JPH03194223A - 制動装置 - Google Patents

制動装置

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JPH03194223A
JPH03194223A JP33412489A JP33412489A JPH03194223A JP H03194223 A JPH03194223 A JP H03194223A JP 33412489 A JP33412489 A JP 33412489A JP 33412489 A JP33412489 A JP 33412489A JP H03194223 A JPH03194223 A JP H03194223A
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JP
Japan
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oil
cylinder
cam
orifice
input shaft
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JP33412489A
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Inventor
Shigeo Kanetani
金谷 重雄
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Convum Ltd
Original Assignee
Myotoku Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は制動装置に係り、特に例えば工場の部品搬送ラ
イン等に配設されたターンテーブル等の回転停止時に回
転方向に沿って大きな慣性が働く構成部分に働く制動装
置に関する。
[従来の技術] 一般に例えば工場において部品を搬送するための部品搬
送ライン等に配設されたターンテーブル等を駆動させる
駆動部を停止させた場合には、ターンテーブルの回転方
向に大きな慣性が働くこととなる。
このような慣性を減衰するために、従来から各種の制動
装置が使用されている。
従来、このような制動装置として、例えばターンテーブ
ルの回転駆動軸に取付けられたドラムを適宜のアクチュ
エータにより駆動されるブレーキシューにより締め付け
て、ターンテーブルの駆動部を停止させた際に、なおタ
ーンテーブル回転方向に働く慣性を減衰させて、ターン
テーブルを静かに停止させるように構成されたものが一
般的であった・ [発明が解決しようとする課題] ところで、このような従来の制動装置に用いられている
ブレーキシューは、銅帯の内側面部に織物や革等が裏付
けされて形成されている。したがって、このような従来
の制動装置にあってはブ1/−キシューを構成する織物
や革等が環境温度や湿度等の影響を受は易いため、使用
環境によりブレーキシューの制動特性に変化が表れ易く
制動力が一定のものとならないという欠点があった。
そこで本発明の技術的課題は、温度や湿度等の使用環境
の変化を受けることなく、常に一定の制動力を安定して
発揮しうる制動装置を提供することにある。
[課題を解決するための技術的手段] このような技術的課題解決のため本発明にあっては、基
体と、この基体を貫通して設けられた回転入力軸と、こ
の回転入力軸の回転運動を回転軸方向に沿った直線往復
運動に変換するカム装置と、このカム装置により直線往
復運動を行うピストン部と、このピストン部が収納させ
ると共に、内部にオイルが封入されたシリンダ一部と、
このシリンダ一部内のオイルを流出、流入させるオイル
流路とを備え、 」−記カム装置は、回転入力軸の周縁に形成されたカム
部と、このカム部に当接してピストン部と共に、直線往
復運動を行う従動部とからなり、L記オイル流路は、シ
リンダ一部内壁部に設けられたオリフィスからなるオイ
ル流出部とチェックバルブを有するオイル流入部とを有
するように構成されている。
「実施例」 以下、添付図面に示す実施例に基づく本発明の詳細な説
明する。
第1図に示すように、本実施例に係る制動装置50は、
基体10と、この基体10を貫通してもうけられた回転
入力軸11と、この回転入力軸11の回転運動を回転軸
方向に沿った直線往復運動に変換するカム装置30と、
このカム装置30により直線往復運動を行うピストン部
16と、このピストン部16が収納されると共に、内部
にオイルが充填されたシリンダ部12と、このシリンダ
部12内のオイルを流出または流入させるオイル流路1
3とを備えている。
そして、上記基体10は、全体はぼ円筒形に形成され、
第1図に示すように」二段部33と中段部34と下段部
35とからなる。
」−記基体10を構成する上段部33は、第2図(]、
) 、 (2)に示すように上面部には中央部に回転入
力軸挿通孔54aが開設されており、この回転入力軸挿
通孔54aの周囲にはほぼ90度の角度で4つのオイル
供給部32が設けられている。
そして、このオイル供給部32には、第1図に示すよう
にオイル供給ロア7と、このオイル供給ロア7に連設さ
れ、オイル供給ロア7よりも細径に形成されたオイル供
給パイプ部53とからなり、このオイル供給パイプ部5
3は、下記の力1、部回転空隙部23に連通している。
そして、I−記オイル供給ロア7は、上段部33の一■
一方に開放するように開設されており、このオイル供給
