JPH03194771A - 磁気ディスク制御装置 - Google Patents

磁気ディスク制御装置

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JPH03194771A
JPH03194771A JP33293189A JP33293189A JPH03194771A JP H03194771 A JPH03194771 A JP H03194771A JP 33293189 A JP33293189 A JP 33293189A JP 33293189 A JP33293189 A JP 33293189A JP H03194771 A JPH03194771 A JP H03194771A
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元泰 角田
Tetsushi Kawamura
哲士 川村
Takashi Oeda
高 大枝
Tsuneo Hirose
広瀬 恒夫
Mitsuru Kubo
充 久保
Noriyuki Karasawa
唐沢 徳亨
Yukito Takada
高田 幸人
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、いわゆるパラレル記録(読み出し)形の磁気
ディスク装置に関するものであり、更に詳しくは、パラ
レル記録(読み出し)形とすることにより、高速の記録
(読み出し)を可能にするだけでなく、記録面上の欠陥
トラックや欠陥セクタに代わる交替用のトラックやセク
タの選び方と関連して記録面の更に有効な活用を可能に
する磁気ディスク装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の磁気ディスク装置は、特開昭61−145767
号公報に記載のように、複数のデータ記録面に同一セク
タに属するデータを分割して同時に並行記録し、また各
データ記録面に記録された分割データを同時に並行して
読み出し、セクタ単位のデータに合成することにより、
データ転送速度の高速化を図るものが、上述のいわゆる
パラレル記録(読み出し)形の磁気ディスク装置として
知られていた。
パラレル記録(読み出し)形の磁気ディスク装置に対比
される従来の磁気ディスク装置は、シリアル記録対応の
磁気ディスク装置であるが、参考までに、かかるシリア
ル記録対応の磁気ディスク装置の内部構成を示すブロッ
ク図を第12図に示した。
第12図において、1はホストコンピュータ、2は磁気
ディスク装置、3はホストインタフェース制御部、4は
バッファメモリ、5はディスク制御部、6はマイクロプ
ロセッサ、8は記録再生部、9は符号・復号化回路、1
1はヘッド回路、14はパラレルインタフェース、であ
る。
ホストコンピュータlからパラレルインタフェース14
を介して、例えば8ビツトなら8ビット並列データとし
てデータが与えられると、磁気ディスク装置2内でホス
トインタフェース制御部3を介してディスク制御部5に
至り、ここで該並列データの並・直列変換が行われ、1
ビツトずつの直列データとして符号・復号化回路9を介
しへ・ノド回路11により、図示せざる記録面に書き込
まれる。或いは該記録面から1ビツトずつ直列に読み出
されたデータは、符号・復号化回路9を介し、ディスク
制御部5に至って、ここで直・並列変換が行われ、並列
データとしてホストインタフェース制御部3、パラレル
インタフェース14を介してホストコンピュータ1へ転
送される。
第12A図は、第12図におけるディスク制御部5の詳
細を示すブロック図である。
第12A図において、24はMPU (マイクロプロセ
ッサユニット)インタフェース部、25はホストインタ
フェースコントロール部、7はシリアル/パラレル(直
・並列)変換部、27はドライブコントロール部、28
はECC部(データのエラー検出訂正部)、である。シ
リアル/パラレル変換部7からドライブコントロール部
27.800部28へ至るルート、及びドライブコント
ロール部27から符号・復号化回路9及びそれ以降へ至
るルートがシリアル転送ルートになっていることが認め
られるであろう。
第13図は、パラレル記録(読み出し)形の従来の磁気
ディスク装置の内部構成を示すブロック図である。
同図に示す磁気ディスク装置は、同一シリンダを構成す
る複数の円板状記録面と、それぞれの該記録面に対応さ
せたそれぞれの記録・書き込み用ヘッドと、を第14図
に示す如く、持ち、記録用のmビットパラレルデータを
