JPH0649045B2 - カフ装置 - Google Patents

カフ装置

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JPH0649045B2
JPH0649045B2 JP1338032A JP33803289A JPH0649045B2 JP H0649045 B2 JPH0649045 B2 JP H0649045B2 JP 1338032 A JP1338032 A JP 1338032A JP 33803289 A JP33803289 A JP 33803289A JP H0649045 B2 JPH0649045 B2 JP H0649045B2
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JP
Japan
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cuff
dynamic support
body parts
body part
cuff member
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JP1338032A
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ジー スペイドマン リチャード
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ジー スペイドマン リチャード
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、治療装置及び予防装置に関し、更に詳細に
は、身体の他の部分が動いたとき、着用者の身体上で一
時的に締まったり緩んだりするカフ装置即ち動的支持体
に関する。
従来の技術 受傷又は外科手術の後、靭体、繊維索、及び骨が治るよ
うにこれらを保護するため、患者の肢及び胴体にブレー
スを保持するストラップのような圧縮性のある種々のカ
フ装置が知られている。また、種々のストラップ装置が
受傷を回避するのを助けるのに、又は身体の部分の慢性
的な不安定性を支持するのに使用されている。疾病、受
傷、延長された分娩期、又は外科手術による四肢の浮腫
及び鬱血を減少させるのに弾性のストッキング及び膨張
自在のカフが使用される。
不幸なことに、現在のところ、これらのブレース、カ
フ、及びストッキングを有効に適用するための理想的な
状態は、従来技術の手段で達成することができない。こ
れらの支持構造は、身体の部分に緩過ぎるか、この場
合、支持部材は身体の静止状態を適切に安定化させるこ
とができない、或いは、よくあることだが、これらの構
造は、余りにきつく引き締められると、不快感を強く
し、じっと動かない状態を延長させ、鬱血又は萎縮の問
題を悪化させてしまうかのいずれかであることが多い。
発明が解決しようとする問題点 従って、本発明の主な目的は、上述の種類の従来知られ
た装置の欠点を解消するカフ装置即ち動的支持体を提供
することである。
本発明の他の目的は、身体部分上で、他の身体部分の動
きに応じて時々刻々引き締まる動的支持体を提供するこ
とである。
本発明のもう一つの目的は、他の身体部分の所定ポジシ
ョンからの所定方向への所定の運動に応じて、身体部分
上に緊密に即ちぴったりと適合した状態から、一時的に
締まったり緩んだりでき、且つ支持体の締まり度合いの
均衡を図ることのできる動的支持体を提供することであ
る。
実施例 第1図乃至第5図を参照すると、下肢、特に膝用のカフ
装置(cuff device)即ち動的支持体が図示してある。
けれども、本発明の原理は身体の他の関節部分にも適用
し得るということは理解されよう。第1図には動的支持
体1が図示してあり、これは上側の即ち身体部分と係合
する第1カフ部材2及び下側の即ち身体部分と係合する
第2カフ部材3を有する。これらのカフ部材は装着装置
を有し、これらのカフ部材は膝の上方及び下方の身体部
分に装着される。
一対のアーム4及び5は、身体部分と係合するカフ部材
2及び3に夫々取付けられ、これらの部品から互いに向
かい合う方向に延びている。これらのアームの組は下肢
の両側に配置される。これらのアーム4及び5の各々
は、カフ部材から遠方の可動の重なり端領域6及び7の
ところで終わり、これらの端領域には単一のピボットピ
ン8が貫通する整合孔が形成されている。これよりも複
雑な摺動自在且つ回動自在の矯正器具の連結装置を使用
してもよい。矯正器具の連結装置はそれ自体周知のリベ
ット廻止め27を備えるのがよい。更に、矯正器具の回
動自在の連結装置にピボットピン8に取付けたそれ自体
周知の顆関節パッド28を設けてもよい。端領域7はピ
ボットピン8を中心として自由に回動する。かくして、
ピボットピン8はアーム4及び5とは一般的に直交する
ピボット軸線を形成し、このピボット軸線は、身体の上
部分及び下部分の揺動を限られたものにする主要な軸線