ロア7内に設けられたOリング55を介してオイル供給
キャップ52によりオイル供給ロア7は閉塞されている
そして、この上段部33においては、■−記回転入力軸
挿通孔54aのド方に、この回転入力軸挿通孔54aに
連通ずるカム部回転空隙部23がより大径に形成されて
いる。
また本実施例に係る制動装置50において、基体10を
構成する中段部34には第3図(1)、(2) 、 (
3)に示すように、中央部に回転入力軸挿通孔54bが
開設されおり、この回転入力軸挿通孔54bの周囲には
、互いに90度の角度をおいて軸方向に沿って、−に記
シリンダ部12を構成するシリンダ中段部69が4つ開
設されている。そして、これら4つのシリンダ中段部6
9は、Wいに対向するシリンダ中段部69の内壁部56
相互の間隔寸法見は、上記回転入力軸11の軸本体31
の直径寸法文1よりも大径に形成されている。
そして、各シリンダ中段部69と回転入力軸挿通孔54
bとの間にはオリフィス19が設けられている。
また、この中段部34の上面部には、上記各シリンダ中
段部69の間に、それぞれ後述のオイル流入部24を形
成するオイル流入口29が互いに90度の角度を以って
4つ開設されている。このオイル流入口29には、第3
図(3)に示すように、拡開するテーパ一部からなるバ
ルブシート部59を介して円筒状のシリンダ部25の上
段部25aが軸方向に沿って連設されている。
また、本実施例において基体10を構成する下段部35
は、第4図(1) 、 (2) 、 (3) 、 (4
)、(5)に示すように、中央部に回転入力軸挿通孔5
4cが開設されており、この回転入力軸挿通孔54cの
周囲にはシリンダ下段部70が、上記シリンダ中段部6
9と同軸上に凹設されている。また、後述のオイル流入
部24を形成するシリンダ部25の下段部25bが凹設
されている。そして、シリンダ下段部70と、上記オイ
ル流入部24を形成するシリンダ部25との間には、そ
れぞれ平面略円形状に形成された導通路28がそれぞれ
設けられており、オイル流入部24を形成するシリンダ
部25からシリンダ部12を構成するシリンダ下段部7
0へとオイルが流通しうるように構成されている。
そして、第1図に示すように、上記上段部35、中段部
34及び下段部35がそれぞれ0リング36.37を介
して互いに接合されて、基体lOが形成されている。
また、第1図及び第5図に示すように、上記回転入力軸
11は、全体はぼ円柱状に形成され、軸本体31と、こ
の軸本体31の上方に延設され、より大径に形成された
接合部46と、この接合部46の下端部に設けられたカ
ム部14とからなる。
そして、第1図及び第5図に示すように、上記接合部4
6には、回転入力軸11の軸方向に沿って、内部に円筒
状の孔41160が開設されており、適宜所望の回転軸
の端部を当該孔部60内に挿入固定し、この制動装置5
0を適宜の回転軸に接続しうるように、接合部46は基
体lOの上段部33上方へ半ば突出した状態で配設され
ている。
また、この接合部46は、上記基体lOを構成する上段
部33に開設された回転入力軸挿通孔54a内において
、第1図に示すように、断面凸状のブツシュ21が、0
リング22.39を介してこの接合部46の外周面部に
固定されて配設されており、更にこのブツシュ21下方
において、上記カム部14との間にスラストベアリング
20が上記基体lOを構成する上段部に設けられた回転
入力軸挿通孔54aの最下段にはめ込まれており、この
スラストベアリング20を介して、上記接合部46は上
段部33内に回転可能に配設されている。
また、第1図に示すように、上記カム装置30はいわゆ
る端面カムとして構成されており、カム部14と従動部
15とからなる。そして、カム部14は第1図及び第5
図に示すように、上記接合部46の下端部に形成されて
おり、フランジ部61と、このフランジ部61の下面側
に軸本体31から所定間隔をおいて形成され回転入力軸
11の軸回転方向に沿って所定の勾配を有する斜面部6
2とからなる。
そして、上記勾配の頂点には頂部63が形成されている
と共に、当該頂部63のカム部14の直径方向反対位置
には勾配の最下部に平坦部64が形成されている。
そして、このカム部14は、基体lOの上段部33に形
成されたカム部回転空隙部23内に回転可能に配置され
ている。
また、上記カム装置30を構成する従動部15はポール
状に形成され、シリンダ部12の内径よりもやや小径に
形成されている。そして、カム部14の当接面51とは
自ら回転しながら点接触するように構成され、上記回転
入力軸11の回転運動を、従動部工5において、回転軸
方向に沿った直線往復運動に変換しうるように構成され
ている。
すなわち、上記ポール状に形成された従動部15は、回
転入力軸11の回転動に伴ないカム部14が回転した場
合には、自ら回転しながらカム部14の当接面51に当
接し、カム部14の回転に応じて従動部15が頂部63
へ至る斜面部63と当接する場合にはシリンダ部12内
において下方に押圧されるように構成されている。そし
て、ポール状に形成された上記従動部15は、基体10
に設けられた4つのシリンダ部12内にそれぞれ1個ず
つ配置され、全体として基体IOは4つの従動部15を
有している。
また、軸本体31は、基体10を構成する中段部34及
び下段部35の回転入力軸挿通孔54b及び54c内に
、0リング38を介してはめ込まれた円筒状のブツシュ
72及び、」二足カム部14の下方にはめ込まれたカー
ラ−67を介して支持されている。
