JP3320727B2 - 害虫駆除 - Google Patents

害虫駆除

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、罠で捕らえ、そして/または、殺すこと
によって、害虫が繁殖するのを防ぐことに関する。特
に、それだけに限るものではなく、飛んだりまたは這う
虫等の駆除に関する。
最も一般的な屋内の害虫は、イエバエ、蚊、ゴキブリ
である。
普通のイエバエ、Musca domesticaは、屋内において
世界中で発生する。小バエ、クロバエ、ニクバエのよう
な同種のものと同様に、食物を汚し、腸チフスやコレラ
等の病気を蔓延させ、また、寄生虫の卵を運ぶ。
イエバエは、また、ゴミ置き場でも問題であり、農業
においては、家禽や他の動物の深い敷藁の生殖ユニット
で繁殖するため、しだいに大きな問題となっている。
ゴキブリは、熱帯及び亜熱帯地方の都市において到る
所に存在し、イギリス、その他のヨーロッパ及び北アメ
リカの、食物が用意される、暖められた建物の中によく
いる。大量のゴキブリは下水溝や下水管の中に見られ、
多くの病原菌がそれらから確認されている。
蚊は大変不快な害虫であり、また、マラリヤ、黄熱
病、デング熱等の血液感染の病気の媒介者として非常に
重大である。
これらの害虫の駆除は、人日の増大につれ、それらが
繁殖する栄養源をより多く提供しているので、いっそう
急務となっている。
殺虫剤の使用は、必然的に抵抗力の発達を助長する。
イギリスでは、多くの他の国と同様に、動物を飼育する
システムにおいて、イエバエを駆除するための長引いた
試みが、一般に使用されている主な殺虫剤に対して抵抗
力のあるハエの発生増加へとつながった。これらの害虫
は民家にも広がりえる。例えば、ハンプシャー州南部に
おいて、一般家庭でピレトリン類似化合物に対して抵抗
力のあるイエバエが発見されたことについて、最近全国
的な懸念が生じ、その結果、粘着性のハエ取り紙の売り
上げが急上昇した。
食物が用意される場所での虫の駆除は、綿密な衛生処
理や、殺虫剤での定期的な消毒、そして/または、罠の
使用に依存している。
環境的に受諾可能な、害虫の合成殺虫剤が使用されな
い駆除手段の開発に対して、ヨーロッパ中で社会的な切
迫感が増している。この発明は、その懸念に応えるユニ
ークな機会を提供する。
商業上入手できる虫の罠は、三つの基本のタイプに分
類される。
1)「粘着性罠」ハエ取り紙またはボール紙の「箱」ま
たは粘着性挿入物がある(ゴキブリ等用の)「デルタ」
型タイプのようなもの。
2)「出口のない罠」虫が通って入るじょうごの形をし
た入口がついている、ドーム型のビクトリアスタイルの
はえ取り罠のようなもの。
3)「電気グリッド罠」一般に高電圧のグリッドに虫を
引き付ける近紫外線を発光するライトを有する。これら
の虫は感電死する。この型の応用は、いわゆるごきぶり
用の「ロウチバスター」(roach−buster)罠や粘りの
ある表面にハエを追い立てるために低電圧グリッドを用
いたハエ取り罠がある。
特に、飛んだりまたは這う虫用の罠は、従来より、例
えば光源または、化学誘引剤の誘引物と、虫が逃げるの
を妨げる障壁を設ける、または、虫が逃げることのでき
ない粘着性の面に虫を追い立てる仕掛けを有する。一例
として伝統的なベル型のハエ取り罠がある。基底には、
狭く、中央が上方に突き出ている管状の開口があり、そ
の底には、例えば、醗酵溶液のような液体の誘引物が入
っている。虫は管状の開口の上方を飛び、罠に入り、逃
げられなくなり、最後には液体の中に落ちて溺れる。こ
の罠は、入口が小さいため能率が悪い。農業においてミ
バエに対するマクファイル罠(McPhail trap)で知られ
ている変形として応用されているが、サイズが大きいこ
と、外見が不体裁なこと、そして不快な腐敗物のため、
屋内の使用には適さない。
簡単な機械製の罠よりも屋内での使用に、より一般的