ホストコンピュータ1から受信すると、それぞれが(m
/2)ビットのパラレルデータから成る2系統の小デー
タに分け、各小データ毎にシリアル/パラレル変換部7
において並・直列変換し、その結果、出力される2系統
のシリアルビットをそれぞれ符号・復号化回路9で符号
化したのち、複数個のヘッドの中から選択された2個の
ヘッド(ヘッド回路11)に各小データを割り当て、該
2個のヘッドに対応した2個の円板状記録面に並行して
2個の小データを書き込み、また2個のヘッドに対応し
た2個の円板状記録面から並行して2個の小データを読
み出し、各小データ毎に復号化し、直・並列変換した後
、mビットパラレルデータに統合して出力するものであ
る。
第14図は、磁気ディスク装置のアクチュエータの構造
を示す側面図である。
同図においては、5枚の記録円板51が同心円状に支持
されてシリンダを構成しており、各円板の上面と下面が
それぞれ記録面を構成している。
即ち5枚の記録円板51のそれぞれの上面と下面が記録
面であるから、合計10面の記録面があるわけで、それ
がサーボ面52、第1のデータ記録面(53−1)〜第
9のデータ記録面(53−9)に相当しており、また各
記録面に対応してヘッドHが設けられている。10個の
ヘッドHはすべて連動するようになっている。
第15図は、第13図に示す従来の磁気ディスク装置に
おける記録再生部8のデータ書き込み時における回路構
成を示すブロック図である。
第15図において、符号・復号化回路9は、データ書き
込み時においては、n個の符号化回路16とn個のへソ
ドアンプ17とn個のリード/ライトヘッド18から成
るものとして示されているが、2ビツトパラレルの記録
であれば、勿論nは2である。15は書き込みクロック
生成回路、19はNRZ(ノンリターン零)信号である
第16図は、第13図に示す従来の磁気ディスク装置に
おける記録再生部8のデータ読み出し時における回路構
成を示すブロック図である。
第16図において、符号・復号化回路9は、データ読み
出し時においては、n個の復号化回路22とn個の波形
整形回路23とn個のヘッドアンプ17とn個のリード
/ライトヘッド18から成るものとして示されているが
、2ビツトパラレルの記録であれば、勿論nは2である
。21は位相同期回路である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、パラレル記録(読み出し)を行うこと
により、高速データ転送を実現している点におい゛ては
有用であるが、分割されたデータを格納するデータ記録
面の組合せの点について配慮がされておらず、常に同じ
記録面の組合せでしか同時記録再生ができないため、以
下に例示するように、パラレル化により顕著となる記録
面の欠陥による記憶容量の減少及び、欠陥トラックや欠
陥セクタに代る、代替トラックや交替セクタの再割当て
に関連して生じるデータ転送速度の劣化という問題があ
った。
例えば、すでに説明した第14図に示すように、記録媒
体である円板51が5枚から成るアクチュエータを用い
たサーボ面サーボ方式の磁気ディスク装置において、ホ
ストコンピュータから送られるパラレルデータを2系統
のデータに分割し、2面のデータ記録面を用いて同時に
記録再生する2ビツトパラレル記録を行う場合を考える
第13図には当該記録を実現する従来型の磁気ディスク
装置の内部ブロック図がすでに説明した如く示されてお
り、比較のため、第12図にシリアル記録対応の磁気デ
ィスク装置2の内部ブロック図も示したことは既に述べ
た。また、第13図中の記録再生部8は、データ書込み
時においては第15図、データ読出し時においては第1
6図にそのブロック図が示されており、符号・復号化回
路9とヘッド回路11から成るものであることも先に説
明した。
第14図に示されるように、磁気ディスク装置では、−
Cにサーボ面サーボ方式を用いているため、記録面10
面のうち、データ記録面は9面である(データ記録面(
1)〜(9)53)。従って、2ビツトパラレル記録を
行って2面を1組として固定的に使用すると、必然的に
1面のデータ記録面が余ってしまい、これには記録再生
を行うことができない。
仮に、2ビツトパラレル記録の記録面の組合せを、デー
タ記録面(1)と(2)、(3)と(4)(5)と(6
)、  (7)と(8)とするならば、データ記録面(
9)53−9には記録再生を行うことはできず未使用と
なる。
この時、第17図に示すように、シリンダ(Cb)57