すなわち、基体10の中段部34及び下段部35にかけ
ては、円筒−ヒのブツシュ72が回転入力軸挿通孔54
b 、54c内に、0リング38を介してはめ込まれて
おり、このブツシュ72の挿通孔73内に、Oリング4
9を介して軸本体31が挿通配置されている。
このブツシュ72は第1図に示すように、基体10の中
段部34に形成された回転入力軸挿通孔54bの内周面
、及び基体10の下段部35に形成された回転入力軸挿
通孔54cの内周面に合致するように1回転入力挿通孔
54bに当接する」−古都74は、回転入力軸挿通孔5
4cに当接するドブ(部75よりも大径に形成されてい
る。
以上のように、回転入力軸11は基体10を貫通して回
転動可能に設けられている。
第1因に示すように、上記ピストン部16は全体略円盤
状に形成され、その直径はシリンダ部12の内径とほぼ
同一に形成されている。このピストン部16は、平面円
形であると共に、断面逆台形状に形成され、その」二面
側には1;記ポール状1 2 に形成された従動部15の収納凹部65が設けられてい
ると共に、下面側には、後述のスプリング係合四部66
が設けられている。
そして、上記ピストン部16の下方にはコイルスプリン
グ18が配設されている。このコイルスプリング18は
、その上端が−1−記ピストン部工6のスプリング係合
凹部66に係合圧接していると共に、その下端部はシリ
ンダ部12の底面部に当接して配置されており、このコ
イルスプリング18によって、ピストン部16は従動部
15と共に−1−記シリンダ部12上方へ向って付勢さ
れており、−1−配交動部15は常時、カム部14の当
接面51に下方より押圧されるように構成されている。
」二記シリンダ部12は、第1図に示すように、本実施
例に係る基体10を構成する中段部34に開設されたシ
リンダ中段部69と、基体10を構成するシリンダ下段
部70と、上段部33に開設され、上記シリンダ中段部
69の上方に配置されるカム部回転空隙部23内に形成
される空隙78により構成されている。
そして上述のように、シリンダ部12を形成するシリン
ダ中段部69及びシリンダ下段部70は、回転入力軸1
1の軸方向に沿って、回転入力軸挿通孔54の周囲に互
いに901iの角度をおいて、全体として4つ設けられ
ている。そして、シリンダ中段部69の壁部56には、
第1図及び第3[m(1)に示すように、それぞれオリ
フィス19が開設されており、このオリフィス19によ
りオイル流出部が形成されている。また、このシリンダ
部12内には、に記カム部14の回転運動により上記ポ
ール状に形成された従動部15と共に直線往復運動を行
うピストン部16が収納されており、更にこのシリンダ
部12内にはオイルが充填されている。
そして、第1図、第6図及び第7図に示すように、上記
回転入力軸挿通孔54b及び回転入力軸挿通孔54c内
に挿入固定されたブツシュ72のに方部74には、」−
記4つのシリンダ部12の内壁部56にFM役された上
記オリフィス19にそれぞれ対応する部位に、互いに9
0度の角度をもってオイル流出溝42が刻設されて、上
記オリフィス19がこのオイル流出溝42の下端部に開
口するように構成されていると共に、このオイル流出溝
42の上端部は、上記カム部回転空隙部23内に配置さ
れ、カム部回転空隙部23に開放するように構成されて
いる。
また、第3図(1) 、(2) 、 (3)に示すよう
に、上記各シリンダ部12の間には、それぞれ各シリン
ダ部12と連通ずるオイル流入部24が設けられている
。そして、第8図に示すように、このオイル流入部24
は、基体10を構成する中段部34及び下段部35にか
けて設けられた小型のシリンダ部25により構成されて
いる。このシリンダ部25は、上段部33に形成された
カム部回転空隙部23に開口するオイル流入孔29と、
このオイル流入孔29に連設され、拡開するテーパー状
に形成されたバルブシート部59を備えている。
このバルブシート部59には、ポール状のチェックバル
ブ26が内装されており、このチェックバルブ26は、
このチェックバルブ26の下方に装填されたコイルスプ
リング27により、上記オイル流入孔29方向へ付勢さ
れている。
すなわち、上記コイルスプリング27は、その下端部が
シリンダ部25の底面部に当接すると共に上端部は上記
チェックバルブ26の下面側に当接しており、上記チェ
ックバルブ26を常時シリンダ部25上方に向って付勢
し、バルブシート部59にチェックバルブ26を圧接し
うるように構成されている。
したがって、チェックバルブ26がバルブシート部59
に圧接されている場合には、オイル流入孔29は閉鎖さ
れると共に、チェックバルブ26がコイルスプルング2
6の付勢力に抗してシリンダ部25の下方へ移動しバル
ブシート部59から離脱している場合には、オイル流入
孔29は開放されるように形成されている。
そして、上記のコイルスプルング27は、前記 5 6 シリンダ部12に内装されているコイルスプリング18
とはバネ定数が異って設定されている。
そして、第4図(1)及び第8図に示すように、上記オ
イル流入部24を形成するシリンダ部25と、上記シリ
ンダ部12との間には、平面略円形状の導通路28が設
けられている。
そして、上記シリンダ部12には、オイルが充填されて
いると共にカム部回転空隙部23及びオイル流入部24
を構成するシリンダ部25内にもオイルが充填されてい
る。
したがって、各シリンダ部12に設けられたオイル流出
