JPH03195446A - 小型昆虫用捕虫器 - Google Patents
小型昆虫用捕虫器Info
- Publication number
- JPH03195446A JPH03195446A JP33509389A JP33509389A JPH03195446A JP H03195446 A JPH03195446 A JP H03195446A JP 33509389 A JP33509389 A JP 33509389A JP 33509389 A JP33509389 A JP 33509389A JP H03195446 A JPH03195446 A JP H03195446A
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- Japan
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- insect
- lamp
- insects
- attractant
- insect trap
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Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は捕虫器に関し、特に工場や倉庫内等の屋内の害
虫類に対して有効な捕虫器に関するが、屋外の害虫類に
対しても使用することができる。
虫類に対して有効な捕虫器に関するが、屋外の害虫類に
対しても使用することができる。
例えば、タバコや食品等の工場や貯蔵倉庫等では、タバ
コシバンムシ等の害虫を防除する必要がある。
コシバンムシ等の害虫を防除する必要がある。
従来は、このような屋内での害虫防除には、人畜に対す
る安全性の観点等から、虫誘引剤による捕虫器が一般に
用いられていた。
る安全性の観点等から、虫誘引剤による捕虫器が一般に
用いられていた。
また、屋外での害虫防除には、虫誘引ランプを用いた電
撃殺虫器が一般に用いられている。
撃殺虫器が一般に用いられている。
しかしながら、従来の虫誘引剤による捕虫器は、空気中
に飛散する特定の匂いにより虫を引きつけるものなので
、誘引効果が匂いの飛散する範囲に限られる。
に飛散する特定の匂いにより虫を引きつけるものなので
、誘引効果が匂いの飛散する範囲に限られる。
そのため、匂いの届かない場所にいる虫に対する防除効
果が期待できない。
果が期待できない。
また、匂いが届く範囲が空気の流れ等の要因により異な
ることもあるので、設置箇所によって防除効果が相違す
ることもあり、一定の防除効果を期待することができな
い。
ることもあるので、設置箇所によって防除効果が相違す
ることもあり、一定の防除効果を期待することができな
い。
一方、虫誘引ランプを用いた電撃殺虫器は、ランプ周辺
に多数の虫を誘引することはできるが、ランプに衝突し
た虫だけを防除するものであり、誘引効果と防除効果と
が一致しない。
に多数の虫を誘引することはできるが、ランプに衝突し
た虫だけを防除するものであり、誘引効果と防除効果と
が一致しない。
特に、タバコシバンムシ等の小型昆虫の場合、ランプ間
を通り抜ける率が高く、ランプに衝突する率が低くなる
ため、防除効果も低くなる。
を通り抜ける率が高く、ランプに衝突する率が低くなる
ため、防除効果も低くなる。
また、仮に、虫誘引ランプを用いた電撃殺虫器に虫誘引
剤を取り付けるにしても、適当な取付箇所がなく、例え
ば、格子に誘引剤を取り付けた場合は、誘引剤の着脱や
格子の清掃に手間がかかる等の新たな課題が生じる。
剤を取り付けるにしても、適当な取付箇所がなく、例え
ば、格子に誘引剤を取り付けた場合は、誘引剤の着脱や
格子の清掃に手間がかかる等の新たな課題が生じる。
上記したように、従来の捕虫器は、いずれも充分な防除
効果を有しているとはいえず、充分な防除効果を発揮す
る捕虫器が望まれていた。
効果を有しているとはいえず、充分な防除効果を発揮す
る捕虫器が望まれていた。
本発明の上記課題を解決するための手段は、下記の通り
である。
である。
すなわち、本発明は、虫誘引光を発生するランプと、虫
誘引剤を取り付けた平板状の滑落板と、捕獲台とを備え
、滑落板をランプに沿って縦方向もこ配置すると共に、
捕獲台をランプと滑落板との下方に配置した捕虫器であ
る。
誘引剤を取り付けた平板状の滑落板と、捕獲台とを備え
、滑落板をランプに沿って縦方向もこ配置すると共に、
捕獲台をランプと滑落板との下方に配置した捕虫器であ
る。
本発明の捕虫器によれば、まず、ランプからの虫誘引光
により、周囲に虫が集まってくる。
により、周囲に虫が集まってくる。
捕虫器の周辺に集まった虫の一部は、飛び回っているう
ちに滑落板に衝突し、捕獲台上に落下する。
ちに滑落板に衝突し、捕獲台上に落下する。
また、他の虫は誘引剤から発散される匂いに引かれて滑
落板につかまろうとして落下したり、滑落板につかまっ
たとしても、虫誘引剤に反応して滑落板表面を激しく移
