JPH03194988A - 半導体レーザの構造 - Google Patents

半導体レーザの構造

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JPH03194988A
JPH03194988A JP33390289A JP33390289A JPH03194988A JP H03194988 A JPH03194988 A JP H03194988A JP 33390289 A JP33390289 A JP 33390289A JP 33390289 A JP33390289 A JP 33390289A JP H03194988 A JPH03194988 A JP H03194988A
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JP33390289A
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Yutaka Nagai
豊 永井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特に低しきい値、低動作電流で駆動する半
導体レーザの構造に関するものである。
(従来の技術) 第8図は例えば第36回応用物理学関係連合講演会(1
989年)の請演予稿集の952ページに掲載された従
来のプレーナー形レーザを示す断面図である。図におい
て、(2)はA1.、 、 Gao、、AsのP形りラ
ッド層、(3)はシングルクアンタムウェルーセパレー
トコンファイメントヘテロストラクチャー層(以下、5
QW−5CH層と略す。)、(4)はAlo、 、 G
a6. g AsのN形りラッド層、(5)はアンドー
プGaAsのコンタクト層、(6)はSi拡散領域、(
7)′−はZn拡散領域、(8)はN電極、(9)はP
電極、(11・)は活性領域、(13)はS I Ga
As基板である。
次に動作について説明する。
上記の構造の半導体レーザに、PN接合に対して順方向
、すなわち、P電極(9)に(+)、N電極(8)に(
−)となるよう電圧を印加すると電流は以下の経路を通
って流れる。
P電極(9)、コンタクト層(5)、クラッド層(4)
中のZn拡散領域(7)を経て二つに分れ、その一つは
クラッド層(4)中の何ら拡散されていない領域を経て
5QW−SCH層(3)中の活性領域(11)に流入し
、またクラッド層(4)中のZn拡散領域(7)を経た
他の一つは5QW−5CH層(3)中のZn拡散領域(
7)を経て5QW−SCH層(3)中の活性領域(11
)に流入する。次いで5QW−SCH層(3)中の活性
流域(11)を経た電流はクラッド層(3)中の何ら拡
散されてない領域及び5QW−5CH層(3)中のSi
拡散領域(6)に分流した後共にN形りラッド層(4)
中のSi拡散領域(6)に流入し、更にコンタクト層(
5)N電極(8)に至る。
この過程で、5QW−SCH層(3)中の活性領域(1
1)でレーザ発振が生ずる。
この構造においては、 ア、活性層が5QW−SCH構造で構成されているため
、低電流密度でレーザ発振が生じる。
イ、5QW−SCH層(3)中のZn拡散領域(7)及
びSi拡散領域(6)では、SQWが無秩序化されるた
め、レーザ光を活性領域(11)に閉じ込める効果が生
じる。
以上二つの効果により、低しきい値、低動作電流で駆動
する半導体レーザが得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の半導体レーザは以上のように構成されているので
以下の2つの問題点があフだ。
ア、Si及びZn拡散はS I GaAs基板方向のみ
でなく水平方向にも生じるので、拡散領域幅の制御が困
難である。
ィ、Siの拡散係数が小さいので、高温で長時間Si拡
散を行なわなければならないが、この際03QW層がG
aAlの相互拡散で界面がなまる結果、量子効果がそこ
なわれる。
■P形クりッド層のPドーパントがN形りラッド層へ拡
散し、PN接合がN形りラッド層中に形される(いわゆ
るリモートジャンクション)。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、Si及びZn拡散による拡散領域の形成が短
時間にかつ容易にできる低しきい値レーザの構造捉≠幹
妾#≠を得、また、容易に他の電子素子と集積できるよ
うな構造を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明に係る半導体レーザは、活性領域の両脇に断面
が矩形のストライプ状溝が形成され、そのストライプ状
溝領域にイオン注入によりSiあるいはZnを注入し熱