部を構成するオリフィス19と、上記ブツシュ72に設
けられたオイル流出溝42と、カム部回転空隙部23と
、カム部14の回転方向における1つ後方側に設けられ
たオイル流入部24と、そのオイル流入部24に連通す
るシリンダ部12との間にオイル流路13が形成される
ものである。
このオイル流路13は、あるシリンダ部12と、そのシ
リンダ部12のカム部14の回転方向における1つ後方
側のオイル流入部24及びこのオイル流入部24に連通
するシリンダ部12との間にそれぞれ形成され、あるシ
リンダ部12から流出したオイルは、カム部回転空隙部
23を介して、カム部14の回転方向における1つ後方
側に設けられたオイルに流入部24へ流入し、その後、
当該オイル流入部24へ連通するシリンダ部12へ流入
するように構成されている。
すなわち、第9図に示すように、回転入力軸11の回転
に従ってカム部14の頂部63が、あるシリンダ部12
aに収納されたピストン部16aと共働する従動部15
aと当接し、この従動部15aをシリンダ部12aの下
方に押圧した場合には、ピストン部18aは、従動部1
5aと共にコイルスプリング18の付勢力に抗して下降
することとなる。そして、この場合、シリンダ部lza
内に充填されたオイルは、ピストン部16aの下降に伴
なって、オリフィス19から、ブツシュ72に設けられ
たオリフィス開度調整溝41及びオイル流出溝42を介
してカム部回転空隙部23へ流出することとなる。
その際、当該オイルが流出したシリンダ部12aの回転
入力軸11の回転方向における1つ後方側に設けられた
シリンダ部12bの従動部15bは、回転入力軸11の
回転に伴ない、カム部14の頂部63を過ぎ、平坦部6
4へと至る斜面部62に当接しつつある。
したがって、第10図に示すように、このシリンダ部1
2b内に設けられた従動部15bと共働するピストン部
18bは、コイルスプリング18の付勢力により、シリ
ンダ部12bの最下方位置から次第に上昇しつつある状
態となっている。
そして、この場合、このシリンダ部12bと連通してい
るオイル流入部24bを形成するシリンダ部25b内の
圧力は、このシリンダ部25b外部の圧力に対して負圧
となっている。したがって、当該シリンダ部25b内に
配設されたチェックバルブ26は、カム部回転空隙部2
3内のオイルの圧力によりコイルスプリング27の付勢
力に抗して下降し、カム部回転空隙部23内のオイルは
オイル流入孔29を介してシリンダ部25b内へ流入し
始める。
そして、当該シリンダ部25b内に流入したオイルは、
上記導通路28bを介して当該シリンダ部25bに連通
ずるシリンダ部12bへと流入し、シリンダ部12bの
従動部15bがカム部14の平坦部64へと至り、ピス
トン部16bがコイルスプリング18の付勢力により最
上方位置に至った場合には、シリンダ部12b及びシリ
ンダ部25b内にはオイルが充満する状態となる。
この際シリンダ部12b及びシリンダ部25b内と、カ
ム部回転空隙部23とはほぼ同圧となるため、オイルの
流入は停止すると共にチエツクパルプ26は、コイルス
プリング27の付勢力により上昇して上記オイル流入孔
29を閉塞することとなる。
そして、回転入力軸11の回転動に伴なうカム部14の
回転に従って、従動部15bが頂部63へと至る斜面部
62により下方へ徐々に押圧され、ピストン部16bが
次第に下降し始めると、 9 0 上記シリンダ部12b内のオイルは、オリフィス19b
からブツシュ72に設けられたオイル流出溝42を介し
て、カム部回転空隙部23へ流出し始めるように構成さ
れている。
そして、このような、あるシリンダ部12と、入力軸1
1の回転方向1つ後方側に設けられたオイル流入部24
と、そのオイル流入部24に連通ずるシリンダ部12と
の関係は、基体10に設けられた4つのそれぞれのシリ
ンダ部12毎に、回転入力軸11の回転動に伴ない、次
々に発生するように構成されている。
また、第1図に示すように、上記オイル流路13には、
オリフィス19の開度を調整しうるオリフィス開度調整
部40が設けられている。
そして、このオリフィス開度調整部40は上記ブツシュ
72により構成され、このオリフィス開度調整@40を
回転駆動させることによりオリフィス開度を調整しうる
オリフィス開度制御部43と共に、オリフィス開度調整
機構79を構成している。
そして、上記オリフィス開度調整部40は、ブツシュ7
2の上方部74において、ブツシュ72の軸方向に沿い
、上記4つのシリンダ部12の内壁部56に開設された
オリフィス19にそれぞれ対応する部位に設けられたオ
イル流出溝42と、このオイル流出溝42下端部におい
てオイル流出溝42と直交して設けられたオリフィス開
度調整溝41とからなる。
すなわち、ブツシュ72からなるオリフィス開度調整部
40の周面部には、互いに90度の角度を以ってブツシ
ュ72の軸方向に沿い、オイル流出溝42が刻設されて
おり、このオイル流出溝42の上端部は上記カム部回転
空隙部23内に配置され、カム部回転空隙部23に開口
するように構成されている。
そして、第7図に示すように、これらの各オイル流出溝
42の下端部には、オイル流出溝42と直交して連通ず
る側面菱形状に形成されたオリフィス開度調整溝41が
4つ設けられている。この4つのオリフィス開度調整溝
41は、横断面7字状の溝として形成されると共に、4
つのオリフィス開度調整溝41は、それぞれ90の角度
を置いてブツシュ72からなるオリフィス開度調整部4
0の上方部74の周面に設けられている。