動する際に、脚を滑らせて捕獲台上に落下する。
落板につかまろうとして落下したり、滑落板につかまっ
たとしても、虫誘引剤に反応して滑落板表面を激しく移
動する際に、脚を滑らせて捕獲台上に落下する。
以下、図面を参照しながら本発明の捕虫器の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図は本発明の捕虫器の側面図、第2図は第1図のA
−A線断面図である。
−A線断面図である。
標式
本発明の捕虫器は、虫誘引光を発生する0字型のランプ
1と、誘引フェロモン含有の虫誘引剤2が取り付けられ
た平板状の滑落板3と、上面に粘着紙等による捕獲部を
有する平板状の捕獲台4とを備えている。
1と、誘引フェロモン含有の虫誘引剤2が取り付けられ
た平板状の滑落板3と、上面に粘着紙等による捕獲部を
有する平板状の捕獲台4とを備えている。
前記ランプ1は、表面にアルミ蒸着フィルムが貼られた
背面板5に、ソケット6を介して取り付けられている。
背面板5に、ソケット6を介して取り付けられている。
前記滑落板3は、ランプ1に沿って縦方向に配置され、
天井7に取り付けられた上部支持材8に、リング9を介
して取り付けられている。
天井7に取り付けられた上部支持材8に、リング9を介
して取り付けられている。
該滑落板3は、両面が滑り易く、かつ、透光性を有する
ように、例えば、塩化ビニール等による透明素材によっ
て形成されている。
ように、例えば、塩化ビニール等による透明素材によっ
て形成されている。
また、滑落板3の中央下部に開孔部3aが形成され、該
開孔部3aには両面に網10が取り付けられ、該網10
間に虫誘引剤2が収められている。
開孔部3aには両面に網10が取り付けられ、該網10
間に虫誘引剤2が収められている。
なお、図示は省略するが、滑落板3のうち、ランプ1の
側方に相当する部分に、虫誘引剤2が収められた開孔部
3aとは別の長孔を形成することもできる。
側方に相当する部分に、虫誘引剤2が収められた開孔部
3aとは別の長孔を形成することもできる。
また、滑落板3の両面(表面)は、滑り易い材質のもの
で平滑面とする以外にも、図示は省略するが、波板のよ
うに起伏凹凸面とすることもできる。
で平滑面とする以外にも、図示は省略するが、波板のよ
うに起伏凹凸面とすることもできる。
前記捕獲台4は、上部支持材8に支柱11を介して取り
付けられ、ランプ1と滑落板3との下方にほぼ水平状態
で位置する。
付けられ、ランプ1と滑落板3との下方にほぼ水平状態
で位置する。
図中、12は捕獲台4の底面側(こ取り付けられた安定
器収納箱、13は該安定器収納箱12に取り付けられた
スイッチ、14は背面板5側に取り付けられたローラで
ある。
器収納箱、13は該安定器収納箱12に取り付けられた
スイッチ、14は背面板5側に取り付けられたローラで
ある。
段】コ【所
次に、前記した捕虫器の設置箇所について説明する。
該捕虫器は、ランプ1が壁面に対してほぼ垂直になるよ
うに、ローラ14を壁面に接触させた状隼で設置する。
うに、ローラ14を壁面に接触させた状隼で設置する。
このような状態に設置すれば、滑落板3も縦に配置され
た状態で壁面に対してほぼ垂直に位置するようになる。
た状態で壁面に対してほぼ垂直に位置するようになる。
捕虫器の高さは天井面に密着させる以外にも、捕虫器の
側面に取り付けられたローラ14を壁面に接触させたま
ま上下に移動し、捕獲対象の昆虫に応じた高さに設置す
ることもできる。
側面に取り付けられたローラ14を壁面に接触させたま
ま上下に移動し、捕獲対象の昆虫に応じた高さに設置す
ることもできる。
1月
次に、このようにして設置した捕虫器の作用について説
明する。
明する。
まず、ランプ1からの虫誘引光により、周囲に虫が集ま
ってくる。
ってくる。
捕虫器の周辺に集まった虫の一部は、飛び回っているう
ちに滑落板3に衝突し、捕獲台4上に落下する。
ちに滑落板3に衝突し、捕獲台4上に落下する。
また、他の虫は虫誘引剤2から発散される匂いに引かれ
て滑落板3につかまろうとして落下したり、滑落板3に
つかまったとしても、虫誘引剤2に反応して滑落板3表
面を激しく移動する際に、脚を滑らせて捕獲台4上に落
下する。
て滑落板3につかまろうとして落下したり、滑落板3に
つかまったとしても、虫誘引剤2に反応して滑落板3表
面を激しく移動する際に、脚を滑らせて捕獲台4上に落
下する。
捕獲台4上に落下した虫は、粘着紙等に張り付いて動け
なくなり、捕獲が完了する。
なくなり、捕獲が完了する。
K11
本発明の捕虫器の捕獲効果を調べるために、次のような
2種類の比較試験を行なった。
2種類の比較試験を行なった。
第1に、滑落板の有無による捕獲効果の相違を調べるた
めに、昆虫行動解析室(3X5X2.5m)の相対する
壁の一方に滑落板を備えた捕虫器を、他方に滑落板のな
い捕虫器をそれぞれ設置し、成虫の発生している飼育容
器を中央に置いて、一定時間経過後の各捕虫器の捕獲数
を調査した。