上においてデータ記録面(6)上のトラックが欠陥トラ
ック56である場合を考える。各セクタは2ビツトパラ
レル記録ということで、2面のデータ記録面に同時に記
録再生されるため、どちらかの記録面上に欠陥トラック
が存在し、記録再生できない状態になると、欠陥のない
方のトラックにも記録再生はできなくなる。
第17図の場合には、データ記録面(6)53−6上の
トラックが欠陥トラック56であるため、データ記録面
(5)53−5上のトラックも、それが正常トラックで
あっても使用不可となる。このような場合、第17図に
示すように、片方が欠陥トラックである当該トラック2
本の組合せを、あらかじめ用意された交替用シリンダ6
1上の交替トラック2本の組合せに再割当てしなければ
ならない。
こレバ、同一シリンダ上に欠陥のないトラックが2本(
データ記録面(5)と(9))あるにもかかわらず、記
録面の組合せが固定的であるため、上記2本の空きトラ
ック(データ記録面(5)と(9))を組合せることが
できず、新たに交替トラックとして予め組合せの決まっ
ている2本を使用しなければならないので、非常に効率
が悪く、記憶容量低減の要因となってしまう。
この例では2ビツトパラレル記録について説明したが、
パラレル数が増加すれば(例えば8ビツトパラレル記録
)、この傾向は更に悪化する(8ビツトパラレル記録時
、データを格納すべきlトラックが欠陥トラックである
場合、他の7本のトラックにも記録再生することができ
なくなる)。
更に、高速データ転送を目的としてパラレル化している
にもかかわらず、欠陥トラックが存在した場合、交替ト
ラックを再割当てするのにヘッドによるシーク動作がは
いるため、上記の高速転送という目的を達成することが
できない恐れもある。
また、上記説明においてはトラック単位で考えたが、第
18図に示すようにセクタ単位で考えても同様に、欠陥
セクタに対する交替セクタ領域59を各トラックごとに
用意しなければならず、再割当てには欠陥セクタ58か
ら交替セクタ59までのディスクの回転待ち時間が必要
となる。
なお、上記説明においては、同一シリンダ上のトラック
の中には欠陥トラックは多くても1本だけであることを
仮定している。実際にも同一シリンダ上のトラックにお
いて欠陥トラックが2本以上存在することはほとんどな
い。
本発明の目的は、上記のようなパラレル化によって顕著
となる記憶N域の欠陥による記憶容量の低減を防ぐこと
のできる磁気ディスク装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、欠陥トラック及び欠陥セク
タに対する交替トラック及び交替セクタの再割当てに要
する時間をゼロにすることにより、再割当てによるデー
タ転送速度の劣化を防ぐことのできる磁気ディスク装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため、本発明では、nビット・パラレル
記録(読み出し)形の磁気ディスク装置(但し、nは整
数)において、n個のヘッドで、対応したn個の円板状
記録面にデータを書き込み、又は読み出しを行う際、該
n個の円板状記録面の何れかにおいて、欠陥トラックま
たは欠陥セクタが検出されたとき、そのトラック又はセ
クタの領域だけ、本来有している複数の円板状記録面の
中の、前記n個の円板状記録面を差し引いた残りのもの
の中から一つを選択して、それに対応したへソドで、対
応した交替トラック又は交替セクタにおいて、データの
書き込み、又は読み出しを行わせる選択回路を具備した
また上記の如き、選択回路を具備した磁気ディスク装置
において、前記交替用のトラック又はセクタを含む交替
用の円板状記録面は、他の残りの円板状記録面と共に、
同一のシリンダに属するようにした。
〔作用〕
シリンダを構成する複数の円板状記録面と、それぞれの
該記録面に対応させたそれぞれの記録・書き込み用ヘッ
ドと、を持ち、 記録用のmビットパラレルデータを受信すると、それぞ
れが(m/n)ビットのパラレルデータから成るn系統
の小データに分け、各小データ毎に並・直列変換し、符
号化したのち、前記複数個のヘッドの中から選択された
n個のヘッドに各小データを割り当て、該n個のヘッド
に対応したn個の円板状記録面に並行してn個の小デー
タを書き込み、 またn個のヘッドに対応したn個の円板状記録面から並
行してn個の小データを読み出し、各小データ毎に復号
化し、直・並列変換した後、mビットパラレルデータに
統合して出力するようにしたnビット・パラレル形の磁
