JPH03194465A - 液体クロマトグラフのカラム用液体案内板 - Google Patents
液体クロマトグラフのカラム用液体案内板Info
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- JPH03194465A JPH03194465A JP1334129A JP33412989A JPH03194465A JP H03194465 A JPH03194465 A JP H03194465A JP 1334129 A JP1334129 A JP 1334129A JP 33412989 A JP33412989 A JP 33412989A JP H03194465 A JPH03194465 A JP H03194465A
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- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 claims abstract description 7
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- 239000003480 eluent Substances 0.000 claims description 11
- 238000013459 approach Methods 0.000 abstract description 2
- 239000012085 test solution Substances 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/60—Construction of the column
- G01N30/6004—Construction of the column end pieces
- G01N30/6017—Fluid distributors
Landscapes
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、混合試液の成分を分離する液体クロマトグラ
フにあって、カラムの上端で固定相の上面に試液を分散
するディストリビュータや、固定相で分離した試液の成
分を集合するコレクタとして用いられるカラム用の液体
案内板に係り、特に、大口径のカラムにも、試液を均一
で速やかに分散若しくは集合することのできる液体案内
板の構造に関する。
フにあって、カラムの上端で固定相の上面に試液を分散
するディストリビュータや、固定相で分離した試液の成
分を集合するコレクタとして用いられるカラム用の液体
案内板に係り、特に、大口径のカラムにも、試液を均一
で速やかに分散若しくは集合することのできる液体案内
板の構造に関する。
液体クロマトグラフでは、カラムに充填された固定相の
上から下までのどの断面を見ても、溶離液の流速が−様
なダウンフローをなし、またこのダウンフローに連れて
試液が薄い円板状に分離し、更に固定相の下面に達した
各種の分離成分が出口で混合しないように素早く集合す
ることが分離性能を高める条件となる。それ故、カラム
の上端で試液を固定相に分散するデイストリビユータや
、固定相で分離した成分を集合するカラム下端のコレク
タでは、試液を均一で速やかに分散若しくは集合する性
能が求められる。
上から下までのどの断面を見ても、溶離液の流速が−様
なダウンフローをなし、またこのダウンフローに連れて
試液が薄い円板状に分離し、更に固定相の下面に達した
各種の分離成分が出口で混合しないように素早く集合す
ることが分離性能を高める条件となる。それ故、カラム
の上端で試液を固定相に分散するデイストリビユータや
、固定相で分離した成分を集合するカラム下端のコレク
タでは、試液を均一で速やかに分散若しくは集合する性
能が求められる。
第6図は、小口径のカラムに用いられる一般的な液体案
内板を示し、この液体案内板1は、円板2の中央に試液
が通過する液通孔3が穿設され、−側面に円形溝4aと
リング溝4bと放射状に広がる複数の直線溝4cとから
なるガイド溝4を形成して、中央の液通孔3を通過する
試液を、ガイド溝4にて集散するようにしている。
内板を示し、この液体案内板1は、円板2の中央に試液
が通過する液通孔3が穿設され、−側面に円形溝4aと
リング溝4bと放射状に広がる複数の直線溝4cとから
なるガイド溝4を形成して、中央の液通孔3を通過する
試液を、ガイド溝4にて集散するようにしている。
この液体案内板1をディストリビュータに用いて実験を
行なった結果、カラム内径が11.3mmでは、理論段
数が5万段/mを越える高性能を得だのに対し、カラム
内径が38.6mmでは、理論段数が1万段台/mと、
性能が約1/4に大きく低下した。これは、本構造の1
個の液通孔3が担う分担面積が大きすぎることに原因あ
ると考えられる。
行なった結果、カラム内径が11.3mmでは、理論段
数が5万段/mを越える高性能を得だのに対し、カラム
内径が38.6mmでは、理論段数が1万段台/mと、
性能が約1/4に大きく低下した。これは、本構造の1
