JPH03195214A - ダイナミック分周器 - Google Patents

ダイナミック分周器

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JPH03195214A
JPH03195214A JP33758689A JP33758689A JPH03195214A JP H03195214 A JPH03195214 A JP H03195214A JP 33758689 A JP33758689 A JP 33758689A JP 33758689 A JP33758689 A JP 33758689A JP H03195214 A JPH03195214 A JP H03195214A
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JP
Japan
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signal
inverter
input
frequency divider
frequency
Prior art date
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Application number
JP33758689A
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English (en)
Inventor
Masaya Isobe
雅哉 磯部
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 上の 本発明は、ダイナミック分周器に関し、特にGH2帯以
上の高周波信号を扱うP L L (Phase Lo
cked  Loop)回路に用いられるダイナミック
分周器に関する。
灸迷jg効相 従来よりダイナミック分周器は一般に第6図のような回
路構成となっている。ここで、1は入力に対して反転信
号を出力するインバータ、2は入力信号の電流増幅を行
い同位相の信号を出力するバッファ、25及び26は高
周波入力信号をゲート端子に入力することによりソース
、ドレイン間の導通、遮断が制御されるトランスミッシ
ョンゲートFET (以後「トランスミッションゲート
」という)、5及び6は高周波入力端であり、5と6に
入力されている高周波信号は互いに180°位相が異な
ったものとなっている。また、7は分局器の出力端であ
る。
この第6図の回路の動作原理を説明する。現在、インバ
ータ1の入力端にはローレベル(以後、L 11という
)が入力されており、従って、インバータ1の出力端に
はハイレベル(以後 II H++という)が現われて
いるとし、高周波入力端5には++ L ++の信号が
入力されているものとする。高周波入力端5と6には互
いに180°位相の異なった信号が入力されているので
、高周波入力端6には、”°H゛の信号が入力されてい
ることになる。
即ち、トランスミッションゲート25は遮断し、トラン
スミッションゲート26は導通している。現在の分周器
の出力端7は、++ L ++である。
次に、ここで高周波入力端5.6がそれぞれHII  
II L ++に変化すると、トランスミ・ンションゲ
ート25がオンし、インバータ1の”H′′の出力信号
がバッファ2の入力端に伝達され、バッファ2の出力端
からもH゛の信号が出力され、分局器の出力信号はL 
”からH゛に変化する。この時トランスミッションゲー
ト26はオフしているためにインバータ1への信号の伝
達は行われず、インバータ1の入力端はL゛のままであ
る。
次に再び高周波入力端5.6がそれぞれIILIIII
 H11に変化するとトランスミッションゲート25.
26がそれぞれオフ、オンし、バッファ2の°IHI”
の出力信号がインバータ1の入力端に入力され、インバ
ータ1のもつ伝般遅延時間だけ遅れてインバータ1の出
力端より反転した信号II L“′が出力される。この
時、既にトランスミッションゲート25はオフしている
ので、” L“の伝達は行われず、バッファの入力端、
出力端及び分周器の出力端7はHIIのままである。
以上の高周波入力端の変化、即ち、高周波入力端5にお
いて、′”L”→IIHII→II L ++  また
、高周波入力端6において、IIHII→It L I
I→“H゛をもう一度繰り返すと最初に仮定した状態に
戻4 る。よって、高周波入力端5.6に入力される信号が2
周期変化する度に分周器の状態が1周期変化することに
なり、高周波入力周波数に対して分局器の出力周波数が
172となり、分局動作をすることになる。
このダイナミック分周器においては、トランスミッショ
ンゲートがオフ状態にあるとき、そのトランスミッショ
ンゲート及びその出力端につながるバッファ又はインバ
ータのゲート容量および配線容量と、その漏れコンダク
タンスによる時定数の時間だけ信号が上記容量に電荷と
して保持されるため、入力される高周波信号の周波数に
は下限が存在することが、この回路の特徴となっている
