JPH03197433A - Il―6産生誘導剤 - Google Patents

Il―6産生誘導剤

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JPH03197433A
JPH03197433A JP1338998A JP33899889A JPH03197433A JP H03197433 A JPH03197433 A JP H03197433A JP 1338998 A JP1338998 A JP 1338998A JP 33899889 A JP33899889 A JP 33899889A JP H03197433 A JPH03197433 A JP H03197433A
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JP
Japan
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amino acid
acid sequence
ser
acid residue
place
Prior art date
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Pending
Application number
JP1338998A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Nakai
中井 哲
Yoshihiro Masui
桝井 美弘
Takashi Kamoto
鴨頭 峻
Kimitoku Aihara
相原 公徳
Yoshiko Himeda
姫田 佳子
Yoshikatsu Hirai
嘉勝 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒトのインターロイギ、ノー6 (11−。
6)の産生誘導剤、より詳し2くは特定のインターロイ
キン1.  (I L−’l)誘導体を有効成分とする
上記I L−6産生誘導剤に関する。
従来の技術 1983年の国際免疫会議において、Bリンパ球に作用
してその増殖を誘導したり、その抗体産生細胞への分化
を誘導したり、之等の両方の機能を有する因子を統一的
にBSFと呼称することが提案され、これまでマウス系
でBCGFI(トcell growth facto
r 1 )として知られティた因子がBSF−1と、ま
たヒト系でBリンパ球の抗体産生細胞への分化にのみ働
く因子(B CD F。
B−cell differentiation fa
ctor )がBSF−2と呼ばれることが提唱された
。該BSF−2はまた■L−6とも同一活性物質である
ことが明らかにされている。上記IN、−6(BSF−
2)は、現在ヒトT細胞のみならず他の多くの細胞から
も産生され、その分子量は約21000であり、N末端
より1−4番目までのアミノ酸分子が特定されるに至っ
ている〔細胞工学、Vol、6. No、6.4774
84 (1987)参照〕。
ヒトI L−6は、自己免疫疾患等との関連が示唆され
ている一方、その生物活性に基づき癌化学療法及び放射
線療法時の共通した欠点である白血球、血小板等の減少
を軽減させるものと考えられ、之等の観点から医薬品と
しての臨床研究が種々行なわれており、また例えば各種
の免疫欠損病や異常免疫応答の研究並びに之等の臨床上
の診断のための有効性が種々検討されている。しかし、
I L6は増血作用のみならず多様な作用を有しており
、その中には生体にとって必ずしも有益でない作用も含
まれル(:Kishimoto et al、、実験医
学。
vol、7. No、1.1989 pH−12) 。
よってI L −6の生体への直接投与によれば、かえ
って副作用を惹起してしまう可能性も強く、該I L 
−6の有益な作用を充分に活用し且つ副作用を惹起しに
くい薬剤の確立が当業界で望まれている。
発明が解決しようとする課題 上記のように、I L−6を全身投与した際に予想され
る副作用を軽減するため、生体内においてI I、−6
が産生されるべき組織でI L −6の産生を誘導でき
る薬剤の開発は、T I、−6の有益な作用を臨床応用
する上で重要である。
生体内において■L−6の産生をコントロールしている
正の調節因子としては、IL−1が広く知られテいる(
Neta、 R,et al、、 Lymphokin
eResearch、 vol、 7. p403−4
12 (1988) )。
従って、IL−1−をI L−6の産生誘導剤として用
いることは、非常に有用且つ合理的と考えられる。
しかしながら、IL−1はI L−6の産生を誘導する
以外にも多様な作用を有しており、特に強い発熱作用を
伴うことが知られている。
本発明は、I L−6産生誘導作用を有し、発熱作用を
軽減したIL−1誘導体を開発し、臨床応用可能なIL
−6産生誘導剤を提供することをその目的とするもので
ある。
型IL−1αのアミノ酸配列を(1)〜(4)から選ば
れる条件の少なくとも1一つで改変させたIL−1α誘
導体並びに後代(B)で表わされる天然型I L−1β