個の液通孔3が担う分担面積が大きすぎることに原因あ
ると考えられる。
即ち、液通孔1つ当りの分担面積が大きいと、固定相の
上面における溶離液の速度が、中央部で速く外周部で遅
い不均一な分布となって、流線が上広がりになるので、
試液の分離も円板状とならずに中央が凹んだ曲線となる
ため、試液がカラム下部のフィルタに到達するまでに、
中央部と外周部とて時間差を生じ、分離性能が低下する
こととなる。この性能低下は、カラムの内径が大きくな
るに連れて顕著に現れる。
上面における溶離液の速度が、中央部で速く外周部で遅
い不均一な分布となって、流線が上広がりになるので、
試液の分離も円板状とならずに中央が凹んだ曲線となる
ため、試液がカラム下部のフィルタに到達するまでに、
中央部と外周部とて時間差を生じ、分離性能が低下する
こととなる。この性能低下は、カラムの内径が大きくな
るに連れて顕著に現れる。
このため、内径の大きなカラムでは、第7図に示す特開
昭59−12702号や、第8図に示す特開昭62−2
06446号各公報のように、孔数の多い液体案内板が
提案されている。第7図の液体案内板5は、円板6に複
数の液通孔7を縦横に当ピッチで配列し、また第8図の
液体案内板8は、数枚の円板9を重ねて液通孔10を順
次増し、これら液通孔7,10の1つ当りの分担面積を
小さく設定している。
昭59−12702号や、第8図に示す特開昭62−2
06446号各公報のように、孔数の多い液体案内板が
提案されている。第7図の液体案内板5は、円板6に複
数の液通孔7を縦横に当ピッチで配列し、また第8図の
液体案内板8は、数枚の円板9を重ねて液通孔10を順
次増し、これら液通孔7,10の1つ当りの分担面積を
小さく設定している。
しかしながら、このようにして、液通孔1個当たりの分
担面積が小さくなったとしても、分担面積が液通孔の位
置によってそれぞれ異なり、しかもこれら液通孔が受持
つ実際の守備範囲がまちまちであることから、各液通孔
を通過する試液や溶離液の流量及び流速が不均一となり
、所望の分離性能を得ることができない。
担面積が小さくなったとしても、分担面積が液通孔の位
置によってそれぞれ異なり、しかもこれら液通孔が受持
つ実際の守備範囲がまちまちであることから、各液通孔
を通過する試液や溶離液の流量及び流速が不均一となり
、所望の分離性能を得ることができない。
本発明は、かかる実情を背景にしてなされたもので、そ
の目的とするところは、液通孔の分担面積を均等化し、
且つこの液通孔が受持つ実際の守備形状を円形に近づけ
ることにより、各液通孔を通過する試液の流量及び流速
を揃え、試液や溶離液を均一で速やかに分散若しくは集
合することのできる精度の高い液体案内板を提供するこ
とにある。
の目的とするところは、液通孔の分担面積を均等化し、
且つこの液通孔が受持つ実際の守備形状を円形に近づけ
ることにより、各液通孔を通過する試液の流量及び流速
を揃え、試液や溶離液を均一で速やかに分散若しくは集
合することのできる精度の高い液体案内板を提供するこ
とにある。
上述の目的を達成するため、第1発明では、内部に固定
相を充填したカラムの上端または下端で、試液や溶離液
等の液体を固定Illの上面に分散するディストリビュ
ータや、固定相の下面に流下した液体を集合するコレク
タとして用いられる液体クロマトグラフのカラム用液体
案内板において、該液体案内板に、前記カラムの内径面
積と同一面積の大正六角形を想定し、更にこの大正六角
形に、中央の1個の小正六角形と、この小正六角形の各
外縁を一辺とする外周の6個の小正六角形とを、その総
面積が、前記大正六角形の面積と同一となる大きさで想
定し、これら各小正六角形の中心部に、前記液体が流通
する液通孔を形成している。
相を充填したカラムの上端または下端で、試液や溶離液
等の液体を固定Illの上面に分散するディストリビュ
ータや、固定相の下面に流下した液体を集合するコレク
タとして用いられる液体クロマトグラフのカラム用液体
案内板において、該液体案内板に、前記カラムの内径面
積と同一面積の大正六角形を想定し、更にこの大正六角
形に、中央の1個の小正六角形と、この小正六角形の各
外縁を一辺とする外周の6個の小正六角形とを、その総
面積が、前記大正六角形の面積と同一となる大きさで想
定し、これら各小正六角形の中心部に、前記液体が流通
する液通孔を形成している。
また第2発明では、前記小正六角形に、前記大正六角形
に対する7個一組の小正六角形と相似の小さな正六角形
を7の等比数列で想定し、この想定によって区画される
小さな正六角形の中心部それぞれに、前記液通孔を形成
している。
に対する7個一組の小正六角形と相似の小さな正六角形
を7の等比数列で想定し、この想定によって区画される
小さな正六角形の中心部それぞれに、前記液通孔を形成
している。
更に第3の発明では、請求項1または2に示す液体案内
板の一側面外周に、最外周の液通孔を繋くリング溝を形
成したものである。
板の一側面外周に、最外周の液通孔を繋くリング溝を形
成したものである。
第1及び第2発明によって形成された液通孔は、1個当
たりの分担面積が、カラムの内径に応して小さく均等化
され、また各液通孔が実際に受持つ守備形状は、第2.