そして、第6図及び第7図に示すように、上記オリフィ
ス開度調整溝41は、長さ方向の中間部に設けられた最
大径部80から、それぞれブツシュ72からなるオリフ
ィス開度調整部40の周面方向に沿って両端部81.8
1に至るに従って、徐々に細径になるように形成されて
いる。そして、上記最大径部80は、各シリンダ部内壁
部56に開設されたオリフィス19の直径よりもやや大
径に形成されており、また、あるオリフィス開度調整溝
41の端部81と、他のオリフィス開度調整溝41の端
部81との間は、上記オリフィス19の直径よりもやや
長い間隔寸法を置いて設けられている。
そして、第1図に示すように、上記ブツシュ72からな
るオリフィス開度調整部40は、オリフィス開度制御部
43によって駆動制御され、所 3 定角変分、回転入力軸11の周面部を回転し、オリフィ
ス19に対するオリフィス開度調整溝41の位置を移動
させることにより、オリフィス19からのオイル流出溝
42への流出量を適宜制御しうるように構成されている
すなわち、上記オリフィス開度調整部40の回転動は、
オリフィス開度制御部43により制御され、このオリフ
ィス開度制御部43は、ステップモータからなる駆動部
48と、この駆動部48の駆動軸57に固定された原動
ギア44と、この原動ギア44に噛合する伝達ギア45
と、この伝達ギア45に噛合すると共にブツシュ72の
下端部に挿通固定された駆動ギア47とからなり、上記
゛ステップモータからなる駆動部48へのパルス入力に
より、所定角度の回転が原動ギア44に出力され、この
原動ギア44に出力された所定角度の回転は、伝達ギア
45を介して駆動ギア47へ伝達されるように構成され
ている。
したがって、駆動部48が作動して、この駆動部48か
ら出力された所定角度の回転は、原動ギ 4 ア44、伝達ギア45を介して駆動ギア47へと伝達さ
れ、その結果、この駆動ギア47が挿通固定されている
ブツシュ72により形成されたオリフィス開度調整部4
0が回転入力軸11の周囲で所定角度分、回転動するこ
ととなる。
この場合、第11図に示すように、オリフィス19がオ
リフィス開度調整部40の最大経部80に位置する場合
には、オリフィス19からオイル流出溝42へのオイル
の流量は、最大流量となり、第12図に示すように、オ
リフィス19が隣接するオリフィス開度調整溝41.4
1の間に位置する場合には、ブツシュ72の上方部74
周面部により、当該オリフィス19が閉塞された状態と
なり、オリフィス19からのオイルの流出は停止するこ
ととなる。また、第13図に示すように、オリフィス1
9がオリフィス開度調整溝41の最大径部80と、オリ
フィス開度調整溝41の両端部81.81との中間部に
位置する場合には、オリフィス19からのオイル流出溝
42へのオイルの流出量は、最大流量のほぼ半分程度の
流量となるように構成されている。
以下本実施例に係る制動装置50の作用について説明す
る。
本実施例に係る制動装置50を使用する場合には、例え
ば、工場等における部品搬送ライン等に配設されたター
ンテーブルのスピンドル等の回転軸部の端部を、上記制
動装置50の回転入力軸11に設けられた接合部46に
接続固定する。
このようにしてターンテーブルのスピンドル等の回転軸
端部が回転入力軸11の接合部46に接続固定された場
合には、スピンドル等の回転軸の回転は回転入力軸11
へと伝達され、回転入力軸11はスピンドル等の回転軸
の回転と同様に回転動を行う。
この場合第9図に示すように1回転入力軸11に設けら
れたカム部14の回転に伴ない、カム装置30を構成す
る従動部15aが、カム部14に形成された頂部63に
至る斜面部62に当接しつつある場合には、従動部15
aはピストン部16aと共にシリンダ部り2a内を最下
方位置へと下降し、シリンダ部り2a内のオイルは、シ
リンダ部12aのシリンダ部内壁部56に開設されたオ
リフィス19aを介してシリンダ12a外部へ流出する
この場合、流体であるオイルが小径孔部であるオリフィ
ス19aから外部へ流出するため、ピストン部16aに
対してオイルの抵抗力が作用し、ピストン部16a上面
側に配設されたポール状の従動部15aは、自転しつつ
カム部14の当接面51に圧接することとなる。
したがって、回転入力軸11に設けられたカム部14の
平坦部64から頂部63へと至る斜面部62に対しては
、カム部14の回転に伴ないピストン部16に作用した
オイルの抵抗力が作用し、カム部14の頂部63に近づ
くにつれて従動部i5aは自転しつつカム部14に対し
てより強く圧接することとなり、その結果、従動部15
aとカム部14の当接面部51との間に大きな摩擦抵抗
が働き回転入力軸11の回転力は減少することとなる。
そして、本実施例に係る制動装置5oにあっては、上記
シリンダ部12が、互いに90度の角度で基体10の軸
方向に沿って4つ配置されている。したがって、回転入
力軸11が回転した際には、平坦部64から頂部63へ
の斜面部62に対して、いずれか2つの従動部15が常
に圧接することとなり、その結果、常時回転入力軸の回
転力は減少することとなる。
すなわち、上述のように、カム部14の回転に伴ない、
従動部15aが平坦部64から頂部63への斜面部62
に当接しつつある場合には、従動部15 a ハヒスト
ン部16と共にシリンダ部Iza内をt降し、シリンダ
部り2a内に充填されたオイルはシリンダ部り2a内壁
部56に設けられたオリフィス19からシリンダ部12
a外部へ流出し始める。
