JPH03195552A

JPH03195552A - カフ装置

Info

Publication number: JPH03195552A
Application number: JP33803289A
Authority: JP
Inventors: G Spademan Richard; リチャード　ジー　スペイドマン
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-12-26
Filing date: 1989-12-26
Publication date: 1991-08-27
Anticipated expiration: 2009-06-29
Also published as: JPH0649045B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、治療装置及び予防装置に関し、更に詳細には
、身体の他の部分か動いたとき、着用者の身体に締付は
及び緩めを適宜及ぼすカフ装置即ち動的支持体に関する
。

従来の技術受傷又は外科手術の後、靭帯、繊維索、及び骨が直るよ
うにこれらを保護するため、患者の肢及び胴体にプレー
スを保持するストラップのような圧縮性のある種々のカ
フ装置が知られている。また、種々のストラップ装置が
受傷を回避するのを助けるのに、又は身体の部分の慢性
的な不安定性を支持するのに使用されている。疾病、受
傷、延長された分娩期、又は外科手術による四肢の浮腫
及び欝血を減少させるのに弾性のストッキング及び膨ら
まし自在のカフが使用される。

不幸なことに、現在のところ、これらのプレース、カフ
、及びストッキングを有効に適用するための理想的な状
態は、従来技術の手段で達成することができない。これ
らの支持構造は、身体の部分に緩過ぎるか、この場合、
支持部材は身体の静止状態を適切に安定化させることが
できない、或いは、よ（あることだが、これらの構造が
余りにきつく締付けられて不快感を強くし、じっと動か
ない状態を延長させ、静止状態又は萎縮の問題を悪化さ
せてしまうかのいずれかであることが多い。

発明が解決しようとする問題点従って、本発明の主な目的は、上述の種類の従来知られ
た装置の欠点を解消するカフ装置即ち動的支持体を提供
することである。

本発明の他の目的は、身体の部分を身体の他の部分の動
きに応じて時々刻々締付ける動的支持体を提供すること
である。

本発明の更に他の目的は、身体の部分を緊密に即ちぴっ
たりと適合した状態から所望の方向に、けれども他の方
向にてな（、適宜に締付けたり緩めたりする動的支持体
を提供することである。

本発明の別の目的は、身体の部分上での動的支持体の締
付は及び緩めの速度及び量を、身体の他の部分の所定位
置からの所定方向での所定の運動に応じて、制御するよ
うに調節することのできる動的支持体を提供することで
ある。

本発明の更に別の目的は、身体の部分上に緊密に即ちぴ
ったりと適合した状態から、身体の他の部分の所定位置
からの所定方向での所定の運動に応して、一つ以上の方
向に適宜締付けたり緩めたりすることのできる動的支持
体を提供することである。

本発明のもう一つの目的は、身体の部分上に緊密に即ち
ぴったりと適合した状態から、身体の他の部分の所定位
置からの所定方向での所定の運動に応じて、適宜締付け
たり緩めたりでき、且つ支持たいの締付けの程度の均衡
をはかることのできる動的支持体を提供することである
。

実施例第１図乃至第５図を参照すると、下肢、特に膝用のカフ
装置（ｃｕｆｆ　ｄｅｖｉｃｅ）即ち動的支持体か図示
しである。けれども、本発明の原理は身体の他の関節部
分にも適用し得るということは理解されよう。第１図に
は動的支持体１が図示してあり、これは上側の即ち身体
の部分と係合する第１カフ部材２及び下側の即ち身体の
部分と係合する第２カフ部材３を有する。これらのカフ
部材は装着装置を有し、これらのカフ部材は膝の上方及
び下方の身体部分と係合するようになっている。

一対のアーム４及び５は、身体の部分と係合するカフ部
材２及び３に夫々取付けられ、これらの部品から互いに
向かって延びている。これらのアームの組は下肢の両側
に配置される。これらのアーム４及び５の各々は、カフ
部材から遠方の可動の重なり端領域６及び７のところで
終端し、これらの端領域には単一の回動ピン８が貫通す
る整合孔が形成されている。これよりも複雑な摺動自在
且つ回動自在の矯正器具の連結装置を使用してもよい。