第3発明で、最外周に形成される液通孔を除いて略円形
に近くなる。円形の守備形状では、中央の液通孔から外
形状までの距離かいずれの方向にも略等しくなり、液通
孔を通過する試液の流量及び流速が揃えられる。
たりの分担面積が、カラムの内径に応して小さく均等化
され、また各液通孔が実際に受持つ守備形状は、第2.
第3発明で、最外周に形成される液通孔を除いて略円形
に近くなる。円形の守備形状では、中央の液通孔から外
形状までの距離かいずれの方向にも略等しくなり、液通
孔を通過する試液の流量及び流速が揃えられる。
第2.第3発明で最外周に形成される液通孔は、守備形
状が円形とかけ離れた形となるため、これらをリング溝
で繋いで、液通孔から離れた箇所を分担させている。
状が円形とかけ離れた形となるため、これらをリング溝
で繋いで、液通孔から離れた箇所を分担させている。
以下、本発明の第1実施例を第1図乃至第3図に基づい
て説明する。
て説明する。
第3図は、多点等流量は給方式の液体クロマトグラフ2
0を示し、縦方向に配設される円柱状のカラム21は、
その内径が中程度の大きさに形成され、上端及び下端を
、カラム栓兼用のディストリビュータ22とコレクタ2
3にて閉塞される。
0を示し、縦方向に配設される円柱状のカラム21は、
その内径が中程度の大きさに形成され、上端及び下端を
、カラム栓兼用のディストリビュータ22とコレクタ2
3にて閉塞される。
カラム21の内部には、固定相24が充填され、この固
定相24とディストリビュータ22及びコレクタ23と
の間には、それぞれフィルタ25゜26が介装される。
定相24とディストリビュータ22及びコレクタ23と
の間には、それぞれフィルタ25゜26が介装される。
カラム21の上方には、試液や溶離液を供給する人口管
27が、またカラム21の下方には、分離成分や溶離液
を取出す出口管28がそれぞれ配設され、更に人口管2
7とディストリビュータ22との間に複数の分岐管29
が、またコレクタ23と出口管28と間に複数の集合管
30がそれぞれ配設される。
27が、またカラム21の下方には、分離成分や溶離液
を取出す出口管28がそれぞれ配設され、更に人口管2
7とディストリビュータ22との間に複数の分岐管29
が、またコレクタ23と出口管28と間に複数の集合管
30がそれぞれ配設される。
ディストリビュータ22及びコレクタ23は、カラム2
1の上下端に周設されるフランジ21a。
1の上下端に周設されるフランジ21a。
21bと同径の液体案内板で、カラム21の内径り内に
、試液や溶離液或いは分離成分を通過させるための液通
孔31がそれぞれ7個づつ穿設されている。本実施例の
ディストリビュータ22とコレクタ23は、用途と取付
は位置が異なるものの、形状及び試液や溶離液1分離底
分を通過させるという機能とが同一であるため、以下デ
ィストリビュータ22を例に説明する。
、試液や溶離液或いは分離成分を通過させるための液通
孔31がそれぞれ7個づつ穿設されている。本実施例の
ディストリビュータ22とコレクタ23は、用途と取付
は位置が異なるものの、形状及び試液や溶離液1分離底
分を通過させるという機能とが同一であるため、以下デ
ィストリビュータ22を例に説明する。
第1図は、上記液通孔31の配置と分担面積を示す説明
図で、ディストリビュータ22上に、カラム21の内径
りと、1個の大きな正六角形32(二点鎖線)及び7個
の小さな正六角形33(実線)を想定している。
図で、ディストリビュータ22上に、カラム21の内径
りと、1個の大きな正六角形32(二点鎖線)及び7個
の小さな正六角形33(実線)を想定している。
7個の小正六角形33は、中央の小正六角形33の外周
に、この小正六角形33の各外縁をそれぞれ一辺とする
6個の小正六角形33を連続して配列したもので、これ
ら小正六角形33は、カラム21の内径断面積を81、
大正六角形32の面積を82.7個の小正六角形33の
総面積を83とした場合、s、−52=s3となる大き
さに設定され、前記液通孔31は、それぞれ小正六角形
33の中心部に設けられる。
に、この小正六角形33の各外縁をそれぞれ一辺とする
6個の小正六角形33を連続して配列したもので、これ
ら小正六角形33は、カラム21の内径断面積を81、
大正六角形32の面積を82.7個の小正六角形33の
総面積を83とした場合、s、−52=s3となる大き
さに設定され、前記液通孔31は、それぞれ小正六角形