処理をすることにより、Si及びZn拡散領域を形成し
たものである。また、上記のストライプ状溝の領域を一
部形成せず、その上方に電極パターンを形成することに
より、半導体レーザ以外の電子素子と電気的に結合しや
すくしたものである。
〔作用〕
この発明における半導体レーザは、活性領域の両脇のス
トライプ状溝からS I GaAs基板に対して斜め方
向からストライプ状溝の側壁にイオン注入することによ
りSi及びZn拡散領域を形成するので、拡散距離が短
くて済む。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は半導体レーザの構造を示す断面図、第2図ない
し第6図は第1図の半導体レーザの製造方法の工程を示
す断面図、第7図はこの発明の他の実施例による半導体
レーザの上面図である。図において(2)〜(9)、(
11)は第8図の従来例に示したものと同等であるので
説明を省略する。(1)はCrドープのS I GaA
s基板(10)はエツチング溝、(12)は保護膜であ
る。
次に製造方法について述べる。
まず第2図に示すとと(S I GaAs基板(1)に
P形りラッド層(2)、5QW−SCH層(3):N形
りラッド層(4)、コンタクト層(5)の各層をエピタ
キシャル成長法により順次形成する。なお、5QW−5
CH層(3)は従来例に示すようにSQW層とSCH層
の2層で構成されている。SQW層は量子効果が生じる
ような層厚、すなわち200A’以下にする必要がある
。またSCH層はA1組成比が0.2〜0.4のAlG
aAs層で構成されている。エピタキシャル成長法とし
ては、200 A”以下の層を容易に形成てきるような
成長法1例えばMO−CVD法、MBE法、MO−MB
E法等が望ましい。
成長後、第3図に示すとと(Sin、膜、SiN膜のよ
うなエツチングに対する保護膜(12)を形成し、エツ
チングすべき箇所、すなわち、活性領域(11)の両脇
にストライプ状の開口部を設ける。この箇所を通してS
 I GaAs基板(1)までエツチングを行なう。エ
ツチング法としては、溝形状が矩形を呈するような RIE%RIBE等のドライエツチング法が有用である
。なぜなら、この方法の方が従来のウェットエツチング
より活性領域(11)幅の制御が容易だからである。
次にイオン注入の工程を行なう。イオン注入は、まず第
4図に示すごとく結晶中でN形不純物となるSiから行
なう。なぜなら、SiはP形不純物のZnより拡散係数
が小さいので、イオン注入後の熱処理に高い温度と長時
間を要するからである。
イオン注入は、矩形のエツチング溝 (10)の側壁にSiが注入されるようS I GaA
s基#1j(1)表面に対して斜め方向から行なう。S
iイオン注入後、熱処理を行なう。熱処理の典型的な条
件は675℃、4時間である。この熱処理の過程でSQ
W層の混晶化が生じ、Siイオンが注入されたSi拡散
領域(6)のSQW層中にSCH層のAI原子が混ざり
、全体としてSCH層と等価なA1組成比となる。
次に第5図に示すごと(Siの場合と同様の手順でZn
イオンの注入を行ない熱処理をおこなう。Siを注入し
ていない側の側壁にイオン注入する点が異なる。
イオン注入後、真空蒸着、スパッタ法等の方法で第6図
に示すごとくN電極(a)、p電極(9)を形成する。
なお、N電極(s)、p電極(9)中、活性流域(11
)の上部でSi、Zn両不純物が拡散されていない箇所
の上の領域は、P電極(9)、N電極(8)分離のため
ストライプ状に除去しておく。
最後にP電極(9)、N電極(8)をエツチングマスク
として、コンタクト層(5)をエツチングにより除去す
る。エッチャントとしてはGaAsのみエツチングして
All、6 Gao、s^Sはエツチングしないような
選択性のあるエッチャント、例えばアンモニアと過酸化
水素の混合溶液が非常に有用である。
以上の各工程を経て第1図に示すような素子が完成する
上記の半導体レーザの動作原理は、従来の半導体レーザ
とまったく同様である。
この構造の従来構造に対する利点を以下に列挙する。
ア、活性領域(11)の幅はしきい値電流や動作電流に
敏感に影曽を及ぼすが、この構造では活性領域(11)
の両端のストライプ状溝の位置でほぼ決定されるが、こ
れは容易に制御できる。イ。
イオン注入後の熱処理はSi、 Zn拡散を行なう場合
に比べて低温でかつ短時間で済むため、SQW層の界面
がなまることはない。また、いわゆるリモートジャンク
ションも生じない。
以上のような利点がある。
なお、上記実施例では、P電極(9)、N電極(8)、
は矩形のストライプ状溝をとぎれることがないようにせ
ねばならない。このため形成法としてはスパッタ法ぐら
