JPH03197342A - 人造大理石 - Google Patents

人造大理石

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Publication number
JPH03197342A
JPH03197342A JP33697889A JP33697889A JPH03197342A JP H03197342 A JPH03197342 A JP H03197342A JP 33697889 A JP33697889 A JP 33697889A JP 33697889 A JP33697889 A JP 33697889A JP H03197342 A JPH03197342 A JP H03197342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filler
synthetic resin
pattern
weight
artificial marble
Prior art date
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Pending
Application number
JP33697889A
Other languages
English (en)
Inventor
Rikuo Fukushima
福島 陸男
Yuzo Kimoto
木本 雄三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Ceramics Co Ltd filed Critical Toshiba Ceramics Co Ltd
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Publication of JPH03197342A publication Critical patent/JPH03197342A/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野1 本発明は、無機フィラー及び合成樹脂よりなる人造大理
石に関する。
〔従来の技術1 従来、この種の人造大理石は、無機物のベースフィラー
として水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸
マグネシウム、炭酸カルシウム、けい石粉等を用い、又
、無機物の模様フィラーとして天然大理石粒、御影石粒
、焼結アルミナ、人造コランダム、金属粒、けい石、炭
化けい素等を用い、かつこれらを結合する合成樹脂とし
てメチルメタクリルアクリレート、不飽和ポリエステル
、エポキシ、アクリル等を用いて構成されている (特
開昭57−87913号公報参照)。
しかして、この人造大理石は、主に注型法又はプレス法
によって成形されている。注型法は、ゲル状態の混和物
を単純に型枠に流し込み、50〜80℃の温度に加熱し
て硬化させる。いわゆるスリップキャスト法に近似した
成形方法である。又、プレス法は、ゲル状態の混和物を
加圧して型に注入し、樹脂が可撓性をもつ40〜50℃
の温度に加熱しながら硬化させる成形方法である。
その他の成形方法としては、FRP (ガラス繊維強化
プラスチック)の成形法であるMC法(モールドコンパ
ウンディング)が行われる。
【発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の人造大理石においては、ベー
スフィラー及び模様フィラーとも、比較的比重の大きな
無機物を使用しているため、製品化した場合、比重が1
.7〜2.0と重量的に重くなリ、その取り扱い(運搬
等)が困難になる共に、厚さが制限される問題がある。
又、模様フィラーの比重がベースフィラー及び合成樹脂
の比重に比して大きいため、型枠に注入後硬化までの間
に、比重差により模様フィラーが下部に沈降し、粒径の
大きな模様フィラーからなる粗粒層と、粒径の小さなベ
ースフィラーからなる微粒層との2層に分離され、合成
樹脂の硬化時の寸法収縮の差によって変形(ソリ、ヒビ
割れ)の要因となり、生産性や強度の低下をもたらして
いる。
更に、模様フィラーとして用いられる焼結アルミナ、人
造コランダム、金属粒、炭化けい素は、色彩として白又
は黒に限られ、カラーバリエーションに乏しい問題があ
る。
そこで、本発明は、軽量化し得、又、軽量化と共に生産
性や強度の向上及びカラーバリエーションの豊富化をな
し得る人造大理石の提供を目的とし得る。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、本発明の人造大理石は、5〜
15重量%がシラスバルーンよりなる無機物ベースフィ
ラー10〜35重量%及び模様フィラー10〜45重量
%、残部が合成樹脂よりなるものである。
上記手段においては、製品比重が1.0〜1.3となる
模様フィラーとして色付きけい砂 (比重1.8〜2.
0)を用いることが好ましく、このようにすることによ
り、従来模様フィラーとして使用されていた天然の大理
石、御影石、金属粒等に比べて、比重が小さくなると共
に、様々な色合の模様を形成することができる。
ベースフィラーが10重量%未満であると原料を混合し
てゲル状態の混和物とした場合に、粒度組成が不適当と
なるために最密光ができず、注型の際に流動性が不足す
ると共に、熱硬化後の強度等の物性面で不充分となり、
35重量%を趙えると模様フィラーの使用割合が減少し
て充分な人造石模様が得られな(なる。
模様フィラーが10重量%未満であると大理石模様が限
られると共に、模様として斬新さがなく、天然石の持つ
優雅な模様が得られず、45重量%を超えると合成樹脂
の使用量が減少するため、熱硬化せず、注型ができな(
なる。
ベースフィラーと模様フィラーの合計が80重量%を超
え、合成樹脂が20重量%未満となると、結合硬化がで
きず、合成樹脂が80重量%を超えると人造大理石とし
ての趣が損われる。合成樹脂としては、不飽和ポリエス
テル、メチルメタクリルアクリレート、エポキシ、アク
リル等が用いられる。
一方、ベースフィラーの一部を構成するシラスバルーン
が5重量%未満であると軽量化が図れず、15重量%を