気ディスク装置において(但し、m、nはそれぞれ整数
で、15m)、前記n個のヘッドで、対応したn個の円
板状記録面にデータを書き込み、又は読み出しを行う際
、該n個の円板状記録面の何れかにおいて、欠陥トラッ
クまたは欠陥セクタが検出されたとき、そのトラック又
はセクタの領域だけ、前記複数の円板状記録面の残りの
ものの中から一つを選択回路により選択して、それに対
応したヘッドで、対応した交替トラック又は交替セクタ
において、データの言き込み、又は読み出しを行わせる
更に上記の如き磁気ディスク装置において、前記複数の
円板状記録面の数を偶数とすると共に、前記nの値も偶
数とし、その偶数個の円板状記録面の中の一つを、円板
状記録面上でヘッドの位置決め制御を行うためのサーボ
情報を書き込んだサーボ面とし、残りの奇数となった円
板状記録面に、偶数である前記nの値を割り当てたとき
、はみ出す筈の1個の円板状記録面を、欠陥トラック又
は欠陥セクタに代わる交替用のトラック又はセクタを含
む交替用の円板状記録面とし、かかる交替用のトラック
又はセクタを含む交替用の円板状記録面は、他の残りの
円板状記録面と共に、同一のシリンダに属することとす
ることにより、交替用のトラック又はセクタを再割り当
てするのに要する時間をゼロにする。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例としての磁気ディスク装置
の内部構成を示すブロック図である。
同図に見られるように、磁気ディスク装置2は、ホスト
インタフェース制御部3.ディスク制御部5、マイクロ
プロセッサ6、バッファメモリ4゜シリアル/パラレル
変換部7.記録再生部8、から成る。
記録再生部8とは、符号・復号化回路9.へ・ンド選沢
回路10.ヘッド回路11から成るものであり、第2図
には、当該記録再生部8のデータ書込み時の構成が示さ
れている。ここで符号・復号化回路9は、書込みクロッ
ク生成回路15.符号化回路(1)〜(n)16から成
る。
また、第3図には、第1図における記録再生部8のデー
タ読出し時の構成が示されており、符号・復号化回路9
は、位相同期回路21.復号化回路(1)〜(n)22
.波形整形回路(1)〜(n)23から成る。
なお、データ書込み/続出し時におけるヘッド回路11
とは、ヘッドアンプ(1) 〜(n) 17゜リード/
ライトヘッド(1)〜(n)1Bから成るものである。
本発明にかかるパラレル記録磁気ディスク装置において
は、各セクタのデータをn系統のデータに分割し、分割
された各データをn面のデータ記録面に同時に書込み/
読出しを行うものであり、分割されたn個のデータを格
納するn面の記録面はヘッド選択回路10によって選択
されるものであり、この際、第1図のマイクロプロセ・
ンサ6より送られるヘッド選択信号12がその選択用に
用いられる。ここで、ヘッド選択信号12とは、マイク
ロプロセッサ6が算出する各セクタのID情報の中のヘ
ッド情報と同一のものである。
次に第1図におけるディスク制御部5の回路構成、動作
を説明するわけであるが、その前に、第4図に、パラレ
ル記録磁気ディスク装置におけるデータフォーマット例
(2ビツトパラレル記録時;lセクタ512バイト構成
)を示して、その説明を行う。
第4図においてパラレル化しているのはDATA49と
ECC(エラー検出訂正ビット)50だけであるが、I
D41.、CRC(エラー検出ビット)46もパラレル
化することは可能である。但し、PLO−3YNC39
や、ID部並びにDATA部のBSP (バイトシンク
パターン)40゜48は、第1図における記録再生部8
でデータ読出し時の同期化のために使用される信号であ
るため、分けて書込んでしまうとデータの読出しができ
ない。このため、これらの情報はセクタnを構成するセ
クタ(nl)37−1とセクタ(n2)37−2の両方
にそれれ独立に設ける必要がある。
従って、第1図に示されるディスク制御部5とシリアル
/パラレル変換部7間の転送においては、上記分割する
データ(DATA49.ECC50等)と分割しないデ
ータとで、異なる配慮が必要となる。
分割するデータは、第5図に示すように(8ビツトパラ
レルデータを2分割する場合)、データ書込み時、ディ
スク制御部5において8ビツトのデータ列30を1サイ
クルでそのままシリアル/パラレル変換部7に送出する
。その後シリアル/パラレル変換部7において2分割さ
れ、分割された各データ31は、第5図に見られるよう
