JPH03196314A - モータの制御装置 - Google Patents

モータの制御装置

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JPH03196314A
JPH03196314A JP33520289A JP33520289A JPH03196314A JP H03196314 A JPH03196314 A JP H03196314A JP 33520289 A JP33520289 A JP 33520289A JP 33520289 A JP33520289 A JP 33520289A JP H03196314 A JPH03196314 A JP H03196314A
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degrees
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、モータをフィードバック制御する制御装置に
係り、特にモータの出力軸を一定方向に回転させ、多数
回の位置決め制御を長時間正確に行ない得るようにした
モータの制御装置に関する。
(従来の技術) 一般に、工作機械等に設けられた各種移動機構は、サー
ボモータ等の制御モータによって駆動されるようになっ
ている。このような制御モータは、いわゆるフィードバ
ック制御がなされ、その移動機構を加工工程に合せて正
確に作動させるようになっている。
従来、このような移動機構のうち、例えば加工工具を自
動的に切り換えるNCタレットと呼ばれる機構にもこの
ような制御モータが使用されており、第5図に示すよう
な制御装置によって制御されているものがある。
図示するように、各種加工工具1が取付けられたタレッ
ト2は、サーボモータ3によって駆動され、夫々の加工
工具1を図示省略するワークに対して位置決めするよう
になっている。
サーボモータ3の出力軸は、減速器4を介してタレット
2の回転軸に接続されており、この回転軸がサーボモー
タ3によって回転するとタレット2本体が回転し、これ
に取付けられた加工工具1は、所定の加工位置に位置決
めされるようになっている。
タレット2には、通常、加工工程順に合せて加工工具1
が取付けられており、タレット2が一方向に回転するこ
とによって、夫々の加工工具1はワークに対して順次所
定の加工を行なうようになっている。
そして、このようにタレット2を一方向に回転させるサ
ーボモータ3は、例えば図示する制御装置5によって制
御されるようになっている。
サーボモータ3には、出力軸の回転に応じて所定周期の
パルス信号を出力するパルスジェネレータ(以下にPG
という。)6が取(−Jけられている。
そして、このサーボモータ3を制御する制御装置5には
、そのPG6が出力するパルス信号を人力する現在角度
カウンタ7が備えられており、この現在角度カウンタ7
は、そのパルス信号を累積してカウントし、出力軸を位
置決めするための所定の基準角度からの現在の出力軸の
回転角度を減算器9に出力するようになっている。
又、この制御装置5には、タレット2を位置決めするた
めの出力軸の目標回転角度を記憶した目標角度メモリ8
が備えられている。この目標角度メモリ8には、サーボ
モータ3の出力軸を回転させる目標値となる上記基準角
度からの目標角度が記憶されており、目標角度メモリ8
は、順次この目標角度を減算器9に出力するようになっ
ている。
これらの現在の回転角度及び目標角度を入力する減算器
9は、目標角度から現在の回転角度を減算して移動角度
量を算出し、これを制御部10に出力するようになって
いる。つまり、制御部10には、現在の回転角度から目
標角度に出力軸を移動させるために算出した移動角度量
が入力される。
この移動角度量は、出力軸の回転角度がその目標角度に
近づくにつれて小さくなり、目標角度になると出力され
なくなる。
そして、この移動角度量を入力する制御部10は、この
移動角度量に従ってサーボモータ3を駆動させる駆動信
号を駆動部11に出力し、駆動部11は、この駆動信号
に応じて減算器9が算出した移動角度量だけ出力軸を回
転させる駆動電力をサーボモータ3に供給するようにな
っている。
したがって、制御装置5は、目標角度メモリ8に記憶さ
れた目標角度と、現在角度カウンタ7か検出した現在の
出力軸の回転角度との偏差分だけサーボモータ3を駆動
し、その目標角度にサーボモータ3の出力軸を回転させ
、タレット2の位置決めを行なうようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の制御装置にあっては、