なものは、化学殺虫剤または、高電圧装置である。飛ぶ
虫用の高電圧器には様々な形態があり、高電圧が加えら
れる金属のグリッドの背面に強烈な青い光の誘引物が設
けられている。光に引き寄せられた虫がグリッドの中へ
飛んでいき、そこでひどく焼かれる。これらの電気式の
罠は、騒音と焼かれる虫のにおいの欠点に悩まされる。
這う虫用の高電圧罠、すなわち、いわゆる「ロウチバ
スター」(roach−buster)は、例えば、ヨーロッパ特
許番号0024402に開示されており、ゴキブリ等の這う虫
を、傾いた面に誘き寄せるために、誘引物が用いられ、
傾いた面は、罠の基盤の内側の床上の粘着性の、または
べとべとする面に虫を追いやるためにのみ必要な電圧
が、時おり流される金属グリッドを有する。
また、ナショナルリサーチ開発法人名義のイギリス特
許出願公開番号2132917と2119678やインペリアルケミカ
ルインダストリーPLC名義のヨーロッパ特許出願番号243
031,193348,118202および110524並びにイギリス特許出
願番号058472において、液体の小滴がスプレーのノズル
から噴射される際、それらを電気的に帯電させることに
より、液体殺虫剤スプレーの効果を高める様々な方法が
開示されている。
一般に、粘着性の罠は不体裁でほとんど虫を保持せ
ず、一方出口のない罠は効率が悪く、かさばり、虫が光
の方へ逃げるように透明でなければならないため、見苦
しい。電気グリッド罠は、たいてい電源を必要とし、ま
た電気的に安全に作られなければならない。これらは、
しばしば、イエバエに対しては効果がなく、家畜小屋で
は使われない傾向がある。これらは、製造するのに高価
であり、定期点検を要する。
この発明の目的は、上述の周知の罠に関連した欠点を
克服する、もしくは、少なくとも欠点を実質上減ずる害
虫の罠および関連方法を提供することである。
この発明の一形態は、よって、罠で捕らえ、そして/
または、少なくとも害虫の一部が静電荷を帯びた粒子に
さらされて、殺すことにより虫のような害虫を駆除する
方法を提供する。
好ましくは、粒子によって運ばれる静電荷の極性は、
害虫の体表にありうる極性と反対のものである。
この発明の他の形態は、上記に定義された発明の方法
において用いられる罠を提供することである。より具体
的には、虫のような害虫を駆除する発明の罠が提供さ
れ、少なくとも害虫の一部が静電荷を帯びた粒子にさら
されるようになっている手段を含む。
再び、粒子によって運ばれる静電荷の極性は、好まし
くは、通常、害虫の体表にある極性と反対のものであ
る。
粒子は、好ましくは、細かく、少なくとも静電気誘引
物によってできるだけ長時間、害虫の体表に付着できる
大きさである。
虫は、脚の付着性器官を使って、滑らかなまたは、傾
斜した表面に付着する。これらの付着性器官は、多数の
細かい、先が平らな毛によって覆われた付着盤である。
油性物質が毛先に分泌され、表面分子力が、虫の立って
いる表面に、毛が付着するのを確実にする。
虫の脚が粒子に覆われるにつれ、虫は滑らかな、特に
傾斜した表面に付着する能力を失うことが観察されてい
る。粒子は、また、虫の感覚器官を抵触し、それが虫が
より頻繁に身づくろいする原因となる。飛ぶ虫の場合、
飛行反射は、脚が何らかの基質に接触することにより抑
制されることが知られている。虫の脚に粒子が蓄積する
ことは、虫の飛行および付着を抑制し、そこで、傾斜し
た表面より落ちやすくなる。飛ぶ虫は、適切に表面を覆
われて傾斜している表面に降りた際、飛び去ることがで
きず、ただ表面を滑り落ちる。
虫は静電荷を帯びていることが知られている。ゴキブ
リの場合、表皮の外側は正に帯電され、表皮と交差する
静電勾配を有する。(Beament,J.W.L.in Nature Lond.V
ol.191,1961,pp217−221)。
粒子の、例えば、虫の表皮への付着は、または、虫や
その他の害虫の体表の他のいかなる部分への付着も、粒