そしてこの場合、流体であるオイルが小径のオリーyイ
ス19aから外部へ流出するため、ピストン部16aに
対してオイルの抵抗力が作用しその結果、ピストン16
−4二面側に配設された従動 7 8 部15aは、自転しつつカム部14の当接面5工に圧接
するため、回転入力軸11の回転力は減少するものであ
る。
そして、このようにして、あるシリンダ部12aから流
出したオイルは、回転入力軸11に嵌挿されたブクシュ
72のオイル流出溝42を介して上昇し、カム部回転空
隙部23へと流出することとなる。
そして、更に回転入力軸11の回転に伴なって、カム部
14の頂部63がシリンダ部12aに収納されたピスト
ン部1Gと共働する従動部15と当接する場合には、従
動部15aと共働するピストン部16は、内装されたコ
イルスプリング18の付勢力に抗して、シリンダ部12
aの最下方位置へ下降し、シリンダ部り2a内に充填さ
れたオイルは、オリフィス19aからオイル流出溝42
を介して最大量、カム部回転空隙部23へと流出するこ
ととなる。
この場合、当該オイルが流出したシリンダ部12aの回
転入力軸11の回転方向における1っ後方側に設けられ
たシリンダ部12bにあっては、従動部15bは、回転
入力軸11の回転に伴ない、カム部14の頂部63を過
ぎ平坦部64へと至る斜面部67へ当接している状態に
ある。したがって、このシリンダ部12bに設けられた
従動部15と共働するピストン部16bは、コイルスプ
リング18の付勢力により、最下方位置から徐々に上昇
しつつある状態にある。
そして、この場合、このシリンダ部12bと連通してい
るオイル流入部24bを形成するシリンダ部12bは、
このシリンダ部12b外部の圧力に対して負圧状態とな
っている。したがって、当該シリンダ部25b内に配設
されたチェックバルブ26bはカム部回転空隙部23内
のオイルの圧力によりコイルスプリング27の軍勢カに
抗して下降し、カム部回転空隙部23内のオイルはオイ
ル流入孔19を介してシリンダ部12b内へ流入し始め
る。
そして、当該シリンダ部25b内へ流入したオイルは、
上記導通路28bを介して当該シリンダ部25bに連通
ずるシリンダ部12bへと流入し、シリンダ部12bの
従動部15bがカム部14の平坦部64へと至り、ピス
トン16bがコイルスプリング18の付勢力により最上
方位置に至った場合には、オイルがシリンダ部12b及
びシリンダ部25b内へ充満する状態となる。
この際、シリンダ部12b及びシリンダ部25b内と、
カム部回転空隙部23とはほぼ同圧となるため、オイル
の流入は停止すると共に、チェックバルブ26はコイル
スプリング27の付勢力により上昇して、上記オイル流
入孔27を閉塞することとなる。
そして、回転入力軸11の回転に伴なうカム部14の回
転に従って、従動部15bが頂部63へ至る側面部62
により下方へ徐々に押圧され、ピストン部16bが次第
に下降し始めると、上記シリンダ部12b内のオイルは
、オリフィス19bからブツシュ72へ設けられたオイ
ル流出溝42を介してカム部回転空隙部23へと流出し
始めるものである。
そして、上述のように、このような、あるシリンダ部1
2と、回転入力軸11の回転方向1つ後方側に設けられ
たオイル流入部24とそのオイル流入部24に連通ずる
シリンダ部12の関係は、基体lOに設けられた4つの
それぞれのシリンダ部12毎に回転入力軸11の回転動
に伴ない、4つのシリンダ部12に次々に発生するよう
に構成されている。
したがって、例えば、工場等において部品搬送ライン等
に配設されたターンテーブルのスピンドル等の回転軸に
本実施例に係る制動装置50が接続固定されていた場合
に、スピンドルを回転駆動している駆動部を停止された
際には、本実施例に係る回転入力軸11に接合されたス
ピンドルの回転力は制動装置50のカム部14と従動部
15との間の摩擦抵抗により減少し、スピンドルの速度
が次第に遅くなり、そして、その後、静かに停止するこ
ととなる。したがって、ターンテーブル等を駆動する駆
動部を停止させた場合に、ターンテーブルの回転トルク
を次第に減少させて、徐々1 2 に、かつ静かに停止させることが可能となるものである
また本実施例に係る制動装置50にあっては、ブツシュ
72からなるオリフィス開度調整部40と、このオリフ
ィス開度調整部40を回転駆動させることによりオリフ
ィス開度を調整しうるオリフィス開度制御部43とから
なるオリフィス開度調整機構79が設けられている。
したがって、本実施例に係る制動装置50にあっては、
オリフィス開度制御部43を作動させることによりブツ
シュ72により構成されたオリフィス開度調整部40を
回転動させて第11図乃至第13図に示すように、シリ
ンダ部12の内壁部56に開設されたオリフィス19か
らオイル流出溝42へのオイルの流出量を適宜変更する
ことが可能となる。
したがって、このようにオイルの流出量が変更された場
合には、オイルがオリフィス19からオイル流出溝42
へと流出する際に発生するオイルの抵抗力を変化するこ
とができ、その結果、カム装置30を構成する従動部1
5のカム部14への圧接力を変化させることができる。
そして、従動部15のカム部14への圧接力が変化する
ことにより、カム部14と従動部15との間の摩擦抵抗
の大きさが変化し、その結果として、カム部14が設け
られている回転入力軸11の回転力の減衰の程度を変更
させることが可能となるものである。
すなわち、第11図に示すように、各オリフィス19が