いに限定されてしまう、また0EICのように他の電子
素子と共に集積する場合は電極は平坦な方が望ましい、
そこで、第7図に示すように、ストライプ状溝の一部を
掘らずに残してその上に電極を形成すればよい。この場
合、ストライプ状溝が掘られていない領域はSi、 Z
nによるSQW層の混晶化が生じないのでこの領域では
光の閉じ込めか弱くなる。しかし素子全体の長さから比
べれば、ストライプ状溝が掘られていない領域は非常に
短くて済むので素子特性に大きな影響が出る事はない。
また上記実施例では単にAlGaAs/GaAs系材料
を用いた半導体レーザについて説明したが、他の材料、
例えば、InP/ I n GaAsP &、GaI n P / AIG
aI n P系等の■−V族化合物半導体の材料につい
ても同様な効果が期待できる。
〔発明の効果〕
以上ように、この発明によれば、活性領域の両脇にドラ
イエツチングによって矩形のストライプ状溝を設け、S
 I GaAsに対して斜め方向から側壁にSi、 Z
nをイオン注入をするように構成したので、再現性良く
製造できるという効果がある。またストライプ状溝の一
部を残し、その上に電極を形成することとしたので、0
EICに有用な半導体レーザを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による半導体レーザを示す
断面図、第2図ないし第6図は第1図の半導体レーザの
製造方法の工程を示す断面図、第7図はこの発明の他の
実施例による半導体レーザを示す上面図、第8図は従来
の半導体レーザを示す断面図、第9図は5QW−SCH
層構造を示す図である。 図中、 (1)はS I GaAs基板 (2)はP形りラッド層 (3)は5QW−3CH層 (4)はN形りラッド層 (5)はコンタクト層 (6)はSi拡散領域 (7)はZn拡散領域 (8)はN電極 (9)はP電極 (10)はエツチング溝 (11)は活性領域 (12)は保護膜 をそれぞれ示す。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁性の半導体基板上に、第1導電形のクラッド層、2
    00A゜以下の層厚を有するシングルクァンタムウェル
    層及び該シングルクァンタムウェル層をはさむように構
    成され、かつエネルギーバンドギャップがシングルクァ
    ンタムウェル層より大きいセパレートコンファイメント
    ヘテロストラクチャー層の2種の層から成るシングルク
    ァンタムウェル層−セパレートコンファイメントヘテロ
    ストラクチャー層、第2導電形のクラッド層、及びコン
    タクト層、以上の各層から成るウェハにおいて、活性領
    域の両脇に断面の形状が矩形を呈しているストライプ状
    溝が形成され、該各ストライプ状溝中で活性領域の存す
    る側に、結晶中でそれぞれ第1導電形、第2動電形とな
    るような不純物の領域がそれぞれ設けられ、かつ不純物
    領域のシングルクァンタムウェル層が無秩序化されてい
    て、更に活性領域の上部領域のみ該コンタクト層及び金
    属電極がとぎれている事を特徴とする半導体レーザの構
    造。
JP33390289A 1989-12-22 1989-12-22 半導体レーザの構造 Pending JPH03194988A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6525344B2 (en) 2000-08-21 2003-02-25 Sony Corporation Light emitting device, semiconductor device, and method of manufacturing the devices

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6525344B2 (en) 2000-08-21 2003-02-25 Sony Corporation Light emitting device, semiconductor device, and method of manufacturing the devices
US6709884B2 (en) 2000-08-21 2004-03-23 Sony Corporation Light emitting device, semiconductor device, and method of manufacturing the devices

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