33の中心部に設けられる。
このように形成される液通孔31は、各小正六角形33
がそれぞれの分担面積となり、7個の液通孔31が担う
分担面積は全て等しく、またカラム21の内径りに対す
る外周側の6個の小正六角形33の凹凸量も小さく抑え
られる。
がそれぞれの分担面積となり、7個の液通孔31が担う
分担面積は全て等しく、またカラム21の内径りに対す
る外周側の6個の小正六角形33の凹凸量も小さく抑え
られる。
上述のように形成された液通孔31の実際の守備形状を
第2図に示す。カラム21の内径り内を実線で区画して
想定される7個の守備形状34は、中央の1個が分担面
積と同形の正六角形となり、外周の6個が、底辺に円弧
を持つ変形の台形となる。即ち、これら7個の守備形状
34は、中央の1個と外周の6個との形状が異なり、中
央の守備形状34が理想の円形に近づくのに対し、外周
の守備形状34は異形となるが、円形のカラム21を実
際には更に円形で分割することができないことから、分
割上の無理を外周の守備形状34に持たせたもので、こ
れら外周の守備形状34も、中央の守備形状34と同形
の分担面積である小正六角形33をアレンジしており、
守備形状としての条件を略満足しているといえる。
第2図に示す。カラム21の内径り内を実線で区画して
想定される7個の守備形状34は、中央の1個が分担面
積と同形の正六角形となり、外周の6個が、底辺に円弧
を持つ変形の台形となる。即ち、これら7個の守備形状
34は、中央の1個と外周の6個との形状が異なり、中
央の守備形状34が理想の円形に近づくのに対し、外周
の守備形状34は異形となるが、円形のカラム21を実
際には更に円形で分割することができないことから、分
割上の無理を外周の守備形状34に持たせたもので、こ
れら外周の守備形状34も、中央の守備形状34と同形
の分担面積である小正六角形33をアレンジしており、
守備形状としての条件を略満足しているといえる。
本実施例のカラム21のように、内径りが中程度では、
外周6個の守備形状34が異形であるとしても、液通孔
31が、分担面積として想定される7個の小正六角形3
3を条件に、これら小正六角形33の中央にそれぞれ設
けられるので、液通孔31を流れる液体の流量及び流速
を略均−化することができ、分離性能の高い液体クロマ
トグラフ20が得られる。
外周6個の守備形状34が異形であるとしても、液通孔
31が、分担面積として想定される7個の小正六角形3
3を条件に、これら小正六角形33の中央にそれぞれ設
けられるので、液通孔31を流れる液体の流量及び流速
を略均−化することができ、分離性能の高い液体クロマ
トグラフ20が得られる。
次に、カラム21の内径りが100關を越す大径の場合
の第2実施例を、第4図と第5図を用いて説明する。
の第2実施例を、第4図と第5図を用いて説明する。
第4図は、液通孔31の配置と分担面積の説明図で、デ
ィストリビュータ22には、カラム21の内径りと、大
正六角形32及び7個の小さな正六角形33とが、前記
実施例と同様に想定される。
ィストリビュータ22には、カラム21の内径りと、大
正六角形32及び7個の小さな正六角形33とが、前記
実施例と同様に想定される。
各小正六角形33には、更に7個の小さな正六角形35
が、上述の大正六角形32に対する7個1組の小正六角
形33と相似に合計49個想定され、これらの小さな正
六角形35の中心部それぞれに液通孔31が形成される
。
が、上述の大正六角形32に対する7個1組の小正六角
形33と相似に合計49個想定され、これらの小さな正
六角形35の中心部それぞれに液通孔31が形成される
。
各液通孔31の実際の守備形状36は、第5図の実線に
示すような数種の形状となり、最外周を除く内側では、
略円形に近いものが得られる。また最外周だけは、円形
とかけ離れた形状となるため、ディストリビュータ22
の下面外周にこれらの守備形状36を繋ぐリング溝37
を設けて、液通孔31から遠い部分にも液体を分散する
ようにしている。
示すような数種の形状となり、最外周を除く内側では、
略円形に近いものが得られる。また最外周だけは、円形
とかけ離れた形状となるため、ディストリビュータ22
の下面外周にこれらの守備形状36を繋ぐリング溝37
を設けて、液通孔31から遠い部分にも液体を分散する
ようにしている。
本発明は、カラムの内径面積と同一面積の大正六角形に
、7個一組の小正六角形を想定し、更にこの小正六角形