のアミノ酸配列をa)〜d)の条件の少なくとも1つで
改変させたI L−1−β誘導体の、いずれか少なくと
も一種を有効成分として含有するI L6産生誘導剤が
提供される。
本発明I I、6産生誘導剤は、上記の通り特定のIL
−1誘導体を有効成分とすることに基づいて、有効にI
 L−6産生細胞のTI、6産生を誘導でき、しかもそ
の有効成分として用いられるII、1誘導体自身は発熱
性等の副作用を生じるおそれが少なく、従って生体への
投与に適しており、この点からII、−1自体の副作用
及びI L6を全身投与した際の副作用共に軽減させ得
ることが期待される。
尚、上記式(A)及び(B)で表わされる天然型IL−
1α及び天然型IL−1βのアミノ酸配0 列は、それぞれJ、 A F (Lymphocyte
 ActivatingFactor)活性を有するポ
リペプチドをコードする遺伝子の塩基配列から同定され
ている[Proc。
Natl、 Acad、 Sci、、 Vol、 81
..7907−7911. (1984) −Natu
re、Vol、315. 641  (1985)  
−Nucleic  Ac1dResearch、 V
ol、、13. (16) 5869 (1985)等
参照〕。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)インターロイキン1α(IL−1α)の下式【遺
    伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 で表わされるアミノ酸配列において、 (1)36位Asn及び141位Cysの少なくとも一
    つのアミノ酸残基が欠失されているか又は他のアミノ酸
    残基で置換されていること、 (2)16位Argが欠失されているか又は他のアミノ
    酸残基で置換されていること、 (3)1位Serから14位Pheに至るアミノ酸配列
    が欠失されていること及び (4)1位Serから15位Metに至るアミノ酸配列
    が欠失されていること から選ばれる条件の少なくとも1つを充足する改変され
    たアミノ酸配列を有する誘導体並びにインターロイキン
    1β(IL−1β)の下式【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 で表わされるアミノ酸配列において、 a)1位Ala、3位Val、4位Arg、5位ser
    、8位CyS、11位Arg、30位HiS、71位C
    yS、93位LyS、97位LyS、98位Arg、9
    9位Phe、103位LyS、120位Trp、121
    位Tyr及び153位Serから選ばれる少なくとも1
    つのアミノ酸残基が矢失されているか又は他のアミノ酸
    残基で置換されていること、 b)1位Alaから9位Thrに至るアミノ酸配列又は
    その中の少なくとも1つのアミノ酸残基が矢失されてい
    ること(但し上記aに記載の1位Ala、3位Val、
    4位Arg、5位Ser及び8位Cysから選ばれるア
    ミノ酸残基の少なくとも1つが矢失されている場合を除
    く)、 c)103位Lysから153位Serに至るアミノ酸
    配列又はその中の少なくとも1つのアミノ酸残基が矢失
    されていること(但し上記aに記載の103位LyS、
    120位Trp、121位Tyr及び153位Serか
    ら選ばれるアミノ酸残基の少なくとも1つが矢失されて
    いる場合を除く)、及び d)上式のN末端にアミノ酸残基又は下式(B′)で示
    される1′位Metから116′位Aspに至るアミノ
    酸配列もしくはそのC末端側の一部アミノ酸配列が付加
    されていること 式(B′) 【アミノ酸配列があります】 の条件の少なくとも1つを充足する改変されたアミノ酸
    配列を有するIL−1β誘導体から選択される少なくと
    も一種を有効成分として含有することを特徴とするイン
    ターロイキン−6(IL−6)産生誘導剤。 (2)有効成分が[36D・141S]IL−1α、[
    Δ(1−15)]IL−1α、4[Gly]IL−1β
    、4[Gln]IL−1β、4[Asp]IL−1β、
    [des4Arg]IL−1β、[1−148]IL−
    1β及び[des98Arg]IL−1βから選ばれる
    ものである請求項(1)記載のIL−6産生誘導剤。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01308234A (ja) * 1988-03-04 1989-12-12 Sandoz Ag 骨の吸収

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01308234A (ja) * 1988-03-04 1989-12-12 Sandoz Ag 骨の吸収

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