子が粘着性だったりべとべとしているものだと更によく
なるであろう。
虫を駆除する好ましい方法において、罠で捕らえら
れ、そして/または、殺される虫の体表の極性と反対の
極性の静電荷を帯びた粒子は、静電気力により虫に引き
付けられ、虫の表皮へ付着する。粒子はまた虫の脚にも
付着し、それは虫を不安定にし、立っている表面への把
握力を失う原因となる。それから虫は罠領域に落ちる。
罠領域は、虫をとどめておくための流動体、粉末、乾燥
剤、化学殺虫剤または粘着性のまたはべとべとする表面
のあるいはこれらのいづれかの組む合せを含む。
動けなくされた罠にかかった虫は、放置されて死ぬか
または駆除あるいは研究の為に取り除かれる。虫は罠領
域にかかっている間に、必ずしも殺されず、発明の方法
は他の害虫駆除の手段と同様、モニターで監視する目的
に用いられてもよい。
本発明に係る、殺すことによって虫やその他の害虫を
駆除する他の好ましい方法において、粒子は化学または
バクテリアの殺虫剤を含む。適切なバクテリア殺虫剤
は、昆虫病原性ウイルス、バクテリア、菌を含む。モノ
テルペンまたは、テルペンのような半致命的な効果を持
つ化学薬品は、粒子と結びついている。そのような化学
薬品は、虫が調整を失うのを加速させることが知られて
いる。動きを鈍くする化学薬品を用いてもよい。
この方法の一形態において、罠領域は削除してもよ
い。他の形態において、粒子は、液体やガス状の媒介物
に調合され、そして/または、液体やガス状の媒介物を
通して分散される。この場合、発明の方法により、害虫
がさらされた静電気で帯電されている粒子は、固体の特
有な性質を持っているが、スプレーや羽状毛としてノズ
ルから出る際、液体の小滴の媒介物の中に包まれるとい
うことが認識されなければならない。そのような液体の
媒介物は、粒子そのものの性質により、極性または無極
性であり、害虫が粒子にさらされる前、または、後に、
揮発するよう選ばれるべきである。前者は、害虫と接触
した後、揮発する液体の小滴に包まれている粒子より、
むしろ害虫が帯電された粒子にさらされるので好まし
い。しかし、後者は、液体またはガス状の媒介物が、ま
た、粒子と結びついた殺虫剤、または半致命的、または
動きを鈍くする化学薬品の媒介物である時に好ましい。
粒子の帯電は、摩擦または放電、高電界または他の適
切な手段にしたがうことにより達成される。罠の場合、
粒子の摩擦による帯電は、作業、そして/または、作業
中に先立ち、製造過程、組立過程で行われる。例えば、
エアゾールスプレーディスペンサーのようなディスペン
サーによって粒子が直接害虫に適用される所では、摩擦
による帯電は、適切なデザインやディスペンサー、特に
そのノズルの配置によって生じる。
這う虫は、粒子の間を歩いて抜けるように誘われ、飛
び虫は動いている粒子の領域を通り抜けるように誘わ
れ、そして/または、粒子で覆われた傾斜した、あるい
は、勾配の表面に止まるであろう。粒子は、もし、虫を
罠で捕らえる必要がないなら、空中で虫に殺虫剤を付着
させるスプレーとして、または、幕状に覆うものとして
用いられる。
適切な粒子は、静電荷をたやすく蓄積する蝋であった
りする。カルナウバ蝋のような植物蝋は、特に好まし
い。
しかし、静電荷を帯びたり保持できる他の適切な物質
が代わりに、または、加えて用いられてもよく、そのよ
うな粒子は、例えば無機の粉末やマグネシウム珪酸塩を
含む。
発明の更なる形態は、入口のある囲いと、入口を経由
して囲いの中に害虫を誘き寄せるようになっている手段
と、囲いに中に誘き寄せられた害虫の少なくとも一部が
粒子にさらされるようになっている手段から成ってい
る。粒子は、好ましくは、細かいもので、静電荷を携
え、また、好ましくは、害虫の極性と反対の極性を有す
る。
この発明に係る方法と罠は安価である。有毒な化学薬
品の使用によって起こる汚染問題は取り除かれるか、ま
たは、大いに減ぜられる。高価な高電圧装置やそれに伴