矯正器具の連結装置はそれ自体周知のリベット廻止め２
７を備えるのがよい。更に、矯正器具の回動自在の連結
装置に回動ピン８に取付けたそれ自体周知の顆関節パッ
ド２８を設けてもよい。

端領域７は回動ピン８を中心として自由に回動する。か
くして、回動ピン８はアーム４及び５とほぼ垂直な回動
軸を形成し、この回動軸線は、身体の上部分及び下部分
の揺動が限定される主軸線と一致する。アーム４及び５
は、金属又はプラスチックのような、僅かに可撓性の材
料でつくるのがよい。大腿前方上クロス部材９及び腓後
方下クロス部材１０が設けられ、アーム４及び５と同様
に金属又はプラスチックのような僅かに可撓性の二次成
形可能な材料でつくるのがよいこれらのクロス部材は、
熱及び成形工具で大腿や脚のような身体の部分と同形状
に成形することができる。これらのクロス部材９及び１
０の各々の両端はアーム４及び５の各組の端にリベット
１１などで夫々固定されている。

上カフ部材２及び下カフ部材３は、身体の部分と同形状
になるように、プラスチック又は布のような僅かに柔軟
性のある材料で作られている。カフ部材２及び３の各々
は、一端がアーム４及び５のうちの一方にリベット１２
などで夫々取付けられている。カフ部材２及び３は、ネ
オプレン材料などで作られたスリーブ１３及び１４を夫
々通過し、第３図に示すように直立アーム４及び５のう
ちの一方の端に向かって配置されたスロットＩ５を通過
し、ベルクロストリップ即ちマジックテープストリップ
１８などで自体に調節自在且つ取り外し自在に固定され
る。ループ１６及び１７かケーブル１９に取付けられ、
このケーブルは、ボルト等でアーム４及び５の組に夫々
取付けられた案内部材２０及び２１を通る。ストラップ
２３及び２４は、一端が両側のアーム５のうちの一方に
リベット等で取付けられ、これらはマジックテープで調
節自在且つ取り外し自在に互いに取付けられている。ス
トラップ２３及び２４は、端領域６及び７の膝の前方移
動に抵抗する。

大腿を脚に対して曲げた位置から伸ばした位置へ動かす
と、ヒンジ端領域６及び７の移動により、ケーブル１９
が相対的に短くなり、これによって枝上のカフ部材２及
び３をケーブル１９で引張・る。

スリーブ１３及び１４を夫々通過する上カフ部材２及び
下カフ部材３のセグメントは身体の部分の長さ方向軸線
をほぼ横切って引っ張られる。スリーブ１３又は１４を
夫々通過していない上カフ部材２のセグメント及び下カ
フ部材３のセグメントもまた、捩じり分力で第１及び第
２の身体の部分トでほぼ反対方向に引っ張られる。上下
のカフ部材かケーブル１９で連結されているため、上下
のカフ部材の引張量の均衡が図られる。

第６図乃至第８図を参照すると、これらの図には、本発
明の他の実施例による、全体に参照番号３０か附された
動的支持体が図示しである。以下に記載のものを除き、
動的支持体３０は動的支持体１と実質的に同しであり、
身体の部分上のカフ部材をぴったりと嵌まった位置から
動的に且つ時々刻々引張るための引張システムと同様に
作動する。第１図乃至第５図の動的支持体の特徴と同一
の、動的支持体のこれらの特徴は、身体の各側で使用さ
れているのど同一の参照番号を使用して明らかにされて
いる。アーム４及び５、端領域６及び７、及び回動ビン
８は第１図乃至第５図に示すこれらの部品と同様に作動
する。