オリフィス開度調整溝41の最大径部80に位置する場
合には、オリフィス19からオイル流出溝42へのオイ
ルの流量は最大流量となり、一定のオイルの抵抗力が発
生し、回転入力軸11の回転力を一定程度、減衰させる
ことができる。
一方、第13図に示すように、オリフィス開度制御部4
3を作動させることにより、オリフィス19がオリフィ
ス開度調整溝41の最大径部80と両端部81との中間
部に位置する場合には、オリフィス19からのオイル流
出溝42へのオイルの流出量は、最大流量のほぼ半分程
度の流量となるため、第11図に示す状態におけるオイ
ルの抵抗力よりもより大きな抵抗力が発生し、従動部工
5のカム部14への圧接力を増大させることが可能とな
る。その結果、従動部15とカム部14との間の摩擦抵
抗力も増大し、回転入力軸11の回転をより早く停止さ
せることが可能となる。
なお、本実施例に係る制動装置50にあっては、」二連
のように、制動装置50を構成する基体lOの軸方向に
沿って、互いに90度の角度を置いてシリンダ部12が
4つ設けられている場合を例に説明したが、」−記実施
例に限定されず、シリンダ部の数については限定されな
い。
本実施例に係る制動装置50におけるように、4つのシ
リンダ部12が設けられると共に、各シリンダ部12内
に、それぞれ従動部15及びこの従動部15と共働する
ピストン部工6が配設されている場合には、常時2つの
シリンダ部12b。
12bに内装されたピストン部16と共働する従動部1
5がカム部14に対して圧接することとなるため、回転
入力軸11の回転トルクをよりデリケートに減少するこ
とが可能となる。
また、本実施例に係る制動装置150にあっては、−I
−記オリフイス開度調整機構79が、オリフィス開度調
整部40と、このオリフィス開度調整開度調整部40を
回転駆動させることによりオリフィス19の開度を調整
しうるオリフィス開度制御部43とにより構成され、こ
のオリフィス開度制御部43が、ステップモータからな
る駆動部48と、この駆動部48の駆動軸57に固定さ
れた原動ギア44と、この原動ギア44に噛合する伝達
ギア45と、伝達ギア45に噛合すると共にブツシュ7
2の下端部に挿通固定された駆動ギア47とにより構成
された場合を例に説明したが、上記実施例に限定されず
、第14図に示すように、オリフィス開度制御部43を
ブツシュ72の下端部に挿通固定されたオピニオンギア
47と、このピニオンギア47の両側部において、ピニ
オンギアに噛合するラック部82.82と、こ 5 6 のラック部82.82を第14図左右方向に駆動する駆
動部とにより構成してもよく、」1記ブツシュ72の下
端部に挿通固定されたギアの駆動方式については」−記
実施例に限定されない。
[発明の効果] 本発明に係る制動装置は、回転入力軸の回転運動を直線
往復運動に変換するカム装置と、ピストン部と、オイル
が充填されたシリンダ部とを備え、シリンダ部内壁部に
設けられたオリフィスからピストン部の下降によってオ
イルが流出する際に発生する抵抗力により、カム装置を
構成する従動部をカム部に圧接させて、回転入力軸の回
転トルクを減衰させるように構成されている。
したがって、本発明に係る制動装置が、例えば、工場に
おいて1部品を搬送する部品搬送ライン等に配設された
ターンテーブルの回転軸等に取付けられて、ターンテー
ブルの駆動部が停止した際のターンテーブルの回転方向
に働く慣性を減衰させるために使用されたような場合に
は、従来の制動装置におけるように、織物や革等が裏付
けされて形成されたブレーキシューを用いて回転駆動軸
に取付けられたドラムを締め刊けることによって、ター
ンテーブルの回転を停止させるように構成させたもので
はないため、従来の制動装置におけるように、温度や湿
度等の環境変化の影響を受けることなく、常に一定の制
動力を安定して発揮させることが可能となる。
また、本発明に係る制動装置にあっては、−1−記オリ
フイスから流出するオイルの流路内に、オリフィスの開
度を調整しうるオリフィス開度調整部が設けられている
ため、オリフィスから流出するオイルの流量を適宜調整
することができ、その結果、オリフィスから流出する際
のオイルの抵抗力を変化させてカム装置を構成する従動
部とカム部との間の摩擦抵抗の大きさを変化させること
が可能となり、回転入力軸の回転力の減衰の程度を変更
させることができる。
したがって、本発明に係る制動装置にあっては、上記オ
リフィス開度調整部を適宜作動させるこkにより1本発
明に係る制動装置が、例えば、工場における部品搬送ラ
イン等に配設されたターンテーブルの回転軸等に取付け
られて使用された場合には、ターンテーブルの駆動部が
停止した際に、ターンテーブルの回転方向に働く慣性を
減衰させつつターンテーブルの回転を停止させるために
要する時間を、適宜制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る制動装置の一実施例を示した縦断
面図、第2図は、本発明に係る制動装置の基体を構成す
る」−段部を示し、第2図(1)は上段部の平面図、第
2図(2)は、第2図(1)のAA線断面図、第3図は
、本発明に係る制動装置を構成する基体の中段部を示す
一実施例であって、第3図(1)は、中段部の平面図、
第3図(2)は第3図(1)のB−B線断面図、第3図
(3)は第3図(1)のC−G線の一部断面図、第4図
は、本発明に係る制動装置を構成する基体の下段部を示
し、第4図(1)は、下段部の平面図、第4図(2)は