に、上記大正六角形に対する7個一組の小正六角形と相
似の小さな正六角形を49個、次に343・・・・・と
いうように7の等比数列で想定し、この想定によって区
画される小さな正六角形の中心部に、それぞれ液通孔を
形成することを技術思想とするもので、正六角形を小さ
く区分することにより、精度のより高い液体案内板が得
られ、大口径のカラムでも充分な分離性能を持つことが
できる。
、7個一組の小正六角形を想定し、更にこの小正六角形
に、上記大正六角形に対する7個一組の小正六角形と相
似の小さな正六角形を49個、次に343・・・・・と
いうように7の等比数列で想定し、この想定によって区
画される小さな正六角形の中心部に、それぞれ液通孔を
形成することを技術思想とするもので、正六角形を小さ
く区分することにより、精度のより高い液体案内板が得
られ、大口径のカラムでも充分な分離性能を持つことが
できる。
尚、本発明の液体案内板は、上記両実施例で示した多点
等流量供給方式以外に、カラム栓の部分に液体案内板を
用いた全ての液体クロマトグラフに適用することができ
る。
等流量供給方式以外に、カラム栓の部分に液体案内板を
用いた全ての液体クロマトグラフに適用することができ
る。
本発明のカラム用液体案内板は、以上に示したように構
成されるので、液通孔1個当たりの分担面積が小さく均
一化され、またこれら液通孔が受持つ実際の守備範囲を
円形に近づけるので、各液通孔を通過する試液の流量及
び流速が揃えられ、試液や溶離液を、精度よく均一で速
やかに分散若しくは集合することができ、カラムが大口
径であっても充分な分離性能が得られる。
成されるので、液通孔1個当たりの分担面積が小さく均
一化され、またこれら液通孔が受持つ実際の守備範囲を
円形に近づけるので、各液通孔を通過する試液の流量及
び流速が揃えられ、試液や溶離液を、精度よく均一で速
やかに分散若しくは集合することができ、カラムが大口
径であっても充分な分離性能が得られる。
また補助手段として、液体案内板の最外周に形成される
液通孔を、液体案内板の一側面外周に形成したリング溝
で繋ぐことにより、液体を液通孔から遠い部分に分散ま
たは集合させることができる。
液通孔を、液体案内板の一側面外周に形成したリング溝
で繋ぐことにより、液体を液通孔から遠い部分に分散ま
たは集合させることができる。
第1図乃至第3図は本発明の第1実施例を示し、第1図
は液通孔と分担面積の説明図、第2図は液通孔と守備形
状の説明図、第3図は液体クロマトグラフの断面正面図
、第4図及び第5図は第2実施例を示し、第4図は液通
孔と分担面積の説明図、第5図は液通孔と守備形状の説
明図、第6図乃至第8図はそれぞれ従来の液通孔の配置
を示す説明図である。 20・・・液体クロマトグラフ 21・・・カラム2
2・・・ディストリビュータ 23・・コレクタ24
・・・固定11]31・・・液通孔 32・・・大正
六角形 33・・・大正六角形32に7個一組で想定
される小正六角形 34・・・守備形状 35・・
・小正六角形33に7個一組で想定される小さな正六角
形 36・・・守備形状 37・・・リング溝D・
・・カラム21の内径
は液通孔と分担面積の説明図、第2図は液通孔と守備形
状の説明図、第3図は液体クロマトグラフの断面正面図
、第4図及び第5図は第2実施例を示し、第4図は液通
孔と分担面積の説明図、第5図は液通孔と守備形状の説
明図、第6図乃至第8図はそれぞれ従来の液通孔の配置
を示す説明図である。 20・・・液体クロマトグラフ 21・・・カラム2
2・・・ディストリビュータ 23・・コレクタ24
・・・固定11]31・・・液通孔 32・・・大正
六角形 33・・・大正六角形32に7個一組で想定
される小正六角形 34・・・守備形状 35・・
・小正六角形33に7個一組で想定される小さな正六角
形 36・・・守備形状 37・・・リング溝D・
・・カラム21の内径
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、内部に固定相を充填したカラムの上端または下端で
、試液や溶離液等の液体を固定相の上面に分散するディ
ストリビュータや、固定相の下面に流下した液体を集合
するコレクタとして用いられる液体クロマトグラフのカ
ラム用液体案内板において、該液体案内板に、前記カラ
ムの内径面積と同一面積の大正六角形を想定し、更にこ
の大正六角形に、中央の1個の小正六角形と、この小正
六角形の各外縁を一辺とする外周の6個の小正六角形と