超えるとより以上に軽量になるものの、強度等の物性面
で不充分となり、又、透明感がなくなって人造大理石と
しての価値が損われる。シラスバルーンの粒径は、70
μmが好ましい。ベースフィラーの残部を構成する無機
物としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム
、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、けい石等が用い
られ、その粒径は、9〜65μmが好ましい。
模様フィラーとなる色付きけい砂は、単色のもの又は2
色以上配合したものを用いることが好ましく、又、その
粒径は、0.2〜5mmが好ましく、より好ましくは0
.5〜・2mmである。このように色付きけい砂の粒径
なベースフィラーの粒径より大きくすることにより、混
和物の注型時に最密充填がなされ、粗粒−微粒間の分離
が起こらなくなる。
色付きけい砂は、無機顔料とガラス成分とを混合したも
のをけい砂によくまぶし、800〜1000℃の温度で
焼付けして不透明に着色して形成され、合成樹脂やベー
スフィラーの影響で脱色されることのないものである。
模様フィラーとしては、色付きけい砂の他に天然大理石
粒、御影石粒、焼結アルミナ、人造コランダム、金属粒
、けい石、炭化けい素等が用いられ、その粒径は、色付
きけい砂と同等であることが好ましい。
[実施例] 以下、本発明の詳細な説明する。
実施例1〜5 ベースフィラーとして水酸化アルミニウム (昭和電工
 (株)製ハイシライトH−100、ハイシライトH−
310、粒径9〜65μm)及びシラスバルーン(イヂ
チ化成 (株)製ウィンライト−MSB−3011、粒
径70μm)、模様フィラーとして天然大理石粒 (粒
径0.5〜5mm1.合成樹脂として不飽和ポリエステ
ルをそれぞれ第1表に示す割合で用い、これらの混和物
をシリコーンゴム製又は合成樹脂製の型に注入し、常温
で仮硬化させた後脱型し、80℃の温度で加熱して本硬
化させて人造大理石を得た。それぞれの人造大理石の比
重、強度及び外観は、比較例1,2並びにベースフィラ
ーの一部としてシラスバルーンを用いない従来例1〜4
のそれらを併記する第1表に示すようになった。
従って、5〜15重量%のシラスバルーンをベースフィ
ラーの一部として用いることによって、製品比重が1〜
1.3となり、従来の人造大理石 (製品比重1.7〜
2.0)より40〜50%軽くなることがわかる。
実施例6〜lO ベースフィラーとして水酸化アルミニウム (昭和電工
 (株)製ハイシライトH−100、ハイシライトH−
310、粒径9〜65μm)及びシラスバルーン(イヂ
チ化成 (株)製ウィンライト−MSB−3011、粒
径70μm1.模様フィラーとして色付きけい砂 (粒
径、実施例6〜9 :  0.5〜1.0 mm、実施
例10:  t、o〜2.0 mm1.合成樹脂として
不飽和ポリエステルをそれぞれ第2表に示す割合で用い
、これらの混和物をシリコーンゴム製又は合成樹脂製の
型に注入し、常温で仮硬化させた後脱型し、80℃の温
度で本硬化させて人造大理石を得た。それぞれの人造大
理石の比重、強度及び外観は、比較例3,4のそれらを
併記する第2表に示すようになった。
従って、5〜15重量%のシラスバルーンをベースフィ
ラーの一部として用いると共に、模様フィラーの全部を
色付きけい砂とすることによって、カラーバリエーショ
ンを豊富にした上、より一層の軽量化が図れると共に、
ソリやヒビ割れ等の変形が防止され、かつ強度の向上が
図れることがわかる。又、フィラー中の微粉の使用量が
多くなると合成樹脂の使用量が増加する一方、粗粒の使
用量が多くなると粗粒は合成樹脂とのなじみがよくなる
ため、合成樹脂の使用量が減少することがわかる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、製品比重が1.0〜1.
3となり、従来の人造大理石より重量を40〜50%軽
減することができ、製品の運搬等の取り扱いが容易にな
ると共に、製品の厚さを増すことによって重量感を得る
ことができ、かつシラスバルーンの使用によって加工性
がよくなる。
又、模様フィラーとして色付きけい砂を使用することに
より様々な色合の模様となるので、カラーバリエーショ
ンを豊富にした上、製品の重量をより一層軽減できると
共に、従来のように粗粒と微粒とが2層に分離するよう
なことがなくなり、ソリやヒビ割れ等の変形が生せず、
生産性や強度を向上することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)5〜15重量%がシラスバルーンよりなる無機物
    ベースフィラー10〜35重量%及び模様フィラー10
    〜45重量%、残部が合成樹脂よりなることを特徴とす
    る人造大理石。
JP33697889A 1989-12-26 1989-12-26 人造大理石 Pending JPH03197342A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33697889A JPH03197342A (ja) 1989-12-26 1989-12-26 人造大理石

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JP33697889A JPH03197342A (ja) 1989-12-26 1989-12-26 人造大理石

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JPH03197342A true JPH03197342A (ja) 1991-08-28

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ID=18304353

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JP33697889A Pending JPH03197342A (ja) 1989-12-26 1989-12-26 人造大理石

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