上カフ部材、即ち身体の部分と係合する第１カフ部材３
１は、プラスチック又は布のような僅かに弾力性のある
材料でつくるのがよく、このカフ部材は、第１身体部分
即ち胴体の各側に設けたループ３４を通過する複数のス
トラップ３２及び３３を各端に有する。各ストラップ３
２及び３３は、マジックテープストリップ３６など′に
よる自体への固定箇所において、調節自在であり且つ解
放自在である。下カフ部材、即ち身体の部分と係合する
第２カフ部材４０は、プラスチック又は布のような僅か
に弾力性のある材料でつくるのがよく、一端がリベット
４１などで下アーム５に取付けられている。下カフ部材
４０は、スリーブ４２を通過し、身体の第２の部分即ち
腓を廻り、ループ４３を通り、マジックテープストリッ
プ４４などによる自体への固定箇所において、調節自在
であり且つ解放自在である。ループ３４及び４３はケー
ブル４５に取付けられ、このケーブルは、案内部材４６
と、上アーム４のスロット４８にボルトで取付けた案内
部材４７、端領域の案内部材４９、及び下アーム５の案
内部材５０を通過する。

上下のカフ部材即ち動的支持体の引張速度及び引張量は
、スロット４８での案内部材４７の位置によって調節す
ることかできる。

金属又はプラスチックのような僅かに可撓性の二次成形
可能な材料で作ることができ、熱及び成形工具で胴体の
ような身体の部分と同形状になるように成形することの
できる後方に配置［７たクロス部材５１が設けられてい
る。このクロス部材５１の両端は、各アーム４の端にリ
ベット５２などで取付けられている。

使用に当たっては、胴体及び大腿を休止位置から曲げた
り延ばしたり動かしたとき、端領域７か端領域６に対［
、て回動して案内部材４７と案内部材４８との間の距離
を大きくする際に、ケーブル４５が相対的に短くなるこ
とによって、ヒンジ端領域６及び７の運動によりケーブ
ル４４で胴体及び大腿上のカフ部材３１及び３２を引張
る。

本発明を好ましい実施例で例示するため、詳細を開示し
た。当業者は、本発明の精神及び範囲内でのこの実施例
の適用及び変更を想起するであろう。例えば、胴体及び
肩、腕及び前腕、及び手首と手のような種々の身体の部
分上のぴったりと合った休止位置から引張ったり緩めた
りするため、回動部材及びケーブルの組立体を動的支持
体即ちカフ部材に組み込むことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、伸ばした状態の動的支持体の正面図であり、第２図は、伸ばした状態の動的支持体の背面図であり、第３図は、曲げた状態の動的支持体の側面図であり、第４図は、伸ばした状態の動的支持体の側面図であり、第５図は、第４図のＡ−Ａ線に沿って取り出した垂直断
面図であり、第６図は、本発明の変形態様の動的支持体の正面図であ
り、第７図は、休止位置から回動させたピボッｈ−ケーブル
組立体を図示する、本発明の変形態様の動的支持体の側
面図であり、第８図は、第７図のＢ−Ｂ線に沿って取り出した垂直断
面図である。 ■・・・動的支持体２・・ψ第１カフ部祠３・・−第２カフ部材４．５０＠アーム６．７・・・重なり端領域８・・・回動ピン９・・・大腿前方上クロス部材１０・・・腓後方下クロス部材１１．１２・・・リベット１３．１４・・・スリーブ１５・・・スロット１６．１７・・・ループ１８・・・マジックテープストリップ１９・・・ケーブル２０．２１・・・案内部材２３．２４・・・ストラップ２７・・・リベット廻止め３０・・・動的支持体３１・・・第１カフ部材３２．３３・・・ストラップ３４−・・ループ３６・・・マジックテープストリップ４０・・・第２カフ部材４１・・・リベット４２・・・スリーブ４３・・・ループ４４・・・マジックテープストリップ４５・・・ケーブル４６．４７．４９・・・案内部材４８・・・スロット５０・・・案内部材５１・・・クロス部材５２・・・リベット