う騒音や焼ける虫のにおいを回避できる。罠の外部のデ
ザインには、窮屈な感じのものはほとんどなく、美的に
感じよく作られる。罠は使い捨てで、罠領域は、使い捨
ての保持器から成る。殺虫剤に用いられると、この発明
の方法は、殺虫剤が虫により効果的に届き、より長い時
間その場所にとどまることを確実にして、虫を殺す効率
的な方法を提供する。
以下、添付の図面を参照して、本発明の様々な実施例
が説明される。
図1Aと1Bは、飛ぶ虫を罠で捕らえる発明の方法におい
て用いられる、本発明に係る、罠の一形態を示してい
る。
図2は、再び、飛ぶ虫を罠で捕らえる発明の方法にお
いて用いられる、本発明に係る、罠の第2の形態を示し
ている。
図3Aと3Bは、這う虫を罠で捕らえる発明の方法におい
て用いられる、本発明に係る、罠の第3の形態を示して
いる。
図4は、這う虫を罠で捕らえる、罠の第4の形態を示
している。
図1Aを参照して、飛ぶ虫の罠の第1の形態は、二つの
縦長の細い穴3が付いている円筒1の形の囲いから成
る。円筒1の開いている再上部5には、その縁に、内側
に突き出ている輪縁7がある。光源9は、虫の誘引物と
して作用し、支柱10によって円筒の中央に据え付けら
れ、コンセントまたは電池である、外部の電力源11によ
り、動力が供給される。円筒の内側の表面は反射する。
円筒1は、円筒と同じ直径である土台13にぴったり嵌ま
り込み、ねじ山15、または、押し嵌めることにより保持
される。漏斗17は、例えばテフロン(登録商標)の、べ
とつかない表面を有しており、土台の上部の縁16から下
方に土台の床に向けて突き出している。土台の床は、粘
着性かまたは粘着性の挿入物19がある。
図1Bに示されているように、交換できる円筒状の挿入
物21は、主円筒1の内部に嵌まり、固い透明なプラスチ
ック材で作られている。内側の表面は、静電気方法を用
いた粒子で覆われており、主円筒1の穴と一致する二つ
の細長い穴23と、更に光源支柱10を収容する細長い穴25
を有する。
図1Aおよび1Bに示された罠は、イエバエやスズメバチ
等飛ぶ虫を捕らえるには特に適している。虫は光源9に
よって引き寄せられ、円筒1の開いている最上部5や、
または細長い穴3のひとつの入口から罠に入る。円筒1
の内部では、反射した光が、虫を円筒状の挿入物21の内
側の表面に降りてとまるようにさせる。虫は歩こうとす
るが、脚に粒子を蓄積させ、それが滑る原因となる。粒
子は身づくろいするのを刺激し、感覚器官を含めて体の
他の部分にも粒子が十分に広がる。これは、虫が安定性
を減ぜられるようにする。やがて虫は安定性を失い、支
えを保つことができず、漏斗を通って、粘着性の挿入物
19の上に落ちる。または、虫は罠の入口に降りようと
し、失敗して、しだいに罠に底に滑り落ちる。
更に、粒子は殺虫剤を含んでもよく、その場合には、
粒子に汚染され、まだ、飛ぶことができる虫は、罠から
飛んでいき、罠はこの目的のために適切に変更できる
が、住家に戻り、粒子と結合した殺虫剤で同種の虫を更
に汚染する。
粘着性のある挿入物19は、大量の虫が蓄積したら取り
除いて、新しいものと置き換えることができる。同様に
円筒状の挿入物21も粒子の覆いの大半をやがて失い、取
り替えられる。
粒子は円筒状の挿入物21の内側の表面に示されていな
いが、言うまでもなく、存在していることは理解される
べきである。
次に、図2を参照すると、飛ぶ虫を捕らえる罠は、最
上部が開いている円筒26から成る。円筒26には保持容器
24の最上部27へはみ込まれた漏斗型の土台22がついてい
る。保持容器24の底28には、そこに虫を保持するための
粘着性の素材(図示せず)が用意されている。代わり
に、底28には、取り除き可能な粘着性挿入物があっても
よく、または、虫の表皮の防水を妨げる乾燥剤や研磨剤
物質や、好ましくは化学薬品の殺虫剤のある形態を含ん
でもよい。
飛ぶ虫は、光源(図示せず)、または、揮発性化学誘