に、パラレル/シリアル変換される。
しかしながら、この方法で上記分割しないデータを、2
系統分同−なデータとして送出する場合、第6図に示す
ように、シリアル/パラレル変換部7におけるパラレル
/シリアル変換時間が、分割するデータの場合4ビット
分32(第5図)であるのに対し、分割しないデータの
場合8ビット分36必要となり、ディスク制御部5とシ
リアル/パラレル変換部7間のデータ転送サイクルが異
なってしまう。
従って、本発明においては第7図に示すように分割しな
いデータはディスク制御部5においてビット列30を上
位ビットを2系統分(1バイト)。
下位ビットを2系統分(1バイト)合計2バイト分のデ
ータとして2サイクルでシリアル/パラレル変換部7に
送出するものとする。
このようなパラレルデータ列の転送制御をディスク制御
部5で行うため、ディスク制御部5には第8図に示すよ
うに、パラレル制御部26が設けられている。また、デ
ータ読出し時においては、上記書込み時と転送方向が逆
になる。
ここで、分割しないで書込んだ各セクタのID41を読
み出す際、同一のID41が2系統分読み出されるので
、どちらか片方のID41上に欠陥ができて読み出し不
可能になっても、もう片方のID41により読み出すこ
とが可能であり、装置の信頼性を高めることができる。
この動作もディスク制御部5内のパラレル制御部26で
行うものである。また、パラレル制御部26で分割しな
いデータを、分割数に適したビット列に変換する際、分
割数はマイクロプロセッサ6より与えられるパラレル転
送制御信号13で指定されるものであり、パラレル制御
部26は与えられた分割数に従い動作するものである。
なお、第8図に示されるディスク制御部5においては、
データは全てパラレルに扱われるものである。比較のた
め、先に説明した磁気ディスク装置(従来型)のディス
ク制御部5を示す第12A図を併せ参照されたい。
以下、本発明の一実施例を更に具体的に説明する。
先に説明した第14図に示すように、記録媒体である円
板51が5枚あるアクチュエータを用いたサーボ面サー
ボ方式の磁気ディスク装置において、セクタを2系統の
データに分割し、分割された各データを2面のデータ記
録面に同時に記録再生する2ビツトパラレル記録を行い
、必然的に余るデータ面1面を交替トラック並びに交替
セクタ領域として使用するような特徴をもつパラレル記
録磁気ディスク装置の、ディスクフォーマットデータ書
込み、及びデータ続出し時の各動作について説明する。
(1)−’イスク・フォーマ ト 第4図に、先にも説明したが、2ビツトパラレル記録時
のフォーマット例を示す(1セクタ512バイト構成)
。同図においてパラレル化しているのは、先にも述べた
ように、DATA49とECC50だけテアルカ、ID
41.CRC46もパラレル化することは可能である。
但し、フォーマット時、ID部を2系統同一のものを書
込んでおけば、ID部の読出しを必要とするデータの書
込み/続出し時において、2系統の同一のID部のうち
、どちらか一方のID部が欠陥により読出し不可能とな
っても、もう片方のID部を読出し、そのセクタ内のデ
ータの書込み/読出しを行うことができるので、装置の
信軌性を高める点において、分割しないで書込むことが
望ましい。
また、PLO−3YNC39や、ID部並びにDATA
部のBSP40.48は、第1図における記録再生部8
でデータ読出し時の同期化のために使用される信号であ
るため、分けて書込んでしまうことができない。
このため、これらの情報はセクタ(n)37を構成する
セクタ(nl)37−1とセクタ(n2)37−2の両
方にそれぞれ独立に設ける必要がある。このように、分
割するデータ(DATA49゜ECC50等)と分割し
ないデータから構成される第4図のようなディスク・フ
ォーマットを実現するためには、すでに記載したように
、パラレル制御部26(第8図)において、分割するデ
ータは第5図のように、又、分割しないデータは第7図
のように転送するものである。
次にデイクス・フォーマット時、各セクタを格納する2
面のデータ記録面の選択方法について説明する。
第1図に示すマイクロプロセッサ6は、各セクタのID
情報をセクタ番号から算出し、ディスク・フォーマット
の際、その算出値をID41に書込むためにディスク制
御部5へ送出すると共に、当該ID情報の中のヘッド情
報をヘッド選択信号12としてヘッド選択回路10へ送
出する。
ここでヘッド情報とは、当該セクタを格納する2面のデ