現在角度カウンタがPGから出力されるパルス信号をカ
ウントすることによって、出力軸の現在の回転角度を求
めるようになっているので、このカウンタの容量を越え
るまで出力軸が回転した場合、つまりタレットを一方向
に多数回転させる長時間に亙る加工を行なった場合には
、現在角度カウンタにいわゆるオーバーフローが生じ、
これが生じた時点で現在角度カウンタはリセットされて
しまうために、制御部に入力する移動角度量が実際に必
要な移動角度量と相違してしまい、タレットを間違った
位置に位置決めしてしまうという問題が生じる。例えば
、現在角度カウンタがカウントすることができるパルス
数が800パルスである場合に、PGが出力したパルス
数がこの800パルス以上となるまで出力軸が回転する
と、現在角度カウンタは人力したパルス数が800にな
った時点でリセットされてしまい、減算器が人力する現
在の回転角度が0となる。これにより減算器は、目標回
転角度からこの現在の回転角度を減算することになり、
制御部に出力する移動角度量が実際に必要な移動角度量
より過大な移動角度量となってしまい、タレットは間違
った位置に位置決めされてしまう。
したがって、このような制御装置によって制御されるタ
レットが設けられた工作機械では、タレットを多数回連
続的に位置決めして行なうような長時間に亙る加工を行
なうことができず、生産性を向上させることができない
等の問題があった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するために成
されたものであり、モータの出力軸を一定方向にみ回転
させ、多数回の位置決め制御を長時間亙り正確に行ない
得るモータの制御装置を提供することを目的する。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明は、モータの出力軸が
回転を開始してから現在までの該出力軸の回転角度を検
出する回転角度検出手段と、前記出力軸が回転を開始す
る前における前記出力軸を位置決めする基準となる基準
角度からの前記出力軸の回転角度を記憶する前角度記憶
手段と、前記回転角度検出手段が検出した回転角度と当
該前角度記憶手段が記憶した回転角度とを加算して前記
基準角度からの現在の回転角度を算出する現在角度算出
手段と、前記基準角度を基準として前記出力軸を位置決
めする目標回転角度を記憶する目標角度記憶手段と、前
記現在角度算出手段が算出した前記現在の回転角度が1
回転分の角度になる毎に当該現在の回転角度から当該1
回転分の角度を減算すると共に、当該減算を行なった回
数と同一回転数分の角度を前記目標角度記憶手段に記憶
された前記目標回転角度から減算する角度制御手段と、
当該角度制御手段によって減算された前記目標回転角度
と前記現在の回転角度との角度差に基づいて前記モータ
を該角度差分だけ駆動する駆動制御手段とを備えて成る
(作用) 上記のように構成された本発明は、以下のように作用す
る。
まず、回転角度検出手段は、モータの出力軸が回転を開
始してから現在までの出力軸の回転角度、つまり前にモ
ータが位置決めされた時点から現在までの出力軸の回転
角度を検出し、これを現在角度算出手段に出力する。
一方、前角度記憶手段は、出力軸が回転を開始する前に
おける出力軸を位置決めする基準となる基準角度からの
出力軸の回転角度、つまり、前にモータが位置決めされ
た時点における出力軸の基準角度からの回転角度を記憶
し、これを現在角度算出手段に出力する。
すると、この現在角度算出手段は、入力した夫々の回転
角度を加算し、出力軸の基準角度からの現在の回転角度
を算出する。
又、目標角度記憶手段には、予め順次出力軸を位置決め
するための基準角度を基準とした目標値となる目標回転
角度が記憶されている。
そして、角度制御手段は、現在角度算出手段が算出した
現在の回転角度の絶対値が出力軸の基準角度から360
度となる毎に、その現在の回転角度の絶対値から360
度を減算し、又、当該減算を行なった回数と同一回転数
分の角度を目標回転角度から減算し、基準角度に対して
1回転未満の角度となった目標回転角度及び現在の回転
角度を駆動制御手段に出力させる。
すると、この駆動制御手段は、人力した目標回転角度と
現在の回転角度との角度差がなくなるまでモータを駆動
し、出力軸を目標回転角度になるまで回転させる。
したがって、現在角度算出手段で算出された現在の回転
角度は1、角度制御手段によって、常に基準角度に対し
て1回転未満の角度となるので、従来のように現在の回
転角度を正確に検出できない状態にはならず、モータの
出力軸を一方向に多数回転させる長時間に亙る位置決め
制御が可能とな0 る。