と一致する。アーム4及び5は、金属又はプラスチック
のような、僅かに可撓性の材料でつくるのがよい。大腿
前方上クロス部材9及び腓後方下クロス部材10が設け
られ、アーム4及び5と同様に金属又はプラスチックの
ような僅かに可撓性の成形可能な材料で作るのがよいこ
れらのクロス部材は、熱及び成形工具で大腿や脚のよう
な身体部分に添った形状に成形することができる。これ
らのクロス部材9及び10の各々の両端はアーム4及び
5の各組の端にリベット11などで夫々固定されてい
る。
上カフ部材2及び下カフ部材3は、身体部分の外形に添
った形状になるように、プラスチックのような僅かに柔
軟性のある材料あるいは布で作られている。カフ部材2
及び3の各々は、一端がアーム4及び5のうちの一方に
リベット12などで夫々取付けられている。カフ部材2
及び3は、ネオプレン材料などで作られたスリーブ13
及び14を夫々通過し、第3図に示すように直立アーム
4及び5のうちの一方の端に向かって配置されたスロッ
ト15を通過し、ベルクロ(登録商標)ストリップ即ち
マジックテープストリップ18などで調節自在且つ取り
外し自在にそれ自体に固定される。ループ16及び17
がケーブル19に取付けられ、このケーブルは、ボルト
等でアーム4及び5の組に夫々取付けられた案内部材2
0及び21を通る。ストラップ23及び24は、一端が
両側のアーム5のうちの一方にリベット等で取付けら
れ、これらはマジックテープで調節自在且つ取り外し自
在に互いに取付けられている。ストラップ23及び24
は、膝での端領域6及び7の前方移動に耐える。
大腿を脛に対して曲げたポジションから伸ばしたポジシ
ョンへ動かすと、ヒンジ結合された端領域6及び7の移
動により、ケーブル19が相対的に短くなり、これによ
ってケーブル19が肢上でカフ部材2及び3を引き締め
る。スリーブ13及び14を夫々通過する上カフ部材2
及び下カフ部材3のセグメントは身体部分の長軸をほぼ
横切る方向に締まる。スリーブ13又は14を夫々通過
していない上カフ部材2のセグメント及び下カフ部材3
のセグメントもまた、捩じり分力で第1及び第2の身体
部分上でほぼ反対方向に締まる。上下のカフ部材がケー
ブル19で連結されているため、上下のカフ部材の締ま
り度合いの量の均衡が図られる。
第6図乃至第8図を参照すると、これらの図には、本発
明の他の実施例による、全体に参照番号30が附された
動的支持体が図示してある。以下に記載のものを除き、
動的支持体30は動的支持体1と実質的に同じであり、
ぴったりと嵌まった状態から動的に且つ時々刻々身体部
分上のカフ部材を引き締めるための締付システムと同様
に作動する。第1図乃至第5図の動的支持体の特徴と同
一の、動的支持体のこれらの特徴は、身体の各側で使用
されているのと同一の参照番号を使用して明らかにされ
ている。アーム4及び5、端領域6及び7、及びピボッ
トピン8は第1図乃至第5図に示すこれらの部品と同様
に作動する。
上カフ部材、即ち身体部分と係合する第1カフ部材31
は、プラスチックのような僅かに弾力性のある材料ある
いは布で作るのがよく、このカフ部材は、その各端に、
第1身体部分即ち胴体の各側に設けたループ34を通過
する複数のストラップ32及び33を有する。各ストラ
ップ32及び33は、マジックテープストリップ36な
どにより、調節自在に且つ解放自在にそれ自体に固定さ
れる。下カフ部材、即ち身体部分と係合する第2カフ部
材40は、プラスチックのような僅かに弾力性のある材
料あるいは布で作るのがよく、一端がリベット41など
で下アーム5に取付けられている。下カフ部材40は、
スリーブ42を通過し、第2の身体部分即ち大腿を取り
巻き、ループ43を通り、マジックテープストリップ4
4などにより、調節自在に且つ解放自在にそれ自体に固
定される。ループ34及び43はケーブル45に取付け
られ、このケーブルは、案内部材46と、上アーム4の
スロット48にボルトで取付けた案内部材47、端領域
の案内部材49、及び下アーム5の安定部材50を通過
する。上下のカフ部材即ち動的支持体の締まり度合いの
率及び量は、スロット48での案内部材47の位置によ
って調節することができる。
金属又はプラスチックのような僅かに可撓性の成形可能
な材料で作ることができ、熱及び成形工具で胴体のよう
な身体部分に添った形状になるように成形することので
きる後方に配置したクロス部材51が設けられている。
このクロス部材51の両端は、各アーム4の端にリベッ
ト52などで取付けられている。
使用に当たっては、無理の無いポジション(第1ポジシ
ョン)から胴体及び大腿を曲げたり伸ばしたりしたと
き、端領域7が端領域6に対して回動するにつれて案内
部材47と案内部材49との間の距離が増大し、ケーブ
ル45が相対的に短縮することによって、ヒンジ止めさ
れた端領域6及び7の運動によりケーブル44が胴体及
び大腿上でカフ部材31及び32を引き締める。
本発明を好ましい実施例で例示するため、詳細を開示し