ータ記録面上のヘッド番号を表す。ヘッド選択回路IO
は当該ヘッド情報を表すヘッド選択信号12を受は取る
と、2面の当該データ記録面上のヘッド番号を選択し、
2つの当該リード/ライトヘッドをアクティブにする。
このようにして、各セクタはID部内のヘッド情報と等
しい2面のデータ記録面上に格納される。
また、マイクロプロセッサ6は、装置電源立上げ時に読
み出される記録面上に存在する全ての欠陥トラックと欠
陥セクタの位置情報を基にテーブルを作成し、前述のマ
イクロプロセッサ6が算出するID情報が上記テーブル
内の欠陥位置情報の中にあるかどうか検索することによ
り、当該セクタを格納する位置に欠陥が存在するかどう
かあらかし、め認識することができる。仮に、当該セク
タを格納する2面の記録面のうち、片方の記録面上に欠
陥が存在する場合、マイクロプロセッサ6は、ディスク
制御部5とヘット選択回路10の両方に欠陥信号を送出
する。
デイクス制御部5においては、欠陥信号を受は取るとI
D情報を書込む際、フラグバイト45にその欠陥情報を
書込む。また、ヘッド選択回路10においては欠陥信号
を受は取ると、欠陥の存在する記録面上のヘッド番号の
かわりに、あらかじめ用意された交替用記録面上のヘッ
ド番号を選択する。
以下、第9図、第10図、第11図を用いて上記動作に
よって選択された記録面上のデータ列の構成に、ついて
説明する。第9図においては、欠陥トラックが存在しな
いシリンダCa55上のデータ記録面(1)〜(9)5
3の各トラックを示している。ここでは、2ビツトパラ
レル記録のデータ記録面の組合せを、データ記録面(1
)53−lとデータ記録面(2)53−2、同様にデー
タ記録面(3)と(4)、(5)と(6)、(7)と(
8)とし、データ記録面(9)53−9は交替領域とし
ているが、マイクロプロセッサ6によるID情報の算出
方法が異なれば、当然上記以外の組合せ、も可能となる
このようなデータ記録面53の組合せを行う場合におい
て、第10図に示されるようにシリンダCb57上のト
ラックのうちデータ記録面(6)53−6上のトラック
が欠陥トラック56である時、マイクロプロセッサ6は
前述のようにあらかじめこのトラックが欠陥トラックで
あることを認識しているので、データ記録面(6)53
−6のかわりにデータ記録面(9)53−9上のへ・ノ
ドと欠陥のないデータ記録面(5)53−5上のヘッド
を組合せてフォーマットすることができる。
第9図及び第1O図においては、トラック単位で交替領
域を使用する場合を示したが、同様にセクタ単位でも交
替領域を使用することも可能なので、この様子を第11
図に示す。
第11図において、セクタ(nzl)61 1  とセ
クタ(n22)62−2  はセクタn2を2系統に分
割したそれぞれのセクタであることを示す。セクタ(n
2)は、本来ならばデータ記録面(5)53−5とデー
タ記録面(6)53−6上にセクタ(nzl)61 1
とセクタ(nz2)62 2に分割して格納されるが、
データ記録面(6)53−6上の当該セクタが欠陥セク
タ58であるため(マイクロブセッサ6は前述のように
あらかじめ認識している)、代わりにデータ記録面(9
)53−9上の交替セクタ領域59にセクタ(nz2)
622を格納し、フォーマットすることができる。
但し、上記説明においては、同一シリンダ上のトラック
の中に複数の欠陥が存在することにより交替領域を使用
してもまだ欠陥を救えないような場合はないと仮定して
るが、実際にもそのような複数の欠陥が同一シリンダ上
に存在することはほとんどない。
(2)1二り1込立片 データ書込み時の動作を以下、説明する。
第1図において、ホストコンピュータ1からホストイン
タフェース制御部3にデータ書込み命令が送出されると
、磁気ディスク装置2は、この命令に従い磁気ヘッドを
目的のセクタが存在するシリンダ上に位置づける。
マイクロプロセンサ6は当該セクタ番号から当該ID情
報を算出し、その算出値をデイクス制御部5へ送出する
と共に、当該ID情報の中のへ・ノド情報をヘッド選択
信号12としてヘッド選択回路10へ送出し、2つの当
該リード/ライトへ・ノドをアクティブにして、第4図
に示すID41を読み出す。
この際、マイクロプロセッサ6が算出したID情報が示
す位置に欠陥が存在してし)る場合でも、前述のように
マイクロプロセ・ノサ6はあら力)しめその欠陥を認識
しているので、交替用記録面上のヘッドに切替えるのを
、ID部を読出す前Gこ行うことができる。よって交替
領域への再割当てGこ要する時間はゼロである。