(実施例) 以下に、本発明に係るモータの制御装置を図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図は、本発明に係るモータの制御装置の概略構成図
であり、第2図は、そのモータの制御装置の動作を示す
フローチャートである。又、第3図は、その制御装置に
よりモータを制御する際に第1図に示すA−Fにおいて
出力される角度データを例示した図であり、第4図には
、他の実施例としての本発明に係るモータの制御装置の
概略構成図が示されている。尚、第1図及び第4図には
、従来の技術で説明した部材と同一部材には同一符号が
付してあり、これらの詳細な説明は省略する。
第1図に示すように、本発明に係るモータの制御装置2
0は、従来の制御装置と同様に目標角度メモリ8に記憶
された目標角度に出力軸が回転するまでサーボモータ3
を駆動させるようになっている。
この制御装置20には、前記回転角度検出手段1 を構成するPO2、現在角度カウンタ7、減算器9及び
前角度メモリ21が備えられている。
現在角度カウンタ7は、従来ものと同一であり、PO2
が出力するパルス信号を入力することによって、出力軸
を位置決めするための所定の基準角度からの現在の出力
軸の回転角度を減算器9に出力するようになっている。
又、この現在角度カウンタ7は、サーボモータ3が位置
決めされ、停止した際の出力軸の回転角度を前角度メモ
リ21に出力するようになっている。この前角度メモリ
21は、人力した回転角度を記憶し、現在角度カウンタ
7から新たな回転角度を入力するまで、記憶した回転角
度を減算器21に出力し続けるようになっている。
そして、これらの回転角度を入力する減算器っけ、現在
カウンタ7から入力した回転角度から前角度メモリ21
から入力した回転角度を減算し、前に位置決めされた回
転角度からの現在までの回転角度量(以下に移動角度量
という。)を算出してこれをデータ拡張器22を介して
前記現在角度2 算出手段としての加算器23に出力するようになってい
る。
このデータ拡張器22は、減算器9が出力する回転角度
量を示す16ビツトの角度データを加算器23が演算す
る32ビツトのデータに拡張変換するものであり、減算
器9を従来のものを利用し、加算器23には処理速度の
速いものを使用したため、1データを表わすビット数を
整合させために備えらでいるが、減算器9が出力する角
度データと加算器23が演算するデータとの整合がなさ
れていれば不要となる。
そして、このように減算器9が算出した移動角度量を入
力する加算器23は、前角度メモリ27に記憶されてい
る回転角度とその移動角度量とを加算する。
この前角度メモリ27は、出力軸が回転を開始する前、
つまり、サーボモータ3が前に位置決めされ、停止した
際における基準角度からの出力軸の回転角度(以下に前
角度という。)を記憶するようになっており、この前角
度を加算器23に出3 力するようになっている。
そして、加算器23は、これらの移動角度量と前角度と
を加算して基準角度からの現在の出力軸の回転角度(以
下に現在角度という。)を算出し、これを現在角度メモ
リ24に記憶させるようになっている。
この現在角度メモリ24に記憶された現在角度は、前記
角度制御手段としての角度制御部25によって基準角度
から1回転未満の角度となるように演算されるようにな
っている。
この角度制御部25は、現在角度メモリ24が記憶した
現在角度の絶対値が360度以4二となった場合には、
この絶対値から360度を減算した値を減算器26に出
力させるようになっている。つまり、現在角度メモリ2
4からは、常に出力軸の基準角度から1回転未満となっ
た現在角度が減算器26に出力されるようになっている
又、角度制御部25は、従来と同一の目標角度メモリ8
に記憶された目標角度についても」1記現在角度に対応
させるために、基準角度に対して14 回転未満の角度となるように演算する。
角度制御部25は、現在角度メモリ24が記憶した現在
角度の絶対値が360度以上となった回数を記憶し、目
標角度メモリ8の目標角度の絶対値からこの回数分の回
転角度を減算した目標角度を減算器26に出力させるよ
うになっている。つまり、目標角度メモリ8からは、現
在角度メモリ24と同様に、常に出力軸の基準角度に対
して1回転未満分の目標角度が減算器26に出力される
ようになっている。
さらに、角度制御部25は、現在角度メモリ24が記憶
した現在角度の絶対値が360度以上となった場合には
、現在角度カウンタ7及び前角度メモリ21をリセット
し、減算器9により新たに移動角度量が求めるられるよ
うにすると同時に、前角度メモリ27もリセットし、現