この回路例としては、電子情報通信学会研究会ED88
−129  藤田、熊本、伊藤、山本著115GHzダ
イナミツク型GaAsプリスケーラ」に記載されている
ものがある。
が ゛ しようとする しかし、上記構成の分周器では以下のような問題があっ
た。即ち、第6図の分局器において、トランスミッショ
ンゲート25.26に入力される高周波入力信号の電圧
レベルと分周器内に用いられているインバータ1の入出
力電圧レベルの関係について考えてみる。まず、トラン
スミッションゲートに入力される信号のハイレベル、ロ
ーレベルをそれぞれVhc、  V Ic、  インバ
ータのハイレベル、ロレベルをそれぞれ、Vhi1Vl
i1トランスミッションゲートの閾電圧をvthとする
と、 (1)トランスミッションゲートをオンするための条件
は、 Vhi + Vth  ≦ Vhc  ≦ Vli+φ
(2)トランスミッションゲートをオフするための条件
は、 Vlc  <  V1i+Vth となる。ここで、  φはショトキ−・バリア・ゲート
の順方向立ち上がり電圧である。これらの式より、トラ
ンスミッションゲートに入力される高周波信号の電圧レ
ベルは、インバータの電圧レベルに比べ、FETのvt
h分だけシフトした値となっている。従来よりこの構成
のダイナミック分周器に用いられるインバータとしては
、その高速信号に対する負荷駆動能力の点から第7図に
示すようなりFL回路27に使用されるFETは、一般
にデプレッションモードであり、vthは負である。即
ち、トランスミッションゲートに入力される高周波電圧
レベルは、インバータ及び分周器の出力信号電圧レベル
に対して、 1vth1だけ低くしなければならない。
従来のダイナミック分周器の入出力波形について、計算
機過渡応答シミュレーションによる計算結果を第8図に
示す。この場合、Vth= −0,8v1人力信号28
の周波数は5 G Hzである。入力信号28と出力信
号29の電圧レベルに、約vth分だけ差が存在するこ
とが分かる。このことは外部から入力された信号からイ
ンバータを用いて逆相信号を生成して分周器に入力した
り、分周器の多段接続する場合の入出力信号の整合性に
問題があることを意味する。
本発明はダイナミック分周器の入力と出力の信号電圧レ
ベルが異なり回路構成上の障害となっている従来の問題
点を解決したダイナミック分周器を提供することを目的
とする。
を   るための 上記目的を達成するため、本発明では、入力信号に対し
反転した信号を出力するインバータと、入力信号に対し
電流増幅された同相信号を出力するバッファと、ゲート
端子に入力される信号により該ゲート端子以外の第1電
極と第2電極間の信号の導通、遮断が制御される第1及
び第2のトランジスタとを備え、 前記インバータの出力端を前記第1のトランジスタの第
1電極に接続し、且つ前記バッファの入力端を前記第1
のトランジスタの第2電極に接続し、 前記バッファの出力端を前記第2のトランジスタの第1
電極に接続し、且つ前記インバータの入力端を前記第2
のトランジスタの第2電極に接続し、 前記バッファの出力端から信号を出力するダイナミック
分周器において、 前記第1及び第2のトランジスタの閾電圧とインバータ
及びバッファを構成するトランジスタの閾電圧とが異な
る値をもつように構成している。
作ニー月− このような構成によると、高周波入力信号とダイナミッ
ク分周器出力信号の電圧レベルを、トランスミッション
ゲートの閾電圧を操作することにより一致させることが
できる。
ス」1例− 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は第1実施例のダイナミック分周器の回路図であ
る。この図において、1はインバータ、2はバッファ、
3は第1トランスミツシヨンゲト、4は第2トランスミ
ツシヨンゲート、5は第1入力端、6は第2入力端、7
は出力端である。
インバータ1は第7図に示すBFL (Buffere
d FETLogic)回路を用いている。本実施例に
おいて、このインバータに用いているFETのスレッシ
ョルド電圧vthは−0,8である。これに対し第1ト
ランスミツシヨンゲート3及び第2トランスミツシヨン
ゲート4に用いているFETのvthは、Ovとしてお
り、トランスミッションゲート3.4がオン、オフする
信号レベルとインバータ1の入出力レベルとを一致させ
ることができる。
第2図にこの第1実施例の分周器の入力端に対する出力
端7の応答を計算機により入出力過渡解析シミュレーシ
ョンにより求めた結果で示す。入力信号8の周波数は5
 GHzである。入力信号8の電圧レベルと出力信号9
の電圧レベルがほぼ一致していることがわかる。
次に、第3図は本発明の第2実施例の回路図である。同
図において、10は第1図の破線部30に示すダイナミ
ック分周器、11は入カバツファインバタ、12は逆相
信号生成インバータ、13は入力信号直流成分阻止キャ
パシタ、14は高周波信号阻止抵抗、15はバイパスキ
ャパシタ、16は直流電源、17は高周波入力信号源で
ある。直流電源16の電圧はインバータ11.12の論