2系統の全く等しいID情報は第3図Gこ示される符号
・復号化回路9(ここではn=2)で同期がとられたN
RZ信号19 (1)及び(2)に変換され、第7図に
示されるシリアル/ノでラレル変換部7に送られ、パラ
レルデータとしてディスク制御部5に送られる。
前記のように、2系統のID41のうち、どちらか一方
が読出し不可能であ−っでも、もう片方のID41を読
出すことにより、読出されたセクタのIDを認識するこ
とができる。そして、当該セクタのID情報であること
が判明した時、ホストコンピュータlから送られる書込
みデータをノ〈・ソファメモリ4を介して、ディスク制
御部5から第5図に示すようにシリアル/パラレル変換
部7に送出し、シリアル/パラレル変換部7において2
系統のシリアルデータに変換し、第2図に示される符号
・復号化回路9で同一の書込みクロ・ンク20で符号化
され、ヘッド選択回路lOにより選択された2つの当該
ヘッドを用いて記録面に書込む。
なお、第4図中に示されるECC50は第8図中に示さ
れるECC部28によって生成され、DATA49の後
に付加されるものである。
(3)デニ叉晟1旦片 データ読出し時においても、書込み時と同様な手順で当
該ID情報により2つの当該リード/ライトヘッドをア
クティブにして2系統の全く等しいID41を読出す。
読出したID41が当該セクタのIDであることが判明
すると、2つの当該リード/ライトヘッドからデータの
読出しを行い、第3図に示される符号・復号化回路9で
、2系統のデータを同期がとれたパラレルのNRZ信号
19に復号する。
シリアル/パラレル変換部7はこのデータを受は取り、
第5図に示すように各データをそれぞれパラレル化し、
8ビツトパラレルデータとしてディスク制御部5へ送出
する。
第8図に示すディスク制御部5は、このデータを受は取
り、ECC部28で誤り検出を行い、誤りがあればマイ
クロプロセンサ6でECC部28からの誤り情報を基に
誤り訂正を行う。誤りがなければそのデータをバッファ
メモリへ転送し、更にホスト・インタフェース制御部3
を介してホスト・コンピュータ1へ転送する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、セクタをn系統のデータに分割し、分
割された各データをn面のデータ記録面に同時に記録再
生するパラレル記録磁気ディスク装置において、分割さ
れたデータを格納する複数の記録面を、マイクロプロセ
ッサにより選択でき、分割されたデータを格納する記録
面のうち、欠陥が存在してそこには格納できなくても、
同一シリンダ上に用意された交替領域に格納することが
でキルノで、パラレル化により顕著となる欠陥トラック
及び欠陥セクタによる記憶容量の低減化を効率良く防ぐ
ことができる。
また、交替トラック及び交替セクタを欠陥トラック及び
欠陥セクタと同一シリンダ上に設け、更に装置に内蔵さ
れたマイクロプロセッサがあらがしめ欠陥領域を認識し
て、事前に交替領域に再割り当てできるので、再割り当
てによるデータ転送速度の劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての磁気ディスク装置の
内部構成を示すブロック図、第2図は第1図における記
録再生部のデータ書き込み時の詳細な構成を示すブロッ
ク図、第3図は第1図における記録再生部のデータ読み
出し時の詳細な構成を示すブロック図、第4図はパラレ
ル記録磁気ディスク装置におけるデータフォーマット例
を示す説明図、第5図乃至第7図はそれぞれ本発明に関
係した動作の説明図、第8図は第1図におけるディスク
制御部の詳細を示すブロック図、第9図、第10図はそ
れぞれ記録面の選択方法を示す説明図、第11図は欠陥
領域に代わる交替領域のとりかたを示す説明図、第12
図はシリアル記録対応の従来の磁気ディスク装置の内部
−構成を示すブロック図、第12A図は第12図におけ
るディスク制御部の詳細を示すブロック図、第13図は
パラレル記録(読み出し)形の従来の磁気ディスク装置
の内部構成を示すブロック図、第14図は磁気ディスク
装置のアクチュエータの構造を示す側面図、第15図は
第13図における記録再生部のデータ書き込み時の詳細
な構成を示すブロック図、第16図は第13図における
記録再生部のデータ読み出し時の詳細な構成を示すブロ
ック図、第17図、第18図はそれぞれ従来技術におけ
る問題点を示すためのデータ記録面の説明図、である。 符号の説明 1・・・ホスト・コンピュータ、2・・・磁気ディスク