在角度メモリ24に新たに現在角度を記憶させることが
できるようにする。
そして、このように基準角度に対して1回転未満の角度
となった現在角度と目標角度とを入力す5 る減算器26は、従来の減算器と同様に目標角度から現
在角度を減算して移動量を算出し、これを制御部10に
出力するようになっている。
制御部10は、人力した移動量に従ってサーボモータ3
を駆動させる駆動信号を駆動部11に出力し、駆動部1
1は、この駆動信号に応じて減算器26が算出した移動
量だけ出力軸を回転させる駆動電力をサーボモータ3に
供給するようになっている。
このように構成された本発明のモータの制御装置20は
、第2図に示すフローチャートに基づいて動作する。
まず、減算器9によって算出された移動回転量が加算器
23に入力すると、加算器23は、この移動回転量と前
角度メモリ27に記憶された前角度とを加算して現在角
度を算出し、これを現在角度メモリ24に記憶させる。
そして、角度制御部25は、現在角度メモリ24に記憶
されている現在角度θ1を人力しくステップ1)、この
現在角度θ1の絶対値が360度以上となっているか否
か6 判断する。現在角度θ1の絶対値が360度以4二とな
っていなかった場合には、角度制御部25は入力した目
標角度θ1をそのまま減算器26に出力させる(ステッ
プ2)。
一方、角度制御部25は、入力した現在角度θ1の絶対
値が360度以上となっている場合には、フラグnに現
在角度θ1の絶対値が360度以上となった回数を記憶
しくステップ3)、目標角度θ1の絶対値から360度
を減算した値を減算器26に出力させる。又、このとき
角度制御部25は、現在角度カウンタ7、前角度メモリ
21及び前角度メモリ27をリセットし、減算器9によ
り新たに基準角度からの出力軸の移動角度量が求めるら
れるようにすると共に、現在角度メモリ24に新たに基
準角度からの出力軸の現在角度を記憶させることができ
るようにする(ステップ4)。
次に、角度制御部25は、目標角度メモリ8に記憶され
ている目標角度θ2を人力する(ステップ5)。
そして、角度制御部25は、目標角度θ2の絶7 対価が、現在角度θ1の絶対値が360度以上となった
回数と同一回転数分の角度以上となっているか否か、つ
まりステップ3においてフラグnに記憶した回数と同一
回転数分の角度以上となっているか否かを判断し、目標
角度θ2の絶対値がその角度以上でない場合には入力し
た目標角度θ2をそのまま減算器26に出力させる(ス
テップ6)。
一方、目標角度θ2の絶対値がその角度以上となってい
た場合には、角度制御部25は、この目標角度θ2の絶
対値からこの回数と同一回転数分の角度を減算し、これ
を減算器26に出力させる(ステップ7)。
これにより減算器26は、このように出力軸の基準角度
に対して常に1回転未満の角度となった目標角度及び現
在角度を入力することによって、目標角度から現在角度
を減算して移動量を算出し、これを制御部10に出力す
る。そして、制御部10は、人力した移動量に従ってサ
ーボモータ3を駆動させる駆動信号を駆動部11に出力
し、駆動制御部11は、この駆動信号に応じて減算器2
68 が算出した移動量だけ出力軸を回転させる駆動電力をサ
ーボモータ3に供給する。
したがって、サーボモータ3は、減算器26が算出した
移動量、つまり現在角度と目標角度との差分だけサーボ
モータ3を駆動し、目標角度に出力軸を回転させ、タレ
ット2の位置決めを行なうことができる。
ここで、さらにこの制御装置20によってサーボモータ
3が制御される具体的な様子を第3図に基づいて説明す
る。第3図には、サーボモータ3の出力軸の状態に応じ
て第1図に示すA−Fにおいて出力される角度量が示さ
れている。尚、ここではサーボモータ3は、出力軸が基
準角度になっている初期状態から制御されるものとし、
又、目標角度メモリ8には、第3図に示す通り、90,
320.430.830の目標角度が予め記憶されてい
るものとする。
まず、制御装置20が作動すると、角度制御部25は、
前述したように、現在角度メモリ24に記憶されている
現在角度を入力し、この現在角度9 の絶対値が860度以上となっているか否か判断する。
起動時は出力軸が回転していないので、出力軸の角度は
0度であり、C,D、E、Fは0度となっている。
次に、角度制御部25は、目標角度メモリ8に記憶され
ている目標角度を入力し、この目標角度の絶対値が、現
在角度の絶対値が360度以1二となった回数と同一の
回転数分の角度以上となっているか否か判断するが、こ
こでは同様にまだ出力軸が回転していないので、Aには
目標角度である90度が出力される。