引物のようなおとりによって、罠の中へ引き寄せられ
る。円筒26の開いている最上部から入り、その内側の表
面にとまろうとすると、その表面の静電気で帯電された
粒子の薄い覆いに出会う。粒子は、虫の脚にくっつくの
で、円筒26の内側の表面にとまったりまたは、しっかり
と立つことができない。その結果、その表面にとまろう
と、そして/または、しっかり立とうと続けて空しく試
みる一方、落ちるか、または、下方へ進んで行く。また
は、虫は最初はとまることができるが、虫の脚に付着し
た静電気で帯電された粒子の為、その後の同様の試みに
はやはり失敗する。
虫は、内部の表面が静電気で帯電された粒子で覆われ
ている漏斗型の土台22を通って、保持容器24へ落ちる。
再度、粒子は円筒26と漏斗型土台22の内部の表面に実
際に図示されていないが、実のところ存在している。
図3Aを参照して、ここには這う虫を捕らえる虫の罠の
第3の形態が示されている。この形態は、開口34の形で
のふたつの入口を持つ丸蓋33を有する漏斗31から成る。
それぞれの側の傾斜路37は、開口34のひとつに至る。漏
斗31は罠囲い41に嵌まる。罠囲い41の床は、粘着性挿入
物43で覆われている。漏斗31の丸蓋33には、誘引物58を
受けるホルダー45がある。細い溝のある輪縁47は、図3B
に示されているように、漏斗31の低い縁の周りを巡り、
そこに静電気的に蓄積された粒子の層を運ぶフェルトの
交換可能なリング49を保持する。漏斗の勾配面51は粘着
性がなく、指数曲線35に近似する漏斗の中央に向かって
勾配が増す。
このタイプの罠は、ゴキブリのような這う虫に特に適
している。ゴキブリは、漏斗31の蓋33の中の誘引物53の
においによって罠の中へ引き寄せられる。食物の餌また
はフェロモンの餌が誘引物として用いられる。ゴキブリ
は傾斜路37を登り、対応する開口34を通り抜ける。ゴキ
ブリは探索して漏斗31の円周の表面との接触に固執しや
すく、輪縁47の周りを這い廻る。そうしていると、フェ
ルトリング49から脚に粒子を蓄積する。ゴキブリがフェ
ルトリングから漏斗の勾配面51へ踏み出すやいなや、足
場を失い、不安定になる。ゴキブリは勾配面51、35を滑
り落ち、罠囲い41へ落ち、そこで粘着面43に保持され
る。
罠囲い41また粘着面43は、どちらもそこに大量の虫が
蓄積した際には、取り替えられる。フェルトリング上の
粒子の層が消耗したら、フェルトリング49は交換され
る。
再度、フェルトリング49上の静電気的に蓄積した粒子
は具体的に図示されてないが、実際そこに存在する。
罠の第4の形態も、図4に示すように、這う虫を捕ら
えるためのもので、空にして掃除する目的の為に取り外
せる蓋62を有する、通常長方形の箱形をしたハウジング
61と、その向かい合う両端の二つの入口63から成る。入
口の傾斜路64(ひとつだけ図示されている)は、それぞ
れの入口63へと続いている。入口63の底辺は、およそ2
〜3cm幅で、プラスチック材のような適当な材質からで
きている、滑らかな表面の狭い通路65の橋がかけられて
いる。通路65の両端は下方へ傾斜し、横断面で浅い逆U
字型になっている。その中央部近くには、くびれ部分66
がある。通路65は、その上表面すべて、または、ほとん
ど粉末の形で静電気が帯電された粒子で覆われている。
ハウジング61の床67は粘着性の材質、粘着面がある挿入
物、乾燥剤、研磨剤、または、化学薬品を含むため、そ
こに入ってきた虫は、保持されたり、または、動けなく
される。再度、静電気が帯電された粉末は、通路65の上
表面に図示されていないが、言うまでもなく実在する。
虫は、ハウジング61の内部に置かれた、例えば、フェ
ロモンのような揮発性化学誘引物または食物の誘引物に
よって、入口傾斜面64のひとつから続いている入口63へ
と引き寄せられる。虫は、中央の通路65を歩くのに従
い、脚の下表面に静電気が帯電された粉末を蓄積させ