理閾電圧と一致させである。高周波信号入力源17から
入力信号直流成分阻化キャパシタ13を通して入力され
た信号は直流電源16により回路内のインバータ信号を
反転できる信号レベルに調整され、入力バッファインバ
ータ11、逆相入力信号生成インバータ12を通してダ
イナミック分局器10に入力される。この時インバタ1
1.12の出力レベルと、トランスミッションゲートが
オン、オフする信号レベルが一致しているため、インバ
ータ11.12の出力を直接入力することが可能である
第4図は本発明の第3実施例の174ダイナミック分周
器の回路図である。同図において、19.2oは第3図
の破線18で示す172分周回路であり、21は第1分
周段入力端、22は第1分周段出力端、23は第2分周
段入力端、24は第2分周段出力端である。高周波信号
入力源17から入力信号直流成分阻止キャパシタ13を
通して入力された信号は直流電源16により回路内のイ
ンバータ信号を反転できる信号レベルに調整され、入力
バッファインバータ11より第1分周段入力端21に入
力され、第1分周出力端22より172分周信号が出力
される。この172分周信信 号は第2分周段入力端23に入力され、更に172分周
されて第2分周段出力端24からは高周波入力信号に対
し1/4の周波数の信号が出力される。この場合、第2
分周出力端号レベルの接続に関して何の考慮も必要ない
。この第3実施例において、分周器の数は上記の2つに
限らず、更に、多くの段数を取り得ることはいうまでも
ない。また、以上の第2および第3実施例に用いている
インバータ特性において、第5図のように論理閾電圧レ
ベルが丁度OVになるように設計すると、直流電源16
をOvl  即ち、高周波信号阻止抵抗14の直流電源
16側端を直接、接地電位に落とすことができ、直流電
源16が必要なくなる。
発」1辺」か果□ 以上説明した通り、本発明によれば、トランスミッショ
ンゲートのFET閾電圧をインバータに用いるFET閾
電圧と異なるようにすることによってダイナミック分周
器の動作可能入力レベルを一致させることができ、外部
入力信号から同相の信号を分周器に用いているインバー
タをそのまま2 利用してでき、更にこの分周器の多段接続も信号レベル
を考えずに容易に行え、回路動作の安定化に効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の回路図、第2図は第1実
施例を計算機シミュレーションによって分局器の入出力
信号レベルがほぼ一致することを示した過渡解析結果の
図、第3図は本発明の第2実施例の回路図、第4図は本
発明の第3実施例の回路図、第5図は論理閾電圧が0■
であるインバタの入出力直流伝達特性の一例を示す図、
第6図は従来のダイナミック分周器の回路図、第7図は
BFLインバータの回路図、第8図は従来のダイナミッ
ク分周器を計算機シミュレーションによって、分周器の
入出力信号レベルが一致しないことを示した過渡解析結
果をグラフで示す図である。 1・・・インバータ、 3.4・・・第1、第2トランスミツシヨンゲ5、 6
 ・ 7 ・ ・ ・ 9 ・ ・ ・ 10・ ・ ・ 11・ ・ ・ 12・ ・ ・ 13・ ・ ・ 14・ ・ ・ 16・ ・ ・ 16・ ・ ・ 18・ ・ ・ 周設、 21、23・ 22、24・ ・・第1、第2入力端、 出力端、  8・・・入力信号波形、 出力信号波形、 分周器等価回路図、 入力バッファインバータ、 逆相信号生成インバータ、 直流信号阻止キャパシタ、 高周波信号阻止抵抗、 バイパスキャパシタ) 直流電源、17・・・高周波信号入力源、分周段、  
19.20・・・第1、第2分・・第1、第2分周段入
力端、 ・・第1、第2分周出力端。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号に対し反転した信号を出力するインバー
    タと、入力信号に対し電流増幅された同相信号を出力す
    るバッファと、ゲート端子に入力される信号により該ゲ
    ート端子以外の第1電極と第2電極間の信号の導通、遮
    断が制御される第1及び第2のトランジスタとを備え、 前記インバータの出力端を前記第1のトランジスタの第
    1電極に接続し、且つ前記バッファの入力端を前記第1
    のトランジスタの第2電極に接続し、 前記バッファの出力端を前記第2のトランジスタの第1
    電極に接続し、且つ前記インバータの入力端を前記第2
    のトランジスタの第2電極に接続し、 前記バッファの出力端から信号を出力するダイナミック
    分周器において、 前記第1及び第2のトランジスタの閾電圧とインバータ
    及びバッファを構成するトランジスタの閾電圧とが異な
    る値をもつことを特徴とするダイナミック分周器。
JP33758689A 1989-12-25 1989-12-25 ダイナミック分周器 Pending JPH03195214A (ja)

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