すると、Bには一90度が出力され、サーボモータ3は
出力軸が90度になるまで駆動される。
そして、出力軸が90度になると、Cは90度となり、
D、  Eは0度であるので、減算器9及び加算器23
によって算出され、現在角度メモリ24に記憶される現
在角度は90度となる。
次に、位置決めがなされると、現在角度メモリ24に記
憶された現在角度は90度であるので、角度制御部25
はこの90度をそのまま減算器26に0 出力させ、Fは90度となる。又、次の目標角度320
度もそのまま減算器26に出力され、Aは320度とな
る。
すると、Bでは320−90−230度となり、制御部
10は出力軸を230度回転させる。
出力軸が230度回転すると、現在カウンタ7が基準角
度から現在までの角度量を記憶しているので、Cは32
0度となる。又、前メモリ21には前に位置決めされた
角度(90度)が記憶されて(するので、Dは90度と
なる。
そして、現在角度メモリ24には、減算器9によって算
出された320−90−230度に、前角度メモリ27
に記憶された90度(E)が加算器23によって加算さ
れ、230+90=320度の現在角度が記憶される。
さらに続けて位置決めが行なわれると、現在角度メモリ
24に記憶された現在角度は320度であるので、角度
制御部25はこの320度をそのまま減算器26に出力
させ、Fは320度となる。又、次の目標角度430度
もそのまま減算器26に出力1 され、Aは430度となる。
すると、Bでは430−320=110度となり、制御
部10は出力軸を110度回転させる。
そして、これにより出力軸がその110度のうちの40
度回転すると、現在カウンタ7が出力する角度Cは36
0度となる。又、前メモリ21には前に位置決めされた
角度(320度)が記憶されているので、Dは320度
となる。これにより現在角度メモリ24には、前角度メ
モリ27 (E)が320度であるので、360−32
0+320=360度が記憶される。
すると、角度制御部25は、この現在角度メモリ24に
記憶された現在角度が360度となったので、減算器2
6には360−360=0度を出力させる。
又、角度制御部25は、目標角度(430度)を430
−360−70度にして減算器26に出力させる。これ
により、Fは0度、Aは70度となり、Bは残りの角度
分の70度となり、制御部10は出力軸を残りの70度
回転させる。
さらに、角度制御部25は、現在角度メモリ24に記憶
された現在角度が360度になったので、2 現在角度カウンタ7、前角度メモリ21及び前角度メモ
リ27をリセットし、その残りの70度までの移動角度
量を減算器9により算出させると共に、現在角度メモリ
24に新たに基準角度からの現在角度を記憶させるよう
にする。
そして、出力軸がその70度回転し終ると、Cは70度
、Dは0度、Eは0度であり、現在角度メモリ24には
、70−0+0−70度が記憶される。
同様に次に位置決めが行なわれると、現在角度メモリ2
4に記憶された現在角度は70度であるので、E及びF
は70度となる。
ここで、角度制御部25は、フラグnがすでに1になっ
ているので、目標角度830度を830−360X l
−470度として減算器26に出力する。(Aは470
度となる。) すると、Bは470−70=400度となり、制御部1
0は出力軸を400度回転させる。
そして、これにより出力軸がその400度のうちの31
0度回転すると、現在カウンタ7が出力する角度Cは3
60度となる。又、前メモリ21には前3 に位置決めされた角度(70度)が記憶されているので
、Dは70度となる。
そして、前角度メモリ27には70度が記憶されている
ので、現在角度メモリ24には、360−70+70−
380度が記憶される。すると、角度制御部25は、こ
の現在角度メモリ24に記憶された現在角度が再び36
0度となったので、減算器26には360−360−0
度の現在角度を出力させる。又、角度制御部25は、目
標角度(470度)を470−360−110度にして
減算器26に出力させる。これにより、Fは0度、Aは
110度となり、Bは残りの角度分の110度となり、
制御部10は出ノj軸を残り110度回転させる。同時
に、角度制御部25は、現在角度メモリ24に記憶され
た現在角度が360度になったので、現在角度カウンタ
7、前角度メモリ21及び前角度メモリ27をリセット
し、その残りの110度までの移動角度量を減算器9に
より算出させると共に、現在角度メモリ24に新たに基
準角度からの現在角度を記憶させるようにする。
そして、出力軸がその110度回転し終ると、C4 は110度、Dは0度、Eは0度となり、現在角度メモ