る。中央のトラックから方向を変えたり、それたりしよ
うとすると、通路65の下方へ傾斜している端を踏み、そ
こから滑り、ハウジング61の床67へ落ちる。しかし、虫
が通路65に沿って中央のトラックを進み続けると、左か
右へ曲がるようにしむけるくびれ部分66にぶつかり、落
ちる原因となる。落ちる時、床67とつながっている粘着
面にとらまる。または、脚の粉末のために、または、ハ
ウジング61の壁の内側が静電気が帯電された粒子で覆わ
れているため、ハウジング61の側面を登ることができ
ず、乾燥剤、または、化学殺虫剤の接触、または、疲労
のため死ぬ。
罠の第4の形態の応用された形としては、ハウジング
61を振ることによって、内部の表面を、予めその中に置
かれた適切な粉末で帯電して覆ってもよい。そのように
して、粉末は、十分な絶縁性を持つ罠の内部のすべての
表面を覆う。
上述の罠のどの形態においても、虫を保持する方法
は、虫を動けなくさせる油性の層か、または虫が落ち込
む液体でもよい。
紫外線類で放射する光源は、飛び虫の罠用の適切な誘
引物であり、一方化学刺激物はどのタイプの罠にも用い
られる。適切な刺激物には、合成フェロモン誘引物があ
る。
部屋の明かりの近くに置かれた罠は、明かりに引き寄
せられた虫を捕らえる。そのような罠は、帯電された粒
子の表面の層を所持する透明な素材の窓を有する明かり
用のかさと、その下の樋の形の保持面から成る。明かり
に引き寄せられた虫は窓にぶつかり、粒子の覆いを得て
樋に落ちる。代わりに、片面に帯電された粒子を所持す
る透明仕様のシートを、窓に引き寄せられた虫を捕らえ
る為にシートの下に保持面を有する窓の内側に付けても
よい。
更に、粒子は殺虫剤を含んでもよく、その場合、粒子
で汚染された虫は、まだ、這うことができ、罠から出て
住家に戻り、殺虫剤で同種の他の虫を汚染する。
図面に関連した上述の罠の形態の応用は、少なくとも
罠領域13と19、24と25、41と43、67の省略を伴い、殺虫
剤または他の化学薬品を含む粒子で汚染された飛ぶ、ま
たは這う虫が戻って、殺虫剤で他の虫を汚染するように
する。これは、特に、それだけに限るものではないが、
ミツバチ、スズメバチ、アリ、白アリ等のいわゆる「群
居虫」に適切である。
発明の罠は、例えば、ゴキブリ、イエバエ、クロバ
エ、蚊、スズメバチ、アリ等の特有の標的の害虫用に設
計されるということが認識されるべきである。
これらの設計は、特定の害虫の行動、最も効果的な誘
引物のタイプやその用途の種類、すなわち、屋内か農業
かまたはその他か、を考慮に入れて異なる。
また、虫の表皮へ付着し、静電荷を長時間保持する粉
末が用いられてもよい。粉末による長時間の静電荷の保
持が観察されている。
汚染方法は、アブラ虫、目昆虫病保菌虫、ショウジョ
ウバエ、イナゴ、群居虫、ノミのような害虫の駆除に特
に適している。
上述のように、帯電された粉末は、葉のような植物の
表面にも適用できるが、その上を歩く虫によりよく付着
する。アブラ虫は、覆われた表面の上を歩くことによ
り、または、粉末をふきかけられることにより、急速に
汚染され動けなくなり、24時間から48時間以内に死ぬこ
とになる。粉末は殺虫剤からできていてもよい。例え
ば、病原菌の胞子の成育力は影響されていないように見
える一方、胞子は、細かい蝋の粒子の表面におそらく静
電気的に付着し、そのような粒子が移動し、害虫に付着
することがわかっている。
双翅類は、静電気が帯電された粉末によってたやすく
汚染され、罠にかかる−汚染−解放のシステムが想定さ
れ、それにより、虫は、昆虫病原性を所持する粉末、ま
たは虫の成長調節遺伝子、または他の殺虫剤のわずかな
投与を誘因する。これが表皮に残り、虫の交尾の間に移
る。
同様の手法はテフライティドショウジョウバエ、地中
海バエ、オリーブバエ等に展開できる。
静電気が帯電された粉末は、角質にはよく付かないこ
とがわかっている。しかし、殺虫剤と化合させると精選