を、その総面積が、前記大正六角形の面積と同一となる
大きさで想定し、これら各小正六角形の中心部に、前記
液体が流通する液通孔を形成したことを特徴とする液体
クロマトグラフのカラム用液体案内板。 2、前記小正六角形に、前記大正六角形に対する7個一
組の小正六角形と相似の小さな正六角形を7の等比数列
で想定し、この想定によって区画される小さな正六角形
の中心部それぞれに、前記液通孔を形成したことを特徴
とする請求項1記載の液体クロマトグラフのカラム用液
体案内板。 3、前記液体案内板の一側面外周に、最外周の液通孔を
繋ぐリング溝を形成したことを特徴とする請求項1また
は2記載の液体クロマトグラフのカラム用液体案内板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1334129A JPH03194465A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 液体クロマトグラフのカラム用液体案内板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1334129A JPH03194465A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 液体クロマトグラフのカラム用液体案内板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03194465A true JPH03194465A (ja) | 1991-08-26 |
Family
ID=18273845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1334129A Pending JPH03194465A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 液体クロマトグラフのカラム用液体案内板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03194465A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002092188A1 (en) * | 2001-05-11 | 2002-11-21 | Amersham Biosciences Ab | Scalable liquid distribution system for large scale chromatography columns |
JP2017507770A (ja) * | 2013-12-10 | 2017-03-23 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung | 洗浄装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5617557B2 (ja) * | 1973-10-08 | 1981-04-23 | ||
JPS5916502A (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-27 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 充填塔の流体整流或は分集用多孔板 |
JPS59176670A (ja) * | 1983-03-28 | 1984-10-06 | Shimadzu Corp | 高速液体クロマトグラフ用カラム |
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JPS63173960A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-18 | Kurita Water Ind Ltd | 液体クロマトカラムの液分散板 |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP1334129A patent/JPH03194465A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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