第4図(1)のD−D線断面図、第4図(3)は、第4
図(1)のE−E線一部所面図、第4図(4)は第4図
(1)のF−F線一部所面図、第4図(5)は第4図(
1)のG−G線一部所面図、第5図は、本発明に係る制
動装置を構成する回転入力軸の一実施例を示す縦断面図
、第6図は、本発明の一実施例として制動装置に使用さ
れるブツシュを示す平面図、第7図は同様に、本発明の
一実施例としての制動装置に使用されるブツシュの上方
部周面に設けられたオイル流出溝の構成を示す側面図、
第8図は、本発明に係る制動装置の一実施例を示す断面
図であって、カム装置とシリンダ部及びシリンダ部に内
装されたピストン部と、シリンダ部に設けられたオリフ
ィスおよびオイル流出溝と、このシリンダ部に連通ずる
オイル流入部との構成を示す図、第9図は、本発明に係
る制動装置の一実施例を示す縦断面図であって、回転入
力軸の回転に伴ない、カム部が回動している場合の各シ
リンダ部内に内装されたピストン部及びこのピストン部
と共働するカム装置を構成する従動部との関係を 9 0 示す図、第1O図は、本発明に係る制動装置の一実施例
を示す断面図であって、カム装置を構成する従動部がカ
ム部の頂部を過ぎ、頂部から平坦部に至る斜面部に当接
している状態であって、当該シリンダ部に連通ずるオイ
ル流入部に内装されたチエツクパルプの状態を示す図、
第11図乃至第13図は、本発明に係る制動装置の一実
施例を示す基体を構成する中段部の断面図であって、第
11図は、オリフィス開度調整部を作動させ、オリフィ
スがオリフィス開度調整部の最大径部に位りする状態を
示す図、同様に第12図は、オリフィス開度調整部を作
動させ、オリフィスがそれぞれのオリフィス開度調整部
の間に位置する状態を示す図、第13図は、同様にオリ
フィス開度調整部を作動させ、オリフィスがオリフィス
開度の最大径部と両端部との中間部に位置する状態を示
す図、第14図は、本発明に係る制動装置の一実施例を
示す縦断面図であって、オリフィス開度制御部をブツシ
ュ下端部に挿通固定されたビニオンギアとラックとによ
り構成した状態を示す図である。 10・・・基体 12・・・シリンダ部 14・・・カム部 16・・・ピストン部 19・・・オリフィス 20・・・スラストベアリ 21・・・ブツシュ 23・・・カム部回転空隙部 24・・・オイル流入部 25a・・・シリンダ上段部 25b・・・シリンダ下段部 26・・・チェックバルブ 28・・・導通路 30・・・カム装置 32・・・オイル供給部 34・・・中段部 36・・・0リング 38・・・0リング ング ト・・回転入力軸 3・・・オイル流路 5・・・従動部 8・・・コイルスプリング 22・・・0リング 25・・・シリンダ部 7・・・コイルスプリング 9・・・オイル流入孔 1・・・軸本体 3・・・上段部 5・・・下段部 7・・・0リング 9・・・Oリング 0・・・オリフィス開度調整部 1・・・オリフィス開度調整溝 2・・・オイル流出溝 3・・・オリフィス開度制御部 4・・・原動ギア    45・・・伝達ギア6・・・
接合部 7・・・駆動ギア(ビニオンギア) 8・・・駆動部     49・・・0リング0・・・
制動装置    51・・・当接面2・・・オイル供給
キャップ 3・・・オイル供給パイプ部 4a・・・回転入力軸挿通孔 4b・・・回転入力軸挿通孔 4C・・・回転入力軸挿通孔 5・・・Oリング    56・・・シリンダ部内壁部
7・・・駆動軸     59・・・バルブシート部0
・・・孔部      61・・・フランジ部2・・・
斜面部     63・・・頂部4・・・平坦部   
  65・・・収納凹部6・・・係合凹部    67
・・・カーラ−9・・・シリンダ中段部 70・・・シ
リンダ下段部2・・・ブツシュ    73・・・挿通
孔4・・・上方部     75・・・下方部6・・・
オイル流出溝  77・・・オイル供給孔8・・・空隙 9・・・オリフィス開度調整機構 0・・・オリフィス開度調整溝の最大径部1・・・オリ
フィス開度調整溝の端部 2・・・ラック部 立・・・シリンダ中段部の内壁部相互の間隔寸法又1・
・・軸本体の直径・j−法

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 基体と、この基体を貫通して設けられた回転入力軸と、
    この回転入力軸の回転運動を回転軸方向に沿った直線往
    復運動に変換するカム装置と、このカム装置により直線
    往復運動を行うピストン部と、このピストン部が収納さ
    れると共に内部にオイルが充填されたシリンダ部と、こ
    のシリンダ内のオイルを流出または流入させるオイル流
    路とを備え、 上記カム装置は、回転入力軸の周面部に形成されたカム
    部と、このカム部に当接してピストン部と共に直線往復
    遅動を行う従動部とからなり、上記オイル流路は、シリ
    ンダ部内壁部に設けられたオリフィスからなるオイル流
    出部と、チェックバルブを有するオイル流入部とを有し
    、 このオイル流路内には、上記オリフィスの開度を調整し
    うるオリフィス開度調整部が設けられていることを特徴
    とする制動装置。
JP33412489A 1989-12-22 1989-12-22 制動装置 Pending JPH03194223A (ja)

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