された粘着質のノミパウダーとなる。
発明の罠は極めて安価に製造され、非常に効率的で、
健康面や安全面で殺虫剤や危険なものを含む必要がない
ことが認識されるべきである。特に、虫の不安定化や打
ち倒すことは、電気グリッドや有毒な化学薬品を使わず
に成し遂げられる。大きさや形または罠が作られる素材
について殆ど強制されるものはない。このようなことか
ら、安価に製造される「使い捨て」の罠が、大量市場向
けに設計できる。または、例えば、セラミックからでき
ている耐久性のある罠が、家の中に置くのに美的に好ま
しく設計できる。その他、農業や同様の応用向けに、工
業用サイズの罠も設計できる。
発明の罠の主な活用構成物は、静電気が帯電された粒
子と、随意に化学または目に見えるあるいはその他のお
とりである。情報化学物質を含む広範囲の天然の化学薬
品が誘引物として用いられる。
この明細書を通して「害虫」は、インタエリア、様々
な種類の菌を含むものとして使われてきた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01M 1/10 - 1/14 A01M 1/20 JICSTファイル(JOIS)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入口のある囲いと、上記入口を通って囲い
    の中に害虫を誘き寄せるようになっている手段と、上記
    囲いの中に設けられており、害虫の極性と反対の極性の
    静電荷を帯びた粒子で覆われた塗布面と、上記塗布面の
    下方に配置された罠領域とを備え、上記塗布面に接触し
    た害虫は、その少なくとも一部に帯電された粒子が付着
    して、不安定になり、上記罠領域に落下するようになっ
    ている害虫捕獲用の罠。
  2. 【請求項2】上記粒子はカルナウバ蝋のような蝋、また
    は、マグネシウム珪酸塩のような無機物質を含む請求項
    1記載の害虫捕獲用の罠。
  3. 【請求項3】上記粒子で覆われた塗布面は水平方向に対
    して傾いている請求項1または2記載の害虫捕獲用の
    罠。
  4. 【請求項4】入口を有する害虫捕獲用の罠を用いて、上
    記入口を通って誘き寄せられた害虫を、罠の中に設けら
    れた塗布面に塗布された粒子にさらして捕獲し駆除する
    方法であって、上記粒子は害虫の体表の極性と反対の極
    性の静電荷を帯び、上記粒子は殺虫剤または動作抑制化
    学薬品を有していて、粒子で覆われた上記塗布面に接触
    した害虫は、その少なくとも一部に帯電された粒子が付
    着するようになっている方法。
  5. 【請求項5】入口のある囲いと、上記囲いの下方の罠領
    域とを害虫捕獲用の罠に設け、上記囲いの中に設けられ
    た塗布面を覆う粒子に害虫をさらす方法であって、帯電
    された粒子に覆われた上記塗布面に接触した害虫は、そ
    の少なくとも一部に帯電された粒子が付着して、不安定
    になり、上記罠領域に落下するようになっている請求項
    4記載の方法。
  6. 【請求項6】上記粒子はカルナウバ蝋のような蝋、また
    は、マグネシウム珪酸塩のような無機物質を含む請求項
    4または5記載の方法。
  7. 【請求項7】上記殺虫剤は化学殺虫剤または細菌性殺虫
    剤である請求項4ないし6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】上記粒子は、摩擦または他の適切な方法に
    より、静電気が帯電されている請求項4ないし7のいず
    れかに記載の方法。
  9. 【請求項9】上記粒子で覆われた塗布面は水平方向に対
    して傾いている請求項4または5記載の方法。
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