リ24には、110−0+0=llO度の現在角度が記
憶される。
したがって、このように加算器23によって算出された
現在角度は、角度制御部25により、常に基準角度に対
して1回転未満の角度となるので、従来のように現在の
回転角度を正確に検出できない状態が起らず、モータの
出力軸を一方向に多数回転させる長時間に亙る位置決め
制御が可能となる。
又、」−記実施例の他に第4図に示すように、現在角度
カウンタ7が出力する基準角度から現在の回転角度まで
の回転角度を加算器23に直接入力するように構成し、
この現在角度カウンタ7を減算器26によって、目標角
度と現在角度との角度差が0度となった場合、又は角度
制御部25によって、現在角度の絶対値が360度とな
った場合に夫々リセットさせるようにしても良い。この
ようにすることによって、現在角度カウンタ7からは、
前に位置決めされた回転角度からの現在までの移5 動角度が出力されるので、加算器23は、−1−記実施
例と同様にこの移動角度量及び前回転角度を加算して現
在角度を算出し、この現在角度を現在角度メモリ24に
記憶させることができ、角度制御部25がこの現在角度
を常に基準角度に対して1回転未満の角度にして減算器
26に出力することによって、上記実施例と同様にモー
タの出力軸を一方向に多数回転させる長時間に亙る位置
決め制御を行なえるようになる。
(発明の効果) 以上の説明により明らかように、本発明にあっては以下
のような効果を奏す。
現在角度算出手段が算出した現在の回転角度及び目標角
度記憶手段に記憶された目標回転角度を角度制御手段が
基準角度に対して常に1回転未満の角度にしてこれを駆
動制御手段に出力させ、駆動制御手段がこれらの目標回
転角度と現在の回転角度との角度差がなくなるまでモー
タを駆動し、出力軸を目標回転角度になるまで回転させ
るので、従来のように現在の回転角度を正確に検出でき
な6 い状態が起らなくなり、モータの出力軸を一方向に多数
回転させる長時間に亙る位置決め制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るモータの制御装置の概略構成図、
第2図はそのモータの制御装置の動作を示すフローチャ
Tト、第3図はその制御装置によりモータを制御する際
に第1図に示すA−Fにおいて出力される角度データを
例示した図、第4図は他の実施例としての本発明に係る
モータの制御装置の概略構成図、第5図は従来のモータ
の制御装置の説明図である。 メモリ(現在角度算出手段)、25・・・角度mす御部
(角度制御手段)、26・・・減算器(駆動制御手段)
、27・・・前角度メモリ(前角度記憶手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 モータの出力軸が回転を開始してから現在までの該出力
    軸の回転角度を検出する回転角度検出手段と、 前記出力軸が回転を開始する前における前記出力軸を位
    置決めする基準となる基準角度からの前記出力軸の回転
    角度を記憶する前角度記憶手段と、前記回転角度検出手
    段が検出した回転角度と当該前角度記憶手段が記憶した
    回転角度とを加算して前記基準角度からの現在の回転角
    度を算出する現在角度算出手段と、 前記基準角度を基準として前記出力軸を位置決めする目
    標回転角度を記憶する目標角度記憶手段と、 前記現在角度算出手段が算出した前記現在の回転角度が
    1回転分の角度になる毎に当該現在の回転角度から当該
    1回転分の角度を減算すると共に、当該減算を行なった
    回数と同一回転数分の角度を前記目標角度記憶手段に記
    憶された前記目標回転角度から減算する角度制御手段と
    、 当該角度制御手段によって減算された前記目標回転角度
    と前記現在の回転角度との角度差に基づいて前記モータ
    を該角度差分だけ駆動する駆動制御手段とを備え、 モータの出力軸を一定方向にのみ回転させて、多数回の
    位置決め制御を長時間亙り正確に行ない得るようにした
    ことを特徴とするモータの制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5990551U (ja) * 1982-12-10 1984-06-19 津田駒工業株式会社 Nc割出し用の原点復帰装置
JPS6310211A (ja) * 1986-06-30 1988-01-16 Toyoda Mach Works Ltd 回転体の位置決め装置

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