た。当業者は、本発明の精神及び範囲内でのこの実施例
の適用及び変更を想起するであろう。回動部材及びケー
ブルの組立体を動的支持体即ちカフ装置に組み込んで、
例えば、胴体及び肩、腕及び前腕、及び手首と手のよう
な種々の身体部分上でぴったりと合った無理の無いポジ
ション(第1ポジション)から締まったり緩んだりする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、伸ばした状態の動的支持体の正面図であり、 第2図は、伸ばした状態の動的支持体の背面図であり、 第3図は、曲げた状態の動的支持体の側面図であり、 第4図は、伸ばした状態の動的支持体の側面図であり、 第5図は、第4図のA−A線に沿って取り出した横断面
図であり、 第6図は、本発明の変形態様の動的支持体の正面図であ
り、 第7図は、安静位置から回動させたピボット−ケーブル
組立体を図示する、本発明の変形態様の動的支持体の側
面図であり、 第8図は、第7図のB−B線に沿って取り出した横断面
図である。 1……動的支持体 2……第1カフ部材 1……第2カフ部材 4、5……アーム 6、7……重なり端領域 8……ピボットピン 9……大腿前方上クロス部材 10……腓後方下クロス部材 11、12……リベット 13、14……スリーブ 15……スロット 16、17……ループ 18……マジックテープストリップ 19……ケーブル 20、21……案内部材 23、24……ストラップ 27……リベット廻止め 30……動的支持体 31……第1カフ部材 32、33……ストラップ 34……ループ 36……マジックテープストリップ 40……第2カフ部材 41……リベット 42……スリーブ 43……ループ 44……マジックテープストリップ 45……ケーブル 46、47、49……案内部材 48…スロット 50……案内部材 51……クロス部材 52……リベット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに関節で連結された第1及び第2の身
    体部分用の動的支持体(1)であって、 前記第1及び第2の身体部分が第1ポジションにあると
    きに第1、第2の身体部分に係合するようになっている
    カフ部材(2、3)と、 これらカフ部材(2、3)は、前記身体部分が関節で連結さ
    れている身体の領域から間隔を隔てた箇所で前記第1、
    第2の身体部分と係合し、 更に、前記カフ部材(2、3)の各々に取付けられ且つこれ
    らカフ部材の各々から延びて、端領域(6、7)で終わるア
    ーム(4、5)と、 これら端領域は、前記身体部分が関節で連結されている
    前記領域に隣接した箇所で互いに可動に取付けられ、 更に、前記カフ部材に取付けられ、前記第1ポジション
    から離れる一以上の方向への前記第1身体部分と第2身
    体部分との間の所定の相対運動に応じ、前記カフ部材が
    前記第1、第2の身体部分に係合するその締まり度合い
    を増大させる部材(16、17、18、19、20、21、22)を含締付シス
    テムとを有する動的支持体(1)において、 前記締付システムは、前記カフ部材(2、3)が前記第1、
    第2の身体部分と係合するその締まり度合いを均衡させ
    る手段を有する、ことを特徴とする動的支持体。
  2. 【請求項2】前記締付システムが、前記カフ部材を連結
    する少なくとも1つの可動部材(19)を有する、ことを特
    徴とする請求項1に記載の動的支持体。
  3. 【請求項3】前記可動部材がケーブル(19)からなる、こ
    とを特徴とする請求項2に記載の動的支持体。
  4. 【請求項4】前記カフ部材がループ(16、17)を有し、 前記ケーブル(19)は、その各端が夫々の前記ループに取
    付けられて、前記アーム(4、5)に取付けられたガイド(2
    0、21)を通過している、ことを特徴とする請求項3に記
    載の動的支持体。
  5. 【請求項5】前記締付システムが、前記カフ部材(2、3)
    に捩じり分力を与える、ことを特徴とする請求項1に記
    載の動的支持体。
  6. 【請求項6】前記捩じり分力が、前記第1、第2の身体
    部分で実質的に反対の方向に引き締める、ことを特徴と
    する請求項5に記載の動的支持体。
  7. 【請求項7】前記締付システムは、前記カフ部材(2、3)
    が前記第1、第2の身体部分と係合するその締まり率及
    び量を調整する部材(47、48)を含む、ことを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の動的支持体。
JP1338032A 1989-12-26 1989-12-26 カフ装置 Expired - Lifetime JPH0649045B2 (ja)

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