Claims

【特許請求の範囲】

（１）互いに間接連結された身体の第１及び第２の部分
のための動的支持体であって、前記身体の第１及び第２
の部分が休止位置にあるとき、これらの身体の部分と係
合するようになったカフ部材を有し、これらのカフ部材
は、これらの身体の部分が間接連結されている身体の領
域から間隔を隔てた場所で前記身体の第１及び第２の部
分と係合し、更に、カフ部材の各々に取付けられ且つこ
れらのカフ部材から延び、端領域のところで終端するア
ームであって、身体の部分が間接連結された領域に隣接
した箇所で前記端領域が互いに取付けた状態で動くこと
のできるアームと、カフ部材に取付けられた締付システ
ムとを有する動的支持体において、カフ部材を身体の部分と係合させる締付の度合いを増大
させるため、前記締付システムが、休止位置から遠ざか
る一つ以上の方向での身体の部分間の所定の相対運動に
応答する部材を有することを特徴とする、動的支持体。
（２）前記締付システムが、カフ部材を第１及び第２の
身体の部分と係合させる締付の度合いを増大させるため
、身体の部分間の延ばす際の所定の相対運動に応答する
部材を有することを特徴とする、請求項（１）に記載の
動的支持体。
（３）前記締付システムが、カフ部材を第１及び第２の
身体の部分と係合させる締付の度合いを増大させるため
、身体の部分間の曲げる際の所定の相対運動に応答する
部材を有することを特徴とする、請求項（１）に記載の
動的支持体。
（４）前記締付システムが、カフ部材を第１及び第２の
身体の部分と係合させる締付速度及び締付量を調節する
ための部材を有することを特徴とする、請求項（１）に
記載の動的支持体。
（５）前記締付システムが、カフ部材を第１及び第２の
身体の部分と係合させる締付の度合いを均衡させるため
、身体の部分間の所定の相対運動に応答する部材を有す
ることを特徴とする、請求項（１）に記載の動的支持体
。
（６）前記締付システムが、カフ部材を連結する少なく
とも一つの可動部材を有することを特徴とする、請求項
（５）に記載の動的支持体。
（７）前記連結部材がケーブルから成ることを特徴とす
る、請求項（６）に記載の動的支持体。
（８）前記カフ部材が全体に捩じり分力で締付けられる
ことを特徴とする、請求項（１）に記載の動的支持体。
（９）前記捩じり分力が前記第１及び第２の身体の部分
をほぼ反対方向に締付けることを特徴とする、請求項（
８）に記載の動的支持体。
（１０）前記アームが、身体の部分の各側に配置されて
いることを特徴とする、請求項（８）に記載の動的支持
体。
（１１）前記締付システムが少なくとも一つのアームに
取付けられていることを特徴とする、請求項（１）に記
載の動的支持体。
（１２）前記アームが少なくとも一つの二次成形可能な
クロス部材に連結されていることを特徴とする、請求項
（１）に記載の動的支持体。
（１３）互いに間接連結された身体の第１及び第２の部
分のための動的支持体であって、前記身体の第１及び第
２の部分が休止位置にあるとき、これらの身体の部分と
係合するようになったカフ部材を有し、これらのカフ部
材は、これらの身体の部分が間接連結されている身体の
領域から間隔を隔てた場所で前記身体の第１及び第２の
部分と係合し、更に、カフ部材の各々に取付けられ且つ
これらのカフ部材から延び、端領域のところで終端する
アームであって、身体の部分が間接連結された領域に隣
接した箇所で前記端領域が互いに取付けた状態で動くこ
とのできるアームと、カフ部材に取付けられた締付シス
テムとを有する動的支持体において、カフ部材を身体の部分と係合させる締付の度合いを均衡
させるため、前記締付システムが、一つ以上の方向での
身体の部分間の所定の相対運動に応答する部材を有する
ことを特徴とする、動的支持体。