
し込み口15の位置をかえて差し込み片16を差
し込むことにより、捕獲器本体1の高さを設置し
ようとする床と家具の間などの隙間に合わせるこ
とができる。第1図においては、差し込み口15
は3カ所設けられているが、2カ所でもよく、ま
た捕獲器本体1の高さを微調節しうるようにさら
に数カ所設けてもよい。
さらに捕獲器本体1の右側面板4および左側板
5には庇17が設けられており、該右側面板4あ
るいは左側面板5を下にして立てることができる
ので、第5図に示される設置態様のごとく、家具
18と壁19との隙間で床20の上に立てて設置
して用いることができ、また床に設置しても庇1
7は邪魔にならないので有利である。
第6図は本考案の他の実施例を示す斜視図、第
7図はその底面図、また第8図は第6図で示した
ゴキブリ捕獲器を2つに分離したばあいの状態を
示す斜視図である。
第6図において、捕獲器本体1の右天面板2、
左天面板3、右側面板4、左側面板5および底面
板6にはガイド7が設けられている。また各側面
には開口部8が設けられており、該開口部8の底
面には踏み板9を有する。
また捕獲器本体1の底面板6には第7図に示さ
れるように折り目10、ガイド7および開口部8
が設けられている。
使用に際し、たとえば床と家具などの奥行に合
わせて捕獲器本体1をそのまま、あるいはガイド
7で切断して用いる。ガイド7で切断したばあ
い、底面板6と右側壁13および左側壁14とを
それぞれガイド7で切り離し、折り目10で該右
側壁13および左側壁14をそれぞれ山折りに折
り曲げて第8図に示されるように組立てて使用す
ることができる。
さらに天面板には第6図に示されるように差し
込み口15および差し込み片16が設けられてい
るので、捕獲器本体1の高さを調節することがで
きる。
[考案の効果] 本考案のゴキブリ捕獲器は、組立て時にその高
さを容易に調節することができ、しかも調節手段
は捕獲器本体内部に収納されるため、余計なスペ
ースをとらない。また、本考案のゴキブリ捕獲器
は、側面を下にして立てうる手段が設けられてい
るので、たとえば第5図の設置態様に示されるよ
うに、家具と壁との隙間などに挿入し、床の上に
立てて設置することができる。
また、本考案のゴキブリ捕獲器は、ガイドで分
割することによりその長さを容易に調節すること
ができるようにしたばあいには、奥行きが浅い床
と家具などとの比較的狭いような場所でも完全に
挿入することができる。また捕獲器本体をガイド
で分割したばあい、設置場所を複数箇所に分けて
同時に設置することができるので、捕集効率が向
上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第4図および第6図は本考案のゴキブ
リ捕獲器の実施例を示す斜視図、第2図および第
7図はそれぞれ第1図および第6図に示された本
考案のゴキブリ捕獲器の実施例の底面図、第3図
および第8図はそれぞれ第1図および第6図に示
された本考案の捕獲器を分割したときの状態を示
す斜視図、第5図は第1図に示された本考案の捕
獲器の一実施態様を示す断面図である。 図面の主要符号、1……捕獲器本体、2……右
天面板、3……左天面板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2枚の天面板を接続して形成された捕獲器本体
    を有するゴキブリ捕獲器であつて、一方の天面板
    に複数の差し込み口が設けられ、他方の天面板に
    差し込み片が設けられ、かつ側面を下にして立て
    うる手段が設けられたことを特徴とするゴキブリ
    捕獲器。
JP1985144852U 1985-09-20 1985-09-20 Expired JPH0319749Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985144852U JPH0319749Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985144852U JPH0319749Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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Publication Number Publication Date
JPS6253685U JPS6253685U (ja) 1987-04-03
JPH0319749Y2 true JPH0319749Y2 (ja) 1991-04-25

Family

ID=31055843

Family Applications (1)

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JP1985144852U Expired JPH0319749Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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JPS6253685U (ja) 1987-04-03

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