めに、昆虫行動解析室(3X5X2.5m)の相対する
壁の一方に滑落板を備えた捕虫器を、他方に滑落板のな
い捕虫器をそれぞれ設置し、成虫の発生している飼育容
器を中央に置いて、一定時間経過後の各捕虫器の捕獲数
を調査した。
この試験を4回(試験区1〜試験区4)行ない、その結
果を第1表に示す。
果を第1表に示す。
(以下余白)
第1表
第1表より、滑落板を備えた捕虫器の方が、より多くの
虫を捕獲できることが確認できた。
虫を捕獲できることが確認できた。
なお、表面が平滑な滑落板と表面が凹凸面である滑落板
との差によって生じる防除効果について調べたところ、
表面が凹凸面である滑落板の方が優れていた。
との差によって生じる防除効果について調べたところ、
表面が凹凸面である滑落板の方が優れていた。
第2に、本発明の捕虫器と従来の電撃殺虫タイプの捕虫
器との効果を比較するため、各捕虫器を2つのたばこ工
場(試験区A、試験区B)の作業場に、それぞれ5台ず
つ設置し、約−ケガ後に捕虫数を調査した。
器との効果を比較するため、各捕虫器を2つのたばこ工
場(試験区A、試験区B)の作業場に、それぞれ5台ず
つ設置し、約−ケガ後に捕虫数を調査した。
その結果を第2表に示す。
(以下余白)
第2表より、本発明の捕虫器が、従来タイプの捕虫器よ
りも多くの虫を捕獲できることが確認できた。
りも多くの虫を捕獲できることが確認できた。
本発明の捕虫器によれば、滑落板によりランプの回りを
飛び回っている虫も確実に捕ることができ、また、誘引
剤により確実に虫を引き寄せることもできるで、充分な
防除効果を発揮する。
飛び回っている虫も確実に捕ることができ、また、誘引
剤により確実に虫を引き寄せることもできるで、充分な
防除効果を発揮する。
第1図:本発明の捕虫器の側面図
第2図:第1図のA−A線断面図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 虫誘引光を発生するランプと、虫誘引剤を取り付け
た平板状の滑落板と、捕獲台とを備え、滑落板をランプ
に沿って縦方向に配置すると共に、捕獲台をランプと滑
落板との下方に配置した、捕虫器。 2 滑落板の表面が、凹凸面である請求項1記載の捕虫
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1335093A JPH0755121B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 小型昆虫用捕虫器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1335093A JPH0755121B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 小型昆虫用捕虫器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03195446A true JPH03195446A (ja) | 1991-08-27 |
JPH0755121B2 JPH0755121B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=18284692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1335093A Expired - Fee Related JPH0755121B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 小型昆虫用捕虫器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755121B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6038368U (ja) * | 1983-08-18 | 1985-03-16 | 石川島播磨重工業株式会社 | 塔内加熱器 |
JPH01155772U (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-26 |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP1335093A patent/JPH0755121B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6038368U (ja) * | 1983-08-18 | 1985-03-16 | 石川島播磨重工業株式会社 | 塔内加熱器 |
JPH01155772U (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0755121B2 (ja) | 1995-06-14 |
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