装置、3・・・ホストインクフェース制御部、4・・・
バッファメモリ、5・・・ディスク制御部、6・・・マ
イクロプロセッサ、7・・・シリアル/パラレル変換部
、8・・・記録再生部、9・・・符号・復号化回路、1
0・・・ヘッド選択回路、11・・・ヘッド回路、12
・・・へ・7ド選択信号、13・・・パラレル転送制御
信号、14・・・パラレルインタフェース、15・・・
書込みクロック生成回路、16・・・符号化回路、17
・・・ヘッドアンプ、18・・・リード/ライトヘッド
、19・・・NRZ信号、21・・・位相同期回路、2
2・・・復号化回路、23・・・波形整形回路、24・
・・MPUインタフェース部、25・・・ホストインタ
フェースコントロール部、26・・・パラレル制御部、
27・・・ドライブコントロールL28・・・ECC部
、29・・・バッファコントロール部、30・・・8ビ
ツトデータ列、37・・・セクタn、38−Ga p、
39・・PLO−5YNC140・・・ID部BSP、
41・・・ID、46・・・CRC147・・・PAD
、48・・・DATA部BSP。 49・・・DATA、50・・・ECC151・・・記
録円盤、52・・・サーボ面、53・・・データ記録面
、54・・・交替トラック、56・・・欠陥トラック、
58・・・欠陥セクタ、59・・・交替セクタ領域

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリンダを構成する複数の円板状記録面と、それぞ
    れの該記録面に対応させたそれぞれの記録・書き込み用
    ヘッドと、を持ち、 記録用のmビットパラレルデータを受信すると、それぞ
    れが(m/n)ビットのパラレルデータから成るn系統
    の小データに分け、各小データ毎に並・直列変換し、符
    号化したのち、前記複数個のヘッドの中から選択された
    n個のヘッドに各小データを割り当て、該n個のヘッド
    に対応したn個の円板状記録面に並行してn個の小デー
    タを書き込み、 またn個のヘッドに対応したn個の円板状記録面から並
    行してn個の小データを読み出し、各小データ毎に復号
    化し、直・並列変換した後、mビットパラレルデータに
    統合して出力するようにした磁気ディスク装置において
    (但し、m、nはそれぞれ整数で、n≦m)、 前記n個のヘッドで、対応したn個の円板状記録面にデ
    ータを書き込み、又は読み出しを行う際、該n個の円板
    状記録面の何れかにおいて、欠陥トラックまたは欠陥セ
    クタが検出されたとき、そのトラック又はセクタの領域
    だけ、前記複数の円板状記録面の残りのものの中から一
    つを選択して、それに対応したヘッドで、対応した交替
    トラック又は交替セクタにおいて、データの書き込み、
    又は読み出しを行わせる選択回路を具備したことを特徴
    とする磁気ディスク装置。 2、請求項1に記載の磁気ディスク装置において、該デ
    ィスク装置内のデータ転送を制御するマイクロプロセッ
    サを設け、該マイクロプロセッサが、前記複数個のヘッ
    ドの中からn個のヘッドを選択して前記各小データを割
    り当てる割り当て動作、及び欠陥トラックまたは欠陥セ
    クタ検出時に前記選択回路による交替トラック又は交替
    セクタの選択動作をも行うことを特徴とする磁気ディス
    ク装置。 3、請求項1又は2に記載の磁気ディスク装置において
    、前記複数の円板状記録面の数を偶数とすると共に、前
    記nの値も偶数とし、その偶数個の円板状記録面の中の
    一つを、円板状記録面上でヘッドの位置決め制御を行う
    ためのサーボ情報を書き込んだサーボ面とし、残りの奇
    数となった円板状記録面に、偶数である前記nの値を割
    り当てたとき、はみ出す筈の1個の円板状記録面を、欠
    陥トラック又は欠陥セクタに代わる交替用のトラック又
    はセクタを含む交替用の円板状記録面としたことを特徴
    とする磁気ディスク装置。 4、請求項3に記載の磁気ディスク装置において、前記
    交替用のトラック又はセクタを含む交替用の円板状記録
    面は、他の残りの円板状記録面と共に、同一のシリンダ
    に属することを特徴とする磁気ディスク装置。
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